クラブ体験をしました!(3年生)クラブ見学で行った11種類の中から、体験に行きたいクラブを選びました。各クラブの人数の関係もあるので、3年生には行きたいクラブを第3希望まで聞き、その中の1つに行くことになりました。 この日を楽しみにしていた子が多く、持ち物を早めに準備して学校に持ってくる子や、自分のラケットを持ってくる子など、早く体験に行きたいという気持ちが伝わってきました。 当日は、初めは緊張していた3年生でしたが、やっていくうちに段々と慣れ、どの子も楽しそうに活動していました。終わった後、3年生から一人ずつ感想を聞いているクラブがありました。「初めはドキドキしたけど、4〜6年生が教えてくれたから嬉しかった。」「一緒にアイディアを出しながら、素敵な作品が作れた。」「4年生のクラブがとても楽しみになった。」などの感想がありました。 この日のために、それぞれのクラブで6年生を中心に、3年生が楽しめるような内容を考えてきました。積極的に話しかけ仲良く活動できたことで、3年生も安心して取り組めたのだと思います。 クラブ体験を通して、4年生への進級の意欲をさらに高めることができました。 2月10日(月)・・・ここにジョーロをいくつか持ってきました。この2つは、中庭の図工室前に置いてあったジョーロです。1つは、水を入れる上の部分が割れてしまっています。たぶん、水道の蛇口がここにぶつかって、しだいに大きく割れてきてしまったのでしょう。もう1つは、ジョーロの底の部分が割れてしまっています。水を入れても、下からもれてきてしまうので使えなくなりました。このジョーロは、どうして下の方にひび割れができてしまったのでしょう。以前、水やりが終わって、ジョーロを片付ける時に放り投げていた子がいたので注意したことがあります。ジョーロはプラスチックでできています。ぶつけてしまえば割れてしまい、一度ひびが入れば元には戻りません。どちらも、2,3年前に学校で買ったジョーロです。みんなで大切に使えば、もっと長持ちをさせることができたはずです。これは、校長先生専用のジョーロです。使い始めて、今年で8年目になります。今回、新しくジョーロを買ってもらいました。今日の日付を書き入れました。何年間、このジョーロをみんなで大切に使うことができるでしょうか。今日から中庭に3個、けやき広場側に1個、新しいジョーロを置くようにします。 学校には他にも様々な道具があり、いつも大切に使っていれば長持ちするものがたくさんあります。掃除のときに使うほうきは、いつもきちんと用具入れに吊るしてあるでしょうか。吊るしていないと、ほうきの毛先が曲がってしまいます。理科室には、たくさんの実験道具があります。先生の指示を守り、正しく実験道具を使わないと、壊れてしまいます。その他にも、体育の時間に使う道具や給食の食器、スプーン、はしなど、みんなで使う道具は、学校の中にたくさんあります。どの道具も、ていねいに扱うことや正しく使うことで、何年も長持ちさせることができます。電気や水道を無駄づかいしてはいけないということは、当然知っています。普段使っている道具も同様に無駄づかいをしてはいけないのです。・・・ 掃除の時間に、校長室前で階段掃除をしている子ども達を指導する時があります。「カンカンカン…」という音や「ゴンゴンゴン…」という音が聞こえてくると、校長室を飛び出して指導に行きます。「カンカンカン…」は、ほうきの柄で階段の手すりをたたく音です。そして、「ゴンゴンゴン…」は、ごみ箱を膝で蹴っているか、床にぶつけながら運んでいる音です。子どもは、自分の物でないと、何気なしにそういう行動に出やすいものです。物を大切にする気持ちをその場その場で教えていく必要があります。物を大切にできる子は、人も大切にできる子に育ちます。 1校時に、4年1組で保健の授業がありました。4年生の保健の授業は、「育ちゆく体とわたし」という内容で、1学期に2時間、3学期に2時間の扱いで指導することになっています。1学期は、おもに体の発育や発達に個人差があることや、思春期に男女の体の違いが見られるようになることを学習しました。そして3学期の保健の授業では、思春期における男女の体の変化とともに、体内でおこる体の変化について、具体的に学んでいきます。かなり以前は、5年生の保健の授業で指導していた内容でしたが、現在は4年生で教えることになっています。(写真上) 「卵子」や「精子」の写真が教科書に載っていて、体のどの部分でつくられているのかということも指導します。