10月5日の給食小松菜とひじきのナムル 肉団子入り野菜スープ 牛乳 一口メモ 今月の給食目標は、「食後の過ごし方を工夫しよう」です。給食を食べる時間は約20分ほどですが、食べ終わるタイミングは人それぞれ違います。では、食べ終わった時は、どう過ごせばよいでしょうか? 歩き回ったり、大きな声で話したりすることはできません。まだみんなが食べているということを意識して、気持ちよく過ごせるようにしなければなりません。 また、食べ終わった後は、すぐに激しく体を動かすと、胃がびっくりして食べたものの消化がうまくできなくなります。お腹が痛くなったり気持ち悪くなったりする原因になるので、食事の後は少しゆっくりして、胃を落ち着かせることも大切です。 10月4日(水)まず、川の上流・中流・下流に着目し、それぞれの川原の石の特徴を調べていきました。実際の川に行くことができればよいのですが、こういう学習では教科書の資料や動画を利用するしかありません。あるいは、夏休み中に山奥の川や河原でバーベキューをした時の様子を思い起こさせて考えます。しかし、石の形や大きさを覚えている子はいるでしょうか…。 動画では、上流から下流にかけて、お手本のような石が紹介されていました。上流の川には、大きくてごつごつとした石がたくさんあります。中流から下流に行くにつれて石の大きさは小さくなり、次第に丸みを帯びてきます。(写真上) では、なぜそのようになるのでしょうか? 砂場の実験から、川の石は、上流から下流に流されてくることが分かりました。流されてくる時に、石と石とがぶつかり合って割れたり、角が削られていく…ということが予想できます。 5年生では、明日以降、こんな実験をしてみます。ペットボトルに小石と水を少し入れ、何度も激しく振ってみます。台風などの大水の時に、川の底で石と石とがぶつかり合う状態を再現する実験です。結果は、石は小さく丸みのあるものになる…そんな都合の良い結果になるはずがありません。子ども達が何百回、何千回とペットボトルを振り続けても、小石は小石のままです。それだけ自然界では、石が削れて丸みを帯びてくるには何万年という歳月がかかっているわけです。(しかし、実験によって水はにごり、石の表面がこすれたということは実証できます。) 5校時に、音楽室で授業観察を行いました。3年2組の「わらべ歌で遊ぼう」という内容でした。 童謡「うさぎ」を全員で歌った後、「十五夜さんのもちつき」というわらべ歌を新しく習いました。「♪十五夜さんのもちつきは トーン トーン トッテッタ トッテ トッテ トッテッタ・・・」という楽しい歌です。さらに楽しいのは、餅をつく役とこねる役の二人で向かい合って遊ぶ「手遊び歌」であることです。餅つき役が一定のリズムで杵でつくように手拍子を打ち、こねる役がその手拍子の間のタイミングを見計らって手を差し入れていきます。2人のリズム感が合わないとうまくいかず、一種のリズムゲームのようにして遊ぶことができます。子ども達は、手遊び歌のおもしろさにどっぷりはまって、とても楽しそうに練習をしていました。(写真中) 6校時のクラブ活動の時間に、「出前実験教室」が行われました。理科室でいつも活動している科学クラブの児童に対して、ディレクトフォースから5名の方々に来てもらい、指導していただきました。夏休みの科学実験教室でもお世話になった皆さんで、いろいろな学校やイベントで科学実験の楽しさを指導されている方々です。 今回は、「滑車の実験」を行っていただきました。ディレクトフォースの皆さんのすばらしいところ・・・「その1」は、各テーブルに指導者がついて教えていただけることです。とてもていねいに、きめ細かく見ていただけます。 「その2」は、実験器具がすごいことです。ディレクトフォースの皆さんは、かつて一般企業の各専門分野で活躍されていた方々です。そのノウハウを活用して、小学生にも分かりやすい教材を開発しています。今回の滑車の実験器具も、全て手作りだそうです。何度も試行錯誤のうえ、測定誤差の少ないものが使われています。 「その3」は、子ども達自らの手で実験が楽しめるようにしていることです。今回は、2〜3人に1つの実験セットを用意していただきました。子ども達が実際にさわって実験し、確かめることから発見が生まれます。 他にも、パワーポイントを使って必ず実験の原理を分かりやすく説明していただけたり、プリントに書き込みながらまとめたりするなど、常に多くの手立てで授業がなされています。 今日の実験では、「定滑車のみの場合」と「定滑車と動滑車を組み合わせた場合」、さらに「二連滑車を使った場合」の3通りについて、ばねばかりの目盛やひもを引いた長さの関係について調べました。小学校の理科の内容にはない難しい原理でしたが、とても楽しく学ぶことができました。また、滑車が身近なところで利用されていることも分かりました。科学クラブの子ども達は、理科好きの子が多く、終始実験に意欲的に参加していました。(写真下) 科学クラブ 出前実験教室今回の実験は「滑車のはたらき」です。