音楽朝会今回は、運動会に向けて「運動会の歌」と「ゴーゴーゴー」の2曲を歌いました。「運動会の歌」は開会式で歌います。演奏は、5・6年生の音楽委員会児童です。その演奏に合わせて全校児童が歌うのですが、曲の途中に「走れ、投げろ、引け」と「燃えろ、伸ばせ、飛べ」の掛け声と動きが入るので、子供達も楽しそうに歌っています。 「ゴーゴーゴー」は、今年度久しぶりに復活した応援団による応援合戦の中で歌います。赤の歌と白の歌を歌った後に同時に赤と白の歌を歌うのですが、今日は初めから大盛り上がりで、本番のように大きな声で一生懸命歌っていました。本番ではさらに赤・白それぞれに趣向を凝らした応援合戦も加わるので、今から運動会当日がとても楽しみです。 9月21日(木)子ども達にとって身近な文字であり、さらに使えることによって、英語を習ったような優越感を感じるのかもしれません。母音と子音の関係をつかめば、ある程度はすぐに覚えられます。しかし、「キャ、キュ、キョ」や「パャ、ピュ、ピョ」を始め、濁音の場合や伸ばす音など、様々な表記の仕方を学んでおく必要があります。 1組では、ローマ字のワークブックを使って、なぞり書きをしながら練習をしていました。今日は、「が行」「ざ行」「だ行」「ば行」「ぱ行」の学習をしました。(写真上) ざ行は、「za、zi、zu、ze、zo」となります。では、だ行はどうでしょうか。・・・「da、zi、zu、de、do」です。だ行の「ぢ」と「づ」は、ざ行の「zi(じ)」と「zu(ず)」の表記に統一して表すようになっています。平仮名では「はなぢ」ですが、ローマ字では「hanazi」となります。 他にも様々な書き表し方を学ぶのですが、この単元の指導時数は4時間となっています。3年生では、2月にも「コンピューターのローマ字入力」という学習がありますが、それもわずか2時間扱いです。日常的に少しずつ学習して身につけていくことが求められています。 5年生は、家庭科の時間に「ミシンにトライ」という学習をしています。1学期は、初めて裁縫道具を手にして、手縫いの基礎的・基本的な知識や技能を学びました。2学期は、ミシン縫いを学習します。ランチョンマットの製作に向けて取り組む前に、まずはミシンの使い方についてしっかり学んでいきます。 2組の子ども達が、家庭科室でミシンの使い方を先生から教えてもらっていました。列ごとに先生のミシンの周りに集まり、練習用の布にまっすぐ縫うお手本を見て学びました。ミシンの扱い方や操作の仕方、布を押さえる手の位置など、口で言うよりも実際にやって見せることが一番の勉強になります。手際のよい先生の手元に全員の視線が集中し、どの子も「よし、やってみよう」という気持ちにさせられていました。(写真中) 他の学習場面でも、子ども達にとっての「良いお手本」が必要です。体育や理科(実験のやり方)、書写(毛筆の筆づかい)、外国語(発音)など、ありとあらゆる教科でお手本を見て子どもが意欲をもち、技能を高めていきます。それだけに、小学校の先生は全ての教科においてそのお手本となる技能を有していなければなりません。 私も担任時代は、高学年の家庭科を自ら教えていました。旭町小では、昔は学級数が多く、家庭科専科がいた年もありました。しかし、学級数が減ったため、担任が家庭科を指導することになった年もありました。手先が器用な方なので、裁縫と調理には自信がありました。(家ではやりませんが…)しかし、ミシンだけは経験がなく、奥の手を使ったのです。隣のクラスの先生と交換授業をして、自分は理科の授業を2クラス分受けもちました。 1年生は、2学期から漢字ドリルを使っています。小学校で初めて漢字を習うのは、1年生の2学期からです。毎日少しずつ新しい漢字を練習しています。2組では、「子」と「空」を練習しました。この先に習う漢字を見ると、画数の多いものがたくさん出てきます。3月までに80個の漢字を覚えることになります。(写真下) 1年生は、同時に2学期から片仮名の練習も新たに入ってきています。片仮名用のドリルブックもあり、1学期に比べて学習用具が増え、ずいぶん勉強することが多くなった気がします。 9月21日の給食油揚げのチーズ入り肉詰め焼き 野菜の甘味噌和え のっぺい汁 牛乳 一口メモ 「のっぺい汁」は昔からある料理で、全国各地の郷土料理の一つになっています。