5月18日の給食シシャモの味噌マヨ焼き ごぼうの中華和え かきたま汁 牛乳 一口メモ 「シシャモの味噌マヨ焼き」は、シシャモにマヨネーズ、味噌、にんにくで作ったソースをかけて、オーブンで焼きました。 シシャモは、カルシウムが多く含まれる食材です。そのため、育ち盛りの子ども達にはしっかり食べてもらいたい食材の一つです。給食では、月に1回ぐらいの頻度でシシャモが出ています。子ども達が楽しく食べられるように、また苦手な子もおいしく食べられるように、味付けや調理法を変えて工夫を図っています。 クイズです。シシャモは、1尾で牛乳何本分のカルシウムを摂ることができるでしょうか? (1) 牛乳1/2本 (2) 牛乳1本 (3) 牛乳2本 答えは、(2)の牛乳1本分です。骨をじょうぶにするには、カルシウムをしっかり摂って、外で元気よく体を動かすことも大切です。 ふれあい環境学習(4年生)ごみの分別体験を行い、「可燃ごみ」と「不燃ごみ」と「資源」に分けました。普段捨てているごみは資源になるものが多く、子ども達はとても驚いていました。 ごみ収集車(スケルトン車)の見学では、ごみが車の中でどのように集められるのかを実際に見ました。作業には危険が伴うことも分かり、仕事の大変さを知ることができました。 さらに、海のごみ問題や埋め立て地の問題なども学びました。ルールを守ってごみを捨てたり、ごみを減らす努力をしたりすることの大切さに気付きました。 5月17日(水)集気びんの中に火のついたろうそくを入れ、燃やす前と燃えた後の空気の違いを調べます。空気の違いというのは、酸素や二酸化炭素がどう変化するのかということです。手軽に調べることができるのは、石灰水を使う方法です。二酸化炭素が石灰水を白く濁らせる性質を使い、ろうそくを燃やした後の空気に石灰水を入れて振って調べます。結果、白く濁ることから、ものが燃えた後に二酸化炭素が増えるということが分かりました。 次に、空気中にある二酸化炭素と酸素の割合が、ものを燃やす前と後とでどの程度変化するのかを調べていきます。酸素が使われ、二酸化炭素が増えたのだろうということを数値化して実証する実験が必要です。 現在、小学校の教科書で多く行われているのが、「気体検知管」を使った実験です。二酸化炭素や酸素の濃度を調べる検知管を先につけて気体採取器のハンドルを引くと、それぞれの濃度を知ることができるという優れものです。この実験器具が開発されて20年近くになりますが、そろそろもう少し手軽に濃度の測定ができる機器が出てきてほしいものです。検知管1本の値段が高く、さらに1回ずつ使い捨てのため、毎年消耗品の予算をかなり使うことになります。最近は、5〜6万円ほどで酸素や二酸化炭素の濃度を測定する機械があるようですが、班の数だけそろえるのにはかなり高額になります。(写真上) ところで、空気中の酸素や二酸化炭素の濃度は、どのように変化するのかご存知でしょうか。もともと空気中には、酸素が21%、二酸化炭素が0.03%含まれています。ろうそくを燃やした後の気体では、酸素が17%、二酸化炭素が3%近くになります。酸素が全くなくなるというのではなく、数%減っただけで火が消えたということが分かります。酸素は、ガスのように「燃える気体」ではなく、「ものを燃やすはたらきがある気体」です。 3,4校時に、4年生のふれあい環境学習がありました。毎年、練馬清掃事務所の方々に来ていただき、ごみの分別やリサイクル等の環境に関する授業があります。前半は、体育館でごみの分別に関する説明や、集められたごみの行方についての説明を聞きました。さらに後半は、玄関前でスケルトン清掃車の説明と実演を見せてもらいました。 体育館では、「海洋プラスチック問題」についての話もありました。今まさに、地球規模で話題になっている環境問題にも触れて、授業をしていただきました。海に流れ着いたプラスチックごみが、細かなマイクロプラスチックとなり、生態系に影響を及ぼしています。河川敷でごみの調査をすると、一番多いのが「ペットボトル」で、次に「お菓子の包装紙」だそうです。その他にも、ビニール袋や食品トレイなど、プラスチック製品のごみが多く見つかるそうです。4年生は、社会科の学習とともに、総合の時間にもごみの学習を取り上げていきます。