10月31日(木)1年生は、5月31日に同じ光が丘公園に遠足に行っています。ちょうど5か月前のことでした。その時は、公園の遊具で遊んだり、芝生広場でクラス遊びをしたりして楽しみました。今回は、公園の入り口に着くなり各自ビニール袋を持ち、「秋さがし」をしながら歩きました。まだそれほど冷え込みがないためか、公園の木々の紅葉は始まったばかりの色合いでした。それでも子ども達は、変わった色や形の葉っぱに興味をもち、ビニール袋に入れていきました。 公園奥の林の中に着き、時間をとって秋探しをしました。そこは、どんぐりがたくさん落ちている場所で、ちょっと場所を変えるだけで様々な種類のどんぐりを集めることができました。(写真上) 学年の先生が、「生き物や木になっている実など、学校に持ち帰ることができないものは、校長先生にカメラで撮ってもらいましょう〜。」なんてことを言ったから大変です。・・・その後、次から次へと「校長先生!」と呼ばれ、林の中を行ったり来たりすることになりました。 きのこ類や大きなジョロウグモ、あげくの果てはムカデ(まだ小さかったのですが、ちゃんとしたムカデでした。)まで、見つけなくてもいいようなものまで子どもはよく見つけてくるものです。子どもの目線はすごいものだと改めて感じました。どんぐりの帽子の違いにしろ、葉っぱの穴の開き方にしろ、「不思議だな。おもしろいな。」と思うことが次から次へと出てきました。 学校に持ち帰ったビニール袋の中身は、一人一人いろいろでした。どっさりとどんぐりを入れて帰ってきた子もいれば、遠慮気味に少ししか入っていない子もいました。今後、持ち帰った落ち葉やどんぐりは、あさがおのリースの飾りやおもちゃの材料に使っていきます。 5年3組の子ども達が、稲の脱穀ともみすりの体験をしていました。先日刈り取って干しておいた稲を持ち寄り、まずは稲穂からもみ(お米の実)をはずす「脱穀」の作業をしました。そして次は、そのもみから玄米を取り出す「もみすり」の作業です。機械を使わずに行う方法として、すり鉢に入れて硬いボールですりつぶすというやり方があります。結構力を入れてグイグイとすりつぶし、息を吹きかけるともみ殻が吹き飛び玄米が残ります。(写真中) みんなで苦労の末、やっと玄米までになりました。お米のありがたみ、一粒一粒の大切さが少しずつ子ども達に伝わってきました。 5校時に、3年生が隣の吉田さんの畑に行き、大根の収穫体験をさせてもらいました。種まきをしたのが9月4日、間引きに行ったのが3週間後の9月25日のことでした。そして今日の収穫は、種まきから約8週間後にあたります。品種にもよりますが、2か月弱で大きな大根がを収穫することができました。(「夏つかさ」という大根でした。) 折れないように真っすぐ上に引き抜くのですが、大根が大きくてなかなか抜けないので苦労していました。青々と茂った葉っぱをかき分け、青首の部分をしっかり持って力を込めました。「スポン!」という音はしませんが、本当にそういう音がしてもいいくらいの感触を味わいました。(写真下) さあ、3年生の各家庭では、今日の夕食にどんな料理で大根を味わうことができたでしょうか。もちろん、葉っぱも捨てずに食べられます。「大根は捨てるところがありません。」…吉田さんのいつもの言葉です。 大根の収穫をしました!(3年生)総合の「大根を育ててみよう」という学習で、9月に大根の種まき、間引きをしてきました。米粒くらいに小さかった大根の種から、緑の葉がたくさん生え、とうとう収穫時期となりました。 よくスーパーなどで売っている大根は、小さく売られていたり、葉が切られたりしていて、子どもたちは実際の大根を見る機会は少ないようです。 実際に抜いてみると、なかなか抜けず、「うんとこしょ、どっこいしょ。」と言いながら頑張っていました。大根は葉も入れると1mくらいの長さがあり、子どもたちは「大きいな。」「うまく抜けなかったよ。」「抜けたときスッキリしたよ。」と言っていました。 収穫した大根は、子ども達が持ち帰りました。家族でお味噌汁や煮物料理などを作って味わってみてほしいです。 生活科見学(1年生)子どもたちは、どんぐりの大きいものや小さいもの、ぼうしがあるもの、ぼうしだけのものなど、様々なものに目を輝かせて拾っていました。