6月19日(月) その1・・・先週の水曜日から金曜日にかけて、6年生が2泊3日で武石移動教室に行ってきました。牧場での体験や車山から八島湿原へのハイキングなど、豊かな自然の中で様々な経験をすることができました。宿泊学習を通じて、常に周りの人の気持ちを考えて行動することの大切さを改めて感じた3日間となりました。きっと6年生のみなさんは、これからの学校生活の中で、武石移動教室での成果をいろいろな場面で発揮していくことでしょう。 さて、今日から水泳指導が始まります。水泳は全身運動として、体全体の筋肉を使い、体力がたくさんつきます。また、それだけでなく水の中での安全な身の守り方を学ぶ大切な学習でもあります。毎年、夏の海や川で水の事故で亡くなる人が何百人といます。必ずしも泳ぎが得意であれば水の事故にあわないというわけではありませんが、少しでも泳ぐ技術を身につけていれば自分の命が助かることにつながります。 暑い日にプールに入ることができるととても気持ちのよいものです。しかし、一歩間違えると命にかかわる大変な事故にもつながりかねません。体育の授業の中でも、一番危険が伴う勉強であることを覚えておいてください。ですから、常に指導される先生方の話をしっかり聞き、水泳の約束をきちんと守ることが大切です。安全に気をつけ、水泳の学習に進んで取り組み、体力をしっかりつけられるようにがんばりましょう。・・・ 続いて、水泳指導担当の先生から、プールでの笛の合図についての話がありました。笛の合図が1回鳴ったら、やっていることをやめて「注意!」と大声で合い言葉を言い、指導している先生に注目します。2回の笛「ピッ、ピー」で、手を挙げてバディの用意、3回の笛「ピッ、ピッ、ピー」は「あ〜が〜れ〜」の合図で、近くのプールサイドに上がります。全校のお手本として、4人の先生が前に出て実演を交えて指導しました。 6月19日の給食ツナポテト コーンポタージュ 牛乳 一口メモ 「ツナポテト」は、じゃがいもをふかしてつぶし、炒めた玉ねぎとツナを混ぜて作りました。おいしく作るポイントは、じゃがいもがホカホカの熱いうちに、塩やコショウをすることです。そうすることで、じゃがいもの中心までしっかりと味が染みておいしくなります。 クイズです。じゃがいもは土の中で大きくなっていきますが、どの部分を食べていることになるでしよう。 (1) 根っこ (2) 実 (3) くき 答えは、(3)の「くき」の部分です。「地下茎」という土の中にある「くき」に、デンプンをたくさん蓄えたのがじゃがいもです。。 調理実習(5年生)葉物の野菜は、沸騰した鍋に入れて数分で茹であがります。子ども達は、とても慎重に鍋にほうれん草を入れて茹でていました。 茹であがったほうれん草の水気をしぼり、5cmほどの大きさに切っていきます。包丁での作業は、前回の調理実習よりも簡単だったようで、慣れた手つきで切っていました。お皿に盛りつけて、かつお節と醬油をかけていただきました。とても美味しくできたようです。普段、野菜が苦手で給食でもなかなか食べられない子ども達も、口に運んでいました。 1学期の調理実習は、これにて終了です。これからは、裁縫に挑戦していきます。 6年生 武石移動教室3日目 その4さらに館長さんからは、三角縁神獣鏡(さんかくふちしんじゅうきょう)についての説明がありました。出土品の中に、この破片が含まれていたそうです。レプリカを使って説明していただくとともに、最後に全員に触らせてもらいました。三角縁神獣鏡は、大和朝廷が全国各地の王に、政治的な関係を結んだ証として渡されたものです。ということは、この古墳に埋葬された人物は、大和朝廷との関係が深かったことが想像できます。 バスは、ほぼ予定通り学校に到着しました。バスを降りてまず感じたのは、長野の空気との違いでした。今朝バスに乗ったときは、「まだ武石に泊まっていたい。」と言っていた子ども達でしたが、校庭に着き、家の人たちの顔を見てホッとしたことでしょう。 移動教室の3日間で、様々な経験を積みました。あと1か月ほどで6年生としての1学期が終わりますが、今後の最高学年としての学校生活に、今回の経験をプラスに生かして活躍していけるように期待しています。 スーパーマーケット見学(3年生)お店の方に様々な工夫を教えていただきました。