お皿を置く音やビニール袋を開ける音だけの静まり返った食堂は、ある種の違和感を感じますが、一方で気持ちのつながりとまとまりを感じる良い雰囲気です。ボリューム満点の夕食に舌鼓、添え物の野菜をわずかに残している生徒が数名いましたが、ほぼ完食です！

２日目の実習も目覚ましい上達とチームワークの深まりという成果を得ました。宿舎に帰着後は、夕食を挟んで入浴とお土産購入で、和気あいあいと過ごしていました。

午後の実習開始とともににわかに吹雪となり、その急変ぶりに驚かされます。改めて気を引き締めて実習に臨む生徒の姿はとてもたのもしく感じられました。

休憩も兼ねながら実習班での記念撮影。インストラクターの先生が「私自身もとても楽しくできています。」とおっしゃり、温かな気持ちが通う充実した実習の様子が伝わってきます。…そんなすてきなチームに、大自然からの「プレゼント」でしょうか。

初級班も１本目からリフトへ！美しい山並みを望みながら、エッジが雪を切る音が反響する林間コースを安定した隊列を組んで滑っていきました。

曇り空の朝でしたが、ゲレンに着くと眩しい陽が差し、自然の美しさで生徒たちを励ましてくれているようでした。クラス写真は静かにスマイル、澄んだ空気が頬を撫でます。

体調不良の生徒はなく、温かな体育館での朝礼の後は、2日目の実習に向けて朝食でエネルギーチャージです。黙食や話を聞く時の静寂と和やかな会話が弾む場面のコントラストが見事です。とても良いチームワークです。

室長・実習班長会では、良かった事・課題を自分たちで出し合って話し合いました。部屋に戻って部屋会で気持ちも共有します。

星空観察会。講師の先生が語る星空の魅力に引き込まれました。エントランスホールや廊下の照明も消灯していただいた「集いの広場」はもう宇宙空間、満天の星々の瞬きに圧倒されます。
オリオン座、冬の大三角、冬のダイヤモンド、カシオペア、そして北極星へと…教室での学びと結び付いて、感動とともに学びが深まりました。

宿舎に戻り、夕食を挟んで、入浴と自由時間を交互に過ごします。夕食前には、食堂で開校式を行いました。生徒代表の挨拶に全員が一致団結！をはっきりと感じられました。

初心者の班もリフトに乗って「かもしかコース」へ。少し急な斜面はスキーを脱いで歩いて移動します。1日目の練習の終了、スキー庫に戻る姿は、初心者ももう一人前のスキーヤーです。

コースの一部にアイスバーンになりかけているところはありましたが、全体にコンディションが良く、順調に練習が進んでいきます。

「素直で、みんな一所懸命に頑張ってくれて、飛躍的な上達をしています」とインストラクターの先生がおっしゃってくださいました。休憩の様子も和やかでとても良いチームワークができています。

ゴーグルの着脱、安全な転び方と立ち方など初心者には初歩から丁寧に教えてくださり、一方では経験者が早速にリフトに乗って出発していきました。

スキー庫が混みあわないように、実習班ごとに準備体操、練習内容の説明および班ごとに移動しての練習開始を巧みに調整してくださり、初心者も慌てることなくスムーズに実習が始まりました。

まずは挨拶、準備体操。インストラクターの先生は念入りに準備の様子を確認してくださいました。1日目の実習の後に、「『お願いします、ありがとうございます』などの挨拶がとてもしっかりとできる素晴らしい生徒さんたちですね。」とインストラクターの先生や宿舎の方が口をそろえて褒めてくださいました。

クラス写真を2日間に分けて撮影しました。開講式では22名のインストラクターの先生の眩しい姿に、生徒たちの気合も高まりました。

食事係の号令で「いただきます」、そしてマスクを外して静かに黙食です。ボリュームのある牛丼で腹ごしらえ、お替りに並ぶ様子は頼もしさを感じます。

バス酔いの生徒もなく、順調に湯の丸スキー場に到着しました。雪がまぶしく輝いています。生徒たちの気分は、はやくもゲレンデに飛んでいるようですが、まずはレストハウスで昼食です。

スキーブーツに慣れていないため、ぎこちない動きの生徒も多くいましたが、支え合ってバスへと乗り込んでいきました。やや緊張の面持ちの生徒もいますが、どの表情にもわくわく感が表れていました。