また、イチョウの木の近くでは、ぎんなんのにおいやキンモクセイのにおいも感じてきました。 拾ってきたもので、リースづくりやおもちゃづくりをしていきます。出来上がりが楽しみですね。 10月31日の給食スイートパンプキンサラダ オニオンスープ 牛乳 一口メモ 今日は、ハロウィンにちなみ、かぼちゃを使ったサラダを作りました。ハロウィンはヨーロッパで始まった行事ですが、魔除けのかがり火として、かぼちゃをくり抜いて作った「ジャックオーランタン」が使われました。そして、くり抜いたかぼちゃをシチューやパイにして食べたことから、ハロウィンにかぼちゃ料理が登場することになりました。 今日のサラダはさつま芋も入り、ほんのり甘みも感じられる味付けになっています。 10月30日(水)今までの卒業アルバムの中から、参考となる作文のコピーを読んでいた子もいました。「文は人なり」・・・限られた文字数ですが、普段書いている作文とは重みがずいぶん違います。一生自分の手元に残るものであり、一生同級生全員の家庭に残るもの、そして学校にも…。よくよく考えて書いてほしい卒業文集です。 1年生の算数の時間に、「かたちあそび」の学習をしていました。各自が家からいろいろな形の立体を持ってきて、机の上に並べました。箱の形をしたものや円筒形、サイコロのような形のものまで、クラス全員が持ち寄ると様々な形や大きさの立体が集まります。 1年生では、まだ「立体」という言葉は指導しません。身の回りの箱や筒、ボールなどを使って、積んだり転がしたりする遊びや、形を写し取ったりする遊びをします。そして、そういう活動を通じて、図形の特徴に気づかせていきます。 教科書12ページの写真を参考にして、保護者の方がいろいろな立体を用意してくださったのでしょう。細長い円筒形のチョコレートの入れ物の写真が教科書にあるのですが、なぜかクラス内で多くの子が持ってきていました。(昔からある懐かしいチョコレートです。おはじき形のカラフルな・・・)ジュースの空き缶の写真も載っていたので、アルミ缶を持ってきた子もいました。(ビールの空き缶でしたが、同じ立体です) それらの箱を紙の上に置き、鉛筆で箱のふちをなぞると、いろいろな大きさの四角や丸を書き写すことができます。そして、それらを組み合わせて、乗り物や動物の絵を描いていきました。(写真中) 6年生は、国語の時間に「やまなし」という物語文を学習しています。宮沢賢治が書いた物語です。他の学年同様に、「やまなし」もずっと以前から国語の教科書に取り上げられてきた教材です。 物語は、2匹のカニの兄弟の会話から始まります。「クラムボンはわらったよ。」「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」・・・宮沢賢治の独特な世界観が詰まった作品で、その面白さが味わえるかどうかは、指導する先生の悩みどころでもあります。 題名の「やまなし」は、実際にある落葉樹の木の実です。物語の後半に出てきて、いかにも熟していい香りがしてくる果実のように描かれていますが、実際は地味な木の実のようです。担任の先生が、インターネットで検索した「やまなし」の写真を見せて、子ども達にイメージをもたせていました。(写真下) 話は飛びますが・・・先日、映画「蜜蜂と遠雷」を見てきました。4人のピアニストが、国際ピアノコンクールに挑む姿を描いた作品でした。そのコンクールの2次審査の課題曲が、宮沢賢治の「春と修羅」をインスピレーションして書かれた曲という設定になっていました。この映画の原作が有名な文学賞をとっただけあり、そういうところも実によく考えられています。さらに、今回映画化するにあたり、「春と修羅」のピアノ曲とカデンツァ(4人の性格を考えて、4様に作曲したとか)を作曲家に依頼して作り上げたそうです。(その実際の演奏も、4人のピアニストを使って音を録ったそうです)超絶技巧のすばらしい音楽に仕上がっていました。ピアノを弾く人や、クラシック好きの人は楽しめる映画でした。 10月29日(火)たし算とひき算は、1年生の1学期に習います。かけ算は、2年生のちょうど今頃、下巻の教科書に入ったところで習うことになります。