4月17日(月) その2まず、教室で東西南北の四方位について学びました。北に向かって立った時に、右手の方角が東、左手側が西になります。そして、南は反対側(後ろ側)となります。いつも北の方角を基本にして、四方位がすぐに分かるようにさせていくことが大切です。 旭町小の校舎のつくりは、四方位にほぼぴったりに合っています。つまり、校舎の長い廊下は東西方向に沿っていて、北校舎と南校舎をつなぐ廊下は南北方向を指しています。 屋上から見える学校の周りの景色は、だいたいが住宅ばかりです。上から見ると、こんなにたくさん家があるのかと思うくらい建物が見えます。しかしよく見ると、北側にはすぐ隣に豊渓中学校があり、南側には光が丘清掃工場の煙突がそびえ立っています。さらにその手前には、たくさんの木々が生い茂っている景色が続きます。光が丘公園の森です。屋上から見ると、いかに光が丘公園が広く、緑がいっぱいなところであるかが分かります。 学区を離れてさらに向こうを眺めると、東側にはスカイツリーが、西側にはうっすらと富士山まで見ることができました。昨日の雷雨で空気が澄んだのか、今日は遠くまでよく見えました。(写真上) 5年生は、図工の時間に「フリップブック」に取り組んでいます。フリップブックというのは、場面が連続している複数の絵の束の端を素早くめくることで、残像効果により絵が動いて見えるアニメーションのことです。パラパラマンガやパラパラアニメとも呼ばれています。昔、中学生の頃に、教科書の端を使ってよく作りました。ページ数の多い現代国語の教科書が適していました。製作していたのは授業中だったと思いますから、タイムマシンがあったら自分自身を叱ってきたいくらいです。 世界的に見ても、日本のアニメは有名です。そのアニメの製作の原点になっているのがフリップブックです。1枚ずつ少しずらして絵を描くだけで、動きを表現することができます。その枚数を増やすことで、滑らかな動きに見せることもできます。さらには、絵の大きさを変えていくことで立体感を表すことも可能です。YouTubeに様々なフリップブックの作品があり、まさにアートとして成り立っている感じがします。 5年生にとっては、初めて取り組む子が多かったようです。数枚描いてパラパラめくり…を繰り返しながら、自分なりのアニメーションの世界を探る姿が楽しそうでした。(写真中) 1年生は、算数の時間に「なかまづくりと かず」の学習をしています。まず単元の最初では、数量を比較させながら関心をもたせる学習をしています。先週は、コアラと傘の絵から、「1本ずつかさが足りるかな?」と考えさせました。その下には、うさぎと一輪車の問題もありました。(教科書P3)これらの問題では、鉛筆を使って線で結び、直接比較させる方法で行いました。 今日は、算数ブロックを使って間接的に数量を比べる方法の学習をしました。チョウチョとチューリップの数を比べるために、算数ブロックを絵の上に置き、後でそれぞれを一列に並び換えて数を比べるという方法です。(教科書P5)算数ブロックを準備するのも、さらには机の上を整とんして学習するのも、全て大切な勉強の一つとなっています。(写真下) 算数ブロックは、1,2年生の算数の時間に頻繁に使います。そのため、個人持ちとして購入してもらっています。算数ブロックは、数字と量の結びつきを学ばせるのに役立ちます。数字と量が結びつくというのは、「3」が「〇〇〇」であるとすぐにイメージできることを言います。大人にとっては当たり前のように感じますが、低学年の子どもにとっては難しい概念です。また、「5は、2と3でできている」といった、数の合成・分解にも算数ブロックの使用が役立ちます。 初めての給食(1年生)給食当番の仕事、配膳の仕方などを一つ一つ確かめながら、はりきって準備をしました。いよいよ食事の時間が始まりました。「おいしい。」と言いながら、パクパク味わって食べていました。完食した子がたくさんいました。 4月17日(月) その1
