9月4日(月) その21組では、「やくそく」という物語の音読練習をしていました。今日から音読の宿題が出るようです。最初の場面の読みの確認をしていました。物語全体は、1学期に学習したものよりもずっと長くなっています。話の内容をとらえるためにも、繰り返しスラスラと読めるように、毎日音読をすることが大切です。(写真上) この「やくそく」という物語の作者は、小風 さち(こかぜ さち)さんです。「わにわに」シリーズや「こぶたのピクルス」シリーズなど、誰もが一度は手にしたことのある絵本作家です。教科書の「やくそく」では、とてもかわいらしい青虫たちのイラストが載っています。最後の場面では、葉っぱの上で背伸びをして遠くを見ようとする青虫が描かれているのも印象的です。お話の内容は、自分のことだけを考えてけんかをしていた3匹のあおむしが、広い世界に驚き、「それなら、みんなでいこう。」と一緒に海に行くことを「やくそく」する物語です。話の続きを想像するのも楽しくなるような物語として書かれています。 高学年の各教室では、読書感想文の作成に取り組んでいました。6年2組では、読書感想文の書き方について説明しているワークシートを活用し、作文の組み立て方から指導していきました。 「はじめ」の部分の書き方として、「この本を読んだきっかけ」や「同じ体験・題名から考えたこと」を書くようにします。確かに、読書感想文の書き出しは難しいものです。図書室で本を選んでいる時に、題名や表紙の絵に目が留まったことから書き始めるのもよいでしょう。また、自分の好きな分野や作者がきっかけで本を選んだということもあるでしょう。 次に、重要な「中」の部分の書き方です。ワークシートには、「登場人物の気持ちを想像する」、「気に入った表現・他の物語と比べる」というヒントが書かれていました。誰もがおちいりやすい感想文のあるあるに、「あらすじばかり書いてしまう」というのがあります。国語の物語文の授業でやっているように、読んだ中から登場人物の気持ちを想像してそれを書くのが感想文です。あるいは、自分だったらどうしただろうと感想をふくらませて書いていきます。 最後に、「終わり」の書き方として、「物語全体をまとめる」、「これから自分はどうするつもりか」を書くようになっていました。一冊の本を読み、これから自分はこの登場人物のように生きていきたい…なんて書けたら、すばらしい読書感想文になりそうです。(写真中) 中学生の頃、課題図書2冊から1冊を選び、読書感想文を書くのが夏休みの宿題になっていました。課題図書は、「ろうそくの科学」と「マゼランの世界一周」(題名は不確かです)でした。理科好きの私は、ろうそく…の本を選びました。様々な実験をしたことが書かれている本で、「こんなんで感想文なんて書けるか!」と思い、マゼラン…の本に切り替えることにしました。ところが、マゼランはとても分厚い本で、まず読み切るだけに相当な日数がかかりそうな気配でした。そこで、本の途中からワープし、結末の数ページを読んで感想を書くことにしました。「マゼランは、船で世界一周をしてすばらしい人物だった。」・・・ところが、学校で友達からマゼランが旅の途中、毒矢で殺されていたことを聞きました。すでに感想文を提出した後のことでした。 1年2組の教室に、タマムシが入った虫かごが置いてありました。夏休みの終わりに用務主事さんが校庭で見つけて、子ども達に見てもらおうと低学年の教室に持ってきてくれました。土曜日までは元気だったのですが、今朝は動かなくなっていました。タマムシの寿命は数週間とのことです。 子どもの頃は、田舎に住んでいたこともあり、タマムシを見るのはそう珍しいことではありませんでした。東京のような都会では珍しいはずですが、練馬区の光が丘公園が近くにある旭町小では、こういう虫たちがたくさんいるのかもしれません。(2年生の生活科で、1学期に上練馬公園でタマムシを見つけた子が確かいたような…) タマムシは、その名の通り、背中の光沢が玉虫色に輝いて見えます。1年生の子ども達は初めて目にした虫だったのか、とても驚いていました。(写真下) ちなみに、タマムシの背中の光沢は、天敵の鳥から身を守るための工夫ではないかと言われています。ベランダに吊るしてあるCDは、光沢による光の反射で鳥を追い払っています。それと同じ効果があるのでしょう。 9月4日の給食春雨のピリ辛炒め 冷凍パイン 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、暑い日にはうれしい「冷凍パイン」です。 学校の給食室には、食品を保存するための冷凍庫がないので、冷たい状態でおいしく食べられるように、業者さんにお願いして給食時間の少し前に合わせて持ってきてもらいました。