音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

1月29日(月) その2

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 2校時に、2年2組の授業観察がありました。2年生は、算数の時間に「長い長さを はかってあらわそう」という学習に入ったところです。2年生では、今まで「cm」や「mm」の単位を学習してきました。30cmものさしを使って長さを測ったり、cmとmmの単位の換算をしたりする学習をしてきています。
 学習の初めに、日本で昔使われていた長さについて、教科書の紹介をもとに学習しました。日本では、「あた」、「つか」、「ひろ」という長さの単位が昔から使われてきています。どれも、人の体の部分を使って表した長さの単位です。「あた」は、親指と中指を広げた長さです。そして、「つか」は握りこぶしの幅、「ひろ」は両腕を広げた長さを言います。
 しかし、当然のことながら、一人一人体の部分の長さが異なります。そこで、共通の長さの単位としてのものさしが必要になります。授業では、今まで測ってきたものよりもずっと長いテープの長さを測定することになりました。子ども達は、自分たちが持っている30cmものさしを継ぎ足しながら、慎重に測っていきました。(写真上)
 苦労して120cmという答えを出しましたが、そこで先生が用意したのが1mのものさしです。これがあれば、長いものの長さをすぐに測ることができます。算数の学習では、煩雑さや大変さを楽にするための方法を考えさせることが新しい学習につながります。今回の学習では、1mという新しい単位を教え、100cm=1mであることや、1mのものさしを使うと楽に長いものを測ることができるということに結び付けていました。
 1年生は、国語の時間に「かたかなのかたち」という学習をしています。平仮名と形の似ている片仮名や、似た形の片仮名を区別して書くという学習内容です。
 まず、平仮名と片仮名が似ているものとして、「かとカ」、「きとキ」、「せとセ」、「もとモ」が載っています。平仮名も片仮名も、ほぼ同時期に万葉仮名から生まれたものです。そして、平仮名が万葉仮名をくずしたものであるのに対して、片仮名は万葉仮名の一部分を抜き出したものが起源とされています。そのために似たものがあるということになります。(「りとリ」、「へとヘ」はほぼ同じ形です。)
 気をつけたいのは、「似た形の片仮名を区別して書く」場合です。大人でも間違えている人が多いのが、「シ」と「ツ」の区別です。3画目が下から払う「シ」と上から払う「ツ」の違いだけでなく、点が縦に並ぶか横に並ぶかの違いも重要です。(「ソ」と「ン」も払う方向に違いがあり、それを意識して書く必要があります。)
 1年生は、2学期に片仮名を習いました。日常生活の中で、たくさんの片仮名を目にしたり使ったりしています。似た形の片仮名に気をつけて、正しく書くことができるように指導していきます。(写真中)
 4校時に、4年1組の授業観察がありました。体育の「マット運動」の授業を体育館で行っていました。
 今日は、今までマット運動で練習してきた技を組み合わせて、グループごとに発表する時間でした。題して「旭町小オリンピック」です。オリンピックのマット運動の種目であるだけに、グループごとの発表に審査員が点数をつけることになっていました。なんとその審査員とは、私と副校長先生でした。
 4〜5人ずつの6グループが、3枚のマットを組み合わせて場を作り、そこで技を披露するようでした。十分に準備運動と練習をしてから、オリンピックが始まりました。まずは入場行進で入ってきます。その行進やあいさつも審査項目に入っていたので、みんな真剣でした。
 マットの技は、前転や後転、跳び前転、開脚技、側転など、各自の得意技を中心に組んでありました。一人ずつ続けて技を披露したり、両側から同時に前転をしたりと、グループによって見せ方に工夫があっておもしろいなと思いました。見ている子ども達も審査員です。友達の良いところをたくさん見つけてカードに書く姿が見られました。(写真下)
 採点はしましたが、マットの準備や片づけまでみんなきびきびと動いていたので、クラス全体で100点満点の授業だと思いました。

1月29日の給食

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献立名           麦ご飯
              マーボー大根
              生揚げの中華スープ
              おかしなおかしな生卵
              牛乳

一口メモ

 今日の「おかしなおかしな生卵」は、新作のメニューです。どんな食材で作られたメニューか分かったでしょうか?
 今まで出したことがある「おかしなおかしな目玉焼き」は、桃の缶詰にミルクゼリーを入れた、見た目が目玉焼きにそっくりなデザートでした。今日のデザートは、生卵バージョンです。生の白身を再現するために、ミルクゼリーではなくりんごジュースを使うようにしました。
 黄身にあたる部分は、アンズの缶詰を使うとさらに完成度が高くなりますが、今日は手に入らなかったので黄桃の缶詰を使いました。見た目も味も楽しめるデザートです。