全校朝会がありました。春の陽ざしとともに、ちょっとひんやりとした風が吹く中、校庭で行いました。今日は、「気持ちのよいあいさつをめざして」という話をしました。
・・・1学期の学校生活が始まり、どの学年も学習に前向きに取り組んだり、友達と仲よく遊んだりする姿が見られます。高学年のみなさんは、新しく委員会活動が始まり、とても張り切って生活している様子が感じられます。先週、最初の委員会活動の集まりでは、委員長・副委員長に積極的に立候補する姿が見られました。委員長になれたかどうかよりも、その前向きな意欲を大切にしてほしいと思います。 ところで、毎朝学校に来て、最初に話す言葉は何でしょう? その言葉が「おはようございます」であったら、正しい行いをしていると言えます。毎朝、どんな人に会っても、まず「おはようございます」というあいさつから始まります。では、今朝家を出てきてから、この全校朝会の初めにみんなであいさつをしたところまで、何回「おはようございます」と言うことができましたか? 登校班の集合場所で近所の家の人と「おはようございます」、学校に来る途中で通学の見守りをしてくださっている方と「おはようございます」、学校の門を入って校長先生や学校の先生と「おはようございます」、校内に入って主事さんや先生方と「おはようございます」、教室に入って担任の先生と「おはようございます」・・・今数えただけで5回になりました。しかし、それ以外にも、登校の途中や学校の中で、たくさんの先生方や大人の人とすれ違います。そのたびにきちんとあいさつをしている子は、きっと両手で数える以上にあいさつをしてきているはずです。さらに、朝、門のところで校長先生とあいさつをしたとしても、また廊下で会ったら「おはようございます」とあいさつをしてもよいのです。そう、あいさつとは、何度してもお互いに気持ちのよいものなのです。 あいさつは、人とのかかわりのうえでとても大切な言葉です。「おはようございます」というたった一言で、その人がどんな人か、あるいはどんな気持であるかが分かります。毎朝、門のところにいると、自分から先に「おはようございます」とあいさつをしてくる子がいます。「とても意欲的で、授業中もきっと積極的に手を挙げてがんばっている子だな」と感じます。また、きちんと校長先生の顔を見てあいさつをしてくる子も昨年度から増えてきました。そういう子に対しては、「真っすぐ、素直に生活している子だな」と感じています。高学年の子はよくわかると思います。人の目を見られない、目をそらすという行動は、心に不安があったり、自信のない表われであったりします。自分ではそう思っていなくても、相手にはそう見られてしまうのです。 きちんとあいさつができる子は、見ていてとても気持ちがよく、そしてあいさつをしている子自身もきっと気持ちがよいのだろうなと思います。「あいさつをする側も、あいさつをされる側も、気持ちがすっきりとする」そういうあいさつをめざしていきましょう。・・・ 今年度も、旭町小学校全体であいさつの指導を重点化して取り組みます。それぞれの登校班の集合場所でも、あいさつの指導をよろしくお願いいたします。 4月17日の給食ポパイソテー 牛乳 一口メモ 今月の給食目標は、「正しい給食の仕方を身につけよう」です。まずは、給食当番の時の身じたくがしっかりできているかが大切です。当番は、帽子に髪の毛を入れ、マスクを着用します。手は石鹸を使ってきれいに洗います。また、体調が悪い場合は先生に相談することも大切です。 給食当番以外の子は、机を整え、手洗いを済ませてから静かに待つようにします。みんなで協力して、できるだけ短時間で給食の準備ができると、ゆっくりと給食を食べることができます。 今日から、1年生の給食が始まりました。当番の仕方を早く覚えて、給食の時間を楽しく過ごしてほしいと思います。 4月14日(金) その2特別非常勤講師の辻先生とともに、5,6年生の教室でさっそく授業がありました。エンリー先生は、フィリピンの出身です。また、日本に来る前は、オーストラリアでも暮らしていたそうです。 