2月21日(月)の献立今日の果物はせとかです。せとかは平成生まれの人気品種です。香りや食感がよく『柑橘の大トロ』といわれるくらい濃厚でジューシーです。せとかという名前は、育成地である長崎県口之津町から見える海峡、早崎瀬戸の「せと」と、「香」りがよい、というところからついた名前だそうです。 2月18日(金)の献立今日は愛知県の郷土料理です。月曜日の3年生の都立高受験の応援で「カツ(勝つ)」を使った料理にしました。 味噌カツはとんかつに八丁味噌やかつおだし、砂糖などを混ぜて作る『味噌だれ』をかけて食べる料理です。八杯汁は愛知県の三河地方で古くから作られている精進料理で、おいしくてたくさん(八杯)食べられる、ということからついたと言われています。 2月17日(木)の献立フレンチトーストは3年生のリクエストが多かった献立です。またトマトシチューも何人か書いてくれていた人がいました。 フレンチトーストはアメリカなどで朝食やデザートとして食べられているパン料理です。溶いた卵、牛乳、砂糖で作る液にパンを浸し、フライパンにバターをひいて焼きます。フレンチトーストという名前は、アメリカニューヨークの酒屋の店主、ジョーゼフ・フレンチさんという方が命名したことからついたそうです。家でも簡単にできるのでぜひ休日などに作ってみてください。 2月16日(水)の献立銀だらは秋から冬にかけてが旬の魚です。白身魚でありながら脂がのっており、濃厚で加熱しても硬くなりにくいのが特徴です。 もともと銀だらは脂が多いことから不人気でたらの代用品とされていたほど安い魚でした。しかし、日本人の食に対する好みが変化してきたことと世界的に需要が増えて輸入量が減ってきたことから近年では高価な魚として知られています。西京みそ・みりん・砂糖の味付けでご飯ともよく合いますよ。 2月15日(火)の献立道産子汁は北海道の食材をたくさんいれたみそ汁です。『道産子』とは、北海道でとれるものという意味で、北海道名産のコーンやじゃがいも、わかめ、バター、鮭などの具がたくさんはいっています。北海道は広い土地があり、さまざまな野菜や果物が作られていたり、牛などを育てる酪農もさかんです。また、まわりをすべて海に囲まれているためたくさんの魚介類をとることができ、自然の恵みが豊かな土地です。寒い日には道産子汁のような温かい汁物を食べ、体の中から温まりましょう。 2月14日(月)の献立今日は3年生のリクエスト給食1位2位の献立です。練馬スパゲティは36票、スタミナサラダは26票ありました。揚げパン以外のものが1位になるのも、サラダがランキングに入るのも珍しいことです。 デザートはバレンタインにちなんだチョコレートブラウニーです。ブラウニーは濃厚なチョコレートケーキで、アメリカでよく食べられている焼き菓子です。レシピによってナッツやチョコレートチップを混ぜたりしますが、今日はバターや油は使わず絹(きぬ)ごし豆腐を入れて、外はさっくり、中はしっとりとした食感にしました。 2月10日(木)の献立今日の豆腐とひき肉の甘辛煮で使っているひき肉ですが、食材業者さんのはからいで、いつもと同じ価格で『先日のTOKYO X』と『高価な黒豚』を混ぜたひき肉を準備してくれました。それぞれ加工の段階で余った肉をひき肉にしたそうです。いつものひき肉との違いがわかるでしょうか? 給食では色々な食材を使用しますが、野菜は八百屋さん、お肉は肉屋さんなどそれぞれ専門の業者さんに支えられて成り立っています。栄養士も、プロの業者さんに相談し、勉強しながら食材選びをしています。 2月9日(水)の献立真鯛は鯛の種類の中でも古くからある高級魚です。日本では『めでたい』縁起のいい魚として古くからお祝い事に欠かせない存在です。旬は秋の終わりから春の今の時季です。近年は養殖も盛んになってきているため、少しずつ価格も手ごろになってきています。日本では現在出回っている真鯛の8割ほどが養殖、2割ほどが天然です。 今日は天然の真鯛を使用しています。できる限り残さず食べてもらいたいので、食べやすいから揚げにしました。 2月8日(火)の献立今日のガパオライスとUFOゼリーは3年生のリクエストが多かった献立です。世界の料理がリクエストに入ることは珍しいので、もう一度だすことにしました。 ガパオライスは日本語で「バジル炒めごはん」のことです。材料を炒め合わせてナンプラーやオイスターソースで味付けします。給食ではバジルの粉を使用しています。クイッティオスープはクイッティオというタイの米粉で作る麺を入れたスープです。給食では同じ原材料で作られるベトナムのフォーを使用しています。 2月7日(月)の献立TOKYO Xは肉質に優れた特徴を持つ3品種の豚を掛け合わせて誕生した東京生まれのブランド豚です。農薬を使用せず遺伝子組み換えを行っていないトウモロコシや大豆を採用した飼料を与え、ストレスのない開放的な施設で育てるなど、大量生産ができないので、生産量が少なく希少価値の高い豚肉です。現在は東京都内をはじめとした限られた地域でしか食べられません。 今日のレシピは東京都学校給食会のおすすめレシピを使いました。『東京生まれ、東京育ち』の希少な豚肉を味わって食べました。 