音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

5月30日(火)

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 2校時に、1年2組の教室で、教育アドバイザー訪問の授業がありました。初任から3年次までの教員の研修として、年間に何回かアドバイザー訪問があります。授業観察を通じて指導や助言をしていただき、授業力向上に向けた研修の一つとして位置付けています。今年度も、前校長の道山先生が旭町小の担当アドバイザーとなり、ご指導をいただくことになっています。
 授業は、「リズムとなかよし」という音楽の学習が行われていました。「しろくまのジェンカ」を歌いながら、拍に合わせて体全体を使って様々に表現することを楽しむ授業でした。教科書の「しろくまのジェンカ」のページを開くと、とってもかわいらしい白くまたちが肩をつかんで一列になっている絵が描いてあります。そして、「たん・うん・たん・うん・たん・たん・たん・うん」というリズムが書いてあります。「しろくまのジェンカ」という題名だけあって、よくキャンプファイヤーの時にみんなで踊る「ジェンカ」とリズムが一緒なのです。前の人の方に両腕をかけ、「左・左・右・右…前・後・前・前・前」と動く「ジェンカ」です。
 最初は、みんなで手拍子をしながらリズムを確認し、さらに歌を歌いながらリズムを取りました。(写真上)次に、「ジェンカ」の曲で踊り方を練習し、最後には「しろくまのジェンカ」の曲でも踊ってみました。1年生は、歌うことも好きですが、体を動かすことも大好きです。教室を所狭しとぴょんぴょんと飛び跳ねながら、体を使って思う存分に音楽を楽しんでいました。
 その頃、1組では・・・いよいよ1年生の算数は、「あわせていくつ ふえるといくつ」の学習に入りました。たし算の学習単元です。今まで、一回り大きなワークブックのような教科書を使っていましたが、これからが本格的な算数の教科書になります。
 たし算は、2つの数量が合わさる場合や、数が増えていく場合に使います。まずは、「あわせて」の場合のお話から具体物(算数ブロック)を操作して、2つの数量が合併することを理解させていきます。絵を見ながら、「女の子は、金魚を3匹水槽にいれました。男の子は、金魚を2匹入れました。水槽の中の金魚は、合わせて何匹になりましたか。」という問題場面から、ブロックを使って「3と2を合わせると、5になる」ことを確認します。そして、このことを式と答えに表す方法を「3+2=5」と書くように指導します。(写真中)
 教科書には、「+」と「=」の記号の書き方(書き順)も示されています。式と答えが教科書に出てくるようになり、本格的な算数の学習がスタートした感じがします。
 2年生は、算数の時間に「長さをはかってあらわそう」という学習をしています。cmとmmの単位を習ってから、全員に30cmのものさしが配られ、目盛りの読み方を学習してきました。長さを測る道具として、「ものさし」と「定規」があります。同じような道具のように思えますが、「ものさし」は物の長さを測る道具で、「定規」は鉛筆やカッターをあてがって直線を引いたりカットしたりする道具として使われています。また、0の目盛りが途中からついているのが定規で、端に0があるのがものさしです。
 しかし、ものさしでも直線をきれいに引くことができます。教科書には、ものさしを使った正しい直線の引き方が写真入りで掲載されています。(1組では、直線の引き方を動画を使って学習していました。)まず、直線の端になる点を描き、ものさしでもう一方の端を測り取り、2つ目の点を描きます。次に、ものさしの目盛りのない方を使って2点に合わせ、鉛筆で直線を引きます。この場合、目盛りのついている方に鉛筆を当てないということが重要です。ついつい大人でも目盛りのついている方で線を引いてしまいがちですが、先ほどお伝えしたように、ものさしは長さを測るための道具です。目盛りの側を汚さないというのが基本なのでしょう。(鉛筆ならまだしも、ペンだと色がついてしまう。)
 それにしても、ものさしで直線を引く子ども達は、真剣そのものでした。点と点をものさしで合わせ、指先が白くなるほど力強くものさしを押さえて線を引いていました。(写真下)

5月30日の給食

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献立名           スパゲティミートソース
              ビーンズサラダ
              アンデスメロン
              牛乳


一口メモ

 今日のデザートは、「アンデスメロン」です。
 全部で33個の立派なメロンを学校に届けてもらいました。甘くて香りがよくて、とてもジューシーなメロンです。メロンは、実はキュウリやカボチャと同じウリの仲間で、5月から7月が旬の果物です。メロンは冷やし過ぎると味が落ちるので、食べる1,2時間前に冷蔵庫に入れるのがお勧めです。
 クイズです。アンデスメロンの名前の由来は、次のうちのどれでしょう?
(1) 南米アンデスメロンが原産だから。
(2) アンデス伯爵が品種改良をしたから。
(3) 「安心です、メロン」を略した。