授業の初めに、写真を使ってフィリピンの話をしていただきました。さすが熱帯地方の国です。マンゴーやバナナがたくさん収穫できるそうです。子ども達からエンリー先生に、いろいろな質問もしました。日本での好きな食べ物を聞くと、ラーメンやカレーライスと答えていました。甘いものでは、かき氷やたい焼きが好きだそうです。月曜と火曜担当のロバート先生とともに、とても明るい先生です。(写真上) 6年生は、理科の時間に「ものの燃え方」の学習をしています。空気の変化に着目して、物の燃え方を多面的にとらえさせていく学習単元です。 1組は、さっそく理科室に行き、ろうそくの火を使った実験をしていました。空気の出入りがない集気びんの中では、ろうそくの火はしばらくしてから消えます。ふたを少し開けると、燃え続ける時間がやや伸びます。さらに、集気びんの下の方に空気の出入り口を作ると、ろうそくは消えることなく燃え続けます。 続く実験では、集気びんの下の穴(底なし集気びんを粘土の上にのせてあるので、一部分の粘土を取り除いて空気穴を作る)に線香の煙を近づけました。煙は吸い込まれるようにして、ろうそくが燃えている集気びんの中に入っていきました。これらのことから、「物が燃えるためには、空気の出入りが必要である」という結論を得ることができます。(写真下) これからゴールデンウイークにかけて、バーベキューを行う家庭も多いでしょう。バーベキューの炭をおこす時にも、空気の出入りが必要になります。6年生には、理科の学習を生かして、そういう体験をさせてあげることも大切です。 校庭たんけん(1年生)普段は行く機会がない場所を探検して、とても楽しそうでした。池の中にいるオタマジャクシに興味津々な様子でした。どの子もルールを守って、安全に探検することができました。 また、校長先生や主事さんなど、すれ違った人には「おはようございます」と元気に挨拶をすることもできました。 4月14日(金) その1今日は、1校時の後半に、命を守る大切な学習である「避難訓練」がありました。朝、各教室で担任の先生から事前指導を受けていました。地震の場合は、すぐに机の下にもぐって頭をしっかり隠します。また、椅子の背もたれにかけてある防災頭巾をかぶる練習もして、放送が入るのを待ちました。 避難訓練は、毎月1回位置付けられています。地震や火災の訓練の他に、不審者対応の訓練の場合もあります。毎回、必ず校庭の南側まで全校児童が避難し、人数点呼と全体指導を行います。周りの2〜6年生が、一言もしゃべらずに速やかに整列していた姿を見て、1年生はどう思ったでしょう。(写真上) 1年1組の教室で、ひらがなの学習が始まりました。小学校で最初に学習するひらがなは、どの文字から始めるかご存知でしょうか。五十音の最初の「あ」から・・・ではありません。「く」や「へ」、「し」、「つ」のような1画で書けるひらがなから始めます。 大人にとっては簡単に感じるひらがなですが、初めて文字を学ぶ1年生にとっては悪戦苦闘の連続です。マス目のどの位置から書き始めるのか、どこで曲がるのかを確認させながら指導していきます。しばらくは、ひらがなのおけいこのプリントを使い、一文字ずつていねいに練習していきます。マス目が点線で4つの部屋に区切られていて、どの部屋に鉛筆を置いて、どの部屋を通って書いていくかを指導していきます。(写真中) 3校時は、生活科の学習として、校庭探検を行いました。中庭に行って池の様子を見た時は、たくさんのオタマジャクシやメダカが泳いでいる様子を見て喜んでいました。また、ジャングルジムやブランコ、タイヤなどの遊具についても、その使い方の話を聞きました。 校庭の東側にある登り棒も、子ども達に人気です。遊具というよりも、鉄棒やうんていとともに体育の時間にも利用することがあります。きっと裸足になれば、一番上まですいすいと登れる子が出てくるはずです。 ところで、1週間前のホームページで、藤棚に花芽が伸び始めていることをお伝えしました。今日は、すでに満開の状態になっていました。