5月28日(金)の献立

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★ごはん マーボー豆腐 中華和え 小松菜と卵のスープ 牛乳★

今日のスープには小松菜が入っています。
小松菜は江戸時代に東京の小松川村(現在の江戸川区)で盛んに栽培されていたためこの名前がついたと言われています。現在でも東京や神奈川など関東近郊で多く栽培されていて、特に茨城は全国1位、埼玉は全国2位の生産量となっています。
小松菜は栄養豊富な野菜で、特にカルシウムとビタミンCが多くふくまれます。カルシウムは丈夫な骨の形成を促し、ビタミンCは体の抵抗力を上げて風邪の予防効果が期待できます。

5月27日(木)の献立

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★山菜ごはん ししゃものみりん焼き キャベツと生揚げのみそ汁 甘夏 牛乳★

今日の果物は「清見オレンジ」の予定でしたが、清見オレンジの時季が終わってしまったので「甘夏」になりました。
甘夏は春〜初夏が旬の柑橘類です。酸味と甘みがあり、さっぱりとした味が特徴です。皮や薄皮が厚めなので、手でむくより包丁で切り込みを入れてからむくほうが上手に食べられます。甘夏というと黄色っぽい色をしていることが多いですが、黄色い柑橘類は酸っぱいイメージがあるのか手をつけず残す人が多いので、今日は八百屋さんからできるだけオレンジ色の甘夏を持ってきてもらいました。

5月26日(水)の献立

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★ツナのトマトソーススパゲティ すりおろしドレッシングサラダ 米粉入りりんごケーキ 牛乳★

今日の米粉入りりんごケーキには、小麦粉の他に上新粉というお米の粉を使っています。上新粉は、うるち米という普通の米を水につけてつぶしたものを乾燥させて作ります。白玉粉や団子粉のようにもち米が入っておらず、和菓子にも洋菓子にも使われます。
今日は小麦粉と一緒に使うことで小麦粉だけのときよりももちもちとした食感になっています。また、米粉は小麦粉と比べて高い保湿性があるので、水分を逃がさずしっとりした食感で腹持ちがよいそうです。

5月25日(火)の献立

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★きびご飯 魚のマリアナソース キャベツのあっさり和え かぶと高野豆腐のみそ汁 牛乳★

マリアナソースはトマトソースの一種で、ピザやパスタなどのイタリア料理によく使われます。名前の由来は、イタリアの都市、ナポリの船乗りがよく食べていたことから、イタリア語で「船乗りの」という意味の「マリナーラ」がなまって「マリアナ」になったといわれています。
今日はかじきという魚を使って作りました。かじきはたんぱく質とビタミンDが豊富なので、スポーツをする人や成長期の人などにおすすめの魚です。食べてみると鶏肉のような食感でおいしいですよ。

5月24日(月)の献立

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★ジャンバラヤ シーザーサラダ クラムチャウダー 牛乳★

今日は世界の料理、アメリカです。
ジャンバラヤはスペインのパエリアを元にしたアメリカ南東部ルイジアナ州の代表的な料理です。パエリアを作る際に必要なサフランが入手困難だったことから、トマトを使って作ろうとしてできた料理だそうです。シーザーサラダのシーザーはメキシコにあるホテルシーザーズプレイスのシーザー・カルディニ氏が生み出したことから名付けられました。レタス、クルトン、パルメザンチーズなどの材料で作られ、チーズたっぷりのドレッシングが特徴です。

5月21日(金)の献立

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★鰹と生姜の炊き込みご飯 野菜のごまみそ和え のっぺい汁 デコポン 牛乳★

今日は5月が旬のかつおを使った献立です。春に出回るかつおは「初がつお」(のぼりがつお)と呼ばれ、脂肪が少なく、エネルギーが控えめなのが特徴です。逆に秋に出回る「戻りがつお」は脂ののりがよく、高エネルギーです。どちらもビタミンB群が多くふくまれ、からだの機能を正常にしてくれる働きがあります。
かつおには特有のくさみがありますが、今日のようにしょうがと合わせたり一度揚げたりすることでくさみをとることができます。

5月20日(木)の献立

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★はちみつトースト ごぼうサラダ 肉団子入りトマトシチュー 牛乳★

はちみつはハチが花の蜜から採取したもので、自然界で一番甘い蜜といわれています。80%が糖分、20%が水分で、ビタミンやミネラルなどの栄養もたくさんふくみます。昔から体にいい食べ物としてよく食べられているほか、ケガの治療やうがい薬、口内炎の治療などにも使われてきました。
給食のはちみつトーストはバターとはちみつそれぞれ大さじ1/2ほどを混ぜて食パンに塗り、オーブンで焼いています。自宅でもトースターを使って簡単にできるのでぜひやってみてください。

5月19日(水)の献立

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★豚キムチ丼 にらと卵のスープ カップ杏仁 牛乳★

杏仁豆腐は中国で作られたデザートです。本来は薬膳料理のひとつで、ぜんそくや咳の治療薬であるアンズの種の中の杏仁というところを粉末にし、苦みをなくすために甘くして作った料理のことをいいます。日本では完全にデザートとして食べられていて、実際には杏仁を使っておらず、杏仁と似た香りのアーモンドエッセンスが使われることが多くなっています。給食ではアレルギーの生徒もいるためアーモンドエッセンスは使っていません。今日は小さなカップの中にみかんとパインを入れたカップ杏仁にしました。

5月18日(火)の献立

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★発芽玄米入りご飯 焼き鯖のねぎ鰹だれ 切干大根の和え物 春野菜のみそ汁 牛乳★