 答えは、(3)です。「作って安心、売って安心、食べて安心」ということから、「アンデスメロン」という名前で売り出したのが始まりだそうです。

5月29日(月) その2

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 6年生は、国語の時間に「たのしみは」という単元名で、短歌を作る学習をしています。教科書には、江戸時代の幕末期の国学者で歌人であった橘曙覧(たちばな あけみ)の短歌が紹介されています。全部で52首の連作短歌『独楽吟』(どくらくぎん)は、日常のささやかなたのしみを詠んだ短歌です。「たのしみは」で始まり、「時」で終わる形式が特徴になっています。
 6年生の教科書には、その中から2つの短歌が掲載されています。「たのしみは 妻子むつまじく うちつどい 頭ならべて 物をくふ時」…一家だんらんの食事が楽しい時であるというのは、まさに現代社会ではなおさらのことではないでしょうか。「孤食」という言葉があるくらい、大人ならずとも子ども達も、そういう食生活が問題視されてきています。「たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時」…これは、私にとって大いに共感できる短歌です。朝、咲いたばかりの花を見つけた喜びは、自分の家の鉢植えでもそうですが、散歩していて見つけた草花でもうれしいものです。
 1組では、「たのしみは」で始まり、「〜時」で終わる短歌を自分なりに作ってみました。子ども達にとって、日常のちょっとした楽しみをどんな場面に見つけることができたでしょうか。廊下に作品を掲示していたので、その中から紹介します。(写真上)
 「たのしみは スラムダンクの 名場面 スリーポイントが スパっと入る時」…字あまりなので、文字を調整すると良くなりますが、3ポイントが決まって逆転した時の喜びが伝わってきます。「たのしみは メダカにえさを あげるふり 口をパクパク させている時」…メダカへの愛情を感じます。「たのしみは 兄弟ともに 踊ること テレビの前で 真似をする時」…解説には、宿題の合間に、弟と妹と3人で、「おかあさんといっしょ」を見ながらダンスを真似していることが書いてあります。ほのぼのとする光景が浮かびます。他には、ゲームやYouTubeを見ている時など、子どもならではの「たのしみ」について書かれたものが多く見られました。来週の学校公開の際に、ぜひご覧ください。「たのしみは 疲れて帰り 愛犬と テレビ見ながら ソファーで寝る時」(校長 作)
 一方、5年生は、国語の時間に「日常を十七音で」という学習をしています。俳句の構成や書き表し方について学び、自身で俳句を作る学習をしていきます。
 俳句も川柳も、五・七・五の17音でできていますが、俳句には必ず季語が含まれる約束になっています。1組では、夏の季語にどのようなものがあるのかを考え、みんなで黒板に書き出してみました。いきなり「俳句を作りましょう」と言われても、誰もがすぐに思い浮かべるのは難しいものです。まず、季語を考える中から日常の場面に結び付け、俳句の形にしていきます。(写真中)
 俳句を作る人たちは、「歳時記」という季語を集めた本を必ずもっています。それぞれの季節ごとに、季語となる言葉がたくさんあり、歳時記の中からすてきな季語と出会うところから俳句が生まれる場合があります。また、俳句の内容に合わせて季語を選ぶことも重要です。テレビで、俳句を査定する番組がありますが、季語の選び方一つで印象がずいぶん変わることに気づかされます。番組を見ながら、17音の奥深さをいつも感じています。
 1年2組の教室で、図工の授業がありました。折り紙を使って、アジサイの花を作る学習でした。折り紙で作るアジサイは、何種類かの方法があります。今回は、1年生でもできる比較的簡単な折り方で指導していきました。
 三角に折ってから、袋を開いて四角を作り・・・と、電子黒板に実際に折る様子を見せながら、一折りずつ順に教えていきます。すぐに、「どうやるの?」「わかんないよ〜」という声があがります。指導する先生は大変ですが、教室内では子ども同士で教えてあげる姿も見られました。(写真下)
 使った折り紙は、小さいタイプのものを使いました。出来上がりは、折り紙1枚でアジサイの花びら1つ分です。画用紙にアジサイの花を咲かせるには、同じものをたくさん折らなければなりません。1枚できたらクリアファイルにしまい、2枚目、3枚目…と折り続けていきました。来週は、今日折ったアジサイの花びらの他に、葉っぱを作って貼り絵にしていくのだと思います。完成する頃には梅雨入りしていて、ちょうど季節に合った掲示物ができそうです。

AED体験(6年生)

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 今日の6校時は、光が丘消防署やボランティアの方々に教えていただきながら、AED体験を行いました。昨年度、5年生のときに経験していたこともあり、手際よく行っていた子が多かったように感じました。

