6月8日(月)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 登校後、健康観察が終わったところで放送を入れ、朝会を行いました。今日は、「新しい生活様式」という話をしました。前半は、全員がマスクをしっかり着けて生活をすることがお互いの命を守ることにつながるということを話しました。そして後半は、「あいさつについて」の話をしました。 ・・・先週、午前の部の子は「おはようございます」、午後の部の子は「こんにちは」と元気よくあいさつをしている子がたくさん見られました。しかし、あいさつも「新しい生活様式」に変える必要があります。つい大きな声であいさつをしてしまいがちですが、これからは大きな声よりも気持ちが伝わるあいさつを心がけましょう。マスクをしたままのあいさつでは、なかなか相手に届くあいさつが難しいように感じますが、次の2つのことを心がけるだけで、気持ちが相手に伝わるあいさつになります。 1つ目は、相手の目を見てあいさつをすることです。マスクをしているとお互いの表情が見えにくいものですが、目と目を合わせることで気持ちが通じ合います。続いてもう1つは、あいさつの言葉と同時に少し頭を下げることです。先週のみなさんのあいさつの仕方を見ていて気がつきました。マスク越しの声の大きさでも、小さく頭を下げることで、きちんとあいさつの気持ちが伝わってくるのだなと思いました。 さあ、1日の生活の中でたくさんのあいさつの場面があります。地域の方々や通学案内の方へ、そして学校の先生方、主事さん方へ、「新しい生活様式」で心に伝わるあいさつを心がけましょう。・・・ 1年生の国語の時間に、「うたにあわせて あいうえお」の学習をしていました。「あかるい あさひだ あいうえお いいこと いろいろ あいうえお うたごえ うきうき あいうえお…」毎年、4月に入ると1年生の教室から元気のよい群読が聞こえてくるものです。2か月遅れではありますが、今年も1年生の音読練習が始まったなと感じました。 学校では、教科書を両手でしっかり持ち、背筋を伸ばして音読をする「姿勢」についても指導します。音読の宿題は、小学校6年間で最も多い宿題です。ぜひご家庭でも、読む姿勢に注意することから取り組んでみてください。(写真上) ところで、「うたにあわせて あいうえお」は、工藤直子さんが作った詩です。工藤直子さんの詩や物語は、国語の時間にこれからもたくさん出てきます。授業では、自分達で「まねっこ詩」を作ることにも挑戦します。「あさから あついな あいうえお」など、言葉のリズムを楽しんだり、言葉集めの楽しさを味わったりします。 3年生は、理科の時間にダイズとホウセンカの種まきをしました。「植物を育てよう」という単元では、ヒマワリやオクラ、ダイズ、ホウセンカなどの種をまき、その成長の様子を調べることになっています。先月配信した動画では、3年生の先生達が種まきをする様子が映っていました。それらの苗は、もうすでに畑で大きくなりつつあります。 ダイズもホウセンカも、本来ならば5月の連休明けには種まきをしたかったところです。今日まいた種が、早く発芽してぐんぐん成長してくれることを願っています。(写真中) 4年生の教室で、図工の授業が始まりました。今週までは、専科の授業は教室で実施します。今日は、「ふしぎなたね」という作品に挑戦しました。紙粘土に絵の具を混ぜてカラー粘土を作り、自分で自由に想像した種を製作していました。(写真下) 今日は種を作るまでの段階でしたが、植物の種はやがて芽を出し成長し、花を咲かせます。さあ、自分が考えた不思議な種からどんな花が咲くでしょうか? きっと次回以降の図工の時間では、発芽した後の植物を想像してさらに作品を発展させていくようです。 6月5日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 一方、教室では、これから育てていく草花の種を観察しました。アサガオの種はすでに植え付けてあるので、それ以外の植物の種について勉強しました。ヒマワリ、マリーゴールド、オシロイバナ、コスモス、ヒャクニチソウ、ワタバナ、フウセンカズラ…です。それらの中から4種類を選んでプリンカップに入れ、じっくりと観察をしました。(写真上) 実際に種を間近でよく見ると、いろいろな形や色、大きさがあるということに気がつきます。マリーゴールドやコスモスは細長い種の形をしていて、消しゴムの消しかすと見間違うほどでした。フウセンカズラの種は、黒地に白いハートマークがついていて特徴的です。それぞれどんな花が咲くのかな?と楽しみになってきたようです。 3年生は、理科の学習として「こん虫の育ち方」の学習をしています。本来であれば、4月に計画を立て、モンシロチョウがキャベツに卵を産み付けに来るところから観察を始めさせたいところでした。3年生の先生達は、5月の動画配信やホームページを使ってモンシロチョウが成長する様子を伝えてきました。しかし、やはり本物を見ることが一番の勉強であり、生きた知識へとつながります。 