環境問題にも触れながら、学習内容を深めていけるといいなと思いました。(写真中) 6年生の教室では、1か月後の「武石移動教室」に向けて、オリエンテーションが行われていました。教室に学年全員が集まり、移動教室で行く長野県上田市にある「武石地区(旧武石村)」や、2泊3日の行程についての説明を聞きました。 6年生は、昨年度の11月に下田移動教室がありました。今回は山方面の移動教室ということで、たくさんの自然を生かした体験や、歴史の学習に関わるコースが計画されています。ベルデ(宿舎)の建物や部屋の中の写真も子ども達に見せました。下田が2段ベッドだったのに対して、今度は広々とした畳の部屋に泊まることになります。布団を自分達で上げ下ろしします。自分で布団をひいたことがあると言っていた子がたくさんいましたが、実際にきちんとできるでしょうか。これから総合の学習の時間を使い、各自調べ学習も行っていきます。6年生としての大きな楽しみがまた増えました。(写真下) 5月17日の給食高野豆腐と大根の味噌汁 牛乳 一口メモ 高野豆腐は、しっかりと水切りした豆腐を適当な大きさに切って、寒い外に置いて冷凍させて作ります。夜に凍った豆腐は日中に溶け、水分が蒸発します。そうやって冷凍と蒸発を繰り返し、完全に水分を抜いていきます。こうしてでき上ったものが高野豆腐です。スポンジ状になっているので、料理の味がよく染み込んでおいしくなります。さらに、原材料が大豆なので、たんぱく質を多く摂取することができます。 高野豆腐1枚は、絹ごし豆腐の1/2〜1/3丁分だと言われています。大豆の栄養をぎゅっと凝縮していることが分かります。 学校探検(2年生)2年生は、4月から準備をして今日を楽しみにしていました。昨年は案内してもらいましたが、今年は1年生を案内する立場になりました。 「上手に案内できるかな?」「1年生は、言うことを聞いてくれるかな?」「すごくドキドキする。」と、期待と不安が入り交じった気持ちでした。 探検が終わり、ほっとした表情の2年生と笑顔いっぱいの1年生、とても充実した時間が過ごせたようです。 これからも、1,2年生が仲良く協力し合っていけたらいいなと思います。 ソラマメのさやむき(1年生)栄養士の西野先生に花や実の写真を見せてもらいながら、ソラマメがどんなふうに成長して実ができるのかを教えてもらいました。 その後、みんなで歓声を上げながらはりきってさやむきをしました。一生懸命に剥いたソラマメは、1年生全員で大ざる4つ分の山盛りになりました。 給食のメニューにソラマメが出てきて、とても喜んでいました。 5月16日(火) その2大なわは、クラスの団結を深めるためにも良い取り組みです。旭町小では、4分30秒(1曲分の長さです)で何回跳べたかを記録することになっています。なわに引っかかったり、間を開けてばかりいると記録が上がりません。逆を言えば、全員が引っかからずに連続して跳んでいけば記録が伸びます。そのためには、みんなでかけ声(跳んだ数を数える)をかけたり、跳び終わったらすぐ列に並んで待機したりすることが欠かせません。 低学年には、専科の先生方が一緒に指導に入り、なわを回しながら声をかけています。5年1組では、昨日から始まった教育実習の先生がなわを回していました。昨日から6月9日までの4週間、教育実習の先生が1名入りました。昨日、臨時で全校朝会を行い、子ども達に紹介しました。5年1組を中心に実習を行います。初めのうちは、教室で様々な授業の様子を見て学び、少しずつ授業実践を積んでいくことになります。しかし、休み時間や給食の時間などは、子どもと積極的に関わることが大切です。5年1組の子ども達も、教育実習の先生と関わりがもてることで生き生きと過ごしているように感じられました。大なわは、先生と子ども達との絆を深める役割をも担っています。(写真上) 3,4校時に、2年生が1年生を連れて校内を案内する「学校探検」がありました。たてわり班の組み合わせを使い、4人グループで校内を回っていました。 2年生が案内する部屋の前には、あらかじめシールが用意してありました。2年生が1年生に部屋の説明をしてから、カードにシールを貼ってあげていました。校長室も学校探検の1か所になっていて、次々と手をつないだ1,2年生がやって来ました。2年生が、張り切って説明を始めました。「ここは、校長室です。