 胸骨圧迫やAEDの使い方がメインでした。お手本を見ていると簡単そうに見えますが、ポイントがあります。胸骨圧迫は、まっすぐ上から体重をかけ、5cm胸が沈むくらいの強さで行います。今日は30回ずつ交代でやりましたが、実際は救急車が来るまでずっと続けます。また、AEDも指示通りに使えば誰でも使えるようになっていますが、パッドは一度貼るのを失敗してしまうと、もう使えなくなってしまいます。

 子ども達の何人かは「もうばっちり!」と言っていましたが、実際に目の前で人が倒れたら・・・と聞くと、「少し怖いかも・・・」と話していました。

 今日の学習が、いつか誰かの命を救うきっかけになればいいなと思いました。

AED体験(5年生)

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 5/29(月)の5校時に、体育館で胸骨圧迫とAEDの体験を行いました。初めて経験する子ども達が多く、とても真剣な表情で取り組む姿が見られました。光が丘消防署の方々と地域のボランティアの方々にご指導をいただきました。

 まず、倒れている人を発見したら周囲の状況を確認するとともに、意識の確認をします。肩を軽くたたきながら、声を少しずつ大きくして、「大丈夫ですか?」と聞き続けます。意識がないと判断したら、近くの人に119番通報とAEDを持ってきてもらうことをお願いします。
 次に、胸骨圧迫です。胸と胸の間をテンポよく押し続けます。子ども達の体重のかけ方では不十分で、沈み込みが足りないことがありました。
 最後に、AEDの体験です。機械の音声通りにパッドを貼り付けます。右鎖骨下と左脇腹に、対角線上に貼ります。誰も触れていないことを確認し、ボタンを押します。

 学習の終わりに、「実際に倒れている人がいたら、今日の流れでできますか?」という消防署の方の質問に対して、手を挙げた子ども達は6割ほどでした。なかなか実践は難しいかもしれませんが、今日の学びを忘れずに、もしもの時に行動できるきっかけになればうれしいです。

5月29日の給食

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献立名           鶏肉とごぼうの混ぜご飯
              水菜の煮びたし
              田舎汁
              牛乳


一口メモ

 おいしい和食を作るためには、おいしい出汁(だし)が欠かせません。給食でも、和食のメニューの時には必ず出汁を取っています。さらに、料理に合わせて、かつお節や昆布、さば節などを使い分けるようにしています。
 クイズです。今日の田舎汁の出汁は、何を使っているでしょうか?
(1) かつお節
(2) 昆布
(3) 煮干し


 答えは、(3)の煮干しです。給食では、かつお節を使うことが多いですが、今日は煮干しを使って出汁を取りました。いつもの出汁と少し風味や味が違います。
 煮干しの頭とはらわたをきれいに取ってから使うと、風味よくおいしい出汁に仕上がります。

5月29日(月) その1

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 雨のため、全校朝会は体育館で行いました。今日は、「自分の名前を大切にしよう」という話をしました。
・・・校長先生の名前は、「清水 誠」と言います。苗字の「清水」も、名前の「誠」もよくある名前なので、同姓同名といって同じ名前の人と今まで何度か出会ったことがあります。高校生の頃、歯医者に行った時のことでした。待合室にいて、「清水さん、清水 誠さん」と呼ばれました。「はい!」と返事をして立ちあがったら、もう一人小さな男の子が「はい!」と元気よく返事をして診察室に向かいました。看護師さんがあわてて気がつき、「同じ名前の方でしたね。小さい子の方の清水 誠さんです。」と伝えてくれました。その時、初めて「同じ名前の人がいるんだ。」とびっくりしました。今お話ししたのは、高校生の時のことです。それから今まで、何人かの「清水 誠さん」に出会ったことがあります。そのたびに、「苗字も名前もよくある名前って、いやだなあ。」と感じていました。
 でも、ある時、こんな風に考えました。すばらしい名前だから、みんな同じように「誠」という名前をつけたのだろうと思ったのです。小さい頃、自分の親から「誠」という名前をつけた由来を聞いてみたことがあります。「誠」は、「誠実・うそをつかない・本当のこと」という意味があります。誰に対しても優しく正しい生き方をしてもらいたいと考え、名前をつけたそうです。校長先生は、自分の名前をとっても気に入っています。一生大事にしなければいけないなとも思っています。
 みなさんの名前も同じではないでしょうか。赤ちゃんとして生まれたばかりの時に、お父さんやお母さんから「こんな人に育ってもらいたい」という願いを込めて名前がつけられたはずです。一人一人の名前は、両親からもらった一番大切なプレゼントです。ですから、自分の名前というプレゼントを大切にしていかなければなりません。
 「名前を大切にする」ために、2つのことを話します。1つ目は、自分の名前をていねいに書くことです。プリントが配られたら、まず自分の名前を書くでしょう。図工の作品にも自分の名前を必ず書きます。学校生活の中で、名前を書かない日がないくらい、毎日のように自分の名前を書く機会があります。ていねいな字で書いているでしょうか? 名前をていねいに書くということは、学習にしっかり向かう姿勢でもあり、自分の名前を大切にすることにもつながります。
 「名前を大切にする」ためにすることの2つ目は、返事をしっかりするということです。自分の名前を呼ばれて、すぐに「はい!」と返事をしていますか? 病院で名前を呼ばれて返事をしなかったら、その人はいないと思われてしまいます。教室で出席を取っている時も、また学習中に先生に指名された時も、名前を呼ばれたらまず返事をすることが大切です。「はい!」という返事は、「自分はここにいます」という合図であるとともに、「その名前は、唯一私のことです。」という証であるのです。自分の名前を大切にしましょう。・・・

