下田移動教室(2日目の夜から3日目の様子)最初に火の神が入場し、4つの火に分火して燭台に火を灯しました。その後は、マイムマイムやソーラン節を元気良く踊ったり、班対抗のゲーム大会で盛り上がりました。どれもとても良く考えられ、準備されてきたものばかりでした。下田最後の夜を学年のみんなで楽しく過ごすことができました。また、5年生全体の温かな子ども達の関係が良く伝わってきたひと時でした。 3日目の朝も素晴らしい晴天になりました。部屋の片付けをしっかり行ってから、玄関前で閉校式がありました。お世話になった宿舎の方々に感謝の気持ちをきちんと伝えてからバスに乗りました。 今日の見学場所は、小田原にある県立地球博物館に行きました。46億年にわたる地球の歴史を、自然や生命の様々な観点から展示されている博物館です。お弁当を食べ、ガイダンスを聞いてから班行動で館内の見学を行いました。 帰りは道路状況が良く、予定よりも早めに到着することができました。3日間天候にも恵まれ、5年生にとって思い出深く素晴らしい移動教室になりました。そして何よりも、学年の絆を一層深め、これから最高学年をめざす気持ちを高めるきっかけとなった移動教室でした。来週からの5年生一人一人の活躍に期待しています。 1月31日の給食献立名 マーボー豆腐丼 白菜と小松菜のスープ 牛乳 今日は豆腐をたくさん使った「マーボー豆腐」の献立です。みなさんも知っているように、豆腐は大豆から作られています。煮た大豆をすりつぶして、豆乳をしぼり、型に流し込んで固めたものが豆腐です。大豆は畑のお肉と言われるように、栄養豊富で体を健康にする成分がたくさん含まれています。大豆そのままよりも、豆腐にすることで、消化や吸収がよくなります。 今日のマーボー豆腐には、ひき肉や野菜、きのこも入っています。ごはんと一緒にたくさん食べてくださいね。 下田移動教室(2日目の様子)まず1つは、水族館に残っておみやげを買う活動です。各自財布におこづかいを入れ、売り場に向かいました。家族一人一人のことを考えながら、迷いに迷って買い物をする様子が見られました。 次に、アジの干物作り体験です。干物屋さんに行き、一人5匹ずつのアジを包丁で開きました。魚をさばくのは、ほとんどの子が初めての経験でした。内臓を取り出したり、包丁を骨に沿って入れたりと、しばらく格闘が続きました。何度か挑戦するうちにコツがつかめたのか、最後の5匹目は、みんなとても上手になっていました。自分の名札をつけたアジは、その後味付けをして乾燥させ、明日のバスの出発までに届けてもらうことになりました。学校で解散してから渡すことができそうです。お楽しみに。 3つ目は、爪木崎の散策コースです。爪木崎は、野水仙が有名で、ちょうど水仙祭りの期間中でした。暖冬の影響で、そろそろ水仙もアロエの花も終わりかけている頃でした。しかし、青い空に青い海、白い灯台が子ども達を迎えてくれました。沖合には、今日も伊豆七島がはっきりと見え、360度の雄大な自然を満喫することができました。 大成功!おもちゃフェスティバル
3,4時間目に、1年生を招待したおもちゃフェスティバルを行いました。
1年生と一緒に楽しく遊べるおもちゃを調べて作り、3学期に入ってからは、お店ごとに看板や宣伝ポスターなどを書き、本番に備えてきました。 今日は、ニコニコしながらお店に来てくれた1年生に分かりやすくルール説明をして、やり方を見せたり、教えたりして頑張りました。自分の作ったおもちゃで楽しそうに遊んでいる1年生を見て2年生はとても嬉しそうでした。1年生も2年生も楽しめた素敵なおもちゃフェスティバルになりました。 給食試食会本日は、北保健相談所の栄養担当の方がお見えになり、食事と健康についてお話をいただきました。 下田移動教室(1日目夜から2日目の様子)オープニングの怖い話を聞いただけで涙ぐんでいた子もいました。くじ引きでペアを決め、必ず手をつなぐという約束で時間差をつけてスタートしました。 コースの所々に係の子ども達がおどかし役となって現れると、館内に大きな悲鳴や歓声が響き渡りました。怖さとともに、楽しさも一緒に体験することができた肝試しになりました。 2日目の朝を迎えました。みんなぐっすり眠ることができたようです。朝会は4階の集会室で行いました。ラジオ体操や班長会の報告があり、朝会が終わる頃、海から朝日が昇ってきました。今日も風は強いものの、素晴らしい晴天に恵まれています。 午前中は、バスに乗って下田漁港の魚市場に行きました。セリは終わっていたようでしたが、水揚げされたキンメダイを箱詰めしている様子を間近で見ることができました。 下田海中水族館では、班ごとに分かれて行動しました。