1月29日(月) その1

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 全校朝会は、校庭で行いました。風もなく、暖かな日差しを浴びながら「大谷選手からの贈り物」という話をしました。
・・・今日は、日本のあちこちの学校で大きな話題になっている大谷 翔平選手のお話です。(大谷選手の写真を見せる)現在、大谷 翔平選手からグローブが届くというニュースが、全国的に大きな話題となっています。みなさんもよく知っているように、大谷選手はアメリカの大リーグで活躍している野球選手です。昨年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも、日本代表選手の一員として大活躍しました。今まで所属していたエンゼルスというチームから、今度はロサンゼルス・ドジャースに移籍して、この春からの活躍も期待されています。
 その大谷選手は、昨年秋に「日本全国の小学校2万校に3個ずつ、合計6万個のグローブを寄贈します。」と発表しました。そして大谷選手は、次のようなメッセージを記しました。「野球を通じて、元気に楽しく日々を過ごしてもらえたら嬉しいです。このグローブを使っていた子ども達と、将来一緒に野球ができることを楽しみにしています!」さらには、「野球しようぜ!」と書かれていました。
 大谷選手が日本全国の小学校に贈ったグローブは、3個ずつです。グローブが2個あれば、2人でキャッチボールができます。では、なぜ3個にしたのでしょう? 贈られてくるグローブに秘密があります。右利き用が2個、左利き用が1個の計3個になっているそうです。そこには、右利きの子もいれば左利きの子もいるだろうという大谷選手の細やかな配慮が感じられます。さらに、右利き用の2個のグローブは、大きいものと小さいものというように、サイズを変えて送られてくるようです。1年生から6年生まで、全校の子ども達に楽しんでもらいたいということなのでしょう。こういうところにも大谷選手の思いやりの気持ちが感じられます。
 さて、練馬区の小学校にはいつ届くのかというと、来週の木曜日(2月8日)の予定です。楽しみですね。グローブが届いたら、なるべく早く全校のみなさんに見せてあげたいと思います。そして、せっかく旭町小にプレゼントされるグローブなのですから、あらかじめ計画を立てて、どのようにグローブを使っていくかを考えていくようにします。そこで、各クラスで次の2つのことを考え、意見をたくさん出してください。1つは、「グローブが届いたら、まずどんなことをしてみたいですか?」という質問です。そして2つ目は、「学校で3個のグローブを、どのように使っていく方法がありますか?」ということです。つまり、グローブが届いたとして、「まず自分がやってみたいこと」を考えてください。そして、「学校全体でどう活用していくか」ということについて意見を募集します。
 全校のみなさんの意見を聞き、できる限り希望を取り入れたいと思います。小学生のみなさんのために大谷選手がグローブをプレゼントしてくれるのですから。・・・
 練馬区はグローブの到着が遅れているようですが、ようやく来週後半に届くことになりました。大人も「早く見てみたい!」という気持ちが募りますが、子ども達に向けた贈り物であることを忘れてはいけません。(そのことも、全国的な話題となっています。)

たこあげ(1年生)

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 クレヨンで絵を描いて絵だこを作ったり、字を書いて字だこを作ったりしてから、校庭でたこあげをしました。
 風が吹いていて、絶好のたこあげ日和でした。糸を伸ばして高く飛ばしたり、風を上手く利用して長く飛ばしたりして楽しみました。

1月26日(金)

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 5年生は、社会科の時間に「自然災害とともに生きる」という学習に入りました。自然災害は国土の自然条件などと関連して発生していることや、自然災害から国民生活を守るために国や県などが様々な対策を進めていることを学んでいく単元です。
 自然災害と言えば、元旦に起こった能登半島地震からもうすぐ4週間が経とうとしています。教科書には阪神・淡路大震災や東日本大震災、熊本地震の写真が載っていますが、来年度以降の教科書には今回の震災の情報が加わるかもしれません。毎日のようにニュースで、避難生活や復興に向けた様子が報道されているので、5年生の子ども達にとっても関心の強い学習内容になりそうです。
 教科書に載っている自然災害は、地震の被害だけではありません。雲仙岳の噴火(1990年)や広島での大雨による土砂崩れ(2018年)、台風の大雨による茨城県の鬼怒川の氾濫(2015年)などが紹介されています。それぞれとても甚大な被害があった自然災害で、私の記憶の中にもはっきりと残っているものばかりです。今後は、そのような自然災害の多い日本で、暮らしを守るためにどのような取り組みが行われているのかを調べていきます。(写真上)
 さらに今の季節は、大雪による被害が日本海側の地方を中心に起こっています。私は新潟県上越市の出身なので、冬は雪との闘いの生活を経験してきました。3〜4年に一度大雪の年があり、今から考えるととよくあのような大雪の中で生活してきたものだと思います。たいてい1月末の今頃は、1週間雪が降り続きました。一晩に1m以上雪が降る日もありました。雪の重みで自分の部屋の戸が開かなくなったこともあったほどです。ですから、子どもの頃から屋根に上がって雪下ろしをするのが当たり前の生活でした。不思議なことに、それでも学校が休みになることはありませんでした。雪国の人々は、辛抱強く生活していたのです。
 4校時に、1年1組の授業観察がありました。算数の「ひろさくらべ」という学習をしていました。今まで1年生は、1学期に「どちらがながい」という単元で、長さを比較する学習をしてきました。また、2学期には、「どちらがおおい」という単元で、水のかさを比べる学習をしてきています。「ひろさくらべ」は、4年生の面積の単位につながる学習です。広さは、他の量と異なって2次元的な広がりがあるため、子どもにとって理解しにくい面があります。そこで、具体物を通して広さの概念を理解させていくことが大切になります。
 まず教科書には、「なにを くらべて いるのかな」と書かれていて、2つの場面の絵があります。1つは、レジャーシートを広げた子どもが、どちらが広いのかを比べようとしています。もう1つの絵は、2つのお皿があり、「できるだけたくさんのせたいな」という吹き出しが書いてあります。シートやお皿の大きさ(広さ)を比べる学習であるということを理解させていきます。(写真中)
 次に、どうしたら広さを比べられるのかを考えさせます。子ども達からは、「2つをかさねてみればいい」という考えが出てきました。端と端をそろえて重ね合わせ、「はみ出した部分が多い方が大きい」ということが分かりました。
 では、形も大きさも違う長方形があったとして、重ねてもはみ出す部分が2か所ある場合はどうしたらよいでしょうか。教科書には、同じ大きさのタイルを並べて広さを比べる方法が紹介されています。任意単位で比べるという方法です。長さやかさを比べた時にも、これと同じような考え方をしてきています。
 5校時に、6年2組の授業観察がありました。保健体育の授業で、「喫煙の害」についての学習をしていました。6年生は、2学期と3学期に保健体育の授業があり、年間を通じて「病気の予防」について学習をしていきます。
 「なぜ20歳未満の喫煙が禁止されているのか」ということや、「タバコにはどのような害があるか」という設問では、タブレットのオクリンクの機能を使って意見を出し合いました。子どもなりに、タバコの害についてよく知っているようでした。「歯が汚れる」「肺が汚れる」「がんになる」「運動能力が低下する」など、健康に良くないことがたくさん予想できました。
 実際に、タバコを吸う人と吸わない人とで、がんによる死亡率がどのくらい違うのかを先生が資料を示しました。こう頭がんで32.5倍、肺がんで4.5倍も差があるそうです。(写真下)
 また、タバコの害では、副流煙についても十分に知識を得ておくことが重要です。火が付いたタバコの先から出る煙(副流煙)には、吸い込む側の煙より何倍ものタールやニコチンが含まれています。この受動喫煙については、初めて知ったという子が多かったようです。
 授業の最後に感想を書かせると、「絶対にたばこは吸いたくないと思いました。」と書く子が多いものです。その気持ちをずっともち続けてほしいものです。他に6年生の保健の授業では、飲酒の害と薬物乱用の害についても学習していきます。

