しょう油博士の出前授業(3年生)家庭科室に広がったしょう油の香ばしいにおいに包まれて、授業が始まりました。まず、しょう油の作り方を学びました。大豆、小麦、塩に加えて、麹菌が重要であることを知りました。また、それぞれの過程で大豆や小麦などの形が変わっていくことを、実際に触らせてもらいながら感じることができました。 終わりには、もろみ、生しょう油、しょう油の味見をさせてもらいました。子どもたちはこの味見をとても楽しみにしていました。まったく味が違うことに驚いている様子でした。 国語では「すがたをかえる大豆」、総合では「ダイズ大作戦」として、大豆について学習をしています。今日学んだことをいかして、さらに学習を深めていきます。 12月4日(月) その2この説明文では、分かりやすい基本三部構成(はじめ・中・終わりの三部構造)になっています。さらに、序論の内容が結論部に含まれる「双括型」の説明文となっているため、子ども達にも分かりやすい構造です。そして、筆者の主張である「固有種がすむ日本の環境をできる限り残していかなければならない」ということを伝えるために、日本の固有種の多さとその理由、そして日本の固有種の現状が事例として取り上げられています。 説明文の前半では、「アマミノクロウサギ」を例に、イギリスよりも日本の方が固有種が圧倒的に多い秘密について説明しています。さらに、大昔に大陸とつながっていた頃の図を使い、日本に固有種が多くなった理由を分かりやすく説明しています。 1組では、説明文の終わりの10〜11段落についての読み取りを行っていました。ここでは、「ニホンカモシカ」を取り上げて説明をしています。ニホンカモシカは、乱獲のために一時は絶滅したのではないかと心配されました。そこで天然記念物に指定すると、今度は逆に全国で増え始めてきました。その結果、天然林がニホンカモシカに食害されるという被害が深刻になってきています。筆者は、固有種を守るということは、その環境を保全することが必要であると説いています。(写真上) 近年、クマの出没がよくニュースになっています。クマと人間との住み分けができていたはずの日本の山の環境が、どこか崩れてきているのではないかと思います。 今日の全校朝会で、「繰り返し続けること」として1年生の算数について取り上げました。繰り下がりのあるひき算の学習を、毎日繰り返し解いてがんばっていることを話しました。今日も1年生の各教室では、計算カードを使って繰り下がりのあるひき算の練習をどの子もがんばっていました。 計算カードを使った遊び方については、教科書83ページにも載っています。2人組でカードを1枚ずつ出し合い、答えが大きい方が勝ちとなるゲームです。ひき算の式が書いてある側を上にしてカードを出し合うのですが、まず自分のカードの答えを計算することができなければ勝負になりません。まだひき算の答えを出すのに時間がかかっている子が多いようです。中には、カードの裏をちらちらと見て相手に注意されていた子もいました。今後も繰り返し学習していくことが必要なようです。(写真中) 3年生に「しょう油もの知り博士の出前授業」がありました。3年生は、国語の時間に「すがたをかえる大豆」という説明文を学習しました。また、総合の学習の時間に、大豆についての調べ学習にも取り組んでいるところです。大豆を使って作られているしょう油について詳しく勉強するために、毎年この出前授業を申し込んでいます。 家庭科室で、1クラス1時間ずつ授業を受けました。しょう油の原料は、大豆と小麦と塩です。そして、さらに大切なのが、それらを発酵させるための「麹菌」の存在です。発酵させていく段階で、麹菌が乳酸菌になり、さらに酵母菌へと変わっていくそうです。そこでアミノ酸のうま味成分が生まれてきます。800年以上も歴史がある日本のしょう油が、今世界で最も注目される調味料であるのは、この「うま味成分」が含まれているところにあります。(写真下) 授業の後半では、「出来上がったばかりのもろみ」と「もろみを絞った生醤油」、そして「売られているしょう油」(生醤油を火入れして菌を殺したもの)の味見をさせてもらいました。昔は、「ガラスの入れ物に入った真っ黒な液体」というイメージのしょう油でしたが、最近は酸化しないための容器で売られているものが主流になっています。生醤油に近いきれいな赤橙色のしょう油が、そのまま家庭の食卓で味わえるようになりました。 