11月28日(木)今日の体育朝会は、各学期に1回ずつ行われる「長なわ記録会」でした。この日のために、クラスみんなで練習をがんばってきました。しばらくクラスごとに練習をしてから、5分間の記録会がスタートしました。1年生は、大波小波を一人ずつ跳びます。2年生以上は、なわを回して8の字跳びで跳んだ合計回数を記録とします。5分間、どのクラスからも気合の入ったかけ声と跳んだ回数を数える声が聞こえてきました。(写真上) 高学年の中には、短めに持ったなわをすごい勢いで回して跳んでいたクラスがありました。記録を上げるためには、速くなわを回して間を空けずに跳び続けることが重要になってきます。しかし、一度なわにひっかかると大きなロスにもなります。なわの回し方とともに、なわを跳ぶ全員の気持ちが一つになることが記録を伸ばす一番のポイントであると言えます。 給食の時間に、今回の記録の発表がありました。まずは、跳んだ回数の多かったクラスのベスト3です。・・・1位・5年2組(496回)、2位・6年1組(392回)、3位・5年3組(380回)でした。次は、1学期の記録と比較して増えた回数のベスト3です。・・・1位・5年2組(+249回)、2位・4年3組(+135回)、3位・4年1組(+107回)でした。放送で発表するたびに、校内のあちこちから歓声が聞こえてきました。 5年生は、算数の時間に「速さ」の学習をしています。昨年度までは、6年生で学習していた内容でした。来年度から新学習指導要領による指導内容となり、教科書が新しくなります。そして、来年度から「速さ」の学習は、5年生の「単位量あたりの大きさ」の単元に続いて指導することになっています。ということは、今年の5年生から「速さ」の学習をしておかなければ、学習せずに小学校を卒業してしまうことになります。逆に、5年生から6年生の指導内容になる「分数のかけ算とわり算」は、現在の5年生の教科書には載っていますが、6年生になってから習うことになるので、今回は指導しません。・・・これらを「移行措置」と呼び、他教科でも教科書が改訂になる時によく行われている措置です。 ところで、「速さ」の学習は、毎年6年生の算数の中でも難関なものの一つでした。同じ「単位量あたりの大きさ」という考え方から5年生で指導することになったのだと思いますが、子どもにとっての難しさは変わりません。「速さ=道のり÷時間」の公式を使って時速や分速、秒速を求めればよいのですが、単位の換算を理解していなければつまずきが生じます。また、道のりを求めたり、時間を求めたりする問題もあり、別な公式を使う必要性も出てきます。さらに、スピードの「速さ」だけでなく、仕事量の速さ(例・・・1時間に90枚印刷する機械と、12分間に20枚印刷する機械は、どちらが速いか)についても学習します。がんばれ、5年生。(写真中) 4年生は、理科の時間に「ものの温度と体積」や「もののあたたまり方」の学習をしています。4年生の理科の学習の中でも、理科室を使うとともに、「実験をしている」という実感が一番もてる単元です。空気や水、金属の熱膨張や温まり方を調べるため、火を使う実験が続きます。一昔前までは、必ずアルコールランプを使って実験をしていました。ところが、教科書を見ていただくと分かりますが、火を使う実験は全て「実験用ガスこんろ」を使うことになっています。 アルコールランプについては、教科書にその使い方のみ掲載されています。5,6年生の理科でも実験用ガスこんろを使うことになっているため、4年生でアルコールランプを指導しなければ、今後ずっとマッチを擦ることも経験しないことになってしまいます。 そこで、マッチの擦り方とアルコールランプの扱い方を全員が体験できるように、1時間かけてていねいに指導をしていました。今の時代、マッチを擦ることさえどこの家庭でも行われていないのではないでしょうか。(ライターやチャッカマンはあっても、マッチは見ません)どの子も初めてということもあり、恐々とマッチに火をつけていました。 