1月14日(火)今日は、その学習の導入として、日頃よく目にしているキャラクターをどれだけ観察しているのかを、クイズ形式で試していました。題して「うろ覚えクイズ」です。何も見ずに、サザエさんの顔を正しく描くことができるでしょうか? 昔からテレビでなじみがあり、何度も目にしていながらも、なかなか正しく思い出すのは難しいものです。では、ウルトラマンやふなっしーはどうでしょうか? 大人でも正確に描くのは難しいものです。 最後に、アイスキャンディーのキャラクターが出題されました。CMで目にしたり、アイスを食べた袋に大きく描かれているのに、顔の形や表情を思い出すのは難しいものです。キャラクターの細かな部分は、確かに「うろ覚え」でしかありません。正解の絵を見て、子ども達は「あぁぁ…」と納得していました。(写真上) しかし、どのキャラクターも、なんとなく覚えている部分があるものです。サザエさんであれば、「髪の毛に3つのお団子のようなものがあった。」とか、ガリガリ君であれば、「水色のアイスキャンディーを持っていた。口が大きかった。」という記憶です。キャラクターには、そうやって人に印象付ける部分が必要です。さあ、子ども達は、自分独自のネズミのキャラクターに、どのような特徴をもたせるでしょうか。 5年1組の子ども達が、パソコン室で下田移動教室に関する調べ学習をしていました。移動教室に向けた学習は、総合の学習の時間に位置付け、各自がテーマをもって調べていきます。観光地としての下田の様子や、移動教室のコースに入っている城ケ崎海外や下田海中水族館、あるいは名産の「キンメダイ」について調べている子もいました。(写真中) ちょうど先週土曜日のテレビ番組で、下田海中水族館のペンギンが紹介されていました。7月に誕生したオウサマペンギンの赤ちゃんのユニークな姿が放送されていました。体はまだ子どものペンギンで、焦げ茶色のもふもふの毛に包まれていました。それでありながら、食べ物をたくわえておく習性から、親ペンギンよりも体が大きくなっていました。5年生は、移動教室の2日目に水族館に行く予定です。赤ちゃんペンギンのよちよちと歩く姿を見ることができるかもしれません。今から楽しみです。 今日から、3学期の授業観察が始まりました。授業の様子を校長と副校長とで1時間ずつ見て、各先生方の指導力向上に結び付けていく取り組みです。今日は、5校時に1年1組の体育の授業の様子を見ました。1年生は、来週水曜日に体育の研究授業を実施します。(当日の授業は、1年2組が行います。)先週から跳び箱を使った運動遊びの学習を取り上げ、学年全体で指導法を共有しながら取り組んでいるところです。 跳び箱を使った運動遊びとして、「跳び箱ランド」と名付けた場の設定を行った授業をしています。大きく3つの場を設け、着地や腕の支持、またぎ乗り下り等を目的としながら、1年生にとって楽しく運動遊びができるように工夫していました。 しかし、その場の設定は、1年生にとってはとても大変なものになっていました。多くの跳び箱を運んだり、マットや平均台、セーフティーマットも使います。多少時間はかかっていましたが、子ども同士で声をかけ合いながら、準備をがんばる姿が見られました。(写真下) こういう道具の出し入れも、大切な体育の指導の一つです。そして、今まで指導してきた学級経営が試される場面でもあります。 1月14日の給食華風大根 トックスープ 牛乳 一口メモ 今日は、韓国のおもち「トック」が入ったスープを献立にしました。 「トック」は、韓国の言葉で「スープ用のおもち」を意味しています。トックスープには、野菜や肉が入り、韓国のお雑煮のような料理です。日本のおもちは「もち米」で作るので、煮たり焼いたりするととてもよく伸びます。一方、韓国のトックは、「うるち米」という普段食べているお米で作られています。そのため、スープに入れてもそれほど伸びず、形も変わりません。 お正月にはおもちを食べた子が多いことでしょう。日本のおもちと韓国のおもちを食べ比べてみるとおもしろいものです。 6年 卒業記念もちつき大会地域の方々による千本づきの実演や、説明を受けて、田柄小の伝統を感じながらグループごとに千本づきを行いました。見るのと実際にやるのは大きく違い、きねの重さや仲間と息を合わせる難しさを多くの子供たちが感じていました。また、昔から伝わる地域の伝統を、これから先にも残していきたいという感想をもつ子もたくさんいました。 多くの方々のお力があって成り立つ「卒業記念もちつき大会」です。6年生の子供たちには、「たくさんの人が自分たちを支えてくれている」ということを忘れず、感謝の気持ちをもって、卒業に向けて過ごしていってほしいと思います。 もちつき(5年生)当日は、田柄の地域に伝わる「千本つき」を見学した後、お汁粉を試食させていただきました。つきたてのおもちはとても柔らかく、食べるとよく伸びました。みんなで食べるとより美味しく、心も体も温まりました。 一年後には、卒業生としてもちつき大会に参加します。その頃には、より逞しく成長した姿を見せてくれることを期待します。 卒業記念餅つき大会(4年生)