 子どもの頃、電話帳を開いて、自分の名前が何人も並んでいるのを見てびっくりしたものです。当時はパソコンで検索という手立てはありませんでしたが、ある時、明治時代の実業家に「清水 誠」という人物がいたことを知りました。日本でマッチの製造を行った人物として有名だったそうです。最近では、漫才師に同姓同名を見つけました。
 全校朝会では、保健・給食委員会からの連絡がありました。明日、ハンカチ・ティッシュ調べを行うそうです。毎日きちんと学校に用意してきているか、委員会の児童が各教室に行き、定期的に調査していくようです。(写真)

5月26日(金)

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 4年生は、理科の時間に「電池のはたらき」の学習をしています。3年生の時には、「電気の通り道」という学習があり、電気を通すものと通さないものがあることについて学んできました。4年生の理科では、電流の大きさや向きを変えた場合について、実験を通じて調べていきます。電流の大きさや向きは、電池の数やつなぎ方(電池の向き)を変えることで調べることができます。1組では、モーターにプロペラをつけて、電池の向きを変えるとどう変化するかということについて調べていました。(写真上)
 豆電球は、電池の+極と−極を変えても変化がなく、明かりがつきます。ところが、モーターは電池の向きを変えると回転する方向が変わることが分かりました。今後は、簡易検流計を使いながら、電池の向きによって電流の流れる方向が変わることを確かめていきます。
 2年前に、コロナ禍の影響でミニ四駆が再びブームになったようです。(家にいる時間が増えたため)ミニ四駆は、30年以上前から何度かブームになることがありました。ミニ四駆が登場するアニメが火付け役になり、プラモデルメーカーが各地で大会を開いて広まりました。子どもの時に夢中になった世代が大人になり、自分の子どもと一緒に楽しむことで、再びブームが起こっているようです。
 ミニ四駆を始め、様々なプラモデルで電池とモーターを触っていると、理科で習う電気の単元については理解が早いでしょう。逆に、そういうおもちゃで遊んだことがない子は、理科の実験を通じてたっぷりと経験させてあげることが大切です。
 1校時に、5年2組の道徳の授業観察がありました。「友のしょうぞう画」という資料を使った、「信頼・友情」に関する学習内容でした。幼なじみの和矢と章太が、離れ離れになっても互いのことを思う物語です。・・・主人公の和矢と章太は大の仲良しでしたが、章太は体の筋肉が縮むという難病にかかり、遠くの病院に療養に行くことになりました。2人は文通により友情を確かめ合っていたものの、いつしか章太から便りが途絶えてしまいました。和矢は章太の状況が分からないまま、勝手に章太が自分を裏切ったと考えるようになりました。しばらくして、テレビで院内学級展覧会が開かれていることを知った和矢は、母親と展覧会を見に行くことにしました。章太の作品には、「友のしょうぞう画」という作品名がつけられ、「おさななじみのKくんの顔です。」と書いてありました。自分の肖像画であることを知った和矢は、激しい感動と深い反省をおぼえつつ、真の友情を感じ取りました。・・・昔から繰り返し道徳の資料として使われてきただけあり、とても感慨深い物語です。(写真中)
 5年生の子ども達にとっては、友達とは「いつも身近にいる存在」ととらえていることでしょう。でも、お互いの距離が離れてしまっても、心は通じ合う友情が存在するということを理解させたいところです。
 4校時は、4年2組の授業観察がありました。国語の漢字の広場の学習場面でした。国語の教科書には、年間を通じて漢字の広場のページがところどころに配置されています。教科書に示されている漢字を使って短文を作る学習となっていて、既習漢字の復習を兼ねています。
 今回の漢字の広場は、絵を見て夏の楽しみをテーマに短文を作るという課題になっていました。海水浴や旅行、バーベキューの様子など、夏休みに向けての期待が高まる場面ばかりでした。夏祭りや水泳など、今年の夏はやっとコロナ禍を抜け、いつも通りの取り組みができそうです。(写真下)