3年生の廊下には、キャベツの苗を植え付けてあるプランターがいつも置いてあり、子ども達が毎日観察できるようにしています。今日は、虫メガネを使って大きく育ってきた幼虫の様子を観察していました。(写真中) モンシロチョウは、卵から幼虫〜さなぎ〜成虫というサイクルを秋までに4〜5回繰り返すと言われています。今、3年生の子ども達が観察しているのは、春から2サイクル目となるモンシロチョウです。4〜5月に育った第一世代が結構キャベツの葉を食べつくしていたこともあり、かなり穴だらけのキャベツの葉に幼虫が住みついています。 先日、自分の家の近くの土手の上を散歩していたら、たくさんのモンシロチョウが飛び交っていました。自然界では、様々な天敵が存在します。モンシロチョウが成虫になる確率は、1〜2パーセントだそうです。それを考えると、辺りをひらひらと舞っているモンシロチョウは、とても厳しい生存競争に生き残ってきたヒーローのような存在に見えてきます。 分散登校が始まり、1週間が終わります。今週は、今年度の学級開きを行うとともに、各教科の指導も日に日に本格化して実施してきました。また、学級指導として、各学年の実態に合わせた感染症予防のための指導も行っています。 4年1組では、練馬区から各校にデータで送られてきた資料を使い、感染症の拡がりについて指導をしていました。(写真下)第1の感染症となるのは「病気」です。日本でもたくさんの感染者が発生してきました。そして、その原因となるウイルスが未知なものであることから、第2の感染症として「不安」が生まれます。人は不安があると本能的にウイルス感染にかかわる人を遠ざけようとし、それが第3の感染症「差別」が生まれます。さらにその差別を受けるのが怖くて受診するのをためらい、病気の拡散を招きます。・・・「病気」→「不安」→「差別」という負のスパイラルが今回の感染症を大きなものにしているということを学びました。 この連鎖を断ち切れるのは、「差別をなくす」ことです。今回の緊急事態宣言下では、医療関係者や運送業、清掃業の人たちへの差別が問題になりました。そのことに対する指導資料が、さらに東京都から送られてきたので、来週以降機会を見つけて子ども達に指導していきます。 田おこし(5年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 1 田おこし 根を張りやすくするために、土を耕します。 2 代かき 土と水をなじませる。 3 田植え 苗を1、2本ずつ植える。 この後、水の管理や稲刈り・脱穀など88手間あるといわれています。 今日は、日差しのある中、精いっぱい雑草を取り、土を耕しました。みんなの力を合わせたことで、ふかふかの土に仕上がりました。5年生の頼もしさを感じた1日でした。来週の代かきも楽しみです。 6月4日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() そんな中で授業が始まって、実際はどうするの?と思われるはずです。正直なところ、指導する先生達が一番悩み、知恵を出し合いながら授業に臨んでいるのが実態です。 5年2組の教室で、音楽の授業が行われていました。電子黒板に「こいのぼり」の楽譜が映し出され、演奏に合わせてリズム打ちをする授業でした。(写真上)歌をうたうことはできませんが、自分の手を使って拍子をとることは可能です。伴奏が流れると、思わず歌を口ずさんでしまいやすくなりますが、しばらくの間はがまんです。音楽室や低学年の教室から、子ども達の元気な歌声が聞こえてくるのが小学校の当たり前の風景なのですが、今はその「当たり前」がない状態です。 黒板には、立派なこいのぼりが掲げてありました。今日の授業のために、先生が自宅から持ってきたそうです。休校のために1か月時期が過ぎてしまいましたが、こいのぼりが子ども達を励ましてくれているように感じられました。 1年生は、今日初めて体育の学習を行いました。今日の一番の目標は、上手に着替えをすることです。着替えの手順について話を聞いてから、体操着に着替えました。脱ぎ終わった衣服をたたみ、机の上に整頓しておくこともきちんとできていました。 全員が真っ白な体操着に着替え終わり、教室の中でできる体操をみんなで行いました。(写真中)他の学年も、まだ校庭や体育館に出る体育の授業は行っていません。教室内での体操は、他の学年・クラスでも時々取り入れ、運動不足気味の休業明けの体を軽く動かすようにさせています。 今年度から、3,4年生の外国語活動と5,6年生の外国語科の授業が本格スタートとなります。特に5,6年生にとって、昨年度までの外国語活動から教科としての「外国語(英語)」になったことは、日本の教育史での大きな変革と言える出来事です。 外国語活動では、「話すこと」と「聞くこと」が中心の授業でした。そこに、「書くこと」と「読むこと」が加わり、教科として学んでいくことになります。今日は、6年1組で先陣を切って最初の授業が行われていました。まずは、アルファベットの大文字と小文字を書く学習です。教科書の他にワークブックが用意され、英語の罫線ノートを使って書く練習を行いました。