6年生の卒業を祝って開かれる餅つき大会を見学しました。
伝統の「千本づき」に、4年生は瞳をくぎ付けにして見ていました。地域の方々がどのような思いで伝統を引き継いでいるのかをよく考え、田柄の地域のすばらしさを感じてほしいと思います。 餅をつく姿から「協力しないと、餅はつけない」と教わり、力を合わせるすばらしさを学ばせていただきました。 つきたてのお餅をいただいて、「柔らかい」「もっと食べたいな」と話していた子どもたち。来年は5年生としてもち米とぎから参加します。少しずつ上級生としての自覚をもち、新旧への期待を高めてほしいと思います。 1月11日(土)1,2年生の硬筆で書いた書き初めは、色画用紙を台紙として展示してあります。また、3年生以上の毛筆で書いた書き初めは、雲華紙(うんかし)という紙を台紙に使っています。書き初めは、少し離れた位置から見ていただくと、一人一人の作品の良さが際立って見えてきます。登校してきた子ども達が、さっそく廊下に出て自分や友達の作品に見入っていました。(写真上) 今日は、毎年恒例となっている「卒業記念もちつき大会」が体育館で行われました。この行事は、地域の伝統文化を体験するとともに、お世話になった地域の方々に対する感謝の気持ちを育むことをねらいとして行っています。卒業前の6年生がメインとなる行事ですが、田柄小では4,5年生にも地域伝統のもちつきの様子を見せ、つきたてのもちの試食を行っています。 朝早くから、大勢の地域の方々やおやじの会、そしてPTAのお手伝いの皆様にお集まりいただきました。もちつきは、もち米を蒸す作業から始まります。大きな臼や杵などの道具類は、今朝早く吉田さんに運んできていただきました。大きく立派な臼は、この田柄の地の歴史と伝統を感じさせる立派なものです。 4年生と5年生は、もちつきの仕方について説明を聞いてから、地域に伝わる千本つきの技を見学させてもらいました。千本つきは、田柄ならではの伝統の技です。その後、つきたてのおもちを試食しました。温かいおしるこに入ったおもちは、つきたてならではのおいしさでした。 最後に6年生が体験をしました。5人ずつ小さな杵を持ち、臼を取り囲んでリズムに合わせてついていきます。また、担任の先生も大杵を持ってもちつきをしました。 大人が行う千本つきでは、地域のベテランの方々によるすご技を見ることができました。5人の息が合っていくと、おもちが臼の中でくるくると回転し始めます。おやじの会の皆さんは、ベテランの方々からコツを伝授していただきながらがんばっていました。 子ども達が大人になったら、いつかこの田柄の地でこのようなもちつきの伝統を地域の子ども達に広められる立場になってもらいたいものです。本日は、たくさんの方々にお越しいただき、もちつき大会の運営に携わっていただきました。深く感謝申し上げます。(写真中・下) 1月10日(金)3学期に入り、6年生は「ものの見方を広げよう 『鳥獣戯画』を読む」という学習をしています。『鳥獣戯画』のそれぞれの絵に対する筆者の見たことや考えたことが、本文にどのように書かれているのかをまず学習しました。次に、学んだことを生かして、「この絵、私はこう見る」という学習を行っています。実際にいろいろな絵を見て、その絵から得た情報を基に、自分が感じたことや考えたことを書く学習です。 教科書では、フランスの画家 アンリ・ルソーの「猿のいる熱帯の森」の絵が提示されています。授業では、他に先生が用意した3枚の絵を含めて、4種類の絵の中から1つを選んで学習していました。まずは、絵からどんなものが描かれているかを付箋に書き出していきます。次に、その事実から自分はどんなことを考えたかを文章にするとともに、作文全体の構成をまとめていきます。芸術家が描いたすてきな絵を選んだものの、そこから何を感じ取り、どう表現していくか・・・大人でも筆が進まない学習ではないでしょうか。(写真上) 12月に、世界の15歳を対象に3年ごとに行っている学習到達度調査(PISA)で、日本の「読解力」の平均点が大きく下がったという報道がありました。PISAの求める読解力とは、単に正確に文章を読み取るだけでなく、「自分の考えを根拠を示しながら説明する自由記述」も含まれています。毎年6年生が4月に行っている全国学力学習状況調査でも、自分の考えをまとめて書く問題が出題されています。来年度から、外国語やプログラミング教育が小学校で本格実施となります。しかし、本当に今一番子ども達に身につけさせたい力は、自分の考えを書いたり話したりする力ではないでしょうか。 