3月1日(金)「Who is your hero?」(あなたのあこがれの人は誰ですか?)と聞かれたら、「My hero is 〜」とあこがれの人を伝えます。続いて、「Why is he your hero?」と理由を聞かれるので、「He is 〜」とあこがれている人のすばらしいところを説明します。 まず、2人で行うこの話型を、担任の先生とALTの先生とで見本を見せていました。担任の先生が例示したあこがれの人は、プロバスケットボールの選手でした。また、「hero」は有名人でなくても、自分の家族など身近な人を挙げても良いように、「father」の例も示しました。(写真上) 子ども達は、どんな「あこがれの人」を考えたでしょう。ワークシートには、タブレットで調べたゲームの主人公の名前やスポーツ選手などが書かれていました。また、「brother(兄)」としていた子もたくさん見られました。自分のお兄さんにあこがれているというのは、とても微笑ましいことです。 今日は、6年生の各クラスに図工の授業がありました。3学期に制作していた「わたしはデザイナー」という題の木工作が終了し、いよいよ学年末のまとめの段階になりました。今週と来週の図工の時間で、「図工アルバム」を作ります。 図工の学習では、今までもよくタブレットを活用してきました。今回の図工アルバムは、1枚は今までの図工作品の写真で構成され、もう1枚は「ミニアルバム」として学校の様子を撮った写真で構成することになります。(両方を合わせて、パウチして完成予定とのこと。) 今日は、ミニアルバムに取り入れる写真をまず撮りに行きました。学校の中や校庭に出て、思い出に残したい写真をタブレットに収めていました。校庭では、やはり三角すべり台が被写体として人気だったようです。学校のきまりとして、滑ることができるのは低学年まででしたが、旭町小の象徴となっている遊具です。やはり、思い出に残したいという気持ちがわいてくるものです。(写真中) ちなみに…昨日の昼休み、12月に行った「年末ジャンボ宝くじ集会」の3等に当たった子の景品として、三角すべり台が使われていました。それだけ「特別感のある物」となっている場所でもあります。 6年生は、あと2週間でタブレットを返却することになります。タブレットは、練馬区から貸与されたもので、卒業前に返すことになっています。(次年度に入り、新1年生がそれを使うことになります。) 5年生の音楽の授業で、「国歌 君が代」の練習をしていました。小学校では、どの学年の音楽の教科書にも「君が代」が載っていて、校歌とともに指導する内容に含まれています。 5,6年生は、来週から卒業式に向けた練習が始まります。卒業式では、開式後すぐに「国歌斉唱」があります。5年生にとっては初めての卒業式参加なので、きちんと歌えるように指導しておく必要があります。 最初に、「君が代」の歌詞の意味について教えていました。「細石(さざれいし)の 巌(いわお)となりて」は、「細かい石が集まって大きな岩となる」ということを意味しています。そして、「苔のむすまで」は、「その岩に苔が一面におおうほどの永きにわたるまで」という意味です。 君が代全体を通じて、国の平和と繁栄が続くようにという願いが込められています。教科書には、歌の意味を伝えるとともに、「誇りをもって歌いましょう。」とも書かれています。さらに、「世界の人々も、自分の国や地域の平和や発展を願い、誇りをもっています。互いにそのような気持ちを尊重し合うことが大切です。」とも書かれています。(写真下) 来年度は、4月8日(月)に入学式があります。今年の5年生は、コロナ禍前のように全員が入学式に参加することになっています。もちろん、入学式でも国歌斉唱があります。 3月1日の給食菜の花のごま和え 野菜と豆腐のすまし汁 フローズン白桃 牛乳 一口メモ 3月3日は、女の子の健やかな成長と幸せを願ってお祝いする「ひな祭り」です。ひな祭りには、ひな人形や桃の花を飾り、ちらし寿司やはまぐりのすまし汁などをいただく風習があります。はまぐりは、対になっている貝殻でないとピッタリと合わないようになっています。そのため、「将来、良い相手と出会って幸せになりますように」という願いから、ひな祭りに食べられるようになりました。 今日の給食は、ひな祭りにちなんだ献立になっています。「鮭のちらし寿司」は、鮭のフレークや卵、いんげん、にんじんを使って色鮮やかにしました。「野菜と豆腐のすまし汁」は、かわいらしい花の形をしたかまぼこが入っています。そして、デザートに「フローズン白桃」を出しました。 特別授業 修行教室(2年生)