また、かつてアルコールランプは理科実験の必需品でしたが、すっかり影が薄くなってしまいました。ついた炎が、なんとなく寂し気に見えました。(写真下) 11月28日の給食鰆(さわら)のゆずみそ焼き 切り干し大根の煮物 せんべい汁 牛乳 一口メモ 今日の汁物「せんべい汁」は、青森県の郷土料理です。小麦粉で作られた「南部せんべい」が汁の中に入っています。 昔、寒さの厳しい東北地方では、お米を栽培するのが難しい地域でした。そこで、お米の代わりになる小麦やそばを栽培していました。この南部せんべいも、そんな東北の人々が生み出した食品です。 汁の中には、鶏肉やきのこ、いろいろな野菜や里芋など、せんべいの他にも食材がたくさん入っています。 今日も寒い一日です。給食をしっかり食べて、体の中から温まることができるようにしていきます。 11月27日(水)6年生は、家庭科の時間に「まかせてね 今日の食事」という学習に入りました。展覧会の裁縫作品「ウォールポケット」の製作がしばらく続きましたが、今度は調理の学習です。 6年生の家庭科の調理では、ゆでたり炒めたりする料理を学習してきました。今度はそれを応用して、おかずを作る実習を行います。教科書には、「野菜のベーコン巻き」、「青菜とにんじんとちくわのごま風味」、「ジャーマンポテト」の3つの料理の作り方が詳しく載っています。 今日は、それぞれの料理の作り方を動画で子ども達に見せて、実習に向けたイメージをもたせるようにしていました。「野菜のベーコン巻き」は、にんじんやインゲンを切り、ゆでてからベーコンに巻きます。それをフライパンで炒めて味をつけます。包丁の使い方や切り方、ゆでたり炒めたりする際の手順など、動画を通して見ると気がつくことがたくさんありました。(写真上) 「青菜と・・・」の料理は、小松菜を下ゆでしてから調理していました。また、「ジャーマンポテト」もじゃがいもをゆでてから玉ねぎやベーコンと一緒に炒めます。どの料理も、栄養のバランスと彩りが考えられています。今後は、グループごとにどのおかずを作るのか、そして材料の準備などの計画を立てて調理実習に備えていきます。 先週後半から、毎日のように雨が降っています。今日は、2校時から小雨が降り始めてきました。1年1組は、校庭で体育を予定していたようでしたが、急遽けやき広場に変更して実施していました。 学校のシンボルツリーとなっているけやきの木は、こういう時にとても便利な働きをしてくれます。小雨程度であれば、木の下は雨宿りができるスペースがあります。無事になわとびや長なわの練習を行うことができました。(写真中) 明日の朝は、体育朝会があります。クラスごとに長なわの記録会を行う予定です。先々週あたりから、休み時間や体育の時間を使ってクラス練習をしているところです。明日の朝までに雨がやみ、今年度2回目の記録会ができるように願っています。ちなみに、雨が降ったのは2校時の時間帯だけでした。3,4校時は、いろいろなクラスが外に出て、明日の体育朝会に向けた練習に取り組んでいました。 今週、4年生の各クラスにおいて、総合の学習で取り組んできた「共に生きる」の発表会が行われています。今日は、2,3校時に4年1組の発表会がありました。9つのグループが障害者理解についてテーマを決めて調べてきたことを発表していました。 10月に、パラリンピックの陸上選手の授業や聴導犬の授業がありました。それだけに、パラリンピックについてや介助犬について調べたグループがたくさんあったようです。また、分かりやすく伝えるために、ペープサートを使ったりパソコンに取り込んだ資料を使って発表していたグループもありました。 中でも感心したのは、介助犬についてのパンフレットを手作りして配っていたグループです。(パンフレットの原稿を作成し、印刷したものを全員に配布していました。)調べたことが自分の頭の中できちんと理解できていなければ、このようなまとめはできません。