3年生 総合の学習「地いきのすてきを発信しよう」 アカオアルミ工場出前授業工場の方を講師としてお招きしました。アカオアルミ工場は旭町小学校の校区に隣接している大きな工場ですが、住んでいる地区が離れている子供たちにとっては初めて知るよい機会となりました。 なんと、ゴールドやかんマンもみんなの学習のために授業に参加してくれました。ゴールデンやかんマンのお話から、アカオアルミ工場は創業1947年という歴史があり、旭町小学校よりも10年近く前から今の場所でたくさんの製品を製造しているということが分かりました。また、一円玉もアカオアルミで製造していたそうです。 現在は、アルミニウムを原材料としたスプレー缶や口紅のケース、薬のチューブに関わる製品を製造されているそうです。さらに、海外へのアルミニウム製品の輸出や海外事業としてワインや食品の輸入も手がけるようになっていると学びました。世界とつながる事業をされつつ、工場直売のような地元に根ざした販売も続けていらっしゃることが分かりました。 3月に工場直売のイベントがあるそうです。旭町小学校の子供たちも、きっとおうちの方と一緒に訪れるのではないでしょうか。地域にこんなにすてきな工場があることを、ぜひたくさんの人にお話ししてほしいです。 2月21日(水)現在の小学校の学習指導要領において、プログラミング教育が柱の一つになっています。これは、プログラミングのための新たな教科ができたのではなく、各教科での学習の中で指導することになっています。プログラミング的な思考を育むことは、今までの小学校教育の中にも無数に含まれていました。その中でも、必修化されているものの一つに6年生のこの単元があります。 MESHは、ソニー株式会社が開発した、さまざまな機能をもった小さな「電子タグ」です。USBメモリを一回り大きくしたような形状で、タブレット上のアプリでプログラミングを体験することができます。画面上に並んだアイコンを動かしてプログラムを作り、そのまま実物の電気回路に結果が反映されます。 今日は、いろいろなセンサーのうち、明るさセンサーや人感センサーを使ってプログラミングを行いました。「暗くなったら電気がつく、明るくなったら電気が消える」、「人が来たら電気がつく、人がいなくなったら電気が消える」というプログラミングは、日常の様々なところの電化製品でも使われています。子ども達は、タブレットの画面上でプログラムを組み、実際にLEDが点灯・消灯するかを確かめていました。(写真上) 3年生は、総合の学習の時間に「地域のすてきを発信しよう」という学習をしています。今日は、地域にある工場を代表し、アカオアルミ工場の方々に出前授業をしていただきました。 アカオアルミは、旭町3丁目に本社工場があります。昨年度は直接工場に行って見学をさせていただきましたが、今年は人数制限がかかったため出前授業という形になりました。 創業が1947年5月ということなので、今年で77年目になります。つい何年か前までは、1円玉の素になるアルミ片を製造していました。現在も様々な製品の原料となるスラグ素材をたくさん作っています。スラグ素材は、圧延板を金型で打ち抜いて製造するアルミ片です。いろいろな会社から注文が入り、それに合わせた形状を作って出荷しています。 工場内は、アルミの原料を溶かす工程(鋳造)と、アルミの板に延ばす工程(圧延)、そして丸く型抜きする工程(特品)の3つの部門に分かれているそうです。動画を使いながら、分かりやすく説明していただきました。(写真中) また、アカオアルミでは、フランスとの交流も積極的に行われているようです。直売会では、フランスから取り寄せたジャムやお菓子、ワインなどを販売しているそうです。次回の工場直売会は、3月9日(土)に行われるとのことでした。 せっかく学区内にある工場なので、実際に目で見て学習することが大切です。今回は、学年全体の人数制限がかかり、工場見学ができませんでした。来年は、クラスごとに日程を分けて、直接工場に行って見学ができるようにしたいと思います。 北校舎1階(児童玄関を入って左側)に、立派なお雛様が飾られました。旭町小には昔からお雛様がなかったので、どこかから譲ってもらえないかと思っていたところでした。先週、本校の主事さんが、家にあったお雛様を学校に運んできてくれました。 