季節の野菜や肉などの具がたくさん入っていて、とろみがついているのが特徴の汁物です。地域によって呼び名が異なり、「のっぺい」、「のっぺり」、「おのっぺ」、「ぬっぺ」、「ぬっぺい」など様々な呼び名があります。 とろみは、里芋のぬめりや片栗粉を使ってつけています。とろみをつけることで汁が冷めにくくなるので、給食にはぴったりの汁物と言えます。また、汁物には珍しく、冷やして食べる地域もあるそうです。 9月20日(水)先週の金曜日に、旭町小の近辺にもゲリラ豪雨がありました。あまりに強い雨だったため、3年生以上の学年は下校時刻を20分ほど見合わせたほどでした。校庭があっという間に茶色いプールのようになりましたが、学校付近の道路での冠水はなかったようです。道路わきの雨水桝(うすいます)が整備され、雨水が一早く下水溝に流れる仕組みになっています。 また、この近くを流れている白子川も、近年では氾濫することがなくなりました。それは、「白子川調節池群」という施設が完成したことが大きくかかわっています。(教科書P61〜62)練馬区の水害を防ぐために、東京都でつくった施設で、地下に巨大なトンネルと調節池があります。比丘尼橋(びくにばし)付近一帯の地下35mのところに存在し、大雨が降った際に川の水量を調節する目的でつくられました。東京都では、様々な川や合流地点にこの調節池が建設されています。よくテレビで紹介される時があり、人がめったに見られない「巨大な地下神殿」として特別な観光名所になったりもしています。 今後は、江戸川区など、東京都でも土地の低い場所における水害を防ぐ工夫についても学習していきます。 5年生は、理科の時間に「植物の種子や実のでき方」の学習をしています。花粉がめしべの先につくとめしべのもとが実になり、実の中に種子ができるという受粉の仕組みについての学習です。1組では、NHK for Schoolの動画を使い、トウモロコシを使った実験を見ました。トウモロコシは、雄花と雌花が1本の茎に分かれて咲きます。片方は雌花が咲いたところでビニール袋で覆い、もう片方は雄花の花粉をつけて育てます。ビニール袋で覆うことにより、雌花のめしべに花粉がつかなくなるようにして実験をしたわけです。数日後、それぞれの雌花が終わった後の実を比較しました。花粉がついたトウモロコシはぎっしりと実がついていますが、花粉がつかなかった方は芯しかないスカスカのトウモロコシでした。 5年生の教科書では、アサガオの花を使って実験をすることになっています。アサガオは、多くの植物がそうであるように、1つの花におしべとめしべが混在します。めしべに花粉がつかないようにするには、どうすればよいでしょうか。(写真中) 朝、花が開いたらすぐにおしべを取り除いてしまう。…一見、良さそうですが、実はアサガオの花は、開く時に自動的に受粉するという仕組みがあります。(だからアサガオは、昼にすぐしぼんでも種ができているのです。) そこで、つぼみの状態のアサガオを見つけてカッターで切り開き、中のおしべを取り除くという実験をします。数日後、花が咲いた後に実ができないことが分かります。 5校時に、1年2組の子ども達が運動会のポスターを作っていました。「うんどうかい もりあげ ポスター」を作ろうという学習で、運動会のめあてとともに各自で自由に絵を入れて完成させます。2組のめあては、「ゆうしょうめざして ゴールのむこうまで びしっとちからをだそう!」です。そのめあてに合わせて、みんなどんな絵を描いたでしょうか。 玉入れをしている場面を描いた子がいました。(写真下)1年生は、2年生と一緒に団体競技「チェッコリ玉入れ」を行います。チェッコリ玉入れとは、「チェッチェッコリ チェッコリ〜」とダンス付きの歌をうたいながら踊り、歌と歌の間奏に玉を投げ入れるというものです。低学年の子ども達が踊るので、腰を振るしぐさがとてもかわいらしく、ほっこりさせられます。 今年は体育発表会が「運動会」となり、チェッコリ玉入れが復活するところにも注目です。 9月20日の給食サーモンチャウダー キャロットドレッシングサラダ 牛乳 一口メモ チャウダーというと、ハマグリやアサリなどが入ったクラムチャウダーが有名です。今日の給食では、鮭の角切りを入れた「サーモンチャウダー」にしました。 チャウダーという名前は、フランス語の「大鍋、煮込む」という言葉から来ているそうです。