たくさんのハチが蜜を吸いに来ていて、フジの花独特の香りが漂っていました。(写真下) 今朝の情報番組でも伝えていましたが、芝桜の名所がいつもの年よりもかなり早く見頃を迎えているそうです。ゴールデンウイークにたくさんの人を見込んでいた観光地では、その頃には花が終わっているだろうとのことでした。私の住んでいる隣の東松山市は、毎年4月下旬にぼたん祭りが開かれています。今年は開花が異常に早く、すでに今週の水曜日から入園料を取るようになりました。暖かな日が続いたせいで、多くの植物が2〜3週間早く開花し始めています。 4月14日の給食京風味噌汁 抹茶ケーキ 牛乳 一口メモ 今日の給食は、京都府にちなんだ献立になっています。 衣笠丼は、油揚げが入った卵とじ丼です。名前の「衣笠」は、京都の地名の衣笠山からきているそうです。 京風味噌汁は、西京味噌を使った味噌汁です。普段の味噌汁は赤味噌と白味噌の2種類を使っていますが、西京味噌は甘味が強いのが特徴です。いつもの味噌汁とは色も風味も違いますが、まろやかで甘味があっておいしいです。 デザートの抹茶ケーキは、ケーキの生地に抹茶を混ぜているので、きれいな緑色をしていて、お茶の香りが楽しめます。京都府の宇治市は、緑茶発祥の地です。現在でもお茶の名産地として知られています。 体育朝会整列は、「休め」「気を付け」「前へ ならえ」「なおれ」の4つの動作で行います。2年生以上は、日頃から取り組んでいることもあり、ほぼ完璧にできました。1年生も、上級生を見ながらしっかりと動きを覚えました。 整列は、いつでもできないと困ります。今日は、朝礼台の上の先生と体でじゃんけんをしながら、「楽しい中でも号令がかかったら整列をする」という少しレベルアップした活動をしました。 どの学年もよく指示を聞いて取り組んでいました。今日は低学年向けの運動でしたが、高学年もしっかりと体を動かしている子が多く見られました。 5月には全校遠足があります。それまでに、様々な場面で今日学んだ整列の仕方を定着させていきます。 4月13日(木)一方、図工室では、5年2組と3年2組の図工の授業がありました。一年間の図工の学習を始めるにあたって、子ども達を前に集めて、先生が描いた絵を紹介していました。そのほとんどは、先生自身が学生時代(高校生の頃)に描いた絵でした。 サッカーボールや石膏像のデッサン、水彩の風景画の他に、アクリル絵の具で描かれたカラフルなデザイン画もありました。1枚ずつ見せてもらうたびに、子ども達から「うわ〜」とか、「すご〜い」という声が上がりました。 中には、有名な画家の絵をモチーフにして描いた絵もありました。先生自身、子どもの頃から図工が大好きだった様子が、とてもよく伝わってきました。子ども達も、「自分もこのような絵を描いてみたいな」という気持ちになったことでしょう。学生時代の作品を大切に保管してあったことにもびっくりしました。(写真上) 6年2組で、道徳の授業がありました。6年生になって最初の教材は、「まどさんからの手紙」です。「未来に向かって、よりよく生きる喜び」について考えさせる内容項目です。この資料のもとになっているのは、「まどさんからの手紙 こどもたちへ」という絵本です。まど みちお さんが84歳の時、母校の小学校の子ども達に送った手紙をもとに出版されました。 まど みちお さんは、旭町小学校にとって重要な人物です。「風うつくしい この丘」の校歌を作詞してくれたのが、まど みちお さんです。また、童謡「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」、「一ねんせいになったら」などの作詞でも知られるている詩人です。「息の次に大事なものが『言葉』である」とご本人が語っていたように、一つ一つの言葉を大切にした人であり、どの短い詩にも迫力が感じられます。 授業では、小学生の時期が、「たった 一かいきりの すばらしい 『とき』」であり、「すっごい『とき』」と書かれている理由について考えさせていきました。