発表を聞いていたクラスの子ども達からたくさんの拍手をもらっていました。(写真下) 4年生の各クラスの発表会が終わったら、クラスの代表グループを選出し、3年生の前で発表会を開く予定とのことでした。 11月27日の給食わかめサラダ 牛乳 一口メモ ポークストロガノフは、ビーフストロガノフの牛肉の代わりに豚肉を使って作った料理です。 ビーフストロガノフは、ロシアのストロガノフ家に古くから伝わる牛肉の煮込み料理と言われています。今日の給食では、豚肉や玉ねぎをトマト風味に煮込み、生クリームでまろやかさを出しました。 パプリカパウダーで、ほんのりオレンジ色に色付けしたご飯と一緒に食べられるように調理しました。 部活動体験(6年生)部活動体験では、事前に希望した2つの部活動を体験しました。中学生が丁寧に教えてくれて、普段通りの練習に参加させてもらえました。初めは緊張していた6年生でしたが、体験を進めていくうちに少しずつ笑顔が見られ、楽しそうに活動していました。 中学校生活の中で、部活動は多くの時間を費やします。中学校に進学した際の部活動を決めるよい機会になりました。 11月26日(火) その2何のために5年生がこの仕事を任せられているのか、そしてどういう気持ちでこの役割を果たさなければならないのかを、最初に学年全員でしっかり確認をしてから作業が始まりました。進んで仕事に取り組む姿勢こそ高学年らしさであり、最高学年をめざす心構えでもあります。作業が始まると、どの子も積極的に仕事をしていました。(写真上) テーブルや椅子、台を片付けた後、いろいろな場所にしまってあった跳び箱やマットを運び込む仕事にも熱心に取り組みました。体育館がすっかり元通りになり、5年生の子ども達自身もいつも以上の達成感を感じることができたようでした。 6年生は、午後から田柄中学校に行き、部活動体験を行ってきました。田柄中学校には、16もの部活動があります。事前に希望をとり、全員が2つの部活動の体験をさせてもらいました。 この時期に部活動を行っているのは、中学1,2年生です。学校に着くなり、すれ違う中学生たち全員が次々と「こんにちは!」と元気よくあいさつをしてきました。学校を出発した頃までは元気が良かった6年生でしたが、一歩中学校の中に入ると、なぜか静かになっていました。 最初に体育館で全体会がありました。生徒会の人たちが司会をして、体験内容の説明をしてくれました。1年前は逆の立場にいた生徒も、制服を着てすっかり生徒会の一員として立派にその役目を果たしていました。田柄中学校の校長先生のお話では、6年生の背中がいつもよりピンと伸びていたように感じました。 部活動体験が始まると、次第に6年生の緊張が和らいできたようでした。どの部活動でも、手取り足取り優しく教えてくれる先輩の姿が光りました。きっと6年生の子ども達には、「1,2年前まで一緒の学校にいた人たちが、とっても立派なお兄さんお姉さんになった…」と映ったことでしょう。(写真中・下) 田柄中学校では、この日のために6年生用の活動内容を用意したり、自分たちの活動を取りやめて対応してくれたりしたようです。そんな中学生の優しさを4か月後の希望へとつなげていってほしいと思いました。また、小学校での明日からの毎日を今まで以上に大切に過ごしてほしいとも思いました。 11月26日(火) その1今日は、朝から会場の片づけが進められていきました。平面作品を吊るしていたワイヤーや天井から吊っていた共同作品は、主事さんと図工専科の先生が中心となってはずしていきました。各自の立体作品や家庭科の作品は、クラスごとに会場に行って自分の作品を搬出しました。 2年生の立体作品「ぼくのわたしの すてきなぼうし」は、自分の頭のサイズに合わせて作ってあります。どの子も自分でかぶりたい帽子を作ったので、さっそく頭にのせて教室まで運んでいきました。(写真上) それぞれの学年とも、今週中に作品を家庭に持ち帰ると思います。子どもの思いがたっぷり入った作品です。ご家庭でもぜひ大切にしてください。