卒業生の皆さん、お元気で。
田柄中学校は、心の故郷です。
またいつかこの仲間と会える時が来たら
いつものように「こんにちは」と元気に挨拶をしましょう。

教室では、最後の学級活動が始まっていました。歌声が聴こえるクラス。担任の先生のお話が聞こえるクラス。拍手が聞こえるクラス・・・。田柄中の校舎とお別れです。
校庭では、保護者の方と自然に写真撮影会が始まっていました。

保護者の皆さんも自然体で立ち上がり、卒業生は拍手で体育館から退場しました。

卒業式が閉式され、担任の先生の誘導で退場です。担任の先生も感動の涙が流れていました？

台の上に指揮者があがり、大合唱です。卒業のメッセージは、４名の代表生徒が保護者へ向かって、思い出や保護者への感謝の気持ちを大きな声で発表しました。会場には涙が・・・。本当にお別れの時が近づいてきました。

「卒業生の別れの言葉」です。代表の男子生徒が、１年生の時からの生活を話してくれました。思い出が走馬灯のように流れていきました。卒業生は回れ右をして保護者席を向いています。

１年生・２年生は参加できませんでしたが、「卒業生を送る言葉」では、、在校生代表として生徒会長の２年生が卒業生との思い出や田柄中学校を引き継いでいく決意。そして、卒業生への感謝の気持ちの言葉を伝えてくれました。たった一人の在校生として大役を果たしてくれました。

校長式辞では、「初心忘れるべからず」の話をしました。物事を始めるときにこうしようと思った最初の心を忘れないようにしてほしい。また、いろいろな時に新たにこうしようと思った心も忘れてはいけない。「初心」つまり物事の初めの初々しい、張り切った心を忘れずに、努力してほしい。休まず、あせらず、ひたすら前進してほしいと話しました。

しっかりと前を向き笑顔で卒業証書を受け取りました。

舞台に上がり、担任の先生の呼名で大きな声で「はい！」と気持ちのこもった返事をすることができていました。

臨時休校となったため、名残を惜しむ間もなく卒業式の当日を迎えました。練習する時間がありませんでしたが、証書授与の返事が大きく、礼儀作法などの所作も立派でした。

式場内は、卒業生と保護者、在校生代表、そして教職員の出席で行われました。保護者の皆様のあたたかい愛情に包まれ、担任の先生を先頭にして卒業生が入場しました。

３月１９日（木）
第６０回卒業式が挙行されました。
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、やや縮減された内容ではありましたが、厳粛に卒業証書が授与され、卒業生が立派に田柄中学校を巣立っていきました。