そして、まど さんからの手紙を読んで、がんばりたいな、挑戦してみたいな、楽しみたいなと思った気持ちを書いて発表し合いました。 6年生にとっては、小学校生活最後の1年間がスタートしています。大人になると、いかに小学校時代が大切な時期であったかを思い返すことでしょう。今だからこそ、6年生に「今を大切に!」ということが伝わってほしいと思います。(写真中) 6年生は、社会科の時間に、「憲法と わたしたちのくらし」の学習をしています。以前は、6年生の社会科は「日本の歴史」で始まったものでした。現在使用している教科書では、3年前から政治の学習が先になり、続いて歴史の学習を行うことになりました。 今日、1組では、日本国憲法について学んでいました。「国民主権・基本的人権の尊重・平和主義」の3つの柱についての学習です。それぞれの柱が、具体的にどういう内容であり、身近な生活の中のどんな場面で見られるかを調べていきます。(写真下) 「国民主権」では、23日(日)に練馬区議会議員選挙があります。選挙がどのように行われているかを知ることも大切です。成人した全ての大人に選挙権があり、一人一人の投票で選挙が行われています。そろそろ各家庭に投票所に持っていく「選挙のお知らせ」が届くころではないでしょうか。投票所の様子やしくみなど、お子さんに教えてあげてください。 4月13日の給食棒ぎょうざ 五目さっぱりスープ 牛乳 一口メモ ぎょうざは、中国料理の一つです。中国では縁起のよい料理とされていて、お正月にも食べるそうです。 よく目にするぎょうざは、三日月型をしています。これは、中国で使われていたお金が三日月型だったことからきているそうです。お正月に食べるものなので、福を呼び込む縁起のよい形で作られるようになりました。 今日は、食べやすく、一つでもボリュームたっぷりの「棒ぎょうざ」を作りました。豚ひき肉や野菜などをよくこねて作ったぎょうざの中身を、大きな四角い皮で包んであります。皮に油を塗って、オーブンで蒸し焼きにしています。焼く時に皮に油を塗っておくと、ジューシーでしっとりとおいしく仕上がります。 委員会活動今回の委員会では、三役決め、仕事内容の確認、活動内容の計画などを行いました。さっそく、最高学年の6年生が委員長として立候補し、司会進行を行っていました。高学年を中心に、仕事にしっかりと取り組み、旭町小学校を率いていってほしいと思います。 最高学年として今は、校旗を揚げる当番と1年生のお世話当番に取り組んでいます。6年生に託された伝統を守りながら、新しい旭町小学校をつくりあげていきます。 4月12日(水)1校時に、2組の子ども達が屋上に行き、実際に雲の様子を観察する活動をしていました。今日の空は、5年生のこの学習にぴったりの天気でした。青空が広がっていながら、ところどころにいろいろな形の雲がありました。さらに風が強かったので、雲が動いていく様子も見ることができました。屋上はめったに行くことがないため、子ども達は360度、開放感いっぱいの空を楽しんでいました。(写真上) 今日は、夕方にかけて前線が通過するため、一時雨の予報が出ています。しばらく空の様子を観測し、今まであまり気に留めていなかった天気の変化を意識させ、関心をもたせていきます。今後は、タブレットを使って衛星画像を確かめ、雲の動き(天気の変化)についての学びをさらに深めていきます。 ところで、今日から明日にかけて、黄砂が飛来するというニュースがありました。ジェット気流の関係で西から東に黄砂が運ばれてきます。天気の変化に結び付けて、こういう情報にも関心をもたせたいものです。しかし、今日は黄砂が飛ぶというよりも、校庭の砂がだいぶ近隣に飛んでしまいました。 算数の学習は、今週から3年生以上の学年で、習熟度別の少人数指導が始まっています。3つのコースに分け、学年の担任と少人数担当とで指導をしています。 3年生は、「九九を見なおそう」というかけ算の学習をしています。かけ算に関して成り立つ性質やきまりを学ぶ単元です。昨日は、かけ算の交換法則について学習しました。