4月24日(月)牛乳 ベーコンソテー ぶどうゼリー 「ベーコン」という名前は本来、豚肉の部位名で、三枚肉やばら肉のことで、この部分の肉を塩漬けしたり、木材の煙でいぶしたりしたものも「ベーコン」とよばれるようになりました。 豚ばら肉の他にも、豚ロース肉を使用した「ロースベーコン」、豚肩肉を使用した「ショルダーベーコン」などもあります。 「ベーコン」はタンパク質と脂質が主成分で、脂質はソーセージやハムに比べて多く含まれていますが、豚肉が原料なのでビタミンB1も多く、疲労回復効果が期待できます。塩漬けしたり、木材の煙でいぶしたりしたものなので、特有の風味をもたせると同時に、保存性も増します。 4月21日(金)牛乳 のりの佃煮 五目肉じゃが 茎わかめのきんぴら 江戸時代から保存食として食べられてきた「佃煮」は、現在の東京都中央区佃周辺あった佃島にちなんで生まれた東京の名産品です。 江戸幕府始まりの時に徳川家康が、墨田川河口にある佃島に、漁師たちを移住させたことで、この地は漁業の中心的な場所となりました。漁師が江戸湾で採れた小魚や貝などを味付けして煮たものが始まりです。 佃煮にされるのは イカナゴのような小魚、アサリなどの貝類、昆布などの海藻類が用いられました。しそやごまなどを加えることもあります。 今日は海苔で作った「佃煮」です。 4月20日(木)牛乳 鯖のにんにくみそ焼き キャベツときゅうりの和え物 さといも汁 「たけのこ」とは皆さんもご存知のとおり、竹の芽の部分です。竹にはいくつかの種類がありますが、「たけのこ」とはすべての竹の芽の総称として使われています。 「たけのこ」の食べごろは土から少し顔を出すか出さないかのときに限られます。十日もすると若竹に成長してしまうので、それだけに有り難く、季節を感じることができるご馳走です。 「たけのこ」はそんなに成長が早いにもかかわらず、竹の寿命は百年以上とも言われています。不思議ですね。 今日の「たけのこご飯」は「たけのこ」の旬である3月から5月にかけての時期なので、新たけのこの混ぜご飯を作りました。新たけのことは生のたけのこのことです。この「たけのこご飯」を食べて、春の訪れを感じてください。 4月19日(水)牛乳 豆腐とツナの揚げ餃子 日本で「餃子」といえば焼き餃子が一般的だと思います。カリッと焼いた皮とジューシーな具材を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか? 一方で中国では焼き餃子ではなくて水餃子が主流であり、そもそもは貴族の食べ物として知られていたそうです。揚げ餃子は、日本ではよく見かけるものの、中国ではあまり一般的ではないようです。揚げ餃子の発祥は、モンゴルの代表的な国民食として人気のあるホーショールと呼ばれている「餃子」です。主な具材として羊や牛のひき肉を皮に包み、揚げています。屋台や食堂、もちろん一般の家庭でも日常的に食べられているモンゴルの定番料理です。 今日の給食では豆腐やツナを餃子の皮で包み、油で揚げて揚げ餃子を作りました。 4月18日(火)牛乳 キャベツのキッシュ風 チキンのカレースープ 「キッシュ」とはフランスのアルザスロレーヌ地方発祥の家庭料理で、「キッシュロレーヌ」とも呼ばれています。卵や生クリームまたは牛乳、チーズ、ベーコン、野菜などを混ぜ合わせた卵液を「アパレイユ」と言い、「アパレイユ」をパイ生地やタルト生地の中に流し入れてオーブンで焼いたものです。 「キッシュ」という名前は、ドイツ語でケーキを意味する「クーヘン」に由来するとされています。フランスのロレーヌ地方はドイツとの国境に近く、言葉も影響を受けていたようです。「クーヘン」がロレーヌ語の「キューシュ」へ、さらにフランス語の「キッシュ」へと変化していきました。 今日の給食では「アパレイユ」をパイ生地やタルト生地ではなく、カップに流し入れて、オーブンで焼きました。 4月17日(月)牛乳 チンゲン菜のスープ 果物 今日の果物は「りんご」です。「りんご」は人類が食べた最古の果物で、起源は約8000年前とされています。16世紀以降に欧米での生産が盛んになり、日本では明治時代から本格的に栽培が始まりました。栄養価が高く、食べやすいため、世界中で好まれています。欧米では「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と言われてきました。それは、1日1個のりんごで医者がいらなくなるほど、りんごは健康にとってよい食べ物だという意味です。りんごポリフェノールは、動脈硬化を抑制する作用、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を抑える作用、むし歯の原因となる歯垢形成酵素の働きを阻止する作用、肌を白くする作用などが知られています。 4月14日(金)牛乳 しらすのふりかけ 根菜のピリ辛炒め 厚揚げとねぎのそぼろ煮 「ふりかけ」を考案したのは熊本県の薬剤師さんです。時は大正時代初期のことです。