音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

6月29日(木)

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 4年生は、理科の時間に「とじこめた空気や水」の学習をしています。閉じ込めた空気を圧すと体積が小さくなり、圧し返す力がそれにつれて大きくなることを実験で確かめていきます。また、閉じ込めた空気の性質を、水の場合ではどうなるかということと関係づけて調べていきます。
 2組の子ども達が、校庭に出て大きなビニール袋に空気を入れ、その手ごたえを調べていました。ビニール袋などに入った閉じ込められた空気を圧すと、ふわふわと圧し返してくる力を感じることができます。日常生活の中でも、ふくらませた風船や空気を入れた浮き輪を圧し縮めた経験がどの子にもあるはずです。ただ、そのときの空気の体積がどうなっていたかについては考えていなかったでしょう。
 そこで、教室に戻って次の実験を行いました。プラスチックの注射器の先をゴム板で押さえて、ピストンを圧す実験です。注射器内の空気の体積が小さくなるとともに、ピストンを圧している手にはね返すような力を感じることができます。そして、そのはね返す力は、ピストンを圧せば圧すほど大きくなることも分かりました。(写真上)
 今後は、水を圧し縮めた場合の実験を行い、空気との違いを確かめていきます。教科書には、それらの実験から「学んだことを生かそう」というコラムが載っています。一つは、自転車に空気を入れたゴムタイヤが使われている理由を考えさせる話です。(自転車が考案された当初は、木のタイヤが使われていました。)もう一つは、「豆腐の容器に水が入っている理由について説明しよう」というものです。水は圧し縮めることができないという性質を利用して、こんにゃくや豆腐の容器内を水で満たし、崩れないようにしています。
 1年1組で、「きんの おの」という資料をつかった道徳の授業がありました。・・・木こりが木を切っている時に、自分の斧を湖に落としてしまいました。湖の中から神様が現れ、金や銀の斧を見せられても自分の斧ではないと言い、鉄の斧を見せられると「私の斧です。」と正直に答えました。一方、その話を聞いた仲間の木こりは、わざと斧を湖に落とし・・・「金の斧、銀の斧」という題名で有名なお話です。(写真中)
 道徳の授業では、たいてい実際の生活とは違った模範解答を答える子が多いものです。このお話で「自分が木こりだったら…」と問われると、ほとんどの子は「正直に言う」と答えるでしょう。しかし、普段の生活の中では、うそをついてしまったり、ごまかしてしまったりすることは誰にでもあることです。そして、そうした時の後味の悪さも、誰もが経験したことがあるでしょう。
 1年生の子ども達に、「どうしてうそをついてはいけないのでしょう?」と聞くと、「家の人に叱られるから。」とか、「バチが当たるから。」と多くの子が答えます。実際に、小さい時からそうやって教えられてきたのでしょう。…それだけで、1年生は正直だなと思います。
 6年生は理科の時間に、「体のつくりとはたらき」の学習をしています。吸った空気のゆくえ(呼吸のはたらき)についてや、食べ物のゆくえ(消化のしくみ)について学んでいます。今日は、5校時に1組が理科室で食べ物のゆくえの実験をしていました。ご飯が口の中で唾液と混ざり、どのような変化が起きるのかを調べる実験でした。
 チャックがついたビニール袋を2つ用意し、片方にはご飯粒と唾液、もう片方にはご飯粒と水を入れます。ビーカーに40度のお湯を入れ、両方の袋を温めます。(口の中を再現する為に、体温に近くする)また、途中でビニール袋をよくもみます。(口の中でよく噛んでいる状態を再現するため)しばらくしてから、ヨウ素液を数滴加えて反応を調べます。
 水を加えたものは、米のでんぷんに反応して青紫色に変化します。一方、唾液を混ぜたものは、紫色の反応がうすく、でんぷんが少なくなったことが分かりました。(正確には、でんぷんが別のもの(糖)に変わったということです。)(写真下)
 昔から、「よく噛んで食べなさい」と言われてきたのは、食べ物を消化しやすくするための言い伝えです。食べ物を細かくするとともに、唾液と良く混ぜることで消化が良くなります。ご飯を口に入れ、しばらく噛んでいると甘みを感じるのは唾液のはたらきで、でんぷんが糖に変わったからです。

6月29日の給食

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献立名           小松菜じゃこチャーハン
              ジャンボシューマイ
              わかめスープ
              牛乳


一口メモ

 今日のシュウマイは、豚ひき肉や玉ねぎ、たけのこ、干し椎茸のみじん切りの他に、柔らかくジューシーに仕上げるために豆腐を入れています。また、そのまま食べてもおいしいように、しょう油などの調味料を入れて味付けをしてあります。
 給食のシュウマイは1人1個なので、とても大きくて食べ応えがあります。肉や具材、調味料などを混ぜ合わせるのに、家庭だとボウルを使います。給食では全体量が多いので、給食用の大きなたらいで混ぜ合わせています。均等に混ぜ合わせるのは、とても大変な作業です。よく混ざったら、一つ一つシュウマイの皮で包み、給食室のオーブンで蒸していきます。