しかし、チャウダーはアメリカを代表する料理の一つとなっています。 アメリカでは、地域によって味付けが異なります。日本でよく知られている白いスープ仕立てなのが「ニューイングランド風」、トマトを加えた赤いスープが「マンハッタン風」、魚介の澄んだスープで作られる「ロードアイランド風」など、それぞれの地域独自のチャウダーが作られています。 9月19日(火)人間と仲良くなりたい赤鬼のために、青鬼が芝居を打って人間と仲良くさせようとします。結果、赤鬼は人間と仲良くなれましたが、青鬼は赤鬼と人間の関係を保たせるため、赤鬼のもとを去っていきます。村人と仲良くなることができて寂しくはなくなった赤鬼が、青鬼が自分のためを思って去ったことを知り、泣きだします。その涙の理由をじっくりと考えさせるところが山場となります。 また、資料の中だけで終わらないように、授業の後段の工夫も大切になります。子ども達一人一人が、自分の友達関係について見つめ直す時間を十分にとって、自身のふり返りを行うようにさせることも重要です。道徳の授業における「友情」は、最も身近であり、自分事として考えやすい内容です。子ども達は、このお話からどのように友情をとらえることができたでしようか。 5年生の各クラスで、「トヨタ オンライン授業」がありました。トヨタ自動車工場とオンラインでつながり、画面を通じて自動車を生産する工業についての授業を受けました。 1組と2組のそれぞれに担当の職員(お姉さん)がつき、トヨタ自動車から事前に送られてきたパンフレットを使って授業を進めていきました。お話を聞きながらクイズに答えたり、工場での生産ラインの動画を見たりもしました。最後には、子ども達からの質問にも答えていただき、愛知県と練馬区の距離がとても近く感じられる時間となりました。 トヨタの生産台数は、国内で約266万台、海外ではその倍以上の637万台だそうです。さらに国内生産の半数は海外に輸出しているそうですから、いかに「世界のトヨタ」であるかが分かります。「プレス」⇒「溶接」⇒「塗装」⇒「組み立て」⇒「検査」という生産ラインについては、先週までに学習済みです。しかし、教科書や資料集の写真だけでは分からなかった数々の秘密を今日のオンライン授業で知ることができました。(写真中) 生産ラインを流れてくる1台1台の車は、色もデザイン、内装も様々です。ボディーの前面に「指示ビラ」が貼ってあり、組み付ける部品の情報が全て記号化して明示してあります。同じ色・同じタイプの車をまとめてつくればいいのに…と考えてしまいがちですが、お客さんの注文に1台ずつ応じて生産していることを知ってびっくりです。 あとは、実際の工場での音とにおいがあれば完璧ですが、なかなか自動車工場に行くことができないことを考えると、オンラインでも十分な学習を行うことができました。 6年生は、算数の時間に「円の面積の求め方を考えよう」という学習をしています。円の面積=半径×半径×円周率(3.14)と教えてしまえばそれだけですが、なぜこの公式が成り立つのでしょうか? それを考えるところに算数のおもしろさがあります。 まず、半径10cmの円で考えてみます。・・・「半径×半径」の正方形をこの円に重ねてみると、円の面積は「この正方形の3つ分より大きく、4つ分より小さい」という予測が生まれます。(3倍より大きく、4倍より小さい) 次に、円を半径で切り分け、全体を正十六角形にして考えてみます。・・・その正十六角形を半径で区切ると、二等辺三角形が16個分になります。実物の大きさが教科書にあり、底辺と高さを実測すれば正十六角形の面積が求められます。しかし、本当に知りたいのは円の面積です。正十六角形は、ほんのわずかですが円より内側にあります。(写真下) さらにこの正十六角形を細かく分けて正何十角形にもしていけば、次第に円の面積に近づいていきます。それを組み合わせると、縦が「半径」で横が「円周の半分」にあたる長方形になります。(説明が難しいので、P108の図を参照)円周=直径×円周率でした。その半分なので、結局「円周の半分=直径×円周率÷2」となり、式を変形して「直径÷2×円周率」、ゆえに「半径×円周率」となります。長方形の面積は縦×横なので、「半径×半径×円周率」という公式が生まれます。 さて、ここまで説明できる6年生は何人いるでしょうか。数学の才能、大いにありと言えます。 