5年生の理科の時間にも、メダカや人の誕生の学習で再度習うことになります。 中休みに、音楽室で5年生の楽器のオーディションが行われていました。威風堂々の木琴とバスマスターのオーディションでした。オーディションの楽器を演奏する前に、まずはリコーダーのテストです。威風堂々をリコーダーで吹くことができなければ、他の楽器を行うことができないという約束になっています。 今月末に行われる「6年生を送る会」では、5年生全員で退場の音楽として心を込めて演奏します。また、卒業式でも5年生が威風堂々の演奏を担当します。リコーダーのテストの次は、一人ずつそれぞれの楽器のパートを演奏しました。1回勝負のオーディションを、どの子も緊張の面持ちで受けていました。(写真中) 1年生は、来週月曜日に保育園(3園)と、木曜日に田柄幼稚園と交流会を行います。現在、生活科の時間にそれらの交流会の準備をしているところです。交流会では、様々なやり方で小学校の様子を教えてあげるようです。教室に案内したら、まず自分の席に着かせてあげ、教科書や道具箱の中を見せながら説明をすることになっています。 さらに、ランドセルに教科書類を入れて背負わせてあげるという体験も考えています。今日は実際に、友達同士でその練習をしてみました。(写真下)1年生なので軽々とランドセルを背負っていますが、保育園や幼稚園の子ども達は、当日どんな表情で体験をすることになるでしょうか。 2月10日の給食ホワイトシチュー 切り干し大根のサラダ 牛乳 一口メモ 今日のホワイトシチューは、給食室で小麦粉とバターを炒めて、ルーから作ったシチューです。にんじんや玉ねぎ、じゃがいもと一緒に、緑色のブロッコリーも入っています。 ブロッコリーは、緑色の小さなつぶつぶがたくさん集まっている野菜です。この小さなつぶつぶは、ブロッコリーの花のつぼみです。ブロッコリーは黄色い花が咲きますが、私たちは花が咲く前のつぼみの部分を食べていることになります。 「冬野菜の王様」と言えるほど、ブロッコリーには栄養が豊富に含まれています。風邪の予防や、体の成長に欠かせない栄養素がたっぷり入っています。 6年 英語劇発表(外国語活動)練習期間は2週間弱と長くはありませんでしたが、英語のせりふをはっきり、堂々と言うことを目標に取り組んできました。本番は学校公開日ということもあり、多くの保護者の方々にご参観いただき、どのグループも緊張しているようでした。練習通り、明るく堂々と発表できたグループもあれば、緊張のため若干固くなってしまった子もいました。 人前で英語を発音することは勇気の必要なことですが、その勇気を学べる学習でした。 2月8日(土) その2日本の伝統的な昔遊びであるけん玉やこま回し、羽子板で遊ぶコーナーがありました。低学年の子は、生活科の学習でこれらの遊びを体験しています。授業でやっているだけに、子ども達の関心が高く、上手な子が多く見られました。 他にも、割りばしでっぽうや紙ブーメランのように、作って遊べるコーナーも用意されていました。手作りならではの良さがあり、作ったおもちゃはお土産として持ち帰ることができます。 そして、今年もステージ上では、ミニ四駆のレースコースが設置されていました。真っ先に子ども達がかけつけ、用意されたマシンを手にコース前に列をつくっていました。ミニ四駆は、かなり昔から長く続いている遊びです。昔はよくショッピングモールの催事場で大会があり、親子で参加したものです。そして、家庭ではできない長いコースを疾走するミニ四駆を目で追いながら、そのスピード感にうっとりしたものでした。 後半は、子ども達が3チームに分かれ、ドッジボール大会をしました。最後に、大人チーム対子どもチームでもドッジボールを行い、大いに盛り上がりました。子ども達の動きの素早さに、さすがのお父さん達も大苦戦でした。 最後に、みんなでソースせんべいとカルピスをいただきました。おやじの会の皆様には、子ども達のために準備をしていただくとともに、一人一人にきめ細かくかかわっていただき、どうもありがとうございました。 2月8日(土) その11年生は、再来週に近隣の保育園や幼稚園との交流会を控えています。3校時に、生活科「もうすぐ2年生」という単元の授業がありました。「どんなことをしたら保育園や幼稚園の子ども達に学校の様子が伝わるだろうか。」そして、「どうしたら小学校は楽しいところだと思ってもらえるだろうか。」