定滑車、動滑車、二連滑車の3種類の滑車を順に使って、重りを持ちあげるときの力の大きさと引っ張る紐の長さの関係について実験をしました。最初はぎこちない手つきで滑車を操作していましたが、徐々に慣れて実験の目的を確かめるために積極的に活動するようになりました。 「滑車のはたらき」を体感することに加え、講師の先生からは「アルキメデスの業績」や「滑車の進化」についても分かりやすく教えていただくことができました。科学クラブでは、科学的な視点が広がることを期待して、今後も様々な実験を行っていきます。 10月4日の給食アジバーグ 千草和え わかめの味噌汁 牛乳 一口メモ 「アジバーグ」は、アジのすり身や鶏ひき肉、豆腐、みじん切りの野菜に味噌などの調味料で味を付けています。 このメニューは、千葉県の郷土料理の一つである「さんが焼き」をヒントに作りました。千葉の海では、イワシやサンマ、アジなどの魚がたくさん獲れます。猟師さんたちは、獲れた魚を船の上で味噌と一緒に細かくたたき、「なめろう」という料理を作ります。そのなめろうを、山に仕事に行く時に余ったアワビの殻に入れて、山小屋で焼いて食べてきたそうです。山の家で食べたことから、「山家(さんが)焼き」と呼ぶようになりました。 しっかりと味を付けてあるので、魚料理が苦手という人でもおいしく食べられます。 10月3日(火)1校時は2年1組の授業観察があり、「長方形と正方形」の学習の最初の授業場面を見に行きました。紙を折って直角を作り、「直角」という用語を理解するとともに、身の回りから直角のものを見つける学習場面でした。 まず、不定形に切り取られた折り紙が全員に配られ、2回折って直角を作りました。2回目に折る時に、1回目の折り目同士が重なるようにして折ると直角ができます。この角の部分を「直角」ということをまず子ども達に指導します。 次に、三角定規の3つの角から直角を見つける活動をしました。最初に作った折り紙の「直角」を利用して、2種類ある三角定規それぞれの全部の角を調べていきます。先生の話をしっかり聞いていた子はやり方が分かっていたようですが、周りの動きを見ながら取り掛かった子は乗り遅れてしまったようでした。大人が見て「簡単」と思うことでも、意外と子どもは理解できていないことが多いものです。 さらに、三角定規をいろいろな向きにしたり、ひっくり返したりと、子どもなりに様々な操作をするのですが、「角度」という概念がまだはっきりとしていないので難しいのでしょう。最初に折り紙で作った「直角」自体、どれだけ子どもが理解できていたのかなと思うほどでした。でも、大丈夫です。1時間で理解できること自体が、大人の考えるハードルの高さなのです。次の時間、さらにその次の時間と指導を重ねるうちに、直角という角の大きさの概念が分かってくるはずです。(写真上) 4年2組では、国語の時間に「ごんぎつね」の学習が終わり、「この本、読もう」というページの学習をしていました。「ごんぎつね」の作者である新見南吉の本を紹介しているページです。(写真中) 新見南吉は、ちょうど100年前に活躍した児童文学作家です。音楽界では、シューベルトやモーツァルトが短命で名を残しましたが、作家では新見南吉です。病気のため、29歳の若さでこの世を去りましたが、多くの有名な児童文学作品を残しています。 教科書には、まず「手ぶくろを買いに」が紹介されています。この物語は、複数の会社から絵本として出されています。その中でも、教科書に載っている親子のきつねが手をつなぎ合っている絵本がお勧めです。物語の温かさとともに、絵の温もりも感じられる絵本です。 他に紹介されているのは、「がちょうのたんじょうび」と「木の祭り」、「でんでんむしのかなしみ」です。中でも「でんでんむしのかなしみ」がお勧めです。子どもへの絵本というよりは、大人が読むべき物語かもしれません。インドで行われた国際児童図書評議会の基調講演で、皇后美智子さまがこの「でんでんむしのかなしみ」について触れたことでも有名になりました。 3年生は、理科の時間に「地面のようすと太陽」の学習をしています。1組では、先日、棒温度計の使い方を練習していましたが、今日はいよいよ校庭に出て実際に観測をしていました。 目的は、日なたと日陰での地面の様子の違いを調べることです。グループごとに調べる場所を決めてから、日なたと日陰の明るさや手触り、そして温度の違いを調べていきました。 今朝は、東京でも20度を下回る涼しい気候になりました。私もワイシャツを長袖にして通勤してきたほどです。しかし、昼間の日差しはまだ強く、日なたではじりじりとした暑さを感じます。校庭の表面の砂を集めて棒温度計をセットすると、温度がどんどん上がっていく様子が見られました。日なたの地面では、40度近くまで熱くなっていることが分かりました。(写真下) 運動会がある土曜日は、今のところ晴れの予報で安心しています。気温は今日よりもさらに秋らしく涼しくなるようですが、日当たりは心配です。4年振りの運動会ということで、児童席には全学年分のテントを用意するように手配しています。 10月3日の給食かぼちゃ入り大学芋 牛乳 一口メモ 今日の献立に、「かぼちゃ入り大学芋」を出しました。