5月26日の給食

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献立名           マーボー豆腐丼
              ひき肉と春雨の炒め煮
              牛乳


一口メモ

 マーボー豆腐は、どこの国の料理か知っていますか? 答えは中国です。中華料理の中でも、マーボー豆腐は「四川省」という地域の郷土料理として有名です。
 四川省は、中国の中ほどから少し西寄りの場所にあり、広さは日本全体の面積よりも大きく、8000万人もの人が住んでいます。四川料理と言えば、他にもタンタンメンやホイコーロー、バンバンジー、チンジャオロースなどがあります。そして、唐辛子や山椒、コショウなどの香辛料を使った辛さが特徴になっています。日本でも人気の料理ばかりです。
 給食のマーボー豆腐には、ソラマメと唐辛子で作られている「トウバンジャン」という辛味の調味料を少しだけ入れています。1年生から6年生まで、みんながおいしく食べられるように作りました。

5月25日(木) その2

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 3校時に、2年2組の授業観察がありました。「角がついた かいじゅう」という資料を使った道徳の授業でした。してよいことと、してはいけないことについて考える「善悪の判断」の内容でした。
 漫画を使った短い資料になっています。・・・のりお君が、家で飼っている犬を粘土で作りました。たくみ君は、それを怪獣だと思って角をつけてあげました。通りかかった女の子が「人の作ったものを勝手にいじっちゃだめ」と注意してきました。でも、たくみ君は、「かっこよくしてあげただけだ。」と言いました。そこへ、のりお君がやって来て、「ひどいよ」と悲しい顔をしました。・・・よかれと思ってしたことが、逆に相手を嫌な気持ちにしてしまうことは、日常的によくあるのではないでしょうか。自分の行いが、本当によいことなのかをよく考えて行動することの大切さについて、子ども達と話し合いました。(写真上)
 6校時も道徳の授業観察がありました。6年2組で、「子ども会のキャンプ」という資料を使った「よりよい学校生活、集団生活の充実」に関する学習でした。・・・6年生の明葉は、子ども会のキャンプで班長を任せられ、少し不安を感じながら参加します。キャンプ2日目に事件が起きました。食器を運んでいた3年生のむつみが石につまずき、カレーがこぼれてしまいます。明葉は、班長として周りから責められながらも、他の班からカレーを分けてもらいに回りました。班にもどった明葉は、むつみを諭し「わざとではなくても失敗は失敗として謝ろう」と、一緒に謝ります。周りから「一生懸命やっていたのだから、しかたがないよ」と励ます声が出され、やがてむつみにも笑顔が戻ります。そんな明葉に対しては、評価や感謝の言葉がかけられ、キャンプが小学校最後の夏休みのいい思い出として、明葉の心に残りました。・・・自分の役割りに責任をもち、正しく判断して行動に移すことが「役割を果たす」という結果につながります。
 どの子も、よく考えて自分の意見をまとめていました。また、友達の意見を聞いて、さらに自身の考えを深めていくのも道徳の授業では大切なことです。6年生は、3週間後に移動教室を控えています。それぞれの役割分担を担って準備していくことになります。2泊3日の宿泊学習が、小学校生活のすばらしい思い出に残るように、しっかり自分の役割を果たしてもらいたいと思います。(写真下)

田植え(5年生)

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 5年生では毎年、総合的な学習の時間で米づくりに挑戦しています。

 今日は天気に恵まれたので、稲の苗を田んぼに植えました。水を張った田んぼは、とても足場が悪く、子ども達は転びそうになりながら苗を植えていました。小さい田んぼにみんなで並び、腰をかがめて行ったので、田植えの大変さを感じることができました。

 その後の振り返りでは、「米づくりの大変さを知った」「たくさん収穫するためにはどうしたらいいのか調べたい」「お米に限らず、食べ物を大切にしたい」と様々な視点でカードに書くことができました。

児童集会「〇×クイズ集会」

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 今年度初めての児童集会がありました。
 集会委員会が企画した内容は「〇✖クイズ」です。学校に関わるクイズを出題し、旭町小に詳しくなるとともに楽しく過ごすことができました。集会委員会の子供たちも予想外の盛り上がりに驚いていましたが、落ち着いた司会進行で会を支えていました。
 次回の児童集会も楽しみです。