水泳指導(3年生)

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 先週の水曜日から水泳指導が始まりました。昨年度までは数回しか入っていないこともあり、検定や回数も本格的にスタートする今年の水泳を、子どもたちも楽しみにしていたようです。

 先週も今日も、水慣れ→横泳ぎの順で学習しました。今日はさらに追加して、ビート板を使った練習や縦25メートルにも挑戦してみました。来週は検定を行う予定です。一人一人が少しずつ上達していけるように、今後も指導していきます。

光が丘清掃工場見学(4年生)

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 4年生の社会科「ごみの処理と再利用」、総合的な学習の時間「共に生きようわたしたちの町で」では、自分たちの生活と環境問題とを関連づけて学習しています。事前学習で社会科の時間に家から出るごみについて調べました。今回は、このごみがどのように処理されるかを調べる目的として、光が丘清掃工場に見学に行きました。
 ごみ収集車が運んできたごみが灰になるまでの流れ。周辺の環境や衛生面に対する取り組み。燃やしてできる熱を利用した取り組み。ごみを減らす方法等について詳しく教えていただいた後、工場内を見学させてもらいました。聞いたことや気付いたことについて、しっかりメモを取り、学習している様子が見られました。
 子供たちは、教科書や映像教材を利用して学習していますが、実際に工場の中を歩き、働いている方の話を直接聞く貴重な機会になりました。そして何よりも、「ごみクレーン」で運ばれていた大量の「ごみ」をまじかで見ることによって、改めて生活とごみの関わりや多くの人に支えられていることが実感できる貴重な時間となりました。

6月28日(水)

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 2年2組で「おり紙の名人 よしざわ あきら」という道徳の授業がありました。日本の創作折り紙の第一人者であると同時に、折り紙を世界中に普及させることに尽力した吉澤 章さんの伝記的な資料から、「個性伸長」について考えていく授業でした。
 吉澤さんが小さかった頃、近所のお姉さんが折った「舟」が折り紙との最初の出会いでした。こわれてしまった舟を開いては折りを繰り返し、自分なりに折り方を研究していきました。それをきっかけに、「自分の折り紙が人を元気にすることができる。」と信じて折り紙の研究を続け、世界中で知られる折り紙名人にまでなりました。実際、「ORIGAMI」を世界共通の言葉にまでした人物としても有名です。教科書には、吉澤さんが折った「クジャク」の写真が載っています。(写真上)
 吉澤さんは、生涯に多くの折り紙の本を出しました。多分、ほとんどの方が今まで利用してきた折り紙の本がそのうちの一冊だと思います。吉澤さんの折り紙作品は、出身地の栃木県上三川町図書館内に展示されているそうです。また、都内では、東久留米のギャラリーで常設展示されています。
 2年生の子ども達は、この資料から個性伸長についてどのような考えをもつことができたでしょうか。まずは、自分の得意なことや好きなことへの気づきが大事です。どの子も必ず何らかの分野に秀でるものがあり、その芽を大切に伸ばしてあげることが重要になります。
 4年生が、社会科見学として光が丘清掃工場に行ってきました。いつも教室の窓から校庭の向こうに見える煙突をめざして、20分ほど歩きました。長らく建て替え工事期間が続きましたが、昨年から見学コースの受け入れが再開しました。以前は、出かける前に子ども達に「清掃工場についたら、絶対に臭いという言葉を言わないこと」と指導したものでした。新しくできた清掃工場では、そういう心配は全く必要なく、とてもきれいでにおいもない場所になっています。それだけでなく、ごみを焼却する熱を利用して発電を行い、電気を売る「発電所」のような役割もしています。
 また、バンカーに集まったごみを移動させる時に操作していたごみクレーンは、現在は自動運転になっています。見学コースで唯一働いている人が見られたのは、中央制御室だけでした。(写真中)
 学年を4つのグループに分けて、ていねいに説明を聞きながら見学をすることができました。プロジェクションマッピングで説明する場所があったり、タッチパネル式のクイズができたりと、見学コースを周る子ども達は大喜びでした。
 1年生は、生活科の時間に「はるからなつの いきもの」の学習をしています。教科書には、ツバメやメジロなどの鳥の他に、バッタやテントウムシ、カブトムシなどの昆虫の写真も載っています。
 生活科の学習は、ほとんどが校庭や中庭が教室になります。1組の子ども達が中庭に出てきて、虫を探し始めました。今朝、池の水面に卵を産もうとしていたギンヤンマがいたことを伝えると、子ども達もトンボを見かけていたようでした。さらに、ヤゴの抜け殻を見つけた子もいました。(写真下)
 4年生と出かけた清掃工場付近では、早くもセミの声らしき音が聞こえ始めていました。今週は蒸し暑い日が続き、週末には7月に入ります。これからたくさんの夏の生き物に出会えることでしょう。・・・昨日から、1年生のアサガオの鉢に花がつき始めています。