4年生は、理科の時間に「星の動き」の学習をしています。時間が経つと、星座の位置や星の並び方がどのようになるのかを調べていきます。当然、星は夜しか見ることができないので、家庭での協力をお願いすることになります。冬の代表的な星座として「オリオン座」に注目させるため、家の近くで南側の空が見渡せる場所を観察場所にしてください。今の時期だと、7〜8時頃に南東の空に見えるはずです。1〜2時間後に同じ場所に出て、オリオン座の見える位置と星の並び方がどうなったか(変わったか、変わらなかったか)を調べます。 今日の授業では、透明シートにオリオン座の星の並びを修正液の白を使って書き写していました。これを観察用のシートとして使って調べてくることになります。(写真中) 12月の星空観察会(PTAおやじの会主催)では、校庭からたくさんの星が見えました。外に出てすぐには見えません。しばらく空を見上げて目を慣らしていくと見えてきます。冬は空気が澄んでいるので、比較的観察しやすいと思います。(その代わり寒いです。) 元旦〜2日にかけて、今年も伊豆の下田に行ってきました。真っ暗な空には、無数の星が見えてとてもきれいでした。東京の空も、一斉に電気を消してもらったら、どんなにきれいな星がたくさん見えることでしょう。 明日は、卒業記念もちつき大会があります。地域やPTAの方々のご協力で、もちつきを見学(6年生は体験)し、お汁粉を味わいます。(参加するのは、4年生以上です。) 毎年5年生は、前日にもち米を洗う係になっています。すでに先日、田植え体験と稲刈り体験でお世話になった川島町の島村農園さんから、もち米が30kg届きました。クラスで10kgずつ担当し、研いだもち米は一晩水につけておきました。 米研ぎは、冷たい水で行わなければなりません。中には、とてもいい手つきで米研ぎをしている子がいました。聞いてみると、家でもよくお手伝いをしてお米を研いでいるそうです。(写真下) 1月10日の給食焼きししゃも 野菜の昆布和え おしるこ 牛乳 一口メモ 今日は、1月11日の「鏡開き」に合わせ、おしるこを献立に入れました。「鏡開き」とは、お正月にお供えした「鏡もち」をおろしていただく行事です。 鏡もちには、昔から神様が宿ると考えられていました。お正月が明けた1月11日に、一年無事に過ごせることを願ってそのおもちをいただきます。 おしるこにするのは、「使っている小豆の赤い色には、悪いものを追い払う力がある」と考えられていたからです。今日は、おもちの代わりに白玉団子を使って作りました。 1月9日(木)どの子も指導された通りにお手本を折り、一行ずつ清書用紙の左側に添えて書いていました。一文字ずつ、いや一画ずつお手本を何度も見ながら書くことが大切です。2年2組では、昨日1枚書き、今日の1校時と5校時に1枚ずつ書かせていました。 一方、4年生は、どのクラスも今日書き初めに取り組みました。これでどの学年も、新年に入ってからの書き初めは終わりました。今日と明日の2日間で、それぞれの学年の先生達が集まって校内書き初め展の準備を行います。まず、区の書き初め展に出品する作品をいろいろな先生達の目で見て決めていきます。硬筆も毛筆も、まずは文字の中心がしっかりそろっていることが審査の条件になります。 大切な子ども達の作品です。台紙に貼って廊下に掲示するところまで、気が抜けない作業が続きます。明後日の第二土曜公開日から、校内書き初め展が始まります。当日は、ぜひいろいろなクラスや学年の作品もあわせてご覧ください。 今日から計測が始まりました。今日は1年生が行い、毎日1学年ずつ、身長と体重を計測していきます。計測は、各学期の始めに一度ずつ行っています。結果を持ち帰ったら、1学期の4月の記録と比べてみてください。9か月で、身長も体重も大きく増えたことが分かるはずです。 まず、計測の様子を説明します。体操着を着た子が、裸足で身長計に乗っています。(写真中)養護教諭は、身長の数値を担任の先生に伝えます。担任の先生は、その記録を書くと同時に、体重の値を記録します。子どもが乗っているのは、身長と同時に体重も測ることができる機器です。そのため、体重は声に出さずに記録することができます。 今回、1年生には「手の洗い方」の保健指導を一緒に行いました。教室で手にクリームを塗りこみ、各自しっかり石鹸で手を洗わせてから保健室に連れてきました。自分ではしっかり手を洗ってクリームを落としたつもりでも、ブラックライトの光に手を当てると、汚れが残ったところが白く光って見えてきます。身長と体重を測ってもらう前に、机の上にあるブラックライトに手をかざし、どういうところに洗い残しがあったかを調べさせていました。(写真中の中央の子です) どうしても水が冷たいこの時期は、手を少し濡らした程度で洗ったことにしてしまいがちです。