「だいぶ昔のお雛様だから…」と言っていましたが、その方が長年にわたり大切にされてきたという気持ちが人形から伝わってくるものです。休み時間に集まってきた子ども達は、一体一体の人形を食い入るように見ていました。(写真下) 最近は住宅事情もあり、なかなかこれだけ大きなお雛様を飾ることは難しくなってきているのではないでしょうか。2週間ほどの出番ではありますが、整然と並べられたお雛様は久し振りに並べてもらったようで、どこかホッとした表情に見えました。 2月21日の給食じゃこふりかけ 筑前煮 野菜のごま酢和え 牛乳 一口メモ クイズです。筑前煮は、別の名前でも呼ばれていますが、それは次のうちのどれでしょう? (1) がめ煮 (2) まめ煮 (3) しめ煮 答えは、(1)のがめ煮です。筑前煮は、福岡県の郷土料理です。福岡県の北部は、「筑前の国」と呼ばれていたことからこの名前がついたとされています。鶏肉や野菜などのいろいろな材料を使うので、「寄せ集める」という方言の「がめくりこむ」から「がめ煮」と呼ばれています。 筑前煮は、具だくさんで栄養バランスのよい料理です。今日は、鶏肉やにんじん、たけのこ、こんにゃく、里芋、干ししいたけ、ごぼう、さつま揚げ、いんげんの9種類の具材を使っています。 2月20日(火) その2「ちいさなちいさな めにみえない びせいぶつの せかい」は、イギリスの科学絵本です。私たちの身の回りにいる、目に見えない小さな微生物を取り上げた内容です。人の暮らしとの関わりや、自然界での大きな役割についても紹介しています。その不思議な世界をのぞき込むようにつけられた音楽が、とても印象的に響いてきました。 「きょうは なんのひ?」は、両親の結婚記念日をお祝いしようとする子どもの気持ちが描かれた絵本です。次々と手紙をたどっていくと、最後に素敵な贈り物が…親子の温かな心の交流が、朗読と音楽とで表現されていました。 今日、参加してくれたたんぽぽの会のメンバーは、7名でした。それぞれに専門の楽器があります。フルート、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、ファゴット、サクソフォンです。(もう一人は、ジャズボーカルの専門です。)公演日に都合のつく学生で組織するため、日によっては違った楽器編成になります。それをリーダーがまとめ上げ、当日に備えています。 また、ピアノや打楽器、効果音等もみんなで分担するとともに、朗読も重要になります。絵本の朗読のすばらしさは、「おはなしコンチェルト たんぽぽの会」の伝統です。たんぽぽの会がスタートしたのは、14年ほど前のことでした。国語を専門とする元小学校の校長先生が、学生たちを指導したことから始まりました。その後、私が着任した学校に毎年来てもらうようになりました。学生たちは、卒業すれば当然入れ替わっていくわけですが、初期の頃の精神は変わらず受け継がれています。 子ども達の笑顔を見て、きっと学生たちもこの活動を続けていこうという気持ちが高まったことでしょう。 2月20日(火) その13校時は、低学年への公演でした。最初に、「メヌエット ト長調」の演奏がありました。この曲は、バッハの作品として有名でしたが、現在ではペツォールトという人が作曲したとされています。(「ラヴァース・コンチェルト」として、ポピュラーソングにもなりました。) 低学年のプログラムは、「スイミー」と「おおきなかぶ」、「ずーっと ずっと だいすきだよ」でした。どれも1,2年生の国語の教科書に載っているお話です。スクリーンに本のタイトルが出るたびに、「知ってる、知ってる。」という声が聞こえてきました。ところが、たんぽぽの会の公演を通してお話を聞くと、また違った印象になるから不思議です。スクリーンに映し出される絵と朗読、さらにその場面に合わせた音楽が特別な効果を生むからです。スイミーでは、効果音を表現する楽器がいくつか登場しました。後で、子ども達にその楽器の紹介もしてもらいましたが、みんな興味津々だったようです。 「おおきなかぶ」では、先生たちも登場しました。おじいさん、おばあさんの他に、孫娘と犬、猫、ねずみ役が次々と現れて、みんなで一緒にかぶを引き抜くことになりました。そこで、子ども達も参加して応援します。