ということを考え合っています。 1年生は、1校時に「これはなんでしょう」という国語の学習をしていました。クイズ形式の対話の中で、楽しみながら出題・質問・応答のやりとりをし、話す力や聞く力を身につけさせていくという学習でした。出題する子は、2つヒントを出します。それに対して、答える側は、2つまで質問をすることができます。きちんと話を聞いていないと、ヒントで言ったことをまた質問してしまったりします。 座席が近い子同士で、ヒントとなる言葉を話し合って考えているクラスがありました。(写真上)こういう話し合いも「話すこと・聞くこと」の学習です。この一年間で、1年生の子ども達は友達同士でしっかり話し合いができるようになってきたことを感じました。 5年生は、下田移動教室の振り返りの発表をクラスごとに行っていました。先週実施した3日間の移動教室の取り組みから、自分自身がどのようなことを学びどんな力がついたかを、一人ずつ発表していました。原稿を見ずに、はっきりとした声で発表している子がいて感心しました。こういう力も、移動教室に向けた取り組みの中で培ってきたものであると感じました。(写真中) 4年生は、2,3校時に体育館で、二分の一成人式がありました。学年全員で成功させようと、練習に練習を重ねて今日の本番を迎えました。たくさんの保護者の方々に見守られ、子ども達の緊張感はMAXの状態でした。しかし、司会を務めた実行委員を始め、どの子も練習の成果を発揮してよく頑張りました。(写真下) 4年生にとって、高学年に向けての第一歩となる行事となりました。次は、今月末にある「6年生を送る会」に向けて、また学年の心を一つにしていくことでしょう。 二分の一成人式(4年生)
2分の1成人式をするにあたって、初めに学年集会を開き、子どもたちに伝えたことがあります。
まず、医療が発達していなかった頃は、子どもが大きく育つことは本当に喜ばしかったこと、子供の成長は家族にとって心から嬉しいことなどを話しました。 それから成人式の意義を伝えました。 ・「成人式」とは、おとなになったことを自覚して、自ら生き抜こうとする青年を祝い、励ます式であること 「では、10歳の私たちが行う2分の1成人式で伝えられることは何だろう」 子どもたちが考えたスローガンは、以下の二つです。 ・10年間の成長した姿を見せて、感動させよう ・見守ってくれた人に心を込めて、感謝の気持ちを伝えよう そのスローガンを軸として、この1か月あまり、子どもたちは自ら準備を進めてきました。 できるようになったことを披露するグループ発表では、折り合いを付ける話し合い方を学んだり、聞き手に伝わりやすい発表の仕方を考えたり、それぞれが異なる課題に挑戦し、乗り越えることができたように思います。合奏や合唱、呼びかけの練習では、集団でそろえる難しさを感じながら、だんだんと上手にできるようになっていきました。 当日は、保護者の方を目の前にしてやる気も緊張もいっぱいの子どもたちでしたが、張り切って臨むことができました。会の最中には、温かなご感想をいただいたり、お子さんからの思いを愛情深く受け止めていただいたりと、たくさんご協力いただきありがとうございました。 この経験を生かして、高学年へ進級するという自覚を高めていきます。残り2か月となりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。 2月7日(金)今日と明日は、ユニセフ募金日になっています。代表委員会の児童が早めに登校してきて、正門と東門に分かれて登校してくる子ども達を待ちました。登校が始まると、募金箱を手にして、大きな声で協力を呼び掛けていました。登校してきた子ども達の中には、募金箱にお金を入れている様子を見て、うらやましそうに見つめている子もいました。「明日は自分も持ってきたいな…」と感じたのかもしれません。また、1年生の子が募金を入れやすいように、代表委員会の子が姿勢を低くしてあげていたのも印象的でした。 3年生は、総合の学習の時間に、「昔の道具を調べよう」という勉強をしています。光が丘図書館から、昔の道具に関する本を団体貸し出しとしてたくさん借りることができました。今日はその本の中から、自分で調べてみたい昔の道具を選んでいました。 開いたページに載っていたのは、「赤チン」と「脚つきまな板」と「足踏みミシン」でした。あいうえお順のため、「あ」のつく道具です。