1月26日の給食

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献立名           コッペパン
              いちごジャム
              くじらのマリアナソース
              ワンタンスープ
              牛乳

一口メモ

 今日は、昔の給食の献立です。昭和25年頃に出されていた献立を再現しました。
 この頃の給食は、パンと牛乳におかずといった献立で、当時は安価だった鯨肉やちくわがよく使われていたそうです。
 「鯨の肉はおいしいの?」と思う人もいるかもしれません。しっかりと下味をつけた鯨を揚げて、子ども達が好きなケチャップやカレー粉で作ったソースをからめているので、とてもおいしく食べられます。鯨のマリアナソースは、リクエストメニューで選ぶ人がいるほどの人気メニューです。
 昨年は、大雪の影響で輸送がストップしたため、鯨肉を出すことができませんでした。また、鯨は今では高価で貴重な食材です。味わって食べてほしいと思います。

体育朝会(リズムなわとび)

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 今日の体育朝会は、リズムなわとび週間の練習をしました。リズムなわとびとは、リズムに合わせて縄を跳ぶことで、体力の向上を目指す運動の1つです。今年度は、「ケセラセラ」の音楽に合わせて取り組むことにしました。

 今日取り組んだ技は、「前跳び」「けんけん跳び」「かけ足跳び」の3種類です。簡単な技だからこそ、できるだけ止まらずに跳べるようにすることを目指しました。音楽が流れている4分半を跳び続けるのは、大人でも難しいとやってみると分かります。旭町小では、子ども達でも楽しく運動できるように、途中でストレッチを入れて呼吸を整える部分を作って取り組みやすくしています。

 今日からリズムなわとび週間が始まり、明日から来週末まで、中休みにリズムなわとびに全校で取り組みます。子ども達も教員も、みんなで寒さに負けずに元気に取り組んでいきます。

東京染小紋染色体験(4年生)

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 4年生は、社会科『染め物のさかんな新宿区』の学習で、伝統工芸品「東京染め小紋」について学習をしています。その出前授業として東京都染色工業協同組合の工芸士の方々をお招きして体験を含め、様々なことを教えていただきました。
 まず、染め物の歴史と伝統工芸について、反物や型づけする際の型紙を直に触れさせてもらいながら教えて頂きました。子供たちは、集中して話を聞き、「昔の伝統的な物を作る職人さんには、様々な制約があることに驚きました。」「映像で見た型紙を目の当たりにして、こんなに細かいとは思いませんでした。型を作る職人さんの凄さを感じました。」等の感想を述べていました。
 その後の体験では、「へら」を使ってのりを塗る際に角度まで重要だと聞き、作業を通して、長年修行を積んだ職人だからこそ手慣れた手つきでできるということを実感することができました。「世界に1つしかない作品を工芸師の方の非常に丁寧な教え方のおかげで、うまくできました。」と満足そうでした。
 最後に、機械化と手作業について職人が減ってきている等の現実問題についても話して頂き、改めて「伝統工芸とは何か。」「途切れてしまったら。」ということを子供たちなりに考えていました。
 教科書に書かれていない内容も盛りだくさんで、子供たち自身の理解も一層深まる貴重な時間となりました。

総合的な学習の時間「地いき安全マップを作ろう」

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 3年生は、総合的な学習の時間で「地いき安全マップを作ろう」という学習をしています。この学習で身につけたい力は、「危険を予測する力」です。町ですれちがう人を危険かどうか判断することは非常に難しいですが、場所については危険かどうかを判断することができます。犯罪が起こりやすい場所は「だれもが入りやすく、だれからも見えにくい」という特徴があるそうです。このキーワードをもとに、旭町小の校区を8班にわけて、フィールドワークを行いました。
 歩き慣れた道のはずですが、危険を予測する視点をもって歩くと、たくさんの意見が出ました。「ここは、高い壁と高い木に囲まれているから、トンネルと同じ道だ。何がおこっているか見えにくいね。」「ここは、ガードレールがないから車を横に停められたら、すぐつれさられてしまう。」など、場所の特徴をよく捉えて考えることができました。
 これから、地図に写真やコメントカードを貼って、学んだことをまとめます。危険を予測する力を高め、安全に過ごせるようになってほしいと考えています。また、友達と協働的に活動することも重要な学習です。協力して地図を作成し、学んだことを上手に伝えられるように、今後の学習をすすめていきます。