6月28日の給食

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献立名           ご飯
              鮭のごまつけ焼き
              ひじきのピリッとサラダ
              五目汁
              牛乳


一口メモ

 みなさんは、ひじきは好きですか?
 ひじきは鉄分やカルシウムが豊富なので、成長期の子ども達にはしっかり摂ってもらいたい食材の一つです。給食でも、煮物やハンバーグに混ぜたり、混ぜご飯の具材にしたりと、よく登場する食材です。
 今日は、ひじきをキャベツなどの野菜と一緒にサラダにしました。給食で使用するのは、乾燥したひじきで、水で戻すと6〜7倍にも増えます。おいしく仕上げるコツは、次の2つです。
(1)ひじきを水でしっかりと戻すこと。
(2)水で戻したひじきに熱湯をかけるか、さっとゆでること。
 全校でおいしく食べてもらうために、しっかりと下ごしらえしてから使うようにしています。

あいさつ運動(5年生)

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 6月は、ふれあい月間です。今月は、5年生が正門・南門に立って、あいさつ運動を行いました。

 初めのうちは緊張していた様子でしたが、徐々にあいさつの声が大きくなっていきました。
「あいさつが返ってきて嬉しい。」「自分のよりも先にあいさつをしてくれた人がいた。」など、気づいたことを子ども達が話していました。

 今後も、すすんであいさつができるように声をかけていきます。

図書委員会による読み聞かせ

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 毎年、前期の図書旬間には、図書委員による読み聞かせが行われています。今年度は、6年生の図書委員は1年生に、5年生の図書委員は2年生に向けて行いました。
 朝読書の時間に、図書室にある大型絵本を使って、一生懸命読み聞かせを行っている姿がみられました。
 何度も練習して取り組みましたが、当日は緊張していたようです。図書委員たちは、1,2年生が、静かに楽しそうに聞いてくれてうれしかったと話していました。
 誰かに読み聞かせをするのは、してもされてもとてもいい経験になります。お家でも、是非やってみてください。

6月27日(火)

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 2年生は、国語の授業で「あったらいいな こんなもの」という学習をしています。「話すこと・聞くこと」の学習単元です。あったらいいなと思うものを絵に描いて、友達と質問をし合うことにより、自分の考えを詳しくしていきます。そして、友達と発表し合い、感想を伝え合うという言語活動に位置付けていきます。
 教科書には、空を自由に飛べる魔法の羽や、動物と会話ができるヘッドホンの絵が参考に載っています。以前は、大きくドラえもんが出てきていましたが、現在の教科書には削除されています。イメージとしては、「ドラえもんの四次元ポケットから出す道具を自分で考えよう」という学習課題になります。こういう発想は、断然に子どもの方が優れているものです。
 1組では、先日各自が考えた道具のメモをもとに、発表原稿を書き始めていました。何人かの「あったらいいな こんなもの」を見せてもらいました。「天気を変える杖」…自分の好きなように天気を変えることができたら、どんなに便利なことでしょう。移動教室や遠足、運動会の日も、これがあれば安心です。「生きものデパート」…並んでいる毛布をかぶると、その生きものに変身できるそうです。自分だったら犬になって、一日中まったりと居眠りしていたいです。来週の学校公開の日に、各自が考えた道具の発表会を予定しているようです。ぜひご期待ください。(写真上)
 ところで、大人が考えると、せいぜい「浦島太郎印の薬」や「リサイクル紙幣」ぐらいしか思いつかないのではないでしょうか。(ちなみに、「浦島太郎印の薬」は、1錠飲むと10年若返る薬です。「リサイクル紙幣」は、紙ごみを集めて入れると、新札になって出てくる道具です。私が考えました。)
 5年生は、理科の時間に「メダカのたんじょう」の学習をしています。1組では、メダカのオスとメスの体のちがいについて調べていました。オスとメスは、お腹のふくらみのちがいの他に、背びれとしりびれにそれぞれ特徴があります。教室で飼育しているメダカを観察ケースに1匹ずつ入れて、横から見ながらオス・メスの違いを観察していました。(写真中)
 ところで、メダカは絶滅危惧種に指定されています。もう20年ほど前になりますが、このニュースが流れた時は驚きました。日本中の田んぼや池、小川にたくさんいるはずと思っていたメダカが絶滅危惧種というのですから…。ただこれは、急激に絶滅危機にあるというのではなく、今後の環境が大切であるという警鐘ともとれる話題でした。ヒメダカ(一般的によく売られているオレンジ色のメダカ)のように、改良されたメダカを放流すると、野生のメダカの遺伝子が失われていく原因になると言われています。鑑賞用に作り出した生き物のしっぺ返しが、「絶滅危惧種」という言葉として返ってきているわけです。
 また、コロナ禍を機に、空前のメダカブームになったと言われています。自宅内のわずかなスペースで手軽に飼育できることから、コロナ禍でメダカの需要が増えたそうです。環境に配慮してあげるとどんどん増えていくため、メダカを育てる楽しみを趣味にする人が多くなったそうです。私の家の近くでも、外にたくさん水槽が並んでいる家を見かけます。中には珍しい種類のメダカもいて、高額で取り引きされているものもあるようです。
 中休みの途中、少し大粒の雨が降ってきました。外遊びをしていた子ども達をあわてて室内に入れました。続く3,4校時は、1年生の水泳指導の時間でした。幸い雨がすっかり上がり、先週に続いて2回目の水泳指導を気持ちよく実施することができました。
 水温は27.5度、気温は30度近くありました。プールサイドで指導の様子を見ていると、どの子も水遊びにとても楽しそうに取り組んでいました。低学年の水泳の授業は、「水遊び」が主になります。(正式には、「水泳」は3年生からです。)水遊びは、水に入り水圧や浮力などを体で感じることで、楽しさを味わうことができる運動です。プールの端から端までを様々な歩き方で移動したり、みんなで鬼ごっこやじゃんけん列車をしたりして、水に親しみながら運動をしていました。
 最後に、低学年の水泳指導では定番の「宝探し」をしました。先生が水中リングがたくさん入ったカゴを用意し、プールに全部投げ入れました。スタートの合図とともに、子ども達が拾いに行きます。リングを拾ったら先生のところに持っていき、腕に通します。
 子ども達がどうやって拾っているのかを見ていたら、ちゃんともぐって拾ってくる子がたくさんいました。スイミングに通っている子が多いのでしょうか、すでにもぐったり泳いだりが得意な子がいたのでびっくりしました。中には、足の指で器用にリングを拾い上げていた子も見られました。(写真下)