4×7は、7×4でも答えを求めることができます。4×7の九九を忘れてしまっても、7×4を使えば答えが出せます。(7の段も忘れていたらアウトですが…) 今日は、かけ算の分配法則について考えました。9×7は、5×7と4×7をたした答えになることを、図を使って証明しました。(写真中)つまり、かけ算では、かけられる数を分けて計算しても答えが等しくなるということになります。今後は、10のかけ算や0のかけ算について学習していきます。 2年生は、最初の国語教材である「ふきのとう」の学習をしています。音読を中心とした教材で、声の大きさや速さなどに気をつけて読むように学習していきます。作者は、工藤直子さんです。物語のように感じられますが、全体が「詩」として書かれています。声に出して読んでみると、とても語感がよく、すばらしい詩であることが分かります。2年生の子ども達は、毎日何度も音読を繰り返して家庭でも読んでいるうちに、自然に全文を暗唱してしまうようになります。春のこの時期にふさわしい教材です。 2組では、実際のふきのとうの写真を見せることで、教材への関心を高めていました。(写真下)ふきのとうは、多くの子ども達が見たことがあると言っていました。しかし、食べたことがある子は少ないようです。ふきのとうを食べるには、土から顔を出したばかりのつぼみの状態を摘み取ります。刻んで味噌汁に浮かべたり、味噌と混ぜてご飯にのせて食べたりします。また、他の春の山菜とともに、天ぷらにしていただくのも定番の料理法です。しかし、子どもには苦い食べ物としか思えないでしょう。ふきのとうが採れるのは、2月〜3月上旬です。私の住んでいる町のJAでは、その頃になるとパックに入ったふきのとうがよく販売されています。あの独特の香りと苦味は、春を告げる味わいです。 4月12日の給食春野菜のクリーム煮 春キャベツのソテー 牛乳 一口メモ 今日のキャベツのソテーは、春キャベツをたっぷりと使っています。キャベツは、一年中栽培されている野菜です。春キャベツは、秋ごろに植え付けて、3〜5月ぐらいに旬を迎えます。葉の巻き方がゆるく、葉が柔らかいのとみずみずしく甘味があるのが特徴です。今日は炒め物にしましたが、生で食べると甘味や葉の柔らかさが感じられるので、特にお勧めです。 一般的なキャベツの大きさは、直径20cmぐらいで、重さが1kgぐらいです。しかし、北海道で作られている「札幌大球」という種類のキャベツは、直径が50cm、重さは大きいものだと20kgもあるそうです。一度実物を見てみたいですね。 4月11日(火)今日は、算数の学習の導入として、教科書の写真を見ながら先生とお話をしました。「くらべたことがあるかな」(教科書P1)では、手に乗せたどんぐりの量や積木の高さ、ジュースの量を比べている写真を見て話し合いをしました。数量に関心をもたせるために、幼児期などの経験から、それぞれの写真の子ども達がどんなことをしているのかを考えさせていきます。多い・少ないを比べたり、高さや量を比較したりという経験は、これまでいろいろなところでしてきたはずです。 また、「おおいのは どちらかな」というページ(教科書P2)では、2つの写真を比べて、どちらが多いかを直感的に考えさせるようになっています。数を数えることがねらいではありませんが、もう子ども達は自然に右が何個で左が何個と目で数え始めていました。 ペン立てにあるボールペンの数を比べる写真では、同じ物の数の「多い・少ない」を考えます。次のセロテープの写真では、大きさの異なるセロテープでありながら数の違いをとらえさせます。さらに次の消しゴムと筆箱の写真では、異なる物同士の数の違いをとらえさせます。大人にとっては簡単な数量比較のように思いますが、子どもの感覚は意外と違っているものです。大きな物の方が多いととらえる子もいます。今後は、算数ブロックを操作しながら、ていねいに数についての学習を進めていきます。(写真上) 2年生は、生活科の時間に学校の春を見つける学習を始めました。今日は、中庭に出て動植物の観察をしていました。