1月25日(木)

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 1年生は、生活科の時間に「かぞくにこにこ だいさくせん」という学習をしています。家庭生活は互いに支え合っていることを知り、家庭における家族のことや自分でできることなどについて考え、実践していく学習内容です。2学期の終わり頃から取り組み始め、自分の家でやってみたことをカードに記録しながら進めてきました。また、1年生の冬休みの課題の一つにもなっていました。
 2組では、今までカードに記録してきた取り組みを発表し合うとともに、みんなで学習の振り返りをしました。カードには、子ども達が自分の家でやってみたことがたくさん記録してありました。掃除やお皿洗い、料理の手伝い、ごみ捨て、洗濯ものたたみなど、どれも家の人が助かりそうなお手伝いばかりです。また、「一人で買い物に行った」という某テレビ番組で扱われそうなお手伝いもありました。
 次に、家族にこにこ大作戦をやってみて、気がついたことを発表し合いました。「お家の人は、いつもがんばっていると思った。すごいと思った。」「大変だな、めんどくさいなと感じた。」というものもあれば、「またやってみたいと思った。」という感想もありました。ぜひ、これからも自分ができる仕事に進んで取り組み、家族の一員としてがんばってほしいと思います。(写真上)
 一方、1年1組では、算数の学習をしていました。「たしざんとひきざん」の単元のいよいよ最後の問題(教科書P118)に取り組んでいました。問題文は・・・「バスていに ひとがならんでいます。そらさんのまえに4にんいます。そらさんのうしろに3にんいます。ぜんぶで なんにんならんでいますか。」この単元では、算数ブロックを使って考えるとともに、ノートに図を書いて答えを求めることを学んできました。
 今までの学習を生かし、子ども達は〇や△の記号を使って、すぐに図に書き表していきました。「〇〇〇〇△〇〇〇」のように、図に表すところまではできました。では、式はどうなるでしょうか? 前に4人、後ろに3人並んでいるということから「4+3」と考えやすいものです。しかし、それではそらさんの数(1人)が入っていないことになります。「4+3+1=8」とした子や、「4+1+3=8」と考えた子がいました。確かに、問題文には数字として出てこない「1」を足さなければなりません。あるいは、「4+1=5 5+3=8」でも正解になります。1年生の算数にも奥が深いものがあります。(写真中)
 2年生の道徳の授業では、先日の「おせちのひみつ」と同様に、1月ならではの資料が続きます。今日は2組で、「お年玉をもらったけれど」という資料を使った道徳の授業がありました。冬休み中に、子ども達はお年玉をもらったばかりです。親戚の人達が集まれば、結構な金額を手にした子もいたのではないでしょうか。ところが、お金の使い道をよく考えて使わないと、後で後悔をすることになります。今回の資料は、子ども達の身近によくありがちなことであり、だれもが失敗を経験している…そんな内容です。
 修二君は、お父さんとお年玉を使ってサッカーボールを買おうとしていました。買い物に行く前に友達と出会い、お店でサッカーのカードを買いました。なかなか欲しいカードが出てこなかったので、ついたくさん買ってしまいました。午後、お父さんとスポーツ店に行ったら、残ったお年玉でサッカーボールを買うことができませんでした。・・・道徳の内容項目の「節度・節制」にあたる資料です。(写真下)
 自分が小学生の時は、小さくて地味なポチ袋にお年玉が入っていました。100円玉が何枚入っているのかを楽しみにするようなお年玉でした。ある調査によると、現在の小学1,2年生のお年玉は、3000円が相場のようです。さらに平均総額は、1万円〜2万円になるとのことです。時代が違うなと思いました。それだけたくさんもらっている子ども達が、こういう資料から節度・節制を感じ取れるものなのかと疑問に感じるほどです。

1月25日の給食

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献立名           練馬大根のキムタクご飯
              キャベツシュウマイ
              五目さっぱりスープ
              牛乳

一口メモ

 今日は、練馬大根のたくあんを使った「キムチたくあんご飯(キムタクご飯)」を作りました。たくあんのポリポリとした食感が楽しいご飯です。
 練馬大根は、作るのに手間がかかることや、環境の変化、食生活の変化などにより、昭和30年頃から栽培が減ってきました。そのため、現在では市場に出回ることがほとんどなくなり、幻の大根となっています。
 練馬区では、地元のJAと生産者さんの協力により、伝統野菜である練馬大根を復活させる取り組みを行っています。練馬大根の引っこ抜き大会もその取り組みの一つです。
 今日は、練馬区の漬物業者さんが作ったたくあんを学校に届けてもらいました。

1月24日(水)

