音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

11月21日(火)

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 4年生は、総合の学習の時間に「練馬大根」を育ててきました。校庭の西側にある学年園を使い、9月に種まきをしました。練馬大根は、収穫までに3か月ほどかかるので、12月に入ってから収穫することになりそうです。現在、葉っぱが青々と茂ってきているので、順調に育っているようです。葉っぱをかき分けてみると、真っ白な大根の肩が見えました。しかし、大根は地面の中に埋まっているため、全体はどうなっているのか不明です。来月の収穫が楽しみになりました。(写真上)
 練馬大根は、練馬区で栽培されている江戸東京野菜の一つです。練馬区では、育ててみたい人向けに、毎年8月に無料で種の配布をしています。区内の小学校にも種が届き、旭町小では毎年4年生が育てています。
 練馬大根は、大きいもので1mほどにもなる細長い形が特徴的な大根です。そして色は真っ白で、よくスーパーで見かける青首大根とは違います。歯ごたえの良い肉質のため、昔からたくあん漬けに利用されてきました。練馬区内のスーパーでも、練馬大根を販売しているところは少ないと思います。区内のJAなどには出回っているようなので、見かけたらぜひ味わってみてください。
 今年も練馬大根の引っこ抜き大会が予定されています。12月3日の日曜日に、高松の畑で行われるようです。そして、その日に収穫された練馬大根は、区内の小中学校の給食用に配布されます。旭町小でも翌日の給食に「練馬大根スパゲティ」としていただくことになっています。子ども達の大好きなメニューです。
 6年生の音楽の時間に、オーケストラの楽器の構成やそれぞれの音の特徴についての授業を行っていました。「オーケストラのヒミツ」というDVDを使い、木管、金管、打楽器、弦楽器と、それぞれの楽器の名称や音の出し方、音色について学びました。
 今年の6年生は、3年に一度ある「連合音楽会」に出演しました。連合音楽会に出演しない年は、練馬文化センターで「連合音楽鑑賞教室」に参加することになっています。今年の参加校は、文化センターが改修工事のため、学校でDVD鑑賞をすることになっています。文化センターの工事が終わる来年度には、今まで通り生のオーケストラの音を聴くことができそうです。
 ところで、オーケストラの指揮者の役割りとは何でしょう? 全ての楽器紹介の後、指揮者についての紹介もありました。指揮棒を持ち、音は出さないけれど、オーケストラ全体の音をまとめる役割をしています。演奏会の曲目における指揮者の解釈をオーケストラに伝え、全てがリハーサルで作られていきます。テンポや強弱、楽器の音のバランスなど、指揮者のその音楽に対する思いが基になり、オーケストラを1つにまとめていきます。同じ曲でも指揮者によって全く違った曲の響きになるところが、クラシック音楽を聴く楽しみでもあります。(写真中)
 3,4校時に、2年生が生活科の町たんけんとして、旭町保育園に行ってきました。旭町保育園とは先月1年生が交流会を行いましたが、今度は2年生が関わりをもつことになりました。
 旭町保育園は、上練馬公園脇の坂を下り、バス通りを越えたところにあります。毎年十数名の子ども達が本校に入学してくるため、園の門をくぐりながら「懐かし〜い」と言っていた子がいました。まず、園庭であらかじめお願いをしていた質問に答えていただきました。旭町保育園には、88名の園児と47人の職員がいるそうです。旭町小にもたくさんの教職員が働いていますが、保育園の方が子どもの数に比べた職員の比率が圧倒的に高くなっています。
 小学校と似ている部分もありますが、保育園ならではの名称もありました。学校の「先生」に対して「保育士」、「養護の先生」に対して「看護師」という言い方です。また、教室にあたるのが「保育室」、職員室にあたるのが「事務所」となっています。
 さらに、保育園の先生をしていて良かったと感じるのは、「子ども達ができるようになって成長を感じた時」や「子ども達ががんばっている姿を見られた時」と話されていました。そういうところは、小学校の先生と共通のようです。来週木曜日には、来年度入学する新1年生の就学時健診があります。遠くから2年生の学習の様子を見ていた年長組さんから、何人かの子が旭町小で健診を受けに来ることでしょう。(写真下)

11月21日の給食

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献立名           ご飯
              鮭の塩こうじ味噌焼き
              おみ漬け
              いも煮
              牛乳

一口メモ

 今週金曜日の11月24日は、「いいにほんしょく」という語呂合わせから、「和食の日」になりました。日本の伝統的な食文化について見直し、和食の大切さについて考えてみましょう。
 いも煮は、山形県の郷土料理です。山形県では、秋になると河原でこのいも煮を作り、大勢で食べる習慣があります。山形県で行われる日本一のいも煮会では、大人12人が手をつないだ大きさの直径6メートルの大鍋が使われます。里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3500枚、ねぎ3500本、しょう油700リットル、日本酒50升、砂糖200キログラム、山形の水6トンを使い、それを専用のシャベルカーで混ぜるというスケールの大きさです。ぜひ一度、参加して食べてみたいですね。