本日の体育は、忍者による特別授業でした。
体育館で始業のあいさつをしていると、突然忍者が現れました。忍者の登場に子供たちは大喜びでした。 みんなで忍者走りをするなど、忍者と一緒に修行をしながら身体を動かすことができました。いつもの授業とは違った雰囲気で、子供たちは大満足な様子でした。 5年生 調理実習(みそ汁)出汁から盛り付けまで、自分達で調理を進めました。4人分の味噌の量と水量に気を付けながら、友達と協力して仕上げました。 少ししょっぱかったり薄かったりしたグループもありましたが、この経験を実際の家庭での調理に生かしてほしいと思います。 修行教室(1年生)忍者先生の指導の下、手裏剣除けをしたり忍者走りをしたりして、子供たちは元気いっぱい修行に励みました。終わってから忍者の免許皆伝カードをいただき、大事にもって帰りました。 2月29日(木)1組では、山場となる場面での大造じいさんの気持ちの変化から、作品の主題は何かを考えさせていました。仲間を必死で助けようとした残雪の姿に、大造じいさんは心をうたれて銃口を下ろします。さらに、傷を負った残雪に大造じいさんが近寄ると、残雪は最期を感じて威厳をもってにらみつけてきました。その様子を見て、大造じいさんの心は大きく揺れ動いたのでした。 主題について考えていた子ども達からは、6通りの考え方が出てきました。生き物の大切さなのか、人と動物の友情なのか、仲間を守るための勇気なのか…意見は様々だったようです。(写真上) 中休みに、3年1組の子ども達がタブレットを持って外に出てきました。3年生は、国語の時間に「わたしたちの学校じまん」という学習をしています。相手や目的を意識して、「理由や事例を挙げて話を構成する力」と、相手を意識しながら、「伝わるように工夫して話す力」の育成をめざした「話すこと・聞くこと」の学習単元です。 まず、旭町小の自慢したいところを決め、それをどのように伝えていくかを考えさせていきました。三角すべり台やサクラ草など、学校の特徴となるものを子ども達はいくつか考えついたようです。自分が紹介したい学校自慢を、中休みにタブレットで写真に収めていました。 中庭に出て写真を撮っていた子ども達もいました。確かに、中庭にあるビオトープは、旭町小の自慢できるものの一つです。四季を通じて様々な生き物を観察することができる水辺になっているので、低学年を中心によく観察に来る場所でもあります。 今日、初めて気が付きました。池の中に、ヒキガエルの卵が産みつけられていたのです。きれいなゼラチン質の管におおわれて、黒い粒々の卵がずらっと連なっていました。まだきれいな感じからすると、産み付けられたのはごく最近です。先週の暖かさで冬眠から覚めたのかもしれません。しかし、一週間前に池を見回った時にはまだ産み付けられていなかったので、今週に入ってからのことだったのでしょう。 先生が手で卵をすくったところを、タブレットで写真に撮っていました。周りで見ていた子ども達が、「先生、早く手を洗った方がいいよ。」と心配していました。カエルの卵を手で触ること自体が信じられないといった感じなのでしょう。無理に触れとは言いませんが、このぐらいのことはできる子に育ってほしいものです。(写真中) 3校時に、3年1組で「ヌチヌグスージ 命の祭り」という資料を使った道徳の授業がありました。生命は過去からつながっていることを知り、生命を大切にしようとする心情を育てる内容です。 「ヌチヌグスージ」とは、沖縄で行われている「命の祭り」のことです。先祖の墓の前で、感謝の気持ちを歌や踊りで伝える行事です。初めて沖縄にやってきた「コウちゃん」は、島の人たちが墓の前で行っているお祭りを見て驚きます。その様子を見ていた島のおばあちゃんから、命は父と母から受け継いだものであり、さらには祖父母や祖父から受け継いだものであること、そして、数えきれないほどのご先祖様がいて、そのうち1人でも欠けたら今の自分は存在しないという話を聞きます。