楽しいリズム打ちと、「うんとこしょ、どっこいしょ」というかけ声をかけながら、みんなで応援しました。 「ずーっと ずっと だいすきだよ」は、ちょうど1年生が国語の時間に取り掛かり始めている教材です。(ちなみに、国語の教科書では、「ずうっと、ずっと、大すきだよ」という表記です。)この物語は、言葉に出して気持ちを伝えることの大切さを描いています。音楽の効果もあり、ちょっとしんみりとした気持ちで終わりました。 最後に、楽器の紹介をしてもらいました。それぞれの楽器の音を聞かせるためにメロディーを吹くと、自然に歌声がし始めました。子ども達にとって、目の前で生演奏が聴けるということは、心に響くすばらしい経験だったのでしょう。 作ってあそぼう(2年生)その中で、「びっくりへび」という牛乳パックと輪ゴムを使ったおもちゃを1年生と一緒に作りました。2年生は、1年生が楽しく作れるように準備をして、優しく教えてあげることをめあてにして今日を迎えました。 1年生みんなが作り終えた後、自分の「びっくりへび」で一緒に遊びました。1年生が、「楽しく作れました。」「2年生が優しく教えてくれてうれしかったです。」と感想を言ってくれたので、2年生も笑顔で活動を終わることができました。 2月20日の給食春雨スープ スイートポテト 牛乳 一口メモ 「ルーローハン」とは聞きなれない料理ですが、台湾料理の一つです。 まず、豚肉をしょう油と砂糖などで甘辛く味付けします。そこに、八角やシナモン、山椒などをミックスした五香粉(ウーシャンフェン)という中国を代表するスパイスで独特の香りをプラスして、ご飯と一緒に食べる料理です。一緒に卵や青菜を乗せたり、ご飯と別々に盛り付けたりと、地域によって様々な食べ方があります。台湾には、ルーローハンを出すお店がたくさんあって、台湾の人々にはとてもなじみのある料理だそうです。 今日は、子ども達が食べやすいように、少しアレンジしています。台湾の味が楽しめると思います。 登校班会議前半・後半に分かれて2部制で進めました。前半は、現班長が司会をつとめ、1年間の振り返りをしました。良いところと直したいところを話し合い、最後に今まで班を引っ張ってくれた6年生に向けて、お礼の気持ちを伝えました。後半は、新班長が司会進行をつとめ、来年度の並び方や役割を確認しました。 多くの班は、明日から新班長が先頭になって登校します。少しずつ新学年としての自覚をもち、安全に登校してほしいです。 お忙しい中、ご来校いただいた現地区委員・新地区委員の保護者のみなさま、ありがとうございました。 校長先生との会食会(6年生)お話のテーマは、「将来の夢」や「中学校で頑張りたいこと」です。6年生の子ども達は、お話ができるように、心の準備をしてから会食会に参加しました。 行く前は少し緊張気味の子もいましたが、「思っていたより楽しかった!」「もう1回行きたい」と安心した顔で教室に戻ってきました。校長先生と話す機会が多くないだけに、貴重な経験になったようです。 2月19日(月) その2教科書には、図工の時間に作った小物入れについて書かれた文章が参考に掲載されています。そこには、なぜその作品を選んだのか、「紹介したい理由」が詳しく書かれています。子ども達は、その書き方を参考にしながら文章を考えていきました。(写真上) 国語の時間では、縦書きで書くのが普通です。もちろん、国語のノートも縦書きです。しかし、この単元では「横書き」の作文例になっています。他の学年でも、時々国語の単元に横書きの題材が登場する場合があります。これは、「文章を書く」ということが、様々な教科で活用される場合を考えてそのようにしているのだと思われます。例えば、今回のような作品の紹介文は、図工の時間や総合の学習などで扱われることが考えられます。そのため、横書きが適しているということなのでしょう。 5年生は、来週火曜日のお別れ給食会に向けて準備を進めています。3,4校時に体育館で6年生を送る会が行われた後、続けてお別れ給食会があります。たてわり班の教室に行き、1〜6年生で一緒に給食を食べ、一年間お世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えます。 2組では、当日、自分のたてわり班の6年生にプレゼントとして渡す「メッセージカード」の準備をしていました。