9月19日の給食山賊焼き 野沢菜炒め 粕汁 牛乳 一口メモ 今日の献立は、「長野県の郷土料理」になっています。 「山賊焼き」となっているのに、鶏のから揚げだったのでびっくりしたかもしれません。「山賊焼き」とは、長野県の郷土料理の一つで、鶏の一枚肉をタレに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げた料理です。名前の由来は諸説あるようですが、山賊は物を「取り上げる」から、鶏を揚げる料理を「山賊焼き」と呼ぶようになったと言われています。 「野沢菜炒め」は、野沢菜漬けを炒めた料理です。野沢菜は長野県でたくさん作られており、大きくなると1mほどに成長する野菜です。11月頃に収穫して、漬物に加工されます。ご飯によく合う副菜です。 トヨタ オンライン授業(5年生)トヨタ自動車が工夫していることとして3つ紹介されました。1つ目は、「まちがえない工夫」です。様々な種類の自動車を一度に生産しているので、お客さんの注文に合う自動車になっているか確認しながら作業していることが分かりました。 2つ目は、「働きやすい工夫」です。車の下は暗いので、部品が見やすくなるように、LED照明がつけられています。また、床を黄色に塗ることで車の下でも明るく、作業しやすくなっていることが分かりました。 3つ目は、「高い品質をたもつ工夫」です。1本のラインで組み付けているので、作業が遅れたりまちがえたりするとその後に影響します。必ず、所定の作業内容は所定の場所で終わらせるために、リーダーに手伝ってもらうことが分かりました。 その他にも、トヨタ自動車が取り組んでいるSDGs・トヨタ自動車の歴史などについても教えていただきました。街中で見かけるたくさんの自動車が、どのように生産されているのかが学習でき、子ども達は目を輝かせていました。 9月15日(金)「桁が1つ増えただけ」と思われがちですが、子どもにとっては大きなハードルがそこにはあります。2学期の今回の単元では、十の位に繰り上がっるだけでなく、百の位まで繰り上がったり(たし算)、百の位から順に繰り下がってきたり(ひき算)と、思考が複雑になってきます。また、1か所でもミスがあると答えが違ってしまい、どこで計算ミスがあったのかを探すのも大変になります。 1組では、位をそろえてひき算の筆算を書くことや、一の位から順に計算していくことを確認していました。(写真上)2年生の算数は、2学期以降から学習内容が急に難しくなります。2学期後半には、かけ算九九や単位換算などが出てきて、つまずくところが様々あります。どれもこれからの学習の基礎となる大切なものばかりなので、どこでつまずいているのかをしっかりと見守ってあげることが大切になります。 5年生は、社会科の時間に年間を通じて日本の様々な産業について学習します。先日から日本の工業についての内容に入り、「自動車の生産にはげむ人々」の学習をしています。 今日は、自動車工場で毎日たくさんの車が組み立てられている仕組みを、産業ロボットの観点から考えさせていきました。多くの作業工程の中で、産業ロボットが使われているメリットと人の手による作業の必要性についての話し合いをしました。(写真中) 5年生は、以前は社会科見学で自動車工場に行ったものでした。30年前は日産村山工場、20〜10年前までは川越のホンダや群馬のスバルに見学に行きました。工場に行って生産ラインを実際に歩いてみると、産業ロボットがいたるところで使われていることが分かります。特に溶接の行程では、四方八方からロボットの腕が伸びてきて、何百か所もある溶接場所に一気に火花が飛ぶ様子が見られます。 子ども達の話し合いからも出てきましたが、ロボットによって危険な作業から人手が解放されます。さらには、重い仕事や塗装のような大変な作業等、ロボットに頼ることで生産性が上がることにつながります。一方で、人間が必ずかかわる必要のある仕事も存在します。部品の微妙な位置合わせや、取り付けの力加減などが求められる精密なねじ締めなどは、人手作業の代表例です。以前、自動車工場に行った際、フロントガラスの取り付けは、職人の目で確認しながら行われなければならないと説明を聞いたことがありました。 5年生は、社会科見学として自動車工場に行かなくなりました。と言うよりも、行けなくなったと言った方が正しいかもしれません。バス代の値上がりと、近場に見学できる工場がないためです。