2月9日(水)の献立真鯛は鯛の種類の中でも古くからある高級魚です。日本では『めでたい』縁起のいい魚として古くからお祝い事に欠かせない存在です。旬は秋の終わりから春の今の時季です。近年は養殖も盛んになってきているため、少しずつ価格も手ごろになってきています。日本では現在出回っている真鯛の8割ほどが養殖、2割ほどが天然です。 今日は天然の真鯛を使用しています。できる限り残さず食べてもらいたいので、食べやすいから揚げにしました。 2月8日(火)の献立今日のガパオライスとUFOゼリーは3年生のリクエストが多かった献立です。世界の料理がリクエストに入ることは珍しいので、もう一度だすことにしました。 ガパオライスは日本語で「バジル炒めごはん」のことです。材料を炒め合わせてナンプラーやオイスターソースで味付けします。給食ではバジルの粉を使用しています。クイッティオスープはクイッティオというタイの米粉で作る麺を入れたスープです。給食では同じ原材料で作られるベトナムのフォーを使用しています。 2月7日(月)の献立TOKYO Xは肉質に優れた特徴を持つ3品種の豚を掛け合わせて誕生した東京生まれのブランド豚です。農薬を使用せず遺伝子組み換えを行っていないトウモロコシや大豆を採用した飼料を与え、ストレスのない開放的な施設で育てるなど、大量生産ができないので、生産量が少なく希少価値の高い豚肉です。現在は東京都内をはじめとした限られた地域でしか食べられません。 今日のレシピは東京都学校給食会のおすすめレシピを使いました。『東京生まれ、東京育ち』の希少な豚肉を味わって食べました。 2月4日(金)の献立今日は立春です。暦の上では今日から春になります。旧暦では立春が1年の始めの日とされていたため、決まり事や季節の節目はこの日が起点になっているものが多くあります。例えば八十八夜は立春から数えて88日目のことで、春と夏を分ける日とされています。通常は立春のころを寒さのピークとして寒さがやわらぎ、徐々に春らしい陽気になっていきます。今日は立春のお祝いとして、「春を巻く」と書く春巻きを作りました。 2月3日(木)の献立2月3日は節分です。節分とは「季節を分ける日」という意味で、冬と春を分けている日です。この日には多くの家で豆まきが行われます。豆まきは鬼に豆をぶつけることで邪気を追い払い1年の健康を願うという意味があります。今日はその豆まきの豆にちなんで、ごはんの中に大豆を入れました。 また節分には「柊鰯(ひいらぎいわし)」(柊の小枝と焼いた鰯の頭を刺したものを玄関先に飾って魔除けとする)という習慣もあり、それにちなんでいわしを使った献立にしました。 2月2日(水)の献立今日のカレーとフルーツポンチは3年生のリクエストです。 フルーツポンチの『ポンチ』は元々『パンチ』という飲み物からきています。パンチはインドの言葉で『5種類の』という意味があり、5種類の材料を混ぜ合わせて作られたカクテルの名前だそうです。このカクテルにフルーツを入れてフルーツパンチとなり、それが変化してフルーツポンチと呼ばれるようになりました。今日のフルーツポンチにはみかん、黄桃、白桃、りんご、ラフランス、パイナップル、寒天、白玉団子を入れています。 2月1日(火)の献立今日の果物はいちごです。いちごは1〜4月の冬から春にかけてが旬の果物です。いろいろな種類があり、栃木県のとちおとめや西日本のとよのか、福岡県のあまおうなどが有名です。全体に赤くなっていてつぶがはっきり見えるのが新鮮でおいしいいちごです。ビタミンCがたくさんふくまれるので肌をきれいにしてくれたり粘膜を強くして風邪の予防をしてくれたりする効果が期待できます。 また、今日のスープにハート型のマカロニが入っています。 1月31日(月)の献立今日の魚はわかさぎです。わかさぎは日本の湖に生息する魚で、10cmほどと小さく、頭から丸ごと食べられます。唐揚げや天ぷらにすると骨も一緒に食べられるので、カルシウムをしっかり摂ることができます。産卵期を迎える冬が旬で、凍った湖面に穴をあけて釣る「わかさぎ釣り」が有名です。主な産地は北海道、茨城県、滋賀県です。 学研ニューコース・ニューワイドの活用状況を調査しました。解説ムービーやドリル、プリントなど複数の学習コンテンツがあるニューコースと、調べたい内容を百科事典のように検索できるニューワイド。3月までは使用することが可能です。3週間後に第4回の定期考査がある1・2年生はこれを機会に活用してみてもよいと思います。 1月28日(金)の献立今日は長崎県の郷土料理です。鎖国時代日本で唯一の開港地として外来文化を受け入れ独自の文化を育てた長崎は、料理にもいろいろな外国の味が取り入れられています。