「わくわく・どきどき」の学びを目指して

新型コロナウィルスによる感染症が拡大する時期のこころがまえ(けやきルーム)

発達のアンバランスさをもった子どもと家族のために
ー新型コロナウィルスによる感染症が拡大する時期のこころがまえー

東京女子大学教授、臨床心理士、臨床発達心理士の前川あさ美先生よりいただいた資料を掲載します。

「いつもどおり」ではない今の生活に不安をもつのは大人も子どもも同じです。このような事態でのこころがまえをわかりやすくまとめたこの資料は、どの家庭でも一読いただきたい資料となっています。また、補足資料では、「マスクが苦手な子どもへの対応」や「子どものイライラへの対処法」など、具体的な質問への回答も記載されています。ぜひご活用ください。

●発達のアンバランスさをもった子どもと家族のために
●補足資料


前川あさ美先生のHP
 http://mayekawa.in.coocan.jp/asami/index.html



5月11日(月)

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 朝、校庭の芝生には、たくさんのムクドリが集まってきます。芝生の上をチョコチョコと歩きながら、盛んにくちばしで土の中をつついて回っていました。(写真上)ムクドリは、虫の幼虫を好んで食べます。そのため、農耕地や草原で虫をとるプロフェッショナルな鳥とも言われています。もともとは、畑や芝生のグランドキーパーの役目をしてくれる「益鳥」でした。
 ところが、夏から秋にかけて集団で駅前の街路樹に集まる習性があり、鳴き声やフンの被害が問題になります。ムクドリは、いつしか「害鳥」として扱われるようになってしまいました。都会化した人間社会の変化が原因であったのに・・・。
 よくよく見ると、とてもかわいらしい鳥です。くちばしと足が黄色で、目の周囲と胸に白い模様が入ります。ところで、作曲家のモーツァルトは、ムクドリをペットとして飼っていたというエピソードが残されています。モーツァルトが作曲したピアノ協奏曲第17番の第3楽章には、そのムクドリのさえずりを基にした旋律が主題として用いられているそうです。
 連休が終わり、サクラ草の種まきのシーズンを迎えました。サクラ草の種は、以前このホームページでお伝えしたように、とても小さな粒々です。ここ数年は、インターネットで購入した種と、自家受粉して採取した種とを一緒にまいて育てています。
 まず、インターネットで取り寄せた種です。ある種苗メーカーの「うぐいす(混合)」という商品名の種袋を8袋購入しました。(写真中の左側)種袋には、白やピンクのサクラ草の写真が写っています。「混合」というのは、様々な色が混ざって入っているということです。また、「プリムラ マラコイデス」と大きく書かれています。サクラ草には、日本桜草と西洋サクラ草とがあり、学校で育てているのは西洋サクラ草です。さらに正式には、そのサクラ草(プリムラ)の仲間の中の「マラコイデス」という種類の植物になります。
 種袋は大きいのですが、実質その中に入っているのは小袋が一つです。(写真の赤矢印)そしてその小袋には0.05mlの細かな種が…。袋の説明を読むと、この小袋から150本の苗が育つということが記されています。
 一方、自分で採取した種は、封筒に入れて家から持ってきました。種を入れた封筒は3種類あります。サクラ草の鉢花を赤色とピンクと白色の3種類に分け、それぞれから採れた種を封筒に別々に入れながら採取してきました。(写真の青矢印)
 いよいよ種まきの土の準備です。まずは、種まきの場所です。毎年、中庭の日陰で育てています。サクラ草栽培は、種まきからポット苗に育つまでは、明るい日陰で管理します。サクラ草にとって、これから夏に向かう暑さは大の苦手です。いかに夏を涼しく過ごさせてあげるかが、栽培の大きなポイントになります。田柄小は、中庭が広くて風通しが良く、サクラ草にとってとても幸せな空間があります。
 育苗箱というプラスチックケースに、土をたっぷり入れます。(写真下)表面に見えているのは、赤玉土の小粒です。その下には、培養土が入れてあります。土を平らにして用意したら、先ほど紹介した種をばらまきます。とっても細かい種なので、1か所にかたまらずに均等にばらまけたか不安になります。種をつまんだ指をこするようにしながら、土全体にふりかけるようにしてまんべんなくまきます。
 育苗箱の片隅に赤や白、ピンクのビニールテープが貼ってあるのは、自家受粉の種をまいた場所です。それぞれどの色の花から採った種かを示しています。白い花から採った種から、白い花を咲かせる苗になるでしょうか? 答えは「YES」でもあり、「NO」でもあります。実は、何色が出てくるかは全く分からないのです。種を採取して植物を育てる楽しさは、そういうところにあります。
 毎日水やりをし、2週間後の発芽を待ちます。10月に全校児童が植え替えをするポット苗になるまで、これから気の遠くなるような作業が待っています。その前に・・・せっかくまいた苗床が、田柄小の敷地内をいつもうろうろしている猫のノラのトイレにならないようにしなければなりません。

