5月26日(金)豆電球は、電池の+極と−極を変えても変化がなく、明かりがつきます。ところが、モーターは電池の向きを変えると回転する方向が変わることが分かりました。今後は、簡易検流計を使いながら、電池の向きによって電流の流れる方向が変わることを確かめていきます。 2年前に、コロナ禍の影響でミニ四駆が再びブームになったようです。(家にいる時間が増えたため)ミニ四駆は、30年以上前から何度かブームになることがありました。ミニ四駆が登場するアニメが火付け役になり、プラモデルメーカーが各地で大会を開いて広まりました。子どもの時に夢中になった世代が大人になり、自分の子どもと一緒に楽しむことで、再びブームが起こっているようです。 ミニ四駆を始め、様々なプラモデルで電池とモーターを触っていると、理科で習う電気の単元については理解が早いでしょう。逆に、そういうおもちゃで遊んだことがない子は、理科の実験を通じてたっぷりと経験させてあげることが大切です。 1校時に、5年2組の道徳の授業観察がありました。「友のしょうぞう画」という資料を使った、「信頼・友情」に関する学習内容でした。幼なじみの和矢と章太が、離れ離れになっても互いのことを思う物語です。・・・主人公の和矢と章太は大の仲良しでしたが、章太は体の筋肉が縮むという難病にかかり、遠くの病院に療養に行くことになりました。2人は文通により友情を確かめ合っていたものの、いつしか章太から便りが途絶えてしまいました。和矢は章太の状況が分からないまま、勝手に章太が自分を裏切ったと考えるようになりました。しばらくして、テレビで院内学級展覧会が開かれていることを知った和矢は、母親と展覧会を見に行くことにしました。章太の作品には、「友のしょうぞう画」という作品名がつけられ、「おさななじみのKくんの顔です。」と書いてありました。自分の肖像画であることを知った和矢は、激しい感動と深い反省をおぼえつつ、真の友情を感じ取りました。・・・昔から繰り返し道徳の資料として使われてきただけあり、とても感慨深い物語です。(写真中) 5年生の子ども達にとっては、友達とは「いつも身近にいる存在」ととらえていることでしょう。でも、お互いの距離が離れてしまっても、心は通じ合う友情が存在するということを理解させたいところです。 4校時は、4年2組の授業観察がありました。国語の漢字の広場の学習場面でした。国語の教科書には、年間を通じて漢字の広場のページがところどころに配置されています。教科書に示されている漢字を使って短文を作る学習となっていて、既習漢字の復習を兼ねています。 今回の漢字の広場は、絵を見て夏の楽しみをテーマに短文を作るという課題になっていました。海水浴や旅行、バーベキューの様子など、夏休みに向けての期待が高まる場面ばかりでした。夏祭りや水泳など、今年の夏はやっとコロナ禍を抜け、いつも通りの取り組みができそうです。(写真下) 5月26日の給食ひき肉と春雨の炒め煮 牛乳 一口メモ マーボー豆腐は、どこの国の料理か知っていますか? 答えは中国です。中華料理の中でも、マーボー豆腐は「四川省」という地域の郷土料理として有名です。 四川省は、中国の中ほどから少し西寄りの場所にあり、広さは日本全体の面積よりも大きく、8000万人もの人が住んでいます。四川料理と言えば、他にもタンタンメンやホイコーロー、バンバンジー、チンジャオロースなどがあります。そして、唐辛子や山椒、コショウなどの香辛料を使った辛さが特徴になっています。日本でも人気の料理ばかりです。 給食のマーボー豆腐には、ソラマメと唐辛子で作られている「トウバンジャン」という辛味の調味料を少しだけ入れています。1年生から6年生まで、みんながおいしく食べられるように作りました。 5月25日(木) その2漫画を使った短い資料になっています。・・・のりお君が、家で飼っている犬を粘土で作りました。たくみ君は、それを怪獣だと思って角をつけてあげました。通りかかった女の子が「人の作ったものを勝手にいじっちゃだめ」と注意してきました。でも、たくみ君は、「かっこよくしてあげただけだ。」と言いました。そこへ、のりお君がやって来て、「ひどいよ」と悲しい顔をしました。・・・よかれと思ってしたことが、逆に相手を嫌な気持ちにしてしまうことは、日常的によくあるのではないでしょうか。自分の行いが、本当によいことなのかをよく考えて行動することの大切さについて、子ども達と話し合いました。(写真上) 6校時も道徳の授業観察がありました。