アシカやイルカのショーを見たり、たくさんの珍しい魚を見学したりすることができました。コツメカワウソやペンギンの赤ちゃんも大人気で、子ども達の注目の的でした。 1月30日の給食献立名 麦ごはん 鮭の黄金焼き ひじきのサラダ けんちん汁 牛乳 今日のサラダには海そうの仲間、「ひじき」が入っています。ひじきは海で収穫したあと、干して乾燥させたものがお店で販売されています。1年中いつでも手に入りますが、ひじきが主に収穫されるのは2月から4月頃です。ひじきには、成長期に丈夫な体をつくる栄養素「カルシウム」や「鉄分」が多く含まれているので、皆さんにはぜひ食べてほしい食品です。 今日のサラダはコーンやツナ缶も入り、ごまみそ味のドレッシングで味付けしました。おいしくいただきましょう。 下田移動教室一日目振り替え日程が決まった時には、冬の一番寒い時期であり、感染症の流行も心配でした。しかし、予想外に気温が高くなり、また全校でもインフルエンザが非常に少ない状態で今日の日を迎えることができました。 6時40分、まだ外は真っ暗な中、元気良く子ども達が荷物を持って登校してきました。体育館で出発式を行ってから、バスに乗り込みました。朝降っていた雨はすぐに上がり、バスレクを楽しみながら伊豆半島をめざしました。 小田原厚木道路を下りると、目の前に相模湾の青い海が見えてきました。子ども達の歓声が一気にあがりました。遠くには、三浦半島や房総半島まで見渡すことができました。 お昼前に城ヶ崎海岸に着きました。ぼら納屋から海岸沿いに、ピクニカルコースを歩きました。今日は東京も暖かかったと思いますが、伊豆半島はさらに気温が高かったようです。半袖になって歩いていた子もいました。 お弁当は、灯台の近くの広場で食べました。海の向こうには、大島や伊豆七島がよく見えました。激しく打ちつける波の音を聞きながら、朝早く作ってもらったお弁当をおいしくいただきました。 宿舎に着いてすぐに玄関前で開校式を行いました。いよいよ移動教室で学ぶ集団行動が試されます。宿舎の方々にしっかりあいさつをしてから2段ベッドが並ぶ各階に移動しました。 男子は2階、女子は3階を使います。単独校なので、ゆったりとスペースを使って活動ができそうです。自分のベッドに荷物を置いて、ホッとしたのもつかの間、避難訓練や係活動、入浴の準備と、次々と先生からの指示が出ていました。 全員元気に過ごしています。 1月29日の給食献立名 焼きピロシキ ボルシチ 牛乳 今日はロシアの料理を紹介します。 「焼きピロシキ」はパンにひき肉や野菜・うずらの卵・春雨・レンズ豆などの具をはさみ、オーブンで焼きました。ロシアでは、これらの具を小麦粉で作った皮に包み、油で揚げたり、焼いたりして作ります。 「ボルシチ」は世界三大スープの一つと言われ、ロシアを代表するスープです。赤い色のスープで「ボルシチ」という名前は、ロシア語の「赤い色」を意味しています。本場のロシアでは「テーブルビート」という赤かぶの一種を使って、赤い色を出します。給食では手に入らないので、トマトピューレやケチャップを使いました。野菜やお肉がたっぷり入ったスープです。おいしくいただきましょう。 1月28日(火) その2「やぶれ障子」という言葉が出てきますが、今は家に障子がないところが多く、知らない子がほとんどなのではないでしょうか。やぶれた穴からたぬきの目がのぞいているだけでなく、月明かりで障子にその影が映っているというところも、障子紙がどういうものかを知らないと分からないものです。 授業では、子ども達に場面の様子が伝わりやすいように、先生手作りの糸車と障子(やぶれた穴ありのもの)を用意して学習していました。たぬき役の子が障子の穴から糸車を回すおかみさんを見つめます。おかみさん役は、糸車を回して糸をつむぎながら、たぬきが見ていることに気づき、吹き出しそうに笑いをこらえます。(写真上) こういう動作化は、1年生にとってとても分かりやすく、また興味を引く展開になります。 5校時は、4年3組の授業観察に行きました。道徳の「ちょっと待ってよ」という「公正・公平」について考える授業でした。(写真下) ・・・長なわ大会に向けて、クラスで練習をしていました。男の子の一人がなわに引っかかると、「ドンマイ」と声がかかりました。しかし、女の子が足になわをひっかけると、「なんだよ。しっかりしろよ。」という声が聞こえました。・・・普段の学校生活で、よく見かける光景です。 資料の後段には、別の場面があります。・・・グループで調べ学習の発表資料を作っている時のことでした。人差し指をつき指して包帯を巻いている子が、「のり付けならできるから手伝うよ。」