とは言っても、展覧会以外にも年間を通して子どもの作品類はたくさんあります。いつまでも家の中に取っておくのは難しいことでしょう。そこで、ビデオや写真に残しておくことをお勧めします。お子さんに作品を持たせ、工夫したところを説明する様子を動画に録れば、すてきなビデオレターとして、お正月に親戚の方々に見せることができます。 1年生の教室では、一人ずつ作品を手に、写真撮影を行っていました。(写真中)担任の先生にとっても、ていねいにたっぷりと時間をかけて指導した思い出の作品になりました。 5年生は、家庭科の時間に「マイオリジナルバッグ」を製作しました。体育館のステージに展示してあった作品です。5年生になって家庭科の学習が始まり、裁縫道具を使って挑戦した初めての大作でした。また、2学期に入ってからミシンの使い方を習い、どの子も苦戦しながら仕上げた作品です。 教室に持ち帰った後、クラスの友達同士で作品を鑑賞し合う時間をとりました。バッグのデザインだけでなく、縫い方まで細かく見ながら、友達の作品の良いところを見つけてカードに記録をしていました。(写真下) 11月26日の給食じゃこと小松菜のふりかけ 厚揚げのふきよせ 白菜のゆず風味 牛乳 一口メモ 今日は、和食の煮物がメインとなっているおかずの献立です。 「ふきよせ」とは、色とりどりの木の葉が風で一か所に吹き寄せられる様子から、いろいろな種類の野菜や具材を使った煮物をこのように呼んでいます。 今日の煮物には、にんじん、たけのこ、玉ねぎ、しいたけ、厚揚げ、グリンピースが使われています。いろいろな色の野菜や食材を偏りなく食べることで、栄養のバランスが良い食事になります。苦手な食べ物があっても、学校では少しずつ食べるように指導しています。 11月23日(土) その2カメラを手に、保護者の方々が一生懸命お子さんの作品を探している様子を見かけました。作品によっては、上の高い位置にあったり、床に近い下の方にあったりと、鑑賞しにくい場所に展示することになってしまいました。展示スペースと児童数の関係から難しいところもありますが、次回(2年後)に向けて検討を重ねていきます。 また、事前に予想していた以上に気温が低くなりました。2年前は2月の開催のために石油ストーブを使いましたが、今回は安全面を考えて使用しませんでした。ご了承ください。 今日は、全校5校時で下校しました。放課後、家の人と一緒に展覧会会場を訪れた子ども達がたくさんいました。家の人の手を引き、自分の作品の前まで案内していた表情は、とてもいい笑顔でした。作品を一生懸命作った時のことを、ひとつひとつ伝えていたようです。子どものがんばりを受けとめ認めてあげることが、明日からの力になっていきます。ぜひ各ご家庭で展覧会の取り組みについて話題にしていただき、お子さんをたくさん褒めてあげてください。 11月23日(土) その1教科書では、いろいろな乗り物について、「どんな仕事をするのか」ということと、「そのためにどんなつくりになっているのか」ということが書かれています。説明文を何度も読みながら、それぞれの自動車の「仕事」と「つくり」について書かれている部分をノートに書き出しながら読み取っていきました。 教科書の内容が一通り終わったところで、この単元のまとめとして、自分で調べた乗り物の図鑑を作る学習をしていきます。1年生は、光が丘図書館の団体貸し出しを利用して、乗り物に関する本をたくさん用意しました。それらの本を見ながら自分で興味をもった乗り物について調べ、仕事とつくりを説明する文章を考えていきます。(写真上) 乗り物の本には、工事現場で働く車から災害救助で活躍する車まで、大人が見ていても飽きないような車がたくさん載っていました。きっと全員の作品が集まったら、クラスのすばらしい乗り物図鑑が出来上がることでしょう。 2年生では、国語の時間に自分で考えた「あったらいいなこんなもの」の発表会を行っていました。