10月29日(火)の献立きなこ豆の「豆」は大豆です。大豆は中国が原産で、昔から五穀のひとつとして栽培されてきました。日本には縄文時代後期から弥生時代初期に伝わったそうです。 大豆はタンパク質が豊富で、必須アミノ酸がバランス良くふくまれています。またその組み合わせが動物性タンパク質によく似ていることから「畑の肉」ともよばれています。 今日は大豆の周りについている「きなこ」も大豆から作られたものです。大豆の栄養をしっかりとることができますね。 10月28日(月)の献立山路ごはんの山路とは、山の中の道のことです。山路ごはんは秋の山道を歩いていると出会う食材を使った炊き込みご飯です。今日はしめじやしいたけのきのこをたくさん入れています。紅葉(もみじ)焼きは鮭の上にすりおろした人参とマヨネーズ、調味料を混ぜたものをぬって焼き、紅葉を思わせる彩りにしました。11月に入ると東京でも各地できれいな紅葉が見られます。給食でも秋の味をおいしく食べてくださいね。 10月25日(金)の献立今日の果物は秋が旬の柿です。柿にはいろいろな種類がありますが、大きく分けて甘みの強い甘柿と渋みの強い渋柿の2種類に分けられます。普段スーパーなどで売られているものは甘柿ですが、本来柿は渋いもので、渋柿の種類もたくさんあります。渋柿はそのまま食べると渋いので、昔から渋抜きをしたり干し柿にしたりと、いろいろな工夫がされてきました。柿にはみかんの約2倍のビタミンCがふくまれます。ビタミンCは免疫力を高めてくれるので、風邪の予防に効果があります。 10月24日(木)の献立今日の魚はさんまです。さんまは秋が旬の魚で、秋に脂がのっておいしくなります。「かば焼き」は魚を開いて骨をとり、揚げてたれをつけた料理で、甘辛いたれがごはんにもよく合います。 さんまは漢字では秋刀魚と書き、「秋に獲れる刀のような形をした魚」という意味があります。さんまの脂(あぶら)には頭の働きをよくするDHAやコレステロールを減らす働きのあるEPAがたくさんふくまれています。 10月23日(水)の献立スキュイとは、小麦粉にバター・卵・牛乳などを加えて焼いたフランス菓子の総称のことで、主にビスケットやクッキーなどの硬い焼き菓子をさします。給食ではパンの上にビスケット生地をのせて焼いて作ります。通常はアーモンドパウダーを混ぜて作ることが多いですが、アーモンドはアレルギーを持っている人もいるため使わずに作りました。さくさくとした食感と甘い生地がおいしいですよ。 10月21日(月)の献立高野豆腐は豆腐を凍らせ熟成させた後乾燥させた保存食です。冬に豆腐を屋外に放置してしまったことから偶然発見された製法といわれています。豆腐より栄養価が高いのが特徴です。 今日の餃子の皮に包まれているのは、餃子ではなくアップルパイです。りんごや砂糖で作ったりんごフィリングを包み、油で揚げています。通常アップルパイはパイ生地に包まれていますが、ひとつひとつ包むのが大変なので手軽に作れる餃子の皮を使いました。ぱりぱりとした食感がおもしろいですね。 10月18日(金)の献立今日は世界の料理『韓国』です。チヂミは水で溶いた小麦粉にニラや玉ねぎなどの野菜、魚介、キムチなどを混ぜ、鉄板の上で薄く焼いて作ります。韓国ではチヂミという言葉は釜山の方言で、実際は「プッチムゲ」や「ジョン」という名前で呼ばれているそうです。 スープに入っているトックは米から作った韓国のおもちです。もち米ではなくうるち米で作っているので、加熱してものびたり溶けたりしないのが特徴です。炒め物やスープなどによく使われます。 10月17日の献立さばはマグロやアジと並んで世界的に消費量の多い魚です。焼き魚や煮魚、しめさば、お寿司などいろいろな食べ方ができます。缶詰にしたり、さば節にしたりなど加工して食べられることもあります。青魚の一種で、頭の働きをよくしたり血液をさらさらにしたりする効果のあるDHAやEPAが多くふくまれています。 今日はしょうが・ねぎ・昆布と一緒に調味料で煮ています。味噌の味付けがごはんともよくあいますよ。一緒に煮たしょうがやねぎも入れているので食べられる人はぜひ食べてください。 10月15日(火)の献立今日は人気の献立味噌ラーメンです。味噌ラーメンは北海道の札幌市発祥で、しょうゆや塩ラーメンに比べて比較的新しいラーメンです。味噌味のスープに肉や野菜などさまざまな具材が入っています。北海道発祥ということで、北海道でとれるコーンやバターが具材としてよく使われます。 給食では麺がのびてしまうので麺とスープを別々に盛り付けてつけ麺の形で食べます。 10月11日(金)の献立今日は十三夜献立です。