2月10日(木)の献立今日の豆腐とひき肉の甘辛煮で使っているひき肉ですが、食材業者さんのはからいで、いつもと同じ価格で『先日のTOKYO X』と『高価な黒豚』を混ぜたひき肉を準備してくれました。それぞれ加工の段階で余った肉をひき肉にしたそうです。いつものひき肉との違いがわかるでしょうか? 給食では色々な食材を使用しますが、野菜は八百屋さん、お肉は肉屋さんなどそれぞれ専門の業者さんに支えられて成り立っています。栄養士も、プロの業者さんに相談し、勉強しながら食材選びをしています。 2月9日(水)の献立真鯛は鯛の種類の中でも古くからある高級魚です。日本では『めでたい』縁起のいい魚として古くからお祝い事に欠かせない存在です。旬は秋の終わりから春の今の時季です。近年は養殖も盛んになってきているため、少しずつ価格も手ごろになってきています。日本では現在出回っている真鯛の8割ほどが養殖、2割ほどが天然です。 今日は天然の真鯛を使用しています。できる限り残さず食べてもらいたいので、食べやすいから揚げにしました。 2月8日(火)の献立今日のガパオライスとUFOゼリーは3年生のリクエストが多かった献立です。世界の料理がリクエストに入ることは珍しいので、もう一度だすことにしました。 ガパオライスは日本語で「バジル炒めごはん」のことです。材料を炒め合わせてナンプラーやオイスターソースで味付けします。給食ではバジルの粉を使用しています。クイッティオスープはクイッティオというタイの米粉で作る麺を入れたスープです。給食では同じ原材料で作られるベトナムのフォーを使用しています。 2月7日(月)の献立TOKYO Xは肉質に優れた特徴を持つ3品種の豚を掛け合わせて誕生した東京生まれのブランド豚です。農薬を使用せず遺伝子組み換えを行っていないトウモロコシや大豆を採用した飼料を与え、ストレスのない開放的な施設で育てるなど、大量生産ができないので、生産量が少なく希少価値の高い豚肉です。現在は東京都内をはじめとした限られた地域でしか食べられません。 今日のレシピは東京都学校給食会のおすすめレシピを使いました。『東京生まれ、東京育ち』の希少な豚肉を味わって食べました。 2月4日(金)の献立今日は立春です。暦の上では今日から春になります。旧暦では立春が1年の始めの日とされていたため、決まり事や季節の節目はこの日が起点になっているものが多くあります。例えば八十八夜は立春から数えて88日目のことで、春と夏を分ける日とされています。通常は立春のころを寒さのピークとして寒さがやわらぎ、徐々に春らしい陽気になっていきます。今日は立春のお祝いとして、「春を巻く」と書く春巻きを作りました。 2月3日(木)の献立2月3日は節分です。節分とは「季節を分ける日」という意味で、冬と春を分けている日です。この日には多くの家で豆まきが行われます。豆まきは鬼に豆をぶつけることで邪気を追い払い1年の健康を願うという意味があります。今日はその豆まきの豆にちなんで、ごはんの中に大豆を入れました。 また節分には「柊鰯(ひいらぎいわし)」(柊の小枝と焼いた鰯の頭を刺したものを玄関先に飾って魔除けとする)という習慣もあり、それにちなんでいわしを使った献立にしました。 2月2日(水)の献立今日のカレーとフルーツポンチは3年生のリクエストです。 フルーツポンチの『ポンチ』は元々『パンチ』という飲み物からきています。パンチはインドの言葉で『5種類の』という意味があり、5種類の材料を混ぜ合わせて作られたカクテルの名前だそうです。このカクテルにフルーツを入れてフルーツパンチとなり、それが変化してフルーツポンチと呼ばれるようになりました。今日のフルーツポンチにはみかん、黄桃、白桃、りんご、ラフランス、パイナップル、寒天、白玉団子を入れています。 2月1日(火)の献立今日の果物はいちごです。いちごは1〜4月の冬から春にかけてが旬の果物です。いろいろな種類があり、栃木県のとちおとめや西日本のとよのか、福岡県のあまおうなどが有名です。全体に赤くなっていてつぶがはっきり見えるのが新鮮でおいしいいちごです。ビタミンCがたくさんふくまれるので肌をきれいにしてくれたり粘膜を強くして風邪の予防をしてくれたりする効果が期待できます。 また、今日のスープにハート型のマカロニが入っています。 1月31日(月)の献立今日の魚はわかさぎです。わかさぎは日本の湖に生息する魚で、10cmほどと小さく、頭から丸ごと食べられます。唐揚げや天ぷらにすると骨も一緒に食べられるので、カルシウムをしっかり摂ることができます。産卵期を迎える冬が旬で、凍った湖面に穴をあけて釣る「わかさぎ釣り」が有名です。主な産地は北海道、茨城県、滋賀県です。 |
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