昨年までは色紙にまとめていましたが、一人あたりの書くスペースがかなり限られていました。また、低学年の子にとっては、小さな文字で書くのが大変でもあったので、メッセージカードに変更しました。1〜5年生が一人ずつ6年生に向けて書いたメッセージと、5月の全校遠足で撮った集合写真を一緒に綴じ込んであります。自分の班の6年生に気持ちよく受け取ってもらえるように、表紙をきれいに飾り付けて仕上げていました。(写真中) 5年生はこの他にも、お別れ給食会での司会進行をします。その時の役割分担を決めたり、班のみんなで行うゲームを考えたりもしています。6年生を送る会も含めて、来週は5年生が先頭に立ってがんばる姿がたくさん見られそうです。 5年生の3学期の家庭科では、ご飯と味噌汁を作る調理実習があります。今日は、1組がご飯の炊き方の実習を行っていました。 まず、米を量ってから洗う作業を行いました。教科書には、「軽くかき混ぜながら、3回くらい水をかえて洗う。」と書いてあります。昔は「米を研ぐ」ことを指導していました。しかし近年は、精米技術が進歩したことにより、お米の表面にぬかはほとんど残らなくなりました。ですから、昔のようにしっかりと研ぐ必要はなくなり、力を入れずに「洗うように研ぐ」方が、ご飯がおいしく炊けるようになりました。そのため、教科書でも「洗う」という表現になったのかもしれません。(しかし、最初に入れた水は早めに捨てないと、ぬかのにおいがついてしまうので要注意です。) 家庭科室にはガラス製の鍋があり、いつも5年生はこの鍋を使っています。ご飯が炊けていく様子を観察しながら火加減を調節することができるためです。沸騰してきたら火を弱め、水分が引くまで弱火を保ちます。最後は、火を消してから10分ほど蒸らして完成です。 どのグループもとても上手に炊けていました。炊き立てのご飯をしゃもじでほぐし、各自が用意した茶わんによそっていきました。最初はなにもかけずに、白米のおいしさをじっくり味わいました。(写真下) 各家庭では、炊飯器でご飯を炊くことがほとんどだと思います。しかし、米を量り取ったり洗ったりすることは、もうできるようになりました。ぜひご家庭でも、進んで手伝うようにさせてみてください。 2月19日の給食ししゃものピリ辛焼き はりはり漬け 鶏つみれ汁 牛乳 一口メモ 今日の給食は、カルシウムが豊富な食材であるししゃもを使った献立です。 ところで、「骨貯金」という言葉を知っていますか? 実は、一生分の骨の量は、十代の時にもう決まってしまうと言われています。骨は、日々「壊す」と「作る」を繰り返しています。そして、十代までに作られた骨の量が一生分の骨の量となり、大人になってから増やそうとしても難しいとされています。そのため、十代のうちにたくさんの骨貯金をしておくことがとても重要です。 今の子ども達は、骨貯金がしっかりできる年代です。ぜひカルシウムが豊富な食材をしっかり摂って、骨貯金がたくさんできるようにしていきましょう。 2月19日(月) その1・・・来週火曜日に、「6年生を送る会」があります。1か月後に旭町小を卒業していく6年生のみなさんを全校でお祝いするとともに、今までの最高学年としての活躍に感謝の気持ちを伝える会です。「6年生を送る会」は、3学期に全校で行う行事の中で、最も大切な取り組みです。 今、「6年生に感謝の気持ちを伝える会です」ということを話しました。「感謝」というのは、「人からしてもらったことに対して、ありがとうという気持ちをもってお礼を伝えること」を言います。では、その感謝の気持ちを伝えるには、具体的にどのようなことをしたらよいのでしょうか? まず大切なのは、「ありがとうございました。」と言葉で伝えることです。それも、きちんと心のこもった「ありがとう」が言えることが大切です。他にも、品物をプレゼントするといったことも感謝の気持ちを表すことになりますが、もっと大切なことがあります。何だと思いますか? それは、感謝の気持ちを態度で表すことです。最近の例で言いましょう。先日、5年生が岩井移動教室に行きました。3日目の朝、宿舎の前で閉校式がありました。宿舎の方々に3日間お世話になったことに対して、「ありがとうございました。」と言葉で感謝の気持ちを伝えました。次に、態度で感謝の気持ちを示します。