と言ったところ、「その指だときれいに貼れないから見ていてくれたらいいよ。」と友達に言われました。他の子も「作業が遅れるといけないし、見ていてね。」と言いました。・・・こういうこともよくありそうです。一見、包帯を巻いているからという思いやりの気持ちで…ともとれそうですが、相手の思いをくみ取っていないということが教科書の文面からうかがえます。言われた側の気持ちを考えて行動することが大切であり、それが公正・公平な立場につながります。 明日から5年生の下田移動教室が始まります。先週から毎日、何度も天気予報をチェックしてきました。最近になって予報が好転し、気持ちよく移動教室に行けそうです。 クラブ見学に行きました!(3年生)クラブ活動は、4年生から始まります。「どんなクラブがあるのかな」と、とても楽しみにしていました。 田柄小には、11種類のクラブがあります。球技、バスケットボール、テニス、卓球、バドミントン、手芸・料理、マンガ、パソコン、科学・宇宙、室内ゲーム、DIY・クラフトの各クラブです。 全てのクラブを見学し、クラブ長や副クラブ長から話を聞きました。3年生の質問に答えてくれるクラブもありました。 「あまり上手じゃないんだけど、そういう人も入れますか?」と心配して質問する3年生もいました。 クラブ長たちの、「それは大丈夫です。5、6年生が教えてあげるから安心してね。」という言葉に、ほっとした子もいました。 今度は、2月7日(金)にクラブ体験があります。こちらも楽しみです。 1月28日(火) その1子ども達が使う色画用紙は、表と裏が違う色(表や裏がなく、両面とも色がついている)の紙です。カッターナイフで自由に切れ込みを入れて、すてきな窓や飾りのあるタワーを完成させていきます。 今日は最初に、前回まで作った中から、何人かの作品を先生が紹介しました。面白いアイデアで作られた作品を一つずつみんなに見せると、子ども達から「わぁ〜、すごい!」という声が自然に上がります。良いアイデアを見て、自分もやってみたいなと思ったり、さらにいいアイデアを考えようと思ったりするものです。一方、自分の作品が紹介された子は、先生にも、そしてクラス全員にも認められて、とてもうれしい気持ちになります。(写真上) 続けて、図工室に行き、4年1組の指導の様子を見ました。4年生は、今学期に入り、「ネズミーランドを描こう」というテーマで作品づくりをしてきました。その作品の一部に木工作が加わるようで、今日は「電動糸のこ」の使い方について学習していました。 のこぎりや金づちは3年生から、そして電動糸のこは4年生から使い方を習います。各テーブルに機械が用意され、まずは糸のこの刃の取り付け方やしくみについて学習しました。 いよいよ一人ずつ板を切ることになりました。2学期の展覧会作品「新時代へ」に使った版画の板が配られ、それを再利用して使います。手を切らないように、十分に安全指導を行ってからスイッチを入れました。(写真下) 電動糸のこは、高学年の図工の時間でもよく使います。曲線を切る時はコツが必要ですが、次第に自分の思い通りに板を切ることができるようになってきます。 1月28日の給食千草和え あずきミルク寒 牛乳 一口メモ 今日は、鹿児島県の郷土料理「奄美の鶏飯」の献立です。 鹿児島県の奄美地方は、九州本土よりさらに南に位置する島々です。昔は、九州の本土から役人さんが島の人々の働きぶりなどを視察にやって来ることがありました。その時、島の人々が役人さんをもてなすために作ったのがこの料理だったそうです。 鶏肉、たまご、しいたけ、緑の野菜や島の特産品のパパイヤで作った漬物などを彩りよくご飯の上にのせ、だしのきいたスープをかけていただきます。 給食ではパパイヤの漬物が手に入らないので、たくあんで代用しています。今日は、スープの中にご飯を入れて食べるようにしました。 校長先生との会食会(6年生)先週より、校長先生との会食会が始まりました。各クラスで6〜7人組のグループを作り、グループごとに校長先生とお話ししながら給食を食べています。校長先生とお話しすることは普段だとなかなかないので、緊張している子供もいました。 話す内容は、「中学校に向けて」や「将来の夢」についてなどです。「将来の夢」がまだ決まっていない子供も、どんなことをやりたいのかを考えてスピーチをしていました。 自分の将来について考えるよい機会となっています。 あいさつ運動(6年生)活動後に、「あいさつを返してくれて嬉しかった。やる気が出た。」「何も言わずに通り過ぎたので、残念だった。」等の振り返りが出されました。「あいさつされたら返す。」ことを最低限実行してほしいものです。 