(写真上) 「赤チン」は通称名で、正式な商品名は「マーキュロクロム液」でした。「でした」と言うのは、もうすでにほとんどの会社で製造中止になっているからです。先日テレビでも伝えていましたが、求めている人がいる限り製造販売をしたいという会社のみ残っているそうです。それも2020年限りのようです。環境汚染の法律が今年の12月31日に施行されることを機に、ついに販売ができなくなるそうです。 昔、赤チンは、たいていの家の救急箱に必ず入っていました。けがをした時の殺菌剤です。子どもがころんでひざを擦りむくと、よく赤チンを塗ったものです。ですから、昔の子ども達は、ひじやひざが真っ赤な赤チンの丸い跡がついていたものです。 「足踏みミシン」を知っている方は、どっぷり昭和の世代です。私が子どもの頃、自分の家にありました。今は電動でミシンが動きますが、当時は足で板をパタパタ踏むことで、はずみ車を回転させて動かしていました。子どもは絶対にあのペダルを踏んでみたくなるものです。(よく叱られました。) 1年生が図工の時間に、動くおもちゃの工作に挑戦していました。工作キットを使い、ボール紙の筒が転がると、それに合わせて竹ひごにつけた飾りが動く仕組みになっています。竹ひごをさす場所や、取り付ける飾りの大きさで動きが変わってきます。出来上がった子から、先生が用意した坂道を順番に転がして、動き方を確かめてみました。(写真中) うまく動かないのはなぜだろうと、試行錯誤しながら制作していました。この教材の名前は、「おさんぽトコトコ」です。いかにも1年生らしい、かわいいネーミングになっています。 3年生は、算数の時間に「三角形のなかまを調べよう」という学習をしています。いろいろな三角形の中から辺の長さに着目して分類し、二等辺三角形や正三角形の定義を学習しました。今日は、コンパスと定規を使って二等辺三角形を描く学習をしました。コンパスは、円を描くためにすでに3年生で使い方を習っています。しかし、今回は円を描くのではなく、コンパスのもう一つの使い道を利用しました。コンパスは、「直線の長さを測り取る」時にも使われます。正確な二等辺三角形を描くために、みんな真剣に取り組んでいました。(写真下) 2月7日の給食棒ぎょうざ ビーフンソテー 広東スープ 牛乳 一口メモ 今日は、給食室の手作りぎょうざを献立にしました。 いつもの形とは少し違って、ぎょうざのタネを皮に乗せて、くるっと巻いています。今回は、揚げずに蒸し焼きにしているので、皮のしっとりとした食感が味わえます。 「ビーフンソテー」のビーフンは、お米の粉から作られている麺です。中国や台湾など、アジアの国では麺料理によく使われています。今日の給食では、野菜をたっぷり使い、オイスターソースで味つけをしました。 ユニセフ集会代表委員会は今日に向けて12月から準備をしてきました。全校にアンケートを取り集計したり、冬休みにユニセフについて調べ学習を行ったり、パワーポイントで発表のスライドを作ったりと、休むことなく頑張りました。 集会では、ユニセフの名前の由来や貧困で苦しむ子供の現状、100円で買える物などを発表しました。難しい言葉もありましたが、低学年の児童も真剣に聞いていました。水汲みに一日8時間をかける少女のビデオも見ました。当たり前のように使える水がどれだけ貴重なのかを知ることができました。 明日と明後日の朝、ユニセフ募金を行います。募金の意義を考えて、よろしければ募金へのご協力をお願いします。 2月6日(木)登校してきた子が、すぐに池の氷に気がつきました。ミッキー池のザリガニがいる浅い方の水面が、全て氷に覆われていました。例年は、1月に一度凍ると、しばらくの間ずっと凍ったままの状態になります。「今年はまだ田柄小の初氷の日が来ないな」と思っていたところでした。 1年生の子ども達がさっそく外に出てきて、氷をそっと触ってみました。ガラス板のような立派な氷を手にして大喜びでした。(写真上)アメダスのデータを調べた限りでは、練馬の今朝の最低気温は1度だったようです。練馬のアメダスの記録計は、「豊玉上」付近に設置されています。ここ田柄は、練馬区の中でも気温が下がる場所なのでしょう。ミッキー池の中央(カメ吉や金魚がいる方)は、まだ凍っていません。昨年は分厚い氷ができていましたが、今年はどうでしょうか。 今日の児童集会は、代表委員会による「ユニセフ集会」でした。募金を行うにあたり、ユニセフのしくみや名前のいわれなど、パワーポイントを使ってスクリーンに資料を映しながら説明をしていました。