1つ分の数が決まっていて、そのいくつ分かにあたる大きさを求める場合にかけ算が使われます。・・・例えば、一皿に3個ずつみかんがあり、それが4皿分であれば、合計は12個になります。こういう時に新しく「かけ算」を使うということを知らせ、「3×4=12」と式に表すことを指導します。 言葉の式では、「1つ分の数×いくつ分=全部の数」となります。最初のうちは、この言葉の式に数字をあてはめ、具体物(おはじき)を使って実際に数えながら答えを求めていきます。(写真上) かけ算の立式が分かると、2年生はすぐに「九九」の学習に入ります。誰もが通る道です。何度も何度もお経のように唱えながら覚えていくことになります。 1年生は、国語の時間に「知らせたいな、見せたいな」という学習をしています。家の人に学校のことを伝えるために題材を決め、よく観察して作文に表すという、「書く」ことを中心にした学習です。 今日は雨だったので、教室の中で観察をしていました。その題材になったのが、うさぎとカメとザリガニでした。うさぎは、飼育小屋からショコラをケージの中に入れて連れてきました。久し振りにたくさんの視線を浴びて、ちょっと緊張気味のショコラでした。形や大きさ、手触りなども作文メモに書いていました。(写真中) 2年生の教室で、展覧会の共同作品を作っていました。共同作品は、学年ごとに分担して取り組んでいきます。展覧会の会場を彩るディスプレイに使われるなど、素材の持ち味を生かして制作しています。 2年生は、カラービニール袋に新聞紙をつめて膨らませ、巨大なきのこを作りました。(写真下)展覧会当日に、これらの共同作品がどのように飾られることになるのか楽しみです。 今日は、一日中雨が降っていたため、いくつかのことが中止になりました。まず、3年生の大根の収穫です。吉田さんから連絡があり、あさって木曜日の5校時に延期になりました。 もう一つは、田柄幼稚園の園児たちのザリガニ釣りです。今日の午後、田柄幼稚園から10名ほどの園児が来て、ミッキー池でザリガニ釣りをする予定でした。 10時頃、幼稚園から2人の先生が釣竿を手にやってきました。ザリガニ釣りの実地踏査でした。ザリガニのいそうなところを教えてあげると、2人ともすぐに釣り上げて大喜びしていました。ミッキー池のザリガニたちは、いつでも準備万端で園児たちを待っています。 10月29日の給食じゃがまるくん 牛乳 一口メモ 今日は、つけ麺の献立です。中華麺を使ったラーメンは、日本でも大人気のメニューです。 中華麺が生まれた中国では、日本のようなスープの中に麺が入っているラーメンはありません。中国では、麺とスープは別々に「つけ麺」スタイルで食べられています。今日の給食では、野菜や魚介類がたっぷり入り、少しとろみがついたしょうゆ味の広東風つけ麺にしました。 「じゃがまるくん」は、蒸したじゃがいもにチーズを混ぜ、ボールのように丸めて油で揚げました。ほんのり塩味のきいたじゃがいもの味が楽しめます。 (4年)聴導犬の授業を行いました。松本さんは23歳の時に音が完全に聞こえなくなりました。日常生活で松本さんを助けている3つのことが紹介されました。 1つめに、「人」です。松本さんの周りの「音」を教えてくれる家族や友人といった人たちの存在です。 2つめに、「機械」です。ピンポンが鳴るとピカピカ光る機械があったり、目覚まし時計では振動機能が付いているものを使っているそうです。これら2つを使ってでもカバーしきれないときに登場するのが、3つめの「聴導犬」という存在です。 しかし、その聴導犬は全国で67匹しかいないそうです。「聴導犬と暮らす社会」の実現を目指し、聴導犬という存在や、聴導犬マークの意味、聴導犬に関する法律をしっかりと知ることがまず第一歩となることを学習しました。 総合的な学習では、「共に生きる」をテーマに学習をしています。「共生」ということについて、今回の授業で学ぶことができました。 10月28日(月)以前から話をしたくてうずうずしていた、ラグビーワールドカップのことを話しました。 ・・・(初めの方は省略)今まで、「ラグビーは、体の大きいがっしりとした人達の集まりで、力と力がぶつかり合う、激しいスポーツ」と思っていました。