6月27日の給食

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献立名           米粉パン
              ポテトミートグラタン
              ソーセージと野菜のスープ
              牛乳


一口メモ

 「ポテトミートグラタン」は、ふかしたじゃがいもに手作りのミートソースをからめてから、チーズをのせてオーブンで焼きました。じゃがいもとミートソースの組み合わせなので、とてもおいしい料理です。
 じゃがいもは、でんぷんを多く含んでいます。そのためエネルギーになるというイメージがあると思いますが、実はビタミン類も多く含んでいる食品です。フランスでは、果物のようにビタミンを摂れることから、「大地のりんご」とも呼ばれています。
 ビタミンCは、加熱に弱いビタミンです。しかし、じゃがいもに含まれているビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱しても壊れにくいのが特徴になっています。

6月26日(月) その2

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 5年生は、社会科の時間に新潟県南魚沼市の農家の資料をもとに、「米づくりのさかんな地域」についての学習をしています。今日は、よりよい米づくりをめざした取り組みとして、「稲の品種改良」について学習をしていました。(写真上)
 昔と比べて米づくりが改善されてきたことを、教科書や資料集を使って複数の資料から読み取っていきました。長年にわたって、品種改良の研究が進められてきたことが分かりました。そして、品種改良によっておいしくて病気に強い品種を作出できたことはもちろんですが、昔に比べて短い労働時間で多くの米が生産できるようにもなりました。
 教科書には、日本で品種改良されて生まれた稲の品種の家系図が掲載されています。コシヒカリは、農林1号と農林22号をかけ合わせて生まれました。さらにそのコシヒカリを親として、「あきたこまち」や「ひとめぼれ」、「はえぬき」が生み出されてきています。他の果物や野菜、花の品種改良も同じですが、1つの優秀な品種を生み出すためには、気の遠くなるような作業と時間がかかります。単に2品種をかけ合わせて終わりではなく、そこから生まれた種を育成し、良質のものを選別し、さらにその性質が固定されたものかを何度も試し…と、結局1つの品種を生み出すために、10年もの歳月がかかります。
 ところで、「ササニシキ」がほとんど出回らなくなってしまった理由をご存知でしょうか? コシヒカリが西の横綱と呼ばれていたのに対し、ササニシキは東の横綱とさえ言われるほどの銘柄米でした。当初は冷害に強いと言われて東北地方を中心に作られていましたが、30年前の冷害で壊滅的な被害が出てからは、あっという間に姿を消していきました。逆に言うと、寒さに強くておいしいお米の「あきたこまち」や「ひとめぼれ」が登場したことが理由でもあります。今後は、さらにおいしくて病気に強く、収穫量の多い品種が作られていくのかもしれません。
 6年生は、家庭科の時間に「夏をすずしくさわやかに」という学習をしています。日本は四季の変化が大きく、特に夏は蒸し暑さが特徴的なため、昔から様々な工夫をして過ごしやすくしてきました。1組では、「衣・食・住・その他」の項目に分けて、夏を涼しく過ごすために行っている工夫について話し合っていました。(写真中)
 子ども達からは、夏の「衣」の工夫として、「帽子」「半袖半ズボン」「ダボッとした服」「夏用のパジャマ」などが出されました。通気性を考えた衣服に替えるということは、とても大切なことです。「住」の工夫では、「扇風機や「クーラー」しか出てきませんでしたが、室内の通気をよくしたり直射日光を避ける工夫(日差し避けのすだれやタープなど)をしているはずです。
 全校朝会で、生き物を飼っているクラスが多いということを最後に話しました。水槽を用意して、メダカを飼育しているクラスが確かにたくさんあります。5年2組では、水草の入った入れ物に、生まれたばかりの子メダカがたくさん泳いでいました。
 一方、1年2組の教室の後ろには、先週から虫かごが3つ並んでいます。子ども達に聞いてみると、カブトムシやクワガタを家から持ってきたようでした。夜行性ですが、カブトムシのオスが元気よく動いているのが見えました。ちゃんと昆虫ゼリーまで用意してあります。
 もう一つの飼育ケースには、小さなコオロギがいました。最初はカマキリも入っていたようですが、死んでしまったそうです。私も先日、自宅の吊り鉢にカマキリが潜んでいるのを見かけました。まだ体は小さく、夏から秋にかけて大きくなっていくのでしょう。コオロギもまだ黒々としていなくて、薄茶色の小さな体をしています。カマキリの食事用にケースに入れられていたのだと思いますが、天敵がいなくなってホッとしたのか、元気に動き回っていました。(写真下)