がっこうのなかを みてみよう(1年生)

みっきーいけ みっきーいけ
つきやま つきやま
こうちょうしつ こうちょうしつ
なにが あるのかな。どんな ひとが いるのかな。
1 みっきーいけ
 いろんな いきものが いるよ。どんな いきものが いるのかな。さがして みよう。
2 つきやま
 こうていの どこかに ありますよ。どんな あそびが できるかな。
3 こうちょうしつ
 みてみて こうちょうせんがいるよ。どんな おしごとを しているのかな。こんど きいてみよう。

5月8日(金)

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 5月は、バラが美しい季節です。毎年5月の土日に各地(と言っても埼玉県内)のバラ園に行くのが楽しみの一つです。・・・が、今年はどこのバラ園も休園となるのでしょうか。
 でも、バラの花はいたるところで見ることができます。身近なところでは、田柄小の敷地内で楽しむことができます。4種類のバラの苗があちこちに植えてあり、それぞれの開花が始まっています。
 4月のホームページでも紹介した濃いピンクの中輪カップ咲きのバラは、一番樹勢の良いバラ苗です。校庭の花壇の事務室前と職員室前に植えられています。中輪のバラなので、たいへん花数が多く、次々と咲き続けます。
 もう一つピンク系のバラがあり、応接室前に咲いています。大輪系の中でもかなり大きな花が咲く品種です。そして、さらにその近くには、うすいクリーム色の中輪種が咲いています。真っ白なバラもきれいですが、同じホワイト系の品種でありながらまた違った味わいがあります。
 バラと言ったら「赤」・・・それも深みのある濃い赤のイメージがあります。まさにそのバラが田柄小に咲いています。けやき広場の南校舎側にある植え込みのところです。一日中日陰の場所であり、日当たりの好きなバラにとっては条件が良くないはずなのに、毎年きれいに咲いてくれます。(写真上)
 バラの花は、色や形、花の大きさ、香り…と、様々な品種の特徴があり、見る人を引きつけます。それだけ愛好家も多く、全国各地にバラ園が存在するわけです。私の家にもバラがいくつか植えてあり、ここ数年でその品種が一気に増えました。この土日は、自分の家でバラの花を楽しむことにします。
 3年生の先生が植えた、あおぞら農園にあるキャベツ畑に行ってみました。先月、モンシロチョウが卵を産みに来ていた場所です。キャベツは少し大きく成長しながらも、ところどころ穴だらけになっていました。順調にアオムシも育ってきている証拠です。キャベツの葉をよく見ると、すでに2〜3センチにまで成長したアオムシがところどころにいました。(写真中)
 アオムシの天敵は何でしょう? まずは、鳥です。ひとたび狙われたら、動きのゆっくりなアオムシはあっという間に食べられてしまいます。そのため、キャベツと同じ緑色の体で見つかりにくくなっています。
 天敵は、体の大きい鳥ばかりではありません。写真の赤い矢印のところに、小さな虫が写っています。アオムシコマユバチという小さなハチの一種です。(ここから先は、虫が苦手な方はお気をつけください…)アオムシコマユバチは、キャベツの葉をもりもりと食べているアオムシに針をさし、卵を産み付けます。体が大きく成長してきたアオムシは、ある日突然動きが止まります。体の中からアオムシコマユバチの幼虫が一斉に出てきて・・・。アオムシコマユバチは、アオムシの体に寄生して幼虫が発生していく昆虫なのです。
 3年生の教室でアオムシを飼っていると、ある朝その衝撃的な光景を見つけた子を中心にクラスが大騒ぎになります。自然界で生きているアオムシのほとんどは、このハチに寄生されて命を失っています。空を飛べるチョウチョになれるのは、卵から生まれたアオムシのほんの一握りでしかありません。ハチに寄生されずにアオムシを飼育するには、モンシロチョウが卵を産み付けた段階で室内に入れ、プランターに植えたキャベツごと育てていくのがベストです。
 今日も朝からミッキー池にカモがやってきました。すでに先生達が近づいても、逃げようともしなくなりました。今までのんびりと池で過ごしていたカメ吉は、このただならぬ来客をどう思っているのでしょうか。時折、カメ対カモのにらみ合いが続きます。(写真下)
 食べ物が違うので、ケンカをすることはありません。しかし、カメ吉にとっては、本来自分の居場所のはずの「休憩島」をカモに占領されてしまうのが気がかりのようです。マイクを差し出し、お互いの本音を聞いてみたいところではあります。