やさしい校長先生がいて…」さらには、「校長室の窓からは、校庭が見えます。」と説明していました。 それを聞くと、ぜひ窓からの景色を見せてあげなければ…という気持ちになります。シールを貼り終わったグループから、順に校長室の中に入れてあげることにしました。子ども達は、いろいろなところに目が行くものです。たくさんの花があることもそうですが、上を見上げると歴代の校長先生の写真がずらりと並んでいます。また、犬のカレンダーや写真、リラックマやドラえもんの人形と、通常に考えられる校長室とはどういうものかは知らないでしょうが、想像と違った世界に多分びっくりしていたのではないかと思います。 昨年は出張と重なっていたため、2年生の子ども達にとっても校長室に入るのは今日が初めてでした。どちらかというと、目を丸くして出ていったのは2年生です。(写真下) 5月16日(火) その1そら豆の花は、同じマメ科のスイートピーと似ていて、とてもきれいな姿をしています。花色は紫と白の複色で、チョウチョが羽を広げているように、ひらひらした花びらが特徴です。給食のクイズにもありましたが、「そら豆(空豆)」というだけあり、上の方に向かって実がつきます。 1年生にとっては、さやを開くのはとても力がいる作業のようでした。パカッと上手にさやを割った子もいましたが、ほとんどの子は絞るようにさやを割り、中の豆を取り出していました。だんだん慣れてきたようで、次第に紙で作った箱いっぱいにそら豆がたまっていきました。(写真上) さやを手に取って触り心地を確かめていた子がいました。それぞれのクラスでは、事前に先生から「そらまめくんのベッド」の絵本を読んでもらっています。そのお話を思い出しながら、時々さやの内側のふわふわ感を確かめていたようです。ちなみにこの絵本は、「そらまめくんシリーズ」の第一作目にあたり、さやむき体験の前には、必ず読み聞かせをしておくべき本です。・・・そらまめくんのふわふわのベッドをグリンピースくんたちがうらやましがりますが、絶対に貸そうとしません。ところが、ある日そらまめくんのベッドが見当たらなくなって、さあ大変・・・。ストーリーも絵も、とてもかわいらしい一冊です。 旭町小の給食室は、隣りの豊渓中と親子給食方式になっています。1年生は、旭町小の児童・職員分だけでなく、中学生の分までそら豆のさやむきをがんばりました。給食の時間に、塩ゆでになったそら豆を大切そうに口に入れて味わっていました。自分たちの手で取り出したそら豆の味は、きっと格別なものだったことでしょう。 そら豆は、まさに今が旬の野菜です。私は、この間の土曜日に買う機会がありました。鴻巣市でポピー祭りが行われていたので、雨が降る前の午前中に出かけてきました。もちろん、日本一のポピー畑もすばらしかったのですが、農産物を直売しているテントも気になりました。朝採れの野菜が並ぶ中、そら豆は一袋200円という安さでした。(スーパーだと、4〜500円はします。)家に帰って、すぐに塩ゆでにして味わいました。職員室で先生方に聞いてみると、さやごとオーブントースターで焼き、味わうこともできるそうです。 2年生は、国語の時間に「たんぽぽのちえ」という説明文の学習をしています。たんぽぽは、2年生の子ども達にとって身近な植物でもあるので、興味をもって取り組める説明文です。また、題名になっている「知恵」が、たんぽぽのどういう性質を言っているのかを探しながら読み取っていくおもしろさがあります。(写真下) 大人でも初めて知るたんぽぽの知恵がたくさん書かれているため、とても興味深く読むことができます。花が終わった後のたんぽぽの知恵について説明している部分には、このように書かれています。「かれてしまったのではありません。花とじくをしずかに休ませて、たねに、たくさんのえいようをおくっているのです。」…これは、大人でもほとんど知られていないことではないでしょうか。 現在、朝の連ドラのおかげで、練馬区にゆかりのある牧野 富太郎さんが一躍有名になっています。「たんぽぽのちえ」の作者は、植村 利夫さんです。東京都で中学校の校長をされていた方で、クモの専門家でもあったようです。富太郎が、このたんぽぽの知恵のことを知ったら、どんなに目を輝かせたことでしょう。 