冷たいデザートを楽しめるようにしました。 クイズです。パイナップルは、あるものに似ていることからこの名前がつきました。そのあるものとは何でしょう? (1) 松ぼっくり (2) はりねずみ (3) たわし 答えは、(1)の松ぼっくりです。見た目が松ぼっくりに似ているので、英語で「松」という意味の「パイン」と果物の「アップル」を組み合わせて、「パイナップル」という名前になったそうです。 9月4日(月) その1全校朝会は体育館で行いました。「自由研究の思い出」という話をしました。 ・・・先週金曜の始業式の日に、大きな荷物を持って登校してくる子がたくさん見られました。夏休みの自由研究で作った作品を大切に学校まで運んで来たようです。夏休みが始まる前に、「長い休みならではの課題にしっかり取り組みましょう」という話をしました。その一つに自由研究がありました。そして、「あらかじめしっかり計画を立てておかないと、休みに入ってからなかなか取り組むことが難しいですよ」という話もしたはずです。計画通りに自由研究を行うことができたでしょうか。 自由研究で行う内容が決めてあったとしても、42日間の休みのいつから取り組むかというのは、なかなか難しいものです。休みに入ってすぐに取り組み、「ああ、一つ宿題が終わった!」とホッとするタイプの人もいれば、「長い夏休みなんだから、後でやればいいさ」と、結局ずるずると夏休みの終わりのぎりぎりになってやっと取りかかるタイプの人もいるでしょう。あるいは、家の人に何度も言われてやっと自由研究に取り組んだという子もいたのではないでしょうか。 校長先生は、小学生の頃は何でもぎりぎりにならないと課題ができないタイプの子でした。夏休みの自由研究でも、同じように気まずい思いをしたことがあります。6年生の夏休みのことでした。小学校最後の夏休みということもあって、何かしっかりとした自由研究をしようという心意気で夏休みを迎えました。ところが、8月の後半になっても自由研究のことは少しも考えずに過ごしてしまいました。8月29日になり、「あと3日あるから大丈夫」と思い、8月30日になり、「あと2日あるから大丈夫」と思い、そしてとうとう8月31日になりました。さすがにこれはまずいと思い、町の図書館に行きました。そこで目に留まったのが「子どもの科学」という雑誌の水中の微生物の記事でした。ノートにそのまま書き写し、表紙に「夏休みの自由研究 水中の微生物」と書きました。 翌日の9月1日、なんとなく重い足取りで久し振りの学校に着きました。クラスの友達は、自由研究に立派な工作や旅行記を持ってきていました。すぐにクラスで自由研究の発表会がありました。自分の番になり、ノートに書き写した水中の微生物について発表しましたが、1ページしかない内容なのであっという間に発表が終わりました。自分で実際に川や池に行って微生物の観察をして調べていたのなら、すばらしい自由研究になっていたはずです。立派な自由研究にするには、夏休みに入ったら早めに取り組まなければならないと、その時になって反省したのでした。 さて、みなさんの自由研究はどうでしょう。きっと今日あたりから、クラス内で発表会をしていくのではないでしょうか。そして、教室や廊下にたくさんの自由研究の作品が展示されることになります。友達の作品を見てたくさんのことを学びましょう。一人一人の作品から、いろいろな工夫を探してみてください。こういう自由研究を今度やってみたいなというヒントがもらえるかもしれません。さらに、自分のクラスの作品だけでなく、隣のクラスや他の学年の作品も見ることができるとよいですね。・・・ 続いて、代表委員会から運動会のスローガンの発表がありました。今年の運動会のスローガンは、「太陽のような笑顔で 旭町の力を出そう」に決まりました。来週から、いよいよ運動会の練習時程が始まります。(写真) 9月1日(金) その2その他に、学級の係を新しく決めたり、座席替えをしていたクラスも多く見られました。そして、必ずどのクラスでも行われていたのが「2学期の目標」を決める活動です。それぞれの学年で作成したカードに記入させ、教室の後ろに掲示していました。 1年2組では、学習目標と生活目標にはどんなものがあるか、担任の先生が具体的に教え、黒板にたくさんの例を書いてあげていました。それでもカードが配られると、「どんな目標にしようかな?」と、鉛筆を持つ手が止まっていた子が多く見られました。2学期の学校生活は、長期にわたります。12月の最後まで、しっかり自分の目標に向かってがんばっていけるように指導していきます。(写真上) 5,6年生は、夏休みに家庭科の宿題がありました。調理実践したことを絵や写真とともにまとめてくる「家庭科チャレンジカード」です。6年生は、「炒める料理」に挑戦するという課題でした。