5月25日(木) その1

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 1年2組の子ども達が、アサガオの観察をしていました。校庭にアサガオの鉢を持って移動し、観察カードに双葉の絵を描きました。種まきをしたのは、ちょうど2週間前のことでした。毎日欠かさずに水やりをして、4〜5日後には、かわいらしい芽が出てきました。今週に入って、さらに葉が大きくなり、ハート型の双葉がそろいました。
 昨日までは少し気温の低い日が続きましたが、これから夏に向かって暑い日が多くなってきます。それと同時に、アサガオもぐんぐん大きくなっていくことでしょう。双葉の間から、次に茂ってくる本葉が顔を出し始めている鉢もありました。(写真上)
 5年生は、学校の田んぼに裸足で入り、田植えの作業を体験しました。稲の苗は、毎年埼玉県の川越の農家から分けていただいています。力強く青々と伸びた苗の束から、3〜4本ずつ手でちぎり取って植え付けていきました。
 狭い田んぼなので、一人ずつの作業はほんの少し体験できる程度です。しかし、実際の田植えの感覚は、裸足になった足の裏からしっかりと感じ取ることができました。少し田植えをしただけで「腰が痛い…」と言っていた子がいました。農家の人たちの苦労を感じることができたようです。(写真中)
 苗を持った手を、しっかり泥の中に突っ込んで田植えをしなければなりません。手首まで泥水の中にいれるのが嫌なのか、苗の上の方をつまみ、置くようにして田植えをしていた子がいました。手を汚すという経験も、子どものうちにきちんとさせておきたいものです。
 2校時に、4年1組の授業観察がありました。社会科「わたしたちのくらしと水」の学習に入る最初の授業場面でした。
 まず、旭町小の水道の使用量がどれだけあるのかを、子ども達に示していました。4〜5月の2か月間で、1054立方メートル(1日あたり、約17000リットル!)もの水を使っていることが分かりました。次に、学校で何に水を使っているのかをみんなで考えてみました。全校児童が手を洗ったり、水を飲んだりします。トイレで使ったり、掃除をする時、花の水やり、スプリンクラーでも使っています。また、一番多く使われているのは、給食室での調理や食器の洗浄でしょうか。さらにこれからの時期は、プールで大量の水を使うことになります。(写真下)
 同様に、家庭で使われている水についても考えていきました。子ども達は、自分の家でもたくさんの水が毎日使われていることを感じ取りました。今後は、学校や家庭まで、どのように水が届いているのかを調べていきます。

5月25日の給食

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献立名           田舎うどん
              チキンチキンごぼう
              牛乳


一口メモ

 「チキンチキンごぼう」は、山口県の学校給食から広まり、山口県ではおなじみの料理だそうです。一口サイズの鶏のから揚げと、素揚げにしたごぼうを甘辛いタレで絡めた料理です。今日はうどんと組み合わせましたが、ご飯にもよく合うおかずです。
 始まりは、ある小学校の栄養士が、「給食のレシピがマンネリ化している」ということから、各家庭のオリジナル料理を募集したところから生まれました。「チキンチキンごぼう」という名前は、子どもがリズムよく覚えられるようにとつけられたそうです。
 旭町小発祥になるようなおすすめの家庭料理があったら、ぜひ教えてください。

5月24日(水) その2

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 3校時に、1年2組の授業観察がありました。算数の授業で、「なんばんめ」という学習をしていました。今までの算数の時間では、1〜10までのものの数を数える学習を中心に行ってきています。しかし、数には、順序を表す時にも用いられる場合があります。かけっこの1位、2位…や、前から何番目という場合の数字です。
 まず、この単元の最初の学習は、「前から3人」と「前から3人目」の違いを理解させる内容がありました。「前から3人」が3人全てを言うのに対して、「前から3人目」は3番目の1人を表しています。算数でありながら、国語の力も必要とされる学習です。
 続いて、「ばしょは どこかな」という学習があります。1列に並んだものを「前から何番目」、「後ろから何番目」というように言い表していきます。今日、2組で行っていた学習は、さらに平面(二次元)での位置を言い表す内容でした。教室の机の位置を「前から何番目で、左から何番目」というように言い表していきます。(教科書39ページ)
 この座標の考え方は、1年生にはとても難しい思考です。「前から…」という場合もあり、「後ろから…」とも言えるので、前後と左右からの位置で言い表す方法は、何通りかあります。また、列で見ていくことになるので、きっと大人が見る感覚とは違う困難さが1年生にはあるのでしょう。教科書の絵はかわいらしい動物の絵なのですが・・・。(写真上)
 4校時は、6年1組の授業観察に行きました。算数の「分数のかけ算を考えよう」の単元を学習していました。分数同士のかけ算は、分母同士と分子同士のかけ算で答えが求まることは前時に学習済みです。今日は、約分がある場合の計算方法について考えていきました。
 まず、子ども達の自力解決では、分母同士・分子同士のかけ算をしてから約分をする方法と、計算途中で約分をする方法が出されました。数が大きくなってくると、途中で約分をしてしまう方が簡単であることが分かります。さらに、3つの分数のかけ算の場合には分母分子がかなり大きくなってしまい、後から約分をするのが大変であることが分かりました。
 今年度も、全校で算数の校内研究に取り組んでいきます。昨年度から、課題解決のための計画を立ててから自分の考えを出すとともに、友達と考えを説明し合う交流タイムを実践しています。子ども達にもきちんとその方法が定着していて、すぐに教室内で意見交流が始まりました。同時に、6年生として真剣に学習に取り組む姿勢も感じられました。(写真下)