5月16日の給食白身魚のラビゴットソース そら豆 ジュリエンヌスープ 牛乳 一口メモ 今日のそら豆は、1校時に1年生が皮むきをしたものを給食室ですぐに塩ゆでにしました。がんばった1年生の様子を思い浮かべながら全校で味わいました。 クイズです。そら豆の名前の由来は、次のうちのどれでしょうか? (1) 色が空の色に似ているから (2) 形が空に浮かぶ雲に似ているから (3) 空に向かってさやがつくから 答えは、(3)の「空に向かってさやがつくから」です。豆は、下に向かってさやがつくものが多いですが、そら豆は上に向かってさやがつき、大きくなっていきます。中の豆が大きく重くなってくると、さやが下に向き始めます。その頃が収穫の適期になります。 5月15日(月)内容は、児童の学びに向かう力に関する意識調査で、アンケート調査のように項目から選ぶ形式のものです。現在の学習指導要領では、「知識及び技能」と「思考力、判断力、表現力等」、「学びに向かう力」の3つの資質(柱)が示されています。そのうちの「知識…」と「思考力…」については、先月6年生が国の学力調査を受けました。今回の都の調査は、もう一つの柱である「学びに向かう力」を調べるものです。 国の調査も都の調査も、夏頃には結果が届きます。それらの調査結果を分析し、3つの資質・能力をバランスよく育成できるように指導の改善を図ることになっています。 調査内容には、各教科の授業内容に対する理解度や、得意と感じる意識の程度などがありました。(理解できているかどうか、得意と感じているかどうかを5段階の項目から選ぶ)また、学習の進め方や学習習慣についての設問が、様々な項目に分けて用意されていました。(写真上) 5年生は、理科の時間に「植物の発芽と成長」の学習をしています。インゲンマメの種を使い、発芽に必要な条件を考えて実験していく内容です。 最初にインゲンマメの種を見せ、「芽を出すために、何が必要か」を聞いてみます。子ども達からは、「水が必要だと思う」という考えの他に、「土」、「温度(適温)」、「光(日光)」などが出されます。そして「空気」という考えも出てきます。 次に、それらの条件が発芽に必要かどうかを調べる実験方法を考えさせていきます。ここで大切なのは、比較対照実験を行うということです。例えば、「発芽に水が必要かどうか」を調べるのであれば、片方は水を与え、もう片方は水をあげないことにし、他の条件は全て同じにしなければなりません。 では、「発芽に空気が必要かどうか」を調べる実験は、どのように行ったらよいでしょうか。比較対照の1つは、種を空気のない状態に置かなければなりません。真空状態を作るのは難しいですが、簡単なのは水の中に種を入れるとい方法です。一方は湿った脱脂綿の上にインゲンマメを置き、もう一方はひたひたの水の中に沈めます。結果、水に入れた種は発芽せず、空気が必要であるということが分かります。 1組では、その他の実験方法をNHK for Schoolの動画で学んでいました。ビーカーに種をたくさん入れ、水を注ぎます。しばらくすると種は水を吸ってふくらみます。3〜4日経つと、ビーカーの上の方の種は発芽し、水に浸ったままの下の方の種は発芽しないことが分かります。よって、発芽には空気が必要であると分かります。(写真中) 1年2組の教室で、はさみの使い方の学習をしていました。小学校において、図工の時間に使う刃物は、学年によって決められています。2年生でカッターナイフ、3年生でのこぎり、4年生で彫刻刀などなど…。1年生では、はさみが主になります。はさみは、他の教科でもよく使う道具なので、正しい扱い方を習得しておく必要があります。 まず、はさみには右利き用と左利き用があるので、自分に合ったはさみを用意することが肝心です。はさみは、指の出ている方から見ると、親指が出ている刃が手前にくるようになっています。逆に、紙の上にくる刃が奥になるため、切っている部分が刃で隠れるということがなく見やすくなります。また、はさみを動かしている時は、わずかに斜めに力を加えるように刃が擦り合わさるため、利き手に合ったはさみが重要になります。 次に、紙をきれいに切るコツは、刃先を使わないようにすることです。刃の元の方から切り始め、刃先の手前までを使って切るようにします。もう一つは、はさみの向きを動かすのではなく、紙を動かすようにすることです。