(写真下) 3,4年生の外国語活動の時間も含めて、ALTの先生が今月下旬から指導に来ていただくことになっています。担任の先生と一緒に楽しく外国語を学んでいけるようにします。 6月3日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 分散登校中の専科の授業は、できる授業形態であれば各教室で行うようにしています。理科の授業は、本来は理科室で実施したいところですが、しばらくは各教室で指導することになります。 6年生の理科で最初に学習するのは、「ものの燃え方」の単元です。実際は、理科室に行ってグループごとに様々な実験を行うはずでした。集気びんの中に火をつけたろうそくを入れ、ふたをした時としない時の炎の変化を調べることから始まります。そして、線香の煙を近づけると、ろうそくが燃えている集気びんの中に空気が出入りしている様子が分かります。(写真上) 子ども達にとって「理科の勉強が好き」という一番の理由は、「実験ができるから」です。理科では、実験や観察の技能習得も大切な学習要素となっています。正しく安全に実験を行う力は、やはり実際に各自が行わなければ身に付きません。今はこのような状況なので教師実験で進めていきますが、早くいつも通りの子ども達が大好きな実験ができるようになってほしいものです。 1年生の算数は、「なかまづくりとかず」の学習から始まります。数の大小を1対1対応の方法で比べます。数を数えなくても、絵の中から比べたいものを線で結んでいくことでどちらが多いか少ないかが分かります。また、線で結べない場合は、ブロックに置き換えて比べるようにします。 先生の指示で、黄色いブロックや白いブロックを教科書の絵の上に置いていきました。(写真中)1年生の算数では、ほとんどの時間にブロックを操作する学習が行われます。今後、数のまとまりや分解を考えていくうえでも、具体物を通して理解していくことが大切です。 また、ブロック操作には、算数の学習以外にも小学校低学年で身につけさせたい要素が含まれています。身の回りのものを整理したり、先生の指示通りに素早く準備をしたりする力が高まっていきます。小学校の授業では、まず先生の指示を理解し、その通りにできることが学習理解の第一歩であると言えます。 3年生は国語の時間に、「国語辞典の使い方」の学習をしています。休業中に、3年生の先生達が国語辞典の使い方の動画を作成して公開していました。動画を見るだけでなく、実際に家でも辞典を引いてみたでしょうか? 国語辞典は、言葉の意味を調べたり、言葉の使い方、漢字の書き表し方を調べる時に使います。授業では、国語辞典の「つめ」「はしら」「見出し語」などの用語を指導するとともに、とのような仕組みで辞典に言葉が並んでいるのかを学びます。そして何よりも、実際に自分で辞典を引きながら、すばやく言葉を見つける練習を積ませることが大切です。(写真下) きっと、このホームページを読んでいる皆さんは、「もう何年も国語辞典なんて手にしていないな…」と感じていらっしゃるでしょう。(私も同じです)「漢字を度忘れしたら、スマホやパソコンがあるから大丈夫」という時代になってしまいました。しかし、そういう時代だからこそ、子ども達に国語辞典の使い方を身につけさせることが重要です。 学校探検をしました!(1年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 朝、探検に行くことを伝えると、子どもたちはとても喜び、楽しみにしていました。 探検のめあては「どんなものがあるか、どんな人がいるか知ろう」です。また、静かに並んで歩いて探検することも指導し、出発しました。 探検したのは、保健室、職員室、図書室、中庭、けやき広場、あおぞら農園などです。 「本がいっぱいあったよ。読んでみたいな。」「ザリガニがいたよ。」「カメが近くに来たよ。」と、探検をしてたくさんの発見がありました。また、校内では静かに移動することができました。 来週は、校庭を探検したいと思っています。 6月2日(火) その2![]() ![]() ![]() ![]() 壁の上の方には、歴代の校長先生の写真が並んでいます。一人の子が真っ先に気がつき、指さしました。また、お客さんが来てお話をするためのソファーがあったり、たくさんの書類が入った棚に気がついた子もいます。・・・生活科の学習としては、そういう気づきがほしいところですが、1年生が喜びそうなものが校長室にはたくさんあり、子ども達の関心は違う方に行ってしまいました。ドラえもんやリラックマのぬいぐるみがあったり、かわいらしい犬のカレンダーがあったりと、そちらの方の印象が強かったようです。「お花がいっぱい咲いてる…」とつぶやいていた子もいました。そのうち校長先生のことが分かってくるでしょう。(校長室を留守にしていた時間帯もあり、全てのクラスを案内することができませんでした。ごめんなさい。) 3年生は、総合の学習の時間にカイコを育てていきます。休業中の動画配信でもカイコが生まれてきた様子が映し出されていました。(先週の水曜日、28日の動画でした。)今日は、初めて実物のカイコを見て観察することができました。