3月4日(金)の献立パインパンは3年生のリクエストです。全部で16票入りました。3年生の前給食委員長さんもおすすめのパンです! ポークビーンズはアメリカの煮込み料理です。ポークは豚肉、ビーンズは豆のことで、名前のとおり豚肉と豆を使って作ります。豆は白インゲン豆という豆で、大豆と比べてタンパク質が多い種類の豆です。学校のポークビーンズはケチャップ、ピューレ、カレー粉、チリパウダー、バターなどで味付けしています。カレー粉やチリパウダーを使っていますが、辛くなりすぎないよう調節して作っています。 3月3日(木)の献立3月3日はひなまつりです。ひなまつりは別名『桃の節句』ともいわれ、女の子の健やかな成長と幸せを祈る日です。 ひなまつりの食事といえば、ちらしずしが有名です。えびやれんこんなどの縁起がいい食材と、菜の花などの旬の食材を使って、彩りよくおいしい献立として多くの家庭で食べられています。今日はあなごをふくめ7種類の具材をいれています。 また、桃の節句にちなんで、すまし汁に花形の麩を入れ、デザートは桃ジュースで作ったゼリーにしました。 3月2日(水)の献立今日のジャージャー麺は3年生のリクエスト5位、大学芋は3位に入った献立です。 ジャージャー麺は中国北部の家庭料理で、みじん切りにしたにんじん、たけのこ、玉ねぎ、ひき肉を炒めたあと、スープで煮て、ねり味噌で味をつけて作ります。「ジャージャー」には「炒めた肉味噌」という意味があります。中国・日本だけでなく、韓国や台湾などでもよく食べられています。給食では肉味噌と野菜をそれぞれのせて食べます。 3月1日(火)の献立さばはマグロやアジと並んで世界的に消費量の多い魚です。焼き魚や煮魚、しめさば、お寿司などいろいろな食べ方ができます。缶詰にしたり、さば節にしたりなど加工して食べることもあります。青魚の一種で、頭の働きをよくしたり血液をさらさらにしたりする効果のあるDHAやEPAが多くふくまれています。 今日はしょうが・にんにく・ねぎの香味野菜とトウバンジャン、しょうゆ、砂糖、酒の調味料を合わせて漬け込んで焼きました。 ご飯がすすむ味つけですね。 2月28日(月)の献立高野豆腐は豆腐を凍らせ熟成させた後乾燥させた保存食です。冬に豆腐を屋外に放置してしまったことから偶然発見された製法といわれています。 名前の由来は、およそ800年前の鎌倉時代に高野山の僧侶によって作られたからという説が有力です。肉や魚などの動物性食品が一切禁止された中、日夜厳しい修行と勉学に励む若い僧侶のパワーを支える貴重なたんぱく源でした。また、保存もきくため、精進料理に欠かせない食材としてその後全国に広まっていきました。 2月25日(金)の献立今日のいちごは『あまおう』の予定でしたが、八百屋さんの仕入れの関係で数がそろえられないと連絡があり、『べにほっぺ』に変更になりました。楽しみにしていた人たちごめんなさい。 ビビンバは韓国でよく食べられる混ぜご飯です。ごはんの上にナムルや肉、卵などをのせ、スプーンでよく混ぜて食べます。「ビビ」が「混ぜ」、「パ」が「飯」の意味があります。のせる具は様々あり、ユッケや海鮮などをのせたものも人気があります。 2月24日(木)の献立焼き鳥丼は3年生のリクエストです。前回は1年生の職場体験の日に出したので、1年生は初めて食べる献立です。 今日のサラダに入っているうどは練馬区立野町の井口さんの畑でとれた「東京うど」です。東京うどは江戸東京野菜に認定されている東京都が生産量1位の野菜です。春が旬で、深い穴の中で光をあてずに育てるという難しい栽培方法で作られています。光に当たらないおかげで、茎がやわらかく育ち、もやしのように真っ白いまま成長します。山うどと比べてえぐみが少なく食べやすいのが特徴です。 2月22日(火)の献立今日の給食は大泉小との小中連携献立第2弾です。 大泉小ではまだフェットチーネを一度も出したことがないとのことで、今回はフェットチーネを使った献立にしました。フェットチーネはパスタの一種で、イタリア語で「小さなリボン」という意味がある平たく薄い麺のことです。学校給食用の製麺業者さんが作ってくれた生のパスタを使っています。もちもちした食感です。 チーズケーキは3年生のリクエストに入っていた献立です。小学校ではカロリーオーバーになってしまうので中学校だけつけています。 2月21日(月)の献立今日の果物はせとかです。せとかは平成生まれの人気品種です。香りや食感がよく『柑橘の大トロ』といわれるくらい濃厚でジューシーです。せとかという名前は、育成地である長崎県口之津町から見える海峡、早崎瀬戸の「せと」と、「香」りがよい、というところからついた名前だそうです。 2月18日(金)の献立今日は愛知県の郷土料理です。月曜日の3年生の都立高受験の応援で「カツ(勝つ)」を使った料理にしました。 味噌カツはとんかつに八丁味噌やかつおだし、砂糖などを混ぜて作る『味噌だれ』をかけて食べる料理です。八杯汁は愛知県の三河地方で古くから作られている精進料理で、おいしくてたくさん(八杯)食べられる、ということからついたと言われています。 2月17日(木)の献立フレンチトーストは3年生のリクエストが多かった献立です。またトマトシチューも何人か書いてくれていた人がいました。 フレンチトーストはアメリカなどで朝食やデザートとして食べられているパン料理です。