自分で考えた便利な道具の絵を見せながら、どんな便利な道具で、どのように使うのかということについて、一人ずつ発表していました。 子どもの発想はとても豊かです。道具には、自分で考えた名前がついています。「いつでも食べれーる」「ごはんをどんどん」・・・好きな食べ物が、いつでもどっさり出てきそうです。「動物になりきり薬」・・・1錠飲むと、好きな動物に1時間変身できるそうです。自分の好きな動物と会話ができます。飲みすぎると人間に戻ることができなくなるとか…。「じゅうたんドコデモ」「スピード1びょう」・・・好きな場所に素早く移動できる道具です。やはり子ども達も「どこでもドア」的な道具があったらいいなと考えるのでしょう。 この単元は、「話すこと・聞くこと」の学習です。原稿を見ないできちんと発表していた子がいました。また、発表が終わるたびに、多くの子が進んで手を挙げて質問や感想を言うことができました。(写真中) 3年生の算数「円と球」の学習では、コンパスの使い方を練習しています。今日は、コンパスを使っていろいろな大きさの円を描き、模様をつくる学習をしていました。どの子も真剣な表情でコンパスを扱っていました。(写真下) コンパスは、3年生で初めて使い方を習います。どんな道具も、自分で何度も使ってみることが上達への近道です。最初のうちは、中心がずれてなかなかきれいな円が描けなかったりするものですが、次第にきれいな円を引くコツがつかめるようになってきます。正確な作図のためには、手先の器用さも重要です。手指をしっかり使い、動かし方を工夫して上達していってほしいものです。 11月23日の給食トビウオのチーズバーグ 夕焼けポテト 五目汁 牛乳 一口メモ 今日のハンバーグは、東京都の島「八丈島」の近くでとれたトビウオを使っています。トビウオは、名前の通り胸びれを広げて海面を飛ぶことができます。その距離は、300メートルになることもあるそうです。 卵は「とびっこ」といって、お寿司のたねにも使われています。また、西日本では、トビウオのことを「あご」といい、乾燥させて料理のだしに使います。 今日は、ひじきやチーズも入れて、丈夫な体をつくるための鉄分やカルシウムがたくさんとれるように工夫しました。 11月22日(金)それぞれの学年でどのように鑑賞させるかということは、あらかじめペアとなる学年の先生同士で集まり、計画を立てて指導してきました。例えば、4年生は「田柄の美術館 会場チケット」を用意し、ペアとなる2年生の子ども達にプレゼントしていました。チケットは色が塗ってあるだけでなく、折り紙で作った飾りを貼るなど、工夫されていました。 1年生はクイズラリーを楽しみながら会場を回り、6年生の子ども達からスタンプを押してもらっていました。事前に先生が用意して、会場のあちこちに展覧会に関するクイズを貼っておいたようです。いろいろな作品を見て回れるように、クイズの内容が考えられていました。 教室に戻ると、それぞれのクラスで振り返りの時間をとっていました。一緒に鑑賞した相手の子に渡す「メッセージカード」を書き、作品の感想を伝えていました。このように、意図的にペア鑑賞を行うことで、他学年の作品にもしっかり興味をもって鑑賞することができるようにしています。 ところで、今回の展覧会のテーマは、「タガラ イン ワンダーランド(TAGARA IN WONDERLAND)」です。このテーマには、展覧会委員長(図工専科の先生)の展覧会に向けた強い思いが込められています。「田柄小学校の子ども達の創造力で、展覧会会場を一つのテーマパークのようにしてしまおう」という考えから、このテーマを設定したそうです。そして、展覧会に訪れた人たちが、遊園地を訪れる時のワクワクした気持ちになるようにしていきたいという思いも込められています。共同作品として、大きなきのこがあったり、くらげが吊るしてあったり、大観覧車があったり、はたまたエレクトリカルファンタジー(6年生が作ったランプ)の部屋があったりもしました。