11月18日(土)

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 5年1組に養護教諭が入り、保健の授業がありました。2学期の保健の時間では、「けがの防止」について学習をしていきます。事故やけが、犯罪による被害が起こる原因とそれらを防止する方法、けがの手当ての仕方について学んでいきます。(写真上)
 学校では、毎日様々なけがが起こっています。まず、自分たちの身近なところで起こるけがの具体例から、何が原因だったのかをみんなで考えました。例1…「ろうかを走っていたら、つるつるする黒いタイルですべって、床に頭をぶつけた。」例2…「教室で追いかけっこをしていたら、水筒のひもが足にひっかかり、机に鼻をぶつけた。」例3…「寝坊して登校班に間に合わず、急いで学校に向かっていたら、段差につまずいて膝をすりむいた。」・・・どれも、「つるつるするタイル」とか「水筒のひも」など、けがが起こる環境に問題がありそうです。しかし、それと同時に、「廊下を走っていた」とか、「教室で追いかけっこをしていた」という「人の行動」もけがの原因であるところが重要です。
 事故やけがは、人の行動と周りの環境が原因で起こるということをワークシートにまとめました。さらに人の行動は、心の状態や体の調子と関係していることが分かりました。学校のきまりを守っていなかったり、あわてて行動したりすることでけがが起こっているわけです。けがや交通事故の防止について、今後の保健の授業でさらに深く学習していきます。
 6年生は、国語の時間に「大切にしたい言葉」という学習に入りました。この6年間で出会った言葉を振り返り、自身が大切にしたいなと思う言葉について、経験と結び付けて文章にする「書くこと」の単元です。つまり、「座右の銘」にしたい言葉を決め、その言葉の意味や出会ったきっかけと、なぜそれが自分の大切にしたいお気に入りの言葉になったのかを書き表す活動をします。
 2組では、座右の銘についてイメージを膨らませるために、著名人の言葉を子ども達に紹介していました。まず、プロ野球選手の言葉から・・・「敵と戦う時間は短い。自分との戦いこそが明暗を分ける。」これは、王 貞治選手の言葉です。続いて「悔しさは、それに耐えられる人間にしか与えられない。」(松井 秀喜)「挫折してもプライドは失わない。それは努力しているからだ。」(長嶋 茂雄) ちょっと今の子ども達の知らない世代の選手ばかりでしたが、どれも名言ぞろいです。他に、相田 みつを さんの言葉についても子ども達に紹介していました。(写真中)
 6年生の子ども達にとっての座右の銘とは、どんな言葉が思いつくのでしょうか。スポーツ選手や歴史上の人物の言葉から調べてみると、自分にぴったりの言葉が見つかるかもしれません。ちなみに私の座右の銘は、「こだわりのある有言実行」です。
 3日間にわたる展覧会が、本日で終了しました。期間中、たくさんの保護者の皆様にご参観をいただき、どうもありがとうございました。
 特に今日の午後は、親子で展覧会を見に来た家庭が多かったようです。家の人の手を引いて、まずは自分の作品のところに真っ先に案内している子があちらこちらで見られました。家の人にたくさん褒めてもらい、とてもうれしそうな表情でした。作品と一緒に写真撮影をしている家庭も多く、よい思い出となったことでしょう。(写真下)
 一人の作品を飾っただけでは、このようなすばらしい展覧会にはなりません。友達同士のたくさんの取り組みがあったからこそ、一人一人の作品が引き立つすばらしい展覧会になったのです。教室に多くの子が集まり、様々な意見が出ることで学びが深まっていくのと同じです。改めて、「学校って、いいな。」と感じることができました。
 どの学年も、展覧会のために一生懸命取り組んできました。子どもの発想の豊かさとともに、創意工夫や友達と協力するすばらしさ、さらには根気強さが随所に見られた展覧会になりました。今後も子ども達の自由な発想をのびのびと表現していく学習活動をめざし、指導を続けていきます。

展覧会(4年生)

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 今年度の展覧会に向けて、作品作りに取り組んできました。図工の時間だけでなく、自分が納得のいく作品にするために休み時間も使って制作に励んで仕上げた平面作品と立体作品。個々の作品だけでなく、友達と意見を出し合いながら協力して仕上げた共同作品。展覧会当日、1つ1つに思いが込められた作品が展示されているのを見て、改めて制作までの過程を振り返っていました。
 また、他学年の作品の鑑賞では、真剣に作品のよさを見つけながらメモをしていました。低学年の作品に「楽しみながら作ったのだろうな。その様子がわかるような作品でした。」、高学年の作品に「高学年になったらこんな作品を作ってみたい。」、全体を通して「どの学年も色や形を工夫していて参考になりました。」等の感想を話していました。
 今回の展覧会を通して、様々な作品を見ることで創作への視野が広がり、さらに意欲がわいたようです。2年後の展覧会が楽しみです。

