6月4日(日)開会式の後、まず自転車に乗る時のルールや点検の仕方、走行時の交通安全に関する指導を警察の方々に行っていただきました。自転車は左側通行であることや、歩行者を優先することなど、自転車に乗るうえで必要なルールやマナーを学びました。 次に、実際に校庭につくられたコースを使って、自転車走行のお手本を見せてもらいました。駐在所の袖山さんや都の自転車検定に出場する3名の子ども達の模範走行をみんなで見学しました。 そして、いよいよ自転車の技能訓練が始まりました。子ども達一人一人の実技試験がありました。安全確認をしているか、一時停止しているか、歩道内では車道側を走っているかなど、細かい採点が行われていました。 閉会式では、高得点をとった3人の子ども達が表彰されました。また、参加した子ども達にも、光が丘警察から参加賞が配られました。 第六地区委員会の皆様や光が丘警察の方々を始め、PTAのお手伝いの皆様、ボランティアの小中学生も参加していただき、運営を支えていただきました。どうもありがとうございました。 6月2日(金)教科書には、長音の入った言葉を使った唱え歌が載っています。「まほうの ほうきで そら とぶ おばさん げんきに たいそう おばあさん」・・・「おばさん」と「おばあさん」の言葉を比べると、「あ」が入るか入らないかの違いですが、人物的には大きな違いがあります。「ば」の後に「あ」を入れると、「ば」の音を伸ばして発音することになります。(写真上) 長音にはきまりがあり、ア列の長音はア列の仮名に「あ」を添えることになっています。(おかあさん等)同様に、イ列の長音はイ列の仮名に「い」を添えます。(おにいさん、おじいさん等)ウ列の長音はウ列の仮名に「ウ」を添えます。(くうき、ふうせん等) では、エ列の長音はエ列の仮名に「え」を添えるかというと…確かに「おねえさん」はそうなりますが、他は必ずしもそうなりません。「せんせい」であって、「せんせえ」は誤りです。「せんべい」も「せんべえ」ではありません。 さらに例外があるのが、オ列の長音です。基本的には、オ列の長音はオ列の仮名に「う」を添えます。(おとうさん、おはよう等)しかし、オ列の長音には例外が多く、「おおかみ、こおり、とおい、おおい」など、「お」を添える場合が存在します。だから日本語は難しいと言われるわけです。 今日は、1〜4年生の新体力テスト・シャトルランを行う日でした。当初は校庭で行う計画でしたが、雨のため体育館で実施しています。また、それぞれの学年に、5,6年生がクラスごとに分担して計測の補助に入りました。1校時は、4年生がシャトルランを行い、4年2組の子ども達が補助をしました。走者1名に対して、20mのラインの両側に4年生がそれぞれつき、時間内にラインを通過したかどうかを判定してあげていました。 シャトルランは、体力テストで持久力を測定する種目です。コロナ禍で子ども達の体力低下がよく言われていますが、マスクを着け続けた3年間で一番低下したのは持久力かもしれません。20mの間隔を、音源に合わせて行ったり来たりしていきます。1分ごとにテンポが速くなり、何回往復できたかを記録します。 旭町小では、昨年度は5,6年生のみ実施していました。コロナ禍で実施していなかった学年がほとんどだったので、1年生はもちろんですが、2〜4年生は初めての挑戦でした。4年生の全国平均は、男子が41回、女子が32回です。男子の中には、60回を超える記録を出した子が何人かいました。(写真中) 6年生は、国語の時間に「話し言葉と書き言葉」の学習をしています。「話し言葉」は、口語とも言い換えられる、カジュアルな表現の言葉を指します。それに対して、「書き言葉」とは、文語とも言い換えられ、主に文章を書くときに使われる言葉のことを指します。 2組では、話し言葉を書き言葉に言い換える問題に取り組んでいました。話し言葉とそれに対応する書き言葉を並べてみると、正式な手紙や作文に書き表すべき書き言葉がはっきりとしてきます。「ちょっと」→「少し」、「いろんな」→「いろいろな」、「ちゃんと」→「きちんと」・・・普段何気なく使っている話し言葉ですが、書き言葉としての表現の仕方をきちんと理解しておく必要があります。(写真下) この他に、よく言われる「『ら』抜き言葉」や「『い』抜き言葉」も話し言葉に含まれています。『ら』抜き言葉の代表の「食べれる」は、書き言葉では「食べられる」です。また、「見ている」を「見てる」、「食べている」を「食べてる」など、「〜している」を「〜してる」と表現することを、『い』抜き言葉と言います。