カルシウム不足を補うために薬剤師さんは魚の骨を粉にして食べることを思いつき、また胡麻や青のりを調味料に加えることで魚が苦手な人でも食べられると考え、それをご飯に乗せて食べたことが「ふりかけ」の始まりです。その後大正14年、白身魚を乾燥させ粉にしたものを昆布の粉と混ぜ、醤油ベースで煮込んだものを乾燥させ、胡麻や海苔を加えた商品を考えました。当時「ふりかけ」は高級品だったため、一定の階級の人々しか食べられていなかったようです。時代が変わるにつれて今では「ふりかけ」というと庶民の味方のような存在になりました。 4月13日(木)牛乳 和風ハンバーグ きゅうりともやしのごま和え 具だくさんみそ汁 今日の献立の「きゅうりともやしのごま和え」に入っている、「もやし」は植物名ではなく「萌やす」という動詞を名詞化して、「もやし」になったそうです。 米、麦、豆類、野菜などの種子を水に浸し、暗所で発芽、生長させたものです。 通常、「もやし」と言うと、豆類から作られたものを指し、なかでも「けつるあずき」から作るブラックマッペと、「緑豆」から作る緑豆もやしが最も多く市場に出回っています。そのほか、「大豆」から作る大豆もやしや牧草の種子から作るアルファルファが、「糸もやし」ともよばれ人気があります。 全体の90%以上が水分でできている「もやし」ですが、水分をのぞいた残り10%の部分に栄養成分がギュッと詰まっている野菜です。 生徒会入会式と部活動紹介
新入生を歓迎する意を込めて、4月11日(火)5・6校時に生徒会入会式と部活動紹介を行いました。
新入生は、所属してみたい委員会や部活動が決まったでしょうか?! 4月12日(水)牛乳 トックスープ 白ごま豆乳ゼリー 韓国のお餅を「トック」と言います。日本のお餅との大きな違いは原料にあります。日本のお餅は「もち米」から作られていますが、トックは「うるち米」から作られています。「うるち米」は、日本ではいわゆる普通のごはん用のお米として扱われており、もち米から作られた日本のお餅は非常に柔らかい食感で、加熱するとよく伸び溶けやすくなることが特徴です。一方「トック」は、モチモチしているものの日本のお餅ほどの粘り気はなく、サックリとかみ切れるような歯ごたえがあり、日本のお団子に近い食感が楽しめます。代表的な「トックスープ」は、野菜や肉を入れて煮込んだ、お雑煮のような料理です。 4月11日(火)牛乳 揚げ魚のマリアナソースがけ 茹でキャベツ いんげん豆のクリームスープ 今日の献立の「揚げ魚のマリアナソースがけ」のマリアナソースはトマトソースの一種で、イタリア料理に使用されます。イタリア語で「船乗りの」を意味する「マリナーラ」がなまって「マリアナ」になったと言われており、イタリアの都市ナポリの船乗りがよく食べていたことが由来とされています。 魚だけでなく豚肉や鶏肉、レバーとの相性もよく、ケチャップの甘さと野菜がよく絡んで子供たちも大好きな味です。 今日は「セルフサンド献立」なので、横割りのパンに茹でキャベツと揚げ魚のマリアナソースがけを挟んで食べてください。 マスクの着用について
表題の件につきまして、先日プリントを配付しました。
令和5年度から、教育活動において、基本的にはマスクの着用を求めないこととなりました! 詳細は下記リンクの通りです。ご確認をお願いいたします。 マスクの着用について 入学式
4月7日(金)入学式を実施しました。
今年度は、保護者の方々の人数制限も行わず、在校生も出席することができました。 国歌斉唱や校歌斉唱も実施しました。 吹奏楽部の皆さんによる入退場時の演奏がとても素敵でした。 そして何より、新入生や在校生の皆さんの式に臨む態度がとても素晴らしく、厳かな入学式を実現できました。 保護者の方々にも積極的にPTA活動にも参加していただき、委員をスムーズに決めることができました。 新入生の保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。 4月10日(月)黄金赤飯 牛乳 鶏の照り焼き こんにゃくと小松菜のごまみそ炒め 紅白すまし汁 日本では古くから赤い色には邪気を祓う力があると考えられており、加えてお米が高級な食べ物であったことから、神様に赤米を炊いて供える風習があったと考えられています。 そこから災いを避ける、魔除けの意味でお祝いの席で振る舞われるようになりました。また、関東地方では小豆の代わりに「ささげ豆」が広く使われてきました。これは、皮の薄い小豆が胴の部分で真っ二つに割れる様子に「切腹」が連想される、として武士の多い関東では「縁起が悪い」と好まれなかったことに由来します。「ささげ豆」は皮が分厚いので、小豆のように簡単に割れません。この風習が現在でも色濃く残り、関東のお赤飯は「ささげ豆」を使うところが多いようです。 今日は入学・進級お祝い献立です。「黄金赤飯」には「ささげ豆」とさつまいもが入っています。 |
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