6年2組で、「子ども会のキャンプ」という資料を使った「よりよい学校生活、集団生活の充実」に関する学習でした。・・・6年生の明葉は、子ども会のキャンプで班長を任せられ、少し不安を感じながら参加します。キャンプ2日目に事件が起きました。食器を運んでいた3年生のむつみが石につまずき、カレーがこぼれてしまいます。明葉は、班長として周りから責められながらも、他の班からカレーを分けてもらいに回りました。班にもどった明葉は、むつみを諭し「わざとではなくても失敗は失敗として謝ろう」と、一緒に謝ります。周りから「一生懸命やっていたのだから、しかたがないよ」と励ます声が出され、やがてむつみにも笑顔が戻ります。そんな明葉に対しては、評価や感謝の言葉がかけられ、キャンプが小学校最後の夏休みのいい思い出として、明葉の心に残りました。・・・自分の役割りに責任をもち、正しく判断して行動に移すことが「役割を果たす」という結果につながります。 どの子も、よく考えて自分の意見をまとめていました。また、友達の意見を聞いて、さらに自身の考えを深めていくのも道徳の授業では大切なことです。6年生は、3週間後に移動教室を控えています。それぞれの役割分担を担って準備していくことになります。2泊3日の宿泊学習が、小学校生活のすばらしい思い出に残るように、しっかり自分の役割を果たしてもらいたいと思います。(写真下) 田植え(5年生)今日は天気に恵まれたので、稲の苗を田んぼに植えました。水を張った田んぼは、とても足場が悪く、子ども達は転びそうになりながら苗を植えていました。小さい田んぼにみんなで並び、腰をかがめて行ったので、田植えの大変さを感じることができました。 その後の振り返りでは、「米づくりの大変さを知った」「たくさん収穫するためにはどうしたらいいのか調べたい」「お米に限らず、食べ物を大切にしたい」と様々な視点でカードに書くことができました。 児童集会「〇×クイズ集会」集会委員会が企画した内容は「〇✖クイズ」です。学校に関わるクイズを出題し、旭町小に詳しくなるとともに楽しく過ごすことができました。集会委員会の子供たちも予想外の盛り上がりに驚いていましたが、落ち着いた司会進行で会を支えていました。 次回の児童集会も楽しみです。 5月25日(木) その1昨日までは少し気温の低い日が続きましたが、これから夏に向かって暑い日が多くなってきます。それと同時に、アサガオもぐんぐん大きくなっていくことでしょう。双葉の間から、次に茂ってくる本葉が顔を出し始めている鉢もありました。(写真上) 5年生は、学校の田んぼに裸足で入り、田植えの作業を体験しました。稲の苗は、毎年埼玉県の川越の農家から分けていただいています。力強く青々と伸びた苗の束から、3〜4本ずつ手でちぎり取って植え付けていきました。 狭い田んぼなので、一人ずつの作業はほんの少し体験できる程度です。しかし、実際の田植えの感覚は、裸足になった足の裏からしっかりと感じ取ることができました。少し田植えをしただけで「腰が痛い…」と言っていた子がいました。農家の人たちの苦労を感じることができたようです。(写真中) 苗を持った手を、しっかり泥の中に突っ込んで田植えをしなければなりません。手首まで泥水の中にいれるのが嫌なのか、苗の上の方をつまみ、置くようにして田植えをしていた子がいました。手を汚すという経験も、子どものうちにきちんとさせておきたいものです。 2校時に、4年1組の授業観察がありました。社会科「わたしたちのくらしと水」の学習に入る最初の授業場面でした。 まず、旭町小の水道の使用量がどれだけあるのかを、子ども達に示していました。4〜5月の2か月間で、1054立方メートル(1日あたり、約17000リットル!)もの水を使っていることが分かりました。次に、学校で何に水を使っているのかをみんなで考えてみました。全校児童が手を洗ったり、水を飲んだりします。トイレで使ったり、掃除をする時、花の水やり、スプリンクラーでも使っています。また、一番多く使われているのは、給食室での調理や食器の洗浄でしょうか。さらにこれからの時期は、プールで大量の水を使うことになります。(写真下) 同様に、家庭で使われている水についても考えていきました。子ども達は、自分の家でもたくさんの水が毎日使われていることを感じ取りました。今後は、学校や家庭まで、どのように水が届いているのかを調べていきます。 5月25日の給食チキンチキンごぼう 牛乳 一口メモ 「チキンチキンごぼう」は、山口県の学校給食から広まり、山口県ではおなじみの料理だそうです。