廊下のクリアファイルに入れたので、様々なアイデア料理が掲示物として見られるようになっています。(写真中) こういう宿題は、家庭の協力なしには成り立ちません。食材を切ったり炒めたり…ということは子どもが全てやったとしても、包丁や火を使うわけですから、保護者の皆様に安全面を見守っていただきました。また、カードには「家族の感想」という欄もありました。今回の学校だより(巻頭言)で、子どもへの一言の大切さについて書きましたが、やはりこういうことは保護者の方々は上手だなと感じました。 来週の学校公開や、夏休みの作品展示会で来校した際にぜひご覧いただければと思います。出来上がりの写真を見ただけで、思わず生唾を飲むほどおいしそうな料理ばかりです。6年生の実践の中から、具体的にいくつかを紹介します。「そうめんチャンプルー」…えびやツナ、キャベツ、しいたけ等、具材たっぷりなチャンプルーです。麺がくっつかないようにごま油をからめたり、ゆで時間を短くして食感を出すなど、工夫満載の料理になっています。「お子様ランチ風 枝豆ハムチャーハン」…枝豆をチャーハンの周りに彩ったり、お子様ランチのように「旗」をちゃんと飾ってある凝りようです。値段がつきそうなほどの完璧さです。「歯ごたえたっぷりパスタ」…ナスを入れたトマトソースのパスタです。ナスの切り方を工夫して食感を出したようです。昆布茶をかくし味として入れたそうで、食べてみたくなりました。「激うま エビバターチャーハン」…にんにくや白だしを入れて味付けをしたようです。プリッぷりの大きめのエビが入っています。バターも入ってカロリーが高そうですが、ぜひ食べてみたくなりました。 2学期から、3年間閉鎖していた冷水器が使えるようになりました。コロナ禍の3年間、練馬区では冷水器の使用を見合わせていました。夏休み中に「使用中止」のカバーを外し、学童やひろばの子ども達には先に使ってもらっていました。今日から学校の休み時間にも使ってよいことにしました。 「冷水器ってなあに?」と、1〜3年生の子ども達は機械そのものの存在を初めて知ったようです。そして、ボタンを押して冷たい水が出てくることにびっくりしていました。(写真下) 「順番に並んでいる子がいたら、早めに代ってあげる」、「口をつけて飲まない」、「水筒に水を入れない」…などの約束については、来週の朝会で全校児童に指導します。もちろん、来校された際は、保護者の方々にもお使いいただけます。また、水筒の持参は、これから運動会の練習もあるので継続していきます。 ちなみに旭町小では、各階に冷水器が設置されています。1日に1回、タンク内の水が自動的にとり替えられ、新鮮な水が供給できるようになっています。 9月1日の給食野菜とコーンのソテー オレンジゼリー 牛乳 一口メモ 今日から2学期が始まりました。夏休みは、長いようであっという間でしたね。楽しい夏休みを過ごすことができたでしょうか? 休み明けは眠気やだるさがあったり、やる気が出なかったりすることがあるかもしれません。朝起きたら、朝日を浴びて朝ご飯をしっかり食べること、そして学校では元気に体を動かし、給食をしっかり食べて夜ぐっすり眠るという生活リズムに戻していきましょう。 2学期も、全校児童が学校に来ることが楽しくなるような給食を予定しています。楽しみにしていてください。 9月1日(金) その1始業式は、体育館で行いました。2学期のスタートに向けて、次のような話をしています。 ・・・42日間にわたる長くて暑い夏休みが終わりました。みなさんは、この夏休みをどのように過ごしていましたか? 今年の夏はコロナ禍が明けて、久し振りに田舎の親戚の家に出かけたり、家族旅行を楽しんだりした子が多かったのではないでしょうか。また、友達と遊んだり、夏休みの自由研究にじっくり取り組んだりといった、長い休みならではの思い出ができたことでしょう。 ところで、夏の全国高校野球大会が14日間にわたって行われ、先週水曜日まで、毎日熱戦が繰り広げられていました。テレビでその様子を見た子が多かったのではないでしょうか。東京は連日猛暑が続きましたが、高校野球があった甲子園球場も相当な暑さだったと思います。選手たちは、汗まみれ、そして泥まみれになりながらも、精一杯がんばっていました。 どの出場校も、それぞれの都道府県大会を勝ち抜いてきた学校です。初戦で負けてしまった学校も、今までたくさん練習し、地区大会で試合に勝って参加することができました。さらに、そのような野球に強いチームになったのは、去年や一昨年から、あるいはそのずっと前から、毎日毎日練習を積み重ねてきた成果であると言えます。 今日から2学期の学校生活のスタートです。今学期は、10月に運動会、そして11月に展覧会があります。