また、100円で何ができるかというクイズでは、たくさんの人を救うことができるということが分かりました。 明日、あさってと、2日間にわたってユニセフ募金を行います。代表委員が昇降口前で募金箱を持って待ち受けます。募金に参加させる場合は、お金の取り扱いに十分に気を付けて持たせるようにしてください。 1,2校時に、4年生が体育館で二分の一成人式の通し練習を行っていました。第一部では、呼びかけの後に全員合奏があります。今まで音楽の時間に練習してきた「アラホーンパイプ」の曲を演奏します。(写真中)第二部では、全員合唱「十歳の記念日」の歌も聞いてもらいます。共に、音楽を通して自分達の成長した姿を見せるとともに、学年全員の決意を示します。 「アラホーンパイプ」は、ヘンデルが作曲した「水上の音楽」の中でも最も有名な曲です。水上の音楽というだけあって、王様の舟遊びの時に演奏される目的で作られました。野外で演奏することを考え、原曲では輝かしいトランペットが活躍します。4年生の演奏は、リコーダー合奏が中心となります。二分の一成人式を始めるにふさわしい、華やかな合奏になっています。 2年生の図工作品「カッターナイフタワー」が完成に近づいてきました。色画用紙にカッターナイフで切り込みを入れ、たくさんの窓や飾りができました。土台となる用紙の上に立てると、すてきなタワーが立体的に見えてきました。カッターのきれいな切り口が、努力の跡としてそびえ立って見えます。(写真下) ちょうど一週間前、下田移動教室で5年生がアジの干物づくり体験を行いました。その時は、専用の小型タイプの包丁を全員が手にしました。今回の2年生の図工の学習もそうですが、刃物をしっかりと使えるようにする経験はとても大切なことです。刃物を器用に使うことで、どれだけ便利できれいな作業ができるかを、子どものうちに体験させておきたいものです。(もちろん、安全面の指導はしっかりする必要がありますが。) 2月6日の給食かつおのふりかけ おでん 根菜チップス 牛乳 一口メモ 今日は、給食室の大きな釜でじっくり煮込んだ「おでん」の献立です。 おでんの具材には、魚のすり身を使って作る「練り製品」が多く使われています。今日のおでんには、はんぺん、ちくわ、つみれ、さつま揚げボールが入っています。「練り製品」を作るために、「たら」や「いとより」、「エソ」という白身魚が使われます。 今日のおでんは、練り製品のおいしいだしが、大根やじゃがいもによくしみ込んで、おいしく出来上がっています。 2月5日(水) その2子ども達は、日常的にやかんなどで、「お湯が沸く」ということはよく目にしています。しかし、そのやかんの中のお湯が、どのような変化を遂げて「沸く(沸騰する)」状態になるのかということまでは分かっていません。そこで、ビーカーを使い、水が温まっていく様子や沸騰に至るまでの様子をじっくりと観察させる実験を行いました。(写真上) 実験が始まりコンロの火をつけると、「小さな泡が出てきた」とか、「湯気が出てきた」というように、刻々とビーカー内のお湯の変化に気がつきます。子ども達は、ビーカーの中の変化を逃すまいと、目を大きく開けて見続けていました。 温められたお湯から出てくる白い湯気(水蒸気と湯気は違います)の正体は何だろう? ビーカーの底から出てくる泡の正体は何だろう? ・・・いろいろな気づきが生じます。4年生の理科では、そんな水の状態変化から、科学的な見方・考え方を深めていきます。 5校時は、2か所の授業を半分ずつ授業観察に行きました。前半は、6年1組の国語の授業を見ました。漢字の学習単元で、「カンジー博士の山登り」という教材でした。光村図書の国語の教科書には、どの学年もこの「カンジー博士」が出てきます。(漢字博士=カンジー博士という、単純明快な命名ではありますが…)漢字の読み方や使い方、送り仮名についての問題が載っていて、漢字辞典を使って調べながら学習していました。(写真中) 「務める・勤める・努める」や、「収める・納める・修める」の使い分けを考える問題がありました。使われる文章全体の意味を考えて、正しい漢字を選ばなければなりません。同音異義語は、日本語ならではの難しい部分です。 後半は、けやきルームの個別指導の部屋に行きました。先生と児童とが1対1で授業が行われていました。