5月21日(金)の献立今日は5月が旬のかつおを使った献立です。春に出回るかつおは「初がつお」(のぼりがつお)と呼ばれ、脂肪が少なく、エネルギーが控えめなのが特徴です。逆に秋に出回る「戻りがつお」は脂ののりがよく、高エネルギーです。どちらもビタミンB群が多くふくまれ、からだの機能を正常にしてくれる働きがあります。 かつおには特有のくさみがありますが、今日のようにしょうがと合わせたり一度揚げたりすることでくさみをとることができます。 5月20日(木)の献立はちみつはハチが花の蜜から採取したもので、自然界で一番甘い蜜といわれています。80%が糖分、20%が水分で、ビタミンやミネラルなどの栄養もたくさんふくみます。昔から体にいい食べ物としてよく食べられているほか、ケガの治療やうがい薬、口内炎の治療などにも使われてきました。 給食のはちみつトーストはバターとはちみつそれぞれ大さじ1/2ほどを混ぜて食パンに塗り、オーブンで焼いています。自宅でもトースターを使って簡単にできるのでぜひやってみてください。 5月19日(水)の献立杏仁豆腐は中国で作られたデザートです。本来は薬膳料理のひとつで、ぜんそくや咳の治療薬であるアンズの種の中の杏仁というところを粉末にし、苦みをなくすために甘くして作った料理のことをいいます。日本では完全にデザートとして食べられていて、実際には杏仁を使っておらず、杏仁と似た香りのアーモンドエッセンスが使われることが多くなっています。給食ではアレルギーの生徒もいるためアーモンドエッセンスは使っていません。今日は小さなカップの中にみかんとパインを入れたカップ杏仁にしました。 5月18日(火)の献立切り干し大根とは、大根の乾燥品のことです。秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにし、広げて天日干しします。太陽の光を浴びることで糖化されて甘味が増し、栄養価も増します。同量の大根と比べると、骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、貧血を予防する鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍にもなります。また、食物繊維も豊富で肌をきれいにしてくれたり、おなかの中で膨らんで少量でも満腹感が得られるため肥満解消にも効果を発揮します。 5月17日(月)の献立ジャーマンポテトとは、ジャーマンがドイツ、ポテトがじゃがいもという意味のドイツの家庭料理です。ゆでたじゃがいもをベーコンや玉ねぎと一緒に炒めて、塩こしょうやバターで味付けをして作ります。給食ではじゃがいもを揚げてマヨネーズとしょうゆで味つけした少し和風のジャーマンポテトです。ジャーマンポテトという名前は外国語のようですが、実は日本独自でつけられたもので、ドイツでは「ブラートカルトッフェルン」(ブラート=焼く、カルトッフェルン=じゃがいも)という名前で呼ばれています。 5月14日(金)の献立ストロガノフはロシアの代表的な料理です。ロシアの貴族、ストロガノフ家が起源で、年老いて好物のビーフステーキが食べられなくなったときに、牛肉を食べやすく切り柔らかく煮込んで作ったのが始まりといわれています。ハヤシライスと似ていますが、ハヤシライスは日本生まれの料理です。本場ではサワークリームをたっぷり入れて作ります。給食では生クリームを使いました。 5月13日(木)の献立今日は岩手県の郷土料理です。 じゃじゃ麺は岩手県盛岡市発祥の料理です。『わんこそば』『盛岡冷麺』と並ぶ『盛岡三大麺』として有名です。今から半世紀前、中国に旅に出て戻ってきた人が、『ジャージャー麺』を元に考案したのが始まりです。 雁月は、岩手県や宮城県を中心とした東北地方で、昔から農作業の合間のおやつとして食べられていました。蒸しパンのようなものですが、生地を膨らますために重曹と酢が加えられています。黒砂糖を使っているため、茶色をしています。 