6月26日の給食

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献立名           山菜おこわ
              イカのから揚げ
              塩豚汁
              牛乳


一口メモ

 野山で採れ、食べることができる植物のことを「山菜」と呼んでいますが、普段家庭で食べる機会はあるでしょうか? 山菜には、せり、たらの芽、ふき、うど、ぜんまい、こごみなどの様々な種類があります。苦みやえぐみを感じる「アク」という成分が強い植物で、ほとんどのものは「アク抜き」をしてから食べるようにしなければなりません。
 山菜の苦味には、冬に家でこもりがちだった体を元気に活動できるようにしてくれる働きがあります。昔の人は、春のうちに山菜を収穫しておいて、塩漬けや乾燥させるなどして保存食にしていました。
 今日の山菜おこわには、ぜんまいとわらびが入っています。しっかりアク抜きをしているので、苦み成分はほとんどなく、山菜の香りが楽しめるおこわになっています。

6月26日(月) その1

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 全校朝会では、「ツバメの話」をしました。2枚のツバメの写真を見せながら、次のような話をしています。
・・・春から夏にかけて、ツバメが空を忙しそうに飛び回る姿が見られます。ツバメは渡り鳥の一種で、3月から4月に南の方からやってきて家の軒下などに巣を作り、ヒナを育てます。何週間かかけてヒナが育ち、巣立っていきます。今は、2回目の巣作りをして新たに卵を産む準備が進められている頃です。先日6年生と行った移動教室でも、古墳館の軒下にツバメが巣作りのために飛んで来ているのを見かけました。
 ツバメは、空中に飛んでいる小さな虫をエサとしています。1日に600匹〜700匹もの虫をつかまえて、せっせと巣に運んでいます。農作物に被害を与える虫をたくさん捕まえてくれるので、農家の人たちにとってツバメはとてもありがたい鳥です。
 普通、鳥は人を見かけると逃げていくものです。でも、たいていのツバメは人が住んでいる家に巣を作り、人が住んでいない空き家には巣を作らないと言われています。駅のホームのように、たくさん人が行き来する場所にも巣を作ります。なぜ、わざわざ人がたくさんいるところを選んで、ツバメは巣を作るのでしょうか。
 理由はこうです。ツバメの天敵はカラスです。人間の住んでいるところに巣を作れば、カラスに襲われることはないと、昔からツバメは学んできました。だから人間のことを「自分達を守ってくれる優しい仲間」と思っているのです。そこで、わざわざ人がたくさんいる場所を選んで巣を作るのです。ツバメが大切なヒナを育てている時も、人はかわいいかわいいと大事にしてくれて、外敵から身を守ってくれるものと信じているのです。さらに不思議なことに、ツバメは自分が巣を作った場所をちゃんと覚えていて、次の年も必ず同じ場所に戻ってくるという習性があります。
 だいぶ昔のことですが、校長先生が勤めていた学校の校舎裏に、毎年ツバメが巣を作りに来る場所がありました。ツバメがやってくる頃になると、子ども達と一緒にそっと窓からその様子を観察するのが楽しみでした。くちばしに枯れ枝と一緒に泥をつけて運んで来て巣を作る様子や、ヒナが一生懸命口を大きく開けて親鳥からエサをもらう姿をみんなで見守りました。
 ある年のこと、春になってツバメがやって来て、そろそろ巣ができ始めてきた頃のことでした。一人の子がいたずらをして、棒で巣をつついて落としてしまいました。全校のみんなが残念がりました。そして、次の年からは、もう二度と学校にツバメが来ることはありませんでした。「あそこに巣を作ると、命をねらう敵がいるぞ。」と、ツバメが思ったからでしょう。
 旭町小の子ども達は、生き物が大好きな子が多いなと思います。教室でカイコを大切に育てたり、メダカを飼っていたりするクラスがあります。生き物を大切にする子は、友達も大切にできる子です。身近な生き物を大切にし、心の優しい人に育ってほしいと思います。・・・
 続いて、「第56回 交通安全 子供自転車東京大会」の表彰を行いました。6月18日(日)に大田区総合体育館で開催され、本校の5年生4名が出場し、東京都で第3位という成績を収めました。先月から、夕方校庭で練習してきた努力が実りました。(写真上下)

