メタ認知が高まった場面

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 7月17日に図画工作の授業で遠近感のある下絵を紹介したことを覚えていますか。写真は、それをかいた子がつくり上げた作品です。
 終業式の日に、その子は嬉しそうに図画工作の先生と校長室を訪れました。先生にお聞きすると、その子は誰の手も借りずに全て自分でやり通したそうです。「学びに向かう力」で言えば「粘り強い姿勢」「見通す力」です。遠近感のある下絵をかいた時に、先生が視点の素晴らしさを大いにほめて、技能との価値づけをされていました。「どんな作品になるか楽しみですね」と声をかけたことをよく覚えていました。「これからの作品づくりや算数の図形の勉強にも役立ちますね」「この才能は将来の仕事にも生かされるかもしれませんね」その子のメタ認知が大いに高まったことがわかる場面でした。

メタ認知が高まった場面

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 7月17日に図画工作の授業で遠近感のある下絵を紹介したことを覚えていますか。写真は、それをかいた子がつくり上げた作品です。
 終業式の日に、その子は嬉しそうに図画工作の先生と校長室を訪れました。先生にお聞きすると、その子は誰の手も借りずに全て自分でやり通したそうです。「学びに向かう力」で言えば「粘り強い姿勢」「見通す力」です。遠近感のある下絵をかいた時に、先生が視点の素晴らしさを大いにほめて、技能との価値づけをされていました。「どんな作品になるか楽しみですね」と声をかけたことをよく覚えていました。「これからの作品づくりや算数の図形の勉強にも役立ちますね」「この才能は将来の仕事にも生かされるかもしれませんね」その子のメタ認知が大いに高まったことがわかる場面でした。

深く考えるための手立て

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 ごみの問題に話合いが深まってきたところで、先生から「ごみを捨てないための心に響くきまりを作ろう」との提案。
 今日の授業の核となる「めあて」でもあります。一心不乱にプランを考える子、コミュニケーションを取りながら考える子。本時の学習目標が定まることで深い学びや粘り強く取り組む雰囲気が生まれます。
 写真のプランを考えた子は、「ごみを出した人が真剣に振り返る言葉が必要。でも最後に、ちゃんとごみ箱に入れようねと優しい言い方で締めくくると効果が出る」という発表をしてくれました。それを聞いた子供たちから「なるほど」という反応が。
 週に1回の道徳の時間は、自分の心根を素直に表現できる貴重な機会ともなります。

深く考えるための手立て

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 「分別せずにごみを捨てている」「芝生の中を自転車が走っている」「花壇に入って虫取りをしている」など、規則を守っていない行動や「ごみを集めている」「ベンチの席を譲ろうとしている」などの建設的な行動がたくさん発表されました。積極的に挙手をする子が多く感心します。また、手を挙げていない子の考えも聞こうとする先生の姿勢にも感心です。
 一通り意見が出た後に先生から「どうしてきまりはあるのだろう」という投げかけがありました。「みんなが楽しく生活するため」「きまりがないと自分勝手なことが起きるから」
 学校のきまりにも目を向けさせます。「きまりがあるけど、廊下を走っている人が多い」「ごみを捨てないきまりは環境やコロナ防止にもなる」「きまりは仕方なく守るものではない」少しずつ先生が考えてほしいことに授業が深まります。

特別の教科 道徳  5年生

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 「公園のきまりを作ろう」という資料をもとにした道徳の授業です。「規則の尊重」という価値項目について考えます。
 道徳の授業は、「教師がどのような指導観をもつか」が重要であると言われます。この学級の子供たちには、「きまりがある意味を自分なりに考えて望ましい行動が出来るようにさせたい」という先生の思いが指導観となっています。
 導入では、写真の公園の絵を見ながら、気が付いたことを出し合います。
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