来週5年生は、オンラインでトヨタの自動車工場の見学をすることになっています。とても楽しみです。 5年生は、音楽の時間に「ルパン三世のテーマ」をリコーダーで練習しています。2学期に入って取り組み始めた曲のようですが、もうすでに全曲をスラスラと吹ける子がたくさんいました。今後は、他の楽器にも挑戦していき、合奏曲として仕上げていきます。(写真下) この「ルパン三世のテーマ」は、甲子園球場での高校野球の応援歌として長年の定番になっています。アニメ自体は、もう40年以上前から放送されてきましたが、その音楽はとても印象的であり、色あせないすばらしいものがあります。 9月15日の給食マーボナス 中華コーンスープ 牛乳 一口メモ 旧暦の9月「9日、19日、29日」の「9」のつく日は、「三九日(みくんち)」と呼ばれています。この日にナスを食べると、病気にならないという言い伝えがあります。9月はナスが一番おいしい時期なので、積極的にナス料理を楽しむようにしましょう。 クイズです。昔、「夏の実」と呼んでいた野菜は、次のうちのどれでしょう? (1) ナス (2) きゅうり (3) トマト 答えは、(1)のナスです。ナスは昔から人気の野菜で、1200年くらい前から食べられていたそうです。最初は、夏にとれる実なので「夏の実」と呼ばれていました。それが次第になまって「なすび」となり、短くして「ナス」になったと言われています。 9月14日(木)公園で自由に遊んでいる子を見て、「幼稚園や保育園の子はいいな。戻りたいな。」と誰もが思うのではないでしょうか。しかし、今の小学校生活をよく考えてみると、毎日新しい勉強をして、新しい発見の日々を送っているのです。勉強の難しさや失敗の数々に、ついつい過去の生活をうらやましく思ってしまいがちです。授業の後半では、「自分達の学校生活をもっと楽しくするためには、どうしたらよいだろう」ということを考えさせていきます。(写真上) 2校時に、6年生が体育館でマーチングの練習に取り組んでいました。1学期から、クラスごとに音楽室で楽器練習に取り組んできましたが、いよいよ運動会に向けての学年練習が始まりました。 校庭での練習に入る前に、体育館で全員の音合わせはもちろんのこと、おおよその動きを覚えていきます。曲目は、「史上最大の作戦」、「八木節」、「新時代」の3曲です。子ども達には、曲ごとにそれぞれの楽器がどのように移動するのかを示した図が配られています。マーチングは、その場にとまって演奏するのとは違い、常に様々な方向に向きを変えたり進行方向に進んでいったりして全体の隊形を変化させていきます。学年全員で音を合わせるとともに、足並みをそろえ、間隔をそろえ、心を合わせることが大切です。これから3週間の練習で、どのように完成していくのか楽しみにしていたいと思います。(写真中) 中休みに、校庭でリレーの練習がありました。先日、3年生以上のリレーの選手が集まり、1回目の顔合わせ会をしています。今日から、さっそくバトンパスの練習が始まりました。今日は、5,6年生のみで練習しました。リレーの練習のある日は、中休みを内遊びにしています。 リレーの選手は、短距離走の記録を基に、各学年から選抜しています。3,4年生は赤組2人、白組2人ずつ(それぞれ男女各1人)、5,6年生は赤組4人、白組4人ずつ(それぞれ男女各2人)選ばれています。旭町小のトラック1周は120mですが、リレーの時は100mの周回コースを引きます。1人1周ずつ走り、4色対抗(赤組…赤と黄色チーム、白組…白と青チーム)で、計6周を競い合う予定です。 中高学年リレーは、運動会当日の最後の競技になっています。選手たちの力強い走りで大いに盛り上がることでしょう。 児童集会「この絵は何でしょうか集会」集会委員の子ども達と先生方の絵を描く様子から、何の絵を描いているのかを当てる集会です。どの学年でも分かるような問題を考えて、みんなが楽しめるように工夫をしました。体育館に笑顔があふれ、楽しみながら活動することができました。 集会委員の子ども達は、次回の集会に向けてさらに意欲を高めた様子でした。 9月14日の給食鯖の文化干し焼き ひじきサラダ かぼちゃの味噌汁 牛乳 一口メモ 今月の給食目標は、「味わって食べよう」です。長かった黙食の給食が終わり、やっと向き合って楽しく会食しながら食べられるようになりました。