ちゃんぽんは中国の影響を受けて長崎で生み出された料理です。本来はちゃんぽん麺という麺を使用しますが、給食では普通の中華麺を使用しました。浦上そぼろは長崎県で生まれたきんぴらのような料理です。 おかしな生卵は、いつも牛乳で作っているおかしな目玉焼きの生卵バージョンです。白身の部分はりんごジュースを使いました。 1月27日(木)の献立今日の果物はでこぽんです。でこぽんは清見オレンジとポンカンをかけ合わせて作られた柑橘類です。でこぽんは「不知火(しらぬい)」という種類の柑橘類の中で、糖度13度以上、酸度1度以下の高品質のものだけにしか使えない名称です。 頭の部分がこぶ(デコ)のように出っ張っていることと、親のポンカンの「ポン」を合わせてこの名前がつけられました。基準の通り、中身は甘く酸味が少ないのが特徴です。カロテンやビタミンC、クエン酸などが多くふくまれています。 1月26日(水)の献立今日のサラダには下味をつけて粉をまぶして揚げたあさりが入っています。あさりは味がよく栄養豊富で調理がしやすい、日本で親しまれている貝のひとつです。鉄分やビタミンB12が多いので、貧血予防に効果があります。日本では愛知県で約6割の国内生産を占めています。最近では中国産や韓国産のあさりも多く、日本でも安く出回っています。給食では少し高いですが国産のあさりを使用しています。あさりの食感がおもしろい献立ですね。 1月25日(火)の献立鯛めしは愛媛県の郷土料理です。その昔、当時の皇后が現在の松山市に立ち寄った際に、地元の漁師から献上された鯛をのせてご飯を炊いたものを食べたところとても喜び、おいしいと称賛されました。本来は新鮮な鯛を一匹丸ごとお米と炊き込んで炊き上がったご飯に鯛の身を混ぜて作りますが、給食では別で焼いた鯛を後からご飯に混ぜ込みました。今日は天然真鯛を使っています。 おでんは日本料理の煮物の一種です。全部で10種類の具材を入れました。 1月24日(月)の献立今日は東京都の郷土料理です。『深川丼』は江戸時代に漁師が忙しい漁の合間に食べたものに由来するといわれ、「江戸のファーストフード」ともいわれます。ねぎとあさりをだしとみそで煮込み、ご飯の上にかけて食べます。炊き込みご飯タイプのものは何度か出していますが、かけて食べるタイプは初めて出しました。 もんじゃ焼きはもともと駄菓子屋で食べる子供のおやつでした。今回はもんじゃ焼きを春巻きにアレンジしました。中にはキャベツやチーズ、さきいかなどの具と、だし汁、ウスターソースをたっぷり入れています。 1年生学年通信45号を配付しました。冒頭の2枚の写真は、今日が校内書き初め展の最終日のため、国語係が有志の生徒とともに取り外しを行ってくれた姿です。昨日、取り外しの打ち合わせをしていたため、テキパキと片付ける姿がどのクラスでも見られました。お疲れ様でした。 もう1枚の写真は「献立ひとくちメモ」という栄養士が行っている取組です。鯛飯、「ごはん」の食べ比べ(ミルキークィーン、こしひかり、ななつぼし)、おみくじコロッケ…これは1月の献立で出された給食メニューです。毎日、その給食について食材の産地や調理方法、伝統食や他国の郷土料理などの食文化などについて生徒に伝える取組です。 普段家庭では用意することがなかなか難しいような献立や食材もあり、生徒は食べ慣れていないこともあります。そうした様々な食材、調理方法、食文化について、給食という毎日の体験を通して学ぶことも食育では大切にしています。学校ホームページにも毎日の献立が載っています。おいしいか、おいしくないかは食べる側が決めることですが、少なくとも毎日こんなに手の込んだ食事を食べることができる生徒は幸せだろうなと思います。 大泉中の給食調理室は23区でNo.2の在校生を誇る大泉中の給食を作るにはとても狭いスペースしかなく、クロスを利用しているのもお盆を殺菌するスペースの不足から…という設備面の不利があり、配膳も1階〜4階までどうしてもクラス数が多く時間がかかるため、冷めてしまうこともあります。でも、百聞は一見にしかず。コロナが収束して給食試食会が出来るときようになったら、ぜひTeamYellowの保護者の皆様にも工夫された給食を体験し、味わって頂きたい。そう思っています。 今週も様々な取組がありましたが、週明けすぐに2月を迎えます。第4回定期考査まであと3週間になりました。SDGsの取組とともに、日々の学習にもしっかり取り組むように声かけを進めていきたいと思います。 今日からSDGs学習が始まりました!初回にあたる今日の6時間目はSDGsについての紹介動画を見て、教科の学習やオリ・パラ学習でも触れてきていたSDGsについて、改めて知る時間を取りました。 