10月17日(火)低学年では、繰り返し音読をすることが重要です。声に出して何度も読むことで、「誰が何をした」「どのようなことを言った」など、内容が理解できるようになってきます。(写真上) 長年2年生の教科書に掲載されている「お手紙」は、アーノルド・ローベルの「がまくんとかえるくん」シリーズの「ふたりはともだち」という絵本にあるエピソードです。ユーモラスな2匹のやりとりを読むと、なんとなく心がほっこりとなるような気がしてきます。温かくのんびりとしたエピソードながら、心にグッとくるものがあるお話で、子どもから大人まで幅広い年代の方々に人気がある本です。 ところで、「がまくんとかえるくん」の世界が、さまざまなグッズになって販売されているのをご存知でしょうか。カレンダーやタオル、バッグの他に、がまくんとかえるくんのぬいぐるみまであります。本の挿絵そっくりの温かな雰囲気が漂うぬいぐるみを部屋に飾ったら、心が和むこと間違いなしです。 2校時に、1年2組の教室で、教育アドバイザー訪問の授業がありました。若手教員の育成のために行われている取り組みで、初任の先生に対しては毎学期1回ずつ位置付けられています。教育アドバイザーとして、前任の道山校長先生に国語の授業を見ていただきました。 1年生は、物語文として、「くじらぐも」の学習をしています。2年生の「お手紙」と同様に、繰り返し音読をすることが大切な学習です。くじらぐもに向かってよびかける子ども達の「おうい」や、それに対して子ども達に向かってくじらぐもが答える「おうい」は、それぞれどのように読んだらよいのでしょうか。また、子ども達が雲に向かって誘う「ここへ おいでよう。」と、それに対して雲が子ども達を誘う「ここへ おいでよう。」というセリフがあります。「おいでよ。」ではなく、「おいでよう。」と「う」が入っているのも、セリフを読むためのヒントになります。 授業では、さらに次の場面(子ども達がくじらぐもに乗る場面)のセリフの言い方を考えました。教科書では、「みんなは、手をつないで、まるいわになると、『天までとどけ、一、二、三』とジャンプしました。」と書かれています。そこで、全員の机を移動し、実際にみんなで手をつないで輪になり、セリフを言いながら動作化してみました。くじらぐもの絵が教室の天井に貼ってあり、それに向かって「天までとどけ、一、二、三」と言いながらジャンプしました。くじらぐもは、「もっとたかく、もっとたかく。」と応援します。3回繰り返して、ようやく子ども達はくじらぐもに乗ることができました。…低学年の学習では、動作化することはとても効果的で、話の内容をつかんだり、登場人物の気持ちを考えさせるのに有効な手段となります。(写真中) 3,4校時に、2年生が「町たんけん」に出かけました。今回の行き先は、旭幼稚園と旭町駐在所の2か所でした。 旭幼稚園は、規模の大きい幼稚園で、年少・年中・年長に3クラスずつ園児が在籍しています。毎年本校に入学する中で、最も多いのが旭幼稚園出身の子です。それだけに、知っている先生を見かけて手を振っていた子が多かったようでした。 園庭では、体操を指導する先生方が、年長組の子ども達に持久走の指導をしていました。毎年、鉄棒やなわとびが上手な子ども達がたくさん入学してきていますが、幼稚園の頃から体育に相当する指導が行われているようです。園舎内を見学してから、ホールで園長先生からお話を聞きました。あらかじめ出しておいた質問に答えていただき、幼稚園の様子がよく分かりました。(写真下) 主任の先生が旭幼稚園出身であり、自分が育った幼稚園で先生になりたいと思ったという話には、子ども達からも「すご〜い」という声が上がりました。来週、1年生が旭幼稚園の年長さんと交流会を開く予定です。今度は、旭町小に来てもらう番です。 10月17日の給食五目卵焼き いそ和え 生揚げの味噌汁 牛乳 一口メモ 今日のお米は、新潟県産の「新之助」です。新しい品種ですが、今とても人気が出ているお米です。大粒でつやつやな炊き上がりとともに、甘味が強いのが特徴です。 日本は、北は北海道、南は沖縄と、縦に長い国であるため、気候が大きく異なります。そのため、気候に適したお米がその土地土地で作られてきました。実際にスーパーに行ってみると、様々な種類のお米が売られているため、選ぶのに迷ってしまうほどです。日本で主食用のお米として登録されているものは、約280種類もあるそうです。 クイズです。日本で一番多く作られているお米の品種は、次のうちのどれでしょう? (1) あきたこまち (2) こしひかり (3) ひとめぼれ 答えは、(2)の「こしひかり」です。 10月16日(月)3年2組の教室で、「ちいちゃんのかげおくり」の学習をしていました。「かげおくり」とは、影法師をじっと見つめて10数え、その後すぐに空を見上げると、影(残像)が空に映って見えるという遊びです。今日のような雲一つない青空の下で行うと、くっきりと自分たちの影法師が空に映って見えます。(先週、2組の子ども達も実際に校庭でやってみたようです。) ちいちゃんのかげおくりは、ちいちゃんという小さな女の子と家族のお話です。「かげおくり」の場面が2回描かれています。最初のかげおくりと最後のかげおくりには大きな違いがあり、それを子ども達に読み取らせるところがポイントになります。 