しかし、観察をするとなると、子ども同士が顔を寄せ合ってしまうことになります。そこで、拡大提示装置を使い、電子黒板に大きく映し出されたカイコを見ながら観察をしました。(写真下)生まれてまだ1週間ほどなので、体長は1センチにも満たないほどです。元気よく動いてエサを食べていました。(別に、シャーレに入ったカイコを虫メガネでも直接観察させてもいました。) カイコの卵は、練馬区の理科部の先生達でまとめて購入し、各学校の希望に応じて毎年配布するようにしています。本来ならば、5月の連休明けに卵が届き、もうある程度幼虫が大きくなっている頃でした。しかし、5月の休校が決まったため、しばらく冷蔵庫に入れておき、卵から出てくる時期をぎりぎりまで遅らせてもらうことにしました。その努力があって、生まれた直後の様子から観察することができているというわけです。 エサは、緑色の固形物を与えています。これは、カイコのために作られた人工飼料で、3年生の先生が購入しました。カイコのエサと言えば「クワの葉」ですが、成虫になるまでには大量のクワの葉が必要になります。学校のクワの木の実情からすると、なるべく人工飼料を食べさせてからクワの葉にエサを切り替えていく必要があります。不思議なことに、一度本物のクワの葉を与えてしまうと、人工飼料は一切食べなくなってしまうのです。 6月2日(火) その1![]() ![]() ![]() ![]() 登校後の手洗いや検温カードの提示等の感染症予防に関することだけでなく、学級のルールについても学んでいきます。一方で、学習指導も進めていかなければなりません。1年生の教室では、音読をしたりひらがなを書いたりする学習がいよいよ始まりました。「えんぴつの持ち方」や「書く時の正しい姿勢」についての指導があってから、さっそくひらがなの「つ」の書き方を学習していました。 4月の休校中では、えんぴつで線を引く練習プリントは出していましたが、ひらがなの書き方は学校で教える予定でいました。ところが、5月も休校となったため、簡単なひらがなの練習を課題として出すことにしました。1年生の担任としては、一文字ずつていねいに指導したかったところではあります。 しかし、分散登校ではクラスの半数の子どもへの指導となるため、逆に一人ずつていねいに見てあげることができます。その利点を生かして、子ども達の理解度を高めていけるように、個別の指導を心がけていきます。 昨日から、1年生の各教室に一人ずつ支援員の先生が入っています。今年度の生活支援員の先生に加え、地域連携事業としての補助員の方に教室に入ってもらうことにしました。学校での生活習慣を身に着けるための大切な時期を、担任の先生の補助的な役割としてしばらく勤務していただきます。(写真上) 5年生の社会科の授業開きとして、「5円玉」を使った学習が行われていました。試しに5円玉をじっくりと眺めてみてください。どんな絵柄や模様が描かれているでしょうか? (授業では、実際に一人ずつに実物の5円玉を観察させていました。)・・・実は、5年生の一年間に学習する社会科の内容は、5円玉1枚に全てが描かれているのです。 まず目につくのは、稲穂の絵です。5年生の社会科では、米作りの農家の様子を調べ、日本の農業について学習していきます。次に、5円玉の下半分には横線が描かれていて、海を表しています。5年生の社会科では、水産業についても学習します。最後に、5円玉の穴の周りには歯車がデザインされています。5年生の社会科では、日本の工業についても学習します。ということで、この一年間の社会科の時間を通じて、日本の産業について学習していくということが分かりました。(写真下) 6月1日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まず、どのような病気で、どのように感染するのかということを教えたり、感染症を予防するために必要なことを考えさせたりしました。続いて、手洗いの仕方や咳エチケット、マスクの必要性について、電子黒板にスライドを映しながら指導を行いました。(写真上) 最後に、「密閉・密集・密接」の3つの密を避けて行動するための具体的な方法についても資料を見ながら学んでいます。高学年の子ども達は、テレビで何度も説明を聞いているのでよく理解していたようです。しかし、実際にソーシャルディスタンスをとるということは難しく、子ども同士で会話がはずめば自然と密な状況が発生しやすくなるものです。今後、教室内での子ども達の動きを見ながら、適宜指導を繰り返していきます。 もう一つ、全クラスで指導したことがあります。それは、子ども達へのアンケート調査です。「心の健康チェックシート」として、これも学年の実態に合わせて実施しました。休校中に良かったことや楽しかったこと、そして困ったことなどを具体的に聞くアンケート用紙を使いました。(写真中)明日以降、下校後の時間を少しずつ使いながら、担任が個別に休業中の様子を聞いたり、不安を取り除くための声かけをしたりしていきます。また、必要に応じてスクールカウンセラーや心のふれあい相談員への面談にもつなげていけるようにします。