入口近くには季節を感じられる商品を置いていること、豆腐の近くになめこやねぎを置いて料理に必要なものがすぐにそろうようにしていること、節電にも取り組み環境へも配慮していること等、子どもたちには驚きの連続だったようです。 これからは、社会と国語をタイアップさせ、分かったことを報告文にまとめていきます。自分の目でお店の工夫を確かめられるよい機会になりました。 6年生 武石移動教室3日目 その3かやぶき屋根の住居の他に、物置に使われたと思われる小屋や収穫物を貯蔵するための高床式倉庫などもありました。 古墳館の見学では、最初に館長さんから説明を聞きました。古墳や当時の豪族の暮らし、埴輪についてなど、詳しく話を聞くことができました。この辺りは、昔から千曲川の氾濫による良質の粘土質の土が豊富なため、多くの埴輪が作られていたようです。6年生は、ちょうど社会科で歴史の学習が始まったところなので、いい勉強になりました。 6年生 武石移動教室3日目 その2再現された古墳までは、坂道を20分歩いて130mの高さまで上がらなければなりません。長野らしいとてもさわやかな空気の中、みんな汗だくになってやっと古墳に到着しました。 説明員の方の話を聞いてから、古墳のてっぺんに上がってみました。周りには、たくさんの円筒形の埴輪(もちろんレプリカです)が置いてありました。頂上からは、長野盆地や遠くのアルプスの山々が見渡せました。また、この辺りは「あんずの里」としても有名です。ちょうど今頃があんずの収穫時期です。 それにしても、こんな高台にどうやってたくさんの石を積み上げたのか、いつも不思議に思います。 6月16日の給食牛乳 キャベツバーグ 野菜のおかか和え 根菜のごまみそ汁 一口メモ 今日のみそ汁にはごまをペースト状にした練ごまを混ぜているので、いつもよりもコクがあってクリーミーなみそ汁に仕上がっています。 ごまは昔から不老長寿の薬とも言われるほど栄養豊富な食材として知られています。ひと粒はとても小さいですが、その中には栄養がギュっと詰まっています。種は植物の赤ちゃんなので、芽を出して成長するための栄養が種の中に詰まっているのです。 ごまは花のあとに「さく果」という実を付けます。ひとつのさく果の中にはごまが約150粒ほど入っていて、熟すとさく果がはじけてごまが飛び出してきます。この様子から「ひらけごま!」という言葉が生まれたそうです。 写真2枚目はキャベツバーグの焼き上がりです。今日は豚肉の他に豆腐とみじん切りのキャベツがたっぷり入っていたので、ひとつでも食べ応えのあるボリュームでした。隠し味に、卵不使用のマヨネーズが入っています。 6年生 武石移動教室3日目 その1起床後から、布団をたたんだり部屋の片づけをしたりして、出発の準備がすぐに始まりました。布団のたたみ方は写真で示された通りに行わなければなりません。また、シーツや布団カバー、枕カバーもたたんで返します。友達と協力してすみやかに取り組む様子が見られました。 明け方まで降っていた雨がやみ、久し振りに太陽を見ることができました。さわやかな高原の朝です。今日も玄関前で朝会を行いました。 朝食は、今日もバイキングでした。自分で好きなものを食べられる分量だけ取っていくのですが、野菜を取ろうとする子はほとんどいませんでした。ゆで野菜や地元のアスパラガスが大皿にたっぷり残っていました。手にしたのは教員だけです。それだけでなく、ウインナーだけを大量に持っていったり、フルーツ缶とナゲット2つだけの子がいたりと、子ども達の食生活が心配になりました。もっと教員が指導すべきだったのかなと反省していますが、移動教室のたびに感じることです。 閉校式は、体育館で行いました。3日間お世話になったベルデの職員の方々にきちんとあいさつをしてバスに乗り込み、森将軍塚古墳のある千曲市に向かいます。 6年生 武石移動教室2日目 その5
武石移動教室の最後の夜は、体育館でキャンドルファイヤーを行いました。レク係が中心になり、火の神と火の子による点火式、「花の大江戸大泥棒」や「ジェンカジャンケン」のゲーム、そしてマイムマイムを全員で踊って盛り上がりました。