それは、移動教室が終わってからも、5年生のみなさんが毎日学校生活にしっかり取り組むことで伝わります。岩井の宿舎の方々にとっては、3日間の宿泊で得たことをもとに、学校に戻ってからもがんばっているんだなということが伝わり、何よりもそれが一番うれしいはずです。 感謝の気持ちを態度で表すことについては、2年生のみなさんにも関係する場面が最近ありました。2年生は、生活科の学習で自分の生い立ちについて調べています。家の人に小さかった頃の写真を用意してもらったり、インタビューをしたりして、昔の自分のことをまとめています。自分の成長に気が付き、同時に育ててくれた家の人に感謝する気持ちが大切であるということも分かってきました。「今までそだててくれて、どうもありがとう。」と言葉で伝えることも大切ですが、自分の態度で示すことがもっと重要です。つまり、学校生活も家庭での生活においても、「自分でできることは自分でやる」とか「苦手なことにも挑戦していく」というように、立派な態度に変えていくのです。そのようにがんばる姿を見たら、きっと家の人はうれしい気持ちになるでしょう。それが感謝の気持ちを伝えるということなのです。 さあ、全校で行う「6年生を送る会」まであと1週間です。学年で出し物の準備を進めていく頃になりました。自分たちの出し物をしっかり練習し、一人一人の成長が分かるように態度で示すようにしてください。見ている6年生のみなさんに、「立派に成長したな」と思ってもらえるような出し物にしていきましょう。それが本当の感謝の気持ちを伝えることにつながります。 一方、6年生のみなさんもお礼の出し物があり、しっかり練習しておくことが大切です。当日は、全校児童の他に、校内全ての先生方や6年生の保護者の方々が見に来ます。6年生の出し物を通じて、体育館に集まった全ての人たちに感謝の気持ちをきちんと伝えてください。つまり、態度で示すということです。みなさんのがんばりに期待しています。・・・ 続いて、先月行われた練馬区連合書写展に出品された子ども達の表彰を行いました。書き初め作品が選ばれた子は、全校で21名いました。名前が呼ばれ、返事をしてステージ前に整列しました。代表で6年生の子に賞状を渡しました。 あいさつ運動(4年生)「大きな声で」「相手の目を見て」「自分から」あいさつすることを意識して取り組みました。最初は小さい声でしたが、慣れてくると自分から大きな声であいさつをすることができました。 実施後、子供たちから「みんながあいさつを返してくれて嬉しかった。」「またあいさつ運動をやりたい。」「これからもあいさつをがんばろうと思った。」等の感想が聞かれました。あいさつ運動を通して、達成感や意欲につながったようです。あいさつをすることの良さに気付けたので、これからもあいさつをがんばってほししです。 保護者の皆様、あいさつ運動の日に遅れないように早めに家から送り出していただき、ありがとうございました。 2月16日(金)3年1組の教室では、「ねえ、どれがいい?」(ジョン・バーニンガム 作 松川 真弓 訳)という絵本の読み聞かせをしていました。絵本には、いろいろなタイプのものがあります。じっくり黙って聞くお話もあれば、ページをめくるたびに子ども達の反響がすごいものもあります。「ねえ、どれがいい?」は、断然に後者のタイプの絵本です。 「もしもだよ、きみんちのまわりがかわるとしたら…。どれがいい?」、そう言って男の子が提示するのは、3つの選択肢です。「大水に浸っている家」と、「大雪にうまっている家」と、「ジャングルに囲まれている家」です。どれも大変なことになっているようなので、どれがいいかと迷ってしまいます。他にも、ジャムだらけになるのと、水をかけられるのと、泥んこになるのと、どれがいいでしょうか。挙句の果てには、「ヘビにまかれる」のと、「サカナにのまれる」のと、「ワニにたべられる」のと、「サイのしたじき」とでは、どれがいいでしょうか? ついに子ども達は「え〜っ!」となります。 次々に「どれがいい?」と迫られますが、どれも究極の選択というか、ほぼ全部がイヤなものばかりという提案になっています。ですから、「どれがいい?」と聞いているところにこの絵本のおもしろさがあるのです。作者のユーモアが感じられる内容で、昔から読み聞かせでよく使われてきた絵本です。 