12月4日の給食野菜のペペロンチーノ炒め 黒蜜きなこもち 牛乳 一口メモ 今日は、昨日(12月3日)の日曜日に行われた「練馬大根引っこ抜き大会」で収穫された大根を学校に届けていただきました。練馬大根は、長さが7cmから1mと長く、大根の真ん中が太くなっていることから、引き抜くのに普通の大根の3〜5倍の力がいるそうです。 今日の給食を作るのに、全部で約71kg、さらに葉っぱも7kgと、たくさんの練馬大根を使っています。生産者さんや収穫してくれた方々に感謝していただきたいと思います。 いつもの練馬大根スパゲティは、青首大根を使って作っていますが、今日は練馬大根を使いました。練馬大根はなかなか手に入らない貴重な大根です。味わって食べるようにさせたいと思います。 ※北校舎1階の給食室前に、練馬大根を見本として展示しました。 12月4日(月) その1・・・学校には、繰り返し続けることがたくさんあります。1年生は、算数の学習として、繰り下がりのあるひき算の勉強をしています。繰り上がりのあるたし算の勉強の時もそうでしたが、1時間や2時間の学習で終わりというわけにはいかないですよね。繰り下がりのあるひき算について、算数ブロックを使って計算の仕方を考えました。そして、計算のやり方が分かった後も、教科書やプリント、ドリルの問題に繰り返し取り組んでいるところです。 2年生は、先月からかけ算九九の学習が始まりました。5の段から始まり、2の段、3の段と続き、2学期中には全ての九九を覚えることになります。九九の練習カードや、かけ算マスターのカードを使って、学校でも家に帰ってからも毎日九九の練習を繰り返しがんばっています。3年生以上のみなさんは、この2年生の時期に九九を覚えることの大切さについて、よく分かっているはずです。かけ算九九をマスターしておかないと、3年生からの算数の学習に大きく影響してくるからです。校長先生も、そして旭町小の先生方も、さらにはみなさんの家の人たちも、小学校2年生の頃に何度も何度も九九を唱えて練習して身につけてきました。九九を暗記するということは、繰り返し何度も声に出して練習するしかありません。 繰り返し続けることは、算数の勉強だけではありません。国語の音読や漢字練習も、1回で終わりということはないですよね。毎日のように繰り返し練習するから身についていくのです。国語の教科書の音読は、どの学年でもよく宿題になっていることでしょう。物語や説明文を新しく習いました。最初は、新しい漢字が出てきたり、どこで区切ってよいかが分からなかったりして、つっかえつっかえ読むことになります。しかし、毎日音読を繰り返すことで、スラスラと読めるようになります。 体育の学習でも、マット運動の技を繰り返し練習したり、ボール投げを繰り返し練習したりして上手になっていきます。図工の学習でも、何本も釘を打ったり電動糸のこで板を切ったりして上手になっていきます。そう考えると、学校での勉強のほとんどが「繰り返し続ける」ことで身につく学習であると言えます。何事も、根気強く毎日毎日繰り返していくことが大切なのです。 「繰り返し続ける」と言えば、サクラ草の管理も同じです。毎日、水と愛情をあげ続けていますか? 先週から花が咲き始めた鉢があります。4年生のSさんのサクラ草の鉢に、白いかわいらしい花が開き始めました。みなさんも毎日の管理を忘れずに続けていきましょう。・・・ 続いて、表彰を行いました。まず、練馬区の健やかカレンダーに応募して入選した子ども達への表彰です。たくさんの応募者の中から、旭町小では5名の作品が入選しました。代表で5年生の児童に賞状を渡しました。入選者の作品は、冬休み中に練馬区役所に展示されることになっています。(写真上) 続いて、練馬区の「歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクール」に応募した中から、入賞した2年生の児童の表彰を行いました。歯みがきをしている場面をポスターにした作品を描き、入賞しました。(写真下) 12月1日の給食生揚げの吹き寄せ 野菜のごまみそ和え 牛乳 一口メモ さつまいもご飯は秋の味覚を楽しめる料理のひとつです。今日は角切りに切ったさつまいもをお米ともち米と一緒に炊飯器で炊きました。少し塩を入れることで、さつまいもの甘みが引き立ちます。 さつまいもは沖縄では「琉球いも」、鹿児島では「からいも」、関東では「さつまいも」と、地域で呼び名が異なるようです。 