さつま芋とかぼちゃを一口大に切って油で揚げてから、砂糖や水あめ、しょう油で作った甘辛いタレをからめています。ほくほくとした芋とかぼちゃに、カリッとしたタレがとてもおいしい味わいです。 クイズです。さつま芋掘りの季節になりましたが、さつま芋が一番おいしいのはいつでしょうか? (1) 掘りたてすぐ (2) 1週間後 (3) 2〜3か月後 答えは、(3)の2〜3か月後です。さつま芋の中のでんぷんが少しずつ糖に変わっていくので、掘りたてよりも貯蔵させた方がおいしいと言われています。芋掘りに行った人がいるかもしれませんが、食べるのを少しがまんするとさらにおいしくなります。 ただし、お店で売っているような土がついていないものは、傷みやすいので早く食べた方がよいです。 10月2日(月)今日は、全校朝会の時間から1校時にかけて、運動会の全校練習を行いました。全校練習は、今日を含めて3回を予定しています。(水曜と木曜の1校時) 今日の全校練習は、入場行進と応援合戦の練習を中心に行いました。入場行進は、児童の応援席前に整列してから行進が始まり、そのまま本部の朝礼台方向(投てき板側)に一斉に進む形で行います。本来ならば、入場門から学年ごとのプラカードを先頭に行進し、トラックを1周して入ってくるやり方でした。しかし、工事のためのバックヤードが校庭に設置されているため、全校児童を入場門内に待機させることができません。あっという間の入場行進になりますが、ご理解いただきたいと思います。 その代わり…旭町小では、6年生のマーチングによる入場行進が伝統となっています。赤組と白組との間に6年生が楽器を持って並び、全校児童の足並みをそろえて演奏をする様子にご注目ください。(写真上) 6年生は、国語の時間に「やまなし」という物語文を学習しています。日本を代表する童話作家の一人である宮沢賢治が書いた物語です。「やまなし」は、ずっと以前から6年生の国語の教科書に取り上げられてきた教材です。 物語は、2匹のカニの兄弟の会話から始まります。「クラムボンはわらったよ。」「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」・・・宮沢賢治の独特な世界観が詰まった作品で、その面白さが味わえるかどうかは、指導する先生の悩みどころでもあります。実際、担任として指導していた時、私自身がこの教材の表している「もの」についての理解が浅く、ただ単に5月と12月の対比を読み取るだけで終わってしまった覚えがあります。宮沢賢治という作家をもっと理解し、物語の本質に寄り添った指導をしていたらなと悔やまれる思いばかりが蘇ってきます。 1組では、「なぜ『やまなし』という題名にしたのか」ということについて考えさせていました。これは難しい問いです。子ども達は、どのように考えたでしょうか…。(写真中) 題名の「やまなし」は、実際にある落葉樹の木の実です。物語の後半に出てきて、いかにも熟していい香りがしてくる果実のように描かれていますが、実際は地味な木の実のようです。5月の場面では、水面の上から侵入してきたカワセミが登場します。殺伐とした世界が暗示されます。一方、12月は温かな世界が描かれています。その象徴が「やまなし」であり、自然の恵みとして考えられます。「やまなし」は自然界の太陽のような存在であり、温かさをもたらすものとして描かれています。ですから、賢治がこの物語の題名を「やまなし」としたのには、周りに幸せを与える生き方をしたいという思いがあったからととらえることができます。 1年生は、国語の時間に「かずとかんじ」の学習をしています。教科書には、まずとてもリズミカルで楽しく読める「数え歌」が載っています。「一つ たたくと、こぶたが 一ぴき。」、「二つ たたくと、こぶたが 二ひき。」、「三つ たたくと、こぶたが 三びき。」・・・「九つ たたくと、こぶたが 九ひき。」、「十 たたくと、こぶたが 十ぴき。」 今まで算数でも「いち、に、さん、し、・・・、きゅう、じゅう」だったのが、「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、・・・、ここのつ、とお」という呼び方があることを知ります。ちなみに、「十匹」は「じゅっぴき」ではなく、「じっぴき」と読みます。 1組では、さらに教科書の次のページに載っているものの数え方について学習していました。こぶたは「匹」で数えましたが、折り紙やえんぴつ、にんじんはどんな数え方になるでしょう。「〜枚」や「〜本」という言い方が考えられます。では、りんごはどうでしょうか。「1個、2個、3個…」でも良いですし、「1つ、2つ、3つ…」という数え方もあります。こぶたの数え歌を使い、これらの数え方に置き換えて歌にしてみると、とても楽しい学習になります。(写真下) 10月2日の給食筑前煮 小松菜のお浸し 夕焼けゼリー 牛乳 一口メモ 夕焼けが美しい季節になってきました。そんな季節にぴったりの、きれいな夕焼け色をした「夕焼けゼリー」を作りました。