一口サイズの鶏のから揚げと、素揚げにしたごぼうを甘辛いタレで絡めた料理です。今日はうどんと組み合わせましたが、ご飯にもよく合うおかずです。 始まりは、ある小学校の栄養士が、「給食のレシピがマンネリ化している」ということから、各家庭のオリジナル料理を募集したところから生まれました。「チキンチキンごぼう」という名前は、子どもがリズムよく覚えられるようにとつけられたそうです。 旭町小発祥になるようなおすすめの家庭料理があったら、ぜひ教えてください。 5月24日(水) その2まず、この単元の最初の学習は、「前から3人」と「前から3人目」の違いを理解させる内容がありました。「前から3人」が3人全てを言うのに対して、「前から3人目」は3番目の1人を表しています。算数でありながら、国語の力も必要とされる学習です。 続いて、「ばしょは どこかな」という学習があります。1列に並んだものを「前から何番目」、「後ろから何番目」というように言い表していきます。今日、2組で行っていた学習は、さらに平面(二次元)での位置を言い表す内容でした。教室の机の位置を「前から何番目で、左から何番目」というように言い表していきます。(教科書39ページ) この座標の考え方は、1年生にはとても難しい思考です。「前から…」という場合もあり、「後ろから…」とも言えるので、前後と左右からの位置で言い表す方法は、何通りかあります。また、列で見ていくことになるので、きっと大人が見る感覚とは違う困難さが1年生にはあるのでしょう。教科書の絵はかわいらしい動物の絵なのですが・・・。(写真上) 4校時は、6年1組の授業観察に行きました。算数の「分数のかけ算を考えよう」の単元を学習していました。分数同士のかけ算は、分母同士と分子同士のかけ算で答えが求まることは前時に学習済みです。今日は、約分がある場合の計算方法について考えていきました。 まず、子ども達の自力解決では、分母同士・分子同士のかけ算をしてから約分をする方法と、計算途中で約分をする方法が出されました。数が大きくなってくると、途中で約分をしてしまう方が簡単であることが分かります。さらに、3つの分数のかけ算の場合には分母分子がかなり大きくなってしまい、後から約分をするのが大変であることが分かりました。 今年度も、全校で算数の校内研究に取り組んでいきます。昨年度から、課題解決のための計画を立ててから自分の考えを出すとともに、友達と考えを説明し合う交流タイムを実践しています。子ども達にもきちんとその方法が定着していて、すぐに教室内で意見交流が始まりました。同時に、6年生として真剣に学習に取り組む姿勢も感じられました。(写真下) グリンピースのさやむき(2年生)今日は、2年生が15キログラムのグリンピースのさやむきをしました。 さやをむく時に、パカッと音がするのがとても楽しかったようです。1つのさやに9個も入っているものもあり、びっくりしていました。さやの内側に、支えになるへたのようなものが付いていることに気付いた子もいました。 昨年のソラマメは、さやの中がふわふわだったけれど、グリンピースはつやつやだったという気付きもありました。 給食のグリンピースご飯は、グリンピースが苦手な子も美味しいと言って食べていました。ほかにも、グリンピースを使った料理を知りたいと感想を書いた子もいました。 旬のグリンピース、ご家庭でも是非メニューに取り入れてみてください。 5月24日(水) その1グリンピースは、サヤエンドウと同じ仲間です。というよりも、全く同じものです。確かに見た目も違うし、さやを食べるか実を食べるかという大きな違いがあり、全く違う種類のように思いがちです。しかし、昔は同じ種を使い、若いうちにサヤエンドウとして収穫し、一部をグリーンピース用に残して実を成熟させていました。今は品種改良が進んで、それぞれ専用の種を使っているようですが、それでもサヤエンドウを成熟させればグリーンピースになります。 2年生も、あらかじめ紙を折って、グリンピースを入れる箱を用意していました。さやを縦に持ち、端の方を指で押すと「パチッ」と音がして割れ目ができます。さやを真っ二つに割ると、まん丸のグリンピースが行儀よく並ぶ様子を見ることができました。(写真上) 先週は、1年生がソラマメのさやむきをしました。グリンピースのさやむきを2年生にしている理由は、子ども達の様子を見ているとすぐに分かります。グリンピースは丸いので、コロコロと転がってしまいます。