展覧会(2年生)

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 2年生は、平面作品「えのぐひっぱレインボー」、立体作品「おいしいおべんとう」、共同作品「まるがいっぱい」を制作しました。
 特においいおべんとうの作品は、いろいろな材料を使って、楽しく制作しました。どの子も、工夫を凝らした作品に仕上がりました。

 今日は、ほかの学年の作品を鑑賞しました。1階昇降口付近から作品が飾られており、わくわくしながら体育館に向かいました。体育館が美術館に変身し、お気に入りの作品をじっくりと鑑賞している姿が、あちこちで見られました。「お父さんと、お母さんと、もう一度見に来るのが楽しみ。」と話している子もいました。
 制作はもちろん、ほかの学年の作品を鑑賞することも楽しむことができました。是非、お子様と一緒に展覧会にお越しください。

11月17日(金)

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 2年生の音楽の時間に、鑑賞教材「ゆかいな時計」を扱った授業が行われていました。オーケストラで時計の動きを表現した曲です。ウッドブロックが時計の「チック、タック…」と秒針が動く様子を表し、目覚ましのベルの「ジリリリ…」をトライアングルで表現しています。「ゆかいな時計」という題名を聞いて、それぞれの楽器が時計のどんな様子を表現しているのか、想像がどんどんふくらんでいきました。2年生の子ども達にとって、すぐに情景が思い浮かびやすく、楽しめる鑑賞教材となっています。
 この曲の正式な名称は、アメリカの作曲家であるルロイ・アンダーソンが作った「シンコペイテッド・クロック」です。音楽の教科書には、「時計さんは、いつも休まずに動いています。でも、あれあれ? 今日は時計さん、どうしたのかな?」と書いてあります。(写真上)
 実はこの曲、一定のリズムをきざむ時計の様子を表すとともに、ところどころで音をシンコペーションさせて、コミカルでユーモアのある「仕掛け」があります。よく聞いていると、時計の歯車が途中で一回足踏みして止まるような箇所が出てきます。アンダーソンらしい、独特のコミカルさとユーモアを取り入れた小品です。アンダーソンは、他にも「そりすべり」や「トランペット吹きの休日」、「タイプライター」など、楽しい曲をたくさん作りました。
 6月に続き、今月は「ふれあい月間」です。同時に、「練馬区いじめ一掃取り組み月間」でもあります。自分の身の周りにいじめに関わることはないか、自分自身が嫌な思いをしていることはないか、アンケート調査を通じて全校体制で取り組んでいきます。
 1年生の教室では、担任の先生がアンケート用紙の項目を一つ一つ読み上げ、質問を分かりやすく説明しながら回答させていました。(写真中)まず、学校や家庭で気になることや悩んでいることはないかを回答する項目が5つあります。後で回収し、「ある」に丸をつけた子には、担任やその他の教員を通じて詳細を聞くようにします。次に、いじめに関する質問が8つあります。「冷やかしやからかい、悪口、いやなことを言われていないか」、「無視や仲間外れにされていることはないか」、「暴力を受けていることはないか」、「お金や物をたかられることはないか」、「物を隠されたり壊されたりしていないか」、「嫌なこと、恥ずかしいこと、危ないことをされたりさせられたりしていないか」・・・その他に「メールやネット、SNSで嫌な思いをしていないか」という質問も含まれています。
 もちろん、子どもがアンケート調査に記入しない案件も考えられます。そこは教員や保護者などの大人が、日頃から子ども達の言動に注意していく必要があります。しかし、年間3回このアンケート調査を行うことによって、「いじめは絶対にいけないこと」という意識が子ども達に浸透していくきっかけにはなります。ぜひご家庭でも、直接子どもが訴えてこない背後にある部分を見逃さないために、常にアンテナを張っておくようにお願いいたします。
 展覧会の2日目は、2校時に4年生、3校時に2年生の鑑賞時間がありました。オルゴールのゆったりとしたバックミュージックが流れる中、体育館をあっちへ行ったりこっちへ行ったりしながら、いろいろな作品を見て回りました。
 他学年の作品を見ていた子ども達から、こんな声が聞こえてきました。「来年わたしたちも、こういう作品を作るのかな?」、「絶対作ってみたいよね。」…2年生の子ども達は、3年生の立体作品「ミニショップ」がとても気に入ったようでした。細かいところまで上手に作ってあるお店の中をのぞき込みながら、「自分だったらどんなお店にしようかな」と、もう考えが浮かんだのかもしれません。そういう子どもから子どもへの感化に、展覧会のすばらしさを感じます。(写真下)
 保護者鑑賞の時間帯には、各学年の作品制作の様子をタブレットを使って、スライドショーでお見せしています。図工専科の先生に頼まれて、今までよく図工室に行って、作品に向かう子どもの様子を写真に収めてきました。今まで私が撮りためてきた写真が、スライドショーとしてたくさん使われています。自分も展覧会に参加できた気分になり、とてもうれしく思っています。