しかし、今回のワールドカップの日本戦をずっと見てきて、それだけではない、ラグビーというスポーツのすばらしさを感じました。もちろん、体が大きくて、スクラムを組んで相手の動きを止める役割の選手もいます。一方で、ボールを素早く味方にパスを出したり、圧倒的な速さでトライを奪ったりする選手、あるいはキックが得意な選手と、一人一人の役割や個性がしっかりまとまり、一つのチームとして成り立っているところにすばらしさを感じました。 今回のラグビーワールドカップで戦った日本チームのスローガンは、「ONE TEAM(=ワンチーム)」でした。試合に出ていた選手を見ると、いろいろな国の人達が集まって1つのチームができていたことが分かります。「日本チームとして戦いたい」という思いで、文化や国境を越えてすばらしいチームができたのです。 もうすぐ11月を迎え、ちょうど一年間の学校生活の半分が終わろうとしています。みなさんのクラスや学年は、1つのチーム(ワンチーム)となっていますか? 全員が同じ方向を向いて、同じ思いで協力し合っているでしょうか? ラグビーの日本チームのように、お互いが信頼し合い、仲間意識をしっかりもち続けるクラスや学年であってほしいと思います。・・・ 子ども達の話の聞き方を見ていて分かりました。ほとんどの子が、今回のラグビーの試合をテレビで見ていたはずです。昨日は、ゴルフやフィギュアスケート、そしてF1と、様々なスポーツが行われていました。それらのスポーツ観戦から学べることがたくさんあるものです。 3,4校時に、4年生が体育館で聴導犬の学習を行いました。毎年、聴導犬のチャンプくんと一緒に松本さんが来校し、授業をしてくださいます。体育館に松本さんとチャンプくんが入ってくると、子ども達から「わぁ、かわいい!!」という声が上がりました。トイプードルは私も飼っていますが、誰が見てもかわいい犬種です。(一般的に…) ところが、チャンプくんの背中には、「聴導犬」と書かれた立派なハーネスがついています。厳しい訓練を行い、聴導犬になることができた犬しかこのハーネスをつけることができません。見た目はごく普通のかわいいトイプードルですが、耳の聞こえない松本さんのために日々働く聴導犬です。私たちは、普段全ての音が聞こえているので気がつきません。しかし、音が聞こえないということは、どれだけ不安で大変な生活をしいられることでしょうか。 松本さんの話の途中で、チャンプくんの仕事の様子を実際に見せていただきました。タイマーが鳴ると、まずタイマーの場所を探しに行きます。次に、松本さんを探しに行き、飛びついて音が鳴っていることを伝えます。そして、タイマーがあるところまで松本さんを案内します。(写真上)・・・チャンプくんは、これらのことを仕事としてやっているのではなく、「ゲームとして楽しんでいる」と松本さんは話されていました。音がしたことを伝えることでご褒美がもらえるので、仕事中のチャンプくんのしっぽは確かにプルプルと震えていました。 しかし、場合によっては音を伝えて松本さんの命を守る役割もしているのですから、聴導犬の役割は重要です。全国で35万人いる聴力障害の人に対して、たった67頭しか聴導犬がいないという話がありました。その原因は、聴導犬に対する理解不足であると言います。盲導犬や介助犬と同じく、多くの施設やお店で受け入れてもらえるように、松本さんは日々活動されています。 1年生は、今週木曜日に生活科見学で光が丘公園に出かけます。どんぐりなどの木の実を拾い、秋の公園の様子を楽しんできます。生活科の教科書には、様々な色の落ち葉や木の実の種類が載っていました。(写真中)どんぐりの仲間にも、細長いものや丸いものがあり、いろいろな木の実の名前があることが分かりました。袋いっぱいに木の実を集めてこようと、1年生はやる気満々です。 教育アドバイザー訪問があり、5校時のけやきルームの授業を参観していただきました。今年度初任者として着任した先生に対する指導・助言を、1学期に続いて行っていただきました。 けやきルームは、今日から後期の指導が始まりました。新しく小集団指導のメンバーが変わったこともあり、まず後期のめあてを子ども達が決めました。