(1年生には、アンケート用紙への記入ではなく、担任からの聞き取りで様子を把握するようにしています。) 3校時に、5年生が体育館に集まって学年集会を行いました。休業中に配信した動画をスクリーンに映し、それぞれ学年の先生達が示した約束を確認しました。また、高学年としての心構えがしっかりもてるようにするための集まりでもありました。分散登校のため、午前と午後に分かれての半数ずつの集まりになりましたが、きちんと話を聞く姿に意気込みが感じられました。(写真下) 6月1日(月) その1![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 兄弟や近所同士でさそい合って登校したり、保護者の方が一緒に来て送ってくださったりしたおかげで、大きな混乱もなく教室に入ることができました。(写真上) 登校後、まず全員が手をきれいに洗ってから、各教室で健康観察を行いました。明日からの検温は、本日配布した「元気アップチャレンジカード」に記入することになります。毎朝忘れずに記入するとともに、学校に持たせるようにお願いいたします。 全校朝会は、しばらくは放送で行います。午前と午後、校内放送で子ども達に話をしました。・・・今日から、段階的ではありますが、学校での学習をスタートさせていきます。みなさんも知っているように、新型コロナウイルスの影響で、学校も社会全体も活動をしばらくやめることが続きました。しかし、みんなでがまんをしてなるべく家にいる生活を続けたことや病院で働くお医者さん達の懸命な努力で、ウイルスの広まりが収まってきました。でも、まだ完全に元の生活に戻るわけにはいきません。 先ほど、「段階的に学校がスタートします」と言ったのは、まだウイルスの感染の危険性があるからです。また、長い休みが続いていたので、学校生活のリズムを少しずつ身につけていこうという目的もあります。そこで、今週と来週は、クラスの人数を半分にして、午前と午後に分けて学校に来る「分散登校」というやり方で勉強を進めます。 緊急事態宣言が解除され、お店や会社、学校などが再開されることになりました。しかし、感染症拡大予防のために気をつけなければならないことがあります。学校でも、手をよく洗うことやマスクを必ずつけること、人と人との距離をとること(これは、人とお話をしたり列に並んだりする時に、いつもより離れるようにするということです。)…などなど、みんなで守っていかなければならないルールが新しくできました。 担任の先生からも、これからの学校生活において、どのようなことに気をつけていきましょうというお話があります。自分の命だけでなく、周りの人達の命を大切にするためには、一人一人が決められたことをしっかり守って生活しなくてはなりません。 さあ、今日から学校が始まります。楽しく、安全・安心な学校生活にするためには、先生方のお話をしっかり聞くことが大切です。明るく素直な田柄小のみなさんが、今日からまたがんばる姿を、校長先生はいつも応援しています。・・・ 今週と来週の2週間は、「分散登校」となっています。クラス全体の半分の子が教室内に入ることになり、ソーシャルディスタンスを保つように座席を工夫しました。お互い前後左右の席が空くように座らせています。(写真中) 入学式以来の登校となった1年生の教室でも、今日からさっそくいろいろな勉強が始まりました。今日の勉強は、学校でのルールを少しずつ学ぶことが主な内容でした。学校に登校した後の道具のしまい方や、トイレと流しの使い方などを一つずつていねいに教わりました。また、担任の先生による本の読み聞かせを聞いたりもしました。(写真下) 5月29日(金) その2![]() ![]() ![]() ![]() 今日は、濃い茶色の羽に3本の白い帯がある「コミスジ」というタテハチョウの仲間を見つけました。調べてみると、「羽を開いてとまることが多い」とありますが、その通りでした。(写真上) 飛び方にも特徴があります。数回羽ばたいたかと思うと、空中で羽を広げて止まった姿勢になり、そのままひらひらと紙切れが舞い降りるような感じで飛びます。 チョウの採取を趣味にしている人は、珍しいチョウを求めてありとあらゆる場所まで捕獲網を手に入っていくそうです。以前、科学実験教室でかかわったことがあるチョウの専門家の方と話をしたことがあります。日本でのチョウの収集に飽き足らず、大企業を退職されてからエクアドルに土地を購入し、1年の半分を現地で過ごしているとのことでした。それも、購入した土地の大半はジャングルのようなところで、何メートルもある木のてっぺんにチョウがくる仕掛けを作って捕獲するという話もされていました。趣味が高じてすごい人生を歩まれている姿がとてもうらやましく感じられました。 長い休業期間の最後の写真は、これもチョウに関するものです。しかし、花のチョウ・・・「胡蝶蘭(コチョウラン)」です。校長室の窓辺で、今年9年目になるコチョウランが咲き始めました。(写真下) 「サザンウィンド」という名前がついたコチョウランで、黄色地に鮮やかなオレンジ色のストライプが入った珍しい品種です。