子どもならずとも、大人も平気で使ってしまいやすい言葉ではないでしょうか。 5年生 調理実習(ゆでいも)今週は、両クラスで「じゃがいもを茹でる」調理実習を行いました。前回はお茶を入れて飲むだけだったので、本格的に調理をするのは今回が初めてです。エプロンと三角巾をつけた子ども達は、とても目を輝かせていました。 まず、じゃがいもをしっかり洗って、芽を取り除きます。包丁の角を使って取り除きますが、初めて経験する子ども達が多く、恐る恐るやっていました。芽が取り除けたら、食べやすい大きさに切ります。猫の手のように丸めて、安全に行いました。 次に、じゃがいもを茹でていきます。じゃがいもがつかるくらいの水を入れて、火にかけていきます。箸をさして、好みの硬さになったかを確認します。 最後に、塩をかけて完成です。今回は、新じゃがを使っていたので、茹でている途中でとてもいい香りが漂っていました。子ども達は、とてもおいしそうに食べていて、満足気でした。 包丁を握る姿を見てドキドキしましたが、事故やけが無く安全に調理実習ができて、とてもよかったです。家庭でのお手伝いに活かされることを願っています。 6月2日の給食チキンタレカツ キャベツのゆかり和え 具だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ 明日は、豊渓中学校の運動会があるので、「運動会応援献立」としてチキンタレカツを作りました。タレカツをご飯の上にのせて、タレカツ丼にして食べるようにします。 カツ丼というと、カツをだし汁で煮て卵でとじるものが一般的ですが、今日はカツにしょう油や砂糖で作った甘辛いタレをかけています。タレカツ丼は、新潟県の郷土料理と言われています。本場のタレカツ丼は、ご飯の上にカツが2枚以上、多いと4,5枚のカツがのっていて、ボリュームたっぷりです。また、タレの味付けもお店によってそれぞれ特徴があるそうです。 カイコ大作戦(3年生)今日は、飼育するための環境を整えたり、世話をする手順を確認したりしました。蚕はクワの葉を食べて成長します。これから登校したら、クワの葉を一枚とってから教室に入ります。「大きくなったら6cmくらいになるんだって。」「あ、ほらほら葉っぱを食べてる!」と蚕を観察しながら、楽しそうな会話が聞こえてきました。 6月1日(木)ボールは、1号のソフトボールを使うことになっています。少年野球を習っている子にとっては、普段手にしている軟式ボールよりもだいぶ大きく感じるでしょう。また、低学年の子にとっては、大きいだけでなく、重く感じられたかもしれません。全国平均では、1年男子8.3m、女子5.6m、6年男子25.4m、女子15.2mとなっています。他の体力テストと比べて、男女差が大きい種目です。 ソフトボール投げは、単純にボールを遠くに投げるだけですが、慣れていないと難しいことだらけです。ボールの握り方や離すタイミングなどがよく分からずに、「もっと上手く投げられたはずなのに…」と悔しい思いをする子が多いです。ボールの握り方は、わしづかみにせずに、人差し指と中指が真上で、親指を真下にして上下から挟むようにします。また、ステップを入れて投げなければ距離が出ません。手と足の動きのバランスは、まさに経験があるかないかの違いが大きく出ます。今の時代は、どこに行っても石を投げると怒られるし、公園で硬いボールを投げるのも禁止されている状況です。まずは、子ども達がボールを投げる環境を整えてあげることが先決なのかもしれません。(写真上) 1,2校時に、5年1組が調理実習を行っていました。5年生は、家庭科の時間に、「ゆでる調理をしよう」という学習をしています。教科書には、青菜のおひたしやゆで卵と一緒に「ゆでいも」が紹介されています。今回は、じゃがいもをゆでて塩を振って食べる「ゆでいも」の調理に挑戦しました。 まず、じゃがいもをよく洗ってから、包丁で芽を取りました。芽には有害物質が含まれているので、包丁の角で欠くようにして取り除きます。その後、じゃがいもを4等分に切り分けます。5年生は、包丁を使うのが初めてなので、扱い方や持ち方、手の添え方等の指導を念入りに行っていました。今回は、新じゃかを用意したため、皮をむかずに使っていましたが、家庭では皮のむき方もぜひやらせてみてください。(写真中) じゃがいもを切り分けたら、水の入った鍋に入れ、ゆでていきます。時々竹串で火の通りを確認し、ちょうどよいかたさにゆで上がったところで取り出します。塩を振って食べただけですが、じゃがいもの味がしっかり伝わるおいしさが味わえました。 