指と指の間や爪の周り、手首など、洗い残しがたくさんあることが分かりました。感染症が流行りやすい時期です。きちんと汚れを落とすための手洗いをする習慣をつけさせておきたいものです。私は、校長室に除菌アルコールを用意しています。手を洗った後にこまめに消毒し、感染を防ぐようにしています。 5年生は、今月の終わりに2泊3日で下田移動教室があります。2学期の終わりに保護者説明会を行いました。3学期に入り、いよいよ移動教室の準備が始まりました。今日は、各クラスで移動教室の班を決めました。同じバスの中なのに、そして同じ宿舎に泊まるのに、子どもにとって移動教室の班決めは、とても大きな関心事です。きっと学年の先生達も、うまく決まるかなという思いで指導をしたことでしょう。 3組では、男子が3人ずつ4つの班に、女子は5・5・4・4人の4つの班を決めることになりました。決め方は子ども達に任せながらも、各グループに置くリーダーを考えさせてから、全体がバランスよく分かれるように話し合わせていました。(写真下) 女子は比較的早めに決まったようでしたが、男子はなかなか決まらなかったようです。(その後、お昼休みに集まってようやく決まったそうです。)いろいろな仲間とかかわりをもつことも移動教室の大切な学びとなります。寝食を共にすることで、また違った友達の一面を知り、仲が深まることでしょう。 1月9日の給食コーンポテト 肉団子入り野菜スープ 牛乳 一口メモ 今日は、手作りの肉団子が入った野菜スープを献立にしました。 肉団子は、豚肉を細かくひいた「ひき肉」を使って作ります。細かいひき肉は、ただ混ぜて丸めただけではスープに入れてもバラバラになり、団子にはなりません。ひき肉に塩を混ぜてよく練ることで、肉同士がくっつくようになります。 その他に、肉同士をまとめるために、「つなぎ」と言われる片栗粉や卵を使うことがあります。しかし、今日の給食の肉団子は、卵アレルギーの子も同じものが食べられるように、卵を使わずに作りました。調理員さんが、ひき肉をよく練って、滑らかな肉団子になるように作ってあります。 書き初め(席書会) 5年生今日は、学年が体育館に集まり一斉に書き初めを行いました。練習の半紙では、筆慣らしに「進む」「勇気」と書いたり、名前だけを練習したりと一人一人冬休みに練習したことを思い出しながら取り組みました。 練習が終わると本番です。お手本をよく見て、心を落ち着かせて書き進めました。名前まで含めて作品です。すべて書き終わった中で、No.1とNo.2を選び提出しました。今出せる力を存分に発揮し取り組んだ「進む勇気」です。 今週末より校内書き初め展が始まります。お子さんの作品はもちろん、一人ひとりの作品をどうぞお楽しみください。また、学年88名の「進む勇気」が揃って展示されると圧巻です。校内書き初め展の良さを感じていただけたら嬉しいです。 1月8日(水)登校時は、まだ雨が降っていなかったので助かりました。冬休みの宿題や習字道具を用意してきたため、両手に荷物を持っていた子がたくさんいました。また、冬休み中に書いた書き初め作品を新聞紙に包んで手に持ってきた子も見られました。 まずは、全校児童が体育館に集合し、第3学期の始業式を行いました。最初に、東京オリンピック・パラリンピックが開催される年であることを伝えてから、本題に入りました。 ・・・さて、今日から3学期の学校生活のスタートです。2週間前の終業式の時に、「2学期の通知表は3学期に入ってから渡すことになりました。」ということをお話ししました。今日、各クラスで担任の先生から渡してもらいます。2学期の学校生活での成果と課題をしっかり確認し、3学期の生活に結び付けていきましょう。 通知表が今日渡されることになったとしても、3学期の目標は、冬休み中にきちんと決めて今日の日を迎えてきたはずです。大切なことは、目標を決めただけで終わりにしてはいけないということです。どんな立派な目標を決めたとしても、それに向かって努力しなければ意味がありません。3学期は、1年生から4年生は53日間、5,6年生は卒業式の日を入れて54日間という短い期間です。自分の目標達成に向かって、今日からがんばっていきましょう。 最後に、3学期は1つ上の学年を意識して生活することが大切であるということを伝えておきます。4月からは、1年生は2年生に、2年生は3年生に…そして6年生は中学生にと、それぞれ進級や進学が控えています。いつまでも今の学年の気持ちで過ごすのではなく、「もうすぐ一つ上の学年になるんだ。」という気持ちを抱いて生活することが重要です。そのためには、2学期までの学校生活とは気持ちを切り替え、常に上をめざす志をもつことが大切です。あいさつも、話の聞き方も、授業中の学習姿勢も、全てにおいて今まで以上の自分自身をめざしていくようにしましょう。 