「展覧会の会場全体が一つの作品となっている」というところにも注目していただければと思います。 午後から保護者鑑賞の時間となり、雨にもかかわらず多くの保護者の方々に足を運んでいただきました。明日も一日展覧会を開催しています。どうぞご予定ください。 11月22日の給食レンズ豆サラダ くだもの(みかん) 牛乳 一口メモ 今日のカレーには、インドの料理の「タンドリーチキン」が入っています。鶏肉をケチャップやヨーグルト、カレー粉などを合わせたたれに漬け込み、オーブンで焼きました。 インドでは、「タンドール」という壺のような形をした釜に鶏肉を貼りつけて焼くことから、このような名前がついています。いつものカレーよりも肉にしっかりカレーの風味がつき、スパイシーに仕上がっています。 サラダに入っているオレンジ色の「レンズ豆」も、インドではスープやサラダにして食べられています。豆には、お腹の掃除をしてくれる食物繊維がたくさん含まれています。豆の食感を楽しめるサラダになりました。 11月21日(木) その2どの学年も、探検ボードに挟んだ鑑賞カードと鉛筆を手にして会場を回っていました。カードには、自分で気に入った作品を見つけて、「グランプリ」「きれいで賞」「アイデア賞」「とくべつ賞」を書き込む欄があります。低学年の子ども達は、やはり高学年の作品に真っ先に目を奪われていたようです。5年生の「パイレーツオブ田柄」という船の作品や、6年生の「時をきざむもの」という時計の木工作品が人気のようでした。また、3,4年生にとっては、高学年の家庭科作品に興味をもった子が多く見られました。自分達も早く家庭科の授業を受けてみたいなという思いを抱いたことでしょう。 5,6年生にとっては、田柄小で最後の展覧会となりました。会場に着くと、まずはすぐに自分の作品を探していました。展覧会に出品したどの作品も、いつもの図工や家庭科の時間で作る何倍もの時間をかけて制作してきました。それだけ自分の思いがつまった作品になったことでしょう。小学校を卒業しても、「あの時にこういう作品を作ったなあ」という記憶として、ずっと心に残ってほしいと思います。 11月21日(木) その1毎朝、正門と東門には私と看護当番の先生がつき、子ども達にあいさつ指導をしています。それに加えて、主幹教諭の2人の先生が児童玄関前に立ち、あいさつ指導を行うことにしました。 2人の先生は、プラカードを手にして子ども達にあいさつの大切さを伝えながら声をかけています。プラカードには、「しっかりやります!!! あいさつ・へんじ 『おはようございます!』『こんにちは!』『さようなら!』日本一をめざそう!!」と書かれています。(写真上) 教員が率先垂範してあいさつの指導を行っていきます。年度途中ではありますが、校内全体の生活指導を見直し、気持ちをしっかり入れて取り組むことにしました。あいさつは、朝や帰りだけではありません。授業の始めと終わりにもあります。また、給食の始めと終わりにも…。全クラス、全校で取り組みをワンランク上げて取り組むことで成果を出していきたいと思います。 どうかご家庭でも、あいさつ・返事の指導を学校と同様に強化して取り組むようにしてください。大切なことへの返事は、「うん」ではなく、「はい」と言わせること。そして、相手の方を見てあいさつをする習慣をつけさせるようにお願いいたします。 展覧会が今日から始まりました。各学年の作品以外に、2つのクラブ作品が展示されているので紹介します。 まず、手芸・調理クラブの作品です。布を手縫いして、小物入れを製作しました。(写真中)とても細かくていねいに製作した様子が伝わってきます。ステージに上がる階段脇(上手側)に展示してあります。 また、DIY・クラフトクラブの作品は、1年生の平面作品の近くにコーナーを設けています。グループごとに作った共同作品で、話し合って考えた理想の家の中を再現しました。クラフト粘土を使い、家具や小物を上手に作ってあります。(写真下) 11月21日の給食ポテたこ焼き 牛乳 一口メモ 「ポテたこ焼き」は、田柄小の新メニューです。