そして、授業の後半は「狩歌」というゲームを行いました。「かるた」のように札を取っていくのですが、歌を聴きながら出てきた歌詞の言葉を探すゲームでした。(写真下) 10月28日の給食豆腐入りシュウマイ いそか和え かきたま汁 牛乳 一口メモ 今日のシュウマイには、細かくつぶした豆腐が入っています。シュウマイは、ひき肉や玉ねぎが主な材料ですが、肉ばかりをたくさん食べることは健康にあまりよくありません。そこで、大豆から作られる豆腐を混ぜて作りました。 大豆は、「畑の肉」と言われています。肉と同じように、丈夫な体を作るもとになる栄養がたくさん含まれています。 科学・宇宙クラブ「光ファイバーで、光の花の咲かせよう」という実験で、難しい内容でしたが子供たちは、興味をもちながらやっていました。レーザーポインターを使って、鏡にあてて反射させた角度を測ったり、水を入れたときの屈折した光の角度を観察したりしました。そこで、「反射、屈折、屈折率、全反射」という言葉も覚えました。 また、光ファイバーの束をお花にして光をあてて全反射できれいに見えることもやり、お土産でいただきました。 とても充実した時間で、子供たちは満足した様子でした。 秋の読書旬間読み聞かせ読み聞かせボランティアの方々による本の読み聞かせがありました。どの学年の子もお話の世界に引き込まれていました。集中して聞く場面もあれば、おもしろくて笑って聞く場面もあったようです。今回の読み聞かせでも、子どもたちはとても楽しんでいました。 読み聞かせボランティアの方々からは、「とても充実した時間を過ごせた。」「貴重な体験をさせていただいた。」という感想がありました。ボランティアの皆さんには、日程調整のためにご来校いただいたり、子どもたちが楽しめるように試行錯誤しながら本を選んでいただいたりしました。読み聞かせにご協力いただき、ありがとうございました。 10月25日(金)毎週、図工の時間に少しずつ取り組んできました。ペットボトルを3本つなげ、紙粘土で周りをおおいながらお城の形ができてきました。さらに、家から持ち寄った飾りを取り付けることで、自分独自のお城ができ上がりつつあります。てっぺんに旗を立てたり、ビーズやモールをくっつけて、すてきなお城になってきました。 今日は、絵の具で色を塗りました。(写真上)でこぼこしたところに色を塗るのに苦労していた子も、きれいな色に自分のお城が彩られ、とても満足そうな表情でした。 5年生は、展覧会に向けて、家庭科作品にも取り組んでいます。2学期に入ってからミシンの使い方を学習し、トートバック作りに励んできました。展覧会での作品名は、「マイオリジナルバック」です。いよいよそのトートバックも、仕上げの段階が見えてきました。 ミシンを使ってカラフルな色合いのトートバックができたところで、フェルトを使って飾りをつけていきます。「マイオリジナル」だけあり、サッカーやピアノなど、自分の個性をバックの飾りに込めて表現するようです。 今日も3人の保護者の方々が家庭科室に入り、担任の両腕以上の働きで支援してくださっていました。(写真中) 6校時のクラブの時間に、科学・宇宙クラブの子ども達に出前科学実験教室がありました。夏休みにも科学実験教室でお世話になったディレクトフォースの皆さんによる実験教室でした。クラブの子ども達は、3人ずつ8班に分かれて座り、10名の方々に懇切ていねいに指導をしていただきました。(写真下) 今回の実験テーマは、「光の花を咲かせよう」でした。光の進み方について、様々な実験を通して調べていく内容でした。真っすぐ進む光は、鏡でその進む方向が変わります。また、水に入ると光は曲がります。さらに反射や屈折の他にも、ある限界を超えると光が全反射する現象が起こります。・・・ まず、線香の煙の中をレーザーポインターの光を使って反射の様子を調べました。また、水の中を通ると真っすぐだった光が曲がる(屈折する)様子も確かめました。お風呂の中で自分の指が短く見えたり、コップに入れたストローが曲がって見えたりするのが「光の屈折」です。光は、1秒間に地球を7周半するほど速いスピードがあります。しかし、水の中では少し遅くなり、それが「屈折」という現象であると説明してもらいました。 