池の周りに子ども達がやって来ると、「あっ、オタマジャクシだ!」とどの子も口々に叫んでいました。1か月前、1年生の生活科で来た時は、ところてんのような長いゼリー状の卵でした。中には小さな黒い粒々がタピオカのように入っていました。(昨年度のホームページをさかのぼると、3月15日に中庭の池でヒキガエルの卵を見つけたことが載っています。)もうすぐ、オタマジャクシからかわいらしい足が生えてきそうです。(写真中) 中庭の池には、この他にもたくさんのメダカやヌマエビなどが生息しています。中庭は、夏ミカンやキンカンの木を始めとした花木や、あじさいやバラ、さらには雑草園もあり、様々な学習にぴったりの観察場所になっています。低学年の生活科だけでなく、3年生以上の理科の学習にも大いに活用することができます。 3校時に、1年生が校庭で体育の学習をしていました。今日は、校庭にある遊具の使い方についての勉強をしました。ジャングルジムやブランコ、鉄棒、うんていの他に、旭町小のシンボルとも言える「三角すべり台」に初めて挑戦しました。三角すべり台のてっぺんに行くには、石段をよじ登ったり、はしごから鎖場を通って行く方法があります。実際に上まで行ってみると、とても高いところに来たことに気づき、思わず足がすくんでしまった子もいました。 恐る恐るすべってみると、すべり台の中央部分はかなりなスピードが出ます。次の時間に2年生もすべっていましたが、足でうまくスピードを調整している子がほとんどでした。慣れてくるとそういうこともできるようになります。(写真下) 三角すべり台は、普段の休み時間は低学年(1,2年生)のみ使ってよいことになっています。しばらくして1年生も校庭に出て遊ぶようになると、きっとこの三角すべり台が人気になるでしょう。しかし、あまり勢いよくすべると、摩擦でお尻に穴が開いてしまうことがあります。すべり台で遊びたい子が多いかもしれませんが、できれば学校にはあまり高価な洋服を着てこない方がよいです。今後、図工の時間などでも、洋服を汚したりという場合がありますのでご承知おきください。 4月11日の給食サバのカレー焼き 野菜の和風ごま炒め たっぷり野菜の味噌汁 牛乳 一口メモ 正しいお茶碗の持ち方をご存知でしょうか。親指をお茶碗のへりにかけて、残りの4本の指で底を支えます。横から見て、4本の指がそろっているときれいです。 ご飯を食べる時は、お茶碗を手に持って食べるようにします。お茶碗を持って食べないと、背中が丸まって姿勢が悪くなります。悪い姿勢で食べていると、消化が悪くなることにつながります。また、噛む力のバランスが崩れて、歯並びが悪くなるとも言われています。 姿勢を正して、美しい持ち方で食事をしている様子は、一緒に食べている人も気持ちがよくなりますよね。正しいお茶碗の持ち方で、姿勢を正して食べるように意識してみましょう。 4月10日(月)さて、今日の1年生の学習は・・・校舎の1階を少し探検して、保健室や傘立て、中庭の説明を担任の先生が行っていました。また、2校時には、初めてとなる国語の授業がありました。書き方の教科書の初めのページには、「字を書く姿勢」の説明があります。正しい座り方と、机に向かう姿勢について書いてあります。「足はペッタン、背中はピン、お腹と背中にぐう1つ」と書かれています。「足はペッタン」は、両方の足の裏を床にきちんとつけることを表現しています。しかし、身長と椅子の高さの関係から、両足裏が全部床につかない子が何人かいます。「背中をピン」は、常に体を起こして姿勢よく書くということです。学年が上がるにつれて、机に顔が覆いかぶさるようになる子が目立ってきます。視力にも影響するので、ぜひ家庭でも背筋を伸ばして座ることに気をつけさせてください。「お腹と背中にぐう1つ」も、背筋を伸ばすことの大切さにつながる約束です。特に、椅子の背もたれに寄りかかったままの子が多いのではないでしょうか。 1年生は、正しい姿勢についての指導後、いよいよ筆箱から鉛筆を取り出し、正しい持ち方の学習をしました。