やわらかく煮てすりおろしたにんじんとオレンジジュースを使い、深みのあるオレンジ色に仕上げました。 にんじんとオレンジの組み合わせは、とても相性がいいです。にんじんの香りをオレンジジュースがやわらげてくれます。さらに、オレンジの酸味ににんじんの甘味が加わり、おいしくなります。 今日は、どんな夕焼けが見られるでしょうか。夕方、西の空を眺めてみましょう。 9月29日(金)この曲には、いろいろな秋の虫が出てきます。鳴き声と一緒に紹介されるので、自然にその虫の鳴き方を覚えることができます。では、最初に出てくる「マツムシ」は、「チンチロ チンチロ チンチロリン」となっていますが、本当にそうでしょうか? YouTubeで虫の鳴き声を調べてみると、マツムシは「チッチリリッ」とか「チッチ リ」という感じです。「チンチロリン」は、ちょっと盛り過ぎのような気がします。 次に出てくるのが「スズムシ」で、歌では「リンリン リンリン リーンリン」です。スズムシは、ケースに入れて飼育したことがある方も多いことでしょう。本当に鈴を転がしたようにきれいな鳴き声です。ちなみに、スズムシのみならず秋の虫で鳴いているのは、全てオスであるというのをご存知でしょうか? メスを呼ぶための求愛行動です。 では、2番に出てくる秋の虫は何でしょう。意外と2番の歌詞を覚えている方は少ないのではないでしょうか。出だしは、「キリキリ キリキリ コオロギや」(♪あれ松虫が鳴いている〜のメロディー)となっています。なぜキリキリになってしまったのか…これは残念です。コオロギは、「コロコロコロ」や「リリリ…」のように、とてもきれいな鳴き声です。 次に出てくるのがクツワムシで、「ガチャガチャ ガチャガチャ クツワムシ」と歌われます。実際は「ガチャガチャ」という感じではないのですが、体も大きく音がうるさい感じなので、うまく言い表しているなと思います。最後に登場するのが「ウマオイ」です。「あとから ウマオイ 追いついて チョンチョン チョンチョン スイッチョン」子どもの頃は、ウマオイのことを「スイッチョン」と呼んでいましたが、正式名称は「ウマオイ」です。 今年の夏は猛暑だったこともあり、8月中に虫の声をほとんど聞きませんでした。例年ならば、お盆を過ぎた頃から秋風とともにスイッチョンの声が聞こえ始め、「ああ、夏休みも残りわずかだ…」と感じるものです。きっとこれから、ようやく涼しくなったことを機に、秋の虫たちが鳴き始めることでしょう。今日は中秋の名月ですが、満月と一緒にこれらの虫の声が聞こえてきたら、秋を満喫できそうですね。 1年2組の教室で生活科「あきをさがそう」の学習がありました。教科書にある秋の様子の絵や写真を見て、「春・夏」のページと比べながら話し合いをしていました。 教科書の絵に、オナモミの実が服にくっついている様子が描かれています。子ども達の何人かはオナモミを知っていましたが、見たことがない子が多かったようです。先生がインターネットで検索して、写真を見せてあげました。(写真中) オナモミは、キク科の雑草です。土手や空き地によく生えているので、この辺りだと光が丘公園にたくさんありそうです。トゲトゲのついた実をよく見ると、トゲの先がかぎ針のようになっていて、服の繊維に絡みつく仕組みです。(マジックテープは、この植物からヒントを得たそうです。)よく子どもの頃、雪合戦のように子ども同士で投げ合って遊びました。同じように服にくっつく植物として、アメリカセンダングサがあります。散歩をしていて、先のとがった種子が、知らないうちにズボンにびっしりついていることがあります。よくうちの犬も体にくっつけてきます。 ところで、生活科の教科書に載っている秋の風景の絵(P74)に、外国人風の子どもや車いすに乗った子どもが登場しています。国際理解教育、そして障害者理解教育を低学年のうちから…という意図があり、教科書が作られています。 6校時に、5,6年生の運動会係活動の時間がありました。先週に続いて2回目の係打ち合わせの時間でした。準備係は、各学年が競技で使う道具の出し入れについて練習をしていました。庶務係は、当日校舎の窓に掲示する大プログラムを作っていました。 審判係は、全学年の徒競走の際に活躍します。ゴール付近で着順を判定する先生の指示に従い、確実に等賞旗まで子どもを連れてくる係です。徒競走では、次々とレースがあるため、役割が終わるたびにすばやく待機場所に動かなければなりません。係の5,6年生で、徒競走のゴールした場面を実際に想定し、動き方の確認をしていました。(写真下) 9月29日の給食サワラの西京焼き きのこけんちん汁 月見だんご 牛乳 一口メモ 今日29日は、一年のうちで最も月がきれいに見える「十五夜」です。昔から十五夜には、満月に見立てた月見だんごや収穫した農作物、ススキなどをお供えし、秋の実りに感謝しながらお月見をする風習があります。 今日の給食は、お月見にちなんだ「十五夜の献立」です。十五夜の時期に収穫を迎える里芋をお供えすることから、十五夜は「芋名月」とも言われています。そこで、ご飯に里芋や野菜を混ぜ込んだ「里芋ご飯」を作りました。