その後、各自の担当を決めて、TeamYellowのオリジナル・アイコンづくりが始まりました。SDGsのアイコンは17つ設定されていますが、それぞれ色を変えてはいけない、縮尺を変えないなど、細かな規定があります。国連HPには動くアイコンがあったり、各企業がオリジナル・ロゴを作成したりしていますが、実行委員と話し合いの結果、オリジナル・アイコンをつくっていこうという流れになりました。 それぞれがどういう構図にするか、試行錯誤しながら作成する様子が見られました。来週の月曜日にはいよいよ多くの生徒が着色に入ります。どのようなアイコンが提案されてくるのか、今から楽しみです。 1年生今日の終学活での一場面今日の終学活ではいくつかの取組を行いましたので、紹介してみます。 まず、学校長から今後の学習活動や部活動の取組などについて練馬区教育委員会から出された保護者向けプリントを参照しながら説明がありました。学校生活の中で感染拡大につながることを避けるために、活動の制限が増えることを伝えています。 部活動についても、現在の社会状況下でできる取組を継続していくため、学校でも検討に検討を重ねてきました。そのため、日程や時間の短縮、活動内容の制限を設けた実施になることを説明しています。参加については当然ながらご家庭のご意向が一番だということもあわせて説明していますので、ご家庭でも話し合いをしていただき、参加する場合には参加同意書の提出を忘れずにお願いします。 次に、保護者の皆様にもお願いをしている学校アンケートの生徒版を実施しました。コロナ禍ではありますが、生徒が中学校生活をどのように感じているかを知るひとつの指標だと考えての取組です。真剣に回答する姿がみられました。 さらに、避難訓練ではJアラートに関する内容を取り上げました。どのように対応するかも大切ですが、こうしたひとつひとつの取組が社会に目を向け、感じ取るために必要な取組になると考えています。ご家庭でもお話しいただければ幸いです。 各クラスでは2週間後の席替えに向けた取組も始まりました。いよいよ1年生も2ヶ月を切りました。1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。 1年生学年集会の様子実行委員からの話のあと、大泉特別支援学校の小久保聡子先生をゲストティーチャーとしてお招きし、副籍制度や共生社会についてお話をしていただきました。 副籍制度は「都立特別支援学校の小・中学部に在籍する児童・生徒が、居住する地域の区市町村立小・中学校(地域指定校)に副次的な籍(副籍)をもち、直接的な交流や間接的な交流を通じて、居住する地域とのつながりの維持・継続を図る制度」(東京都教育委員会HPより)とされていて、黄色学年にも在籍している生徒がいます。 コロナ禍でなかなか直接交流ができませんでしたが、少しでも状況が改善したら交流を開始したいとの思いがあり、今回の特別授業につながりました。生徒たちの感想には「障害があるから助けるのではなく、困っているから助ける」と見方が変わったという意見や、「障害がある人が不幸というわけではなく、不便な面があるだけで不幸だと決めるのは本人」という小久保先生の言葉が印象に残ったという言葉が多くみられ、障害者や共生社会について捉え直し、考える機会につながったようです。 学校はともすると閉じられた集団での生活になりがちですが、様々な方との出会いにめぐまれてきた黄色学年です。これからも様々な学びを成長につなげていきます。 1月21日(金)の献立ななつぼし: 「北海道産」北海道で生産量・消費量1位のお米。甘さ・硬さ・粘りが適度でさっぱりした口当たりにしっかりした粒が特徴。魚などの和食に向く。 白みそ(西京みそ): 「関西地方」米、大豆、塩を原料として作られる。米麹の割合が高く、甘味が強い。塩分濃度は通常のみその半分程度。京都のお雑煮は白みそ仕立て。 3日間を通して、どの日もいつもと比べて残菜量が少なかったです。 生徒の給食日誌の感想では「米とみそに興味を持つ人が多かった」「いつも残りがちな米もあまりが少なかったし人気があった」「女子は水曜日(ミルキークイーン)、男子は木曜日(こしひかり)が人気が高かった」という声がありました。 1月20日(木)の献立こしひかり:「新潟県佐渡産」日本で一番作付されているお米。バランスがよく、粘り・つや・香りに優れている。お米の味が濃いので肉料理や洋食に向く。 豆みそ(八丁みそ):「中京地方(愛知・三重・岐阜)」大豆、塩を原料として作られる。熟成期間が長いため濃い茶色になり、強い旨みとコクが感じられる。見た目ほど塩分濃度は高くない。 |
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