どちらのクラスでも、さやむきに慣れてくるほどグリンピースを床に落とす子が増えていきました。2年生でもこれだけ大変なのですから、1年生には難しいでしょう。(集めたグリンピースは、給食室でよく洗って調理しています。) 今日の給食は、グリンピースご飯でした。旬のグリンピースを生の状態から調理していたので、とてもおいしく感じられました。コロコロと転がるグリンピースに苦戦した2年生の子ども達は、さらにおいしく感じたことでしょう。 2校時に、3年1組の授業観察がありました。道徳の「持ってあげる? 食べてあげる?」という教材を使った「親切、思いやり」について考える授業でした。「友達に親切にしましょう」という言葉は、小学校に入る前から言われてきているはずです。親切にすることはとても大切であり、当たり前のようにしてあげなければならないことであると、どの子もとらえています。しかし、友達に「してあげる」こと全てが、本当に親切と言えるのでしょうか? まず、電子黒板にスライドを映し、資料提示をしていきました。1つ目は、やさしい人になりたいと思っている「わたし」が、学校の帰りに友だちのランドセルを持ってあげる場面です。「重いからランドセルを持って。」と言われて自分の分の他にもう1つランドセルを持ちました。「よかった。みきちゃん喜んでくれた。ランドセル重いけど、優しい人になるために、がまん、がまん。」と言っています。(写真下) 2つ目は、給食の場面です。たけし君が、「ナスを食べて。」と言ってきました。「私はナスが好きだし、たけし君はナスが嫌いだから、食べてあげれば2人ともうれしくなる。たけし君に優しくできてうれしいな。」と言っています。 子ども達からは、「頼みごとを引き受けてあげることはいいことだと思う。」という考えや、「相手のためによくないと思う。」などの考えが出されました。相手の気持ちを考えない「お節介」や身勝手な押し付けに協力することは、親切とは言えないことに気が付いたようです。相手のことを考えた「本当の親切」について考えを深めました。 公園探検(1年生)校庭にはない遊具で遊んだり、虫やお花を見つけたりして、公園内を立派に探検することができました。中には、見つけたお花をプレゼントしてくれる児童もいました。 5月24日の給食つくね焼き 五目汁 牛乳 一口メモ 今日は、グリンピースを混ぜた「グリンピースご飯」を作りました。 グリンピースというと、苦手という子がいるかもしれません。よく使われているグリンピースは冷凍のものですが、今日は収穫したての生のグリンピースを使っています。生のグリンピースを楽しめるのは、この時期だけのことです。いつものグリンピースとはひと味もふた味も違う、おいしい豆の味を感じることができます。 また、今日のグリンピースは、1校時に2年生がさやむきをしました。全校分のグリンピース15kgを、一生懸命にむいていました。2年生に感謝しながら、全校でおいしくいただきました。 5月23日(火)授業では、画用紙とともに罫線の入った「物語シート」が配布されていました。自分で考えたへんてこな山が出てくるお話を、シートに文章でも書き込むようにします。例えば、「その山は、いつも怒っている山でした。」と書いたとしたら、山の色や形はどうしようかな? と考えて、絵に反映させていきます。自分の想像で絵を描いていきながら、考えついた物語によって新たに絵が加わったり、色の使い方が変わったりと、どんどん変化していく作品です。 他の教科も同じですが、授業の始めにしっかり本時のめあてをもたせることが大切です。黒板には、板書カードできちんとめあてが提示されていました。また、絵の具の使い方についての指導も行われていました。パレットや水入れの基本的な使い方や、鉛筆の線が見えるように絵の具の濃さを調節すること、筆の使い方なども指導してから作品づくりに取りかかりました。(写真上) ところで、へんてこ山の「へんてこ」という言葉は、久し振りに聞いたような気がします。へんてこの「へん」は、漢字で「変」です。「変わっている」や「変だ」という意味に、接尾語の「てこ」(〜のようだ)をつけた言葉です。そのため、単に「変だ」というのではなく、少しかわいげがあり、親しみを込めた響きがします。4年生の子ども達から、どんなへんてこ山の物語が生まれるのか、作品の完成がとても楽しみになりました。 2校時は、2年1組の授業観察に行きました。算数の「長さをはかってあらわそう」の学習でした。