江戸時代、雨が降らずに日照りが続く年がありました。お米も野菜も収穫できず、たくさんの人々がお腹をすかせて亡くなったそうです。そんなとき青木昆陽という人が、みんなにさつまいもの作り方を教えて、さつまいもを食べて助かることができました。さつまいもはおいしいだけでなく、歴史的にも重要な役割をしてきた食べ物です。 11月30日(木)1年2組では、スパゲティミートソースをみんなパクパクと食べていました。子ども達は、給食のスパゲッティが大好きです。学校では今日のミートソースの他に、「ホワイトソース」や「きのこソース」、「練馬スパゲティ」が出る時があります。特に練馬スパゲティは子ども達に大人気です。大根おろしにツナを合わせたソースに絡めて食べるスパゲティで、練馬大根を使って作ることからこの名前になりました。 今日、来月の献立表が配布されました。来週の月曜日(12/4)に「練馬スパゲティ」が出ます。スパゲティの日がこんなに近づいてあるのは、とても珍しいことです。来週の月曜日は、前日に区の引っこ抜き大会で収穫された練馬大根が全小中学校に配布されます。大量に大根を使うため、この日は練馬スパゲティになったというわけです。また、今日のスパゲティは、いつもよりかなり早く給食を出さなければならなかったというのが理由だと思います。 毎月の献立表を見ていただくと分かりますが、麺類の日は月に1〜2回程度です。スパゲティもラーメンもうどんも、みんな子ども達の大好きなメニューです。しかし、麺に含まれているカロリーがかなり高いため、栄養のバランスを取るのが難しく、頻繁にメニューに上げるわけにいきません。 今日の給食のニュースでは、スパゲティを食べる時のマナーについて書かれていました。お昼の放送を聞いて、フォークでくるくると巻いて上手に食べている子がいました。一方で、ざる蕎麦を食べるようにズルズルとすすっている子もたくさんいました。正直、私もスパゲッティはすすって食べてしまう方です。日本の文化的にすすって食べた方がおいしい感じがしますが、以後気をつけたいと思います。(写真上) ここからは、昨日撮った写真から授業の様子をお伝えします。5年生は、総合の学習の時間に、稲の栽培に取り組んできました。バケツ稲や学校の田んぼで育てた稲を今月収穫し、廊下に干しておきました。いよいよ脱穀ともみすりに挑戦です。 脱穀は、稲穂から籾(もみ)を取る作業です。2組では、牛乳パックを用意し、稲穂をパックの口の部分でこそぎ落とすようにして籾を集めていました。この他にも、くしを使ったり、割りばしに挟んだりして脱穀する方法もあります。中には「手で取った方が早い」と言って、手作業をしていた子もいました。(写真中) 脱穀の次は、籾すりです。籾殻を取り除き、玄米の状態にする作業です。これが一番大変な作業です。学校には、総合の学習用として、すり鉢と野球ボールが用意してあり、毎年この学習で使っています。籾殻をすり鉢に入れてからボールでこすりつけると、籾殻が少しずつ取れていきます。息を吹きかけて籾殻を飛ばすと、茶色い米粒の「玄米」が残ります。…と言いたいところですが、力加減によっては米粉になってしまった子もいたようです。今年の5年生の収穫時期がかなり遅かったこともあり、米の水分量がかなり少なかったのが原因かもしれません。(写真下) 出来上がった玄米を大事にしまっていました。家に持ち帰って、白米に混ぜて炊いてみると少しは味わえるのではないでしょうか。1組は、本日実施しています。 11月30日の給食フレンチサラダ 牛乳 一口メモ 世界にはいろいろな料理があり、箸やフォーク、手を使うなど、いろいろな食べ方があります。今日は麺料理ですが、同じ麺料理でも国によって食べる時のマナーが異なります。 ラーメンや蕎麦を食べる時は音を立てても大丈夫ですが、西洋では音を立てないように食べるのがマナーになっています。パスタの本場のイタリアでは、スパゲティは音を立ててすすらないという食べ方のマナーがあります。また、途中でスパゲティを噛み切るのもマナー違反です。一口分をフォークで巻いて食べるようにします。 食事のマナーは、一緒に食べる人を不快にさせないためのものです。世界の食文化の違いを知り、お互いを尊重できるようにしたいですね。 11月29日(水)「比べ方を考えよう」という単元で、まず初めに学習したのが、うさぎ小屋の面積や頭数が違う場合の混みぐあいの比べ方でした。