全反射を調べるために、U字型のチューブの中に水を入れ、レーザーポインターの光を片側から入れてみました。曲がったチューブの中で全反射が繰り返されると、真っすぐ進むはずの光が曲がったチューブの片側まで届くことが分かりました。この現象を身の回りで応用しているのが、光ファイバーです。内視鏡や光通信に利用されています。(内視鏡の実物も見せてもらいました。) 最後に、光ファイバーを利用した「光の花」を作りました。下から光を当てると、曲がった細い管の中を光が通り、先端が光る仕組みになっています。(今日の実験のお土産として、全員が持ち帰りました。) ディレクトフォースの皆さんは、かつて様々な企業で研究や製品開発に携わってこられた方々です。今日の授業で大先生として全体指導をされた方は、某大手企業で研究をされてきたそうです。その難しい内容を小学生にも楽しく学ばせたいという思いで、田柄小の子ども達に指導をしていただきました。先日、ノーベル賞の発表があり、今年もまた日本人の受賞者が生まれたばかりです。いつか、「田柄小の卒業生がノーベル賞受賞!」の知らせがあるかもしれません。 10月25日の給食小松菜サラダ 牛乳 一口メモ 今日のカレーライスは、秋限定のカレーライスです。秋の味覚であるきのこのうちの「エリンギ」と「しめじ」が入っています。 きのこはあまり好きでないという子がいるかもしれません。エリンギは、ぬるぬるした食感が少なく、歯ごたえがあって食べやすいきのこです。また、しめじは「味しめじ」とも言われるように、きのこの中でもうま味成分が多く、料理の味を引き立ててくれます。 きのこに含まれる「食物繊維」は、お腹の掃除をして病気の予防にもなります。きのこが苦手な子もカレーと一緒に食べられるようにしました。 オリンピック・パラリンピック授業 「車いす陸上」(4年生)
パラリンピックでも活躍した車いす陸上選手永尾さんを招いて、授業をしていただきました。
今回見せていただいた車いすは、通常の生活で使用するもの、「レーサー」と呼ばれる陸上競技用のもの、車いすバスケ用のものがありました。 それぞれ代表児童が体験し、児童それぞれの最高時速は10〜13.6キロメートルと健闘しました。しかし、永尾選手の最高時速は50キロメートルを超えていました。パラアスリートの底力を見せていただきました。 車いすリレーでは、初めて乗ったバスケ用車いすでジグザグコースを走り、頑張る友達を応援することができました。先生チームのレースでは、子どもたちの声援の中、副校長先生チームが勝ちました。 最後に永尾選手からお話がありました。 「障害は工夫すれば障害でなくなる。不便がなくなればもう障害ではない」 「車いすスポーツは足の不自由な人も、そうでない人も楽しいし、面白い」 「あきらめないで頑張ることが自分の力になる。自分の好きなことに一生懸命に取り組んでほしい」 真剣な面持ちで聞いた子どもたちは、永尾選手の思いを受け止め何を考えたのでしょうか。今後の学習で、様々な人々とどのように向き合い、自分たちにできることは何かを考えていきます。 10月24日(木)国語の学習では、「場面の様子や登場人物の気持ちについて、想像を広げて読むことができる」ことを指導目標にしています。学習のまとめとして、2年1組ではグループごとに役割を決め、音読発表会を行っていました。がまくん役やかえるくん役、そしてナレーター役(セリフ以外の部分を担当)に分かれ、頭にはそれぞれの役のお面をかぶって行いました。(写真上) 2年生に物語の登場人物の気持ちを考えさせるには、お面をかぶらせてセリフを言わせるのが一番の方法です。すっかりがまくんやかえるくんになりきって、上手に音読発表会が行えていました。 5年生は、算数の時間に「分数のたし算とひき算」の学習をしています。今日は、「分数と小数が混じった加減計算」について考えていました。2/5+0.3を計算するには、分数を小数に直す方法と小数を分数に直す方法とがあります。分数を小数に直すには、「分子÷分母」を計算します。2/5=2÷5=0.4となります。しかし、必ずしも割り切れて小数で全てを表すことができるとは限りません。