昨日は、1年生の長さの学習の復習として、テープを使った長さ比べをしている様子をお伝えしました。今日は、長さの共通の単位として「cm」があることを指導していました。(「cm」の書き順の指導もしました。) 教科書の後ろの付録ページには、1cm目盛りの簡易物差しがついています。それを切り取り、0から15までの数字を書いて、手作り物差しを作りました。これを使えば、昨日の鉛筆の長さ比べも簡単です。きちんと数値で長さを比べることができました。 続けて、教科書の練習問題にも取り組みました。2年生の保護者の方は、42ページの3番の設問をよく見てください。図を見ながら、クレヨンとクリップの長さを答える問題になっています。簡易物差しの「0」の位置に合わせてあるクレヨンは、簡単に「7cm」と答えが出ます。しかし、物差しの途中に置いてあるクリップの長さは、間違えている子が何人かいました。1cmずつの目盛りの数を数えずに、クリップにかかっている線の数を数えたのか、「4cm」と答えている子が多かったのです。教科書の問題は、どれも実によく考えて作られているものです。(写真中) 3年生は、総合の学習の時間にカイコの飼育に挑戦しています。先週木曜日は、その日の朝、卵から孵化したばかりの「毛蚕(けご)」という段階の幼虫を観察していました。今日は、それから5日経った「2齢」と呼ばれる幼虫の観察をしました。 1組では、各自にプリンカップに1匹ずつ分け入れて観察をさせつつ、テレビ画面には大きく拡大した姿も映し出していました。書画カメラで拡大しているので、人工のエサに幼虫が群がって動く様子を生々しく見ることができました。(写真下) 幼虫は、脱皮をしながら大きくなっていきます。1回目の脱皮で脱いだ皮も確認できました。(先生が指をさしているところ)これからも定期的に観察し、幼虫が大きくなっていく様子を見守っていきます。体とともに、フンの大きさも変わっていくことに気がついていくでしょう。 5月23日の給食じゃこ入りサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、子ども達が大好きなカレーライスのメニューです。 給食では、市販のカレールウは使用せず、小麦粉とサラダ油、カレー粉で手作りのルウを作っています。 また、カレーのおいしさの決め手になるスープは、大きな鍋で鶏ガラと野菜くずを使ってていねいにアクを取り、時間をかけて煮出して作っています。お店のカレーにも負けないくらいの本格的なカレーに仕上がっています。 カレーは、作り立てよりも少し時間を置いた方が、具材とカレーがなじんでおいしくなります。そのようなおいしいカレーになるように、朝から調理員さんたちが一生懸命作っていました。 6年生「租税教室」今回は、政治の仕組みの一つとして、「税金」について学習をしました。税理士の方をゲストティーチャーとしてお招きし、具体的な税の種類や集める方法等を理解することができました。 身近にある消費税だけでなく様々な税の種類があり、その数が50種類になることを知って、子ども達は驚いていました。また、税金の集め方にも様々あり、ロールプレイを通して知識を深めていました。 今後の学習にもつなげていきます。 大なわとび週間・記録会今日は、その成果を発揮する記録会がありました。中休みになると、長なわを持って、子ども達が急いで校庭に集まりました。今日の記録がクラスの記録として残るので、集まったクラスから練習に励みました。 そして本番。子ども達は少し緊張している様子でした。それでも頑張って練習してきた成果を出そうと、声をかけあいながらどのクラスも一生懸命取り組んでいました。 結果、今年の最高記録は、4分30秒で「237回」でした。(6年生1・2組とも同じ記録でした)来週中に、運動委員会の子ども達が賞状を作成し、それぞれのクラスに渡しに行く予定です。 運動を普段好まない子や静かに過ごすことが好きな子にとっても、運動する楽しさを感じるとともに、クラスで協力するよい機会になりました。 5月22日(月) その2今日、1組で行っていたのは、単元のまとめとして「きちんと伝えるために」というコラムを使った授業でした。「相手にきちんと伝えるために、落としてはいけないことを考えましょう」というテーマで、4コマ漫画で2つの話題が掲載されていました。 1つは、犬を散歩させている女の人を見ていた2人の会話のすれ違いが描かれています。「あっ、かわいい。」と、一人は犬のことをかわいいと言いました。もう一人は、それを聞いて女の人の服がかわいらしいと思いました。