11月18日(水)の献立皆さんが今日食べている鶏の照り焼きは、モモの部分で足の付け根です。良く動かす部位なので、肉質は少し固いのですが味がとてもよいところです。鶏肉の栄養は、成長にとても大切なたんぱく質が豊富に含まれています。調理員の方がおいしく照り焼きのタレを作ってくれましたので、残さずいただきましょう。彩りきんぴらは、ごぼう人参、レンコンなどの旬の根菜を炒め、美味しく味付けしましたので野菜が苦手な人もチャレンジしてみましょう。 11月17日(火)の献立福神漬けは、今も上野にある「酒悦」という漬物屋さんの主人が、江戸時代に考案しました。上野の不忍池の弁財天にちなみ、種々の野菜を七福神にみたて「福神漬け」と命名しました。給食では、「きゅうり・だいこん・にんじん・しょうが」を、しょうゆ、酢、みりん、砂糖で漬け込みました。カレーにとても合うので食べてみてください。 11月16日(月)の献立さばはマグロやアジと並んで世界的に消費量の多い魚です。焼き魚や煮魚、しめさば、お寿司などいろいろな食べ方ができます。缶詰にしたり、さば節にしたりなど加工して食べられることもあります。青魚の一種で、頭の働きをよくしたり血液をさらさらにしたりする効果のあるDHAやEPAが多くふくまれています。今日はカレー粉をまぶして焼いたので、お魚が苦手な人も食べやすいと思います。ごはんともよくあいますよ。 11月13日(金)の献立グラタンとはフランス語で「グラティネ」という言葉からきていて 「こげた皮をこそげる」という意味があります。焼き色をつけたり皿の焦げたところをこそげて食べるという感じでしょう。今日のグラタンは手作りで、牛乳の代わりに豆乳、小麦粉の代わりに米粉、パン粉の代わりに米粉フレークを使っています。ですからエネルギーや油が控えめです。いつものグラタンの味と比べて食べてみてください。 11月12日(木)の献立つくだ煮の発祥の地は、江戸の佃島(現在の東京都中央区)です。 今から400年余りまえ、江戸前でとれた小魚や貝類を甘く煮て食べていました。長く保存ができるように濃く調理したのが「つくだ煮」です。佃島の漁民の故郷は、関西の佃島(現在の大阪府西淀川区)です。徳川家康が、江戸に来るとき大阪の漁民たちを連れてきて、佃島で漁業をできる特別な権利を与えたそうです。今日は手作りで、のりのつくだ煮を作りましたので、味わって食べてみてください。 11月11日(水)の献立今日は練馬区でとれたキャベツを区内全校で一斉に使用する日です。『地産地消』をすすめるために行われている取り組みで、練馬区内にある区立の小中学校すべての給食で練馬区産のキャベツがだされています。今日のキャベツは全部で90kg使用しています。採れたばかりなので新鮮でおいしいですよ。来月には同じ取り組みで練馬区産の練馬大根も登場します。楽しみにしていてくださいね。 11月10日(火)の献立きなこ豆の「豆」は大豆です。大豆は中国が原産で、昔から五穀のひとつとして栽培されてきました。日本には縄文時代後期から弥生時代初期に伝わったそうです。大豆はタンパク質が豊富で、必須アミノ酸がバランス良くふくまれています。またその組み合わせが動物性タンパク質によく似ていることから「畑の肉」ともよばれています。今日は大豆の周りについている「きなこ」も大豆から作られたものです。大豆の栄養をしっかりとることができますね。 11月9日(月)の献立今日のスイートポテトは、千葉産のパープルスイートロードという紫芋を使いました。普通の黄色のサツマイモにはない、アントシアニンという色素が含まれることで紫色になります。アントシアニンは、ポリフェノールの一種で抗酸化作用があり、美容や動脈硬化予防などの効果が期待されています。沖縄や鹿児島には古くからある品種です。甘さも控えめなので、スイートポテトなどの洋菓子に向いています。 11月6日(金)の献立今日の給食は厚焼き玉子です。卵にたくさん具を入れて焼き上げました。卵は、ビタミンC以外の栄養素を含む栄養豊富な食品です。ですから、野菜などと一緒に食べると、さらに栄養バランスがいいです。昔は、冬の卵はとても貴重でした。なぜなら、寒い時期に「にわとり」はあまり卵を産まなくなるので、時々生む卵には栄養がたっぷり詰まっていたからです。現在では、一年中手軽に食べられることに感謝して卵をいただきましょう。 11月5日(木)の献立ペイザンヌスープとは、野菜やベーコンを細かく1センチくらいのサイコロ型にして、コトコト煮こんだスープです。フランスの農村や山岳地帯で食べられている家庭料理です。ペイザンヌの意味は「田舎風」です。給食ではサイコロ型にカットしている時間がないので、いつものように野菜を切ってスープを作りました。コロッケは手作りです。給食室の皆さんに感謝していただきましょう。 11月4日(水)の献立今日の給食は、「しめじ」と「しいたけ」をたっぷり使った「きのこ豚丼」です。