1回目のかげおくりは、お父さんが出征する前の日に、両親とお兄ちゃんとちいちゃんがお墓参りをした時に行われています。帰り道に青い空を見上げたお父さんが、ちいちゃんにかげおくりを教えます。家族みんなでかげおくりをした後に、お父さんは「今日の記念写真だなあ」と言います。次の日に、お父さんは戦争に行ってしまいました。 その後、戦争(第二次世界大戦)に巻き込まれて独りぼっちになったちいちゃんが描かれていきます。ある時、「かげおくりのよくできそうな空だなあ。」というお父さんの声が空から降ってきました。お父さんとお母さんとお兄ちゃんの声に導かれてかげおくりをしたちいちゃんは、体が透き通って空色の花畑の中にいました。・・・これが2回目の「かげおくり」です。(写真上) 現在も世界のあちこちで戦争が行われています。多くの子ども達が、この物語のちいちゃんのような境遇にいることでしょう。3年生の子ども達の心には、このお話がどのように響いたでしょうか。3階の廊下には、戦争に関する資料(小学生新聞の記事や戦時中の写真等)が掲示されています。 1年生は、算数の時間に「3つのかずの けいさん」の学習をしています。1組では、3つの数のひき算についての学習をしていました。バスに猫が9匹乗っている絵があります。最初のバス停で1匹降りました。次のバス停で、さらに3匹降りました。「何匹残っていますか?」という問題です。「9−1」や「8−3」の計算は、すでに学習済みです。今回の学習で、何が新しい学びかというと、ひき算が2回続けてある場合も、「9−1−3」というように1つの式で書くことができるということです。 問題を解く時には、算数ブロックを使った具体物の操作が重要です。「9個から、1つ取り除き、さらにその残りから3個取り除く」という問題文のお話の通りにブロックを動かす操作が、算数的思考を高めます。大人にとっては分かり切ったことでも、1年生の子どもには口で言って理解できることではないのです。(写真中) この単元では、「6−2+4」や「5+3−1」のように、たし算とひき算が混ざった3つの数の計算も学習します。式の左側から順に計算することが重要になります。 5校時に、5年2組が体育館で跳び箱の学習をしていました。運動会が終わってから、体育館で跳び箱を使った授業をしている学年が多くなってきました。小学校では、跳び箱を跳ぶ技術的な習熟は、3年生からになります。そのため、1,2年生では、「運動遊び」という表現になっています。しかし、遊びを通して跳び箱運動の基礎技能につながる教師側の意図は必要です。 一方、3年生以上の学年は、器械運動の領域の「跳び箱運動」となります。「開脚跳び」や「抱えこみ跳び」などの技を、跳び箱の様々な場を設置して練習していきます。(写真下) 小学校における体育のけがで、全国で一番多いのがこの跳び箱運動です。踏み切りから手のつき方に注意させ、さらにグループで安全を確認して合図を出し合うなど、けがに気をつけて運動ができるように指導しています。 10月16日の給食鶏肉の青のり揚げ すき昆布の煮物 いものこ汁 牛乳 一口メモ 今日のお米は、秋田県産の「あきたこまち」です。あきたこまちは、どんな料理にも合う、とてもバランスの良いお米と言われています。他のお米と比べると、やや小粒で丸みがあるのが特徴です。美人として有名な平安時代の歌人「小野小町」にちなんで名付けられました。秋田で生育したおいしいお米として、末永く愛されるようにという願いが込められています。 今日は、秋田県の郷土料理「いものこ汁」と合わせた献立にしました。秋田県では、里芋を「いものこ」と呼んでいます。この里芋を主役に、鶏肉やきのこ、根菜などの秋の味覚をたっぷり使った汁物です。 10月14日(土)今回も、全校で様々な授業が行われていました。理科と学級活動がないだけで、専科を始め家庭科や外国語、書写(毛筆)も含めて、小学校のほとんどの教科を参観していただくことができました。年間8回、第二土曜を公開しているのは、「授業参観」ではなく「学校公開」です。学校公開とは、「校内のどの授業でも参観できる」ということです。自分の子どものクラスに限らず、隣りのクラスや他学年の授業の様子を見ていただいて結構です。 1年生は、国語の時間に「まちがいを なおそう」という学習をしていました。文章を読み返す習慣を付けるとともに、間違いを正すことをねらいとした学習です。特に、助詞の「は」や「へ」及び「を」の使い方を理解して、文や文章の中で使えるようにすることを学びます。助詞の使い方については、1学期に学習済みです。それと同時に、短い文を書いたり、アサガオの観察カードや絵日記で文章を自分で考えたりすることを経験してきました。最初のうちは「は」を「わ」と書いたり、「お」と「を」の使い分けを間違えたりして先生に直されていた子がたくさんいました。(今もまだ時々あるのではないでしょうか。) 間違いを正すためには、まず間違いに気づかなければなりません。そのために、自分で書いた文章をよく読み直す習慣をつけることが大切です。助詞の使い方だけでなく、良い文章、読みやすい文章が書ける人は、書いた文を読み直す力のある人と言えます。 2組では、先生が作ったどんぐり拾いに行った時の作文を例にして、どこが間違っているのかを子ども達に考えさせていました。間違い探しというのは、子どもの得意分野です。