…最初に、「あの犬、かわいいね。」と言っていれば、すれ違いにはならなかったはずです。(写真上) もう一つの話題もよくある光景です。「すぐにおいで〜。」と違う部屋から子どもを呼ぶ母親の声がします。部屋の中で工作をしていた男の子が、もう少しで完成しそうだから「はあい、すぐ行くよ。」と答えました。作品ができて10分後に行ってみると、アイスクリームが溶けてしまっていました。…最初に「アイスクリームがあるから、すぐおいで。」と言えばよかったことや、男の子が「あと10分くらいで行くよ。」と言っていれば、すれ違うことがなかったはずです。話す側の言葉不足によって行き違いが生じるということは、日常生活でよくあることではないでしょうか。 2年生は、算数の時間に「長さをはかってあらわそう」という学習をしています。「長さ」の学習は、1年生の時にも行ってきました。その時は、直接比較(端をそろえて長さを比べる)や間接比較(テープに長さを写し取って比べる)の方法を学習してきました。2年生では、普遍単位としてcmやmmを指導し、ものさしの使い方を主に学習していきます。 1組では、単元の導入として、教科書の3本の鉛筆の長さ比べから始めていました。1年生の頃の長さ比べのことを思い出し、鉛筆の長さをテープに写し取る方法で行っていました。テープを上手に使うと、どの鉛筆の長さがどれだけ長いかを正確に知ることもできます。テープをしっかり押さえながら、印をつけて正しく長さ比べをしようとがんばる姿が見られました。(写真中) 4校時に、1年1組の授業観察がありました。国語の「かきとかぎ」という教材を通じて、濁点のあるひらがなについて理解させる学習場面でした。教科書には、サルが手に鍵の束を持っている絵が描かれています。そのページには、「さるの だいじな かぎのたば げんかん うらぐち まど とだな どれが どれだか わからない」という文が書いてあります。よく見ると、濁点(゛)がついているひらがながたくさん出てくる文章です。何度も音読を繰り返し、文の中から濁点のある言葉に気づかせていきました。また、濁点のある言葉探しをするなど、言葉遊びをする中から濁点への関心を高めていきました。(写真下) 5月22日の給食ぎょろっけ わかめスープ 牛乳 一口メモ 「ぎょろっけ」って何? と気になった人が多いかもしれません。「ぎょろっけ」を漢字で書くと、「魚ろっけ」です。魚のすり身に、みじん切りにした玉ねぎやにんじんを混ぜて、パン粉をまぶして油で揚げた料理です。作り方や見た目がコロッケに似ていることから、「ぎょろっけ」と名付けられました。 今日はしょう油で味付けをしていますが、カレー風味や唐辛子を入れたピリ辛風味などにアレンジしたぎょろっけもあります。佐賀県や山口県、熊本県付近の店ではよく売られているようで、おなじみの料理になっているそうです。 ふわふわの中身と、パン粉のカリッとした食感がとてもおいしく仕上がりました。 5月22日(月) その1
校庭で全校朝会を行いました。「目で話を聞こう」というテーマで話をしました。
・・・先週の水曜日に、4年生の「ふれあい環境学習」がありました。練馬清掃事務所の方々から、ごみの分別の仕方やごみの行方などの話を聞きました。4年生全員の学習態度がとてもすばらしいなと思いました。それは、説明している方々のお話をきちんと聞いている姿勢から感じ取ることができました。 今月は、校長先生と副校長先生とで、いろいろなクラスの授業を見に行っています。教室の後ろからみなさんの授業の様子を見ていると、話をしっかり聞いている子をすぐに見つけることができます。後ろ姿を見ただけで、先生の話をきちんと聞いているかどうかがちゃんと分かるものです。 ところで、話を聞くの「聞く」という漢字は、このように書きます。(「聞」という漢字を見せながら)2年生で習う漢字なので、ほとんどの子は知っていますよね。門構えに「耳」と書いて「聞」という漢字になっています。このうち、「門」は、立ち上がった2人の直立した人間の側面を表した象形文字です。この2人の人間の間には「耳」がついていて、「響いてくる神の声をきく」というところからこの字ができたと言われています。確かにそう言われると、人と人とが会話をする間に耳があり、注意深く耳を通して話を聞くことから「聞」という字が生まれたように感じられます。 先ほどの話に戻すと、授業中のみなさんの様子を見ていて、なぜ話を聞いているか聞いていないかが分かると思いますか? それは簡単です。