本の読み聞かせをした後、読むトレーニング(まぎらわしい言葉の並びを正しく読む)や、視知覚トレーニング(迷路を鉛筆でたどり、通過した番号を書き出す)などに取り組んでいました。(写真下) けやきルームでは、一人一人の課題に合ったプログラムを考えるとともに、与える教材も個々の実態に即したものが選ばれています。 2月5日(水) その11校時は、5年3組の授業観察を行いました。理科室で「もののとけ方」の授業を見ました。溶けきれなくなった飽和状態のホウ酸水をろ紙でこし、出てきた水溶液にホウ酸が溶けているのかを調べる実験を行いました。 実験は、2通りあります。一つは、蒸発皿に数滴とって熱することで、ホウ酸が出てくるかどうかを調べます。火を使う実験なので、安全面の指導をしっかり行ってから始まりました。ガスコンロを点火すると、すぐに水分が蒸発し始め、白い粉が出てきました。蒸発皿にホウ酸が残ったことから、ろ過した液にホウ酸が含まれていたことが分かりました。(写真上) もう一つの実験は、ろ過した液を冷やす方法です。ホウ酸は、水温が高いとたくさん溶け、水温が低くなるほど溶けにくい性質があります。そのため、水温を下げることで結晶を取り出すことができます。氷水に食塩を混ぜることで、ろ液をかなり低くして様子を見ました。しかし・・・低温ではあまり飽和状態に差がないため、なかなかはっきりとした結果が得られませんでした。あるいは、子ども達が作ったホウ酸水が、十分飽和状態になっていなかったということも考えられます。(理科では、こういうこともあります。) ところで、5年生の教科書に「資料」として、塩づくりの方法が紹介されています。日本の伝統的な塩づくりの方法として、海水から塩を取り出す石川県珠洲市の塩田の写真が載っています。だいぶ昔のことですが、旅行でこの場所を訪れたことがあります。海水を砂の上にまいて塩の結晶をつくり、徐々に濃い食塩水にして煮詰めていく様子を見た記憶があります。 3校時は、けやきルームの個別指導の様子を見に行きました。教育アドバイザーの先生が来て、新規採用教員の指導を行う授業にもなっていました。 授業では、いくつかのプログラムを組み、指導する子どもの実態に即した内容が考えられていました。その一つとして、節分の時期に合わせた指導が行われていました。5色の鬼を提示し、自分の心の中の鬼はどれかを考えさせる内容です。(写真下) 欲深い鬼、怒りっぽい鬼、だらだら怠け者の鬼、疑い深い鬼、過去にとらわれて進めない鬼が、赤・青・緑・黒・黄色の5色の鬼に相当するそうです。自分だったら何色かなと考えさせられてしまいました。 2月5日の給食チリコンカン バミセリスープ 牛乳 一口メモ 今日は、大豆がたくさん入った豆料理の「チリコンカン」を献立にしました。アメリカやメキシコなどでよく食べられている家庭料理です。七味唐辛子と同じような香辛料「チリパウダー」を使っているので、ピリッとスパイシーな味付けになっています。ナンに乗せて食べるようにしています。 「バミセリスープ」は、パスタの中では最も細い「バミセリ」が入ったスープです。もう一つの名前を「カペリーニ」とも言い、「天使の髪の毛」という意味があります。いつものパスタとの違いが味わえます。 2月4日(火)6年生の各教室では、英語劇に使う小道具(やや大きめのものもあり)を作っています。昨日は、段ボールで桃を作っているグループがありました。中から桃太郎が出てくる仕組みになっています。 学芸会ではないので、まずは自分のセリフを英語でしっかりと話すことができるようにしなければなりません。今日は、練習経過を発表し、ALTのマリア先生にも見ていただきました。(写真上)本発表は、今週土曜日の学校公開の日です。北校舎1階西側の多目的室で行います。お楽しみに・・・。 2年生は、算数の時間に「長さをはかろう」という学習をしています。1学期に、30cmものさしを使い、「センチメートル」や「ミリメートル」の単位を学習してきました。今回は、それよりも長いものの長さを測る学習です。新たに「メートル」という単位を習い、1m=100cmであることを学習しました。 今日は、その発展的な学習として、「テープものさし」を作り、いろいろな長さを測り取る活動をしました。紙テープを3m用意し、まず1mのものさしを使って1mおきに目盛りをつけます。さらに10cmごとに印をつけると、3mまで測ることができるテープものさしが出来上がりました。 グループごとに校内のいろいろな場所に行き、普段は測定することができない長さを測ってきました。