また、「月見だんご」は、白玉だんごに甘辛いタレのみたらしをかけています。 自然の恵みに感謝したり、自然の美しさを大切にする心を受け継いでほしいと思います。 体育朝会(応援練習)今年は24人の応援団が4〜6年生から選出され、やる気いっぱいのメンバーです。団長の声の大きさに、低学年は圧倒されていました。 応援団の言葉に続いて、自分の組の応援や、お互いの組の応援の仕方を知ったり、運動会の有名な歌「ゴーゴーゴー」に合わせて歌いながら振りをまねたりしました。 運動会を盛り上げる大切な演技なので、さらに来週の全校練習でポイントや正しい動き方を指導して、本番に備えていきます。 9月28日(木)2校時に、2組の子ども達が視聴覚室に行き、持ち寄った箱を使って遊んでいました。お菓子の箱やティッシュの箱、チーズが入っていた箱など、様々な形の箱がたくさん集まりました。グループの友達と作りたいものを考え、それに合わせて箱を組み合わせていきます。組み立てては崩し…の繰り返しですが、次第にどんな形の箱が必要かが見えてきます。 子ども達は、入学前までにどれだけ積木遊びを経験してきたでしょうか。積み木は、代表的な知育玩具として昔からあります。手に触れることで、赤ちゃんや子どもの五感を刺激します。さらに集中力や創造性を高めるとともに、手先を器用にし、問題解決能力や空間認識能力の発達にも効果があると言われています。まさにいいことづくめで、小さな子どもがいる家庭では、ブロック遊びとともに積木遊びは必ず行われてきたのではないでしょうか。 また、「空間認知能力」の発達は、算数が得意になるかどうかの分かれ目になるという説もあります。空間認知能力とは、人や物の状態(大きさや距離感など)を把握して、空間全体の構造を理解する力のことを言います。算数だけでなく、地図を読んで目的地に行ったり、ボールをバットで打ち返したりと、日常生活に欠かせない力となります。 1年生に箱を集めて遊ばせると、たいてい高く積み上げて東京タワー(またはスカイツリー)を作ろうとします。土台となる箱を選んだり、筒状の箱をどう利用するかなど、子どもなりに一生懸命考えて作っているのです。(写真上) 運動会まで、あと10日余りとなりました。今朝は、体育朝会で応援の練習を全校で行うなど、活気のある運動会をめざして盛り上がり始めているところです。一方、11月に行われる展覧会に向けた準備も着々と行われています。各学年とも、今まで製作した平面作品から出品するものを選んだり、台紙に貼り付けたりする作業を進めています。 今日は、3年生の図工の授業がありました。3年生は立体作品として、「ミニショップ」を出品します。この作品は、お祭りの屋台のイメージをきっかけにして、自分だけのミニショップを考えて表現したものです。この作品を作るために、1学期から十分な時間をかけて取り組んできました。自分独自のお店をめざして、まず各自がどんなお店にするのか、そして一人一人がいろいろなお店になるようにと、じっくり考える時間をとってから製作してきました。 今日は、できた作品にタイトルをつけて、展示用の名札を記入していました。自分のお店の店長さんになった気持ちで、お客さんにアピールする素敵なタイトルを考えていました。「不思議なお花屋さん」、「スペシャル薬屋さん」、「未来のペット屋さん」、「天気屋さん」…それぞれどんなお店なのでしょうか。展覧会を楽しみにしていましょう。(写真中) 今日は、図書管理員さんが勤務する日でした。1年生の図書の時間に、「だごだご ころころ」という本の読み聞かせをしていただきました。「だご」というのは、方言で「だんご」のことです。…おばあさんは、転がって行っただんごを追いかけるうちに、鬼たちに捕まってしまいます。鬼は、おばあさんにかき混ぜると粉が増えるしゃもじを与え、だんごを作り続けさせます。鬼たちが寝ている間に、おばあさんはしゃもじを持って逃げだします。鬼に追いかけられるおばあさんは、しゃもじやかつて助けた赤とんぼたちのおかげもあり、無事に帰ることができましたとさ…というお話です。 この絵本、やっていることはユーモラスなのですが、鬼の顔がとても怖く感じられます。後半、おばあさんが舟をこいで逃げる場面では、子ども達も身を乗り出して読み聞かせに注目していました。そして、鬼たちが川の水を全部飲もうとして、ついにはお腹がパチンとはじけてしまう場面では、唖然とした表情で聞いていました。(写真下) 赤とんぼが出てくることや、鬼たちがお月見をする場面があることから、ちょうど今の時期にふさわしい読み聞かせと言えます。明日は、中秋の名月です。 9月28日の給食じゃこふりかけ すき焼き風肉豆腐 野菜のポン酢和え 牛乳 一口メモ 「すき焼き風肉豆腐」は、焼き豆腐をはじめ、豚肉、玉ねぎ、にんじん、しらたき、焼き麩、白菜などをしょう油と砂糖ですき焼き風の味付けにして作りました。すき焼きの味付けは、ご飯がよく進みます。さらに、具だくさんなので、野菜もたんぱく質もしっかり摂ることができます。 「すき焼き」の名前の由来は、田畑を耕す時に使われる「鍬(すき)」という農作業の道具名から来ています。