島のおばあちゃんから話を聞いた「コウちゃん」は、空に向かって高く手をふり、大きな声で「命をありがとう!」と言います。 これは、絵本から引用されて教科書に載った資料です。命は、自分の前にも後にも、ずっと繋がっていくかけがえのないものです。沖縄の人々の、命を大切にする考え方がぎゅっと詰まったお話です。普段の生活の中では、自分自身が奇跡の存在であるということは意識していません。しかし、よく考えてみるととても神秘的であり、長い歴史の上に自分がいることに気がつきます。今、自分が生きていることに感謝しなければならないと、改めて気づかされる話です。(写真下) 2月29日の給食手作りジャンボ餃子 広東スープ 牛乳 一口メモ チャーハンとピラフは、どちらも日本では定番のお米料理です。では、その違いを知っていますか? チャーハンは炊いたご飯を使って作っていますが、ピラフは生の米を具材と一緒に炒めてから、スープでご飯を炊いて作っています。 学校の給食でも、ピラフやチャーハンなどの料理はよく登場します。どちらも調味料を入れて炊いたご飯に、炒めた具材を混ぜ込んで作る「混ぜご飯」です。たくさん作らなければならないので、大量調理でもおいしく安全に作るためのコツの一つです。混ぜご飯ですが、チャーハンのように仕上がっています。 2月28日(水)2組で行っていたのは、「『すき』からうまれた『そらまめくん』」という授業でした。「個性の伸長」について学ぶ授業でした。「そらまめくん」シリーズの絵本の作者である「なかや みわ」さんについてのお話です。なかやさんは、子どものころから「思い浮かべること」と「絵を描くこと」が好きでした。それを生かして絵本作家になったそうです。 授業の導入として、子ども達を集めて「そらまめくんの ぼくのいちにち」という絵本の読み聞かせをしました。そらまめくんシリーズは、子ども達みんなが大好きな絵本です。すぐに本の世界に入り込んでいきました。 今日の学習が、この絵本の作者のなかやさんであることを伝え、続いて教科書の資料を読みました。(写真上)教科書の最後のページに、「自分の好きなことをするのは、とても楽しいことです。好きなことをすると、力がわいてきます。」というなかやさんのメッセージが書いてあります。このことを受けて、子ども達に「自分の好きなこと」や「その時の気持ち」をワークシートに書かせていきました。そして、クラスの友達と自分の好きなことを紹介し合う活動を行い、得意なことや好きなことを伸ばしていこうとする気持ちへと高めていきました。 1年生は、国語の時間に「ずうっと、ずっと、だいすきだよ」という物語教材の学習をしています。1,2学期にも物語教材がいくつかありましたが、今回の「ずうっと、ずっと、だいすきだよ」は、ちょっと違った内容です。主人公の「ぼく」と犬の「エルフ」との楽しかった思い出だけでなく、エルフが老いて死んでいく様子、さらには後日談までが描かれています。そのため、子ども達がこの物語に接すると、「温かい気持ち」や「悲しい気持ち」など、様々な感じ方をしていきます。 「ずうっと、ずっと、だいすききだよ」のクライマックスは、「エルフ」が死んでしまい、家族みんなで悲しむ場面です。「みんな泣いて、肩を抱き合った。」と書いてありながら、続けて「ぼくだって、悲しくてたまらなかったけど、いくらか気持ちが楽だった。」と書かれています。ここで、「なぜ、ぼくは『気持ちが楽だった』のだろう?」という疑問がわいてきます。「大好きなエルフが死んでしまったのに、悲しくないのはおかしい。」と子ども達は考えるでしょう。 この物語の最後に、こう書いてあります。「だって、毎晩エルフに『ずうっと、大好きだよ。』って、言ってやっていたからね。」・・・今までぼくは、エルフにできることは全部できたから、家族より後悔の気持ちがないということが分かります。ただし、これは決してエルフが死んでしまって悲しくないということではありません。(写真中) またまた1年生の話題です。5校時に、視聴覚室に学年全員が集まり、副校長先生の授業がありました。来週月曜日に行われる幼稚園・保育園との交流会に向けて、オリエンテーションが行われていました。