6月23日(金)

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 火曜日に、3年2組の保健の授業についてお伝えしました。3年生から始まる保健では、「毎日の生活と健康」の学習をしています。今日は、1組で「身の回りの清潔」についての授業がありました。
 まず、濡れた脱脂綿で手を拭く実験をしました。自分では「きれいなはず」と思っていた手のひらや指先でしたが、脱脂綿で拭き取ってみると、黒い汚れがつくことに気がつきました。登校してから手を洗って授業が始まったとしても、机や椅子、筆箱、消しゴムなど、いろいろなものを触っています。また、目に見えて汚れが脱脂綿につかなかったとしても、様々なところを触った手にはたくさんのばい菌がついています。(教科書には、手のひらのばい菌を寒天培養した写真が載っています。)
 授業を通して、病気を防いで健康な体を保つために、手をしっかり洗うことや清潔なハンカチ・衣服を身につけることの重要性を学びました。授業の後半では、正しい手洗いの実習を行いました。手のひらと手の甲にスタンプを押してもらい、きちんとその汚れが落ちるように手を洗います。手を洗う前に、動画を見ながら手の動かし方を確認しました。手のひらと甲の洗い方や、指先や指と指との間の洗い方など、手洗いにはたくさんの洗う場所と手の動かし方があることを知りました。(写真上)
 学校では、固形石鹸をやめて液体石鹸を各流しやトイレに設置しています。コロナ禍の3年間で、私も以前よりもよく手を洗うようになりました。校内を回ってから校長室に戻ると、必ず手を洗うのが習慣化しました。子ども達も、小さい頃からものを食べる時(食事やおやつ等)や外から帰った時に、必ず手を洗うということを習慣化させておくべきです。日頃、教室での学習の様子を見ていると、鉛筆をくわえたり、指や爪を口にしている子をよく見かけます。
 一方、3年2組では、社会科の時間に「買い物調べ」のまとめを行っていました。3年生は、社会科で「商店の仕事」についての学習をしています。先週は、成増のマルエツまで、スーパーマーケットの見学にも行っています。また、宿題として「買い物調べ」が出されていました。家の人が買い物に行った場所を調べて、「なぜその店を選んだのか」や「品物を選ぶ時に気を付けていること」についてインタビューをするという宿題でした。
 クラス全員の買い物調べの結果を見ると、それぞれいろいろな店が利用されていることが分かりました。スーパーマーケットでも、成増の駅の近くもあれば、光が丘の店もありました。他にもコンビニやドラッグストア、個人の商店も利用していました。店を選んだ理由では、「安い商品が多い」という値段を重視しているものが多く、「よいものがそろっている」や「一度にいろいろなものが買える(スーパー)」という理由もありました。(写真中)
 子ども達が調べたカードに、店のレシートが貼ってありました。成増駅の改札前にあるお菓子屋さんのレシートに目が行きました。私もつい先日、知り合いに渡すために洋菓子を買った店だったので、すぐ目にとまりました。レシートを見せてもらうと、いろいろなケーキの種類がありました。その子に聞いてみると、父の日のために家族分のケーキを買ったそうです。特別感のあるおいしいケーキがあるから、その店を選んだのでしょうね。
 5校時に、5年生の研究授業がありました。旭町小では、今年度も算数の校内研究に取り組み、子ども達の学習意欲と学力の向上を図っていきます。また、教員の指導力向上や授業改善のためにも、校内研究を全校で位置付けて実施していきます。
 授業は、「小数の倍」の単元でした。今日の授業では、2クラスで習熟度別のコースに分けて行われていました。1組はステップ・ホップコース、2組はジャンプコースの子ども達が集まって授業が始まりました。
 今年度の研究テーマは、「思考力・判断力・表現力の育成 〜考えの伝え合いを通して〜」です。授業の中での子ども同士の考えを友達と伝え合う場面を中心に研究を進めていきます。今日の授業の中でも、隣り同士のペアやグループで意見を出し合い、交流する様子が見られました。(写真下)
 授業後の協議会では、研究講師の先生から多くのご指導をいただきました。また、先生同士の意見交流が活発に行われた協議会となりました。子どもだけでなく、指導する先生方自身が普段から活発な話し合いの姿勢をもっていることは、旭町小の自慢の一つです。