5年生は、先週学校の田んぼを使って田植えを行いました。続けて今週は、バケツ稲の田植えを行っています。バケツ稲に使う種もみは、JAから送ってもらいました。脱脂綿に水を含ませ、種もみから芽が出る様子を教室で確認してきました。芽出しをした苗と先週の残りの苗を使って、バケツ稲の栽培に挑戦していきます。 まず、バケツに畑の土を入れ、水を含ませてドロドロにします。(田んぼで言うと、「しろかき」の状態)苗を植え付け、水を2〜3cm入れて完成です。今日の2組の様子を見ていると、土の量が少ない一方で、欲張って苗が多すぎないだろうかという心配はありましたが、今後順調に育っていくように願っています。(写真下) バケツ稲は、一人ずつに責任をもたせて管理する良さと、置き場所を変えることができるという利点があります。また、田んぼがない都市部の学校では、バケツ稲に頼るしかありません。バケツ1つでお茶碗1/3程度のお米が穫れると言われています。秋にどれだけ収穫できるか楽しみです。 6月1日の給食小松菜入り卵焼き 味噌けんちん汁 牛乳 一口メモ 今月の給食目標は、「清潔に気を付けて食事をしよう」です。これから暑くなると、食中毒などの原因になるばい菌が増えてきます。そこで一番大切なのは、給食前の手洗いです。 いろいろなものに触る手には、汚れがたくさんついています。その手を洗わずに食事をすると、気が付かないうちに菌を体の中に入れてしまうことになります。給食の前には、石鹸を使ってよく泡立ててからすみずみまでていねいに洗い、きれいなハンカチやタオルで拭くようにしましょう。 朝起きてから寝るまでに、何回手を洗うとよいのでしょうか? 1日11回以上が目安だそうです。1日に何回手洗いをしているのか、数えてみるとよいですね。 5月31日(水)今日の魚は、サバを使っています。サバの不漁や外国での需要が増えた関係で、サバの高騰が報道されています。「庶民の味方のサバ缶が、簡単に手に入らなくなる時代が来るのではないか」とも言われているほどです。サンマに続いてサバが高級魚になりつつあります。サバだけでなく、他の食材も値上げラッシュの中、毎日の給食を決められた予算でやりくりするのはとても大変なことです。栄養士さんを中心に、給食を提供してくださっている職員のみなさんに感謝しかありません。 ところで、写真(上)は、1年2組の給食風景です。5月8日(月)から練馬区の感染症ガイドラインが全て撤廃されたため、コロナ禍前の学校生活が戻りました。まだ一部で、コロナ禍3年間の習慣がそのままになっている取り組みが残っています。まず、子ども達の座席配置です。小学校では、隣り同士が机を合わせるようにして、2人組で座るようにすることが多いです。低学年ではすでに机を合わせるようにしていますが、他の学年も今後は机の配置を考えるようにしていきます。ただ、高学年では、一人ずつ机を離していた方が授業に集中しやすいという考え方もあります。 次に、給食時の机の並べ方です。現在も、まだ全員が前向きのまま食事をしています。黙食の必要はなくなり、大声でなければ(食事のマナーとして)友達と話をしながら食べてよいことになっています。来週からは、以前のようにグループこどに机を合わせ、対面で給食を食べるようにしていきます。楽しく会話をしながら食べるということも、食育の一つであると考えます。また、校内の冷水機も使えるように準備を進めているところです。(熱中症対策として、引き続き水筒も併用して使うようにはします。) 昼休みが終わり、校庭から子ども達が昇降口に戻ってきました。玄関前には、四角い花壇があり、四季折々の花が楽しめます。5月は、背の高い青紫色の花が茂り、学校を訪れる人の目をひいていました。いろいろな人に(子ども達も含めて)この花の名前をよく聞かれます。最初のうちは、「デルフィニウム」かと思っていました。しかし、よくよく見るとデルフィニウムとはちょっと異なる形状だったので、調べてみました。「デルフィニウムに似ている」で検索すると、すぐに出てきました。「ラクスパー」という花です。デルフィニウムと同じキンポウゲ科の植物ですが、一年草と多年草の違いや葉の形などが違います。 昨年のこぼれ種で増えたのか、花壇以外にも学校のあちこちに咲いていて、とてもきれいです。主事さんが、切り花にして時々校長室の花瓶に生けてくれています。目に鮮やかな青紫色の他に、白やピンクの株もあります。(写真中) 今日から、新体力テストの取り組みが本格的に始まりました。