「またまた ねえ、どれがいい?」という続編の絵本も出ているようです。きっと、ますます選ぶのに迷ってしまう選択肢が出てきて、子ども達が大いに沸く内容になっているのでしょう。写真は3年1組の様子ですが、お行儀が悪いのではなく、本に夢中になっている姿ととらえてください。(写真上) 1年1組で、図工の授業がありました。「1年間を振り返って、学校の思い出を絵に描こう」という学習でした。1年生としての学校生活を振り返り、学習や行事で心に残った場面を絵に表現します。描き始める前に、4月に入学した頃から最近の様子までを振り返り、どのような取り組みがあったかを、みんなで出し合いました。 全校遠足やこども動物園に行ったこと、光が丘公園にどんぐり拾いに行ったことなど、校外学習がありました。また、運動会や展覧会、プール、なわとび、昔遊びなど、たくさんの学校行事や学習で取り組んだ思い出もありました。 多くの思い出の中から1つ選んでクレヨンで描いていくのですが、なるべくいろいろな場面の絵ができるように、子ども達から希望をとって調整していきました。というのは、完成した絵は、4月から入学してくる新1年生に向けた掲示物として利用するからです。「今度旭町小に入ってくる1年生に、みんなの絵を見てもらうよ。学校で楽しいことがたくさんあるんだなと思ってもらえるように描こうね。」と、意欲づけをしてから画用紙を配りました。(写真中) 3年生は、国語の時間に「コンピュータのローマ字入力」という学習をしています。3年生は、9月にローマ字の学習を行ってきました。その時に学習したことを利用し、活用する力をつけるのが今回の学習です。ローマ字の学習が4時間扱いであったのと同様に、今回も2時間扱いと大変少ない指導時間です。ちょうど3年生では、様々な授業でよくタブレットを使っています。ローマ字入力に慣れることで、タブレットの操作がより素早くできるようになります。2組では、タイピングソフトを使って、みんなで楽しみながら練習をしていました。(写真下) ローマ字には、訓令式と呼ばれる日本式のローマ字と、ヘボン式のローマ字があります。ヘボン式は、日本語表記をラテン文字表記に転写する際の規則で、日本で最も多く用いられているローマ字です。しかし、国語の教科書では、訓令式を教えることになっています。簡単に違いをお伝えすると、訓令式では、「si(し)」「ti(ち)」「tu(つ)」と書きますが、ヘボン式では「shi」「chi」「tsu」と表記します。ただし、パソコンではどちらで入力しても大丈夫なようになっています。 困るのが、「じ」と「ぢ」を入力する場合です。「zi」でも「ji」でも「じ」と入力されます。「ぢ」を入力したい場合は、「di」と打たなければなりません。同様に、「づ」は「du」です。また、「を」は「wo」、「ん」は「nn」というルールも、ローマ字入力で覚えておく必要があります。 ちなみに…私は、30年前のワープロ世代の人間です。最初からひらがな入力で行ってきたため、現在もそのままです。(ひらがな入力でも、とても速いです!) 2月16日の給食和風キャベツバーグ 白菜のスープ みかん 牛乳 一口メモ ご飯とおかずをどんな順番で食べていますか? 「好きなものは最初に食べる」、「最後までとっておく」など、人それぞれに食べる順番のこだわりがあるかもしれません。しかし、ご飯とおかずを交互に食べることで、どちらもよりおいしく食べることができます。 おかずは、ご飯と一緒に食べることでおいしくなるように味付けしてあります。ですから、おかずばかり食べていると、味が濃く感じられることがあるかもしれません。逆にご飯ばかり食べていると、味がたんぱくなので、ご飯が進まないことが考えられます。そのため、ご飯とおかずを交互に食べることで、両方をよりおいしく食べることができるのです。 また、食べ物の味をよく味わえるように、よく噛んで食べることも重要です。 たてわり班遊び今回は、5年生が計画した初めての遊びです。事前にしっかり準備ができていたので、計画通りに進行することができました。自信をもった表情で班のみんなをまとめる5年生の姿が頼もしく、異学年で楽しく遊ぶことができました。 卒業が近づいている6年生と一緒に過ごせる時間も、あとわずかです。