全校遠足コロナ禍でここ何年かは内容を大きく変えて実施してきたのですが、今年度はコロナ前の内容に戻し、お弁当も公園で友達と一緒に食べました。 本校の全校遠足はたてわり班活動を基本としています。一度顔合わせをしただけだったので、迷子になる子がたくさんいるのではと心配していたのですが、6年生がものすごく気を遣って面倒を見てくれて、どの班も無事に活動することができました。 午前中は、公園内でのポイントラリー「忍び峠を制覇せよ!」で盛り上がりました。子供たちだけで班ごとにポイント(見張り場)を回って、様々な課題に挑戦します。出来具合によってもらえる点数が変わるので、全校遠足後に全て集計して発表することになっています。ポイントラリーの後は、たてわり班ごとにお弁当を食べてから班遊びを楽しみました。 1、2年生は、ここまでの活動で終わりで帰校しました。3年生以上の学年は、さらにクラス遊びで公園内を走り回って全校遠足を満喫していました。 学校のすぐ近くに、緑がいっぱいの広い公園があることも恵まれていますが、そこで思いっきり楽しい時間を過ごすことができて、子供たちも十分満足して帰ってくることができました。 5月1日(月)たてわり班のプラカードを持った6年生を先頭に、校庭に全校児童が集合しました。班長が、先日の1回目のたてわり班会議で決めた並び方で整列させ、人数を数えて担当の先生に報告していました。この何気ない役割が、遠足全体を通してとても重要な責任となり、一日の終わりにはその重さに気づくことになりました。 今回の全校遠足は、過去3年間のコロナバージョンとは違い、それ以前の通常のやり方で実施しました。まずはたてわり班ごとに学校を出発し、光が丘公園の芝生広場で始めの会を行いました。 旭町小学校は、光が丘公園のすぐ隣にある学校です。これほど自然環境に恵まれた立地条件はありません。一歩公園の敷地内に入ると、うっそうと茂る木々と緑のシャワー、そしてたくさんの鳥の声…朝からたくさんの人が癒しに訪れている理由がよく分かります。本校は以前、公園内の周回コースを使ってマラソン大会を行っていたことがありました。現在では、1年生のどんぐり拾いで秋に利用することはありますが、普段からもっと学習場面で活用してもよさそうな場所です。(写真上) 始めの会の途中、黒ずくめの忍者が登場しました。急に後ろから大きな声が聞こえ、子ども達の前に飛び込んできました。この3年間、出番がなかった忍者だったので、以前の全校遠足を知らない先生方や3年生以下の子ども達はびっくりしたことでしょう。高学年の子ども達も、はるか昔の記憶だったので、「ああ、こうだったっけ」という表情で、見つめていました。 ポイントラリーは11か所設けられ、先生方がそれぞれの場所で子ども達が来るのを待ちました。ポイントでのミッションは、全て忍者の修行場所の設定になっています。「忍び走り」では、2人がケンケンをして30秒以内にゴールすると得点になります。また、手裏剣を投げたり、暗号を解いたりするポイントも用意されていました。各ポイントでは、低・中・高学年と出場する子どもが指定されていて、あらかじめ誰が行うかは1回目の会議で決めてありました。代表の子が挑戦している間、一生懸命他の子ども達が応援している姿がとても微笑ましく感じられました。(写真中) 「はい! ポーズ!」のポイントは、たてわり班でそろって写真を撮ってもらう場所になっていました。今日は、3人の写真屋さんに来てもらい、子ども達の姿を写真に収めていただきました。班の集合写真を含め、たくさんのスナップ写真を撮影してもらっています。後日、ネット販売のお知らせがあると思います。 ポイントラリーが終わり、お腹を空かせて子ども達が戻ってきました。楽しみにしていたお弁当の時間です。木陰に移動して、班で広がって場所を作り、お弁当を食べました。この3週間、黙食は解除されたとは言え、教室では全員前向きで給食を食べています。今日は外で距離をとっているため、お互いの顔を見ながら楽しくお弁当を食べることができました。 お昼を食べた後は、班遊びをしました。広い芝生の上で思いっきり走り回って遊びました。それらの遊びも、6年生が中心になってあらかじめ考え、用意してきたものです。楽しく遊び回る低学年の子ども達を見て、きっと高学年としてのやりがいを感じ取ることができたはずです。(写真下) 終わりの会では、2年生と6年生の代表児童が感想を発表しました。とても立派な感想に、大きな拍手がわきました。1,2年生は、先に学校に戻って下校の準備をしました。3年生以上は、クラスごとに遊びの時間を設けて、さらに公園で過ごしてから学校に戻りました。楽しさいっぱい、そして活動内容がいっぱいの全校遠足でした。 |
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