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 4年生に、東京都染色工業協同組合の方々による「東京染小紋」の出前授業がありました。教科書に載っている伝統工芸の一つである「東京染小紋」について、直接職人さんから話を聞いたり、体験したりする貴重な機会となりました。4年生は、社会科の時間に「染め物のさかんな新宿区」の学習をしています。東京に残っている染め物の一つに、「東京染小紋」があります。長い伝統を守り、現在も伝統工芸士の手によって、一つ一つ手作業で文様が染められています。
 まず、視聴覚室で、伝統工芸士の金田さんから、東京染小紋の反物(様々な文様が入った見本の反物)を見せてもらいました。間近で見ると、とても細かな文様が染められていることにびっくりします。さらに、その文様を絹の織物に染めるための型紙も見せてもらいました。柿渋で染めた専用の和紙が使われていて、とても細かな文様が一つ一つ職人さんの手で彫られていることが分かりました。多くの職人さんの技術が合わさって、東京染小紋の伝統が守られていることを知りました。
 東京染小紋の歴史は古く、室町時代の終わりごろから続けられてきたと言います。金田さんは、伝承と伝統の違いについて話されていました。伝承とはそのままの形で後世に続けていくものであり、伝統は時代とともに変化していくものであると言われていました。着物や帯の染め物としてだけでなく、現代のインテリアや小物に東京染小紋の技術を応用できないかと、日々研究を重ねながら仕事をされているようでした。
 続いて2,3校時は、家庭科室でクラスごとに染め物の体験をしました。型紙のデザインを選び、金色や銀色の糊を塗りこみ、布に文様をつけていく体験です。片手で布を押さえながら、糊を均一に塗りこんでいくコツを教わりました。型紙を外すと、きれいな龍などの文様が染め上がり、子ども達は大喜びでした。出来上がった布は、ランチョンマットとして使えます。しかし、しばらくは部屋に飾っておきたくなるほどのすばらしい作品になりました。(写真上)
 3校時に、2年2組の音楽の授業観察を行いました。「みんなで合わせて」という授業で、「なべなべそこぬけ」の歌に合わせて楽しく音楽活動をする内容でした。
 まず、「なべなべそこぬけ」のうたや階名を歌ったり、鍵盤ハーモニカで演奏したりしました。続いて、様々な楽器を使って音を合わせる活動をしました。和太鼓や鉄琴、木琴とともに、今日は新たにウッドブロックを追加して、全員がローテーションしながら全ての楽器を担当できるようにしました。(写真中)
 最後に、2人組や3人組で「なべなべそこぬけ」の遊びもやってみました。活動することがいっぱいあり、とても楽しい音楽の授業でした。
 今日から30日までの一週間は、「全国学校給食週間」です。全国学校給食週間は、学校給食の意義や役割についてたくさんの人に知らせ、これからの学校給食について考えてもらうことを目的としています。学校給食に注目し、食育や正しい食習慣を想起させるきっかけにもしていきます。
 それに合わせて、給食室前の掲示板に新たな掲示物が登場しました。学校給食の歴史が、写真やイラストで分かりやすく表示されています。栄養士さんの力作です。すぐに子ども達が集まり、興味津々で見入っていました。(写真下)
 給食の始まりは、明治22年です。山形県の小学校で、貧しい子ども達にお昼ご飯を提供したことからスタートしました。白いおにぎりと塩鮭、菜の漬物の写真が貼ってあります。次の昭和17年の給食は、すいとんの味噌汁だけの写真です。戦争中、食べ物が少なくなっていた頃の給食です。続いて戦後間もない昭和22年は、トマトシチューと脱脂粉乳の写真です。アメリカから脱脂粉乳(スキムミルク)が届けられ、給食が再開したことが書き添えてあります。次に、昭和25年にはコッペパンが登場したこと、昭和40年には牛乳やソフト麺が登場した写真が掲示してあります。(このあたりの給食は、私にとってなじみがあり、懐かしさが感じられるものです。)
 昭和51年の給食は、カレーライスです。この頃から、ご飯の給食が開始されました。最初は月に数回でしたが、だんだんご飯の献立が増えていきました。昭和60年には、ビビンバのような世界の食文化を取り入れたメニューが登場し始めました。そして現在…郷土料理や様々なデザートなど、工夫したメニューで子ども達を楽しませています。
 昭和世代と令和世代を比較するテレビ番組があり、懐かしさを感じる時があります。保護者のみなさんの子どもの頃の給食は、今と比べてどうだったでしょうか? あるいは学校での授業内容も、昔と今とではずいぶん違いがあるのではないでしょうか。平成世代と令和世代の学校を比べてみるとおもしろいと思います。

1月24日の給食

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献立名           キーマカレー
              キャロットドレッシングサラダ
              にんじんケーキ
              牛乳

一口メモ

 今日は、学校に練馬区産のにんじんを20kg無償で届けていただきました。そこで、おいしいにんじんを使った給食を作りました。
 カレーにはもちろん、サラダには具材だけでなく、ドレッシングにもすりおろしのにんじんを使っています。さらにケーキにも、すりおろしにんじんを使いました。
 地産地消とは、地元で採れたものをその土地で消費しようという取り組みです。地産地消のメリットは、食べ物を作った土地なので、新鮮なものをすぐに食べられることです。また、輸送中に出る排気ガスが少なく、輸送費用がかからないので安くなるなど、良いことがたくさんあります。スーパーに行くと、地産地消コーナーがあったり、農家が直接野菜を販売しているところもあったりします。ぜひ利用してみてください。

1月23日(火)