元気の良い手が挙がっていました。(写真上) 3年2組では、社会科「農家の人々の仕事」の授業がありました。3年生では、9月から「練馬区の農業」を取り上げて学習を進めてきました。そろそろ単元の終わりに近づいてきました。 まず、教科書の資料から「練馬区の農業の特徴」について、グループで話し合いをしました。(写真中)23区の畑の広さを表した資料では、圧倒的に練馬区には広い畑が多いことが分かります。また、練馬区の畑で作っている野菜の畑の広さを示したグラフからは、キャベツ畑が一番多いことが分かります。(ちなみに、区内の畑の4割がキャベツ畑です。その他、ブロッコリー、大根と続きます。) また、授業の後半では、練馬区の農家の人たちの思いや願いについて調べました。教科書に、農家の人たちにインタビューした内容が載っています。まず、昔に比べて農家が減ってしまったという課題が書かれています。35年で約1/3にまで農家が減ってしまったそうです。そこで、練馬区の農業に関心をもってもらうために、「ねり丸キャベツ」というブランド化したキャベツを作りました。さらに、練馬区では、学校給食に年間何回かキャベツや大根の地場野菜を提供してもらっています。練馬区の農業を、まずは子ども達にアピールし、意識させていこうという取り組みです。 6年1組では、外国語の授業がありました。外国語の授業は、高学年では週に2時間の授業が行われています。普段は、ALTの先生と担任(外国語講師の先生が加わる日もある)とで授業が行われています。ALTや講師の勤務日が決まっているため、土曜公開日で外国語の授業はなかなか入れられず、担任のみの指導になります。今回の授業は、様々な学習の様子を公開しようという、担任の思いが入っています。 「地球にいる生き物クイズをつくろう」というめあてで授業が始まりました。ある生き物の住む場所や食べ物について英語で伝え、それは何の生き物かを当てるクイズです。教科書には、生き物とともに、住む場所や食べ物の英語表記が載っていて、それを見ながらクイズを考えていきます。問題を作るには、自ら何の生き物がどの食べ物を食べているのかを知らなければなりません。子ども達は、タブレットを使って調べていました。(写真下) ところで、昨年に続き、今年度も6年生への「英語4技能検定」が実施されます。英語4技能とは、「リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング」の4分野です。子ども達の英語力の向上をめざすことはもちろんですが、教員の指導力と授業改善を図ることも目的となっています。11月9日(木)に実施します。 水道キャラバン(4年生)4年生は、社会科「わたしたちのくらしと水」を1学期に学習しました。その学習内容を深めるために、東京都水道局「水道キャラバン2023運営事務局」の方々による出前授業「水道キャラバン」を実施しました。 生活の中で使っている水の大切さを再確認した後、「安心・安全」「蛇口から出てくる経路」という視点で学びました。「安全・安心」の視点では、「高度浄水処理」や「凝集沈殿」の実験を通して安全な飲料水となる様子を目の当たりにすることができました。「蛇口から出てくる経路」の視点では、水道管から水が漏れていないか調査の際に聞こえる音も聞かせてもらいました。他にも地震等の災害時における水の確保のための「災害時給水ステーション」についてや、3学期に学ぶ玉川上水に関連して水道の歴史についても学ぶことができました。 児童から「当たり前のように使っている水には、多くの人が関わっていることが改めてわかりました。」「水道は、江戸時代からだということを初めて知りました。」「水を無駄にしない。今日、教えてもらったことを家族にも話します。」「水道について見学できる施設に行ってもっと学びたいです。」等の感想がありました。改めて、生活と水について考えることのできた貴重な時間となりました。 10月13日(金)今回も楽しい絵本を見つけました。「おやさいしろくま」という絵本です。作者は柴田 ケイコさんで、他にも楽しい「しろくま」シリーズが出ているようです。 表紙は、まっ赤なトマトを割った中から、しろくまくんが顔を出している絵が描かれています。(頭には、トマトのヘタが乗っている。)新鮮な野菜が大好きなしろくまくんは、こんなことを思いました。「大好きなや野菜の中に入ったら、どんな感じかな?」ページをめくるたびに、しろくまくんがいろいろな野菜の中に入った絵が登場します。キャベツ、ピーマン、ゴーヤ、レンコン、トウモロコシ・・・子ども達がちょっと苦手な野菜も、しろくまくんが登場することでおいしそうに見えてきます。セロリは、茎の部分をすべり台のようにして楽しんでいるしろくまくんが描かれていました。(写真上) 野菜の断面や料理法、土の中の様子など、野菜についてのいろいろな知識も学べて、おもしろい本です。食べ物に好き嫌いがある子も、野菜に興味をもって食事ができるきっかけ作りになりそうです。 1,2校時に、4年生に「水道キャラバン」の出前授業がありました。水道キャラバンは、東京都水道局の方々が都内の学校で行っている「水に関する出前授業」です。旭町小では、4年生の社会科の学習として、毎年お願いして来ていただいています。 授業は、「みずき れい」さんと「みずお まなぶ」くんの2人による楽しい掛け合いによって進められていきました。