11月17日の給食

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献立名           お絵かきトースト
              マカロニ入りクリームシチュー
              コーンサラダ
              牛乳

一口メモ

 16日〜18日は、展覧会です。体育館には、全校児童の思いが込められたとてもすてきな作品が並んでいます。
 今日の給食では、展覧会にちなんで、「お絵かきトースト」を出しました。バタートーストをキャンパスに見立てて、ブルーベリージャムを使って、思い思いにお絵かきを楽しめるようになっています。目で見て楽しんでから、おいしく食べるようにします。
 マカロニ入りクリームシチューは、リボンの形をしたマカロニが入っています。

展覧会(3年生)

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 今日から展覧会が始まりました。

 3年生は3作品を制作しました。平面作品「ふしぎな乗り物」、立体作品「ミニショップ」、共同作品「光の通り道」です。
 「ふしぎな乗り物」は、身近にあるものを乗り物に変身させました。乗り物に自分が乗っているようなポーズで写真が貼ってあることもポイントです。「ミニショップ」は、自由に品物を考えて小さなお店を作りました。店長さん気分で書いた値札や作品紹介の呼び込み文にも注目です。「光の通り道」は、入口から体育館に続くまでの窓を、お花紙を貼ってカラフルに飾りました。また、体育館前の廊下には、「私の秋」というテーマで絵を描いた板がたてかけてあります。

 そして本日1校時には、他学年の作品を鑑賞する時間がありました。前日から「いつ観られるの?」という声が飛び交っていたほど、とても楽しみにしていたようです。鑑賞時間が始まってからは、どの子もくぎ付けになってじっくりと鑑賞していました。また、自分たちの作品も改めて眺め、美術館の一作品として飾られているのを嬉しく思っていることが伝わってきました。

 ぜひお子さんと一緒にご来校ください。

11月16日(木)

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 1年生は、算数の時間に「ひきざん」の学習に入りました。今までは、繰り上がりのあるたし算の学習を行ってきました。今日からのひき算は、11〜18の数から1位数をひく「繰り下がりのあるひき算」の学習です。
 繰り上がりのあるたし算の時にもやったように、最初は算数ブロックを操作しながら計算の仕方を考えていきます。(写真上)教科書には、「どんぐりが13個あります。9個使いました。どんぐりは、何個残っていますか。」という問題文が載っています。ひき算の問題であることから、式は「13―9」となりますが、3から9をひくことができません。
 そこで子ども達は、計算の仕方をどのように考えるでしょうか? 13を10と3に分け、10から9をひいて1、残りの3に1をたして答えは「4」という考え方が出てきます。このようなひき算の方法を「減加法」と言います。(ひいてからたすので、「減加法」です。)
 しかし、「13―4」の問題だったらどうでしょうか? 先ほどと同じように、「10―4=6、6+3=9」と減加法でも良いのですが、ブロックを操作するうちに次のような考えが出てくるかもしれません。「4―3=1、10―1=9」・・・ひかれる数の13を10と3に分けた「3」の方から先にひくと、さらにあと「1」をひかなければならないことを意味しているのが「4―3=1」です。ひいてさらにひくので、「減減法」という考え方です。1年生には減加法が分かりやすいので、そちらを先に指導していますが、減減法の考え方もしばらくしてから指導することになっています。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。今まで食塩とミョウバンを使い、水に溶ける量には限りがあることや、溶かすものによって溶け方の違いがあることを実験で確かめてきました。(食塩は水によく溶けるが、ミョウバンは水に少ししか溶けない。)
 次に考えた実験テーマが、「ビーカーの底に溶け残ったものを溶かすには、どうしたらよいか」ということでした。まず考えつくのが、「水を加える」という方法です。これはすぐに結果が出ました。水を加えると、その分残っていたものが溶けるという結果になりました。
 もう一つ考えられるのが、水を「温める」という方法です。「温かい方がたくさん溶けるだろう」という考え方は、料理で砂糖などの調味料を溶かすという経験からも予想できます。
 今日は、1組が理科室で実験をしていました。お湯を入れて湯煎したビーカー内で、ミョウバンを5gずつ溶かしていきました。結果は、あれだけ水に溶けにくかったミョウバンが、お湯にはよく溶けるということが分かりました。一方、食塩は温めてもほとんど溶ける量は変わりません。食塩は、水によく溶ける物質ですが、温度を上げても溶解度はあまり変わりません。(写真中)
 今日から展覧会が始まりました。今日は、3年生、5年生、1年生、6年生の順で、1時間ずつ学年ごとに鑑賞時間が設けられていました。体育館に入り、まずは自分の作品を見つけて安心していたようです。図工の授業を通じてじっくり取り組んできた作品が、友達の作品や他の学年の作品と一緒に展示されると、ますます輝いて見えてくるから不思議です。
 兄弟の作品や同じ登校班、たてわり班の子の作品を見つけて、鑑賞カードにメモを取っていた子もいました。また、各学年の共同作品にも注目が集まりました。5,6年生の共同作品は、モニターを通じて見る「映像作品」になっています。5年生は、「瞬間コレクション」という作品で、タブレットを使用して写真を撮りました。遠近法を使って、トリックアートな写真を生み出しました。(写真下)一方6年生は、「コマコマアニメーション」という共同作品です。タブレットで撮った写真をコマ送りすることで、あたかも物が動いているかのように見せる手法です。
 学年の鑑賞時間だけでは、なかなか全部を見て回ることができなかったようです。この3日間は、4時間授業で下校するので、午後から保護者同伴で子ども達の参観が可能です。ぜひ、お子さんを連れて展覧会にお越しください。