2/3=2÷3=0.666・・・です。これらのことから、分数と小数が混ざり合った計算では、分数にそろえて計算した方が正確に求められるということを学びます。(写真中) 5年生では、分数の約分や通分も学習しました。内容がより難しくなりつつあります。 3,4校時に、4年生を対象にしたオリ・パラ教育「車椅子陸上」の授業がありました。パラリンピックの車椅子の陸上競技の選手として、7回も出場した永尾 嘉章(ながお よしふみ)選手を迎えて、4年生に授業をしていただきました。永尾選手は、2004年のアテネパラリンピックの4×400mリレーで、銅メダルを獲得されています。(最後に、その銅メダルも見せていただきました。) まず、パラリンピックの各競技のすばらしさについての話がありました。「車椅子マラソンでは、42.195kmを1時間20分で走り切ること」、「目が見えない人の100m走は、10秒台が世界記録であること」など、障害があってもこれだけできるということを教えていただきました。 次に、100mを走る時に使用するレース用の車椅子を実際に見せていただきました。(写真下)軽い力で車輪が前に進み、直線を速く走る仕組みになっています。ルームランナーにその車椅子を乗せ、永尾選手が全力でこいだところ、スピードメーターが50.6km/hを記録しました。見ると両手は分厚い筋肉の塊でした。両腕の力だけで車輪を回し、全力で疾走する100m走の競技は、どれだけ迫力のあるものだろうと思いました。 その後、子ども達がスピード計測に挑戦したり(最高で13.5km/hでした)、車椅子でのリレー体験をさせてもらったりしました。 最後に子ども達に貴重な講演をしていただきました。5歳で車椅子の生活になったこと、小・中学校時代は全てをあきらめた生活をしていたこと、高校時代の先生のすすめで車椅子陸上の練習を始めたこと・・・子ども達は、一つ一つのエピソードをしっかりと心に刻みながら聞いていました。 永尾選手からは、目標をもち、あきらめない心の大切さを教えていただきました。パラリンピックに出場したいという目標や、メダルをとりたいという強い思い、そして怪我を乗り越えて出場した大会の様子など、30年以上にわたる選手生活の根底となっていた部分を教えていただけた2時間でした。 10月 音楽朝会進行や曲の説明もすべて音楽委員会が行いました。まず音楽委員会が見本の演奏を見せました。その後、低学年・中学年・高学年と順番に練習をして、各部分の構成を確認し、最後に全員で1曲つなげて演奏しました。 楽譜もない中、初めての曲が出来上がるのか心配もありましたが、1年生も笑顔で取り組み、テンポがどんどん速くなる高学年に必死でついていていき、何とか全校で演奏することができました! 音楽委員会のふりかえりでは、伝える難しさと、みんなを楽しませることができた喜びと、両方の感想が出ました。次への課題です。 10月24日の給食鰆(さわら)の香味焼き 野菜のしょうがじょう油和え けんちん汁 牛乳 一口メモ 今日の焼き魚は、「鰆(さわら)」という魚です。鰆は「出世魚」と言われ、体が成長するたびに名前が変わっていきます。体長が50センチまでを「さごし」、70センチまでを「なぎ」、それ以上のものを「さわら」と呼びます。 今日は、長ねぎやごまの風味がきいた甘辛いたれを魚にかけて、おいしく仕上げました。 10月23日(水) その2読み聞かせをしていただく保護者の方を取り囲むように子ども達が座り、わくわくしながら絵本の挿絵を見つめ、聞き入っていました。絵本の楽しさは、お話の内容はもちろんですが、ページをめくった時の「絵」にあります。低学年の子は、思わず「うわぁぁぁ…」という声をあげてしまう子もいます。それくらい絵本の威力は絶大です。 本の選び方が重要ですが、高学年でも絵本の読み聞かせはいいものです。一人で本の世界に没頭できるのも読書の楽しさですが、一つのお話をみんなで共有し合うことも本の楽しみ方といえます。「子どもにもっと読み聞かせをしてあげればよかったな。」と後から思うものです。小学生の子どもがいる「今」が大切です。 4年生が屋上に上がって、真っ青な空を見上げていました。