1平方メートルあたりや1匹あたりの数字に換算して混みぐあいを考えました。次に、同じ考え方で人口密度の学習をしています。単位面積あたりの人口で比較することを学びました。 今日2組で学習していたのは、走った距離と時間が異なる場合の2量の速さを比べる問題でした。1秒あたりの距離を計算するか、1mあたりに進んだ距離として比較するのかを考えさせました。今日の学習を受けて、今後は「単位時間あたりに進む道のりで速さを表すこと」を学んでいきます。(写真上) 昔から「速さ」の学習は、小学校の算数の中でも難関なものの一つでした。同じ「単位量あたりの大きさ」という考え方から5年生で指導することになったのだと思いますが、子どもにとっての難しさは変わりません。「速さ=道のり÷時間」の公式を使って時速や分速、秒速を求めていけばよいのですが、単位の換算を理解していなければつまずきが生じます。また、道のりを求めたり、時間を求めたりする問題もあり、別な公式を使う必要性も出てきます。さらに、スピードの「速さ」だけでなく、仕事量の速さ(例・・・1時間に90枚印刷する機械と、12分間に20枚印刷する機械は、どちらが速いか)についても学習します。がんばれ、5年生。 6年生は、家庭科の時間に「まかせてね 今日の食事」という学習に入りました。食品の組み合わせや環境への影響なども考え、家族が喜ぶ1食分の献立を立てて、食事作りについて考える学習をしていきます。 献立を考える時は、主食や主菜、副菜の組み合わせを考えて、栄養バランスを整えることが大切です。今回は、焼きそばか焼きうどんを選び、どんな食材を入れると栄養バランスがとれる1品になるのかを考えさせていきます。 1組の教室では、4人ごとのグループで話し合い、調理計画を立てていました。赤・黄・緑の食品から食材を選んでいきました。焼きそばも焼きうどんも、麺は黄色の炭水化物になります。赤はたんぱく質類ですが、食材を持ち寄る実習のため、肉類は加工食品から選ぶようにさせました。ソーセージやベーコンを選んでいたグループがほとんどでした。緑の食品は、グループによって様々でした。にんじんやもやし、キャベツの他に、玉ねぎやピーマンなど、彩りも考えていたグループがありました。 他にも、黄色の食品からじゃがいも、赤の食品から卵を入れるグループもあるようです。(卵は、出来上がった焼きそばの上に目玉焼きにしてのせるようです。)タブレットを使って、どんな食材がどのように焼きそばや焼きうどんに使われているのかを調べながら計画を立てました。食材は、グループで手分けをして持ち寄ります。準備をよろしくお願いいたします。(写真中) サクラ草の花が咲きました。全校児童の鉢の中から、今年最初に花が咲いたのは、4年1組の児童のサクラ草でした。花色は白です。(写真下) 4年生が植え替えをしたのは、10月20日でした。それよりも3週間前に植え替えた6年生よりも早く咲いたことになります。1株ずつの特質にもよるので、一概に早く植え替えれば早く咲くというわけではなさそうです。 でも大丈夫です。どのくらいの子ども達が気がついているか分かりませんが、私が見た限りでは、同じ図書室前に置いてある4〜6年生のいくつかの鉢には、花芽がちゃんとついているものがあります。きっと来週の後半あたりから、「あっ、咲いた!」という声が聞こえてくることでしょう。全校で一番に咲いたサクラ草については、来週の全校朝会で紹介したいと思います。 11月29日の給食四川味噌豆腐 春雨サラダ 牛乳 一口メモ 今日の四川味噌豆腐は、豆腐をたっぷり使った料理です。豆腐は、大豆を絞ってできた豆乳に、にがりを加えて固めて作ります。 クイズです。豆腐一丁(約300g〜400g)を作るのに、何粒ぐらいの大豆が必要でしょうか? (1) 120粒 (2) 380粒 (3) 630粒 答えは、(2)の380粒です。豆腐には大豆の栄養がギュッと詰まっているのが分かります。 豆腐の種類として、絹ごし豆腐と木綿豆腐があります。絹ごし豆腐は、なめらかでやわらかいのが特徴です。一方の木綿豆腐は、少し固いので食べ応えがあります。給食では、料理によって豆腐の種類を使い分けています。今日は、豆腐の味をしっかりと感じてもらえる木綿豆腐を使用しました。 11月28日(火)6年生の鑑賞教材になっているこの曲は、オーケストラの楽器の響きを味わいながら、指揮者によって音楽表現に違いがある事を聴き取ることをねらいとしています。