展覧会(1年生)

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 展覧会の鑑賞を行いました。初めて見る作品に目を輝かせ、食い入るように鑑賞していました。メモをとって、鑑賞カードにぎっしり書いている様子が見られました。
 自分たちが作ったくじらぐもの空を見上げながら、とても嬉しそうで満足そうな表情で、鑑賞を楽しみました。

6年生「あいさつ運動」

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 11月の「ふれあい月間」では、6年生が「あいさつ運動」を担当しました。最高学年として挨拶を積極的に行うこと、また、挨拶の大切さを振り返ることで、人間関係を充実させることが目的です。
 普段は何度も繰り返すことのない「おはようございます」を言うことで、挨拶の基本である相手の目を見ることの必要性についても学ぶことができました。
 今年度ももうすでに後半に入り、徐々に卒業を意識し始めた6年生です。小学校生活の集大成として丁寧な挨拶を心掛け、気持ちのよい学校生活にしようと再確認できた取り組みでした。

展覧会(6年生)

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 今日から展覧会が始まりました。
 6年生は、図工の学習で製作した平面作品「色と色の戦い」「お気に入りの場所」、立体作品「バランス・アンバランス」、共同作品「コマコマアニメーション」に加え、家庭科の学習で作った「トートバッグ」を展示しました。(平面作品は、自分で展示したい方の作品を決めて展示しています。)
 制作中は、何度も消したり付け足したりして試行錯誤しながら、一人一人が思いをもって作り上げていました。特にコマコマアニメーションは、タブレットを使い、友達と相談しながらストーリーを考え、何度も撮り直して完成させていました。家庭科で作ったトートバッグは、5年生で習った手縫いやミシンの使い方を振り返りながら、より自分らしいオリジナルのバッグを作り上げようと、最後までよく頑張っていました。どの子も立派な作品が仕上がって、満足そうでした。

 そして、6年生は4校時に、展覧会の鑑賞タイムがありました。今までは自分のクラスの友達の作品しか見られなかったので、隣のクラスの友達の作品を見るのがとても楽しそうでした。また、下級生の作品を見て、「かわいい〜!」「すごい!」「この子知ってる!」「上手!」など、いろいろな感想が聞けました。下級生の作品のすばらしさにたくさん気付くことができました。

 教室に戻ってからは、ペア学年の1年生に、鑑賞のメッセージを書きました。1年生が読めるように・・・と心を込めて書いていました。

 たくさんのすてきな作品に囲まれて、とても充実した時間を過ごすことができました。

展覧会(5年生)

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 11/16(木)の2校時に、5年生が展覧会の作品鑑賞を行いました。

 自分たちの作品以外に、どんな作品が展示されているのかとても楽しみにしていたようでした。体育館に入ると、カラフルでとても楽しい空間になっていました。

 5年生の作品は、全部で5点あります。
 1点目は、平面作品「でこぼこアート」です。様々な材料を使っているので、どの角度から見ても楽しめます。
 2点目は、平面作品「伝説の地図」です。和紙をくしゃくしゃにしたり、破いたりして古く見えるように工夫されています。パステルを使って汚れている感を演出しました。
 3点目は、立体作品「糸のこの寄り道散歩」です。1枚の板を糸のこでくねくねにしたり、渦のような形にしたりして、組み合わせてあります。木の形がいろいろなものに見えて、見ごたえがあります。
 4点目は、共同作品「瞬間コレクション」です。子ども達が考えた、「あっ!」っと驚く瞬間を撮影しました。グループで協力して、小道具をうまく使いながら撮影することができました。
 5点目は、家庭科作品「ランチョンマット」です。5年生にとって初めての裁縫の作品です。手縫いとミシンで仕上げました。個性豊かな作品が出そろいました。