そこに豆腐や魚などをのせて、火にかけて焼いていたことから「すき焼き」という名前がついたと言われています。 また、この他に、薄切り肉を意味する「すきみ」から「すき焼き」となった説や、好きなものを焼くからといった説もあるそうです。 社会科「農家の仕事」(3年生)練馬区の農家の吉田さんと、JAの岩井さんを講師にお迎えしました。特別にキャベツの苗と畑で育てている収穫前のキャベツを持ってきてくださいました。本物の小さなキャベツの苗を見て、子供たちから「わぁ!」と歓声が上がりました。そして、その横に並べられた大きく育ったキャベツの姿に興味津々の様子でした。 吉田さんは旭町小学校の敷地と同じくらいの広さの畑で、25種類ほどの作物を育てていらっしゃるそうです。キャベツは1年間に3000株を収穫し、私たちの給食やスーパーマーケットに出荷しているのだそうです。 岩井さんからは、練馬区の農地についてお話を伺いました。東京都の農地の4割を練馬区が占めているのだそうです。野菜の他にも、ブルーベリーや柿の収穫量が多いことが練馬区の特徴なのだそうです。 今日、この出前授業を心待ちにしていた子供たちからは、たくさんの質問があがりました。農家の仕事の大変さや喜びについて、さらに農作業に使う道具について、たくさんのお話を聞くことができました。副読本では学べないような貴重な学習をすることができました。 9月27日(水)この単元は、なかなか教室では実験が難しいところがあります。1組は、校庭の砂場に行って、川のモデルを使って実験をしていました。砂山をつくり、カーブした川を掘っておきます。ジョーロで水を流し、実際の川に見立てて実験をしていました。水の量が少しの場合と、たくさん流した場合とを比較し、流れる水のはたらきを確かめました。 流れる水には、「浸食・運搬・堆積」の3つのはたらきがあります。砂場での実験では、その3つのはたらきを明確に確認することができました。さらにジョーロで流す水の量を2倍にすると、元々あった川を乗り越え、泥水が土砂を崩しながら流れていく様子を見ることができました。(写真上) 3,4校時に、3年生に農業者出前授業がありました。これは、昨年度から練馬区で推進している事業で、区の予算が使われています。区内で農業をされている方々をマッチングし、社会科等の授業に生かす取り組みです。 今回は、3年生で学習している「キャベツ農家の仕事」に合わせて、JAの職員の方とともに、田柄2丁目で農業をされている吉田さんにお越しいただきました。実はこの吉田さん、私が以前勤務していた田柄小で大変お世話になった方です。学校のすぐ隣に吉田さんの広大な畑があり、全学年に農業体験を毎年行っていただいていました。旭町小は近隣に畑がないため、農家の方から直接話を聞くことができるのは、とてもラッキーなことです。 キャベツのプラグ苗や、畑から掘り起こしてきたキャベツの実物(かなり大きく育っているもの)を見せていただきました。さらに、キャベツ栽培の様子や農機具の話などの説明をしていただきました。後半は、子ども達からの質問に一つ一つ答えていただきました。農業のことなど、多くの質問が子ども達から出てきました。(写真中) 吉田さんの畑は、有機質の肥料がたっぷり使われていて、土がふかふかです。馬糞や馬小屋で使う敷き藁を取り寄せ、たい肥として使っています。1か月後、生活科見学(いもほり遠足)で、今度は2年生が吉田さんの畑にうかがいます。今から楽しみです。 5校時に、4年生の研究授業がありました。1,2組の各教室をコース別に分け、算数の「倍の見方」の授業を校内の先生方で参観しました。単元自体は4時間扱いですが、この先の高学年の算数につながるとても重要な学習内容です。 この学習単元では、「倍」の意味を拡張することに焦点を置いています。子ども達は、3年生までに整数を用いた倍のみを扱ってきました。ある量の2つ分のことをある量の2倍というなど、「倍」の意味を「いくつ分」として学習してきています。今回4年生では、この意味を「基準量を1としたときにいくつ分にあたるか」という意味に拡張していくことになります。子ども達の数学的な見方・考え方がグンと広がる、とても大切な学習内容です。 単元の1時間目には、何倍かを求める計算を考えました。…「子クジラの体長が3m、親クジラが15m。親クジラは子クジラの何倍か?」(15÷3=5倍)ここでは、3mを1と見た時に、15mが5にあたるという考え方が大切です。 2時間目には、比較量を求める計算をしました。…「子キリンの身長は180cm、親キリンは子キリンの3倍。親キリンの身長は何cmか?」(180×3=540cm)ここでは、180cmを1と見て、3にあたる大きさをかけ算で求めます。 そして今日の本時では、基準量を求める計算を考えました。…「親ヒョウの体重は、子ヒョウの6倍で72kgです。子ヒョウの体重は何kgか?」(72÷6=12kg)□×6=72と、1にあたる量を□として考えていきました。どの子も、前時までに学習したテープ図を利用して、一生懸命考えていました。