甲子園球場で力一杯がんばっていた高校野球の選手のように、自分の目標をしっかりもち、それに向かって日々努力する気持ちを大切にしていきましょう。2学期も、健康で明るい旭町小の子ども達の姿を、毎日楽しみにしています。 最後に、もう一つお話をします。今日、久し振りに学校の中に入り、廊下や階段がピカピカになっていることに気がついたでしょう。夏休み中に、用務主事さんが学校中のワックスがけをしてくださいました。毎日暑い日が続く中、汗びっしょりになって床の汚れを落とし、ていねいにワックスをかけ、機械で磨いてピカピカに輝く床になりました。旭町小の子ども達に、2学期もきれいな校舎で勉強をがんばってほしいという願いが込められています。図工室や理科室のドアが新しくなったり、1年1組の床がきれいに張り替えられたりもしました。また、今も北校舎の外壁工事が順調に進められています。今学期も、みんなで使う場所や道具などを大切にするようにしていきましょう。・・・ 児童代表の言葉は、5年生が担当しました。2学期の目標として、「大きな声で、元気よくあいさつをすること」と、「運動会のソーラン節をがんばり、立派な高学年になれるようにする」ということを発表しました。(写真中) 最後に、校歌を歌いました。体育館いっぱいに「風うつくしいこの丘」の校歌が響き渡り、「よし、がんばろう!」という全員の気持ちが高まりました。(写真下) 8月29日(火)夏休みの読書感想文が宿題になっている学年が多いですが、そろそろ完成しているでしょうか。数ある夏休みの宿題の中でも、自由研究とともに後回しになりやすい課題です。 夏休み中は、私も何冊か本を借りて読みました。普段よりも夏休み中の方が読書をする時間が取りやすく、光が丘図書館に何度か通いました。最近は、ネットを見て文字を追うことが多くなりましたが、やはり直に本を手にしてページをめくるという読書が何よりも大切であると実感しています。 今日は、夏休みの水泳指導の最終日でした。熱中症指数計とにらめっこしながらの実施でしたが、11時過ぎに受付が始まる低学年の頃も、ギリギリ中止まで行かないくらいの数値でした。しかし、それにしてもこの時期にしては暑い暑い毎日です。大人はもうこの暑さにうんざりですが、子どもは相変わらず元気いっぱいです。たくさんの子が参加し、プールで水しぶきをあげていました。(写真中) 今日は、泳力検定ができる日でした。低学年の子ども達も、張り切って検定に挑戦していました。7級の「プールの壁をけって、けのびで進むことができる」に合格すると、次は6級の「ビート板を使って、ばた足で進むことができる。(プール横)」です。真っ黒に日焼けした4人が挑戦し、見事に合格していました。(写真下) さあ、2学期の始まりまで、今日を含めてあと3日です。学習用具とともに、心の準備をしておきましょう。 8月22日(火)まだ猛暑が続いているため、朝の6時半でも日差しがあるとだらだらと汗がしたたり落ちてきます。しかし、ラジオ体操の音楽が始まると、みんなしっかり体を動かして体操に向かっていました。 第一体操に続いて、第二体操も行いました。「第一はできても、第二体操は知らない。」という方が多いことでしょう。私もお手本として前に出て体操をしました。1年振りの第二体操には若干の不安がありましたが、音楽が始まると意外に体が自然に動いていくものです。子どもの頃、私の田舎では1か月以上もラジオ体操がありました。さらに、6年生になると、朝礼台の上に順番に上がってお手本の体操をする係になります。そのため、夏休みに入る前に、市内の体育館で二晩に渡ってラジオ体操の講習会を受けさせられました。そのため、第二体操までしっかり体が覚えているのです。まさか将来教員になって、それが役に立つ時が来るとは思いませんでした。 体操が終わると、子ども達は参加賞を受け取って帰っていきました。スーパーボールにジュース、花火セットと、たくさんの参加賞が用意されていました。今週の金曜日まで、あと3日間あります。「早起きは三文の徳」です。ぜひ、多くの皆さんで参加してください。 8月10日(木)夏休み中の8時半頃、5年生の稲の水やり当番があります。今日も忘れずに4人の子ども達がやって来て、水の管理とともに稲の観察を行っていました。 今週に入り、学校の稲に花が開き始めました。稲の花というよりも「稲穂」と呼んだ方がいいかもしれません。穂には、小さな花(えい花)がたくさんついています。そのえい花の中に白く飛び出して見えるのが「おしべ」で、先端のかたまりのようなところに花粉が入っています。また、「めしべ」はえい花の中にあって、おしべの花粉が風に運ばれてめしべにつく仕組みです。 稲の花が咲くのには、光と温度条件が必要で、晴れた日の午前中の2〜3時間しか開かないそうです。