様々な映像を使って、水道の水はどこからくるのか、安全な水にするためにどういうことをしているのか、などを分かりやすく説明してもらいました。 前半は、浄水場でおいしい水にするための「高度浄水処理」について学びました。浄水場では、「活性炭」や「オゾン」を使っておいしい水を作っています。その様子を、モデル実験で子ども達に見せてもらいました。においは目に見えないので、実験用に青い水を使い、「臭い水」とします。オゾン接触池を通ると、青い色が薄くなっていく様子が分かり、においが消えていくことが確かめられました。(写真中) 次に、凝集剤を使って水の汚れを沈殿させる実験を見せてもらいました。大きなビーカーに汚れた水を入れ、そこに凝集剤を投入します。しばらくかくはんすると、不思議なことに汚れが吸着して底に沈んでいきました。 後半は、雨水を蓄える「水道水源林」や、これから勉強していく「玉川上水をつくった玉川兄弟」について学びました。日本では、蛇口をひねればすぐおいしい水が出てくる水道ですが、世界の中ではとても恵まれている環境と言えます。自分の水の使い方を振り返り、水を大切にしようとする意識を高めることができました。 6校時に、6年2組の授業観察がありました。学級活動の時間として、学級会を開いている様子を参観しました。今日の学級会の議題は、「運動会がんばったね集会の遊びを決めよう」でした。6年2組では、来週水曜日の5校時にクラスみんなで楽しむ学級活動を行うようです。そのための大切な話し合いの場でした。 最初に、議題を出した子から提案理由の発表がありました。「運動会でのがんばりをねぎらい、クラスの絆を深めたいから」という理由でした。司会グループは輪番制で行っているようで、司会2人と記録3人(黒板とノート)が自己紹介をして始めました。 まず、どんな遊びをしたいか、意見を出し合っていきました。サッカー、カラオケ、ドッジボール、カードキング、電車ごっこ、バスケ…が出されました。さあ、この中からどのように決めて行ったらよいでしょうか。まず、賛成意見を出し合いました。司会が「心配な意見はありますか」とも聞いたので、「得意な子ばかりがボールを回すことになるんじゃないですか」というような反対意見が多く出始めました。時々先生の指導が入り、話し合いのもっていき方についてのアドバイスがありました。決して多数決では決めずに、「お互いに話し合いで折り合いをつける」ということをめざしました。 結局、サッカーとカラオケで意見が飛び交い、最終的に「カラオケ」に決まりました。話し合いの中で、提案理由に結び付けて考えようとする意見がところどころで見られました。国語を始め、様々な教科の中でも行われていますが、こういう話し合い活動が積極的にできる子ども達になってほしいものです。(写真下) 10月13日の給食サバのトウバンジャン焼き 煮あえっこ せんべい汁 牛乳 一口メモ いつもは、青森県産の「まっしぐら」というお米を給食で使っています。今日から「お米の食べ比べ週間」です。18日までの4日間は、全国各地のお米を日替わりで使います。 お米の種類によって味の違いがあるのか、味わって食べ比べるチャンスです。今日は、千葉県で作られた「ミルキークイーン」という種類のお米です。もち米に近い、もちもちとした食感が特徴のお米です。 毎日あたり前のようにお米を食べているので、お米のおいしさや大切さを忘れがちです。お米が収穫できるまでには長い時間がかかり、そのための作業はとても大変です。お米を収穫するまでには、八十八の手間がかかることから、漢字の「八十八」を合体させて「米」という漢字が出来上がりました。生産者の方々が一生懸命作ってくださったおかげで、今年もおいしいお米が食べられます。感謝の気持ちをもっていただきたいですね。 児童集会「サイコロ集会」久しぶりの校庭での児童集会となりました。元気いっぱいに走り回る子供たちを見ることができ、1年生から6年生までが一緒に楽しむ集会活動のよさを実感することができました。集会委員会の子供たちも朝から進行のリハーサルをし、意気込んで取り組みました。活動が終わった後に「楽しかった!」と話す友達の姿があり、委員会の子供たちも達成感を味わうことができました。 全校での取り組みをより充実できるように、これからも集会委員の子供たちが楽しい企画を考案していきます! 10月12日(木) その2まず、長方形や正方形を対角線(「対角線」という言葉は2年生ではまだ使いません)で半分に切るとどんな形になるのかを、折り紙を切って実際に試してみました。「三角形が2つできた!」と、子ども達は大喜びです。しかし、出来上がった三角形には、大きな特徴があります。「直角がある」ということです。そこで、このように直角がある三角形を「直角三角形」と呼ぶことを新しく学習しました。 最後に、正方形を2本の対角線で切り分け、4つの三角形にしました。正方形の4つの直角が半分ずつに切られたので、もう直角はなくなったと考えた子がいたようです。しかし、できた4つの三角形も直角三角形であることが分かりました。図形の学習は、2年生の子ども達にとっては驚きの連続です。(写真上) 5校時に、1年1組の授業観察に行きました。生活科の「アサガオのリースを作ろう」という学習でした。 アサガオのつるは、先週バッサリと切り取りました。