さあ、3学期の学校生活がスタートしました。新しい年を迎えて、今、心の中にある新鮮な気持ちをしっかりもち続けて、今学期もがんばっていきましょう。・・・ 続く児童代表の言葉は、5年生の担当でした。3学期のめあてとして、「けじめをつけて行動すること」と「苦手な分野の学習にも進んで取り組むこと」について発表しました。さらに、4月からは、困っている1年生を助けてあげられるような6年生になりたいという希望も発表しました。原稿を手にせず、しっかり全校児童の前で話をする態度に、大きな拍手が起こりました。(写真上) 始業式後、各教室で通知表が担任の先生から渡されていました。一人ずつ先生のところに行き、2学期の成果と課題について声をかけてもらってから受け取りました。(写真中) 本来ならば、通知表を渡すのは12月25日の光景です。今回の練馬区の対応については、先月の全国ニュースでも取り上げられていました。それだけ、今までに例がない出来事であったということです。ホームページの閲覧や更新については、年末に回復しています。しかし、学校で使用しているパソコンは、完全に元通りに復旧しているわけではありません。システム障害が発生してから、1か月以上が経過しています。今後の心配は、まだ残っています。 各クラスや学年で、書き初めに取り組む様子が見られました。3年生と6年生は、各教室で書き初めを行いました。3年生にとっては、初めての毛筆で行う書き初めです。「美しい心」という文字を心を込めて書きました。先月までは、4文字を書き初め用の半紙にバランスよく収めることが難しかったようです。しかし、冬休みに練習した成果もあり、のびのびと書けるようになっていました。(写真下) 1月8日の給食松風焼き 紅白なます 七草汁 牛乳 一口メモ 今日の給食は、新年を迎えるお祝いの料理や、1月7日の七草にちなんだ料理になっています。 「紅白なます」は、にんじんのオレンジ色と大根の白が「紅白」のおめでたい色ということで、おせち料理の中によく入っています。酢の物が苦手な子も、お正月の縁起物として、しっかり食べてほしい料理です。 「七草汁」には、春の七草のうちの「すずしろ」と「すずな」が入っています。「すずしろ」は「大根」で、「すずな」は「かぶ」です。他にも、白菜や小松菜、水菜、にんじんが入り、具だくさんの汁物になっています。 お正月のごちそうを食べた胃腸を休めるための「七草がゆ」の風習にならい、残さずに食べるようにさせたいと思います。 1月7日(火)令和2年(2020年)が始まりました。初夢には、「1富士 2鷹(タカ) 3茄子(なすび)が良い」と言われています。毎年、新年最初のホームページには、屋上から写した富士山の写真を載せています。昨日まではそのつもりでした…しかし、今朝は雲が厚く、富士山の写真は撮れませんでした。 そこで、鷹ではありませんが、夕方ミッキー池にやってきたサギの写真を掲載することにしました。初夢に鷹の夢を見ると良いのは、「強くて賢い鳥」だからです。(これには、諸説あるようですが…)真っ白な体のサギも、なかなか賢そうな気配が漂っています。(写真上) しばらく観察していると、さい箸のような細い足で池に入り、じっとしていながらも鋭い眼光で獲物を探していました。こんな寒い日に、それも冷たい池の中で何を狙っているのでしょうか。時折、首をスッと伸ばしたかと思うと、黄色いくちばしで獲物を確実に捕らえて食べていました。(写真中)メダカを狙っていたようです。水温が低いため、メダカの動きが悪く、格好の標的になっていました。 ミッキー池にはよくカラスもやってきます。カラスの時にはすぐに追いやるのですが、サギが来た時にはしばらくそっとしておいてあげるのはなぜなのでしょう。同じ鳥類であるのに、黒と白の違いだけでなく、なんとなく威厳を感じる風格が漂っているからでしょうか。しかも、今日は「縁起もの」としてそっとしておきました。・・・後で気がついたのですが、悠々と2時間近くも池にいたようです。だいぶメダカの数が少なくなってしまったかもしれません。 冬休み中に、低学年の教室に工事が入りました。教室内の壁の塗装工事を行ってもらいました。2年1組は以前行ったので、その他の1,2年生の教室全てがきれいになっています。黒板の上下の白い部分は、オフホワイトのペンキで塗られています。窓側や後ろの壁も、さらにはドアの内側や掃除用具入れの扉まで・・・塗装を行っただけで、新品の教室のようになりました。以前蛍光灯を取り換えた教室もあるので、さらに教室が明るくなった感じがします。きっと明日、教室に入って子ども達がすぐに気がつくはずです。 黒板には、すでに明日の日付と登校してきた子ども達へのメッセージが書いてありました。「三学期も げんきになかよく よくかんがえて すごしましょう。」