当番で来た子ども達に、稲の花が咲いていることを教えてあげました。想像していた「花」とあまりにも違っていたからでしょうか、あるいは稲に花が咲くとは思っていなかったからか、それほど関心を見せずに帰っていきました。 7月31日(月)9時頃、学童クラブの部屋をのぞいてみました。たくさんの子ども達が来ていて、それぞれ夏休みの宿題や読書に取り組んでいました。学童クラブのスタッフの方々が、一人一人にていねいに対応されていました。(写真上) 一方、視聴覚室と図書室では、あさひっこひろばを利用している子ども達がたくさん見られました。宿題や読書をする子もいれば、ひろば室にある遊具で遊ぶ子や卓球を楽しむ子ども達もいます。(写真中) ひろば室に置いてある遊び道具の一つに、「リリアン」があります。毛糸で編んでいく少し大きめのタイプのものです。リリアンは、昭和の時代に、小学生の女の子たちの間で流行りました。学校の休み時間を使い、教室の隅に女子が集まってリリアンをひたすら編んでいました。自分がなぜ詳しいかというと、女の子に教わって自分もやっていたからです。やり始めると止まりません。糸を掛けてから、かぎ針のようなもので糸をすくい取りながら編んでいきます。次第に、下から編み上がったひも状の作品が出てくると、さらに続けていきたくなります。それを何に使うというわけでもなく、ただひたすら編んでいくのが楽しかったような気がします。コロナ禍で編み物がちょっとしたブームになり、百均のリリアンがよく売れているそうです。 ひろばの利用のために、夏休み中は毎日40人ぐらい来ているようです。水泳指導の前後で遊んでいく子もいれば、一日中利用している子もいます。暑さのために校庭で遊ぶことができないので、時々体育館に冷房を入れて遊ばせるようにもしています。(工事のために、児童玄関が現在封鎖されています。ひろばを利用する際は、学童の入口を使うようにさせています。) 12時を過ぎた頃、お昼ご飯を食べている様子も見に行きました。学童の子ども達は家庭科室で、ひろばの子ども達は図書室を使って昼食を食べていました。みんなおいしそうなお弁当を広げ、友達と楽しくおしゃべりをしながら食べていました。学校だよりの夏休み号に、「共食のすすめ」というテーマで巻頭言を書きました。友達とお弁当を食べながら会話をする時間は、今日一日の中でも最も幸せなひと時になったことでしょう。お弁当に、うなぎの蒲焼が入っていた子がいました。「そう言えば、昨日はうなぎの日だったよね〜」と、また話がはずみました。(写真下) ※旭町小の学校ホームページをいつもご覧いただき、どうもありがとうございます。しばらく、このホームページも夏休みに入ります。 7月28日(金)どの学年も、夏休みの課題として読書があります。また、夏休み中は本を読む時間がたっぷりとれます。すばらしい本との出会いがたくさんもてるように、各ご家庭でも意識して取り組むようにお願いいたします。 次回の図書室開放は、8月28日(月)です。今後1か月間も図書室が使えないのは残念なことす。そういう時のために、光が丘図書館の利用をお勧めします。私も長期休業中は、よく光が丘図書館を利用しています。(区民ではありませんが、練馬区に勤務しているということでカードを作ることができます。) 区立図書館は、ネット検索と予約ができるので便利です。先日、森村誠一さんが亡くなりました。私が中学〜高校生の頃、「人間の証明」を始め、テレビドラマや映画で一躍有名になった作家が森村誠一さんでした。訃報を聞いて、図書館のサイトから本を探して予約を入れました。 旭町2丁目・3丁目町会主催の盆踊りが、2日間にわたって行われています。校庭にやぐらが組まれ、さらに周りにはたくさんの出店が並び、準備が進められてきました。夜の7時前から音楽が流れ始めると、次から次へと人が入ってきました。9時まで、たくさんの人で賑わいました。校庭で盆踊りが行われるのは、4年振りのことです。 家族や友達と楽しみにして来た子にたくさん会いました。浴衣を着てきた子も多く見られました。提灯の灯りと、やぐらの上から響く太鼓の音に、お祭りのワクワク感がよく伝わってきました。みんな特別な夏の夜を存分に楽しんでいるようでした。校庭での盆踊りは、本日の夜も開催されます。(写真中・下) 7月26日(水) その2理科室に入ると、各テーブルにたくさんの実験器具が並んでいました。まず目に飛び込んできたのは、漏斗台にセットされた細長いガラスの筒の2本でした。一方には砂が、そしてもう一方には活性炭が詰まっています。上から汚れた水を注ぎ、それぞれがどの程度水をきれいにしていくのかを実験しました。 まず、砂カラムを使って汚れた水(色と臭いがつけられている)をろ過してみました。ろ過した液を調べると、濁りはなくなりますが、まだ色と臭いは残ったままでした。