調理員さんが、夏休みの研修会で、おいしくて楽しいメニューの開発をして考えました。たこ焼きの生地は、小麦粉を水で溶いて作ります。しかし、この「ポテたこ焼き」は、名前の通りに、ゆでたじゃが芋をつぶしたもので作っています。 うどんとたこ焼きの組み合わせは、成長期の子ども達の食事としてはよい組み合わせとは言えません。でも、今日は展覧会のお楽しみメニューとして、じゃが芋を使ったたこ焼きを出しました。うどんは、野菜たっぷりの具だくさんにしてあります。 11月20日(水)今日は、「I can〜」を使った会話の練習をしました。積極的に「できること」を尋ねたり、自分の「できること」や「できないこと」を答えたりしようとすることをねらいとした授業でした。(写真上) 教科書には、「play baseball」や「play piano」など、様々な選択肢が用意されていました。全員で声をそろえて発音する時は、しっかりと言えていました。ところが、いざグループで一人ずつ自分のできることを紹介する場面になると、声が小さくなる子が目立ちます。来年度から、外国語活動が高学年で教科となり、指導時間も週2時間と増えます。コミュニケーション能力を高め、自己表現の力をつけていくことは、外国語だけでなく他教科の指導でも課題となっているところです。 ところで、「I can」は、最近テレビのCMでよく見かけます。某製薬会社の栄養補給ドリンクのCMです。いろいろなスポーツ選手が出てくるのと、確かラグビーの中継の時に流れたCMだったので印象に残ったのだと思います。「『できる』を手にするために、挑戦を続けるアスリートたち…」というキャッチコピーも印象的でした。 2年生の教室では、いじめ防止ポスターの原画を考えていました。練馬区では、ふれあい月間に合わせて、毎年いじめ防止の標語やシンボルマークを全小中学生から募集しています。今年は、いじめ防止のためのポスターを全員が描くことになっています。 低学年にポスターを描かせるのは難しいことではありますが、今までの作品見本を提示しながら、いじめは絶対にいけないということが伝わるような絵を考えさせていました。(写真中) 全校児童の作品が集まったら、学年の代表を決めて区に応募します。また、全員の作品を校内に掲示して、身近ないじめを防止していくために役立てていきます。 月曜日に、6年生の保健の授業(飲酒の害)についてお伝えしました。今日はその続編…「薬物の害」についての授業がありました。先週末から芸能ニュースで毎日扱われていることもあり、6年生の子ども達にとっても薬物乱用がどれだけいけないことかは、テレビ等で見聞きしているはずです。 喫煙や飲酒の害(多量に摂取すると害になること、未成年者は法律で禁止されていることとしての「害」です。)については、担任の先生も多少はたしなんでいるだけに指導しやすい学習です。しかし、薬物乱用については、指導する先生が経験で話をすることができる内容ではありません。パソコンで資料を提示しながら薬物乱用の恐ろしさを伝えていました。(写真下) 6年生の保健の授業で指導している喫煙、飲酒、薬物乱用に共通しているのは、「依存性がある」ということです。子ども達に、「依存性」についてて理解させるのは難しいものです。しかし、身近なところで言えば、ゲーム依存やスマホ依存があります。「何日かゲームをやらなかっただけで、なんとなく変だ…」などと思うようだったら、依存症になりつつあると言えるでしょう。 自分はコーヒー依存かもしれません。毎朝コーヒーを1杯飲むことが続いているため、旅先でもコーヒーを飲まないといられません。「コーヒーは健康にもいい」という言葉を信じて正当化していますが…。 11月20日の給食じゃがいものそぼろ煮 三色ごま和え 牛乳 一口メモ 今日の野菜のおかずは、「三食ごま和え」です。この中で一番多く使われているのが白色の「もやし」です。 植物の種を水に浸して暗い所に置き、芽が出たものが「もやし」になります。