6月23日の給食

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献立名           ご飯
              四川味噌豆腐
              春雨サラダ
              牛乳


一口メモ

 フランス料理、トルコ料理、中華料理の3つは、「世界三大料理」と言われています。その中でも世界で最も多く食べられているのは、中華料理だそうです。
 中華料理と一言で言っても、実は8つもの地域に分かれています。今日はその中のひとつで、四川地方で食べられている四川料理にちなんだメニューになっています。四川料理は、唐辛子を使った辛い料理が多いのが特徴です。
 今日の「四川味噌豆腐」は、鶏肉やにんじん、玉ねぎ、たけのこと、たっぷりの木綿豆腐が入っています。味噌の味に、ラー油と豆板醤という調味料で辛味をつけています。1年生から6年生までがおいしく食べられるように、辛さを調節して調理してあります。

音楽朝会

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 今月の音楽朝会は「にじ」を歌いました。体育館に全校児童が集まって、互いの顔を見ながら一緒に歌う従来の形の音楽朝会です。
 5・6年生の音楽委員会児童が前に立って歌いました。ピアノの伴奏は6年生児童です。前奏部分にリコーダー演奏も入れてみました。歌の途中に「見上げてみれば・・・」という歌詞があるのですが、空を見上げて虹を見つけた時の「あ!」という感動の気持ちをアゴゴベルという楽器で「カ〜ン」と入れました。どちらも音楽委員会の6年児童が担当しました。せっかくなので、5年生児童には後半の高音パートを歌ってもらいました。他の学年の児童は聴きなれていなかったので、5年生と6年生の二部合唱の形で全校児童の前で歌ってもらいました。
 朝の時間でしたが、5年生の声も6年生の声もとても素敵でした。こんな風に高学年が旭町小学校の歌声を支えてくれています。その声に合わせて、全校児童の声が体育館に響き渡っていました。朝から雨模様のすっきりしない一日でしたが、少し元気になって一日のスタートを切ることができました。

たてわり遊び

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 本日のたてわり班遊びは、全校遠足後、初めての班遊びとなりました。
 リーダーシップを発揮した6年生が、1年生から5年生までみんなが楽しめる遊びをテーマに内容を考えました。みんなが笑顔で遊ぶ姿が印象的で、その笑顔を見た6年生も満足そうでした。
 一つ一つの取組を通して、着実に成長している6年生です。また、1年生から5年生も旭町小学校への所属感が高まり、よい活動となっています。

6月22日(木)

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 5年生は、国語の時間に「カレーライス」という物語の学習をしています。「カレーライス」は、重松 清さんが教科書のために書き下ろした作品です。他にも、家族の日常を描いた作品をたくさん出している作家です。重松 清さんの他の作品を読み広げていくと、読書の楽しみが増すことでしょう。(写真上)
 「僕は悪くない――。」そう言って、少年は父親に絶対に謝らないことを宣言します。ことの始まりは、約束の時間以上にゲームをしていた少年を父親が叱り、ゲームの電源を抜いてしまったことにありました。それに腹を立てた少年は、「父から先に謝るべきだ。」と片意地を張り続けます。そんな中、父親が夕食に早く帰ってくる『父親ウィーク』が始まることになりました。・・・親子の行き違いと成長をテーマに描かれた作品で、とても身近な内容でもあり読みやすい物語です。
 同じ年代の子どもにも、そして親世代の大人にも、じんわりと心に響いてきます。思春期の男の子と父親とのぎくしゃくとした関係は、世のお父さん方はよく理解できるのではないでしょうか。私自身もそうだったし、逆に親になってから自分の息子に対しても同じことを感じました。でもそれだけに、男の子にとっての父親の存在は、とても重要なのでしょうね。
 物語のラストで、「辛いはずのカレーが、ちょっぴり甘く思えた。」とあります。父親と仲直りできたことへの安心感と、うれしさの気持ちが表現されていて、とても素敵な感じがします。
 5年生の家庭科で、いよいよ裁縫の授業が始まりました。裁縫道具を使うのは初めてということで、どの子も楽しみにしていたようです。今日は、針に糸を通し、玉結びや玉止めの練習を中心に実習を行いました。
 まずは、針に糸を通すところからです。糸はなめるのではなく、糸切りばさみで斜めに切って針穴に通りやすくしてから行います。最初は苦戦していた子ども達でしたが、一人ができると次々に「できた!」という声が上がりました。
 続いて、玉結びに挑戦しました。先生のお手本を見るとともに、コツをよく聞いてから行いました。玉結びは、人差し指に糸を巻き付けてから親指の腹でこするようにして糸をくぐらせるのがポイントです。慣れてくると、片手ですばやくできるようになります。何度も繰り返し挑戦し、練習を重ねることが大切です。手先の器用さを磨く大切な学習でもあるなと思いました。
 子ども達は、初めての裁縫の学習でしたが、集中して取り組んでいました。玉結びの後は、フェルトを使って玉止めの練習、そしてなみ縫いと、今日だけでずいぶん上達したように感じます。(写真中)
 明日で前期読書旬間が終了します。子ども達は、たくさんの本に出会うことができたでしょうか。今日は、図書管理員の先生が勤務の日でした。低学年がクラスこどに図書室を利用し、図書の時間の後半に絵本の読み聞かせをしてもらいました。
 1年生には、「あめふり」という絵本の読み聞かせがありました。福音館書店から出ている、有名な「ばばばあちゃん」シリーズの一冊です。毎日毎日雨ばかり降り続くので、怒ったばばばあちゃんは雲の上の雷に向かって大声を上げますが、一向に雨はやみません。そこで、ばばばあちゃんはある作戦を思いつきます。・・・途中で絵本を縦にする場面もあり、次々といろいろなことが起こります。(写真下)
 一作目の「いそがしいよる」を始めとして、月刊絵本の「こどものとも」や「かがくのとも」からこのシリーズが生まれました。いつも元気な「ばばばあちゃん」は、ちょっと気が短いのですが、とても行動力があってパワフルです。そして何よりも、温かみのあるキャラクターが人気になっています。