次に、その液を活性炭カラムに入れてろ過してみました。すると、出てきた液は無色透明で、さらに臭いもなくなっていました。 続いて、活性炭の粒を水の入ったビーカーに入れて様子を観察しました。すぐに活性炭の粒から細かい泡が出てくる様子が確認できました。このことから、活性炭にはたくさんの小さな穴が開ていていて、空気が含まれていることが分かりました。 最後に、水道水とミネラルウォーター、そして活性炭でろ過した水道水のそれぞれにDPD試薬を入れ、塩素が含まれているかどうかを調べました。水道水はピンク色になり、塩素が含まれていることが分かります。ミネラルウォーターとろ過した水道水は、変化なし(塩素が含まれていない)でした。このことから、活性炭を通すと塩素が取り除かれることが分かりました。 活性炭は、冷蔵庫などの脱臭剤として利用されています。また、水道の蛇口につける浄化装置や空気清浄機の内部にも使われています。ディレクトフォースの科学実験教室では、実験をするだけでなく、その原理と身近な生活の中で生かされている科学についても教えてもらうことができます。 10月には、科学クラブに「出前実験教室」として指導に来ていただく予定です。 7月26日(水) その1旭町小では、昨年度に続いて2回目の開催となりました。6月末に募集をかけたところ、低学年では3倍、高学年では1.6倍の申し込みがありました。(抽選で参加者を32名ずつにして行いました。) 低学年の部は、「3D表札をつくろう」という実験でした。発砲ポリスチレン(発泡スチロール)の性質について、低学年にも分かりやすく知ってもらおうという実験内容でした。まず、発砲ポリスチレンの板の表面に、絵の具で名前や好きな絵などを描きます。描いた表面を電熱器に当てて温めると、絵の具が塗っていない部分がへこみ、絵の具で描いたところが立体的に浮き出たまま残ります。 この他にも、発砲ポリスチレンが力を吸収する性質についても実験しました。生卵を子ども達の背の高さから落としても、発砲ポリスチレンの上に落ちれば割れることはありません。さらに、卵が入った発砲ポリスチレンを上から踏んでみましたが、びくともしなかったのでびっくりしました。発砲ポリスチレンが梱包する時に使われたり、道路やレールの下に使われているのはそのためです。 参加した子ども達は、作った表札を持ち帰り、実験の内容をどのように家の人に説明することができたでしょうか。 7月25日(火)高学年は、低学年に比べて参加者が少なめ(5年生は半数強、6年生は1/3くらいの人数)ですが、その分一人一人にとてもていねいに担任の先生が指導する様子が見られました。 5年生は、最初に算数の復習プリント「小数のわり算」、続いて社会科の水産業、最後に夏休みの課題のドリルに取り組むという時間設定で行っていました。小数のわり算の筆算は、小数点の位置を移動させるところがポイントになります。(写真上) 6年生は、算数で1学期に学習した内容から、「分数のかけ算・わり算」の復習を中心に行っていました。1年後には算数が「数学」になり、こんなにていねいに教えてもらえる機会も減ってくることでしょう。自ら学習する姿勢をしっかり身につけておくのが小学校段階と言えるのかもしれません。(写真中) 高学年の学力補充教室の1時間前に、3,4年生の補充教室の様子を見に行きました。3年生の教室では、わり算の復習プリントに取り組んでいました。「17÷6=2…5」などのあまりのあるわり算で、九九を1回使うだけの問題です。やり方は分かっていても、プリントにたくさん問題が印刷してあり、それを見てなかなか続けて問題を解いていく気力がもてない子が目立ちました。学力補充教室は、今日で終わりです。明日からの夏休み中の学習は、各家庭で行うことになります。学習は、理解力プラスαとして「根気」が重要です。がんばりましょう。 夏季水泳指導は、高学年→中学年→低学年の順で行っています。猛暑続きの中、プールに入ることを楽しみにして、たくさんの子ども達が今日も参加しました。 低学年の指導の様子を見に行くと、6年生の先生が全体指導をしていました。「水族館に行こう」という設定で、じゃんけん列車や宝探しのゲームをしながら水遊びの指導をしていました。(写真下) 小学校の教員は、1年生から6年生までの指導ができなければなりません。しかし、自身が担任する学年配置があるため、なかなか直接指導する機会をもてないのが現実です。その点、このような夏休み中の水泳指導が絶好のチャンスです。普段接していない他学年を指導することで、児童理解を深めるとともに、指導力を高める機会にもなります。 7月24日(月)今日も、学力補充教室や水泳指導に参加するために、たくさんの子ども達がやって来ました。