そして切り取ったつるを丸くまとめて、リースの形にしてきています。今日は、家から持ち寄った材料を使って、リースに飾りをつけていく学習でした。子ども達が家から持ってきた材料は、リース以外にも何でも作れそうなくらい豪華なものばかりでした。(家の方々の気合いを感じました…) 毛糸にモール、ボタン、リボン、松ぼっくりと、子ども達もどれをどこにつけようかと迷ってしまうくらいでした。さらに、教室には「ドングリ」という強力な秋の木の実がやって来ました。バケツにたっぷり2杯分のドングリがありました。これは、3,4校時に光が丘公園に行って、みんなで拾ってきたものです。リースの飾り以外にも、このドングリを使って楽しい遊びができそうです。(写真中) 6年生は、午後から豊渓中に行き、授業体験を行ってきました。1学期には、部活動体験がありました。今度は中学校の授業を実際に受けてみる「授業体験」です。 あらかじめ、国語、数学、英語、社会の4教科から希望を取り、体験する授業が決められていました。英語と数学は人数が多く、2クラスずつに分かれて3年生の授業を体験させてもらいました。国語と社会は、1年生の生徒たちの中で学習させてもらいました。中1や中3の学習ということで、さぞかし難しいのだろうと思っていましたが、小学生にも分かりやすく楽しく学べるように配慮していただきました。 どの教科も小学校の教科書にはない内容でしたが、ちょっと大きめの机と椅子に向かって、中学校の授業の雰囲気をたっぷりと体験させてもらいました。最初は、中学生の体の大きさにびっくりしていましたが、時々優しく教えてくれる先輩方に、胸をなでおろしていたようです。逆に、半年前まで小学生だった中学1年生が、とても立派な先輩になっていてびっくりしました。(写真下) 中学校授業体験(6年生)国語、数学、英語、社会の4教科に分かれ、中学校の学習内容を、中学生と一緒に受けてきました。 中学校の先生方も、できるだけ小学生に分かりやすいように授業をしてくださり、一緒に受けている中学生も、「大丈夫? 分からないところない?」とすすんで声をかけてくれていました。 子ども達は、慣れない50分授業に少し疲れたようでしたが、中学校の勉強を先取りできて、とても嬉しそうでした。中学校との交流を重ねるたびに、子ども達の表情にも安心した様子が見られ、大切な時間を過ごせていると感じました。 6年生も折り返し。中学生になる準備をしていかなければなりません。まずは、先生の話をしっかりと聞くこと、宿題を忘れずにやって提出するなどの基本的なことを、しっかりと定着させられるように、学年で気を引き締めて生活していきます。 10月12日(木) その1今朝通った駅から学校までの道のりでも、ところどころで振り返ってみたくなるほどのキンモクセイの芳香が漂っていました。旭町小にもキンモクセイの木があり、示し合わせたかのように同時に花が咲きました。中庭に大きなキンモクセイの木がありますが、校庭では鉄棒の後ろにキンモクセイの垣根があります。中休みに、遊んでいた子ども達が思わず立ち止まり、深呼吸したくなるほどのいい香りが漂っていました。(写真上) 今年は残暑が長かったせいか、キンモクセイの開花がかなり遅れました。普段の年よりも、10日余りも遅かったのではないかと思います。キンモクセイの木をよく見ると、不思議なことに枝の脇から直接オレンジ色の花が忽然と現れ、一斉に咲いている様子が見られます。「この木の枝の一体どこにあのいい香りが隠れていたのだろう?」と、いつも不思議に思います。 3校時に、3年1組と5年2組の授業観察がありました。3年1組では、「目の前は青空」という資料を使った、「友情・信頼」の道徳の授業が行われていました。昨日の6年生の道徳の授業も「友情・信頼」でしたが、学年が異なるとまた違った感じの資料内容になります。 信二・太一・めぐみたちは、遠足で公園の丘に登っています。歩くのが遅い太一は、みんなから「早く!」と急かされていました。しばらくして、めぐみが足をすべらせて転びました。太一は「ごめんね、ぼくのせいで。」と言って、水筒の水でひざを洗い、ばんそうこうを渡してあげました。それを見ていた信二は、太一の背中からリュックを取り、持ってあげました。誰かが、「みんなでゆっくり歩こうよ。」と言いました。目の前に澄みきった青空が広がっていました。・・・ なんといい話ではありませんか。頂上を目指すことが第一になると、友達にひどい言葉を浴びせてしまうことがあります。しかし、「みんなと協力すること」を第一に考えたら、友達同士の信頼が生まれます。授業を進めるうちに、「本当の友達とは、相手を思いやり、助け合うことである」と気づいていきます。(写真中) 続いて、5年2組の算数の授業観察に行きました。「分数と小数、整数の関係を調べよう」という単元の「分数倍の意味」について学習する授業でした。 「3mをもとにすると、7mは何倍でしょう?」…小数倍で求める計算は、すでに1学期に学習済みです。「比べられる量÷もとにする量」で求めてきました。この場合、「7÷3=2.333…」と、小数では割り切れない数になります。そこで便利なのが分数です。前時までに、わり算と分数の関係を学習してきています。「A÷B=A/B」なので、分数を使って「7/3倍」と書き表すことができます。先生の誤答に惑わされることなく、2組の子ども達はみんな理解できていたようです。