溶いた卵、牛乳、砂糖で作る液にパンを浸し、フライパンにバターをひいて焼きます。フレンチトーストという名前は、アメリカニューヨークの酒屋の店主、ジョーゼフ・フレンチさんという方が命名したことからついたそうです。家でも簡単にできるのでぜひ休日などに作ってみてください。 2月16日(水)の献立銀だらは秋から冬にかけてが旬の魚です。白身魚でありながら脂がのっており、濃厚で加熱しても硬くなりにくいのが特徴です。 もともと銀だらは脂が多いことから不人気でたらの代用品とされていたほど安い魚でした。しかし、日本人の食に対する好みが変化してきたことと世界的に需要が増えて輸入量が減ってきたことから近年では高価な魚として知られています。西京みそ・みりん・砂糖の味付けでご飯ともよく合いますよ。 2月15日(火)の献立道産子汁は北海道の食材をたくさんいれたみそ汁です。『道産子』とは、北海道でとれるものという意味で、北海道名産のコーンやじゃがいも、わかめ、バター、鮭などの具がたくさんはいっています。北海道は広い土地があり、さまざまな野菜や果物が作られていたり、牛などを育てる酪農もさかんです。また、まわりをすべて海に囲まれているためたくさんの魚介類をとることができ、自然の恵みが豊かな土地です。寒い日には道産子汁のような温かい汁物を食べ、体の中から温まりましょう。 2月14日(月)の献立今日は3年生のリクエスト給食1位2位の献立です。練馬スパゲティは36票、スタミナサラダは26票ありました。揚げパン以外のものが1位になるのも、サラダがランキングに入るのも珍しいことです。 デザートはバレンタインにちなんだチョコレートブラウニーです。ブラウニーは濃厚なチョコレートケーキで、アメリカでよく食べられている焼き菓子です。レシピによってナッツやチョコレートチップを混ぜたりしますが、今日はバターや油は使わず絹(きぬ)ごし豆腐を入れて、外はさっくり、中はしっとりとした食感にしました。 2月10日(木)の献立今日の豆腐とひき肉の甘辛煮で使っているひき肉ですが、食材業者さんのはからいで、いつもと同じ価格で『先日のTOKYO X』と『高価な黒豚』を混ぜたひき肉を準備してくれました。それぞれ加工の段階で余った肉をひき肉にしたそうです。いつものひき肉との違いがわかるでしょうか? 給食では色々な食材を使用しますが、野菜は八百屋さん、お肉は肉屋さんなどそれぞれ専門の業者さんに支えられて成り立っています。栄養士も、プロの業者さんに相談し、勉強しながら食材選びをしています。 2月9日(水)の献立真鯛は鯛の種類の中でも古くからある高級魚です。日本では『めでたい』縁起のいい魚として古くからお祝い事に欠かせない存在です。旬は秋の終わりから春の今の時季です。近年は養殖も盛んになってきているため、少しずつ価格も手ごろになってきています。日本では現在出回っている真鯛の8割ほどが養殖、2割ほどが天然です。 今日は天然の真鯛を使用しています。できる限り残さず食べてもらいたいので、食べやすいから揚げにしました。 2月8日(火)の献立今日のガパオライスとUFOゼリーは3年生のリクエストが多かった献立です。世界の料理がリクエストに入ることは珍しいので、もう一度だすことにしました。 ガパオライスは日本語で「バジル炒めごはん」のことです。材料を炒め合わせてナンプラーやオイスターソースで味付けします。給食ではバジルの粉を使用しています。クイッティオスープはクイッティオというタイの米粉で作る麺を入れたスープです。給食では同じ原材料で作られるベトナムのフォーを使用しています。 2月7日(月)の献立TOKYO Xは肉質に優れた特徴を持つ3品種の豚を掛け合わせて誕生した東京生まれのブランド豚です。農薬を使用せず遺伝子組み換えを行っていないトウモロコシや大豆を採用した飼料を与え、ストレスのない開放的な施設で育てるなど、大量生産ができないので、生産量が少なく希少価値の高い豚肉です。現在は東京都内をはじめとした限られた地域でしか食べられません。 今日のレシピは東京都学校給食会のおすすめレシピを使いました。『東京生まれ、東京育ち』の希少な豚肉を味わって食べました。 2月4日(金)の献立今日は立春です。暦の上では今日から春になります。旧暦では立春が1年の始めの日とされていたため、決まり事や季節の節目はこの日が起点になっているものが多くあります。例えば八十八夜は立春から数えて88日目のことで、春と夏を分ける日とされています。通常は立春のころを寒さのピークとして寒さがやわらぎ、徐々に春らしい陽気になっていきます。今日は立春のお祝いとして、「春を巻く」と書く春巻きを作りました。 2月3日(木)の献立2月3日は節分です。節分とは「季節を分ける日」という意味で、冬と春を分けている日です。この日には多くの家で豆まきが行われます。豆まきは鬼に豆をぶつけることで邪気を追い払い1年の健康を願うという意味があります。今日はその豆まきの豆にちなんで、ごはんの中に大豆を入れました。 また節分には「柊鰯(ひいらぎいわし)」(柊の小枝と焼いた鰯の頭を刺したものを玄関先に飾って魔除けとする)という習慣もあり、それにちなんでいわしを使った献立にしました。 |
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