十三夜は十五夜から約1ヶ月後に巡ってくる日として、十五夜に次いで美しい月だといわれ昔から大切にされてきました。十五夜または十三夜のどちらか一方のお月見しかしないことを片見月と呼び、縁起が悪いと言われています。十三夜には栗や枝豆を供えることから、栗名月や豆名月ともいわれます。今日は給食でも栗の入ったご飯にしました。十五夜はあまりすっきりしない夜空であることが多いのに対し、十三夜の夜は晴れることが多いようで、十三夜に曇り無しという言葉もあります。 10月10日(木)の献立秋野菜のホワイトシチューには、さつまいもやしめじ、しいたけと秋の味覚がたくさん入っています。 さつまいもは芋の中でもホクホクとした食感が特徴で、お菓子にも使われます。通常ビタミンCは熱に弱く壊れやすいですが、さつまいものビタミンCはでんぷんが熱から保護してくれるため壊れにくくなっています。また、食物繊維も豊富で、おなかの調子を整えてくれる効果が期待できます。旬のものは旬の時季に食べるのが一番おいしく栄養があります。秋の味をぜひ味わって食べてくださいね。 10月8日(火)の献立大学芋はさつまいもを使ったおやつで、揚げたさつまいもに砂糖や水あめで作ったたれをからめて作ります。大学芋という名前は大正時代に東京の神田近辺の大学生が好んで食べていたためついたといわれています。さつまいもは食物繊維が豊富で、腸の中をきれいにしてくれる作用があります。 今日は普通のさつまいもと紫色のさつまいもを使いました。二色の食べ比べをしてみてください。味の違いがわかるでしょうか?いろいろと食べてみて、自分の好みの味を探してみてくださいね。 10月7日(月)の献立今日の魚はししゃもです。ししゃもを漢字で書くと「柳葉魚は柳の葉の魚」と書きますが、これは柳の葉のように細長い形をしていることからついたそうです。本来ししゃもは北海道の太平洋側にしかいない高価な魚です。一般的にししゃもとよばれるものは「樺太(からふと)ししゃも」という種類で、輸入されているものが多いそうです。 頭からしっぽまで丸ごと食べられる魚なので、骨や頭にふくまれるカルシウムやマグネシウムをしっかり摂ることができます。ぜひ頭やしっぽを残さず食べましょう。 文化発表会
10月8日(火) 校内文化発表会が行われ、吹奏楽部が全校生徒の前で演奏を披露してくれました。今年の夏のコンクールで金賞を受賞した曲や翌日の連合音楽会で発表する曲など全4曲の素晴らしい演奏でした。
10月4日(金)の献立今日は人気の献立カレーライスです。学校で作るカレーは市販のルーを使わずバター・油・小麦粉・カレー粉から手作りしています。また、ルー以外にも様々なスパイスやしょうゆ、ウスターソース、トマトケチャップ、砂糖で作ったカラメル、りんごのすりおろしなどを入れています。スープも鶏ガラ(鶏の骨など)を使って朝から給食室でとったものです。家庭で食べるカレーとは少し違いますが、学校のカレーもおいしく食べてくださいね。 10月3日(木)の給食油淋鶏(ゆーりんちー)とは、鶏のから揚げに刻んだネギをのせて甘い酢醤油のタレをかけて食べる中華料理です。 油淋鶏の「油淋(ゆーりん)」とは少ない油を肉にかけながら揚げる調理法のことを指します。もともとは切った鶏肉ではなく丸々一羽を油で揚げる料理で、一羽分を揚げるには普通の鍋では小さすぎることから、油をかけながら調理したことが始まりだそうです。 今日の鶏肉はひとり2個です。 10月2日(水)の献立ボルシチはロシアの代表的なスープ料理です。ロシアではボルシチの中にテーブルビート(日本での名前はビーツ)という食材を入れて作ります。このテーブルビートは赤いカブのような形をしていて、甘い味が特徴です。このテーブルビートのおかげでボルシチは赤い色になりますが、日本ではあまりなじみがない食材なのでトマトやケチャップを入れて味や色をつけています。 今日のボルシチもケチャップやソース、しょうゆなどで味付けをして日本風のボルシチになっています。 10月1日(火)の献立ぶどう食べ比べ 今日のぶどうは黒色の巨峰と黄緑色のシャインマスカットの2種類です。巨峰は日本で一番多く作られているぶどうの種類で、実が大きくぶどうの王様ともいわれます。シャインマスカットは2006年に品種登録された新しい白ブドウで、大粒で種がなく皮ごと食べられるのが特徴です。今日は2種類の味の違いを感じてもらえればと思い、1個ずつつけました。スーパーでもいろいろな種類のぶどうが売られているので、他にどんな種類があるかぜひ探してみてください。 |
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