今日は、低学年の学力補充教室についてお伝えします。南校舎1階が水泳指導の着替えの部屋になっているため、低学年は3階の教室を使って補充教室を行っています。1年生は3年生の各教室、そして2年生は4年生の2クラスにそれぞれ入って学習しています。一回り大きい机と椅子なので、足をぶらぶらさせながら問題に向かっていました。 1年生は、一桁のたし算とひき算や、ひらがなの復習問題を中心に勉強していました。算数では、文章題のプリントに鉛筆が止まっていた子が多かったようです。問題文を読んで、たし算なのかひき算なのかを考えなければなりません。ひらがなでは、「は・を・へ」を入れる問題や、拗音の「ゃ・ゅ・ょ」を使った言葉に直す問題がありました。算数も国語も、何度も書きながらできるようになり、身についていくのだなと改めて思いました。(写真上) 2年生は、2桁のたし算・ひき算の復習プリントを中心に学習していました。2年生は、特にたくさんの子が学力補充教室に参加しています。友達ががんばって勉強する姿がいい刺激になるのか、次々と先生が用意したプリントに向かっていきました。(写真中) 一方、水泳指導にもたくさんの子ども達が参加していました。3,4年生は、ビート板を使って泳ぎ、バタ足や水中姿勢を繰り返し練習していました。夏季水泳指導の補助員として、高校生に来てもらっています。本校の卒業生です。一人一人にていねいに声をかけたり、励ましてあげていました。(写真下…緑帽子の2人) 7月21日(金)夏季水泳指導は、前半7回と後半3回の計10回の日程を組んでいます。夏休み中に水泳指導を行うのは、4年振りのことになります。毎回、高学年→中学年→低学年の順に、各70分間の指導時間で行います。 受付は、1年生の昇降口で行っています。水泳バッグを手に、毎回たくさんの子ども達が集まってきました。受付では、担当の先生が水泳カードの記入事項を確認し、印を押します。また、爪がきちんと切ってあるかということも一人ずつ確認しています。(爪が長い子のために、爪切りを用意しています。)爪が伸びていると、人にけがをさせたり、自分自身でけがをしたりすることがあります。プールに入る時のマナーとして、スイミングスクールでも同様に指導されているのではないでしょうか。(写真上) 今日は曇り空だったので、水泳指導にはちょうど良い天候でした。プールから元気のよい声が聞こえてきました。 学力補充教室は、水泳指導のそれぞれの回と重ならないように時間設定をしています。今日は、3,4年生の様子をお伝えします。 4年生は、夏休みの宿題となっている「いきいき 夏ドリル」に取り組んでいる子がたくさんいました。国語や算数だけでなく、社会科などの復習問題もあります。分からない問題があった場合は、手を挙げて先生に伝え、個別に指導してもらえます。私も何人かの質問に対応しましたが、社会科などは教科書を持ってきていると調べさせることができると思いました。家で子どもが「分からない」と言った時は、まずは教科書を開かせましょう。(写真中) 3年生の教室では、2組の指導補助として、ボランティアの学生が入って指導に加わりました。教職をめざしている大学生で、本校の卒業生です。学校だよりの7月号に、ダンスクラブの講師として活躍している卒業生の話を書きました。それに加えて、さらに本校の卒業生が自ら進んで力になりたいと来てくれているのは、とても嬉しい限りです。(写真下) 教職をめざしている学生の皆さん、ボランティアとしての学習支援は、学校として大歓迎です。自身の勉強のためにも、旭町小にどしどし来てください。 7月20日(木) その2どの教室でも、夏休みの生活についての話や、夏休みの課題(宿題)についての指導がありました。昨年に比べて、リコーダーや鍵盤ハーモニカができるようになった分、今年は音楽の宿題も出されるようになりました。 各学年とも、国語や算数の復習用に夏用のワークブックを購入して課題の一つにしています。3年生は、「夏にチャレンジ」というワークブックです。ページを開くと、夏休み中の目標や1日のスケジュール、毎日記入する1行日記欄がありました。1組の教室では、夏休みの1日のタイムスケジュール表に予定を記入させていました。(写真上) 6時…起床、7時…朝食、8時〜9時…勉強のように、明日からの夏休みの自分の生活を思い浮かべながら書き込んでいました。見ていると、午前・午後・夜の3回、ゲームの時間をしっかりと入れている子や、そんなに勉強するの? とびっくりするぐらい「宿題をする」と書いている子、3時に「おやつを食べる」と明記している子など様々でした。 よく昔から、「暑い夏は、なるべく午前中に勉強するようにしましょう。」と指導されていました。休み前に張り切って勉強時間を決めていても、子ども任せではなかなか机に向かえないものです。