大勢の友達と食べる給食は、とてもおいしく感じられます。 しかし、おしゃべりに夢中になっていて、まだ食べ終わっていないのに、気づけば「ごちそうさま」の時間になっていたなんてことになりやすいものです。「いただきます」をしたら、今日はどんな給食か、中にはどんな食べ物が入っているか、どんな味がするかなど、まず今日の給食に注目することが大切です。 そして、よく噛んで味わっているうちに、ご飯はだんだん甘く変化していきます。さらに野菜もよく噛むことで、中に閉じ込められたうま味成分をしっかり感じることができます。 9月13日(水)教科書には、公園の地図が載っています。女の子が友達に電話で待ち合わせ場所を伝えているのですが、「ばら園の前をしばらく行ったら、右に曲がって。そこにあるベンチで待っているよ。」という説明をしました。しかし、道が2本あったりベンチがあちこちにあったりして、待ち合わせ場所が定まりません。自分だったらどういう言葉で説明するだろうか、と考えさせる学習です。(写真上) 一方、友達の説明をメモを取りながら聞き、理解するという「聞くこと」の学習でもあります。「話すこと」と「聞くこと」は、セットで大事な学習となります。2年生の子ども達は、自分なりにきちんと相手に分かるように説明することができるでしょうか。また、自分の家から学校までの道のりをきちんと分かりやすく人に説明することができるでしょうか。 1年生は、生活科の時間に校庭で秋をさがす学習をしています。1組の子ども達が探検ボードを手に校庭に出て、見つけた生き物をカードに記録していました。校庭の周りを歩いていると、いろいろな生き物に出会うことができます。校庭西側の学年園から鉄棒〜三角すべり台の後ろまでのフェンス際は、雑草が生い茂っていることもあり、バッタやテントウムシを見つけることができます。 また、校庭東側の果樹園は、ちょっとした雑木林のようになっているので、たくさんの生き物の住みかになっています。柑橘系の木には、よくアゲハチョウが卵を産み付けるために飛んできます。 「あっ、カメムシだ!」と男の子が叫びました。指をさした方を見ると、アンズの幹に背中に斑点模様のある「クサギカメムシ」がとまっていました。幹の色に擬態しているのに、子どもはよく見つけるものです。続けて「あっ、カナヘビ!」…今度は幹の元の草むらを指さして言いました。さらに草むらをかき分けて探していると、「カエルだ!」という声が…。 手のひらにのっけたのは、全身茶色いヒキガエルでした。3〜4cm位なので、春に中庭の池に生まれたオタマジャクシから成長したカエルかもしれません。周りの子ども達が寄ってきて、「いいな」、「さわらせて」と臆することなく手を伸ばしてきました。旭町小の自然環境の良さに感謝です。(写真中) 昼休みに、応援団の第1回目の顔合わせ会がありました。先週から今週にかけて、どのクラスも赤組と白組が決定しています。(走力が均等になるように教員が決めています。) 応援団は、4年生以上の子ども達で組織します。各クラス赤組と白組からそれぞれ2名ずつ(男女各1名)、4名選出されました。4年生以上は2クラスずつ3学年あるので、応援団は合計24名(赤12名、白12名)です。 今日は、まず6年生の中から団長を決めました。赤組から2名、白組から3名立候補し、その中からみんなで決めました。団長の役を立候補するのもそうですが、4年生以上の全てのクラスで、応援団を決めるのが大変なほどたくさんの子が手を挙げていたそうです。全校のために、自分からやろうとした子ども達の気持ちを大切にしたいと思います。(写真下) 9月13日の給食ヤムウンセン アップルポテトパイ 牛乳 一口メモ 今日は、タイ料理の献立です。ガパオライスは、タイでは日本で言うカレーのように、みんなに親しまれている料理の一つです。「ガパオ」とは、タイのハーブ、「ホーリーバジル」のことです。日本でよく使われている「スイートバジル」と比べると、香りがワイルドでスパイシーなのが特徴です。今日の給食では、手に入りやすいスイートバジルを使い、鶏ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、たけのこをナンプラーという調味料で味付けして作りました。 ヤムウンセンは、レモン汁がポイントのタイ風の春雨サラダです。