グリンピースのさやむき(2年生)

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 旭町小学校では、食育の一環として、1年生はソラマメ、2年生はグリンピースのさやむきを体験しています。
 今日は、2年生が15キログラムのグリンピースのさやむきをしました。
 さやをむく時に、パカッと音がするのがとても楽しかったようです。1つのさやに9個も入っているものもあり、びっくりしていました。さやの内側に、支えになるへたのようなものが付いていることに気付いた子もいました。
 昨年のソラマメは、さやの中がふわふわだったけれど、グリンピースはつやつやだったという気付きもありました。
 給食のグリンピースご飯は、グリンピースが苦手な子も美味しいと言って食べていました。ほかにも、グリンピースを使った料理を知りたいと感想を書いた子もいました。
 旬のグリンピース、ご家庭でも是非メニューに取り入れてみてください。

5月24日(水) その1

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 1校時に、2年生がグリンピースのさやむき体験を行いました。大きなかごにどっさりと入ったグリンピースがそれぞれの教室に届きました。最初に、栄養士さんからグリンピースの秘密についての話がありました。
 グリンピースは、サヤエンドウと同じ仲間です。というよりも、全く同じものです。確かに見た目も違うし、さやを食べるか実を食べるかという大きな違いがあり、全く違う種類のように思いがちです。しかし、昔は同じ種を使い、若いうちにサヤエンドウとして収穫し、一部をグリーンピース用に残して実を成熟させていました。今は品種改良が進んで、それぞれ専用の種を使っているようですが、それでもサヤエンドウを成熟させればグリーンピースになります。
 2年生も、あらかじめ紙を折って、グリンピースを入れる箱を用意していました。さやを縦に持ち、端の方を指で押すと「パチッ」と音がして割れ目ができます。さやを真っ二つに割ると、まん丸のグリンピースが行儀よく並ぶ様子を見ることができました。(写真上)
 先週は、1年生がソラマメのさやむきをしました。グリンピースのさやむきを2年生にしている理由は、子ども達の様子を見ているとすぐに分かります。グリンピースは丸いので、コロコロと転がってしまいます。どちらのクラスでも、さやむきに慣れてくるほどグリンピースを床に落とす子が増えていきました。2年生でもこれだけ大変なのですから、1年生には難しいでしょう。(集めたグリンピースは、給食室でよく洗って調理しています。)
 今日の給食は、グリンピースご飯でした。旬のグリンピースを生の状態から調理していたので、とてもおいしく感じられました。コロコロと転がるグリンピースに苦戦した2年生の子ども達は、さらにおいしく感じたことでしょう。
 2校時に、3年1組の授業観察がありました。道徳の「持ってあげる? 食べてあげる?」という教材を使った「親切、思いやり」について考える授業でした。「友達に親切にしましょう」という言葉は、小学校に入る前から言われてきているはずです。親切にすることはとても大切であり、当たり前のようにしてあげなければならないことであると、どの子もとらえています。しかし、友達に「してあげる」こと全てが、本当に親切と言えるのでしょうか?
 まず、電子黒板にスライドを映し、資料提示をしていきました。1つ目は、やさしい人になりたいと思っている「わたし」が、学校の帰りに友だちのランドセルを持ってあげる場面です。「重いからランドセルを持って。」と言われて自分の分の他にもう1つランドセルを持ちました。「よかった。みきちゃん喜んでくれた。ランドセル重いけど、優しい人になるために、がまん、がまん。」と言っています。(写真下)
 2つ目は、給食の場面です。たけし君が、「ナスを食べて。」と言ってきました。「私はナスが好きだし、たけし君はナスが嫌いだから、食べてあげれば2人ともうれしくなる。たけし君に優しくできてうれしいな。」と言っています。
 子ども達からは、「頼みごとを引き受けてあげることはいいことだと思う。」という考えや、「相手のためによくないと思う。」などの考えが出されました。相手の気持ちを考えない「お節介」や身勝手な押し付けに協力することは、親切とは言えないことに気が付いたようです。相手のことを考えた「本当の親切」について考えを深めました。