50m走など、学年ごとに今まで取り組んできた種目もありますが、ソフトボール投げや立ち幅跳びなど、場所をきちんと確保して行う種目は今日から集中的に実施します。 5校時に、6年2組が体育館で、反復横跳びの記録をとっていました。中央ラインに平行になるように、左右1m間隔で計3本のラインを用意します。中央ラインをまたいで立ち、スタートとともに、すばやくそれぞれのラインをまたぐか踏むかして、サイドステップを繰り返します。20秒間に何回できたかを計測します。 反復横跳びは、敏しょう性を測定する種目です。記録を伸ばすコツは、重心を低くすることです。重心が低くなると、横のラインまで素早く足を動かすことができます。もうひとつのコツは、なるべく足だけを動かすようにして、身体の中心を大きく移動させないことです。足だけを動かすようにすれば、それだけ早く次の動きに移ることができます。 小学校6年生の平均記録は、男子が46回、女子が44回です。どうだったでしょう。(写真下) 5月31日の給食魚の豆田楽焼き 切り干し大根のうま煮 のっぺい汁 牛乳 一口メモ 「田楽」とはどんな料理? と思った人が多いかもしれません。田楽は、もともとは串に刺した豆腐やこんにゃくに味噌をつけて焼いた料理のことです。 「田楽」という名前は、昔行われていた豊作を祈るための「田楽舞い」が由来とされています。この「田楽舞い」には、白い袴をはいて、一本の棒に乗って飛び跳ねる踊りがあります。この様子が、豆腐を串に刺した形に似ていることから名づけられたと言われています。 今日は、鯖(サバ)に味噌をぬってオーブンで焼きました。味噌には、香りを出すためのにんにくやネギの他に、みじん切りの大豆を入れています。みじん切りの大豆の食感がアクセントになっていて、とてもおいしく仕上がりました。 5月30日(火)授業は、「リズムとなかよし」という音楽の学習が行われていました。「しろくまのジェンカ」を歌いながら、拍に合わせて体全体を使って様々に表現することを楽しむ授業でした。教科書の「しろくまのジェンカ」のページを開くと、とってもかわいらしい白くまたちが肩をつかんで一列になっている絵が描いてあります。そして、「たん・うん・たん・うん・たん・たん・たん・うん」というリズムが書いてあります。「しろくまのジェンカ」という題名だけあって、よくキャンプファイヤーの時にみんなで踊る「ジェンカ」とリズムが一緒なのです。前の人の方に両腕をかけ、「左・左・右・右…前・後・前・前・前」と動く「ジェンカ」です。 最初は、みんなで手拍子をしながらリズムを確認し、さらに歌を歌いながらリズムを取りました。(写真上)次に、「ジェンカ」の曲で踊り方を練習し、最後には「しろくまのジェンカ」の曲でも踊ってみました。1年生は、歌うことも好きですが、体を動かすことも大好きです。教室を所狭しとぴょんぴょんと飛び跳ねながら、体を使って思う存分に音楽を楽しんでいました。 その頃、1組では・・・いよいよ1年生の算数は、「あわせていくつ ふえるといくつ」の学習に入りました。たし算の学習単元です。今まで、一回り大きなワークブックのような教科書を使っていましたが、これからが本格的な算数の教科書になります。 たし算は、2つの数量が合わさる場合や、数が増えていく場合に使います。まずは、「あわせて」の場合のお話から具体物(算数ブロック)を操作して、2つの数量が合併することを理解させていきます。絵を見ながら、「女の子は、金魚を3匹水槽にいれました。男の子は、金魚を2匹入れました。水槽の中の金魚は、合わせて何匹になりましたか。」という問題場面から、ブロックを使って「3と2を合わせると、5になる」ことを確認します。そして、このことを式と答えに表す方法を「3+2=5」と書くように指導します。(写真中) 教科書には、「+」と「=」の記号の書き方(書き順)も示されています。式と答えが教科書に出てくるようになり、本格的な算数の学習がスタートした感じがします。 2年生は、算数の時間に「長さをはかってあらわそう」という学習をしています。cmとmmの単位を習ってから、全員に30cmのものさしが配られ、目盛りの読み方を学習してきました。長さを測る道具として、「ものさし」と「定規」があります。同じような道具のように思えますが、「ものさし」は物の長さを測る道具で、「定規」は鉛筆やカッターをあてがって直線を引いたりカットしたりする道具として使われています。また、0の目盛りが途中からついているのが定規で、端に0があるのがものさしです。 しかし、ものさしでも直線をきれいに引くことができます。