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 2校時に、2年1組の授業観察がありました。道徳の教科書に載っている「おせちのひみつ」という資料を使った授業でした。日本の文化に親しみ、愛着をもとうとする心情を育むことをねらいとした授業です。
 授業の初めに、先生が持ってきた重箱を見せました。重箱を見たことがあるという子はたくさんいたようでしたが、中には「玉手箱だ!」と言った子がいました。このお正月に、おせち料理を食べた子が多かったようでした。
 まず、お正月に食べるおせち料理にはどんなものがあり、それぞれにどのような意味が込められているのかを学習しました。おせち料理は、昔から日本に伝わる料理で、お祝いの意味合いがあることはなんとなく分かります。しかし、一つ一つの料理の意味を知っている人は、大人でも少ないのではないでしょうか。
 担任の先生が「おせち料理を食べた人〜」と聞いただけで、子ども達から栗きんとんや海老、伊達巻、煮豆など、多くのおせち料理の名前が挙がりました。
 教科書には、それぞれのおせち料理の写真とともに、昔の人が料理に込めた願いを説明しています。栗きんとんは、「光り輝く黄色で、豊かに暮らせるように」という願いが込められています。黒豆は、「まめに働いて過ごせるように」、れんこんは「穴が開いていて先の方が見える」、ごぼうは「長く根を張り、しっかり生きるため」、かまぼこは「紅白のめでたさと、日の出の形」、昆布巻きは「喜ぶ(こぶ)」、えびは「腰が曲がるまで長生きできるように」・・・と、それぞれ『寿』に通じる意味合いがあります。さらに、おせちを重箱に入れるのにも理由があります。重箱は、重ねる箱です・・・「おめでたいことを重ねる」という意味があるそうです。
 次に子ども達に見せたのが、栄養士さんが作ったおせち料理の掲示物です。(3学期の始めに、給食室前の掲示板に貼ってあることを、このホームページでお伝えしています。)先生が栄養士さんから借りてきて子ども達に見せたところ、伸び上がって話し出す子がいたほどのすごい反応がありました。多くの子ども達が、すでに見て知っていたようでした。(写真上)
 授業の後半では、おせち料理のように人々の願いが込められているものについて話し合いました。ひな祭りや節分、こいのぼりなど、様々な文化が日本にあります。そして、その多くは、健康や豊作を祈願したことが始まりとなっています。特にそれらの中でも多いのは、子どもの成長を願う行事です。昔は、疫病などで命をおとす子どもがたくさんいました。親の願いは、「まず何よりも、健康な子に育ってほしい」ということでした。「勉強ができる子になってほしい」とか、「スポーツ選手になってほしい」という現代の親の希望は、昔の親からしたら贅沢すぎる願いであると言えそうです。
 5年生は、外国語の時間に「日本の遊びや年中行事を聞こう」という学習をしています。まず、「Why do you like winter?」…「あなたは、なぜ冬が好きですか?」という文について学習しました。「winter」を他の季節に変えて、さらに様々な会話を練習することができます。
 また、「What do you do on New Years Day?」…「元旦は何をしますか?」という文についても学習していました。「New Years Day」の部分が「winter」のような季節になると、「on」が「in」に変わるということも習っていました。外国語の学習は、5年生から「外国語科」という教科として指導しています。以前は中学校で学習していた文法的な内容についても、5,6年生でしっかり指導していくことになります。(写真中)
 6年生は、国語の時間に「メディアと人間社会」という説明文の学習をしています。作者は、現在フリージャーナリストとして活躍中の池上 彰さんです。テレビ番組等を通じて、子ども達もよく知っている人のはずです。
 続いて教科書には、「大切な人と深くつながる社会」という説明文も載っています。こちらは、鴻上 尚史(こうがみ しょうじ)さんが書いた文章です。鴻上さんは、日本の劇作家・演出家として有名な方です。1組では、それぞれの説明文から、2人の筆者の主張を読み取り比較する学習を行っていました。(写真下)
 池上さんも鴻上さんも、よくテレビに出演されています。書く文章はもちろんですが、テレビを通じた話しぶりも説得力があり、いつも参考にさせてもらっています。

1月23日の給食

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献立名           ご飯
              海苔の佃煮
              すき焼き風肉豆腐
              ほうれん草のごま和え
              牛乳

一口メモ

 明日の24日から30日は、「全国学校給食週間」です。学校給食の意義や役割についてたくさんの人に知ってもらい、給食について考えてもらうことを目的としています。昔の給食や、練馬大根で作ったたくあんを使った献立、さらには練馬区の食材を使った献立を予定しています。
 今から130年前、山形県のある小学校で、お金がなくてお弁当を持ってこられない子ども達のために給食が始まりました。協力してくれる人を募り、おにぎりを作ってあげたのが今の給食の始まりだそうです。
 今では当たり前のように食べられる給食です。しかし、そこには様々な歴史があり、たくさんの人の力で給食が食べられることを忘れてはなりません。昔の給食を知り、感謝の気持ちをもてるようにしていきます。

6年生「もっと知りたい! 中学校ライフ」

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 1月19日(金)に、豊渓中学校で「もっと知りたい! 中学校ライフ」を実施しました。6年生が抱える中学校生活での疑問を、現中学校1年生に質問し、解決していく会です。
 6年生からは、全部で15この質問が出ました。その質問一つ一つに丁寧に解答してもらいました。どんなことにも誠実に答えてくれる中学生の姿を見て、一年間の成長の違いを感じ、また、中学校へ進学していく子供たちへの期待もふくらみました。
 少しずつ中学校進学を意識してきた6年生です。緊張もあると思いますが、何よりも自分たちの将来に向けて着実に進んでもらいたいと思います。