テープものさしは、紙テープの端を押さえる子やテープがたるまないように引っ張る子が必要です。さらに、正確に「何m何cm」まで測るため、ものさしを当てて数値を読む子も重要です。協力しながら、いろいろな場所の長さを測り取っていました。(写真中) 1年生は、図工の時間に紙版画で鬼の顔を作っています。今日は、3組の教室で版画の印刷が行われていました。まず最初に、紙版画の型紙作りです。画用紙を切って鬼の顔を自由に表現しました。角が1本の鬼もいれば、2本の鬼もいます。また、目や口を工夫して怖そうな鬼になった子もいれば、優しそうな鬼が出来上がった子もいました。 次に、ローラーを使ってインクを塗ってから、画用紙に印刷をしました。型紙をはずすと、すてきな鬼が浮かび上がってきます。赤や青、黒色の様々な鬼が出来上がりました。(写真下) 隣の2組では、昨日の節分に合わせて「自分の心の鬼」を作品に書き添えてありました。「めんどくさがりおに」、「なきむしおに」、と書かれた鬼がいたかと思うと、「ゲームおに」、「テレビみすぎおに」という鬼もありました。 昨日は、各家庭で豆まきをしたところが多かったことでしょう。今朝通勤途中に、玄関先にまかれた豆が残っている場所を見つけました。誰が鬼の役をやったのかなと想像してしまいました。 2月4日の給食ひじき入り卵焼き 吉野汁 いよかん 牛乳 一口メモ 今日、2月4日は「立春」です。節分の次の日のことを言い、1年を24に分ける二十四節気の一つで、暦の上では春となります。 今日の給食では、これから見ごろを迎える梅の花にちなんで、ご飯に梅干しを炊き込んだ「梅ちりご飯」を作りました。梅干しの酸っぱさと、ちりめんじゃこやごまの香ばしさが味わえます。 汁物は、葛(くず)のでんぷんでとろみをつけた「吉野汁」です。奈良県の吉野地方で採れる「葛」という植物の根っこから取れる「吉野葛」を使っていることから、「吉野汁」と名付けられています。 2月3日(月)・・・先週の水曜日から、2泊3日で5年生の下田移動教室がありました。城ケ崎ピクニカルコースを歩いたり、魚市場や下田海中水族館の見学、アジの干物作り体験をしたりと、下田の海の自然を生かした活動をたっぷりと行うことができました。また、3日間お世話になった宿舎では、夕食後に肝試しやキャンドルファイヤーをして、学年の全員で楽しく過ごすことができました。 移動教室では、行動班や生活班というグループが決められていて、友達同士協力する力が試されます。班ごとに班長や副班長、食事係、保健係など、一人一人の役割が決められていて、仕事に責任をもって取り組まないと、みんなに迷惑がかかってしまいます。さらに、たった一人が集合時刻に遅れるだけで、全体に迷惑がかかります。ですから、移動教室は、そういう集団行動を学ぶ場でもあるのです。 他の学年のみなさんも、日頃の学校生活を通して集団行動を学んでいます。このように全員そろってお話を聞いたり、係の仕事や給食当番・掃除当番の仕事をしたりするためには、人と人との協力が大切です。また、グループで話し合って考えをまとめたり、発表会の準備をしたりすることも、友達との協力が必要です。集団行動での基本は、いつも周りの人のことを考えて、人に迷惑をかけないということです。 5年生のみなさんは、下田移動教室の3日間、様々な場面で先生方に指導を受けながらも、集団行動をしっかり学んでくることができました。特にすばらしいなと感心したのは、友達を大切にする姿です。もちろん、友達に温かい声かけをすることも大切ですが、言わなければならない時は、きちんと友達を注意してあげることも友達への優しさです。5年生のみなさんは、常にお互いを良くしていこうという正義感をもって行動しているなと思いました。その他にも、宿舎でトイレのサンダルをきちんとそろえることや、あいさつをしっかりすること、そして5分前行動を心がけることにもがんばりました。最高学年に向かう5年生として、とても立派な姿が光る移動教室になりました。・・・(後半は、節分に関する話もしました。) 3日間にわたって撮りためた写真データを使って、下田移動教室の子ども達の様子を紹介する写真掲示物を作成しました。保健室前の掲示板にさっそく貼ったところ、休み時間に5年生の子ども達が集まってきました。(写真上) 外に出かける時は、いつもコンパクトカメラで写真を撮っています。校内では一眼レフのカメラを使っているので、動きがあったり暗いところだったりしても、なんとか収めることができます。