教科書には、ものさしを使った正しい直線の引き方が写真入りで掲載されています。(1組では、直線の引き方を動画を使って学習していました。)まず、直線の端になる点を描き、ものさしでもう一方の端を測り取り、2つ目の点を描きます。次に、ものさしの目盛りのない方を使って2点に合わせ、鉛筆で直線を引きます。この場合、目盛りのついている方に鉛筆を当てないということが重要です。ついつい大人でも目盛りのついている方で線を引いてしまいがちですが、先ほどお伝えしたように、ものさしは長さを測るための道具です。目盛りの側を汚さないというのが基本なのでしょう。(鉛筆ならまだしも、ペンだと色がついてしまう。) それにしても、ものさしで直線を引く子ども達は、真剣そのものでした。点と点をものさしで合わせ、指先が白くなるほど力強くものさしを押さえて線を引いていました。(写真下) 5月30日の給食ビーンズサラダ アンデスメロン 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、「アンデスメロン」です。 全部で33個の立派なメロンを学校に届けてもらいました。甘くて香りがよくて、とてもジューシーなメロンです。メロンは、実はキュウリやカボチャと同じウリの仲間で、5月から7月が旬の果物です。メロンは冷やし過ぎると味が落ちるので、食べる1,2時間前に冷蔵庫に入れるのがお勧めです。 クイズです。アンデスメロンの名前の由来は、次のうちのどれでしょう? (1) 南米アンデスメロンが原産だから。 (2) アンデス伯爵が品種改良をしたから。 (3) 「安心です、メロン」を略した。 答えは、(3)です。「作って安心、売って安心、食べて安心」ということから、「アンデスメロン」という名前で売り出したのが始まりだそうです。 5月29日(月) その26年生の教科書には、その中から2つの短歌が掲載されています。「たのしみは 妻子むつまじく うちつどい 頭ならべて 物をくふ時」…一家だんらんの食事が楽しい時であるというのは、まさに現代社会ではなおさらのことではないでしょうか。「孤食」という言葉があるくらい、大人ならずとも子ども達も、そういう食生活が問題視されてきています。「たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時」…これは、私にとって大いに共感できる短歌です。朝、咲いたばかりの花を見つけた喜びは、自分の家の鉢植えでもそうですが、散歩していて見つけた草花でもうれしいものです。 1組では、「たのしみは」で始まり、「〜時」で終わる短歌を自分なりに作ってみました。子ども達にとって、日常のちょっとした楽しみをどんな場面に見つけることができたでしょうか。廊下に作品を掲示していたので、その中から紹介します。(写真上) 「たのしみは スラムダンクの 名場面 スリーポイントが スパっと入る時」…字あまりなので、文字を調整すると良くなりますが、3ポイントが決まって逆転した時の喜びが伝わってきます。「たのしみは メダカにえさを あげるふり 口をパクパク させている時」…メダカへの愛情を感じます。「たのしみは 兄弟ともに 踊ること テレビの前で 真似をする時」…解説には、宿題の合間に、弟と妹と3人で、「おかあさんといっしょ」を見ながらダンスを真似していることが書いてあります。ほのぼのとする光景が浮かびます。他には、ゲームやYouTubeを見ている時など、子どもならではの「たのしみ」について書かれたものが多く見られました。来週の学校公開の際に、ぜひご覧ください。「たのしみは 疲れて帰り 愛犬と テレビ見ながら ソファーで寝る時」(校長 作) 一方、5年生は、国語の時間に「日常を十七音で」という学習をしています。俳句の構成や書き表し方について学び、自身で俳句を作る学習をしていきます。 俳句も川柳も、五・七・五の17音でできていますが、俳句には必ず季語が含まれる約束になっています。1組では、夏の季語にどのようなものがあるのかを考え、みんなで黒板に書き出してみました。いきなり「俳句を作りましょう」と言われても、誰もがすぐに思い浮かべるのは難しいものです。まず、季語を考える中から日常の場面に結び付け、俳句の形にしていきます。(写真中) 俳句を作る人たちは、「歳時記」という季語を集めた本を必ずもっています。それぞれの季節ごとに、季語となる言葉がたくさんあり、歳時記の中からすてきな季語と出会うところから俳句が生まれる場合があります。また、俳句の内容に合わせて季語を選ぶことも重要です。