昨年度の下田移動教室でもキャンドルファイヤーを行いましたが、6年生としての今回は、子ども達自らでつくり上げたレクを行うことができました。 ※カメラにカードを入れ忘れ、キャンドルファイヤーの写真が撮れませんでした。申し訳ありません。先日の土曜公開日のリハーサルの様子からご想像ください。 自分の万歩計では、今日だけで2万歩を超えました。子ども達はレクもあったので、もっと動いたはずです。2日目の夜の就寝準備ができました。今日はぐっすり眠れるでしょうか…。 6年生 武石移動教室2日目 その4今回は、美術館の見学ではなく、おみやげの購入です。子ども達は、財布とエコバックを手に、おみやげがたくさん並ぶ売店に入っていきました。家族のために信州のお菓子を買う子や、キーホルダーやストラップを選ぶ様子が見られました。2000円のおこづかいを上手に使おうと、おつりで買えそうなものを見つけてレジに再び並んでいた子もいました。 高原美術館に着いたころから雨が降り始めました。この後もしばらくは雨が降りそうです。キャンプファイヤーは、体育館でのキャンドルファイヤーに変えて実施予定です。昼間の行程が予定通りできただけでも良かったと思います。 6年生 武石移動教室2日目 その3湿原の周りは木道が連なり、大切な自然環境が守られています。木道を歩きながら、目と耳で湿原の生き物を探しました。歩いていると、カッコウやウグイス、キジの鳴き声がよく聞こえてきました。また、紫色のアヤメがたくさん咲いている池の方からは、シューレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえてきました。このカエルの鳴き声は、環境省の自然の音100選に選ばれているそうです。(バスガイドさんからの情報) 平日にもかかわらず、立派な望遠カメラを手に湿原を訪れている人たちを見かけました。これから夏になると、ニッコウキスゲの群生が一斉に開花し、黄色い景色に変わります。夏休みの観光にお勧めの場所です。 6年生 武石移動教室2日目 その2しかし、子ども達は景色を見る余裕がないほど足元に集中して歩かなければなませんでした。たくさんの石がある道を慎重に下っていきました。ところどころ急坂もあり、ロープにつかまりながら山道を進みました。こういう経験がない子が多異様です。だいぶ時間をかけて、最後から先生に付き添われてやっと降りてきた子もいました。 車山高原は、現在オレンジ色のレンゲツツジがたくさん咲いています。また、コバイケイソウのグリーンがかった白い花が一面に咲いているところもありました。さらに、湿原に向かう途中では、エゾハルゼミの大合唱も聞こえてきました。さわやかな高原の初夏を楽しむことができました。 6月15日の給食牛乳 野菜のごま炒め 鶏肉と野菜のすまし汁 一口メモ 魚のねぎみそ焼きの魚はブリを使いました。オーブンで焼いたブリにネギとみそで作ったタレをかけていただきます。ご飯にぴったり合う味付けになっています。 ブリは成長するごとに呼び名が変化してく「出世魚」です。出世魚は縁起のよい魚とされ、お祝いなどのおめでたい食事にもよく使われます。地域によって呼び名が違いますが、関東では稚魚の時にはモジャコ、20センチ以上をワカシ、40センチ以上をイナダ、60センチ以上をワラサ、80センチ以上をブリと呼んでいるそうです。成長していくにつれて脂乗りがよくなるので、ブリは脂乗りがよく、身が柔らかいのが特徴です。さっぱりした魚が好きな人はイナダ、ワラサがおすすめです。 写真2枚目は今日のすまし汁です。すまし汁は出汁が美味しさの決め手です。昆布とかつお節で丁寧に美味しい出汁を作ってくれました。塩分を控えめにしても美味しい仕上がりになっています。 6年生 武石移動教室2日目 その1今朝は曇り空です。玄関前で朝会を行いました。司会の子の「みなさん、よく眠れましたか?」という言葉に、「・・・」反応はありませんでした。なかなか寝つけなかったのか、朝早くから目が覚めてしまったようです。 よく耳を澄ますと、たくさんの鳥の声がします。東京とは違った空気をたっぷり吸いながら、ラジオ体操を行いました。 朝会後、宿舎を背景に学年写真を撮りました。卒業アルバムの最初の方に載せる写真です。見開きの2ページにわたる写真なので、1,2組の間に隙間をつくり、ページの境目としています。アルバムを開いた時に、今日の2日目の朝を思い出すでしょう。 朝食は、バイキングでした。自分が食べられそうなものをお皿に取り、しっかり食べて今日の行程を進めていきます。予定通り車山高原に向かい、ハイキングをする予定です。 