授業をしている先生の方を見ているかどうかですぐに分かるのです。よく、「目で見て、しっかり話を聞きましょう。」と先生に言われることがあるでしょう。それには、2つの理由があります。まず、音がする方を向くことで、自分の耳にしっかり音が入ってくるからです。人間の耳は、その形から、自分の前の方から来る音が良く聞こえるようにできています。よそ見をしているのと、きちんと話し手の方を見ているのとでは、耳への音の入り方が違ってきます。 「目で見て、しっかり話を聞く」ということのもう一つの理由は、話す人の目や表情から、大切な話の中身がしっかり入ってくるからです。例えば、テレビ番組を画面を見ないで音だけで楽しむ場合と、画面を見ながら音と一緒に楽しむ場合とでは、ずいぶん感じ方が違ってくることが分かります。人の動きや表情など、目から入ってくる情報は、耳からの音の情報とともにとても大切なものだからです。 さあ、授業中は、話をしている先生や友達が発表する方を向き、相手の顔を見ながらしっかり話を聞くようにしましょう。きっと目で話を聞いていると、「この勉強では、ここが一番大事なんだ。」ということが分かってくるはずです。そう、勉強がよく分かり、できるようになるための第一歩は、きちんと話を聞くことから始まります。・・・ 5月19日(金)「0」は、「ゼロ」という読み方もあります。「交通事故ゼロ」や「ごみゼロ運動」のように、何もない状態を「ゼロ」として使っています。一方の「れい(零)」は、「降水確率0(れい)%」のように使われています。「ゼロ」と「れい」は、英語の「ZERO」と漢字の「零」の違いもありますが、「ゼロ」が全く無いという意味で使われるのに対して、「れい」は「ほんの少し」という意味も込められています。 2組では、「0」の書き順についての学習をしていました。(教科書にも書き順が載っています。)上からスタートし、反時計回りに書きます。ちなみに、「0」を下から時計回りにぐるりと書くのは、「〇(まる)」を書く時です。文章の最後に書く読点の「。」を、「0」(れい)の書き方で書く人が、大人でも結構います。あるいは、「ぱぴぷぺぽ」の半濁音の「゜」も同様です。学校での書き順指導は、漢字だけでなく数字や記号もしっかり身につけておく必要があります。(写真上) 3校時に、5年2組の音楽の授業観察がありました。「ハロー・シャイニングブルー」という曲を教材として、自然からのメッセージを感じ取りながら歌うことをねらいとした授業でした。今日は、この曲に取り掛かる最初の授業場面だったので、歌を聞きながら歌詞の意味をとらえさせる展開でした。授業の終わりに、先生のピアノ伴奏で歌の練習もありました。次回からは、歌の後半を二部合唱で盛り上げていけるように指導していきます。(写真中) シャイニングブルーというタイトルだけあり、教科書にはすばらしい青空と青い海を背景に歌詞が書いてあります。2番の歌詞の中に、「コバルトに輝いた波が踊る…」という言葉が出てきます。子ども達からは、「コバルトって何ですか?」という質問が出されました。コバルトブルーは、顔料にあるコバルト青が示す、強く明るい青色のことです。自然界の中で、本物のコバルトブルーの空や海の色を、ぜひ子ども達に見せてあげたいものです。こればかりは、言葉や写真などでは本来の色彩の感動は到底伝わらないでしょう。 5年生は、社会科の時間に「自然条件と人々のくらし」から、暖かい地方のくらしについての学習をしています。日本で暖かい地方と言えば、沖縄県です。沖縄県の気候の特色やくらしの工夫、産業の特色などを学んでいきます。ちなみに、沖縄地方は昨日、梅雨入りの発表がありました。 1組では、沖縄県の家屋の写真を見て、建物の特徴から気候や人々のくらしについて考えていました。沖縄県は、台風の通り道となる場所に位置しています。昔からの家屋は、石垣に囲まれた平屋が多く、台風に備えた造りになっています。(写真下) 春休みに、石垣島や西表島に行ってきました。やはり旅行で実際に現地に行ってみると、その土地のくらしの様子がよく分かるものです。「石垣やいま村」では、昔ながらの町並みを再現したテーマパークのようになっていました。赤瓦屋根の民家を移築してあり、家の中まで見学できる場所でした。また、辺りの植物の様子からも、年間の気温がずいぶん違うことが容易に想像できました。百聞は一見に如かず…です。 |
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