学校再開を前に …臨時休業が長期化しています。それぞれのスタイルで“おうち時間”を 過ごしていることと思います。昨日、東京を含む5都道県は緊急事態宣 言が継続されることが報じられ、まだまだ油断できない状況が続きます。 さて学校は、日頃できない校舎の補修や壁の塗装など、再開に向けて 生徒を迎える準備をしています。 1年生 参集日正式に入学式が行われていない中で行われている「参集日」です。 担任の先生は誰?質問はどの先生に聞いたらいいんだろう … という状 況が続いています。 今日は、登校してきた生徒にあらためて自己紹介させていただきまし た。「1年△組担任の ○○です。一年間よろしくお願いします。」 担任の先生が生徒一人一人に声をかけていました。そして一日も早く保 護者の皆様にご挨拶したいと思っています。 1年生 参集日臨時休業が5月末日まで延長されたことを受けて、生徒の皆さんの健康 状況の確認と提出物のや課題の回収、今後の新課題の配布を行いました。 南北にいろいろな季節しシムシしていました。暦の上では「立夏」を過ぎ、季節は春から初夏 へ移っています。 さて、新型コロナウィルス感染の第2波が心配される北海道では、こ のゴールデンウィークにサクラが満開を迎えていました。 一方、昨日の奄美地方に続いて沖縄地方は今日梅雨入りだそうです。 一足早く雨の季節の始まりです。南北に長い日本列島、地域によって季 節の進みがずいぶん違うものですね。 外出自粛で家にいる時間が長くなると季節の変化にも気づきにくくな ります。鳥のさえずりや生き物たちのいとなみ、吹く風の薫りや肌触り、 陽の長さや光の強さ、身の回りの小さな出来事に季節の変化を感じたい ものです。 今、私たちにできること区内の小・中学校(園)も教育活動の再開が5月31日まで延長される ことが決まりました。週明け11日からの学校再開を楽しみにしていた だけに残念でなりません。 とは言え、相手が見えないだけに心配はつきません。外出をひかえ感 染拡大防止に協力している人、三密の状態をつくらないよう営業時間を 短縮したり自粛したりしているお店、医療や看護、介護を通して心身の 健康を守ってくださる医療関係の方、犯罪や事故から私たちの安全・安 心を守ってくださる方、困難な時期を乗り越えるために多くの人の力と 知恵が結集されています。 「最大」「最善」「最愛」の3つの言葉に、私たちを支えてくださる すべての方に対する感謝の気持ちと大切な人を守り困難に負けない強い 決意を込めました。 ♪ 柱のキズは …どの五月人形を飾り、庭先に「こいのぼり」を立ててお祝いします。子 孫の繁栄や厄除け・災難除けの祈りを込めて「柏餅」や「粽(ちまき)」 をいただき「菖蒲湯」に入る風習があります。 職員玄関に「鎧兜」、中庭に「こいのぼり」を飾り、生徒の健やかな 成長と健康を願っています。 ♪ 夏も近づく …過ごす日々が続いています。ニュース映像を見ると、繁華街や行楽地は どこも人気がなく閑散としています。各地を結ぶ高速道路や長距離電車、 航空機の利用者も激減していて映画のワンシーンを見ている気がします。 多くの人が新型コロナウィルスの拡大防止に協力している様子がよく分 かります。しかしその分、家の前の道路や近く公園、スーパーマーケッ トに多くの人を見かけます。 さて、5月1日は「八十八夜」です。立春から数えて88日が過ぎまし た。例年5月2日が「八十八夜」ですが、今年は閏年のため1日早くな っています。新茶をいただき長寿と健康を祈りす。八十八を組み合わせ ると「米」という字になります。秋のおいしい収穫を願って種まきをす る時期でもあります。 生徒のいない谷原の杜は小鳥が飛び交い、本来の雑木林の姿を取り戻 したかのようです。 目に青葉 … 優しい季節の到来です。は木々の葉を優しく揺らし、生徒のいない校庭を渡っていきます。 新型コロナウィルス感染症の感染予防対策による臨時休業が始まった のが3月2日でした。あれからもう2ヶ月が過ぎようとしています。 外出が抑制され、家で過ごす時間が長くなっています。そんなマンネ リ化した生活もひと工夫することで楽しい時間に変えることができます。 困難に直面したとき、私達は「発想の転換」や「アイディア」で乗り 越えることができるはずです。 新型コロナウィルス感染症の一日も早い収束のために私達にできるこ とを一つずつ実行していきましょう。 |
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