タイは暑い国なので、香辛料やスパイスなどを上手に使っていて、食欲が出る料理が多いのが特徴です。暑い日がまだまだ続きますが、タイ料理を食べて元気に過ごすことができるようにしていきます。 9月12日(火)実際にホタルを見たことがあるという子が多かったようです。旭町小の近くで、ホタルを見ることができる場所があるでしょうか? 天然のホタルが自生する場所は、街灯の届かない静かできれいな水辺です。川底に砂や砂利があり、餌となる巻貝の一種のカワニナがいる緩やかな清流に多く棲みつきます。さらに、周囲には産卵できる水苔と、さなぎになるための土草がある場所でなければなりません。都会では、なかなかこういう条件に恵まれた場所は少ないのではないでしょうか。 ホタルの生涯は、約1年です。そのほとんどが幼虫期で、生まれてから10か月間は水の中に生息しています。さなぎになるために陸に上がり、土の中で40〜50日間を過ごします。そしてやっと成虫として飛び立ちますが、羽化して10日ほどでその一生を終えます。そんなホタルの生育について話を聞くと、ますます自然を大切にしようという気持ちになるものです。 2校時に、教育アドバイザー訪問の授業観察がありました。若手の教員を育成するために行われている取り組みです。今日は、教育アドバイザーの道山先生(前任の校長先生です)に3年2組の国語の授業を見ていただきました。 3年生は、国語の時間に「山小屋で3日間すごすなら」という学習をしています。「子ども探検隊として、3日間山小屋で過ごすことになりました。普段子どもだけではできないことをして、自然とふれあうなら、どんな物を持って行きたいですか?」という問いかけがあり、持ち物のきまりとして、「食料、水、着替え以外のもので、グループで5つまで持っていけます。」という条件です。 グループ内で話し合いをして意見をまとめる「対話」の学習です。グループごとに話し合い、どんな意見を出し合い、上手に話し合いをまとめることができたでしょうか。「星を見たいから望遠鏡を持っていこう」、「みんなで楽しむために、花火を持っていこう」、「虫を捕まえるなら虫取り網が必要だよ」…と、いかにも自分たちで山小屋に泊まるかのような気持ちで話し合いが進んでいきました。どのグループも、活発に話し合い活動が行われ、上手に意見を出し合っていました。普段からよく話し合い活動に取り組んでいることがうかがえました。(写真中) 2年1組で、夏休みの自由研究の発表会を行っていました。欠席していた子を待っていて、今日までかかってしまったようです。クラスごとに自由研究にも個性が出るもので、発表を見ているとおもしろいなと思います。2年1組は、割りばしでっぼうや戦国時代の武将について調べた研究、レゴを使った作品がたくさん見られました。 子ども達の作品や研究の中から、いくつかを紹介します。・・・「友だちの名前を調べてみた」…日本人の名前(苗字)に着目し、どんな名前が多いのかを調べました。1位が佐藤、2位が鈴木、3位が高橋のようです。さらに、クラスの友だちの名前が全国で何位なのかを模造紙にまとめました。全国でも珍しい名前の子がいたようです。「万華鏡」…ペットボトルを利用して、小さな鏡を3枚組み合わせて作ってありました。さらに、説明が難しいのですが、万華鏡の中に入れるオブジェクト(キラキラと動く模様)はカセット式になっていて、いろいろなパーツを取り替えて楽しめるようになっています。覗くたびに新しい出会いがある万華鏡です。「宇宙にある惑星」…太陽系の惑星の模型を作りました。実物の惑星の大小比にしているので、地球が小さくて木星や土星が大きいことがよく分かります。色も上手に塗ってありました。(写真下) 50m走 計測(2年生)
50m走のタイム計測を行いました。
50mを全力で駆け抜けるのには、かなりの体力が必要となります。体力がもたなかったり、ゴールの手前で気が抜けて失速してしまったりした子が多かったです。また、となりを走る友達のことを気にしてばかりで力いっぱい走れなかった子も多くいました。 速く走るためには、最初から最後まで全力で走り抜ける必要があります。運動会までに、50mをスタートから最後まで走り抜けられるように指導していきます。 9月12日の給食擬製豆腐 具だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ こぎつねご飯は、きつねの好物とされている「油揚げ」をたくさん入れて作る混ぜご飯です。