1月22日(月) その2

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 4年生は、算数の時間に「広さの表し方を考えよう」という学習をしています。面積に関する単位について理解し、正方形や長方形の面積を計算で求められるようにしていきます。さらに単元の後半では、「大きな面積の単位」の学習もします。平方メートルやa(アール)、ha(ヘクタール)、さらには平方キロメートルの単位まで学習します。
 今日は、それぞれの単位がお互いに何倍の関係になっているのかを考えさせていました。1aは、1辺が10mの正方形の面積なので、100平方メートルということになります。同じように考えていくと、「1ha=100a」、「1平方キロメートル=100ha」と100倍ずつの関係であることが分かります。(写真上)
 しかし、あまりにも広い面積は、ちょっと考えが及ばなくなってきます。1辺が1cmの正方形の面積が「1平方センチメートル」、1辺が1mの正方形の面積が「1平方メートル」というところまでは、具体的な広さを感覚的に知ることができます。しかし、aやha、平方キロメートルになると、大人でもその広さの感覚をつかむのが難しいものです。
 旭町小の校地面積は、2871平方メートルです。アールで表すと、28.71aということになります。また、よく「東京ドーム〇個分」という言い方をする場合があります。東京ドームの面積は、約47000平方メートルで、「4.7ha」です。練馬区の面積は、48平方キロメートルで、4800ヘクタールです。ということは、練馬区は東京ドームの約100個分ということになります。
 こうやって考えると楽しいものですが、果たして4年生の子ども達にその楽しさは伝わるでしょうか…。
 2年生は、図工の時間に「すてきなぼうし」という作品を作っています。色画用紙などの材料で、自分でかぶってみたいすてきな帽子を考えました。
 まず、自分の頭のサイズに合わせてとんがり帽子を作ります。そこに、様々な模様や機能を帽子に施していきます。ウサギのような耳をつけてみたり、色画用紙の短冊をカールさせて取り付けてみたりと、世界にたった一つのすてきな帽子が出来上がってきました。どの子も嬉しくて、作っている途中で何度も頭にかぶって友達に見てもらっていました。(写真中)
 ところで、子ども達の帽子と言えば、毎日かぶっているものに「校帽」があります。落とし物が集まる場所(1階昇降口内)に、校帽が3つ届いています。名前が書いてないため落とし物のコーナーに置くことになりました。他にも上着やトレーナー、ハンカチなど、普段子ども達が身につけているものがたくさん届いています。今学期中に落とし主が見つからないと、学校で処分することになります。
 今日から保護者会、さらには校内書き初め展が始まります。学校にお越しの際は、児童昇降口を入ったところに落とし物を分かりやすく展示し直しましたので、ぜひご確認ください。
 今日から、6年生との会食を始めました。6年生にとっては、「校長先生との会食会」という名称にしています。毎回5人ずつ6年生が応接室にやって来て、給食を食べながら私と30分ほど話をします。今週は、水曜日以外毎日行い、来月の中旬まで全10日間かけて全員と話をする予定です。
 6年生には、担任の先生から事前指導をしてもらいました。「将来の夢を一人ずつ話すこと」と、「その際、詳しく説明すること」です。将来の夢とは、なりたい職業でもいいし、中学校でやってみたいことでもよいとしました。また、説明が不十分だと、私のしつこい突っ込みがどんどん入るということも指導してもらっています。
 とは言っていますが、給食を食べながらの楽しい時間になるように努めます。今日は、2組から男子2名、女子3名が給食を持ってやって来ました。獣医や看護師、パン屋、研究者、助産師と、それぞれすばらしい夢を語っていました。夢について話をする子どもの目は、キラキラと輝いていて素敵です。会話を通して、6年生の子ども達の違った一面を垣間見ることができるのも楽しみです。(写真中)

1月22日の給食

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献立名           ほうとう風うどん
              ちくわの磯辺揚げ
              みかん
              牛乳

一口メモ

 「ほうとう」は、山梨県の郷土料理です。山梨県の山間部では、米づくりが難しく、カイコを飼って絹糸をとることで暮らしていました。カイコの餌となる桑を作り、桑の葉の収穫が終わった後は、麦を栽培していました。
 そこで、収穫した麦を麺にして、季節の野菜と一緒に味噌で煮込んで食べたのが「ほうとう」です。戦国時代の武将である武田信玄が、自分の刀で食材を切ったことから「宝刀(ほうとう)」と名付けられたという説もあります。
 ほうとうは、他の麺類とは違って、生の麺のまま他の具材と一緒に煮込んでいきます。そのため汁にとろみがつくのですが、給食では配膳が難しいため、麺と汁を別々に配缶しています。食べる時に合わせていただくようにします。

1月22日(月) その1

 全校朝会を校庭で行いました。今日は、「寒さに負けずに過ごそう」という話をしました。話の内容とは裏腹に…校庭は風もなく、日差しがとても暖かく感じられました。
・・・一昨日の土曜日に、練馬区立美術館に行き、連合図工展に出品された作品を見てきました。練馬区内の全ての小学校からたくさんの図工作品が選ばれていて、とても見応えのある図工展でした。旭町小からも各学年の代表作品が20点選ばれて、展示してありました。11月の展覧会の時にも際立って輝いていた作品だったなあと、見ていて感じました。今度の土日には、練馬区連合書写展が同じく練馬区立美術館で開催されます。書き初めの優秀作品が選ばれて展示されるので、また見に行きたいと思います。
 さて、3学期に入り、北風の冷たい日々が続いています。一昨日の土曜日は、1月20日でした。カレンダーをよく見ると、20日のところに「大きな寒さ」と表して、「大寒」という字が書いてあります。一年間を24の時期に分けた「二十四節気」では、1月20日から2月3日までの15日間を「大寒」としています。大寒は、1年のうちでもっとも寒い頃であると言われています。いよいよ真冬の寒さが、今週から来週にかけて約2週間続くことになります。
 しかし、そんな真冬でも、寒さに負けないとっても元気な子をたくさん見かけます。昔から、「寒い寒いと思っているから寒さを感じるものだ」と言われてきました。では、寒さに負けない元気な子とは、具体的にどんな子でしょうか?
 まず、あいさつがしっかりしている子です。「おはようございます!」と、しっかり声が出せる子は、寒さを感じさせません。あいさつは、寒さを吹き飛ばすはたらきもあるのですね。
 次に、薄着でがんばっている子も寒さを全く感じさせません。旭町小では、冬でも半袖で過ごしている子が何人かいます。すごいですね。薄着になれば寒さを感じそうですが、休み時間に進んで外に出てたくさん運動をしているからでしょうか、寒さを全く感じさせません。だから半袖でも大丈夫なのですね。ですから、寒さに負けない元気な子は、薄着であるとともに、外で進んで運動して体を動かす子ということになります。
 外に出て運動するために、ちょうど先週までなわとび旬間が行われていました。休み時間に、たくさんの子がカードを持って校庭に出て、なわとびに挑戦していました。どんなに寒い時でも、1分間なわとびを跳んでいるだけで体がぽかぽかと温まってきます。二重跳びができる子は、ほんの20〜30秒で体を温めることができるでしょう。なわとびは、場所をとらずに体を動かせ、すぐに体を温めることができる運動です。今週の木曜日から、今度はリズムなわとび週間が始まります。音楽に合わせてなわとびを跳び続けていきます。上着をぬいでなわとびをがんばることで、体をしっかり温めていきましょう。そして、寒さに負けない元気な旭町小の子をめざしましょう。・・・