「しめじ」は、アカマツやコナラの根本に群がるように生え、地面を占領してしまうので「占地」という名前がついたそうです。「しいたけ」は椎の木の枯れ枝に多く発生していたことから名前がついたことが有力だが、1年中発生することから「四季茸」と呼ばれ、この言葉が変化して「しいたけ」になった説もあります。今は人口栽培がほとんどですが色々なきのこの味を楽しみましょう。 11月2日(月)の献立今日の給食は、ごぼう・人参・大根・れんこん などの根菜類を沢山使っています。多くの根菜は、秋から初春にかけての寒い時期に旬をむかえ、とても美味しくなります。根菜には体を芯から温める効果があり、冬を元気に過ごすために、欠かせない栄養素のビタミンCなども豊富に含んでいます。冬の間は積極的に食べたい食品です。 10月30日(金)の献立牛乳★ 10月31日は、ハロウィンです。今日はハロウィンにちなんでかぼちゃのプリンを作りました。ハロウィンには、かぼちゃをくりぬいて形を作り中にろうそくをたてる『ジャックランタン』を作ったりします。 かぼちゃは、野菜の中でも特に栄養のある食べものです。中身の黄色はカロテンという色素で、身体の中でビタミンAに変化し、目を元気にしてくれたり免疫力を高めます。風邪気味の人は積極的に食べましょう。 10月29日(木)の献立今日は十三夜献立です。十三夜は十五夜から約1ヶ月後に巡ってくる日として、十五夜に次いで美しい月だといわれ昔から大切にされてきました。十五夜または十三夜のどちらか一方のお月見しかしないことを片見月と呼び、縁起が悪いと言われています。十三夜には栗や枝豆を供えることから、栗名月や豆名月ともいわれます。今日は給食でも栗の入ったご飯にしました。十五夜はあまりすっきりしない夜空であることが多いのに対し、十三夜の夜は晴れることが多いようで、「十三夜に曇り無し」という言葉もあります。 10月28日(水)の献立今日は、旬のさつま芋をご飯に炊き込み、さつま芋ご飯をつくりました。さつまいもは芋の中でもホクホクとした食感が特徴で、お菓子にも使われます。通常ビタミンCは熱に弱く壊れやすいですが、さつまいものビタミンCはでんぷんが熱から保護してくれるため壊れにくくなっています。また、食物繊維も豊富で、おなかの調子を整えてくれる効果が期待できます。旬のものは旬の時季に食べるのが一番おいしく栄養があります。秋の味をぜひ味わって食べてくださいね。 10月27日(火)の献立キャベツは、一年中出まわっている野菜です。「春キャベツ」は葉がやわらかく甘みがあります。「冬キャベツ」は、葉がしっかりして重く、ぎゅっと詰まっています。今日は、冬キャベツをみじんきりにしてみんなが大好きなメンチカツを作りました。 キャベツには、胃の粘膜を強化し、胃炎や胃潰瘍を予防するキャベジン(ビタミンU)という成分を含んでいるので、お腹の弱い人にもおすすめの野菜です。 10月26日(月)の献立チリビーンズは、メキシコやアメリカ南部でよく食べられている豆料理です。チリコンカンの「チリ」には「とうがらし」という意味があります。豆には、牛肉に負けない量のたんぱく質と、体によい脂肪があるので、豆が苦手なひともチャレンジしてみてください。今日はドックパンにチリビーンズをのせてチーズをかけてスチームコンベクションで焼きました。味わって食べてください。 10月23日(金)の献立今日の魚はさんまです。さんまは秋が旬の魚で、秋に脂がのっておいしくなります。さんまは漢字では秋刀魚と書き、「秋に獲れる刀のような形をした魚」という意味があります。さんまの脂には頭の働きをよくするDHAやコレステロールを減らす働きのあるIPAがたくさんふくまれています。学校の給食用の鉄釜は、煮魚が本当においしく煮あがります。朝から長時間かけてさんまを煮たので、是非残さずたべてください。 10月22日(木)の献立キッシュは、フランスのアルザス(ロレーヌ地方)の郷土料理です。 パイ生地やタルト生地で作った器の中に、卵・生クリーム・ひき肉・野菜を加えてチーズをたっぷりとのせてオーブンで焼き上げます。給食では、秋が旬きのこ類を使いキッシュを焼き上げました。きのこには、グアニル酸という、うま味成分が含まれていますからとても美味しくキッシュが出来上がりました。使ったきのこは、「しめじ」と「エリンギ」です。きのこが苦手な人もチャレンジしてみてください。 10月21日(水)の献立今日のデザートは、さつま芋のごま団子です。さつま芋をつぶし白玉粉を混ぜ、ごまをまぶし油で揚げています。さつま芋は、とても優秀な穀物で、宇宙で作ることができそうな穀物としては、さつま芋が最有力候補だそうです。丈夫で早く育ち、葉や茎もたべられます。さつま芋には、ビタミンも多く、栄養たっぷりですので宇宙の食べ物としてはぴったりでしょう。 |
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