(写真中)今日は、雲一つない快晴で、澄み切った秋空が広がっていました。 4年生は、理科の時間に「月の動き」の学習をしています。月を見るなら夜・・・と考えがちですが、昼間に出ている月もあります。ちょうど今は、下弦の月が昼間見えています。朝は、南の空のかなり高い位置にあります。4年生は、月が時間とともにどのように動いていくのかを調べていきます。 来週末、11月に入ると三日月になり、夕方西の空に見えるようになります。さらにその次の週には半月になり、夕方南の空に現れます。時間とともにどのように動いていくのか、今後も興味をもって夜空を見上げてほしいと思います。 5校時に、2年1組の体育の研究授業がありました。体育館で「体つくりの運動遊び」の授業でした。体育館に「おすもうランド」や「ひっぱりランド」、「わっしょいランド」の場を設定し、様々な力試しの運動ができるように工夫した授業でした。 「わっしょいランド」では、布の上に友達を乗せて引っ張る「魔法のじゅうたん」や、水の入ったペットボトルを引っ張る「わっしょいボトル運び」が用意されていました。また、子ども達はそれらの道具を使い、さらに工夫した遊びを考えながら運動していました。(写真下) 腰を落として、全体重をかけて押したり引いたりということは、なかなか普段の生活の中では経験ができないことです。体育の年間計画の中にこのような運動(低学年では「運動遊び」)を取り入れ、体育科を通じて子ども達の体力向上を目指していきます。 体育の授業が終わり、子ども達は汗びっしょりで教室に戻っていきました。 10月23日(水) その1田柄小では4年目の公演となります。毎年10月の読書旬間の時期に合わせて、洗足学園音楽大学の学生の皆さんに来ていただいています。たんぽぽの会は、国語教育を専門とされている安藤先生を中心とした、洗足学園音楽大学の公認サークルです。毎年、川崎市や東京都を中心に、いろいろな学校をまわって絵本の世界の楽しさを伝えるための活動をしています。 今年も、様々な楽器や作曲を専門とする学生達が、新たなレパートリーを用意して本校を訪れてくれました。3校時は低学年、4校時は高学年向けにプログラムが組まれ、体育館に集まった子ども達を、すばらしい絵本と音楽の世界に導いてくれました。 最初に、トロンボーンとピアノで、「A列車で行こう」が演奏されました。今年も、様々な楽器を用意して学生が来てくれました。各回とも、プログラムの最後に楽器の紹介もしてもらいました。フルートやホルン、クラリネットはどの子もよく知っていましたが、トロンボーンは初めて目にした子が多かったようです。 低学年の部では、「てぶくろ」、「おおきなかぶ」、「ずーっとずっとだいすきだよ」の3つのお話を楽しみました。また、高学年の部では、「さんねん峠」、「でんでんむしのかなしみ」、「ちいさなちいさな めにみえないびせいぶつのせかい」というプログラムで行われました。スクリーンの絵と朗読に音楽が加わると、子ども達の心は一気にお話の世界に引き込まれていきます。 「おおきなかぶ」では、かぶを抜くために、孫や犬、猫、ねずみ役の先生達が登場し、子ども達は大喜びでした。「うんとこしょ、どっこいしょ」のリズム打ちとかけ声で子ども達も参加し、やっと大きなかぶが抜けました。 高学年の最後のプログラム「ちいさなちいさな…」は、たんぽぽの会にとって新しく制作したもので、今日が初演ということでした。高学年の子ども達にとって、とても興味深い内容の絵本であり、他の物語とは違った良さがありました。きっとたんぽぽの会の皆さんは、他の学校でも自信をもってこの作品を上演することができると思います。 また、「でんでんむしのかなしみ」は、先日4年生の国語教材として紹介した「ごんぎつね」の作者である新見南吉の作品でした。こういう作品も新見南吉が書いていたのか…と、驚きました。朗読につけた音楽がぴったり合っていました。(音を入れずに、朗読のみにした部分も良かったと思います。) 読書旬間は、来週末まで続きます。たんぽぽの会の公演をもとに、すてきな絵本との出会いを今後も期待したいと思います。 |
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