5年生はお別れ給食やロングたてわり班遊びに向けての準備も少しずつ進めています。 2月15日(木)オクリンクは、発表資料やノートの制作に役立つ授業支援ソフトです。本校でも、中〜高学年の教室でよく使われています。自分の考えや意見を画面のカードに書き、提出ボックスに入れると、クラスのフォルダに送られます。そして、クラスの友達が送ったカードをみんなで共有することができます。 オクリンクを使うと、全員に発表の機会を保障することができます。そして、手を挙げて発表することが苦手でも、タブレットを使うと自信をもって自分の考えを表現することができるという良さがあります。 担任の先生が、タブレットの操作について一つ一つ教えていくのですが、教室のあちこちでうまくいかない子がいて大変そうでした。学校説明会(3月1日に行います。)でも話す予定ですが、タブレットの導入が始まったものの、指導する側はかなり苦労しています。高学年では有効に活用されている場面をよく見かけます。一方で、低学年にタブレットは必要なのか、区で使っているタブレットの使い勝手はどうか…タブレットが入って3年経ちますが、様々な課題がある状況です。(写真上) 3年生は、社会科の時間に「練馬区のうつりかわり」の学習をしています。2組では、区の公共施設の移り変わりについて調べていました。 練馬区は、昭和22年8月1日に板橋区から分離独立し、23番目の特別区として誕生しました。3年生が教科書として使っている「わたしたちの練馬区」では、現在の場所に区役所ができるまで、開進第三小学校の講堂が使われていたことが記されています。(私も初めて知りました。) 3年生の教室でも、タブレットを使って学習を進めていました。練馬区のホームページの中に、「練馬 わがまち資料館」というデータベースがあります。その中には、膨大な量の昔の写真が入っています。「風景」「施設」「農業」などのテーマで写真を探したり、区の地域ごとのくくりで探すこともできます。(写真中) 「光が丘地区」の写真から「旭町」で検索すると、この辺りの昔の写真を見ることができます。その中に、旭町小から西の方角(上練馬公園側)を望む写真が何枚かあります。1955年と書いてあるので、今から70年近く前の写真です。もちろんまだ公園はありません。和光市方面が見渡せ、家もまばらです。のどかな小高い丘であったことが分かります。このすぐ後に旭町小学校が建てられ、まど みちお さんが校歌を作ってくれました。 また、1965年の旭町小の給食風景の写真もあります。子ども達が楽しそうに給食を食べている様子が写っています。食パンと瓶の牛乳、銀色の食器が使われていたことが分かります。さらに、開校50周年記念の時の写真もありました。校庭で風船を飛ばしている様子や、体育館で式典を行っている様子が写っています。懐かしい・・・この時、私は6年生の担任をしていました。 3年1組で、「漢字に思いをこめて」という道徳の授業が行われていました。家族を敬愛し、自分も家族の一員であることの自覚をもち、協力してよりよい家庭をつくっていこうとする心情を育てる「家族愛、家庭生活の充実」に関する授業でした。 教科書には、いつもの物語の資料とは違い、「家族への思いを漢字一字にこめるとしたら、あなたはどの漢字に、どんな思いをこめて伝えたいと思いますか。」と書いてあります。そして、漢字一文字に込めた子どもの作品が4点紹介されています。「待」は、入院しているおじいちゃんへの思い。「遊」は、いつまでも仲よく遊びたいという弟への思い。「陽」は、すてきな名前をつけてくれてありがとうという父母への思い。「星」は、自分の町の夜空の星を見せてあげたいというおばあちゃんへの思いです。(写真下) これらを参考にして、子ども達は自分自身の家族に思いを込めて漢字を書く活動を行いました。漢字一文字に気持ちを込めることで、改めて自分の家族のことを考える時間をもつことができました。 2月15日の給食魚の彩り焼き 大根とわかめの酢の物 豚汁 牛乳 一口メモ 今日の「魚の彩り焼き」は、アジを使っています。マヨネーズや玉ねぎ、ピーマン、赤パプリカを混ぜたソースをかけて焼きました。 クイズです。