緊張したテーマと優しいテーマが交互に表れ、その構成の面白さや緊張を高めていくクレッシェンドの効果、フェルマータの効果が特徴的な曲でもあります。それだけに、指揮者による演奏の違いが表れやすい曲です。 今日は2人の指揮者の演奏を聴き比べて、その違いを感じ取らせていました。2人の指揮者とは、カラヤンとバーンスタインです。どちらの指揮者も30年以上前に他界していますが、クラシック音楽を鑑賞する上では外せない20世紀の名指揮者です。視覚からの情報を入れないように、聴き比べは音だけで行いました。(写真上) カラヤンは、世界最高峰のオーケストラであるベルリン・フィルを指揮し、ゴージャスで流麗な響きが特徴です。綺麗この上ない響きといったところでしょうか。一方のバーンスタインは、少し「ため」のある演奏で、指揮者の思いが強く出ている感じがします。比較後、子ども達に気に入った演奏について聞いていました。1組の子ども達は、どちらかというとバーンスタインの方に多く手が挙がっていました。 指揮者による演奏の違いは、クラシック音楽のおもしろさの一つでもあります。フルトヴェングラーやトスカニーニ、最近の演奏ではクルレンティスが指揮したCDを聴かせてあげたら、その違いにもっと驚くことでしょう。 今回の鑑賞教材の学習を機に、クラシック音楽に興味・関心をもつ子が出てきたらいいなと思います。ちょうど自分がクラシック音楽を好きになったのは、小学校6年生の時でした。その頃買ってもらったラジカセを通じて、FM放送をよく聴いていました。きっかけは、当時来日していたウィーン・フィルが演奏した新世界交響曲を聴いたことでした。カセットテープに録音して、何度も聴きました。以来、音楽鑑賞が自分の趣味の一つになりました。 3年生は、算数の時間に「重さのたんいとはかり方」の学習をしています。gやkgの単位について、さらには1kg=1000gであることを学習しました。また、実際にはかりを使い、その目盛りの読み方についても学習しています。子ども達にとっては、これが一番難しいところです。 今日は、ランドセルの重さについて勉強していました。4kgまで量ることができるはかりを使い、目盛りを読む練習をしていました。ランドセルは、1kgを超える重さがあります。その場合には、〇kg〇gという表し方や、g単位だけで表すこともできます。ランドセルの中身を出して、はかりの上に恐る恐る載せてみました。意外や意外、ランドセルは1.5kgほどの重さでした。昔に比べて、ずいぶん軽くなったものです。(写真中) 3年生のこの単元では、子どもなりに重さについてのおおよその概念を身につけさせておくことも必要です。筆箱はだいたい何gだろうか、国語辞典はどのぐらいの重さだろうかと、関心をもたせるようにしたいものです。 4年生は、図工の時間に「レインスティック」の制作に取り組んでいます。レインスティックは、もともとはアフリカで生まれ、中南米にも広がっていった民族楽器の一種です。枯れた木にサボテンの針を刺し、中に入れた小石や雑穀がその針にあたりながら落ちることで、雨のような音が出る楽器です。 4年生の授業では、大きなラップの芯のような素材を利用し、外側からたくさんの釘を打ち付けました。金づちを上手に使いながら、らせん状になるように無数の釘を打ち込んでいきました。筒の横から中を見ると、たくさんの釘が四方八方から伸びていて、空間に隙間が無いくらいになっていました。(写真下) 最後にビーズを入れて、筒の両側を封印します。傾けると雨や波の音がする素敵なレインスティックが完成します。 11月28日の給食ソトアヤム フルーツヨーグルト 牛乳 一口メモ 今日の給食は、インドネシア料理の献立です。 「ナシゴレン」は、チャーハンのような料理です。インドネシア語で「ナシ」は「ご飯」、「ゴレン」は「油で揚げる、炒める」という意味があります。「ソトアヤム」は、スパイスがきいている鶏肉のスープです。日本で言う味噌汁のような料理で、ご飯にかけて食べることもあるそうです。 インドネシアの人たちは、朝がとても早いそうです。毎朝4時30分からお祈りが始まり、その後に朝ご飯を食べます。朝食は、鶏肉のおかゆの「ブブル・アヤム」や「ナシゴレン」のようなご飯料理が食べられています。「朝ご飯が一番大切な食事」と考える人が多く、家や店で食事をとってから、学校や仕事に向かいます。学校は、朝7時から始まるそうです。 