(写真下) 9月27日の給食野菜のペペロンチーノ炒め 牛乳 一口メモ ハヤシライスは、明治時代の洋食屋さんで売り出され、大正時代にはカレーライスとともに全国に広がっていきました。 ハヤシライスの名前の由来には、いくつかの説があります。ハヤシライスは正式には「ハッシュドビーフアンドライス」と言います。英語で「細かく刻む」という意味のある「ハッシュ」がなまり、短縮されて「ハヤシライス」になったという説があります。また、林さんという洋食好きな人がカレーライスが苦手で、行きつけの洋食屋さんが林さんのために作ったものが「ハヤシライス」と言うようになったという説もあります。 今日のハヤシライスには、かくし味に味噌が入っています。 9月26日(火)「ごんぎつね」は、心の変化が見事に描かれているとともに、やるせない悲しみを残して物語が終わるところに児童文学としてのすばらしさがあります。さらに、物語で使われている言葉の一つ一つが人物の気持ちや情景描写と重なり、とても味わい深い文章となっています。 教科書に載っている挿絵がまた印象的で、読み手に伝わる大切な要素となっています。教科書は何年かごとに改訂があるので、以前指導していた頃の絵とはまた違った雰囲気になっています。それぞれの場面に合った絵が使われていて、色合いがとても鮮やかな挿絵になっています。 昔、指導していて印象的だったのが、真っ赤な彼岸花が出てくる場面です。本文には、「墓地には、ひがん花が、赤いきれのようにさき続いていました。」と書かれています。兵十のおっかあが亡くなり、その葬列と田んぼのあぜ道に咲く彼岸花とが対照的に重なり、とても心に残る場面です。さらに、その様子をながめている「ごん」の気持ちにも結び付きます。(写真上) ところで、この物語は、ちょうど今の時期にふさわしい教材です。ゴンが届ける栗や松茸が出てくるから…だけでなく、彼岸花が咲く時期でもあるからです。今年は記録的な猛暑だったため、彼岸花の咲く時期がどうなるのか心配されました。しかし、有名な埼玉県日高市の巾着田の彼岸花も、すでに咲き始めているようです。きっと、今週末が一番の見頃になるのでしょう。 旭町小の中庭にある彼岸花も、先週末から咲き始めました。お墓の近くに植えられていることが多い理由で、彼岸花は昔からあまり好まれない傾向にある植物ですが、私は大好きです。私の家の近くに土手があり、毎年真っ赤な絨毯のように彼岸花が咲き誇ります。今年もその時期が近づいてきました。 3,4校時に、6年生にサクラ草の植え替え指導をしました。今年は猛暑続きだったため、サクラ草の苗は大ピンチでした。5月の連休明けに種をまいたものの、6月下旬からほとんど苗が大きくならず…気象条件でこうも変わるものかとびっくりしました。また、北校舎の外壁・屋上防水工事があり、サクラ草を管理する場所が限られました。夏休み中は、中庭の片隅で蚊と闘いながら、ひっそりと植え替え作業に取り組んできました。今回の6年生分の苗は、なんとか植え替えサイズの大きさにまで成長しました。 6年生は、2年前の4年生の頃から毎年サクラ草の栽培をしてきています。それだけに、植え替え作業も手慣れたものでした。どんな花色が咲くかなと、期待を込めて苗を選んでいました。(写真中) 今日は9月26日です。ちょうど半年後は、6年生の卒業式が終わった翌日にあたります。今日、6年生は自分用と学校用の2種類の鉢にサクラ草を植え付けました。学校用の鉢は、卒業式の体育館を飾るために使われます。当日はサクラ草が満開に花開き、舞台を華やかに飾っていることでしょう。 5校時に、校庭で1,2年生のチェッコリ玉入れの練習がありました。赤組と白組がカゴの周りに丸くなり、チェッコリの曲に合わせて踊ります。1番が踊り終わると笛が鳴り、玉入れの時間になります。間奏が終わり、2番が始まる頃にまた笛が鳴り、玉入れをやめて元の円に戻らなければなりません。 「チェッチェッコリ チェッコリ〜♪」一度聴いたら忘れられないメロディーです。チェッコリは、もともとはアフリカのガーナの歌だそうです。踊りもとてもかわいらしく、低学年の子ども達にぴったりです。歌に合わせて腰を左右に振りながら(これがかわいい…)、両手を頭、肩、腰、膝、足首へと降ろしていきます。(写真下) 以前の学校で、1年生の玉入れを別の曲にした年がありました。保護者から「なんでチェッコリにしないんですか!」と残念がる声をいただいたことがあります。 サクラ草の植え替え(6年生)6年生らしく、話をよく聞き、正しく植え替えをすることができました。自分用の鉢には、明日から「水」と「愛情」を与えて大切に育てます。 また、卒業式では、すてきな式になるように、今日6年生が植えた学校用の鉢がきれいに花を付けて並びます。 どんな花が咲くのか楽しみに、みんなで大切に育てていきます。 9月26日の給食シシャモの磯辺揚げ 野菜のごま酢和え 鶏つみれ汁 牛乳 一口メモ シシャモは、漢字で「柳の葉の魚」と書き、「柳葉魚(シシャモ)」です。15cm位の細長い魚で、日本では北海道でよく獲れます。