けやき通信より

けやきルームの担当から、STAY HOMEにおすすめの活動を
紹介しました。

STAY HOMEにおすすめ

5月7日(木)

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 ゴールデンウイークの連休が終わりました。今年は「ステイホーム週間」ということで、誰もががまんの連休を過ごすこととなりました。
 今日の3枚の写真は、ミッキー池のある中庭で撮りました。中庭には、エゴノキがたくさん植えられています。エゴノキを下から見上げると、5月の青い空を背景に、たくさんの小さな白い花が鈴なりに咲き誇っている様子が分かります。(写真上)ホームページでは、香りをお届けすることができないのが残念です。エゴノキの花からは、甘い良い香りが漂ってきます。今日は風が強かったので、その甘い香りが吹き飛んでしまいました。風がやんだら、外にまた出て深呼吸をしてみたいと思います。
 エゴノキは、日当たりのよい雑木林で見かけることの多い樹木です。古くから日本人に親しまれ、育てる手間もかからないことから、シンボルツリーなどの庭木としても人気があります。一斉に咲く真っ白な花は、桜に負けないくらいの美しさです。このエゴノキの花は、見る角度によってさまざまに楽しむことができます。写真は、木の下から真上を見上げるように撮りました。ですから、花の中心部分が黄色く見えています。横から眺めると、白い小さなシャンデリアがぶら下がったように見え、それもまた写真に収めたくなる美しさです。さらに、つぼみの状態も見事です。たくさんのつぼみが白いしずくのように枝にぶらさがっている頃からエゴノキを見る楽しみが始まります。
 さて、このエゴノキは、秋にできる実をかじると「えぐい味」がするということで、エゴノキという名前がついたそうです。これは有毒の「サポニン」という物質で、昔は果実や根を川の中でつぶし、魚を麻痺させて穫る漁が行われていたそうです。また、実をつぶして石鹸代わりに利用したり、硬い殻に包まれている種子はお手玉の中に入れて使われたりもされていたとか・・・昔から人間に大変なじみの深い木であったわけです。
 今年もミッキー池にスイレンが咲き始めました。低学年がザリガニ釣りをする方の池は、この1か月間にどんどんスイレンの葉が茂ってきていました。今年の一番花は、朝見回りをしていた副校長先生が見つけました。田柄小のスイレンは、真っ白な花色です。それだけに、花の中心部分のおしべやめしべの黄色がよく映えます。(写真中・・・花が斜めに向いているのは、風が強かったためです。)
 ミッキー池のスイレンは、様々な生き物の隠れ家にもなっています。たくさんの葉が茂ることにより、池の中で生息しているメダカやクチボソなどの小魚やザリガニ達が身をひそめる場所にもなります。
 今日のミッキー池には、朝からカモが訪れていました。(今日は1羽のみで…)カメ吉が甲羅干しをする池の真ん中の「島」に上がったり、時々水浴びをして過ごしていました。
 そこへ、カラスがやってきました。居座るカモの存在を気にしながら、すかさず池の淵に落ちていたザリガニの一部をくわえて飛び立っていきました。(写真下)ザリガニの破片は、カモ(写真の左手前)が食べ残したものだったようです。

5月1日(金)