2月4日(金)の献立今日は立春です。暦の上では今日から春になります。旧暦では立春が1年の始めの日とされていたため、決まり事や季節の節目はこの日が起点になっているものが多くあります。例えば八十八夜は立春から数えて88日目のことで、春と夏を分ける日とされています。通常は立春のころを寒さのピークとして寒さがやわらぎ、徐々に春らしい陽気になっていきます。今日は立春のお祝いとして、「春を巻く」と書く春巻きを作りました。 2月3日(木)の献立2月3日は節分です。節分とは「季節を分ける日」という意味で、冬と春を分けている日です。この日には多くの家で豆まきが行われます。豆まきは鬼に豆をぶつけることで邪気を追い払い1年の健康を願うという意味があります。今日はその豆まきの豆にちなんで、ごはんの中に大豆を入れました。 また節分には「柊鰯(ひいらぎいわし)」(柊の小枝と焼いた鰯の頭を刺したものを玄関先に飾って魔除けとする)という習慣もあり、それにちなんでいわしを使った献立にしました。 2月2日(水)の献立今日のカレーとフルーツポンチは3年生のリクエストです。 フルーツポンチの『ポンチ』は元々『パンチ』という飲み物からきています。パンチはインドの言葉で『5種類の』という意味があり、5種類の材料を混ぜ合わせて作られたカクテルの名前だそうです。このカクテルにフルーツを入れてフルーツパンチとなり、それが変化してフルーツポンチと呼ばれるようになりました。今日のフルーツポンチにはみかん、黄桃、白桃、りんご、ラフランス、パイナップル、寒天、白玉団子を入れています。 2月1日(火)の献立今日の果物はいちごです。いちごは1〜4月の冬から春にかけてが旬の果物です。いろいろな種類があり、栃木県のとちおとめや西日本のとよのか、福岡県のあまおうなどが有名です。全体に赤くなっていてつぶがはっきり見えるのが新鮮でおいしいいちごです。ビタミンCがたくさんふくまれるので肌をきれいにしてくれたり粘膜を強くして風邪の予防をしてくれたりする効果が期待できます。 また、今日のスープにハート型のマカロニが入っています。 1月31日(月)の献立今日の魚はわかさぎです。わかさぎは日本の湖に生息する魚で、10cmほどと小さく、頭から丸ごと食べられます。唐揚げや天ぷらにすると骨も一緒に食べられるので、カルシウムをしっかり摂ることができます。産卵期を迎える冬が旬で、凍った湖面に穴をあけて釣る「わかさぎ釣り」が有名です。主な産地は北海道、茨城県、滋賀県です。 学研ニューコース・ニューワイドの活用状況を調査しました。解説ムービーやドリル、プリントなど複数の学習コンテンツがあるニューコースと、調べたい内容を百科事典のように検索できるニューワイド。3月までは使用することが可能です。3週間後に第4回の定期考査がある1・2年生はこれを機会に活用してみてもよいと思います。 1月28日(金)の献立今日は長崎県の郷土料理です。鎖国時代日本で唯一の開港地として外来文化を受け入れ独自の文化を育てた長崎は、料理にもいろいろな外国の味が取り入れられています。ちゃんぽんは中国の影響を受けて長崎で生み出された料理です。本来はちゃんぽん麺という麺を使用しますが、給食では普通の中華麺を使用しました。浦上そぼろは長崎県で生まれたきんぴらのような料理です。 おかしな生卵は、いつも牛乳で作っているおかしな目玉焼きの生卵バージョンです。白身の部分はりんごジュースを使いました。 1月27日(木)の献立今日の果物はでこぽんです。でこぽんは清見オレンジとポンカンをかけ合わせて作られた柑橘類です。でこぽんは「不知火(しらぬい)」という種類の柑橘類の中で、糖度13度以上、酸度1度以下の高品質のものだけにしか使えない名称です。 頭の部分がこぶ(デコ)のように出っ張っていることと、親のポンカンの「ポン」を合わせてこの名前がつけられました。基準の通り、中身は甘く酸味が少ないのが特徴です。カロテンやビタミンC、クエン酸などが多くふくまれています。 1月26日(水)の献立今日のサラダには下味をつけて粉をまぶして揚げたあさりが入っています。あさりは味がよく栄養豊富で調理がしやすい、日本で親しまれている貝のひとつです。鉄分やビタミンB12が多いので、貧血予防に効果があります。日本では愛知県で約6割の国内生産を占めています。最近では中国産や韓国産のあさりも多く、日本でも安く出回っています。給食では少し高いですが国産のあさりを使用しています。あさりの食感がおもしろい献立ですね。 1月25日(火)の献立鯛めしは愛媛県の郷土料理です。その昔、当時の皇后が現在の松山市に立ち寄った際に、地元の漁師から献上された鯛をのせてご飯を炊いたものを食べたところとても喜び、おいしいと称賛されました。本来は新鮮な鯛を一匹丸ごとお米と炊き込んで炊き上がったご飯に鯛の身を混ぜて作りますが、給食では別で焼いた鯛を後からご飯に混ぜ込みました。今日は天然真鯛を使っています。 おでんは日本料理の煮物の一種です。全部で10種類の具材を入れました。 |
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