という言葉とともに、壁がきれいになったので、大切に使うようにと書き添えてありました。(写真下) 今日から全職員が準備出勤をしています。主事さん達は、たくさんたまった落ち葉を掃除したり、明日から始まる給食の準備にと大忙しでした。先生達は、会議や教室の準備、学年の話し合い、研修会(プログラミング教育について)と、明日から始まる3学期の準備を万全に行いました。 さあ、明日から3学期のスタートです。子ども達の登校の準備は大丈夫でしょうか? 明日からすぐに書き初めを行う学年があります。道具の忘れがないように、確認をお願いします。そして、新年を迎えた張り切った気持ちをしっかりもって送り出してあげてください。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 12月25日(水) その26年2組は、家庭科室で調理をする活動でした。「食の展覧会をしよう」というテーマで、グループごとに工夫してパフェを作り、お互いの作品を鑑賞し合うという企画でした。食べ物が食べ物だけに、鑑賞よりも「作る楽しさと食べる喜び」がメインとなったようです。 まず、パフェの入れ物がグループごとに工夫されていました。すてきなワイングラスを用意してきたところもありました。また、パフェを飾るための材料がいろいろあって面白いなと思いました。チョコレートを湯煎したり、パンケーキを焼いて乗せたり、中にはプリンを丸ごとプッチンしてグラスに入れていたグループもありました。食べ応え十分です。さらに、コーンフレークを用意してきて、上手にパフェをかさ増しして盛り付ける心憎い技術も見られました。ちなみに、先日のある漫才コンテストをきっかけにして、今週に入ってからコーンフレークが急激に売れているそうです。 パフェの彩りは、何といってもフルーツです。まだ値段が高いであろうイチゴをふんだんに使ったグループがありました。比較的安価なみかんを用意したグループも多く見られました。缶詰のみかんを使えば良かったと思うのですが、みかんの房ごと(薄皮がついたままで)パフェに入れていました。子ども同士では、それほど違和感はなかったようです。(写真上) 校庭や体育館を使ってのお楽しみ会も、子ども達は大好きです。そして、男女みんなで楽しめるという理由から、ドッジボールがよく行われます。4校時に、校庭で3年2組と4年3組がお楽しみ会を行っていました。昨日よりも気温が一段と低くなりましたが、元気よくボールを追いかけ、とても楽しそうにゲームをする姿が見られました。(写真中) 教室では、1年2組がお楽しみ会を開いていました。黒板に貼ってあった子ども達の手作りのプログラムには、「どんちけた、ボーリング、ダンス、たけのこゲーム、ビンゴ、カラオケ」と書いてあり、盛りだくさんのお楽しみ会であることが想像できました。 ビンゴは、係の子がビニール袋の中からくじを引いて数字を伝えていきます。ビンゴになった子は、先生のところに紙を持っていくと、スタンプを押してもらえます。大人にとってはそれだけのことなのですが、1年生にとっては、ビンゴをするかしないかは一大事です。ものすごい盛り上がり方でした。 カラオケは、ちゃんと折り紙で作ったマイクが用意してありました。CDに合わせて「パプリカ」を女の子たちが歌った後、男の子が一人で出てきて「世界に一つだけの花」を歌いました。それも、CDがなかったのでアカペラで…。(写真下)その後もエントリーしていた子ども達が何人かいて、マイクを手に歌ったようです。お楽しみ会も時代とともに変わってくるものだと思いました。 さて、明日から13日間にわたる冬休みになります。健康に気をつけて、有意義な長期休業になるようにしてください。今月は、近隣校でインフルエンザによる学級閉鎖の情報を聞きました。田柄小は、先週と今週で2年生に流行の兆しが見られました。冬休み中も、引き続き健康管理をよろしくお願いいたします。 では、よいお年をお迎えください。 12月25日(水) その1終業式の話として、自分自身の成果と課題をしっかり確認してから3学期を迎えることについて話しました。・・・長かった2学期を振り返ると、夏休み明けの水泳指導(6年生は水泳記録会がありました。)から始まり、運動会、展覧会、長なわ記録会で新記録を出したクラス、持久走記録会のがんばりと、様々な取り組みがありました。その他にも、授業中の発表やあいさつをがんばった子や、忘れ物が少なくなったという子もいたことでしょう。練馬区では、パソコンのシステム障害のために、通知表は1月に入ってから渡すことになりました。田柄小では、3学期の始業式の日に通知表を渡す予定でいます。そんな状況の中でも、きっと全校の子ども達の心の中には自分自身の通知表があり、成果と課題をもうすでに見つけている子がいるでしょう。