「アジ」の名前の由来は、次のうちのどれでしょう? (1)「アジ」さんが発見したから (2)味がいいから「アジ」になった (3)「アジ」という地域でとれる魚だったから 答えは、(2)の味がいいから「アジ」と呼ばれるようになったが正解です。アジは、漢字で「魚」に「参る」で「鰺(アジ)」と書きます。おいしすぎて参ってしまうことから「鰺」になったとも言われています。臭みがなく、旨味がたっぷりなので、魚嫌いの人にも食べやすい魚と言えます。また、世界中で食べられている魚の一つでもあります。 2月14日(水)さらに「これはなんでしょう」では、クイズ形式の対話の中で、楽しみながら出題・質問・応答のやりとりをしていきます。クラス全体でクイズ大会をすることからも、話す力や聞く力を身につけさせていきます。 出題する子は、まず1つのヒントを出します。それに対して答える側は、2つまで質問をすることができます。きちんと話を聞いていないと、ヒントで言ったことをまた質問してしまったりします。2組では、ヒント1つに対して2つの質問をし、第4ヒントまで繰り返していました。途中で答えが出るものもあれば、なかなか答えにたどり着かないものもありました。出題する側は、分かりにくいものから分かりやすいものへと、ヒントを出す順も大切になってきます。この一年間で、1年生の子ども達は友達同士でしっかりと話し合いができるようになってきたことが感じられました。(写真上) 5年生は、図工の時間に「1×4=?」という学習をしています。(算数の授業ではありません。)図工室に行ってみて、「なるほど…」と思いました。 木版画の授業で、正方形の版木に各自がデザインした模様を描き、彫刻刀で彫っていました。彫り終わった版木を90度ずつ回転させながら紙に印刷すると、つながった模様を描くことができます。版画は、1つの版木を作ることで、何度も同じデザインを印刷することができます。その効果をうまく利用し、模様を広げて表現することに生かしていきます。 彫刻刀は、各自が用意してきたものを使っています。彫刻刀は、刃の種類によって削れ方に違いが出るので、印刷した時の白黒の表現を変えることができます。そこが木版画の楽しみの1つでもあります。子ども達は両手で彫刻刀をしっかり持ち、ていねいに版木を彫っていました。(写真中) 3年生は、音楽の時間に鑑賞教材「アルルの女」から「メヌエット」(ビゼー作曲)を聴いています。ハープの伴奏に乗って、フルートの優美な旋律が奏でられる有名な曲です。というよりも、旭町小の子ども達にとって、この曲はとても身近で毎日耳にしている曲です。登校して校内に入った頃、放送委員会の子ども達が流しているのがこの曲です。旭町小の子ども達は、「朝の音楽」としてとらえているかもしれません。ちなみに、以前の学校では、給食を準備する時の音楽として使っていました。 「アルルの女」は2つの組曲があり、どの曲も親しみやすく、クラシック音楽の入門編にぴったりです。もともとこれらの曲は、劇の付随音楽として作曲されました。(メヌエットだけ、他の歌劇からの引用です。)どれもきれいな曲や華やかな曲ばかりですが、「アルルの女」のストーリー自体は、とても小学生に紹介できないような内容です。 それはともかく、曲の後半にオーケストラが和音を強奏するところが出てきます。今日、初めて聴いていた3年生は、全員がそこでビクッと体を震わせていました。その部分で初めて「朝の放送の音楽だ!」と気づいた子がいました。(写真下) 2月14日の給食ブロッコリーサラダ ココアケーキ 牛乳 一口メモ 今日は、バレンタインデーにちなんで、ココアを使ったケーキを作りました。 世界には、いろいろなバレンタインの習慣があります。フィンランドでは、友達の日とされていて、友達同士でメッセージカードやチューリップなどを贈り合うそうです。アメリカでは、男性が女性にカードや花束を贈ります。 日本では、バレンタインと言えは「チョコレート」ですね。今では甘くておいしいチョコレートですが、元々はカカオ豆をすりつぶした飲み物から始まりました。それは、「神様の食べ物」と言われるほど貴重なものだったそうです。また、不老長寿の薬ともされていて、それはそれは苦い飲み物だったとのことです。チョコレートが薬だったなんて、今では想像できないことですね。 |
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