テレビで、俳句を査定する番組がありますが、季語の選び方一つで印象がずいぶん変わることに気づかされます。番組を見ながら、17音の奥深さをいつも感じています。 1年2組の教室で、図工の授業がありました。折り紙を使って、アジサイの花を作る学習でした。折り紙で作るアジサイは、何種類かの方法があります。今回は、1年生でもできる比較的簡単な折り方で指導していきました。 三角に折ってから、袋を開いて四角を作り・・・と、電子黒板に実際に折る様子を見せながら、一折りずつ順に教えていきます。すぐに、「どうやるの?」「わかんないよ〜」という声があがります。指導する先生は大変ですが、教室内では子ども同士で教えてあげる姿も見られました。(写真下) 使った折り紙は、小さいタイプのものを使いました。出来上がりは、折り紙1枚でアジサイの花びら1つ分です。画用紙にアジサイの花を咲かせるには、同じものをたくさん折らなければなりません。1枚できたらクリアファイルにしまい、2枚目、3枚目…と折り続けていきました。来週は、今日折ったアジサイの花びらの他に、葉っぱを作って貼り絵にしていくのだと思います。完成する頃には梅雨入りしていて、ちょうど季節に合った掲示物ができそうです。 AED体験(6年生)胸骨圧迫やAEDの使い方がメインでした。お手本を見ていると簡単そうに見えますが、ポイントがあります。胸骨圧迫は、まっすぐ上から体重をかけ、5cm胸が沈むくらいの強さで行います。今日は30回ずつ交代でやりましたが、実際は救急車が来るまでずっと続けます。また、AEDも指示通りに使えば誰でも使えるようになっていますが、パッドは一度貼るのを失敗してしまうと、もう使えなくなってしまいます。 子ども達の何人かは「もうばっちり!」と言っていましたが、実際に目の前で人が倒れたら・・・と聞くと、「少し怖いかも・・・」と話していました。 今日の学習が、いつか誰かの命を救うきっかけになればいいなと思いました。 AED体験(5年生)まず、倒れている人を発見したら周囲の状況を確認するとともに、意識の確認をします。肩を軽くたたきながら、声を少しずつ大きくして、「大丈夫ですか?」と聞き続けます。意識がないと判断したら、近くの人に119番通報とAEDを持ってきてもらうことをお願いします。 次に、胸骨圧迫です。胸と胸の間をテンポよく押し続けます。子ども達の体重のかけ方では不十分で、沈み込みが足りないことがありました。 最後に、AEDの体験です。機械の音声通りにパッドを貼り付けます。右鎖骨下と左脇腹に、対角線上に貼ります。誰も触れていないことを確認し、ボタンを押します。 学習の終わりに、「実際に倒れている人がいたら、今日の流れでできますか?」という消防署の方の質問に対して、手を挙げた子ども達は6割ほどでした。なかなか実践は難しいかもしれませんが、今日の学びを忘れずに、もしもの時に行動できるきっかけになればうれしいです。 5月29日の給食水菜の煮びたし 田舎汁 牛乳 一口メモ おいしい和食を作るためには、おいしい出汁(だし)が欠かせません。給食でも、和食のメニューの時には必ず出汁を取っています。さらに、料理に合わせて、かつお節や昆布、さば節などを使い分けるようにしています。 クイズです。今日の田舎汁の出汁は、何を使っているでしょうか? (1) かつお節 (2) 昆布 (3) 煮干し 答えは、(3)の煮干しです。給食では、かつお節を使うことが多いですが、今日は煮干しを使って出汁を取りました。いつもの出汁と少し風味や味が違います。 煮干しの頭とはらわたをきれいに取ってから使うと、風味よくおいしい出汁に仕上がります。 5月29日(月) その1・・・校長先生の名前は、「清水 誠」と言います。苗字の「清水」も、名前の「誠」もよくある名前なので、同姓同名といって同じ名前の人と今まで何度か出会ったことがあります。高校生の頃、歯医者に行った時のことでした。待合室にいて、「清水さん、清水 誠さん」と呼ばれました。「はい!」と返事をして立ちあがったら、もう一人小さな男の子が「はい!」と元気よく返事をして診察室に向かいました。看護師さんがあわてて気がつき、「同じ名前の方でしたね。小さい子の方の清水 誠さんです。」と伝えてくれました。その時、初めて「同じ名前の人がいるんだ。」とびっくりしました。今お話ししたのは、高校生の時のことです。それから今まで、何人かの「清水 誠さん」に出会ったことがあります。そのたびに、「苗字も名前もよくある名前って、いやだなあ。」と感じていました。 