「もやし」というと、あまり栄養のない食品というイメージがあるかもしれません。しかし最近の研究では、種から芽が出る時にそれまでになかったいろいろな栄養素が生まれることが分かりました。 今日は、風邪の予防に有効な栄養素であるビタミンAをたくさん含む、にんじんや小松菜と一緒にごま和えにしました。 11月19日(火)チャイムが鳴って教室に戻ると、道具箱の中から持久走カードを取り出し、走った分の周回数の色塗りをします。毎日少しずつ色を塗り続け、1枚のカード全てに色が入ることを楽しみにしながらがんばっています。(写真上) 学校全体で様々な種類の持久走カードを用意しています。低学年用の「マラソンうちゅうりょこう」のカードは、50周分の色塗りができます。また、高学年には「めざせ!森林公園!!」というカードがあり、104周走ると下赤塚から森林公園まで行けるようになっています。3学期に入るとなわとび月間となり、その時もがんばりカードを使って取り組んでいきます。少しずつ続けた努力を確認し、次のやる気へとつなげるためにも、小学校ではがんばりカードが必需品となっています。 「ドラえもんがいたらな…」と思うことは、大人にもあります。ドラえもんの四次元ポケットがあれば、どんなことでも可能にしてくれる道具が出てくるのですから、これほど便利でありがたいことはないでしょう。2年生の国語の教科書には、そのドラえもんが大きく登場するページがあります。「あったらいいな、こんなもの」という単元で、自分で考えた便利な道具について発表したり、友達の発表を聞いたりする学習です。 今日の授業では、まずその発表会に向けて、自分が紹介したい便利な道具を考えることから指導していました。(写真中)考えついたら、道具の絵を描いたり道具に名前をつけたりし、その絵をみんなに見せながら発表する練習をしていきます。大人はたいてい、仕事を楽にする道具かお金が儲かる道具くらいしか考えません。夢をたくさんもっているのは子ども達の方です。いったい子ども達は、どんな道具を考えるのでしょうか・・・。 給食後、たてわり班活動の時間がありました。田柄小のたてわり班での遊びは、掃除の時間帯から昼休みにかけて、たっぷりと時間をとって行っています。 遊びに使う場所は、校庭や中庭等の他、教室や体育館での遊びに分けて指定しています。そして、それぞれの班がいろいろな遊びができるように、毎回ローテーションを組んで様々な場所を使えるようにもしています。 今回は、体育館が展覧会の会場となっているために、たてわり班遊びで使うことができませんでした。そこで、体育館で遊ぶ予定であった2つの班は、特別に屋上を使って遊ばせました。北校舎と南校舎の屋上を開放したところ、どちらの班も「だるまさんがころんだ」を行っていました。(写真下) 子ども達が屋上に来ることは滅多にありません。3年生の社会科「東西南北に見える景色」や、4年生の理科「月の動き」の学習で屋上を使ったぐらいです。気持ちのよい秋空の下、開放感のある屋上での遊びでした。 11月19日の給食豚肉のコチュジャン炒め チンゲン菜としめじのスープ 大学芋 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、油で揚げたさつま芋に甘辛いたれをからめた「大学芋」です。 「大学芋」という名前がついたのは、今の東京大学の前にあったかき氷屋さんが、冬の間かき氷に代わるものとして販売したのが始まりと言われています。それがとても評判になり、大学の前で販売している芋なので、「大学芋」と呼ばれるようになったという説があります。 また、その他にも、最高においしいお芋料理であることから、「大学芋」という名前になったという説もあるそうです。 カラッと揚がった芋とたれの組み合わせで、子ども達にもおいしい大学芋に仕上がりました。 |
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