5月12日(水)の献立今日の魚はさわらです。さわらは魚へんに春(鰆)と書き、春を告げる魚として俳句では春の季語になっています。青魚の一種で、頭の働きをよくするDHAやEPAがたくさんふくまれています。 体長は1mにもなる大きな魚で、クセがなくやわらかいのでとても食べやすく、魚が苦手な人にもおすすめです。味がつきにくいので今日のようにみそ味にしたり照り焼きにしたりなど、濃いめの味付けにするとおいしく食べられます。今日はみそ・調味料・ねりごま・いりごまを混ぜてのせたごまみそ焼きにしました。 5月11日(火)の献立今日の献立は中華料理です。餃子は日本では焼いて食べるのが一般的ですが、中国ではゆで餃子が主流です。給食では茹でて出すのが難しいため、揚げて作りました。中にはツナ・豆腐・キャベツ・ねぎなどが入っています。 また、中国では餃子は主食として食べることが一般的で、日本のように白いご飯のおかずとして食べることはほとんどないそうです。中国の料理でも日本流にアレンジされた食べ方がされていて、おもしろいですね。 5月10日(月)の献立タンドリーチキンはインドの鶏肉料理です。ヨーグルト、塩こしょう、カレー粉などの香辛料に鶏肉をつけこんでオーブンで焼いて作ります。タンドリーチキンのタンドリーはタンドールという言葉からきていて、ヒンドゥー語で「壺の釜」という意味があります。 実際インドではこのタンドールという釜でタンドリーチキンを作っています。 今日のタンドリーチキンは塩こしょう、ヨーグルト、ケチャップ、ナツメグ、カレー粉、しょうゆ、にんにくを使って作りました。 5月7日(金)の献立今日は新茶の季節である5月の旬の献立です。 今日のデザートには抹茶を使っています。立春から数えて88日目のことを「八十八夜」といいますが、茶摘みがよく行われるのがこの時期で、毎年5月の初め頃になります。抹茶は別名「挽き茶」ともいい、緑茶を茶臼で挽いて粉にしたお茶のことをいいます。通常緑茶を飲む場合は茶葉を捨ててしまいますが、抹茶はすりつぶした茶葉をお湯に溶かして飲むので茶葉の栄養も丸ごととることができます。 5月6日(木)の献立なつみは4月〜6月の春が旬のかんきつ類です。1978年に山口県で「カラマンダリン」と「吉浦ポンカン」を交配して生まれました。 実がなった当初は普通のみかんと同じように冬に試食したところ、酸味が強すぎておいしくなく、失敗作と思われたそうです。しかしそのまま春になるとカラスがその実を全部食べてしまったことから、翌年春まで木で熟させたものを食べたところ、甘くておいしいみかんになっていたそうです。作られている量も少なく、この特別な甘さから、高級かんきつ類として扱われています。 【1年生保護者のみなさまへ】タブレット配付しました。
本日、欠席だった生徒を除き、全員にタブレット配付を行いました。ご協力ありがとうございました。さきほど、生徒用タブレットにも資料を送信しましたが、なるべく早くパスワードの変更をお願いします。
これから学習面でタブレットを活用する場面が増えますので、連休を使ってご家庭でも再度タブレットの使用方法やルールについての話と確認をしていただければと思います。また、昨年度1月〜3月の使用時に検討された使用方法についての「Q&A」もプリントで生徒に配付をしています。こちらもご確認ください。 緊急事態宣言下ではありますが、生徒が少しでも学習習慣が続くように課題とともにタイピング練習用のHPも案内しています。1日5分程度で構いませんので、しばらくの間毎日タブレットを開く習慣がつくようにお声掛けください。 今日の学年通信にてお知らせした「学年通信の命名」の募集も行います。よい案がありましたら、ご協力よろしくお願いします。 それではまた生徒と6日に元気に会えることを楽しみにしております。緊急事態宣言下ではありますが、みなさまにとって少しでも有意義な時間となるように祈っています。 4月30日(金)の献立今日は人気の献立きなこ揚げパンです。