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 今日の3枚の写真は、「どこにでも見られる小さな花」というテーマでまとめてみました。
 最初に、カタバミの仲間の植物を2つ紹介します。カタバミは、庭や道端でごく普通に見ることができる雑草の一種です。ごく小さな黄色い花を咲かせる雑草として知られている植物です。しかし、「雑草と呼ばれる植物はない」という言葉の通り、それらの花や葉をよく見ると、とても魅力的な植物であることが分かります。
 ところで、「カタバミをクローバー(シロツメクサ)だと勘違いしていた」という人が多いのではないでしょうか? カタバミはカタバミ科、クローバーはマメ科なので、分類上は全く違う植物です。しかし、「三つ葉の葉っぱ」という共通点があり、確かに間違えやすい植物同士であると言えます。「四つ葉のクローバー」でおなじみのクローバーは、3枚の葉っぱの一つは丸い形をしています。それに対して、同じ3枚の葉がつくカタバミの仲間は、1枚の葉がハートの形をしています。
 正門を入ったすぐ左側の花壇の給食室裏付近に、「カラスカタバミ」(別名オキザリス・トライアングラリス)が咲いています。(写真上)草丈10〜12センチ、花径2センチほどの小さな植物ですが、とっても存在感のある植物です。特徴は、紫色の葉っぱにあります。濃い紫色のシックな葉色は、リーフプランツ(葉を楽しむ植物)として、寄せ植えなどにも使えそうです。さらに、花色が薄いピンクであるため、花も葉もお互いに引き立つ組み合わせとなっています。ちなみに、葉っぱの形は、三角形の葉が3枚集まった形状をしています。そのため「トライアングラリス」という名前がついたようです。
 もう一つ、カタバミの仲間として、「ムラサキカタバミ(別名キキョウカタバミ)」を紹介します。咲いていた場所は、教職員の駐輪場です。コンクリートの割れ目から茂っていました。(写真中)
 道端や庭先など、いたるところで咲く多年草です。帰化植物として、駆除しにくい雑草の代表的な種類となっていますが、これもよくよく見れば、とても美しくかわいらしい花を咲かせます。似た花に、イモカタバミがあります。よく理科の教科書に掲載される植物です。イモカタバミは、花の中心が濃いピンク色であるのと、おしべの先の色がムラサキカタバミとは異なっています。
 今日から5月に入りました。庭の片隅や木陰に、スズランの花が見られるようになりました。(写真下)スズランは、一度植え付けると毎年花が見られます。日陰でもよく育ち、根が広がって増えすぎて困るほど生育旺盛な植物です。
 漢字で「鈴蘭」の通り、真っ白な小さな花の一つ一つが鈴のような形をしています。スズランは、花の香りが良い一方で、葉や根に毒性が含まれているので気を付けなければなりません。
 フランスでは、5月1日に愛する人にスズランを贈る風習があります。昔、フランスの王様が幸福を授けられるというスズランの花束を5月1日に受け取り、大変喜びました。それからというもの、5月1日に愛する人にスズランの花束を贈る風習が広がって今に至っています。確かに、結婚式のブーケや髪飾りには、スズランがよく使われていますよね。

4月の課題 春のいきものやしょくぶつ パート2

わらび フキノトウ わらび フキノトウ
もみじの花 もみじの花
アオスジアゲハ アオスジアゲハ
しゃしん上 わかりますか?
これは、いただきものですが・・・春の山菜です。
わらびと、もう一つは、これも2年生でやりましたね。フキノトウです。天ぷらにしておいしくいただきました。
しゃしん中
これは、びっくり?もみじの花です。赤いもみじは秋のものですが、春はこんな花がさいています。
しゃしん下
しゃしんにとれたたった一つの生き物 アオスジアゲハ。もうアゲハが飛び始めています。

4月の課題 春のいきものやしょくぶつ パート1

タンポポ タンポポ
ショウブ ショウブ
オオイヌノフグリ オオイヌノフグリ
3年生のみなさん、理科の課題は終わりましたか?
私が見つけた春のしょくぶつをしょうかいします。知っているものはありますか?2年生の学習で出てきたものもありますよ。まだ課題がおわっていない人は、これを見てかいてもいいですよ。

しゃしん上
みんなもよく知っているタンポポです。わた毛もできていました。
しゃしん中
キショウブ。5月5日こどもの日には、ショウブ湯に入ることもあります。
しゃしん下
オオイヌノフグリです。小さい青い花です。
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