意外にこれは低学年の子には難しいようで、最初のうちはどうしてもはさみがいろいろな方向に行ってしまいます。道具は、何度も経験することでうまく使えるようになります。どんどん使わせてあげることが大切です。(写真下) 今日は、はさみの練習を兼ねてクルクル回るへびのおもちゃを作っていました。螺旋形に画用紙を切り取り、糸で吊るすと、おもしろいように回転するおもちゃが出来上がります。子ども達は大喜びでした。 昨日は、「母の日」でした。2年生の子ども達に聞いたところ、母の日にいろいろなことをしてあげたようです。まず多かったのは、様々なプレゼントをした子です。「花」(カーネーションでしょうか)、「手紙」(どんなことを書いたのでしょう)、「チケット」(肩たたき券でしょうか)、「ブレスレット」(手作りです)などなど。さらには、「ケーキを食べた」(確かに、昨日はケーキ屋さんが混んでいました)、「お母さんの好きなビールをあげた」(おいしく感じたことでしょう)…聞いているだけで幸せになるようなプレゼントばかりでした。 5月15日の給食トマトのミートボールシチュー 実生柑 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、「実生柑」です。実生柑は別名が多く、「河内晩柑」や「宇和ゴールド」、「ジューシーフルーツ」、「ジューシーオレンジ」など、いろいろな呼び名で売られています。 皮は黄色で、見た目や風味がグレープフルーツに似ているので、「和製グレープフルーツ」とも呼ばれています。グレープフルーツより苦味が少なく、酸味もマイルドなので、食べやすいのが特徴です。 5月に花が咲いてから翌年の5月頃に実がとれる収穫するので、収穫するまでに12か月から15か月もかかるそうです。 5月12日(金)今回、1年生が作っていたのは、来週火曜日に行うソラマメのさやむき用の箱でした。さやから取り出したソラマメを集めるのでしょう。最近、スーパーなどにソラマメが出回るようになりました。今が旬の野菜です。来週の1年生のさやむき体験が楽しみになりました。 正方形の折り紙で作ることができる『箱』には、いろいろなものがあります。中でも、「つのこうばこ」は、よく子どもの頃に折ったものです。4方向に尖った角ができる箱です。お菓子を入れたり、小物を入れたりしていました。長年疑問だったのは、「つのこうばこ」という意味です。漢字で書くと「角香箱」で、茶道や香道で使う小さな道具入れの箱のことを「香箱」と言うそうです。 ところで教室では、先生が紙を折るお手本を見せながら教えていました。1回折るたびに子ども達にもやらせていくのですが、先生のやり方を見て「わかった!」と言ったものの、「どうやってやるの?」と迷う子が続出していました。紙を折る方向や開いてできる形を、先生のお手本と何度も見比べながら試行錯誤していきました。こういうところが折り紙のすばらしさです。折り紙遊びは、幼児期から繰り返し行わせることが大切であると、個人的に強く感じています。 「できた子は、近くの子に教えてあげましょう。」と先生が言うと、すぐに周りの子に手を差し伸べる姿が見られました。友達に教えるということも、とても大切な学びになります。(写真上) 3年生は、算数の時間に「同じ数ずつ分けるときの計算を考えよう」という学習をしています。小学校で初めて習う「わり算」の学習です。 今週からこの単元に入りましたが、先日は「12個のクッキーを3人で同じ数ずつ分けると、1人分は何個になりますか?」という問題を行いました。具体物のおはじき(12個)を1個ずつ移動させて考えさせていきます。1個ずつ3人にいきわたったら、2個目を3人に…とやっていくと、1人分が4個になります。そこで、わり算の式に書いて表せることを指導します。(12÷3=4) 一方、今日の問題は、「パイが12個あります。1人に3個ずつ分けると、何人に分けられますか?」という問題でした。先ほどのクッキーの問題と、おはじきの動かし方が異なってきます。12個からまず3個を取り除いて「1人分」、さらに3個をとって「2人分」…とやっていくと、4人に分けられることになります。そして、これも「12÷3=4」というわり算になることを教えます。わり算は2種類に分類され、先のクッキーの問題は「等分除」、パイの問題のわり算は「包含除」という言い方をします。