2週間後の3学期始業式の日には、ぜひしっかりと自分自身の目標をもって登校してくるようにしてほしいと思います。・・・ 児童代表の言葉は、2年生が担当しました。今学期にがんばったこととして、運動会のダンスやかけ算九九、持久走記録会を挙げていました。九九は、家でお母さんに聞いてもらうことで上達したそうです。また、持久走記録会では、お母さんの応援があったからいい記録を出すことができたと話していました。・・・家の人の支えや励ましが大切であり、子どもの成長に欠かせないものであるということが良く伝わってきました。(写真上) 今日の給食は、セレクト給食でした。あらかじめ示されたAとBの献立から、自身で食べたい方を選んでおいてありました。全校では、Aの「鶏肉のトマトチーズソース」を選んだ子が多かったようです。しかし、いくつかの教室を回ってみると、Bの「カラフルハンバーグ」を希望した子が多いクラスもありました。 1年生の給食の準備を見ていると、当番の仕方がとても上手になったことが分かります。(写真中)同じ様に盛り付けをしたり、一方通行で効率よく準備をしたりと、きちんと自分たちの力で給食の用意をすることができていました。 ただ、1年生は自分がAランチとBランチのどちらを選んでいたのか忘れてしまった子が多く、担任の先生が記録を見ながら確認してあげていました。 終業式の日と言えば、大掃除がつきものです。5校時は、校内いたるところで掃除をがんばる子ども達の姿が見られました。高学年は、児童机と椅子を全て廊下に出し、普段掃除をしないところまで手を伸ばしてきれいにしていました。教室の床をぴかぴかに磨き上げると、普段使っている教室が広々と感じられるから不思議です。(写真下) 掃除をすると、心の中まですっきりときれいになるものです。年末の大掃除は、日本の伝統的な文化の一つと言えます。心を清めて新年を迎えるという、日本人の習慣としてとても大切なものです。各ご家庭でも、冬休み中にぜひ子ども達に大掃除を手伝わせるようにしてください。私も、今度の土日は自宅の担当箇所の掃除が待っています。しかし、その前に年賀状の作成もあり、宿題をたくさん抱えて冬休みに入る予定です。 12月25日の給食マカロニスープ ミルクコーヒー (Aランチ)鶏肉のトマトチーズソース(写真上) (Bランチ)カラフルハンバーグ(写真下) 一口メモ 今日は、2学期最後の給食です。 メインのおかず、主菜を選ぶセレクトメニューは、子ども達においしく食べてもらえるようにと、調理員さん達がいつも以上に心を込めて作りました。 スープには、お米の粉で作った星形のマカロニが入っています。小麦粉で作るマカロニと比べて、もちもちの食感が味わえます。 明日から冬休みです。給食がなくても、牛乳を飲んだり好き嫌いをせずに食事をして。元気よく過ごしてほしいと思います。 12月24日(火)学習の振り返りでは、今学期に習った漢字を復習することも大切です。国語のワークテストにも、学期末の漢字の復習問題があります。通称「50問テスト」と呼ばれています。全面(表も裏も…)、漢字の読み書きの問題がたくさん印刷されています。漢字を覚えるのが苦手な子どもにとっては、これほど大変なテストはありません。漢字は、考えてできる問題ではないからです。また、9月や10月の頃の漢字テストはがんばっていたものの、時間が経てば忘れてしまうのは誰もが同じです。久し振りに出てきた漢字は、普段使っていなければ思い出すのは困難なことです。(これは、大人も同じです。) 担任の先生は、そういう子ども達の実態を考え、工夫して50問テストを使っています。例えば、同じ問題を印刷して何度も練習する期間をとり、予告してから50問テストを行う方法です。あるいは、そのテストに合格ラインを設定し、各自が合格するまで何度も挑戦させる方法です。とにかく漢字の学習は、「がんばって練習してできた!」というがんばり経験を積ませることが大切です。 2年2組では、まず今学期に習った漢字をどの程度覚えているのかの確かめをしていました。(写真上)読み書きを忘れてしまった漢字や、送り仮名を間違えた問題は、これから冬休みに向けて練習をしていくことでしょう。日本人なら誰もが通ってきた漢字練習です。繰り返し努力することの大切さを学ばせたいものです。 1年生が年間に習う漢字は、80字あります。2年生は、その倍の160字です。(3年生は、200字)低学年の漢字を全て覚えると、日常生活で必要なおおよその漢字が使えることになります。 1年生の教室では、子ども達がけん玉に夢中になっていました。(写真中)1年生の生活科の時間では、冬を楽しく過ごす学習単元があります。そこでは、お手玉やおはじき、こま回しなどとともに、けん玉を扱い、伝承遊びを体験します。学校には、クラスの児童数分のけん玉が用意してあり、全員で一斉に遊ぶことができます。