コチョウランは、贈り物としてよく使われます。校長に昇任が決まり、前任校の校長室に4月1日に届いたのがこの鉢でした。贈っていただいたのは、大先輩の女性の校長先生で、自分が主幹教諭の時に大変お世話になった方でした。翌年、自分が副校長になった時、温かく送り出していただくとともに、「いつか校長職として一緒に仕事をしましょう。」と声をかけていただきました。 3年前に定年退職されましたが、その春から一年間、田柄小の校内研究の講師としてお越しいただきました。ちょうどその年から田柄小では道徳の校内研究を行うことになり、「この先生しかいない」という思いで連絡をとり、ご指導をいただくことが決まりました。 3年前の今頃、田柄小に寄られた時に、咲いたコチョウランを見ていただきました。大切に管理していることを褒めてもらってから、なぜこの品種を選んだのかをその時初めて聞かされました。「コチョウランって、だいたい白でしょ。清水さんには当たり前のランは似合わないから、思いっきり珍しい色を選んだの…。」 その先生は、残念ながら昨年の5月11日にご病気で逝去されました。とても明るく、そして個性豊かで誰からも慕われていた先生こそ、このコチョウランのような方でした。花が終わったら、今年こそ寄せ植えの鉢から抜いて、新しく植え替えようと思います。 【4年生】ツルレイシの花
5月29日、ツルレイシの花が咲きました。
このツルレイシは、苗の状態で学校に運ばれました。 そして、5月12日に畑に植えました。 最近ぐんと気温が上がったからでしょうか。 来週学校が再開されたら、観察してみてください。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【4年生】発芽しました
5月14日にポットに植えたツルレイシの種が発芽しました。
5月29日に発芽したので、どのくらいの期間で発芽したでしょうか? 約2週間かかりましたね。 時間がかかったので、種を鳥に食べられたのかなと思っていましたが、発芽してよかったです。 6月1日から学校が再開します。 ぜひ様子を見てみてください。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 5月29日(金) その1![]() ![]() ![]() ![]() 情報をつかんでいた先生から、もう1回飛んでくるという話を聞いたので、望遠レンズに取り換えてしばらく待ちました。・・・遠くから音が聞こえてきました。ベランダに出てスマホを構えていた近隣の方と目が合いました。ゴーッという音よりもずっと先に数機の戦闘機が見えてきて、あっという間に上空を通過していきました。(写真上)そして、東の空でスモークを出し、空に線を引いていきました。(写真下) 「新型コロナへの対応を続ける医師や看護師に敬意を示すため、航空自衛隊のアクロバット飛行チームである『ブルーインパルス』が東京都心を飛行した。」というニュースを知ったのは、その後のことでした。医療関係者の方々には、改めて敬意を表したいと思います。と同時に、来週からは自分達がしっかりと子ども達を守らなければという思いをもちました。 昨日から今日にかけて、全ての教職員が出勤して準備にあたっています。教室の座席配置を考えたり、校内のいたるところに使用禁止や手洗いを勧める貼り紙をしたりしました。また、応接室を具合が悪くなった子どもの待機場所とするために、ベッドやついたてを運び入れました。そして、学校での衛生管理の体制を何度も協議しました。我々教員にとっても分散登校は初めての対応です。万全の態勢で月曜日を迎えたいと思います。 モンシロチョウになったよ(3年生)
青空農園からほごした青虫がさなぎになって、11日目。朝教室に行ってみると、チョウチョになっていました。うっすらと黄色っぽく、まだ羽はのびきっていない感じです。さなぎのぬけがらも見えます。もう少ししたら、青空のもとに放してあげたいと思います。モンシロチョウ第2号です。
まだ、教室前にほごしたキャベツには、幼虫がたくさんいます。みんなでかんさつして、チョウチョにかえしてあげましょう。 ![]() ![]() ![]() ![]() 5月28日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ニューギニア・インパチェンスは、アフリカのニューギニアに分布しているインパチェンスを基に作出された園芸品種です。インパチェンス(別名はアフリカホウセンカ)と比べて花も葉も大きく、花色も豊かです。特に最近は、様々な会社から新品種が毎年出てきて目を引きます。花色は、赤、白、パープル、オレンジを買いましたが、この他にもいろいろな花色が園芸店で売られています。 もともとインパチェンスは、強い日差しに弱く、水切れしやすい植物です。その代わりとても丈夫で花つきが良く、春から秋の終わりまで楽しめます。今回購入した苗は、商品名を「サンパチェンス」と名付けられています。(大手種苗会社が開発しました。)サンパチェンスの「サン」は「Sun」・・・つまり、太陽の日差しに強い品種に改良されています。