(指導者側の算数用語で、子ども達にこの言葉を指導するわけではありません。)最初のうちは具体物を操作させながら、どういう場合にわり算を使うのかを身につけさせていくことが大切です。(写真中) 6年生は、図工の時間に「お気に入りの場所」という作品に取り組み始めました。絵の具を使った水彩画の作品になるようです。今まで過ごしてきた学校生活を振り返り、学校における自分のお気に入りの場所を見つけて絵に表現していきます。 まず今日は、どこを「お気に入りの場所」として絵にしようかと考える時間でした。全員タブレットを手に、外に出てきました。校庭や中庭を回りながら、気に入った場所を写真に収めていきました。こういう時にも、タブレットが有効に活用されます。絵の構図を決めたり、絵の具で色を出したりする時に、写真データが後で役に立ちます。 テレビで水彩画の査定をする番組がありますが、たいてい絵を描く前に、スマートフォンで写真を撮っています。現場である程度描き込んだら、写真を参考に仕上げていくのでしょう。 ところで、子ども達はどんなところを絵に残したいと考えたでしょうか。校庭では、やはり様々な遊具に想いが強かったようです。ブランコやジャングルジム、そして何よりも旭町小の代名詞の三角すべり台を写真に収めていた子が多かったようです。(写真下) 他にも、投てき板やサッカーゴール、藤棚、中庭の池やバラのアーチなど様々のようでした。これらの中からどこを選んで絵にしていくのか、とても楽しみです。 5月12日の給食鶏肉のバーベキューソース 小松菜とコーンのソテー 春雨スープ 牛乳 一口メモ 春雨は、サラダやスープによく使われる食材です。春雨は細長く、透明な見た目が春の雨に似ていることから「春雨」と呼ばれるようになりました。 では、春雨は何から作られているでしょうか? (1) 小麦粉 (2) 米 (3) 豆 答えは、(3)の「豆」です。給食では、緑豆と呼ばれる豆から作られた春雨を使っています。他にも、「じゃがいも」や「さつまいも」から作られた春雨もあります。原料によって食感が異なり、いも類のでんぷんで作るとモチモチした食感になります。一方、緑豆のでんぷんで作ると、コシが強い食感になります。 5月11日(木)教科書には、ツバメやテントウムシ、オオカマキリの幼虫(卵から小さなカマキリの幼虫がこぼれるように出てきているところ)、オタマジャクシの写真が載っています。また、桜の木には、たくさんの葉っぱが茂ってきた様子が紹介されています。 2組では、実際に桜の木の様子を観察に行く前に、実物を使って桜の葉の様子を先生が説明していました。茂った桜の木の枝先をよく見ると、小さなサクランボのような実ができていることに気が付きます。食用にするサクランボが収穫できるのは、校庭に植わっているソメイヨシノや八重桜の種類ではなく、西洋桜の品種です。しかし、それでも校庭にある桜の木をよく見ると、小さなサクランボのような実ができていることに気が付きます。(写真上) 桜の花が散った後に、木に残っている花びらのないおしべとめしべを「桜しべ」と呼んでいます。花が散ってから、この桜しべもたくさん地面に落ちている様子を見かける時があります。俳句の季語として、「桜しべ降る」という言葉があるほどです。また、桜の木は自家受粉しない性質があるため、別の種類の桜が近くにあると結実しやすいそうです。 1年生は、音楽の時間に「うたにあわせて おはなになって あそぼう」という学習をしています。わらべ歌の「ひらいた ひらいた」の曲に合わせて、体を動かしながら音楽を楽しむ学習です。れんげの花が開いたりつぼんだりする様子を思い浮かべて、体の動きを工夫しながら歌うことをめあてとして指導していきます。 ところで、「ひらいた ひらいた レンゲの花が ひらいた…」と歌われている「レンゲの花」は、ハス(蓮)の花のことです。(教科書にもハスの花の絵が描かれています。)春の農地に咲く「レンゲソウ」とは違います。ハスの花は、水面に顔を出したつぼみが、早朝にポンッと花を開くと言われています。 2組では、先生がオルガンを弾きながら指導していました。教室の後ろでは、子ども達が輪になって体を動かしていました。花びらが大きく開く様子や、オルガンの音が小さくなると体を縮めてしぼむ様子を表していました。