 5年生の作品は、体育館奥の左側にあります。ぜひ、ご覧ください。

11月16日の給食

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献立名           ご飯
              ホキのフライ
              キャベツのおかか和え
              根菜のごま味噌汁
              牛乳

一口メモ

 みなさんは、「根菜」と聞いてどんな野菜を思い浮かべますか? じゃがいもやサツマイモ、にんじん、大根、レンコンなど、土の中で育つ野菜のことを根菜と呼んでいます。今日は、里芋、サツマイモ、大根、にんじんと、4種類の根菜を使った「根菜のごま味噌汁」を作りました。
 根菜は秋から冬が旬で、栄養がたっぷりで一番おいしい時期となります。また、根菜は体を温めてくれるはたらきがあります。だんだんと秋が深まり、朝晩は寒さを感じることが多くなってきました。根菜をしっかり食べて、寒さに負けない体をつくりましょう。

11月15日(水)

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 2年生は、算数の時間に「かけ算」の学習をしています。10月中旬から始まり、今月下旬まで実施する長い単元です。(全22時間扱い)
 今日は、2組の教室でかけ算の式の意味について考える問題に取り組んでいました。「それぞれ2つの問題の式と答えを書いて、比べてみましょう。」という問題で、似たような問いが提示されています。(1)えんぴつを1人に2本ずつ、5人に配ります。えんぴつは、全部で何本いりますか。(2)えんぴつを2人に、5本ずつ配ります。えんぴつは、全部で何本いりますか。・・・子ども達は、この単元で初めてかけ算を習いましたが、かけ算の式には意味があるということを学習してきています。「1つ分の数」×「いくつ分」=「全部の数」という言葉の式で習いました。つまり、かけ算の「かけられる数」と「かける数」のそれぞれには意味があり、式が成り立っているということになります。
 (1)は、2本の5人分なので、「2×5=10」となります。一方、(2)は、5本の2人分なので、「5×2=10」となります。どちらも10本と答えは同じになりますが、式の意味がそれぞれ違ってきます。
 2組では、タブレットの「オクリンク」の機能を使って授業をしていました。各自がタブレットに書き込んだ式を電子黒板に集約し、みんなの回答を比較することができます。(写真上)
 2年生では、かけ算九九の4の段まで終わったところです。授業の後半では、九九の検定を行いました。5の段から始まり、2の段、3の段、4の段と全部合格した子が何人かいました。
 6年生は、国語の時間に「狂言 柿山伏」の学習をしています。日本の伝統的な言語文化を楽しむことや、自分の思いが伝わるように音読をすることをねらいとした単元です。柿山伏は、日本の古典芸能である狂言のうちのひとつです。山伏という権威のある者に対する風刺が込められた作品で、小学生にも比較的分かりやすい内容です。しかし、狂言独特の言葉や言い回しが出てくるので、教科書の文面だけでは理解しがたいところがあります。そこで授業では、柿山伏が実際にどのように演じられているのかを、動画で見ながら狂言の舞台の様子を感じ取らせていきました。(写真中)
 主人公「山伏」が無断で柿を食べていたところ、柿の持ち主に見つかりました。腹を立てた主人は、木のかげに隠れた山伏をからかってやろうと、わざと「あれは鳥だ」、「あれは猿だ」と声に出します。そうして猿や鳶(トビ)などのまねをさせられ、ついには鳴き真似をしながら木の上から飛びおりてしまいます。…自分の罪をおおい隠そうとする姿を、面白おかしく描いている作品です。
 狂言には、思わず笑いを誘う面白さがあります。しかしその中に、人間の弱さを表現しているところもあります。約束を破ったり、見栄を張ったり、嘘をついたりと、人間にはさまざまな弱さがあり、そうした一面を面白おかしく表現しています。
 音楽の時間に、「ユモレスク」という3年生の鑑賞教材を使った授業がありました。ユモレスクは、チェコの作曲家ドヴォルザークが作曲した小品です。まず、映像なしで子ども達に聴かせ、何の楽器が使われているのかを考えさせました。ピアノ伴奏付きでバイオリン奏者が一人で奏でる曲ですが、その演奏する様子を動画で見て初めてバイオリンが使われていることに気づいた子もいました。(写真下)
 3年生では、ユモレスクの鑑賞を通して、旋律の特徴や反復と変化、再現を聴き取るための教材としています。3分ほどの短い曲ですが、全体が3つの旋律で成り立っています。
 この曲は、もとはドヴォルザークが作曲した「8つのユモレスク」というピアノ曲集の一つです。その第7番を、バイオリンの名手だったクライスラーがバイオリン独奏曲にアレンジし、とても有名になりました。今やテレビCM(パンのCMで使われいています。)などでもよく耳にし、誰もがよく知っている曲になっています。