職員玄関前は、午後から日差しがありますが、たぶんこの場所で大丈夫だと思います。生育速度が速く、仕立て方によってはかなりの大株にまで成長します。 築山の近くで、珍しいチョウに出会いました。大きめのチョウで、飛び方がフワフワとしていて特徴がありました。全体的に白っぽい中に黒い筋が入り、後ろ翅(はね)に斑点がありました。(写真中) チョウの種類についてはあまり詳しくないので、インターネットで似ているチョウを探してみました。・・・かなり苦労して、やっと見つけました。「アカボシゴマダラチョウの春型」と思われます。アカボシゴマダラチョウは、夏には後ろ翅にオレンジ色の斑紋が現れますが、春型のアカボシゴマダラチョウにはそれがないそうです。大きさも飛び方の特徴もぴったり一致していました。 「貴重なチョウに出会えてラッキーな日だ!!」と思っていました・・・が、さらに調べてみてびっくり…。要注意外来種に指定されているチョウだったのです。20数年前までは日本にいなかった種類でしたが、人為的に外国から持ち込まれて放たれたようです。在来種のゴマダラチョウの生育を脅かす恐れがあるということで、要注意外来種に指定されることになりました。こんなに美しいチョウなのに、とても残念です。 田柄小のあちこちにクワの木が植えられています。プール脇の果樹園内にも大きな木があり、実がつき始めていました。(写真下) クワの実は、とても甘くておいしいです。写真の中のどれが甘い実か分かりますか? 白っぽいのはまだ熟していない実です。中央の赤い2つの実でしょうか? 酸っぱくて大変なことになります。正解はさらにその右上の黒っぽい紫色の実です。 小さい頃、よく学校の帰り道に友達とクワの実を食べたものです。田舎だったので、ちょっと寄り道をすると、たくさんのクワの実を手にすることができました。家に帰ると、すぐにクワの実を食べたことが分かってしまいます。口の中が紫色に染まってしまうからです。でも、甘くておいしかった懐かしい想い出です。 クワの木と言えば、3年生はカイコを毎年育てていきます。先日、3年生の先生達がカイコの卵を手に入れてきました。きっと来週から学校が始まったら、いきなりカイコのお世話をすることになるかもしれません。 芽がでたよ(3年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ざんねんながら、ホウセンカはまだ出ていませんでした。 一番左は、ヒマワリです。葉の数は2まい。大きさは2cm5mm。背の高さは、2cm5mmです。手ざわりはつるつるしています。 まん中は、オクラです。写真は、3つの芽が出ていました。葉の数は、2まい。大きさは、2cm。背の高さは、2cm8mmです。手ざわりは、ざらざらしています。 右は、ダイズです。葉の数は、2まい。けれど、子葉とはちがうしゅるいの葉が出かかっています。大きさは、2cm。背の高さは、5cmです。 かんさつカードに、しょくぶつの名前、日にち(5月28日)、天気(晴れ)、葉のようす、気づいたこと、を書きましょう。 学校に来た時には、またちがうすがたになっていますよ。楽しみですね。 5月27日(水) その2![]() ![]() ![]() ![]() ホウジャクは、その飛び方に特徴があります。ヘリコプターが空中でホバリングして止まっているように、ホウジャクも細かく羽を動かしながら静止することができます。それも、スッとやって来て花の前でピタッと止まり…を繰り返していくのですから驚きです。 花の密を吸うために、体と同じくらい長いストロー状の口をもっています。空中でホバリングしながらストローを伸ばして蜜を吸う姿は、空中給油機を連想させます。 ホウジャクは、スズメガの仲間です。スズメガは、幼虫の時代は結構大きめのずんぐりとした体形をしています。植物の葉をバリバリと食べてしまい、見た目も含めてあまり好かれていないのではないでしょうか。しかし、成虫になると身のこなしが素早く、花の蜜を吸う素敵なヘリコプターに変身します。 ところで、チョウとガの違いですが、非常に近い仲間同士でなかなか分類が難しいようです。触角の形である程度分けることができるという説もあります。 あおぞら農園では、2度目のツツジが咲いています。そのツツジの花の蜜を吸いに、ヒメアカタテハがやってきました。(写真下)タテハチョウの仲間は、羽の色がとてもきれいです。アカタテハに比べて羽全体にオレンジ色部分が多く、ヒメアカタテハの方がよく目立ちます。 卵は、ヨモギの葉に産み付けられることが多く、たいていヨモギの葉がくるくると丸まっていると、その中に黒い幼虫が巣を作っています。 世界中のほとんどの大陸で見られるチョウですが、驚くべきはその移動性です。2000kmから3000kmは移動すると言われ、小さな体で北アフリカから地中海を渡りアルプスを越え、北ヨーロッパまで移動するルートが確認されているそうです。こんな小さな、そしてほんの数グラムしかない昆虫のどこにそんな体力と勇気が隠されているのでしょうか。 5月27日(水) その1![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日から3日間、校庭を子ども達の遊び場として開放しています。