今日は、こぎつねの耳のように、油揚げをかわいらしく小さめの三角に切りました。油揚げをサッとゆでてから、煮汁で煮ているので、味がよく染みてジューシーでおいしく仕上がっています。 日本では、油揚げを入れたうどんのことを「きつねうどん」と呼ぶなど、きつねの好物は油揚げと昔から伝えられてきました。このように言われるようになったのには、様々な由来があるようです。 実際のきつねは、油揚げが好物ではないようです。しかし、きつねは肉食に近い雑食性なので、油揚げもおいしそうに食べるそうです。 初めての80m走(3年生)1・2年生の間は50m走に取り組んできましたが、3年生になって運動会の徒競走では80mに取り組みます。自分の走り始めたコースを最後まで走りきることに加えて、トラックのコーナーをうまく曲がりながら走るところが醍醐味です。 どの子もやる気いっぱいに取り組みました。スタートラインにはキリリとした表情が並び、2学期が始まって一番真剣な顔を見られた気がしました。これからも練習を重ねていきます。運動会当日は、どうぞどの子にも熱い声援をお願いいたします。 9月11日(月) その2子ども達は、種を入れておくビニール袋を手にしていました。夏休み中から種とりをしてきたようで、すでに黒い粒々の種がどっさりととれている子もいました。これからは、毎日登校後に水やりをするとともに、種があるかどうかをよく確かめながらお世話をしていくことになります。(写真上) その頃、1年2組は図工の授業をしていました。「みんなで旭町商店街をつくろう」というテーマで、粘土遊びの授業でした。パン屋さん、果物屋さん、ケーキ屋さん…いろいろなお店があることを想像させ、一人一人が好きなお店屋さんになって品物を粘土で作ります。全員の作品が集まると、すてきな旭町商店街ができあがるというわけです。 おもちゃやさんや、動物を作って「ペットショップ」にしていた子がいました。しかし、子ども達はやっぱり食べ物屋さんに関心が強かったようでした。アップルパイを作ったり、ハンバーガーを作ったり、さらにはおいしそうなネタがのったお寿司を作ったりと、旭町商店街はグルメなお店ばかりになりました。 箱から取り出した四角い粘土が、子どもの発想で様々なものに変身するのですから、粘土遊びは子どもにとって楽しい時間です。幼稚園や保育園の頃から粘土遊びは行われてきたはずです。幼児教育にとっても、粘土で遊ぶということはとても教育的な意義があります。 まず、想像力や発想力が身につきます。また、手先が器用になるとともに、集中力が身につきます。そして何よりも、五感が刺激されて感覚が豊かになります。丸めたりちぎったりすることで伝わる、粘土の固さや手の感触は、子どもの成長に欠かせない触覚を発達させるのでしょう。私はさらに、子ども同士の会話が豊かになることを挙げたいと思います。粘土遊びをしながら、周りの子ども達ととても楽しそうにおしゃべりをする姿が見られるからです。(写真中) 今週から、運動会の練習日程が始まりました。体育館や校庭の使用を学年ごとに割り振り、来月7日に実施する運動会に向けた学年練習の時間を確保していきます。 今日は、3校時〜6校時に3〜6年生の練習割り当てがありました。3年生は校庭で80m走のタイム計測を行いました。4〜6年生は、体育館で表現(ダンス)の練習をしていました。 4年生は、「花笠音頭」に挑戦します。花笠音頭は、山形花笠まつりのために考案された民謡です。「めでた めでた〜の〜」というメインの歌に続いて、「ハ〜ヤッショ マカショ」という掛け声が入ります。実際のお祭りでは、浴衣姿の女性が花笠を手に踊る様子が有名です。一方、小学校の運動会で踊るのは、「わらび座」の民舞バージョンになったものが主流です。腰をしっかり落とし、豪快に笠を左右に振ります。 4年生は、あらかじめ踊りのリーダーを募り、事前に休み時間を使って特訓をしていました。今日の練習では、先生と一緒に前に出て、お手本として踊っていました。子ども達が手にしている「笠」は、学年でまとめて購入しました。昔は段ボールとガムテープで作ったものでしたが、今は運動会用品でお手軽価格で購入することができるので便利です。(写真下) |
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