(写真下) 10月12日の給食つくね焼き 秋野菜のごま和え 大根の味噌汁 牛乳 一口メモ 「秋野菜のごま和え」は、キャベツとほうれん草、きのこ、コーンをゆでて、砂糖としょう油、ごまを混ぜ合わせて作りました。 ごまは、昔から「不老長寿の薬」とも言われるほど栄養豊富な食材として知られています。ごまの一粒はとても小さいですが、その中に栄養がギュッと詰まっています。種は植物の赤ちゃんなので、芽を出して成長するための栄養が中に詰まっています。 ごまは、花の後に「さく果」という実をつけます。一つのさく果の中には、ごまが約160粒入っていて、熟すとさく果がはじけてごまが飛び出してきます。この様子から、「開け、ごま!」という言葉が生まれたそうです。 10月11日(水)物語では、多くの「」(かぎかっこ)が出てきます。そして、体育の授業中の子ども達のセリフが生き生きと描かれています。音読を繰り返し、くじらぐもに呼びかけるように読めるように練習していきます。1組では、役割分担をしながら、楽しく読み合う活動が行われていました。(写真上) 「くじらぐも」の作者は、中川 李枝子(なかがわ りえこ)さんです。「ぐりとぐら」シリーズの作者でもあり、アニメ映画『となりのトトロ』のオープニングテーマ『さんぽ』の作詞をしたことでも有名な児童文学作家です。この「くじらぐも」は、教科書用に書き下ろした作品で、1971年から掲載されているそうです。ということは、もう50年以上も1年生の教科書に登場してきたことになります。 3校時に、図工の授業観察がありました。5年1組の「糸のこの寄り道散歩」という授業内容でした。「糸のこぎりで、長〜く寄り道して切ろう」というめあてで授業が始まりました。先週、一度糸のこぎりの機械を使って板を切っていたようですが、今回は一筆書きのように一枚の板に切れ込みを入れ続けていきます。糸のこの刃を入れたら、なるべく長い切り口になるようにしていかなければなりません。 まず、長く切るための工夫について考え、各自のタブレットに記録させていきました。タブレットは、図工の時間にもよく活用されています。今回は自分の考えを記録するために使いましたが、タブレットを使った作品づくりを行う場合もあります。 考えるにあたり、先生が糸のこで板を切る動画を見せていました。様々な方向に板の向きを変え、曲線を描きながら寄り道をしている動画で、子ども達への考えるヒントと意欲づけになっていました。(写真中) 4校時は、6年1組の道徳の授業観察がありました。「コスモスの花」という資料で、「友情・信頼」について考える授業内容でした。 主人公の「ぼく」には、北山君という友達がいます。北山君は、何事にも積極的な「ぼく」とは対照的で、クラスでは目立つことがない存在でした。全くタイプの違う2人でも気が合い、いつも一緒に過ごしていました。ある朝、コスモスを上手に生けた北山君に対して、クラスメイトの関心が集まりました。「ぼく」は、普段注目されることのない北山君が、みんなの関心を引いていることに対して、何となく気に入らない気持ちになってきました。「北山なんて…。」と、釈然としない思いを抱いてしまうようになりました。そんなある時、「ぼく」の耳に北山君を悪く言う声が聞こえてきました。すかさず「ぼく」は、思わず「やめろよ。」と声を出していました。・・・ 最初の発問は、「北山なんて…」という言葉には、「ぼく」のどんな気持ちが込められているでしょう? というものでした。子ども達から、すかさず「嫉妬」という言葉が出てきました。嫉妬心は、仲の良い友達だからこそ生まれるものです。(実は、ここが大切なのです。) 次に、主発問「なぜ、北山君に対する周りの発言に、『やめろよ。』と言ったのだろう。」について考えさせました。つまり、「ぼく」は、最初は北山君を批判していたのに、みんなが批判したら急に「やめろよ。」って、どういうことか…という命題です。他の場合に置き換えたなら…もし、一緒にサッカーをしている親友がレギュラーになり、自分はなれなかった場合、素直に祝福することができるでしょうか? 真の友情とは、相手のすばらしさを心から応援できることを言う…というのがこの資料の「正解」です。しかし、自分には無理です。嫉妬心が勝ってしまうでしょう。私はむしろ、ライバル心をもつことが真の友情であると言いたいです。(写真下) 10月11日の給食洋風肉じゃが ブルーベーリーケーキ 牛乳 一口メモ 10を横にすると目と眉毛に見えることから、10月10日は「目の愛護デー」とされています。 今日の給食では、目の健康に役立つと言われる「アントシアニン」を多く含むブルーベリーが入ったケーキを作りました。また、ビタミンAも目の健康に欠かせない栄養素です。給食に毎回のように入っている食材の一つ「にんじん」は、ビタミンAが多く含まれていることで有名です。 ゲームやタブレット、テレビなどを見る機会が多いかもしれません。それらの機器の使い過ぎは、視力の低下の原因にもなります。大切なはたらきをしている目の健康について、よく考えてみることが重要です。 10月7日(土) その2教室でお弁当を食べた後の午後の部は、6年生のマーチングで始まりました。コロナ禍の3年間も、毎年6年生がマーチングを続けてきました。その伝統をしっかり守り、さらにきちんと自分たちのものにして、立派に演奏・演技を成し遂げました。 