1月19日(金)

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 5年生の国語には、「方言と共通語」という単元があります。共通語と方言との違いを理解し、全国に様々な方言があることへの関心をもたせていく学習内容です。
 今日はその学習に関連し、5年生の各クラスに出前授業として「方言の授業」がありました。講師は、昨年に続いて説 寿弘先生です。説先生は、私が副校長をしていた時に校長をされていた先生です。3年間、区内の同じ学校で勤務していた時からのつながりです。私が校長になってから、毎年講師として来ていただいています。
 説先生は、鹿児島県の喜界島の出身です。方言だけで話されると、きっと何を言っているのか誰も理解できないでしょう。実際に、5年生の前で初めに方言であいさつをしたら、子ども達から「どこの国の言葉ですか?」という声があがりました。
 授業では、日本の様々な地方の方言が入った詩を教材として使い、子ども達と読み進めていきました。北海道や宮城県、石川県、広島県など、それぞれの地方ごとに独特な表現方法として方言が存在することが分かりました。最後の詩は、説先生のふるさとの喜界島の方言によるものでした。他の詩とは全く違い、一行読むのも大変なくらい方言だらけの詩でした。それを説先生はスラスラと読んでいきました。
 授業の後半は、喜界島で撮った写真を見せながら、島の様子について教えていきました。きれいな海の写真や珍しい植物の写真、広い芝生の校庭がある学校の様子、直線道路の周りに広がるサトウキビ畑・・・そこで、島から送られてきたサトウキビの実物が登場します。見かけは、竹を切ったようなカチカチに固い棒のようなものです。説先生は、歯を使ってサトウキビの皮をむき、中身の繊維質をむしゃむしゃと食べてみせました。(甘い汁を吸って、繊維質は口から出します。)これは、慣れている人でないと歯が欠けてしまうので真似をしてはいけません。
 5年生には、繊維質の部分を味見できるように、主事室で細かく刻み分けてもらいました。給食の時間に、子ども達はそれを味わってみたようです。後から聞きに行ったら、サトウキビの甘さを感じることができたと、みんな喜んでいました。喜界島では、大量のサトウキビを工場に集めて汁を搾り取り、黒砂糖に加工しているそうです。
 ところで、説先生は様々な特技をもっています。その一つに手品があります。5年生の教室でも、最初に手品で子ども達を引き付けていました。ここだけの話ですが…夏休み中に、よく手品の講習会に参加されていました。(写真上)
 2,3校時に5年生への授業が終わってから、説先生はすぐに1年生の教室に行きました。今度は、生活科の「昔遊び」の指導です。説先生の特技として、「こま回し」もあります。こまを回して空中で手に乗っけたり、紐を使ってこまを綱渡りさせたりと、軽々と子ども達の前でやって見せました。どの子も拍手を忘れて、びっくりしながら見ていました。(写真中)
 お手本を見せた後は実践です。全員にこまと紐を持たせて、紐のかけ方やこまの回し方を指導していきました。1年生は、今学期に入ってから何度か練習してきたこともあり、こま回しができるようになった子が何人かいました。説先生が「おしい!」とか、「おっ、いいぞ!」と声をかけると、失敗した子もまたやる気になって挑戦していきました。
 最後に、説先生から手作りのおもちゃを披露してもらいました。紙飛行機や紙製の竹トンボ(牛乳パックとストローだけでできています)、ブンブンごまなど、紹介した後は各教室にたくさんプレゼントしていただきました。(学年の先生の話では、その後みんなで喜んで遊んでいたそうです。)ここだけの話ですが…現在、説先生は、地元の小学校のひろばのスタッフとして勤務し、子ども達に遊びの指導をされているそうです。
 6校時に、6年生が隣の豊渓中学校に出かけて行きました。「中学生に質問をする会」を改め、「もっと知りたい! 中学校ライフ」と名付けた取り組みを、中学校の体育館で実施しました。昨年までは、小学校と中学校の教室をリモートで結んで実施していました。今年は対面で行うことで、一層中学校の雰囲気を味わえるようにしました。
 内容は、6年生の質問者15名が一人ずつ質問し、中学生に答えてもらうというものです。学習や部活動のこと、校則について、試験対策など、6年生から様々な質問が出ました。答えてくれたのは、中学1年生の生徒たちでした。1年前までは今の6年生と同じ立場にいた子たちが、立派に小学生に向き合って話をしてくれていました。(写真下)

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学校行事
3/4 幼保小交流会(1)
3/5 ロングたてわり班遊び
3/6 避難訓練
3/8 中学校見学(5)
薬物乱用防止教室(6)

お知らせ

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