この活動を通して、自分のあいさつを見直し、高学年として手本となる行動がとれると良いと思います。 1月27日(月)・・・先週まで、校内書き初め展として、廊下に全校児童の書き初めが展示されていました。自分の作品を改めてながめてみて、みなさんはどう感じたでしょうか? 自分が書いた作品の中から、最もよく書けたものを廊下に掲示してもらったものの、「これでよし」と完全に思える作品にはならなかったのではないでしょうか。「もう少し中心がそろっていればな…」とか、「この一文字だけうまくいっていれば…」と、残念に思うところが何かしら見えてくるものです。では、もう一枚清書用紙があったら、全て納得のいく作品が書けたのでしょうか。きっと、大人でもそれは難しいことです。そして、完璧なすばらしい作品、自分で完全に納得のいく作品にならないからこそ、人はさらにがんばろうとするのです。言い換えるならば、常によいものをめざしてがんばり続けることが大切であるということです。 なわとび月間が始まり、2週間が経ちました。なわとびカードに色を塗りながら、毎日がんばっている様子を見かけます。一方で、「もうこれ以上、上の級に進めないや」とあきらめている子はいませんか? 1つの技が2回、3回と跳べたら、練習すれば10回、20回と跳べるようになります。すぐにそれができるようになる場合もあれば、何日もかかったり、来年になってできるようになったりするかもしれません。でも、大切なのは、がんばり続けることです。 先週一週間、6年生があいさつ運動を行いました。6年生のみなさんの声かけで、3学期に入って全校でがんばってきたあいさつが、さらに良くなったように感じます。光が丘警察のお巡りさんが、時々登校の様子を見に来られます。「あいさつがとても良い学校ですね。」と、褒められました。また、先日5年生に方言の授業をしてくださった講師の先生からは、「気持ちの良いあいさつをする子ども達ですね。」と褒めていただきました。みんなでしっかり取り組んでいるあいさつが、いろいろな人に認めてもらえたのは、とてもうれしいことです。しかし、校長先生も、そして田柄小の全ての先生方も、これで良しとは考えていません。「さらに、すばらしいあいさつをめざしていこう」、「さらに、どこでもだれにでもすばらしいあいさつが行えるようにしていこう」と、常にがんばり続けていくことが大切なのです。・・・ 2校時に、アドバイザー訪問の授業がありました。教育指導課から教育アドバイザーの先生をお迎えし、授業を見ていただきました。初任者研修の一環として、今年度新規採用となった先生に対して、各学期に1回ずつ指導をいただいています。 授業は、4年生の道徳「思いやりのかたち」という資料を使った内容でした。(写真上)担任の先生の緊張感は、子ども達にも良く伝わるものです。しかし、準備がしっかり行われた授業は、子ども達が真剣に考え発表しようとする態度に表れます。アドバイザーの先生からの指導を基に、これからも日々研鑽を続けていってほしいと思いました。 全校朝会で話をしたこともあり、中休みにはたくさんの子がなわとびの練習に取り組んでいました。けやき広場では、なわとびカードを持った子が友達同士で検定をし合う様子が見られました。(写真中) 土日になわとびを持ち帰り、家でも練習をがんばっている子がいるようです。なわとびカードは、初級から中級・上級とだんだん難しくなっていき、そろそろ色塗りができる級が少なくなってきました。しかし、朝会で話をしたように、練習し続けることできっといつか跳べるようになる日が来ます。なわとび月間は、来週金曜までです。毎日積極的に取り組んでほしいと思います。 4校時に、けやきルームの授業観察に行きました。個別指導の様子を見ました。授業の最初に、「ブレインジム」を取り入れた指導が行われていました。ブレインジムには、体幹を鍛えたり、集中力を高めたりするエクササイズがあります。「クロス・クロール」は、片脚をあげてその膝と反対の肘を合わせるように動かします。(写真下) ブレインジムは、頭と体のつながりをよくする運動で、教育現場だけなく、スポーツや介護、ビジネスの場でも取り上げられつつあるようです。 1月27日の給食フレンチサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、給食でも人気のある「スパゲティ」の献立です。 学校給食で麺料理が登場したのは、今から約55年前になります。「ソフト麺」と言われるもので、一人分ずつビニールに包装された麺でした。温かい麺が工場から届けられていました。 それまでパンしか出ていなかった給食に対してメニューが増え、子ども達にソフト麺が大人気になりました。