しかし、コンパクトタイプのデジカメでは、室内などの様子を撮るのが難しく、苦労します。そんな中でも、よく撮れた写真を編集して作成したら、A4版11枚になりました。肝試しでは、男女しっかり手をつないで恐々と歩く様子が写っていました。 実は・・・連合書き初め展に出品された作品が戻ってきたので、写真の上に掲示することになりました。(移動教室の写真は、書き初めの裏に隠れています。)書き初めは2週間ほど掲示しておきますので、下田移動教室の写真はその後にご覧ください。 3校時に、3年1組の授業観察がありました。理科「じしゃくのふしぎをしらべよう」の学習でした。3年生では、豆電球のあかりの学習に続いて、実験セットを使った磁石の学習に入っています。今日の学習では、磁石が離れたところから鉄を引きつけることを実験で確かめました。正確に調べるために、定規を使って何センチ離れたところから鉄が引きつけられるのかを調べていた子もいました。(写真中) また、「磁石の力は、間に別のものがあってもはたらくこと」についても実験しました。紙やプラスチックを間に挟んでも、磁石で鉄を引きつけることができます。磁石の力は目に見えないだけに、子どもにとってはとても不思議なものであり、興味・関心のある実験ができます。授業の後半は、磁石を使って各自が様々な実験を考えてやってみました。3年生の理科では、こういう「遊びの時間」が大切です。試行錯誤して遊ぶ中から磁石の性質に気づいていきます。 5,6校時に、体育館で4年生が二分の一成人式の学年練習をしていました。今週の土曜日、学校公開の2,3校時に発表を行う予定です。第一部では、「成長の証」として、グループ発表があります。3学期に入ってから、友達と協力して練習してきました。今日は、最初のグループから通して練習をしていました。(写真下)竹馬や一輪車、フラフープなど、自分の得意なことやできるようになったことを発表します。(写真は、サッカーの発表) 放課後、4年生の子ども達が手分けをして、先生方に招待状を渡しに行きました。私のところにも担当の子が招待状を手にやってきました。その子は、跳び箱の技を発表すると言っていました。当日の発表が楽しみです。 2月3日の給食いわしのさんが焼き 沢煮椀 牛乳 一口メモ 今日、2月3日は「節分」です。節分では、鬼を追い払うために豆をまいたり、家の入口にいわしの頭やヒイラギを飾る風習があります。そこで、給食では豆まきの大豆を使った「やこめ」と、いわしのすり身を使った「さんが焼き」を献立にしました。 「やこめ」は、山梨県の郷土料理です。もち米が混ざったご飯に、大豆やにんじん、しいたけを入れた塩味の混ぜご飯です。 また、千葉県の郷土料理の「さんが焼き」は、漁師さんが山で作業をする時に、魚をお弁当として持っていくために考えられた料理です。今日は、いわしの他に豚のひき肉も入れて、食べやすいように作ってあります。 豆やいわしを残さず食べて、体の中から鬼退治ができると良いですね。 下田移動教室(2日目の夜から3日目の様子)最初に火の神が入場し、4つの火に分火して燭台に火を灯しました。その後は、マイムマイムやソーラン節を元気良く踊ったり、班対抗のゲーム大会で盛り上がりました。どれもとても良く考えられ、準備されてきたものばかりでした。下田最後の夜を学年のみんなで楽しく過ごすことができました。また、5年生全体の温かな子ども達の関係が良く伝わってきたひと時でした。 3日目の朝も素晴らしい晴天になりました。部屋の片付けをしっかり行ってから、玄関前で閉校式がありました。お世話になった宿舎の方々に感謝の気持ちをきちんと伝えてからバスに乗りました。 今日の見学場所は、小田原にある県立地球博物館に行きました。46億年にわたる地球の歴史を、自然や生命の様々な観点から展示されている博物館です。お弁当を食べ、ガイダンスを聞いてから班行動で館内の見学を行いました。 帰りは道路状況が良く、予定よりも早めに到着することができました。3日間天候にも恵まれ、5年生にとって思い出深く素晴らしい移動教室になりました。そして何よりも、学年の絆を一層深め、これから最高学年をめざす気持ちを高めるきっかけとなった移動教室でした。来週からの5年生一人一人の活躍に期待しています。 |
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