歯の絵本の読み聞かせやや緊張ぎみの保健給食委員会メンバーでしたが、1年生は真剣な表情で聞いてくれました。 大切な歯について、絵本を通して知ってくださいね。 3年生 本の探検ラリー旭町小学校では、毎年3・4年生を対象に本の探検ラリーを経験できるようにしています。本の探検ラリーとは、問題用紙を選んで、その用紙に書かれている本を探して問題を解きます。問題用紙に導かれて本との出合いを繰り返し、「本の探検家認定証」をもらうことができます。 活動が終わった後、子供たちから「これまでより、もっと本を読むのが好きになりました。」「読んだことのない本をたくさん知ることができました。」という感想を聞くことができました。読書への興味・関心が高まるよい機会となりました。 この活動では、たくさんの本の設置や問題用紙を配布したり子供たちが解答を伝えたりする受け付けの運営などが必要です。お手伝いしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。 クリーン運動校庭、校外の通学路、上練馬公園内のごみ拾いと落ち葉拾いをしました。30分程度の短い時間でしたが、子供たちは一生懸命取り組んで、90Lのごみ袋3つを満杯にしていました。 清掃後、数人の子供たちに感想を聞くと、「きれいになってすっきりした」「拾っても拾ってもなかなかなくならない」など、ボランティアの素晴らしさや日頃支えてくださっている周囲の方々へ思いを巡らせていました。 11月27日(月) その2この学習では、易しい文語調の短歌・俳句を読む活動を通して、作品に表現されている風景を想像することを目標としています。音読を繰り返し、文語調の響きやリズムを読み味わうようにします。(写真上) 教科書には、短歌と俳句がそれぞれ3句ずつ載っています。短歌の最初にあるのは、石川啄木の有名な句です。「晴れし空 仰げばいつも 口笛を 吹きたくなりて 吹きてあそびき」・・・現代語訳として、「晴れた空を見上げると、いつも口笛を吹きたくなって、それを吹いて遊んでいた。」と書いてあります。「あそびき」の『き』は、過去を表す助動詞です。 さらに俳句では、正岡子規の「柿くへ(え)ば 鐘が鳴るなり 法隆寺」が載っています。正岡子規を知らなくても、この俳句は知っているという人が多いことでしょう。「柿くへば」であって、「柿くうと」としなかったことや、「鐘が鳴るなり」と二句切れになっていることなど、単純なようで奥が深い句として作られています。 ところで、旭町小の南門のところに柿の木があります。今年は今までになく、たくさんの実がたわわにつきました。よく地域の方から、「あの実はどうするのですか?」と聞かれます。確かにそろそろ収穫した方が良さそうですね。 6年生は、算数の時間に「順序よく整理して調べよう」という学習をしています。順列や組み合わせについて、落ちや重なりがないように、起こり得る場合を順序よく整理して調べる学習です。 1組では、「1,2,3,4の4枚のカードのうちの2枚を選んで、2けたの整数をつくります。どんな整数ができますか。」という問題について考えていました。これは、順列についての問題です。落ちや重なりがないように調べるということから、全てを書き出したり樹形図を書いたりする方法で解いていきました。面倒くさいと思って計算で求めようとすると、間違える場合があります。まずは、順序よく書き出したり、図や表で書き表せるようにしていきます。(写真中) 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。そろそろこの単元の締めくくりの実験に近づいてきました。今まで、食塩やミョウバンを使って、水に溶ける量や温度による溶け方の違いを調べてきています。今日は2組が、水溶液として溶かしたものの取り出し方についての実験をしていました。 一度水に溶かした物質を再び取り出すには、どのようにしたらよいでしょうか? 1つは、水分を蒸発させる方法です。つまり、蒸発皿に水溶液を入れて熱することで結晶を取り出します。そしてもう1つは、水溶液を冷やし、溶解度を下げる方法です。ミョウバンは水には溶けにくかったものの、お湯にはたくさん溶かすことができました。そういう性質があるのであれば、ミョウバンが溶けている水溶液を冷やせば、結晶が出てくるはずです。 氷水でビーカー内の水溶液を冷やしながらしばらくすると、底の方にミョウバンの結晶が現れてきました。ただし、溶解度が水とお湯であまり変化のない食塩については、この方法が使えません。(写真下) 11月27日(月) その1