低学年の音楽の授業では、このように体を使って楽しく活動する場面を多く取り入れて指導していきます。(写真中) 3年生は、4月から図工の時間に、「くぎうちくん」という作品に取り組んできました。木片に釘をたくさん打ち込み、人形を作っていく造形活動です。5校時に1組の授業があり、そろそろ完成する段階になっていました。 図工の時間に釘や金づちを使うのは、3年生として初めての経験でした。子ども達に聞いてみると、自分の家に釘や金づちがないという子が多かったようです。確かに、家の人がDIYの趣味があれば別ですが、金づちはあまり必要のない道具なのかもしれません。今回の金づちの安全な使い方や正しい釘の打ち方の授業は、これから高学年まで続く木工作の基礎となる学習にもなっています。 釘打ちというと、木片に対して真っ直ぐ垂直に打ち込むものと考えがちですが、斜めに打つことにも挑戦していた子がいました。様々な釘の打ち方を通して道具の使い方に慣れ、手先が器用になっていくのだなと思いました。(写真下) アサガオの種まき(1年生)これから毎日、愛情を込めて水やりをしていきます。 体育朝会旭町小では、毎年5月の中旬に、クラスごとの大なわとびに取り組んでいます。1年生は「波とび」、2年生以上は「8の字とび」です。今日は運動委員会の児童のお手本を見てからクラスごとに分かれ、3分間の大なわとびをしました。どのクラスも、まだのびしろがたくさんありそうでした。 来週一週間の中休みが大なわとびの練習期間で、22日(月)に記録会があります。早速、体育の学習でも練習をするクラスが見られました。クラスで作戦を立てたり練習をしたりしながら、体力を向上させるとともに、クラスの仲を深める機会になるように声をかけていきます。 5月11日の給食サワラの西京焼き 変わり煮びたし 和風野菜汁 牛乳 一口メモ サワラは、漢字で書くと「魚へん」に「春」と書きます。関西では、サワラが水揚げされると春になるということから「春告げ魚」とも呼ばれています。 では、サワラの名前の由来は、次のうちのどれでしょう? (1) 昔は沢でとれた魚だから (2) 細い魚だから (3) 触るとすぐに傷むから、触らない魚だから 答えは、(2)の細い魚だからです。サワラは細長い形をしていて、「狭い魚」という意味から「サワラ」と呼ばれるようになったそうです。 身が柔らかく、とてもおいしい魚です。サワラは、成長するにしたがって名前が変わる「出世魚」です。大きくなるにつれ、「サゴシ」、「サワラ」と呼び名が変わります。出世魚は縁起物とされていて、おめでたい日の食事によく登場します。 アサガオの種のプレゼント(2年生)
5月16日(火)に、1・2年生合同で学校探検があります。
今日は、その前の顔合わせを行いました。「これからよろしくね」という意味を込めて、2年生が昨年育てたアサガオの種をプレゼントしました。 上級生として学校を丁寧に案内できるように、準備を進めています。 5月10日(水) その23つの気体は、実験用のボンベ(スプレー缶のようなもの)に入っています。水槽を用意して、水の中でそれぞれの気体を集気びんに入れていきます。ろうそくの火を入れると、酸素の場合だけ炎が大きくなりました。空気中で見るろうそくの炎の何倍もの明るい光を放って燃え続けました。空気中には、酸素が2割ほどですが、実験用ボンベで酸素をいっぱいにしたため、炎の大きさや明るさに違いが出ました。(写真上) 今後は、ものが燃える前と燃えた後の空気について、それぞれの成分の違いを調べていきます。6年生になって、実験内容がレベルアップしてきたことを子ども達も感じていたようです。 4校時後半に、5月の避難訓練がありました。今回は、不審者対応の訓練を行いました。不審者役の先生が玄関から入ってきたところに、主事さんが出くわして声をかけます。行動がおかしいことに気が付き、近くの先生に伝えます。異変であることを察知し、すぐに低学年の教室のインターホンを使って職員室に連絡します。副校長先生が全校に放送を入れるとともに、他の職員が警察に連絡をします。全校放送により、先生達は不審者がどこにいるかが分かり、教室の出入り口を施錠し、児童の安全確保をします。各教室の黒板脇には、職員室に直結しているインターホンがついています。