切り干し大根とは、大根の乾燥品のことです。秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにし、広げて天日干しします。太陽の光を浴びることで糖化されて甘味が増し、栄養価も増します。同量の大根と比べると、骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、貧血を予防する鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍にもなります。また、食物繊維も豊富で肌をきれいにしてくれたり、おなかの中で膨らんで少量でも満腹感が得られるため肥満解消にも効果を発揮します。

5月17日(月)の献立

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★えびピラフ ジャーマンポテト 千切り野菜スープ 牛乳★

ジャーマンポテトとは、ジャーマンがドイツ、ポテトがじゃがいもという意味のドイツの家庭料理です。ゆでたじゃがいもをベーコンや玉ねぎと一緒に炒めて、塩こしょうやバターで味付けをして作ります。給食ではじゃがいもを揚げてマヨネーズとしょうゆで味つけした少し和風のジャーマンポテトです。ジャーマンポテトという名前は外国語のようですが、実は日本独自でつけられたもので、ドイツでは「ブラートカルトッフェルン」(ブラート=焼く、カルトッフェルン=じゃがいも)という名前で呼ばれています。

5月14日(金)の献立

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★ターメリックライス ポークストロガノフ 和風サラダ メロン 牛乳★

ストロガノフはロシアの代表的な料理です。ロシアの貴族、ストロガノフ家が起源で、年老いて好物のビーフステーキが食べられなくなったときに、牛肉を食べやすく切り柔らかく煮込んで作ったのが始まりといわれています。ハヤシライスと似ていますが、ハヤシライスは日本生まれの料理です。本場ではサワークリームをたっぷり入れて作ります。給食では生クリームを使いました。

5月13日(木)の献立

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★盛岡じゃじゃ麺 キャベツとわかめのおひたし 雁月 牛乳★

今日は岩手県の郷土料理です。
じゃじゃ麺は岩手県盛岡市発祥の料理です。『わんこそば』『盛岡冷麺』と並ぶ『盛岡三大麺』として有名です。今から半世紀前、中国に旅に出て戻ってきた人が、『ジャージャー麺』を元に考案したのが始まりです。
雁月は、岩手県や宮城県を中心とした東北地方で、昔から農作業の合間のおやつとして食べられていました。蒸しパンのようなものですが、生地を膨らますために重曹と酢が加えられています。黒砂糖を使っているため、茶色をしています。

5月12日(水)の献立

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★麦ごはん さわらのごまみそ焼き 野菜のおろし和え 野菜椀 牛乳★

今日の魚はさわらです。さわらは魚へんに春(鰆)と書き、春を告げる魚として俳句では春の季語になっています。青魚の一種で、頭の働きをよくするDHAやEPAがたくさんふくまれています。
体長は1mにもなる大きな魚で、クセがなくやわらかいのでとても食べやすく、魚が苦手な人にもおすすめです。味がつきにくいので今日のようにみそ味にしたり照り焼きにしたりなど、濃いめの味付けにするとおいしく食べられます。今日はみそ・調味料・ねりごま・いりごまを混ぜてのせたごまみそ焼きにしました。

5月11日(火)の献立

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★豚肉チャーハン 豆腐とツナの揚げ餃子 華風きゅうり 広東スープ 牛乳★

今日の献立は中華料理です。餃子は日本では焼いて食べるのが一般的ですが、中国ではゆで餃子が主流です。給食では茹でて出すのが難しいため、揚げて作りました。中にはツナ・豆腐・キャベツ・ねぎなどが入っています。
また、中国では餃子は主食として食べることが一般的で、日本のように白いご飯のおかずとして食べることはほとんどないそうです。中国の料理でも日本流にアレンジされた食べ方がされていて、おもしろいですね。

5月10日(月)の献立

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★黒砂糖パン タンドリーチキン コーンポテト ABCスープ 牛乳★

タンドリーチキンはインドの鶏肉料理です。ヨーグルト、塩こしょう、カレー粉などの香辛料に鶏肉をつけこんでオーブンで焼いて作ります。タンドリーチキンのタンドリーはタンドールという言葉からきていて、ヒンドゥー語で「壺の釜」という意味があります。
実際インドではこのタンドールという釜でタンドリーチキンを作っています。
今日のタンドリーチキンは塩こしょう、ヨーグルト、ケチャップ、ナツメグ、カレー粉、しょうゆ、にんにくを使って作りました。

5月7日(金)の献立

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★開化丼 いなか汁 抹茶小倉寒天 牛乳★

今日は新茶の季節である5月の旬の献立です。
今日のデザートには抹茶を使っています。立春から数えて88日目のことを「八十八夜」といいますが、茶摘みがよく行われるのがこの時期で、毎年5月の初め頃になります。抹茶は別名「挽き茶」ともいい、緑茶を茶臼で挽いて粉にしたお茶のことをいいます。通常緑茶を飲む場合は茶葉を捨ててしまいますが、抹茶はすりつぶした茶葉をお湯に溶かして飲むので茶葉の栄養も丸ごととることができます。

5月6日(木)の献立

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★八宝おこわ 大豆と小魚の揚げ煮 ワンタンスープ なつみ 牛乳★

なつみは4月〜6月の春が旬のかんきつ類です。1978年に山口県で「カラマンダリン」と「吉浦ポンカン」を交配して生まれました。
実がなった当初は普通のみかんと同じように冬に試食したところ、酸味が強すぎておいしくなく、失敗作と思われたそうです。しかしそのまま春になるとカラスがその実を全部食べてしまったことから、翌年春まで木で熟させたものを食べたところ、甘くておいしいみかんになっていたそうです。作られている量も少なく、この特別な甘さから、高級かんきつ類として扱われています。
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