公園探検(1年生)

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 上練馬公園に行き、公園探検を行いました。
 校庭にはない遊具で遊んだり、虫やお花を見つけたりして、公園内を立派に探検することができました。中には、見つけたお花をプレゼントしてくれる児童もいました。

5月24日の給食

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献立名           グリンピースご飯
              つくね焼き
              五目汁
              牛乳


一口メモ

 今日は、グリンピースを混ぜた「グリンピースご飯」を作りました。
 グリンピースというと、苦手という子がいるかもしれません。よく使われているグリンピースは冷凍のものですが、今日は収穫したての生のグリンピースを使っています。生のグリンピースを楽しめるのは、この時期だけのことです。いつものグリンピースとはひと味もふた味も違う、おいしい豆の味を感じることができます。
 また、今日のグリンピースは、1校時に2年生がさやむきをしました。全校分のグリンピース15kgを、一生懸命にむいていました。2年生に感謝しながら、全校でおいしくいただきました。

5月23日(火)

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 1校時に、4年1組の図工の授業観察がありました。「へんてこ山の物語」という題名の平面作品に取り組む授業でした。「へんてこ山」という言葉から、自分なりに想像を広げて物語を作り、並行してそれを絵に表していきます。図工の授業において、「思考力、判断力、表現力」を培うのにぴったりな教材です。
 授業では、画用紙とともに罫線の入った「物語シート」が配布されていました。自分で考えたへんてこな山が出てくるお話を、シートに文章でも書き込むようにします。例えば、「その山は、いつも怒っている山でした。」と書いたとしたら、山の色や形はどうしようかな? と考えて、絵に反映させていきます。自分の想像で絵を描いていきながら、考えついた物語によって新たに絵が加わったり、色の使い方が変わったりと、どんどん変化していく作品です。
 他の教科も同じですが、授業の始めにしっかり本時のめあてをもたせることが大切です。黒板には、板書カードできちんとめあてが提示されていました。また、絵の具の使い方についての指導も行われていました。パレットや水入れの基本的な使い方や、鉛筆の線が見えるように絵の具の濃さを調節すること、筆の使い方なども指導してから作品づくりに取りかかりました。(写真上)
 ところで、へんてこ山の「へんてこ」という言葉は、久し振りに聞いたような気がします。へんてこの「へん」は、漢字で「変」です。「変わっている」や「変だ」という意味に、接尾語の「てこ」(〜のようだ)をつけた言葉です。そのため、単に「変だ」というのではなく、少しかわいげがあり、親しみを込めた響きがします。4年生の子ども達から、どんなへんてこ山の物語が生まれるのか、作品の完成がとても楽しみになりました。
 2校時は、2年1組の授業観察に行きました。算数の「長さをはかってあらわそう」の学習でした。昨日は、1年生の長さの学習の復習として、テープを使った長さ比べをしている様子をお伝えしました。今日は、長さの共通の単位として「cm」があることを指導していました。(「cm」の書き順の指導もしました。)
 教科書の後ろの付録ページには、1cm目盛りの簡易物差しがついています。それを切り取り、0から15までの数字を書いて、手作り物差しを作りました。これを使えば、昨日の鉛筆の長さ比べも簡単です。きちんと数値で長さを比べることができました。
 続けて、教科書の練習問題にも取り組みました。2年生の保護者の方は、42ページの3番の設問をよく見てください。図を見ながら、クレヨンとクリップの長さを答える問題になっています。簡易物差しの「0」の位置に合わせてあるクレヨンは、簡単に「7cm」と答えが出ます。しかし、物差しの途中に置いてあるクリップの長さは、間違えている子が何人かいました。1cmずつの目盛りの数を数えずに、クリップにかかっている線の数を数えたのか、「4cm」と答えている子が多かったのです。教科書の問題は、どれも実によく考えて作られているものです。(写真中)
 3年生は、総合の学習の時間にカイコの飼育に挑戦しています。先週木曜日は、その日の朝、卵から孵化したばかりの「毛蚕(けご)」という段階の幼虫を観察していました。今日は、それから5日経った「2齢」と呼ばれる幼虫の観察をしました。
 1組では、各自にプリンカップに1匹ずつ分け入れて観察をさせつつ、テレビ画面には大きく拡大した姿も映し出していました。書画カメラで拡大しているので、人工のエサに幼虫が群がって動く様子を生々しく見ることができました。(写真下)
 幼虫は、脱皮をしながら大きくなっていきます。1回目の脱皮で脱いだ皮も確認できました。(先生が指をさしているところ)これからも定期的に観察し、幼虫が大きくなっていく様子を見守っていきます。体とともに、フンの大きさも変わっていくことに気がついていくでしょう。

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