午前は10時半から、午後は1時半から、それぞれ低学年と高学年に分けて1時間半ずつ校庭を開放しています。 開始時刻とともに、たくさんの子ども達がやって来ました。低学年は57名、高学年は64名の参加がありました。3月にも4日間同じように実施しましたが、その時の倍以上の利用がありました。ずっと家にいることが続いたので、外で思いっきり体を動かすのが久し振りという子が多かったようです。思う存分体を動かすことができ、見ている方も気持ちよくなるくらいでした。 受付では、名簿に印をつけるとともに、手指の消毒をさせています。遊び道具は、体育倉庫のボールや一輪車を貸し出しています。久し振りに会う友達とおしゃべりをしたり、築山やうんてい、ジャングルジムで遊ぶ姿も見られました。 午後になり、気温も湿度も上がってきました。顔を真っ赤にしてマスク姿で駆け回る子ども達を見て、校庭に放送が入りました。水分補給をしっかりするようにとの注意喚起です。日陰で水筒のお茶を飲みながら汗をぬぐったかと思うと、すかさずまた広い校庭に向かって走り出して行く子がいました。元気に遊ぶ様子と、子ども本来の姿を何日ぶりかで目にすることができ、少し安心することができました。 学校の再開に向けて、本日連絡をしました。少しずつ体を慣らし、生活リズムを取り戻していきましょう。 5月26日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 種まきの時に伝え忘れましたが、細かな種をまいた後には土をかけていません。サクラ草の種は「好光性種子」と言って、発芽する時に光が必要な植物です。土をかけてしまうと、発芽率が低くなってしまいます。同じように好光性種子の植物には、ペチュニアやキンギョソウなどがあります。どれも種がとても細かい仲間です。また、野菜の種にも好光性のものがあります。ニンジンやレタスの栽培では、土をかけずに育てます。 ところで、サクラ草のこの後の管理についてです。このまま明るい日陰で水を切らさずに育てていきます。時々うすい液体肥料(規定量の倍くらいうすくして…)をあげながら、真夏の暑さが来る前にある程度大きく育てるようにします。 「ある程度大きく」と言っても、すぐに大きくはなりません。夏の暑さが大の苦手であるサクラ草は、9月まではゆっくりとした成長です。7月下旬頃から、1回目の植え替えが始まります。割りばしで根を切らないようにすくい上げ、小さなビニールポットに植え付けていきます。そして8月下旬にその苗がある程度大きくなったら、一回り大きなビニールポットに2回目の植え替えをします。つまり、10月の全校児童の植え替えまでに、2回の植え替え作業が行われているということです。 「ウドンゲの花」を見つけました。植物の茎や葉の裏に、白い玉をつけた無数の糸が出ています。(写真中)一般にウドンゲの花と呼ばれていますが、これは「クサカゲロウ」という昆虫の卵です。 「優曇華」と書いて「うどんげ」と読みます。仏教の説話に出てくる伝説上の植物の名前を表しています。その花は3000年に一度咲くと言われ、そこから転じて、「めったにないもの」を例える言葉としても使われます。昔は、クサカゲロウの卵を見て、伝説の「優曇華の花」と思い、大騒ぎになった事があったそうです。昭和の高度成長の頃に、「うどんげの花がみつかった?」という記事が写真入りで新聞に載った事もあったとか・・・。 さて、肝心のクサカゲロウという昆虫のことですが、薄緑色の小さな羽虫で、よく街灯の明かりに誘われて飛んでくるので、誰もが見たことがあるでしょう。飛び方が陽炎(かげろう)のようにはかない様子なので、その名が付いたようです。 一方、クサカゲロウの幼虫は、畑の益虫として有名です。幼虫時代の10日間に、約600匹ものアブラムシを食べてしまうほど、畑の強い味方です。無農薬栽培の農家では、クサカゲロウの幼虫を畑にばらまく農法を行っているところもあるそうです。 チューリップの種を見たことがありますか? チューリップは、球根を植えて育てるのが一般的です。種をまいて育てる人はそうめったにいません。種をまいたら、花が咲くまでに5年以上もかかるそうです。 実は、私も初めて発見したのですが、プール横の花壇に植えてあったチューリップに種子ができていました。(写真下)花が咲いた後のふくらみが「実」で、中にたくさんの小さな種ができているはずです。 チューリップは、自家受粉しない植物なので、自然な状態で種ができることは滅多にありません。人がわざわざ別の品種の花粉をつけてあげなければ種子ができないのです。 球根は、元のチューリップと同じ種類の花が咲きます。しかし、種から育てると、花色や花の形がどうなるかは咲いてからのお楽しみです。もしかしたら、世界にない新品種が生まれる可能性も・・・5年後に「タガラスペシャル」という名のチューリップが出回っていたら、この日のことを思い出してください。 |
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