久しぶりに全校朝会がありました。今日は、朝会に続いて行われるクリーン運動に向けての話をしました。
・・・もうすぐ11月が終わります。暦の上では、もう冬になりました。先日、出張で光が丘公園の中を通った時、落ち葉を集めて掃除をしている方々を見かけました。また、落ち葉だけでなく、空き缶や吸い殻などのごみも集めていました。これらの取り組みをしている人たちは、仕事として掃除をしているのではありません。ボランティアとして働いている人達です。 ボランティアというのは、自分でできることを進んでみんなのために働く活動のことをいいます。そして、一番大切なのは、無償で行うこと…つまり、お金をもらわずに行う活動であるということです。 今日は、これからクリーン運動を行います。クリーン運動は、みんなで力を合わせて、学校や地域をきれいにするボランティア活動です。学年ごとに分担した場所の落ち葉やごみを拾います。みんなで行えば、たくさんの落ち葉やごみをあっという間に片付けることができます。 一方で、普段は用務主事さんが一人で何倍も働いてきれいにしてくださっていることを忘れてはなりません。ですから、みんなで一斉に外に出てクリーン運動をしたことで終わりにしてはいけないのです。毎日行っている掃除の時間も大切にしていかなければなりません。ほうきや雑巾を使って、決められた当番の場所をいつもがんばって掃除をしているでしょうか。今日のクリーン運動を機会に、普段の掃除当番の取り組みも含めて、学校をきれいにしていく気持ちを高めていきましょう。・・・ 11月27日の給食さばの味噌煮 白菜のピリ辛漬け 芋だんご汁 牛乳 一口メモ 白菜は、鍋物で食べることが多い野菜です。今日の給食では、白菜をにんにくやしょうがと豆板醤、しょう油などの調味料で漬け込んだ漬物風にしました。 白菜に関するクイズです。白菜は、キャベツのようにたくさんの葉が巻いている野菜ですが、葉はだいたい何枚くらいあるでしょうか? (1) 10〜20枚 (2) 30〜50枚 (3) 70〜100枚 答えは、(3)の70〜100枚です。たくさんの葉が巻いていることが分かりますね。機会があったら、数えてみるとおもしろいです。 白菜は、11月から2月が旬の野菜で、寒くなるとさらに甘味が増しておいしくなります。まさにこれからの時期がおいしい野菜なので、いろいろな料理で味わってみましょう。 聴導犬出前授業(4年生)トイプードルの聴導犬であるチャンプ君を初めて見て、子供たちから「小さい!」「かわいい!」という感想がたくさん聞かれました。こんなに小さいのにどんな仕事をするのだろうと興味津々に見守る中、タイマーが鳴った時や来客が来た時の知らせ方を実演してもらいました。チャンプ君がしっかりお仕事をする様子を見て「すごい!」ととても感心していました。全国で800頭以上いる盲導犬と違い、聴導犬は56頭しかいないそうです。なかなか出会えない聴導犬の仕事の様子を見ることができ、貴重な体験をさせていただきました。 最後に松本さんから、みんなに宿題が出されました。それは、補助犬について、家族などの身近な人に伝えてほしいということです。補助犬と一緒に町で暮らしやすくなるようにしようという目的で作られた「身体障害者補助犬法」を知らない人が多く、補助犬への理解が少ない現状があるようです。それを少しでも多くの人に知ってもらい、補助犬が理解される社会に向けてお手伝いをしてほしいとのことでした。今日学んだことを、少しでもおうちの人に伝えることができたらうれしいです。 11月24日(金)どんぐり迷路を作っている子がいました。箱の中に迷路を作り、ゴールまで箱を傾けながらどんぐりを転がしていくおもちゃです。どんぐりの転がり方が一定でないため、箱を傾けても思うように転がって行かないところに面白さがあります。(写真上) 他にも、どんぐりを使った楽器(マラカス)やこま、飾り(ネックレス)を作っている子ども達がいました。工夫次第でいろいろな遊びが楽しめそうです。作りながら友達の作品に目が行き、子ども同士の交流も生まれていきます。自然のものを使って無限に遊べるのは、子どもならではのすばらしい力であると感じます。 小さなどんぐりに、キリや千枚通しで穴を開けるのは、大人でも大変なことです。