(今日は、テストの直しが終わった子からけん玉で遊んでよいことになっていました。) 毎年、1年生の中にはとても上手な子がいるものです。聞いてみると、学童や保育園でけん玉をずっとやってきたようです。やはり、経験に勝るものはありません。そういう上手な子が、友達に時々コツを伝えてくれます。お皿の持ち方であったり、足腰の使い方であったり・・・。 3学期に入ったら、1年生全体で他の遊びも含めて取り組んでいきます。サンタさんにけん玉をもらいたいという子はいないと思いますが、興味があったらお年玉で買ってみたらどうでしょう。 6年生は、学年で最後のそして小学校で最後の合奏に取り組んでいきます。すでにリコーダーの楽譜が渡されていて、練習をしてきました。いよいよリコーダー以外の楽器を決めることになります。 ピアノ以外では、キーボード、アコーディオン、バスマスター、鉄琴、木琴、ドラム、マラカス、カウベルなどの楽器を使います。さらに打楽器としてボンゴとコンガも・・・子ども達は一番にこの打楽器を希望したいようでした。(写真下) 担当する楽器は、冬休み明けにオーディションで決めます。希望する楽器用の楽譜を各自がもらっていきました。自分でどうしてもやりたいという楽器の希望があるのなら、オーディションに向けて練習をしておくことが必須です。家に帰ってから、テーブルを両手のひらでたたきながらリズムを取っていたら、打楽器を希望していると思ってください。 合奏するのは、東京スカイパラダイスオーケストラの曲です。6年生が運動会の組体操で、ピラミッドを行った時に流れていた曲のようです。 12月24日の給食家常豆腐 パリパリワンタンサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、野菜がたっぷりの家常豆腐の献立です。中国の料理で、「家でよく作る豆腐の料理」ということからこのような名前が付けられました。 日本では厚揚げを使って作りますが、本場の中国では、豆腐を油で揚げて表面をカリッとさせたものを使います。 豆腐には、骨や歯を丈夫にする栄養素であるカルシウムがたくさん入っています。成長期の子ども達にたくさん食べてほしい食品です。 そら豆で作った唐辛子みその豆板醤が入り、ピリ辛の味付けになっています。ご飯と一緒においしく食べられるように調理しました。 12月23日(月)毎年1年生の子ども達のなわとびの様子を見ていると、すでに入学前から上手に跳べる子が多いことに気がつきます。幼稚園や保育園でもなわとびを積極的に取り入れているようです。鉄棒運動もそうですが、小学校に入る前から様々な運動に慣れ親しんでいるのはとてもありがたいことです。 1年生の子ども達は、休み時間にもなわとびを持って中庭やけやき広場で練習する姿が見られます。きっと、来月になってなわとび月間が始まったら、夢中になって取り組むこと間違いなしです。 5年3組で、書き初めの指導をしていました。全員の机や椅子を廊下に出し、床に新聞紙を敷いて場所をつくってから取り組んでいました。(写真中) 普段の書写の時間に行う毛筆は、児童机の上で書いています。しかし、書き初めの縦長の半紙では、机の上を使うのは大変なことです。また、せっかく書いた作品を汚してしまう危険性も大いにあります。クラス全員で書き初めをするには、教室よりもさらに広いスペースがあると便利です。3学期の初めには、全員で体育館に集合して一斉に書き初めを書く、「席書き」を予定している学年があります。冬休み中に書き初めの練習をする際も、机やテーブルの上で書くよりも、床で書くようにしてみてください。 2学期の登校日数も、今日を入れて残すところ3日間となりました。今学期に購入したドリルやプリント類を全て行ったうえで、冬休みを迎えるようにしていきます。1年生も、計算ドリルや漢字ドリルを購入しています。いよいよそれらのドリルも今学期の復習を行う最後のページに近づいてきました。 1年生は、算数の学習で「3つの数の計算」を習いました。「8−6+7」や「10−7+5」のような計算です。ドリルの問題をノートに書き写しながら、一つずつ問題を解いていきました。(写真下)計算ドリルは、繰り返し行うことが重要です。ですから、どの学年もノートに式や答えを書いていくようにし、ドリルには直接書き込まないようにさせています。冬休み中に復習としてドリルの問題をやってみるのも良いでしょう。 ところで、ドリルの問題を正しく書き写すということも、子どもにとっては大切な学習の一つです。普段の授業でも、黒板の文字をノートに書き写すのはどの教科でも行われています。この「目で見て覚え、ノートに書く」という一連の動作が、子どもの脳の発達には大切であると言われています。 |
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