次に、応援合戦を行いました。赤組も白組も、今日の日のために応援団長を先頭に、一生懸命練習をしてきました。その心意気が全校児童に伝わり、力いっぱいの応援になりました。応援歌「ゴーゴーゴー」では、校庭を揺るがす大合唱になりました。 午後のプログラムは、団体競技が続きました。3,4年生のお助け綱引き、5,6年生の棒引き(スティック トック)、1,2年生のチェッコリ玉入れが行われ、みんなで応援して盛り上がりました。チェッコリ玉入れは、とてもかわいらしい踊りでした。入った玉の数が、とても多かったのでびっくりしました。練習の時の倍以上入っていたように思います。本番の子ども達の力ですね。 最後は、中高学年リレーで締めくくりました。リレーの選手たちも、休み時間を中心に何度もバトンパスの練習をしてきました。力強い走りに圧倒されました。リレー選手としての緊張感も相当なものだったと思います。 閉会式では、得点発表、優勝杯・準優勝杯授与と続きました。今年の優勝は、白組でした。午後の部は、引き分けとなる競技が多かっただけに、ほんのちょっとの差だったように感じます。こういう勝ち負けのある運動会は、やっぱりいいなと思います。徒競走も審判係をつけて順位を決めました。喜んだ子もいれば、悔しい思いをした子もいたことでしょう。それが大切なのです。 最後に、児童代表の言葉を6年生の子が発表しました。すばらしい内容、立派な発表態度でした。 保護者の皆様のご理解・ご協力に、改めて感謝申し上げます。多くの方々に片付け作業を手伝っていただきました。どうもありがとうございました。これからも、旭町小の子ども達を、ともに育ててまいりましょう。 10月7日(土) その1午前の部は、各学年の徒競走と表現種目が行われました。低学年は50m、中学年は80m、高学年は100mを全力で走り抜けました。 表現種目では、1年生のかわいらしいミッキーさんから高学年のたくましさまで、学年の特色がよく出ていて見事でした。 5年生の「旭町ソーラン2023」と6年生のフラッグを使った演技、「開幕宣言」の写真を紹介します。 午後の部もよろしくお願いいたします。 10月6日(金)今日の練習では、入場行進〜開会式、準備運動(ラジオ体操)、応援合戦(午前と午後の部)、最後に閉会式の練習もしました。閉会式では、まず得点発表があります。校舎側に設置する得点板と連動しながら、係の児童が発表します。「赤組、一の位 5」、「白組、一の位 7」…これだけで1年生の白組の子ども達は大喜びします。(予想ですが…)続いて、「赤組、十の位 8」、「白組、十の位 2」…今度は赤組の子が大喜びします。中にはバンザイをする子も…。(予想ですが…)まだ、百の位が残っているのです。 続いて、「優勝杯・準優勝杯授与」の練習をしました。赤組と白組、それぞれの応援団長が朝礼台の前に来て、校長が授与します。今日は練習なので、赤が勝った場合と白が勝った場合を想定し、2回やってみました。(写真上) 優勝杯と準優勝杯には、今までの運動会の歴史が詰まっています。どちらにも、今までの運動会の優勝・準優勝が書かれた、たくさんのリボンが結び付けられています。1か月前、久し振りに優勝・準優勝杯を棚から取り出してきました。その時、それらがかなり汚れていることに気がつき、用務主事さんにていねいに磨いていただきました。輝きを取り戻した立派な優勝杯は、果たしてどちらの団長の手に渡るでしょうか。 1年生が校庭に出て、アサガオのつるを使ってリース作りに取り組んでいました。10月に入っても、アサガオはまだ咲いている時もありますが、今までたくさん種を採ることができました。そのお礼の気持ちも込めながら、根元からバッサリとハサミでつるを切りました。 しかし、切った後が大変でした。支柱につるがしっかりからまって、なかなか外すことができませんでした。先生や友達に手伝ってもらいながら、やっとの思いでつるを外した子がたくさんいました。さらに、外したつるを使って、リースの形にしていきました。丸く輪の形にしながらビニタイで結んでいくのですが、これも一人では難しい作業です。そこに、2年生の子ども達が手助けに来てくれました。1年前、自分達も苦戦しながら作ったアサガオのリースのことを思い出していたようです。(写真中) 来週1年生は、光が丘公園までどんぐり拾いに行く予定です。拾ったどんぐりや、家から持ち寄った飾りをつけて、すてきなリースに仕上げていきます。 その頃、同じ校庭では、5,6年生が団体競技の練習をしていました。高学年の団体競技は、「『S』tik tok」(スティック トック)というタイトルの棒引きです。女子の部を2回戦行い、続けて男子の部を2回戦行います。勝敗は、1回戦ずつ勝敗を決め、トータル4回戦で勝ちが多い方の勝利です。 赤組も白組も、作戦を立ててチームを決め、目の前の棒を取りに全力で走ります。高学年の子ども達の迫力はすごいものがあります。当日をお楽しみに…。(写真下) 5校時は、高学年の子ども達と教職員とで、明日の準備作業を行いました。テントを出して組み立てたり、机やパイプ椅子を出したりしました。子ども達が帰った後、校庭をきれいにしてラインを引き直しました。また、立見席となるトラックの周りに杭を打ってロープを張りました。こういう作業も4年振りです。