11月15日の給食

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献立名           ゆかりご飯
              おでん
              ひじきのさっぱり和え
              牛乳

一口メモ

 おでんは、寒くなってくると恋しくなる料理の一つです。みなさんのご家庭では、おでんにどんな具材が入りますか?
 今日は、大根、昆布、こんにゃく、ちくわぶ、つみれ、さつま揚げ、ちくわ、じゃがいも、にんじんの10種類の具材を使っています。
 おでんは、地域によって違いがあるそうです。味噌で煮込む味噌おでんや、具材を串に刺してあるおでん、食べる時に青のりをかけるおでん、あるいはその地域の特産品を具材に入れたりと、それぞれの地域独自のおでんがあります。ご当地おでんを調べてみるとおもしろいです。

11月14日(火)

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 1年生は、国語の時間に「じどう車くらべ」という説明文の学習をしています。
 1学期に1年生は、「くちばし」という説明文を学習してきました。いろいろな鳥のくちばしについて書かれた説明文で、「問い」と「答え」の文章が交互に出てくる構成になっていました。今回の「じどう車くらべ」では、「問い」に対して3つの「答え」が列挙されている作りになっています。さらにその「答え」の部分は、自動車のはたらきを説明するものと、つくりについて書かれた部分とに分かれています。
 1年生の子ども達にとって、自動車を題材にした説明文なので、とても興味を引きやすい内容となっています。最初に出てくるのは、バスや乗用車です。そして次にトラック、さらにクレーン車と続きます。それぞれの自動車の役割と、そのためのつくりの特徴が分かりやすい文章で書かれています。今日は1組で、クレーン車についての読み取りをしていました。(写真上)
 今回の学習は、説明文の読み取りだけでなく、自分で興味をもった自動車について調べて図鑑を作る活動も含まれています。今後は、消防車や救急車、ミキサー車など、本をもとにその車のはたらきやつくりを調べて、自分で説明文を書いたりもしていきます。クラス全員の作品が集まると、すばらしい自動車図鑑が完成するというわけです。
 3年生の展覧会での共同作品は、「光の通り道」です。学校のあちこちにある窓ガラスを利用して、お花紙を貼り付けることで、ステンドグラスのように光を利用した装飾を作ります。
 児童玄関のガラスから北校舎の階段の窓ガラス、そして体育館に通じる廊下の窓ガラスと、3年生の共同作品は続きます。各窓ガラスをグループで担当し、「きれいだな」、「楽しいな」と思う感じに貼り付けていきました。(写真中)
 自分たちの好きな形に切ったお花紙を用意し、窓ガラスにスプレーをかけてから貼り付けていきます。スプレーには、糊の成分が入った水が入っています。乾くと窓ガラスにお花紙がくっつき、外の光を通したアートが生まれます。
 展覧会まであと2日です。各学年の共同作品も完成に近づいてきました。先日お知らせした綿で作った1年生の共同作品は、無事に学年全員がくじらぐもに乗って天井から吊るされました。そして、みんなで染めた水色のトイレットペーパーは、会場(体育館)までの廊下を素敵な雰囲気で飾り付けられました。そこに今回、3年生が「光の通り道」を作りました。展覧会にお越しの際は、玄関から入った体育館までの通り道にもご注目ください。
 3年生は、理科の時間に「太陽の光」という学習をしています。ひとつ前の単元は、「地面の様子と太陽」でした。太陽が東から南の空を通って西に進んでいることや、日光が当たった地面が温かくなることを学習しています。今回は、太陽の光を当てた時の明るさや暖かさに着目して、光の性質について調べる学習単元です。
 今日の2組の授業では、日光が直進していることを調べる実験を校庭で行っていました。投てき板や三角すべり台を「的」にして、鏡を使って日光を反射させて当ててみました。太陽との位置関係から、なかなか反射した光をコントロールするのが難しかった子もいたようですが、日陰に自分の光が届くととてもうれしそうにしていました。(写真下)
 太陽の光を反射させることはできましたが、日光が真っすぐに進んでいることを確かめるには、この後どのような実験をしたらよいでしょうか。…とても簡単な方法があります。
 ところで、理科の教科書の単元配列は、一年間の気候の特色に影響してきます。晴れの日が多い10〜11月に「太陽の光」の単元が入っているのは、そのような理由からです。日本海側の地方では、今頃は雨や曇りの日が多く、単元を変えて実施することもあります。

11月14日の給食

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献立名           五目肉うどん
              お茶っぱ天ぷら
              みかん
              牛乳

一口メモ

 今日は、保健給食委員会が考えた風邪予防献立の第2段「野菜たっぷりうどん定食」です。
 今日の天ぷらには、衣にお茶っぱが混ぜられていて、カラッと揚げています。お茶には、殺菌効果があるカテキンが含まれています。このため、緑茶を飲むことで、インフルエンザなどの感染症や風邪を予防する効果が期待できます。
 保健給食委員会のみなさんのアイデア料理で、健康な毎日を過ごしましょう。