6年生 武石移動教室1日目 その5おどかし役は、先生方です。学校から持ってきたお面をつけて、ところどころに隠れて子ども達が来るのを待ちました。子ども達は、相当怖かったのだと思います。2人組でスタートしたはずが、数人のグループになってやってきたり、急に「ハッピーバースデー♪」を歌いだしたりしていました。バスレク同様、コロナ禍の移動教室で禁止になっていた肝試しでしたが、久し振りに行うことができて良かったと思います。怖がっていた子にとっても、いい思い出になったはずです。 8時30分から班長会がありました。一日を振り返り、良かったことと改善点を出し合いました。部屋に戻ってから班員に伝え、明日の行動に向けて部屋会をさらに開いていました。 9時消灯ですが・・・先生方は、しばらく子ども達の部屋の前を行ったり来たりが続きそうです。 6年生 武石移動教室1日目 その4部屋は、男子が1階、女子が2階です。クラスごとに大部屋を1つずつ使い、広々とした畳の部屋で生活することができます。ベルデに早めに到着したこともあり、入浴時間までたっぷりと部屋で過ごす時間が取れました。トランプやウノなど、カードゲームをして楽しく遊ぶ姿が見られました。 お風呂は、3か所あるベルデのうち、唯一の天然温泉です。クラスごとに30分ずつ入浴時間を取りましたが、お湯が熱かったのか、早々に出てきた子もいたようです。 夕食は、食堂でそろって食べました。エビフライや鶏の照り焼き、シチューなど、子ども達の大好きなものばかりでした。今日は車酔いなどもなく、みんなとても元気です。 雨のため、夜はきもだめしに変更になりました。 6年生 武石移動教室1日目 その3子ヤギの世話では、各班に1頭ずつヤギが割り当てられました。ロープを持って、辺りの草を食べに行くヤギを誘導していきます。あまりにも自由気ままにヤギが行ったり来たりするので、子ども達が逆に散歩されているような感じに見えました。 乳しぼり体験では、とてもおとなしい「アイリス」という名前の雌牛を紹介してもらいました。雌の乳牛は、妊娠しないとお乳を出しません。人間によって無理やり妊娠させられ、牛乳が出なくなったら殺処分され、ペットフードになっていくそうです。アイリスも高齢のため、来年はどうなっているかわからないという話でした。 乳牛のお世話は、たくさんの牛がいる牛舎に入り、ブラッシングを体験しました。背中をブラシでこすってあげると、とても気持ちよさそうにしていました。いろいろな種類の牛がいて、係の方からそれぞれの特徴を聞くことができました。 6年生 武石移動教室1日目 その2各班の班長さんが呼ばれ、手順の説明を聞いてきました。それを班員に伝えて、みんなで手分けをして準備をしていきます。2班ずつかまどが用意され、鉄板に牛脂をのせて脂をなじませます。キャベツやニンジン、ピーマン、玉ねぎを豪快に入れ、強火で一気に焼き上げました。野菜を取り出してから、続いて牛肉も焼きました。同時に、ご飯や食器を用意する子ども達もせっせと動き、あっという間に食事の準備ができました。みんなでおいしくいただきました。 この牧場では、片付けも厳しく指導されます。使った器具をきちんと洗わないと、何度もやり直しの指導が入ります。また、バーベキューで食べる牛肉についての話もしていただきました。牧場にはたくさんの牛を飼っていて、牛乳や食肉用にされています。命をいただく気持ちを大切にすることの学習にもなりました。 6月14日の給食牛乳 チーズタッカルビ トックスープ 一口メモ 今日は韓国料理の献立です。「タッカルビ」の「タ」は鶏、「カルビ」はあばら骨という意味で、「タッカルビ」とは「骨のまわりの肉を食べる鶏肉料理」という意味があります。 本場韓国では、ぶつ切りにした鶏肉と人参、玉ねぎ、じゃがいもなどの野菜に甘辛いコチュジャンを使ったタレをかけて鉄板の上で炒めて食べます。その中にチーズを入れると味がまろやかになり、さらに美味しくなります。これが「チーズタッカルビ」です。給食では食べやすく1人分ずつをカップに入れて、オーブンで焼いて作りました。 中の具材が減ってきたら、麺を入れたり、ご飯を入れてチャーハンの様にして食べるとまた違ったおいしさが味わえます。 |
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