しかし、あまりたくさんは獲れないので、私たちがよく目にするのは、ほとんどがロシアやカナダ、アメリカなどで獲れた「カラフトシシャモ」です。 シシャモは、頭からしっぽまで丸ごと食べられるので、カルシウムをたくさん摂ることができます。カルシウムは、体の骨や歯をつくる材料になります。子どもは毎日成長しています。特に成長期には骨も成長し、太く長くなります。丈夫な骨をつくるためにも、シシャモのように骨ごと食べられる魚をよく噛んで、残さずに食べるようにしたいですね。 今日のシシャモは、青のりを混ぜた衣をつけて揚げました。青のりの香りがしておいしく仕上がっています。 9月25日(月) その21校時に、5年1組の社会科の授業観察を行いました。5年生は、水産業の学習を終えてから、しばらく「自動車の生産にはげむ人々」の学習をしてきました。いよいよその学習もまとめの段階です。今日は、「現在の自動車づくりが、海外生産に移り変わった理由」について考えさせる授業でした。 前時では、日本で生産された自動車が、大きな船に積まれて海外に輸出されている様子について学習しています。日本で生産した台数の半分は、海外向けの自動車です。一方で、トヨタ自動車は、海外の37か国に自社工場をもっていて、外国の工場で自動車を生産しています。現地生産台数と輸出台数の変化のグラフを見ると、現地で生産される自動車が年々圧倒的に増えてきていることが分かります。そこで、現地で自動車づくりをする良さについて、自分の考えをまとめることになりました。 5年生では、よくグループごとの話し合い活動が行われています。自分の考えをもった後は、座席を4人組に変え、意見を交流し合いました。グループごとの意見はホワイトボードに書き出し、黒板に貼ってみんなで考えを検討します。(写真上) 子ども達からは、様々な意見が出されていました。「自動車を海外生産することで、時間や輸送のコストがかからない」…これは、多くのグループから出された考えです。船で自動車を運ぶのは、相当な日数がかかるはずです。「外国の方が土地が広く、工場を建てやすい」…自動車工場は、関連工場も入れると広大な土地が必要であることは学習済みです。「相手の国の文化に合った車がつくれる」…外国で売れる日本車は、大きさもデザインも国内の車とは違います。それぞれの国に合った自動車づくりのためには、海外生産が欠かせません。「日本の技術を伝えることで、その国がレベルアップする」…一見、技術を伝えるのは日本にとって不利益のように感じられますが、お互いの国の産業発展のために積極的に行われています。「相手の国に仕事が生まれる」…日本の自動車産業がもとで、経済摩擦が生じていた時代から重要な課題でした。ある面、このことが一番の理由となっているのではないでしょうか。それにしても、子ども達からこれら全ての考えがよく出されたものだと感心しました。 2年生は、国語の時間に「ことばあそびをしよう」という学習をしています。教科書には、「数えことば・数えうた」が載っています。「数えことば」は、「ひい、ふう、みい、よう、いつ、むう、なな、やあ、ここのつ、とお」という、日本古来から使われてきた10以下の数の数え方のことです。日本では、「いち、に、さん、よん・・・」の数え方の他に、「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ・・・」という数え方がありました。(ちょうど運動会の玉入れで、2年生が数えることになります。)そして、その数え方を略してできたのが「ひい、ふう、みい、よう・・・」です。現代社会では、この数え方を使う人は少ないでしょうか。 「数えうた」は、「いちぢく、にんじん、さんしょに、しいたけ、ごぼうに、むかごに、ななくさ、はつたけ、きゅうりに、とうがん」と教科書にあります。「むかご」が「むくろじゅ」や「ろうそく」になったり、「はつたけ」が「はくさい」になったものなど、日本の各地でいろいろな数えうたになっているようです。 教科書には他に、「ことばあそびのうた」や「いろはうた」も載っています。2組では、声に出して読みながらことばあそびを楽しんでいました。(写真中) さわやかな秋の空気に替わり、校庭に出て運動会の練習を行う学年が見られるようになりました。3,4校時は、3,4年生が校庭で運動会の練習を行っていました。80m走の練習をした後、団体競技の「お助けつな引き」の練習を初めて行いました。 旭町小では、団体競技は低・中・高学年と2学年合同で実施します。中学年のお助け綱引きは、3年生が綱を引いているところに4年生が駆け付け、一緒に綱を引くというルールです。3年生は、後からやって来る4年生を信じて綱を引っ張り、持ちこたえていなければなりません。一方の4年生は、ダッシュで走り、すばやく綱をつかんで引っ張る必要があります。腰を低くして体重を後ろにもっていく動作は、日常あまりしない動きです。当日まであと何回か練習があります。少しずつコツをつかんでいくことでしょう。(写真下) |
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