鉛筆の持ち方は、箸の持ち方にも通じるところがあります。最初に正しい持ち方を身につけさせておくことが重要です。もし、今まで家で間違えた持ち方をしていた場合は、今が直すチャンスです。(写真上) 鉛筆の正しい持ち方についても、書き方の教科書に分かりやすく説明が載っています。「(鉛筆が倒れている状態で)えんぴつつまんで」→「もちあげて」→「すうっとたおして、なかゆびまくら」・・・倒れている鉛筆をつまむ時は、親指と人差し指で挟むようにします。その後の、「倒して、中指まくら」が重要です。2本の指で挟んだ鉛筆を人差し指の元のあたりまで倒すとともに、中指の第一関節部分を鉛筆の下に添えるようにします。 レストランで注文を書く店員さんや、窓口で書類を書く人の手元が気になる時があります。教員という仕事柄のせいだと思いますが、正しく鉛筆(ペンも)持てない大人のなんと多いことか…。誰もが1年生の初めに習ってきたはずなのに、と思ってしまいます。特に気になるのが、中指が枕になっていなくて、人差し指と一緒に鉛筆にかぶさるようにする持ち方です。意外と、こういう持ち方をしている大人が多いです。 2校時に、5年1組で道徳の授業がありました。「夢を実現するためには」という資料を使った「希望と勇気、努力と強い意志」の学習でした。資料では、現在大リーグで活躍している大谷 翔平選手について取り上げ、夢や目標を実現するために大切なことを考えさせていくようになっています。 教科書には、実際に大谷選手が高校時代に書いた「目標達成シート」の写真が掲載されています。そこには、高校では球速を毎年10キロ向上させ、最終的に高校3年生で160キロへの到達を目指していたことが記されています。5年生は、高学年として学校の中でも責任のある学年です。大谷選手もコツコツ努力して今があるということが分かりました。今、張り切っている5年生にとっては、4月に扱う教材としてピッタリです。「今年一年、こんな目標をもってみよう」と考えさせ、1学期の目標に向かわせていきます。(写真中) 今日から新しいALTの先生が着任し、外国語の授業が始まりました。今年度も2人のALTの先生に指導していただきます。月曜日と火曜日担当は、ロバート先生です。朝、1年生を迎える会が終わったところで、全校児童に紹介するとともに、あいさつをいただきました。(金曜日担当はエンリー先生で、やはり今週から勤務される予定です。) 今日は、4年生と6年生の教室で授業があり、最初にロバート先生の出身国のマレーシアについての紹介をしていただきました。子ども達は、どんな国だろうと興味津々に聞いていました。 マレーシアで見られる動物の写真を見せてもらいました。オランウータンの他にも熱帯にしか生息しない珍しい動物がたくさん見られるようです。また、マレーシアの食文化についても写真を使って説明してもらいました。朝食には、「ラクサ」という麺料理を食べるそうです。朝から麺料理? と思いますが、マレーシアの人は、米料理よりも手軽に作れる麺料理で一日を始めるそうです。他にも、米を使った料理のことについても説明してもらいました。(写真下) 外国語活動(高学年は、教科としての外国語)の時間では、今年度も特別非常勤講師の辻先生に授業をお願いしています。ALTとクラス担任と、3人で一緒に授業を進めていきます。 えんぴつの指導(1年生)しっかりと鉛筆を持ち、線のおけいこをしました。縦や横の線の他に、波線やぎざぎざの線などにも挑戦しました。 真剣な顔で一生懸命に取り組む姿に、子ども達のやる気が感じられました。 1年生を迎える会まずは、6年生が花のアーチで1年生を迎え入れました。お兄さん・お姉さんに囲まれて、とても緊張していたようでした。(写真上) 次に、旭町のよいところを代表委員の高学年が紹介しました。広い校庭や様々な遊具、おいしそうな給食など、どの写真にも目を輝かせていたようでした。(写真中) 最後に、全校で校歌のプレゼントをしました。早く覚えて、みんなで一緒に歌いたいですね。(写真下) |
|