でも、ある時、こんな風に考えました。すばらしい名前だから、みんな同じように「誠」という名前をつけたのだろうと思ったのです。小さい頃、自分の親から「誠」という名前をつけた由来を聞いてみたことがあります。「誠」は、「誠実・うそをつかない・本当のこと」という意味があります。誰に対しても優しく正しい生き方をしてもらいたいと考え、名前をつけたそうです。校長先生は、自分の名前をとっても気に入っています。一生大事にしなければいけないなとも思っています。 みなさんの名前も同じではないでしょうか。赤ちゃんとして生まれたばかりの時に、お父さんやお母さんから「こんな人に育ってもらいたい」という願いを込めて名前がつけられたはずです。一人一人の名前は、両親からもらった一番大切なプレゼントです。ですから、自分の名前というプレゼントを大切にしていかなければなりません。 「名前を大切にする」ために、2つのことを話します。1つ目は、自分の名前をていねいに書くことです。プリントが配られたら、まず自分の名前を書くでしょう。図工の作品にも自分の名前を必ず書きます。学校生活の中で、名前を書かない日がないくらい、毎日のように自分の名前を書く機会があります。ていねいな字で書いているでしょうか? 名前をていねいに書くということは、学習にしっかり向かう姿勢でもあり、自分の名前を大切にすることにもつながります。 「名前を大切にする」ためにすることの2つ目は、返事をしっかりするということです。自分の名前を呼ばれて、すぐに「はい!」と返事をしていますか? 病院で名前を呼ばれて返事をしなかったら、その人はいないと思われてしまいます。教室で出席を取っている時も、また学習中に先生に指名された時も、名前を呼ばれたらまず返事をすることが大切です。「はい!」という返事は、「自分はここにいます」という合図であるとともに、「その名前は、唯一私のことです。」という証であるのです。自分の名前を大切にしましょう。・・・ 子どもの頃、電話帳を開いて、自分の名前が何人も並んでいるのを見てびっくりしたものです。当時はパソコンで検索という手立てはありませんでしたが、ある時、明治時代の実業家に「清水 誠」という人物がいたことを知りました。日本でマッチの製造を行った人物として有名だったそうです。最近では、漫才師に同姓同名を見つけました。 全校朝会では、保健・給食委員会からの連絡がありました。明日、ハンカチ・ティッシュ調べを行うそうです。毎日きちんと学校に用意してきているか、委員会の児童が各教室に行き、定期的に調査していくようです。(写真) 5月26日(金)豆電球は、電池の+極と−極を変えても変化がなく、明かりがつきます。ところが、モーターは電池の向きを変えると回転する方向が変わることが分かりました。今後は、簡易検流計を使いながら、電池の向きによって電流の流れる方向が変わることを確かめていきます。 2年前に、コロナ禍の影響でミニ四駆が再びブームになったようです。(家にいる時間が増えたため)ミニ四駆は、30年以上前から何度かブームになることがありました。ミニ四駆が登場するアニメが火付け役になり、プラモデルメーカーが各地で大会を開いて広まりました。子どもの時に夢中になった世代が大人になり、自分の子どもと一緒に楽しむことで、再びブームが起こっているようです。 ミニ四駆を始め、様々なプラモデルで電池とモーターを触っていると、理科で習う電気の単元については理解が早いでしょう。逆に、そういうおもちゃで遊んだことがない子は、理科の実験を通じてたっぷりと経験させてあげることが大切です。 1校時に、5年2組の道徳の授業観察がありました。「友のしょうぞう画」という資料を使った、「信頼・友情」に関する学習内容でした。幼なじみの和矢と章太が、離れ離れになっても互いのことを思う物語です。・・・主人公の和矢と章太は大の仲良しでしたが、章太は体の筋肉が縮むという難病にかかり、遠くの病院に療養に行くことになりました。2人は文通により友情を確かめ合っていたものの、いつしか章太から便りが途絶えてしまいました。和矢は章太の状況が分からないまま、勝手に章太が自分を裏切ったと考えるようになりました。しばらくして、テレビで院内学級展覧会が開かれていることを知った和矢は、母親と展覧会を見に行くことにしました。章太の作品には、「友のしょうぞう画」という作品名がつけられ、「おさななじみのKくんの顔です。」と書いてありました。自分の肖像画であることを知った和矢は、激しい感動と深い反省をおぼえつつ、真の友情を感じ取りました。