揚げパンはコッペパンを油でさっと揚げてきなこやココアをまぶして作ります。 きなこは大豆を煎って皮をむいた豆を粉にして作られます。きなこはその色から『黄なる粉』がもとになってできた言葉です。粉にすることで消化がよくなり、大豆の栄養をしっかりとることができます。栄養がたくさん入っているのでプロのスポーツ選手も牛乳に溶かして飲むなどして積極的に食べている食品です。 4月28日(水)の献立豆腐ハンバーグはひき肉と豆腐を3:1の割合で混ぜて作りました。豆腐は大豆の加工品で、大豆の栄養をたっぷり含んでいる食材です。大豆は畑の肉と呼ばれるほどたんぱく質が多く、食物繊維も豊富です。大豆の加工品は豆腐のほかにも納豆、しょうゆ、ゆば、きなこなどいろいろあり、どれも日本人の食生活に欠かせないものばかりです。 今日の給食の中でもみそ汁に入っている油揚げと味噌も大豆の加工品です。普段の食事でもどれに大豆が使われているか考えながら食べてみるとおもしろいですね。 4月27日(火)の献立グリンピースごはんのグリンピースは春が旬の野菜です。 グリンピースはえんどうの一種です。えんどうのさやがふくらんできたころの若いものをさやえんどうや絹さやといい、さらに大きくなったものをグリンピース、そのままとらずに成熟させ乾燥させたものをエンドウ豆といいます。 今日は冷凍ではなく生のグリンピースを使っています。苦手な人も多い野菜ですが、春の旬の味をぜひ味わって食べてください。 4月26日(月)の献立みぞれドレッシングの『みぞれ』とは大根おろしのことです。大根おろしを雪に見立てたことから、気象用語のみぞれ(雨と雪が混ざって降ること)という言葉が使われているそうです。 今日は海藻ミックス、白菜、人参、小松菜の野菜を茹でて、大根おろし・しょうゆ・酢・にんにくなどで作ったドレッシングを合わせました。大根には消化を助ける栄養素がたくさん含まれていて、そのままおろして食べる大根おろしはその効果がもっとも期待できる食べ方です。 4月23日(金)の献立ミネストローネとは、トマトを使ったイタリアの野菜スープのことです。イタリアでは田舎の家庭料理としてよく食べられています。 ミネストローネはイタリア語で『具だくさん』や『ごちゃ混ぜ』という意味で、名前の通りいろいろな野菜やパスタ、米などが材料として使われます。よく煮ることで野菜がやわらかくなり、うまみがスープにとけだしておいしくなります。今日はトマトの他に、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、にんにく、インゲン豆、ベーコン、鶏肉、セロリ、大麦、パセリと全部で11種類の具材を入れました。 4月22日(木)の献立今日の果物はニューサマーオレンジです。別名「日向夏」ともいい、宮崎県の特産品としても知られています。みかんよりやや大きく、表皮は黄色で厚さがあり、果肉は酸味があって甘さが控えめで独特の風味があります。そのままで食べると酸っぱい場合は、砂糖やはちみつをかけて食べるとおいしく食べられます。生産量を見ると、宮崎県と高知県で全国の約9割を生産しています。 今日はそのまま食べるので少し酸味があるかもしれませんが、初夏のさわやかな味をぜひ味わってください。 4月21日(水)の献立今日のビビンバとトックスープは韓国の料理です。 ビビンバは韓国でよく食べられる混ぜご飯です。ごはんの上にナムルや肉、卵などをのせ、スプーンでよく混ぜて食べます。「ビビ」が「混ぜ」、「パ」が「飯」の意味があります。のせる具は様々あり、ユッケや海鮮などをのせたものも人気があります。 スープに入っているトックは米から作った韓国のおもちです。もち米ではなくうるち米で作っているので、加熱してものびたり溶けたりしないのが特徴です。炒め物やスープなどによく使われます。 |
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