緊急時には、すぐに連絡を取り合うことができるようになっています。(写真中) 旭町小では、不審者対応のマニュアルがあり、刺股(さすまた)を持って対応する職員が決められています。これは、不審者を取り押さえるのではなく、子ども達のいる場所からなるべく遠ざけるとともに、警察が到着するまでの時間稼ぎをするための手段です。数分経ち、警察が来たという想定で不審者役の先生の迫真の演技は終了となりました。(写真下) その後、全校児童を体育館に集めて人数確認及び指導を行いました。学校にはいろいろな大人が出入りする場合があるので、普段からあいさつをしっかり行うことが大切であると伝えました。不審な人物は、こちらがあいさつをしても返すことはありません。あいさつの声かけで、ある程度危険を察知することにつながります。 避難訓練が終わったところで、今朝、都内で中学生が被害に遭う事件の報道を知りました。全クラスで下校時までに登下校の安全指導を行うように、すぐに指示を出しました。 5月10日(水) その11校時に、5年1組の体育の授業観察がありました。校庭で「ハードル走」の授業をしていました。昨年度まで4年生だった子ども達が、先生の指示できびきびと運動している姿を見て、「高学年らしくなったな」という印象をもちました。それは、準備運動や集合・整列、話の聞き方などからも伝わってきました。どの授業もそうですが、特に体育の学習は、普段の学級指導が反映されるものです。 今日は、4月から取り組んできたハードル走の最後の授業場面でした。40mの距離に、ハードルを3か所設置し、自分の跳びやすい間隔を選んで記録を伸ばしていきます。4月に、まず40m走のタイムを全員が計測しています。その記録に、0.5秒×3を加えた数値を目標タイムとして練習に取り組んできました。(ハードルの1か所に対し、0.5秒のロスとして計算) ハードル走は、障害物(ハードル)をリズミカルに走り越える技能を身に付けて友達と競走したり、自己の記録を高めることに挑戦したりする運動です。そのためにも、友達同士の教え合い・高め合いが必要になります。今回のハードル走では、3人組で行う「トリオ学習」の形態で授業を進めてきていました。子ども達は、足の速い子もいれば、運動の苦手な子もいます。なるべくいろいろなタイプの子をトリオで組ませることにより、互いの動きを見合って助言し合う学びへとつなげていきます。トリオ学習の場面では、ストップウォッチで計測する子と跳び方を横から見る子とに分かれ、きちんと役割り分担をしながら記録をとっていました。(写真上) 1年生のアサガオの種まきが始まりました。今日は、1組の子ども達が種まきをしていました。アサガオ用の栽培セットには、プラスチック鉢の他に、アサガオの種や肥料(元肥と追肥用)、培養土、支柱(つるが伸びてきた頃に使う)、水やり用のキャップ(ペットボトルにつけると、ジョーロ代わりになる優れもの)が入っています。10〜20年前のアサガオセットに比べて、至れり尽くせりのすばらしい教材になっています。 まず、鉢に培養土を移し入れました。低学年の子どもが持ち上げられるようにと、ピートモス主体の軽い培養土になっていました。次に、指先で穴をあけ、7粒あったアサガオの種を1つずつ入れていきました。最後に元肥を土の上に置いて完成です。一人一人の鉢は、教室のすぐ外の日当たりの良い校庭に並べました。たっぷりと水やりをした子ども達は、早く芽が出ないかと、今から楽しみにしているようでした。明日から毎朝、水やりの日課が始まります。(写真下) ところで、今朝、2年生が1年生の教室にやって来て、アサガオの種をプレゼントしていました。昨年度1年生の時に、自分たちが育てたアサガオから採った種を集めて、メッセージを書いた封筒に入れたすてきなプレゼントです。各家庭に持ち帰ると思いますので、ぜひ育ててみてください。 種まきと言えば・・・昨日、サクラ草の種まきをしました。中庭の日陰に種まき用の育苗箱を用意し、たくさんの種をまきました。今年も、昨年度育てたサクラ草から採った種と、インターネットで購入した種との両方をまいています。9月〜10月にかけて全校で植え替えができるように、大切に育てていきます。 |
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