・・・昔から繰り返し道徳の資料として使われてきただけあり、とても感慨深い物語です。(写真中) 5年生の子ども達にとっては、友達とは「いつも身近にいる存在」ととらえていることでしょう。でも、お互いの距離が離れてしまっても、心は通じ合う友情が存在するということを理解させたいところです。 4校時は、4年2組の授業観察がありました。国語の漢字の広場の学習場面でした。国語の教科書には、年間を通じて漢字の広場のページがところどころに配置されています。教科書に示されている漢字を使って短文を作る学習となっていて、既習漢字の復習を兼ねています。 今回の漢字の広場は、絵を見て夏の楽しみをテーマに短文を作るという課題になっていました。海水浴や旅行、バーベキューの様子など、夏休みに向けての期待が高まる場面ばかりでした。夏祭りや水泳など、今年の夏はやっとコロナ禍を抜け、いつも通りの取り組みができそうです。(写真下) 5月26日の給食ひき肉と春雨の炒め煮 牛乳 一口メモ マーボー豆腐は、どこの国の料理か知っていますか? 答えは中国です。中華料理の中でも、マーボー豆腐は「四川省」という地域の郷土料理として有名です。 四川省は、中国の中ほどから少し西寄りの場所にあり、広さは日本全体の面積よりも大きく、8000万人もの人が住んでいます。四川料理と言えば、他にもタンタンメンやホイコーロー、バンバンジー、チンジャオロースなどがあります。そして、唐辛子や山椒、コショウなどの香辛料を使った辛さが特徴になっています。日本でも人気の料理ばかりです。 給食のマーボー豆腐には、ソラマメと唐辛子で作られている「トウバンジャン」という辛味の調味料を少しだけ入れています。1年生から6年生まで、みんながおいしく食べられるように作りました。 5月25日(木) その2漫画を使った短い資料になっています。・・・のりお君が、家で飼っている犬を粘土で作りました。たくみ君は、それを怪獣だと思って角をつけてあげました。通りかかった女の子が「人の作ったものを勝手にいじっちゃだめ」と注意してきました。でも、たくみ君は、「かっこよくしてあげただけだ。」と言いました。そこへ、のりお君がやって来て、「ひどいよ」と悲しい顔をしました。・・・よかれと思ってしたことが、逆に相手を嫌な気持ちにしてしまうことは、日常的によくあるのではないでしょうか。自分の行いが、本当によいことなのかをよく考えて行動することの大切さについて、子ども達と話し合いました。(写真上) 6校時も道徳の授業観察がありました。6年2組で、「子ども会のキャンプ」という資料を使った「よりよい学校生活、集団生活の充実」に関する学習でした。・・・6年生の明葉は、子ども会のキャンプで班長を任せられ、少し不安を感じながら参加します。キャンプ2日目に事件が起きました。食器を運んでいた3年生のむつみが石につまずき、カレーがこぼれてしまいます。明葉は、班長として周りから責められながらも、他の班からカレーを分けてもらいに回りました。班にもどった明葉は、むつみを諭し「わざとではなくても失敗は失敗として謝ろう」と、一緒に謝ります。周りから「一生懸命やっていたのだから、しかたがないよ」と励ます声が出され、やがてむつみにも笑顔が戻ります。そんな明葉に対しては、評価や感謝の言葉がかけられ、キャンプが小学校最後の夏休みのいい思い出として、明葉の心に残りました。・・・自分の役割りに責任をもち、正しく判断して行動に移すことが「役割を果たす」という結果につながります。 どの子も、よく考えて自分の意見をまとめていました。また、友達の意見を聞いて、さらに自身の考えを深めていくのも道徳の授業では大切なことです。6年生は、3週間後に移動教室を控えています。それぞれの役割分担を担って準備していくことになります。2泊3日の宿泊学習が、小学校生活のすばらしい思い出に残るように、しっかり自分の役割を果たしてもらいたいと思います。(写真下) 田植え(5年生)今日は天気に恵まれたので、稲の苗を田んぼに植えました。水を張った田んぼは、とても足場が悪く、子ども達は転びそうになりながら苗を植えていました。小さい田んぼにみんなで並び、腰をかがめて行ったので、田植えの大変さを感じることができました。 その後の振り返りでは、「米づくりの大変さを知った」「たくさん収穫するためにはどうしたらいいのか調べたい」「お米に限らず、食べ物を大切にしたい」と様々な視点でカードに書くことができました。 |
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