食事から出発まで、たっぷり時間がありました。長い滑り台や、広い芝の斜面を前に、じっとできるわけがありません。滑り台に行く子、昨日に引き続き転がり回る子、レジャーシートをソリがわりに斜面を滑る子…。やっぱり子供は遊びの天才です。途中、滑り台で、集合時刻が早い学校に順番を譲ってあげる子もおり、心がほっこりしました。

人気の博物館で、他の学校も何校かきていました。お昼は、裏の芝生で、ベルデ軽井沢さんのゆかり弁当をいただきました。３日間、おいしいお食事を、ありがとうございました。

最後の訪問地は群馬県立自然博物館です。
生物の誕生や恐竜、鳥や哺乳類などの様々な生物の進化、地層や星の誕生、見どころたくさんです。早めに着きましたが、まだまだ時間が足りないくらい、盛り沢山の展示に興奮の子もたくさんいました。

いよいよベルデ軽井沢を出発する時間です。夢のような時間を過ごすことができたベルデ軽井沢の皆様に、感謝を申し上げ、この地を後にしました。いよいよ、東京に向かいます。

食事の後は、部屋の中を「来た時よりも美しく」を合言葉に、部屋の片付けをしました。シーツ類の数を確かめて返却後、自分の荷物をまとめて廊下に出し、部屋の掃除です。押入れの布団も、きれいに整えました。

たくさんのおかわりで、食缶はほとんど空になるほどでした。片付けも上手になり、時間的な余裕も生まれました。最後は、３日間、おいしい食事を作って下さったベルデの皆様にも感謝の気持ちを伝えました。

朝食は、昨日に引き続き、セルフのバイキング形式です。朝からたくさん食べて、エネルギーチャージも十分です。特にフライドポテトは、おかわりが出るほどの人気でした。

清々しい高原の空気をいっぱい吸って、気持ちよく目覚めました。これから、退室に向けて、見学の準備や部屋の片付けなど、力を合わせて最後の活動が待っています。

２日目の夜のメインは、館内ナイトウォーク！
小川先生のお話を聞いた後、行動班ごとに、矢印に沿って進みます。途中、係の子の活躍もあり、館内からは様々な声が…。これはちょっと…という子は、別ルートで集合場所にショートカットし、みんなを待ちました。

軽井沢で最後の夜の献立は、ご飯・豚汁・照り焼きハンバーグ・白身魚のグリル（甘酢あんかけ）・ジャーマンポテト・ミニトマト・ボイルインゲン・巨峰ゼリーです。具沢山のおいしい豚汁は、おかわりも続出でした。

ベルデに戻ってからは、グループごとにお土産タイムです。ベルデに特別なお土産コーナーができ、子供たちが予算内で買えるような物を中心に並んでいます。時間は２０分。電卓片手に、渡す相手を思い浮かべながら、目は真剣そのもの！カメラにも少しも反応してもらえませんでした…。しかし、最後はみんな満足のいく買い物ができたようです。受け取る皆さんの笑顔が楽しみですね。

おいしいソフトクリームの原料を提供してくれた牛さんに会いに行こうと、浅間牧場が見えるところまで上がって行きました。残念ながら、牛さんは別のところでの放牧のようで、気配はありませんでしたが、青空の中、高原の空気を満喫し、芝遊びもでき、贅沢な時間となりました。

浅間牧場に進み、待ちに待ったソフトクリームタイム！牧場の乳から作られたソフトクリームは、濃厚でさっぱりとしていて、美味しかったです。「もっと食べたーい！」との声も。乳が食べられない子には長野の特産品を使ったフレッシュぶどうジュースをいただきました。

午後の活動は、白糸の滝の見学です。昨晩、雨が降った影響で、水量もたっぷりあり、マイナスイオンをたっぷり浴びて、気持ちよかったです。

　今日の献立は『黒糖パン　マカロニグラタン　キャベツとしめじのスープ　牛乳』です。今日のスープに入っている、しめじはきのこの中でも味がよく、「香り松茸　味しめじ」と言われるほど、味が自慢のしめじです。お腹の中にある、良い菌と言われる善玉菌を増やす力もあります。きのこは苦手な人も多いようですが、体にとってよい働きをしてくれる食材です。

今日のお昼は、ベルデの特性のり弁です。広いグラウンドで、友達とおいしくいただきました。

今日のウォークラリーは、青空の下、ベルデの森の中を、行動班の仲間と共に進みます。途中、先生たちのチェックポイントで、問題をクリアしながら、自然の空気を満喫しました。

ベルデの森の中には、様々な生物の痕跡が見られます。鹿や熊が牙やツノで木の皮を傷つけた跡や、それを木自身が修復している様子を案内していただきました。猪などが通った跡もあり、自然の大きさを感じました。

力を合わせても難しい作業は、プロにお願いします。斧を巧みに使って、細かい作業も仕上げていただきました。

見学の後は、２つのグループに分かれての体験学習です。一つは林業体験。丸太を切り出して、コースター・写真立てなど、世界で一つだけの木工作品を作ります。切り出すためには、班のみんなとの協力は欠かせません。みんなで相談しながら、丸太切りを楽しみました。