6月22日の給食

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献立名           ご飯
              サバの味噌煮
              切干大根のサラダ
              呉汁
              牛乳


一口メモ

 今日は、「サバの味噌煮」を献立にしました。家庭でサバの味噌煮を作る時は、浅い鍋を使って作る場合が多いと思います。給食では、大量につくらなければならないため、給食室にある大きなオーブンを使って作っています。
 鉄板にサバを並べて、味噌やみりん、しょう油などの調味液、さらに魚の臭みを消すための生姜を入れて、オーブンで20分ほど加熱して出来上がります。しっかりと味が染み込んでいて、ふっくらとした仕上がりになります。ご飯にぴったりの味付けになっています。
 サバには、頭の働きをよくするDPAやEPAという栄養素が多く含まれています。この栄養素は、人の体内では作ることができないので、サバなどの魚から摂ることが大切です。

6月21日(水)

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 今日は、1日不在にしていました。学校に着いた時には、ちょうど子ども達の下校の時間帯になっていました。授業の様子が見られず残念でしたが、副校長先生に写真を撮ってもらったので紹介します。
 1校時に、1年生にタブレットの使い方の指導がありました。6年生の子ども達がそれぞれのクラスに入り、タブレットの初期設定やドングルの使い方などを教えてあげていました。初めてタブレットに触った子が多かったようで、これからの勉強で使っていくのが楽しみになったことでしょう。
 今回1年生に渡したタブレットは、昨年度の6年生が卒業前に返却したものです。練馬区で小中学生に一人一台貸与しているタブレットは、区で一括してリースした機種を使っています。タブレットの導入が始まって2年が経ちますが、かなり重量があることやドングルが壊れやすいという指摘がよくあります。リース期間が切れる来年度末までは、現在のものを使っていくようです。持ち帰った際には、ていねいに扱うように見てあげてください。
 家庭に持ち帰った場合は、必ず充電をする習慣をつけさせてください。現在2年生以上の学年では、曜日を決めてタブレットを家庭に持ち帰らせています。学校に持ってきた時に充電が切れていて、結局授業中に使えなかったという子が時々います。充電に対する感覚というのは、子どもも大人も人によって様々のようです。私は携帯の電池残量をとても気にする方で、すぐに充電器につなぐタイプです。残量が80%を切ったら、「充電しなければ」と思い始めます。60%や50%になったら、もういてもたってもいられないほど焦り始めます。
 どこかでお伝えしていたかもしれませんが、現在使っている教科書は、4年前に改訂されました。全国的にタブレットが導入されたのは、その後からのことです。来年度、小学校の教科書がマイナーチェンジされます。きっと今度の教科書改訂によって、タブレットを利用した学習展開が入ってくるのではないかと思います。
 今日は、残念ながら給食を食べることができませんでした。献立を見ると、今日の給食には、冷凍みかんが出ていたのですね。冷たいシャーベット状のみかんを口に入れ、歯が浮くような思いで子ども達は食べたことでしょう。
 Z世代vs昭和世代を特集した番組が時々ありますが、冷凍みかんに対する思いも世代によって違うはずです。昭和世代にとっての冷凍みかんは、旅の思い出の一つです。田舎に帰る時や、旅行に行く時の電車の中で食べたのが冷凍みかんでした。昔の長距離列車は、車内の冷房が効かず、窓を開けていたものでした。駅弁を買ったりお茶を買ったり、そして冷凍みかんも旅の楽しみの一つでした。時代とともに冷房がしっかりと効くようになり、冷凍みかんは駅の売店や車内販売から姿を消していったようです。

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学校行事
10/26 校区別協議会
読書旬間開始
幼稚園との交流会(1)
10/27 ロングたてわり班遊び
10/29 広場の祭典
10/30 生活科見学(2)
10/31 地域未来塾
11/1 安全指導・生活科見学(1)

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