そんな時のために、旭町小には生活科の備品として、超便利な道具が用意されています。木の実専用の穴あけミニドリルです。1年生の子どもでも、ハンドルを回すだけで簡単に穴を開けることができます。 3,4校時、4年生に聴導犬の出前授業がありました。区内にお住まいの松本さんと聴導犬のチャンプくんが来校し、障害者理解教育として授業をしていただきました。 トイプードルの聴導犬チャンプくんが視聴覚室に入ってくると、子ども達から思わず「かわいい〜!」という声が上がりました。トイプードルは、誰が見てもかわいい犬種です。ところが、チャンプくんの背中には、ハーネスがついていて、立派な聴導犬です。厳しい訓練を受けて合格した犬しかこの聴導犬になることができません。見た目は普通のかわいいトイプードルですが、耳の聞こえない松本さんにとっての「耳」となっている犬です。 松本さんからは、まず「聞こえないということはどういうことか」という話をしていただきました。私たちは、普段全ての音が聞こえているので気がつきませんが、日常生活の中で音が聞こえないと、どれだけ不安で大変な生活となることでしょう。音が聞こえない松本さんをサポートする力は、3つあると言います。1つは、人の力です。後ろから車が来るなどの危険なことがあったら、人に知らせてもらえます。しかし、いつも身近に人がついているわけにはいきません。そこで2つ目として、機械や道具の力があります。インターホンが鳴ったら光で教えてもらったり、目覚まし時計は振動で知らせてくれたりします。しかしそれでも、松本さんにとって完全なものではありません。そこで3つ目として、聴導犬の力があります。いくつかの音を教え、松本さんに知らせるように訓練してあります。 授業では、実際にキッチンタイマーやインターホンが鳴った時の様子を見せてもらいました。タイマーが鳴ると、チャンプくんはまずタイマーの場所を探しに行きます。次に、松本さんを探し、飛びついて音が鳴っていることを伝えます。そして、タイマーがあるところまで松本さんを案内していきます。 チャンプくんは、これらのことを仕事としてやっているのではなく、「ゲームとして楽しんでいる」と松本さんは話されていました。音がしたことを伝えるチャンプくんは、しっぽをプルプルと震わせて確かに喜んでいました。 現在、日本中に56頭しか聴導犬がいないそうです。その原因は、聴導犬に対する理解不足であると言われています。そこで、「今日の授業のことを、家に帰っていろいろな人に話す」という宿題が課されました。より多くの人たちに聴導犬のことが広まっていくといいなと思います。(写真中) 本日、1,2年生の各教室で、MIM(ミム)の授業が行われていました。MIMとは、「特殊音節」に焦点を当て、文字や語句を正しく読んだり書いたりできることをめざす指導モデルを言います。読みの中でも、特につまずきが多いのが「特殊音節」(のびる音、つまる音、ねじれる音)です。小学校初期の「読み」の指導における最大の難関となっています。こういう課題のある子どもは、通常学級に4〜5パーセント在籍すると言われ、読解力にも影響が出ると考えられています。 光が丘四季の香小から来ている巡回指導教員の先生方に、低学年の各教室に入って指導していただきました。今日は、促音(小さい「っ」が入る「つまる音」)のある言葉を正しく読んだり書いたりする授業でした。今後も3学期までかけて、時々指導していく予定です。(写真下) 11月24日の給食五目呉汁 パインゼリー 牛乳 一口メモ 今月の給食のめあては、「感謝の気持ちで食事をしよう」です。給食に限らず、家庭でも食事の時にあいさつをしているでしょうか? 今、私たちの目の前にある食べ物は、いったいどれだけの人々が関わってきたのでしょうか? 野菜を育てる農家の方、魚を獲る漁師さん、肉や牛乳を生産する畜産家さん、食材を加工する人々、運搬する方、そしてお店に並べて売っている人もいます。さらに、食事を考えて作ってくれる人を入れると、数えきれないくらいの人々が関わって食事が成り立っていることが分かります。また、食べ物となった生き物の命をいただくことへの感謝も忘れてはいけません。 単なるあいさつとしてではなく、意味を考えて心を込めて「いただきます」と言えるようにしましょう。 |
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