その後東京では、昭和の終わり頃にかけて、ソフト麺から乾燥スパゲティへと代わっていきました。 今日のスパゲティは、調理員さんが食べ頃の硬さになるようにゆでています。 1月24日(金)説先生は、鹿児島県奄美地方の喜界島のご出身です。授業開始と同時に、子ども達に喜界島の方言でいきなり話しかけられました。子ども達は何を言っているのか、どこの言葉か(あるいは日本語なのか)も分からずに、ぽか〜んとしていました。その後、日本の様々な地方の方言で書かれた詩を学習し、方言ならではの表現方法を学びました。 また、喜界島の自然や暮らしについて、いろいろな写真を示しながら教えていただきました。特にすごかったのは、サトウキビの実物を持ってきて、子ども達の目の前で自らの歯を使い、バリバリと皮をむく「すご技」を披露していただいたことです。子どもの頃からおやつ代わりにサトウキビをかじっていた島の人だからできるのであって、決して我々は真似をすることができません。竹のように固いサトウキビの皮を歯でむき、中身の繊維質を口に含んで甘い汁を吸う姿は、野獣のようにさえ見えました。(朝早くから学校に来てサトウキビを主事室で切り分け、子ども達にも味わえるように準備していただきました。) 今回は、各クラスで手品も披露していただきました。私が副校長の時の校長が説先生で、3年間ご一緒させていただきました。もちろん、その頃から5年生に方言の授業を毎年されていました。さらに、先生の得意技は「手品」でした。よく、校長室に子ども達を集めて手品を見せていました。また、夏休み中に手品の研修会にまで出かけ、技を磨かれていました。手品は、現在も幼稚園の園児たちに披露しているそうで、当時よりも格段に自信をつけられたようでした。(写真上) 6年生は、理科で「てこ」の学習をしています。今日は、3組が理科室でいろいろな道具を手にして、どこにてこの力が利用されているのかを調べていました。用意されていたのは、「はさみ、ペンチ、栓抜き、ピンセット、洗濯ばさみ」でした。それぞれにてこの力が使われているため、便利な道具になっています。「力点・支点・作用点」がどの部分にあたるかを、手で触りながら考えていました。(写真中) ところで、栓抜きは、現在各家庭にあるでしょうか? 家庭でジュースやビール瓶のふたを開けることは、もうだいぶ前からなくなってしまったように思います。また、缶切りもてこの原理を使った道具ですが、使わなくなってしまったなと思います。 5校時に、2年3組の授業観察に行きました。国語の漢字や言葉の学習をしていました。新出漢字の「黒」と「茶」の書き順をみんなで確認し、ドリルに練習していました。(写真下) 2年生にもなると画数の多い漢字を習うようになってきます。そして、一年間で習う漢字は、1年生の頃の80字の倍の160字もあります。漢字を覚える方法は、よく言われることですが、普段から文章の中で使うこと(書くこと)です。自分自身、パソコンに打ち込むことがほとんどで、手書きが昔よりも格段に少なくなりました。その影響が、「とっさに漢字が出てこない」ということです。スマホを辞書代わりにして、漢字を調べてからペンを走らせることが多いです。 体育朝会 なわとび前とび、グーパーとび、かけ足とび、あやとび、交差とびを音楽に合わせて跳びました。音楽に合わせると、いつもよりたくさん跳べるようで、必死さの中に楽しい表情が見られました。 手本として、運動委員のなわとび担当の子供たちが、2週間にわたって練習をしてきました。技のつなぎをスムーズにしたり、できるだけ長く跳べるように練習したりしました。当日は、リズムに合わせて上手に跳べました。 なわとび月間はまだまだ続きます。技の種類や跳べる回数を増やして取り組んでいってほしいものです。 1月24日の給食鮭の塩焼き 浅漬け 豚汁 牛乳 一口メモ 今日から30日までは、「全国学校給食週間」です。日本で学校給食が始まったのは、今から約130年前になります。山形県にある小学校で、貧しい子ども達にお昼ご飯を無料で提供したのが始まりです。当時のメニューは、「おにぎり、塩ざけ、つけもの、みそ汁」だったそうです。 昔の学校給食は、食べ物の少ない中、子ども達の体が丈夫に大きく成長することを願って作られました。現在は、将来も健康に過ごせるように、栄養バランスがとれた食事のお手本として提供されています。 今日は、給食が始まった頃のメニューに近い献立になっています。家庭でも、家の人が食べていた昔の給食の話をしてあげてみてください。 |
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