とてもハードな作業でしたが、明日のことを思いながらみんなで力を合わせると、とても楽しい時間になりました。 実は…昨日、校庭のスピーカーが突然壊れてしまいました。電気屋さんに来てもらいましたが、修復不可能とのことでした。練習の時に使っているポータブルのアンプでは、とうてい音が届きません。急遽、同じ光が丘地区の学校から大きなスピーカー2台とアンプをつなぐ機器を借りてきました。配線にも苦労しましたが、ようやく明日に向けて放送機器の準備も整いました。明日はマイクの音も音楽も、大音量で運動会を盛り上げることでしょう。 10月6日の給食コーン入りキャベツサラダ 牛乳 一口メモ いよいよ明日は運動会です。よく試験や試合の前日には、「勝」というゲン担ぎで、「カツ」を食べます。給食でも、全校児童が今まで練習してきた成果が出せるように、カツを作りました。さらに、子ども達が大好きなカレーと組み合わせて、チキンカツカレーにしました。カレーライスの上にカツをのせて食べます。 元気に明日の本番を迎えるために、よく噛んで好き嫌いをしないで食べ、早寝で明日に備えるようにしましょう。 また、明日の朝ご飯は、パワーの源になるご飯やパン、うどんなどの炭水化物を中心に食べて登校すればバッチリです。 10月5日(木)最初に、入場行進〜開会式の練習をしました。開会式では、4人の1年生が「はじめの言葉」を担当します。朝礼台に上がり、マイクを持って上手に言葉を言っていました。当日、しっかり聞いてあげてください。 開会式では、代表委員会の児童による「スローガン発表」もあります。全員が校舎の方に注目した後、「今年のスローガンです!」という言葉とともに、南校舎4階からスローガンの垂れ幕が降りてくる予定です。そして、今年の運動会のスローガン「太陽のような笑顔で 旭町の力を出そう」を、全校児童で声をそろえて言うことになっています。どんな垂れ幕が、どのように降りてくるのか…当日までのお楽しみです。ご注目ください。 続いて、準備運動「ラジオ体操」を全員で行い、「応援合戦」の隊形を練習した後、全校競技の練習に移りました。全校競技は「大玉送り」です。午前の部の最後を飾るのが大玉送りで、運動会前半を盛り上げます。 赤組、白組がそれぞれトラックの曲線に沿って学年ごとに並びます。1,2年生は2列で並び、大玉は子ども達の間を転がっていきます。3〜6年生は4列になり、大玉が頭上を通るように送っていきます。4名ずつの高学年が補助をする係となっていて、大玉を運んだり落ちた大玉を拾ったりします。 今日の練習では、白組が勝っていました。さあ、運動会本番では、どちらが勝つでしょうか。2回戦までなので、引き分けの場合もあります。(写真上) 今日は、2校時から低・中・高学年の順で、運動会のリハーサルがありました。各学年とも、本番のように通し練習をしています。出張があったため、残念ながらリハーサルをほとんど見ることができませんでした。今日、体操着を洗濯するために持ち帰ります。明日は、今日のリハーサルを受けて、最終調整があるかもしれません。気持ちだけはしっかりと高めておきたいものです。 1年2組で、道徳の授業がありました。「やめなさいよ」という資料を使い、善悪の判断について考えさせる授業でした。よくないことを見かけた場合、どんな行動を取ったらよいかを考えさせていきます。1年生の子ども達にとっては、日常的によくありがちな光景です。 主人公の「わたし」は、同じクラスのけんじ君がひとし君の靴を投げて遊んでいるのを目撃します。傷つくひとし君を見た「わたし」は、思い切ってけんじ君に「やめなさいよ。人のくつを投げるなんて。」と言いました。それに対してけんじ君がにらみつけてきたところで、「わたし」のセリフが四角で囲まれて終わります。注意しようとする場面の「わたし」のセリフを自由に考えさせる資料になっています。(写真中) 2組の子ども達は、一人一人真剣に考えて発表し合っていました。「ひとし君がかわいそうだよ。」という考えもあれば、「自分がやられたら悲しくないの」と発表した子もいました。また、「先生に言うよ」という考えも…これが一番現実的かもしれません。いけないことはいけないと、はっきりと言うことが大切です。最後に、「では、本当にこういうことがあったら、きちんと言えているかな?」と、自分自身の生活を振り返って考えさせることも道徳の授業では重要です。 4年生は、算数の時間に「およその数の使い方と表し方」の学習をしています。「概数について理解し、目的に応じて概数を用いたり、四則計算の見積もりをしたりすることができるようにすること」をねらいとした学習です。 まず、単元の最初に、四捨五入について学習しました。「およそいくつ」という概数の考え方は、小学生の発達段階とともに身についてくる概念です。また、単元の後半では、目的に応じて和や差の概数を利用した計算の仕方を学びます。 今日は、「四捨五入して〇の位までの概数にする」時の表現や四捨五入の仕方について学習していました。万の位までの概数なら、千の位を四捨五入します。千の位までの概数にするなら、百の位を四捨五入しなければなりません。求めたい位の一つ下の位を四捨五入するということになります。 この他にも、「四捨五入して、上から〇桁の概数にしなさい」という場合もあります。今後も、日常生活で使える算数となるように指導していきます。(写真下) |
|