社会科見学(5年生)

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 11/13(月)に、5年生は社会科見学で、読売新聞社とイノベーションシティ羽田に行きました。


 読売新聞社では、新聞が私たちの手元に届くまでの流れを学習しました。記者の方が取材し、原稿になって、印刷・配達されるところまでにたくさんの人々が関わっていることを知りました。また、正しい内容を伝える新聞に間違いがないかを確認する「校閲」を体験しました。漢字の間違いだけでなく、一つの記事の中で内容が変わっていないか、国や名前が間違っていないかなど、幅広い範囲の視点が必要なことが分かりました。(写真上)


 イノベーションシティ羽田では、ANAのグランドハンドリングのお仕事をされている方々にお話を聞いたり、体験をしたりしました。飛行機が空港に到着してから、次のフライトに向けてどんな準備がされているのかを知ることができました。施設のスカイデッキから羽田空港の滑走路を見て、学んだことを確認しました。(写真中)
 室内では、「マーシャリング」という飛行機を滑走路まで導く体験をしました。パドルと呼ばれる道具を使って、パイロットと息を合わせて飛行機を動かしていきます。どの子ども達もとても上手に行うことができました。(写真下)

 楽しく体験しながら、学ぶことができるよい機会となりました。明日以降、社会科見学で学んだことをまとめていきます。

11月13日(月)

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 今日は、5年生の社会科見学がありました。バスで読売新聞社と羽田空港に行ってきました。
 読売新聞社は、箱根駅伝のスタート、ゴール位置となる大手町にあります。まず、毎日配達される記事が編集されていく様子や、新聞が作られていく過程について説明を聞きました。たくさんの記者がニュースを集め、多くの人たちで日々の新聞記事が編集されていることが分かりました。
 ちなみに、実際に新聞を印刷している工場は、本社ビルの建物の地下部分にあります。朝刊だけでなく、夕刊も毎日印刷されているわけであり、日本のすみずみまで新聞が配達されているというのはすごいことです。そして、いかに多くの人たちの手で新聞が作られているかが分かりました。(写真上)
 続いて、新聞の見方についての説明がありました。全員に配られた朝刊(今日は休刊日なので、昨日の朝刊をもらいました。)を例に、ページや記事の分類について教えてもらいました。「スポーツ」や「社会」などと書かれた紙面の上隅に表示されている分類のことを「イモムシ」と呼んでいるそうです。明日の読売新聞朝刊の「地域」のところに、旭町小学校が今日社会科見学に来たことが載るそうです。読売新聞を購読されているご家庭は、ぜひ明日確認してみてください。(写真中)
 最後に、新聞の校閲(こうえつ)体験を行いました。朝刊には、全部で約20万字…原稿用紙500枚分の文字が書かれているそうです。絶対に間違いがないように、50人の校閲記者が原稿の確認をしているそうです。
 10か所の間違いがある原稿を読んで、どこが誤りなのかを全員で探しました。数字や固有名詞、同音意義語など、ちょっと見ただけでは見逃してしまいそうな間違い箇所ばかりでした。
 様々なおみやげに追加して、新聞社の中で撮った写真が載った新聞ももらいました。
 公園でお弁当を食べた後、バスで羽田空港に向かいました。空港の中の「イノベーションシティ羽田」という施設に入り、グランドハンドリングについて説明を聞きました。グランドハンドリングとは、機内のパイロットと無線でやり取りしながら、無事に飛行機が出発するまでを見送る仕事です。飛行機が発着するためには欠かせない業務を担っている方々です。
 まず、飛行機が到着した後、どんな仕事があるかを教えてもらいました。人や荷物を降ろすための専用の車を着けたり、燃料の補給をしたりします。また、乗客用の飲み物や食事を積むための仕事もあります。
 さらに、出発する飛行機をタグ車を使って押し出す仕事や、「グッドバイウェーブ」と言って、飛び立つ飛行機を見送るサービスもしていることが分かりました。
 後半は、展望デッキに行って空港の様子を見たり、マーシャリング体験をしたりしました。マーシャリングは、パイロットに手で合図を送り、滑走路を移動する飛行機を安全に誘導する仕事です。飛行機がやって来る動画を見ながら、誘導灯を手にして合図の送り方を体験させてもらいました。(写真下)
 飛行機に乗る際は、パイロットや客室乗務員がまず目につきますが、空港を支えている大切な仕事をしている方々がいることが分かりました。
 羽田空港のこの場所で、小学校の社会科見学を受け入れたのは今回が初めてとのことでした。学年の先生に全日空の知り合いがいたので、今回特別に見学コースを設定していただきました。普段できない見学・体験ができました。

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