また、起きる時刻や寝る時刻も、規則正しく行わせるには親が見てあげる必要があります。夏休みの生活も学習も、親が親身に関わってあげられるのは小学生の頃までです。ぜひ、親子で過ごす夏休みにしてもらえたらと思います。 1年生は、小学校で初めての通知表を手にしました。通知表の見方について話があった後、一人ずつ名前が呼ばれて先生のところに行きました。(写真中) 通知表の評価のつけ方については、先週の保護者会で各担任から説明した通りです。学年やクラスで基準をもち、一人一人を伸ばす目的で通知表を作成しています。所見欄には、今学期にがんばったことやできるようになったことが書かれています。各家庭に持ち帰った際は、子どもは必ず親の反応を気にするものです。まず、しっかり褒めてあげることが重要です。 学期末と言えば「大掃除」です。どこのクラスも、普段掃除していないところまで念入りに時間を取ってきれいにしていました。机と椅子を全て廊下に出して床を磨くクラスや、机を横にして裏の方まで雑巾できれいに拭いていたクラスもありました。(写真下) 年末ではありませんが、夏休み中に家族で大掃除をするものよいと思います。私は、今年の夏季休暇を使って、今まで溜まってしまった不用品を整理しようと考えています。いわゆる「断捨離」です。がんばります。 7月20日の給食キャベツサラダ 小玉スイカ 牛乳 一口メモ 今日で1学期も終わりです。給食の準備や片づけ、食べている時のマナーなど、ルールを守ってできたかの振り返りを各クラスで行いました。また、好き嫌いなく食べられたかということも大切な振り返りです。 引き続き夏休み中も、何でもよく食べ、1日3食をしっかり食べるように心がけてください。また、料理のお手伝いや片づけなどもできると良いですね。 1学期は、70回の給食がありました。朝早くから給食を作り、食器の片づけなども行ってくれた調理員さんたちに感謝の気持ちをもって、今学期最後の給食をいただきました。 7月20日(木) その1・・・4月6日からスタートした1学期の学校生活が、今日で終業式を迎えることになりました。今日は、各教室で担任の先生から1学期の通知表「あゆみ」をもらいます。この3か月半の学校生活での成果(できるようになったこと・がんばったこと)をしっかり確認するとともに、2学期に向けての課題(これからがんばらなければならないこと)をはっきりとさせておくことが大切です。 明日から42日間の長い夏休みに入ります。9月になり、2学期の始業式を迎えた時に、「楽しく充実した夏休みだったなぁ」とか、「よし、2学期もがんばるぞ」という気持ちで会えるようにしたいですね。そのためには、規則正しい生活を心がけることや計画に沿って毎日少しずつ学習をすること、そして夏休みならではの宿題として先週話をした自由研究に進んで取り組むことが大切です。さらに、お手伝いをたくさんすることも欠かせません。 こうして考えてみると、長い夏休みにたくさんやるべきことがありますね。でも、そんな夏休みも、まずは健康な体がなければ、全てが楽しい思い出として残ることはありません。今月に入り、猛烈な暑さや大雨の被害が日本の各地で起こっています。また、毎年、水の事故や交通事故により、全国でたくさんの人が命を落としています。自分自身の健康と安全に留意して、夏休みが楽しい思い出となるようにしてください。そして、9月1日の始業式に、全員が健康で元気な姿でまた会えるようにしましょう。・・・ 続いて、2年生による児童代表の言葉がありました。1学期にがんばったこととして、漢字をきれいに書くことやたくさん発表できたことを挙げていました。また、2学期に向けてがんばりたいこととして、授業中に先生の話をしっかり聞いて算数の勉強に取り組みたいと発表しました。(写真上) 終業式の締めくくりは、校歌斉唱です。体育館を越えて夏空に響き渡るほど元気な声で歌いました。やっぱりピアノの伴奏で歌う校歌は最高です。(写真中) 長期休業前に必ず行われるのが、生活指導主任による夏休みの生活についての話です。全員をその場に座らせて、夏休みの生活指導の話をしました。小学生が夏休みに行きたいところのベスト3は、「3位…遊園地」、「2位…おじいちゃん、おばあちゃんの家」、「1位…プール」だそうです。それに合わせて、出かける時には必ず「いつ、どこで、だれと」を伝えることや、交通ルールを守ること、そして自分の命を守ることについて話がありました。(写真下) 1年生 生活科(水遊び)にじを作ることを試みたり、水で地面にお絵かきをしたり、噴水のようにして遊んだりと、楽しみながら取り組んでいました。 |
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