当日は、2校時に旭幼稚園と、さらに3校時には旭町保育園と旭町第二保育園の年長さんを迎えて交流会を予定しています。 もうすぐ2年生になる心構えから、交流会を楽しみにやってくる子ども達を温かく迎えられるように話をしました。そして、各自が実行委員になり、自分の役割りをしっかり果たせるように計画していくことを指導しました。 実行委員は、3種類あります。「体育館で、園児たちと一緒に遊ぶことを計画する実行委員」、「1組の教室で行う、旭町小クイズを考える実行委員」、「2組の教室で1年生にならせてあげる実行委員(ランドセルを背負わせてあげたり、道具箱の中を説明したりします。)」の3つです。全員がどこかの実行委員に所属し、みんなで計画を立てていくことになりました。 実行委員として活躍するのは初めての子ども達です。さあ、どんな交流会になるか、今からとても楽しみです。子ども同士で話し合うので、ああでもないこうでもないと、なかなか決まらないこともあるでしょう。しかし、それが子ども達にとって大切な経験です。幼保小の交流会は、園児たちのためでもあり、1年生の子ども達の学習の場でもあります。 なぜ、この授業に副校長先生がかかわったかというと・・・特別活動の専門であるからです。管理職も自分の専門分野を中心に授業に入り、教員の指導力向上にかかわるようにしています。(写真下) 2月28日の給食ジャーマンポテト ミネストローネ 牛乳 一口メモ 今日の給食は、その名の通り「自分でフィッシュバーガーを作る」という「セルフフィッシュバーガー」の献立です。柏型のパンに、魚のフライとボイルキャベツを自分で挟んで食べます。 ボイルキャベツは脇役ですが、シャキシャキとした食感とキャベツの甘味がフィッシュバーガーをさらにおいしく引き立ててくれます。 また、キャベツに含まれる「ビタミンU」は、食べたものを消化する手助けをしてくれる働きがある栄養素です。とんかつにもキャベツが添えられています。揚げ物を食べる時には、キャベツと一緒に食べると良いです。 お別れ給食会和やかに会食する中で、「今日の給食はすごくおいしい!」「もっと食べたい!」など、おいしく食べる声がたくさん聞こえてきました。お世話になった6年生や1年間のたてわり班活動で一緒に過ごした仲間と食べる最後の給食は、特別においしかったのだと思います。 会食の後は、5年生の司会進行で6年生へメッセージカード集の贈呈を行い、ゲームをして交流を深めました。 今回のお別れ給食会も5年生が準備計画を行い、班の中心となって進めました。6年生の卒業をお祝いするみんなの気持ちが込められた、素敵な給食会でした。 6年生を送る会(1年生)学年の出し物では、子犬のマーチの演奏で6年生への感謝の気持ちを伝えました。緊張しながらも、練習の成果を発揮し、今までで一番上手に演奏することができたと思います。 また、世界の「ありがとう」の言葉を紹介しながら、入学してから一番お世話になった6年生に、元気いっぱいのあたたかい声を届けました。 上級生の出し物に目を輝かせたり、涙を流して感動している児童もいて、1年生にとって素敵な時間になったことと思います。 6年生を送る会(3年生)呼びかけでは、6年生との行事の思い出や、感謝の気持ちを伝えました。全員で声をそろえて呼びかけるところもあり、朝の時間や休み時間などを使って何度も何度も練習してきました。また、気持ちが伝わるような伝え方とはどのようなものか、一人一人が意識して取り組みました。 「パフ」の演奏は、リコーダー、鍵盤ハーモニカの他に、木琴、鉄琴、ピアノ、バスオルガン、大太鼓、小太鼓等の楽器を用いて行いました。各楽器の音色やリズムに気を付けながら、心を一つに演奏しました。 どちらも、練習の成果がよく表れた本番となりました。6年生と過ごすことができる残り数日を、大切にしていこうと思います。 6年生を送る会(2年生)
2月27日(火)、6年生を送る会が行われました。お世話になった6年生への感謝の気持ちを込めて、お礼の言葉とクイズ、歌のプレゼントをしました。
クイズは、事前に6年生にアンケートを取ったものを問題にしたので、大いに盛り上がりました。発表の際、6年生の朗らかな表情を見ることができ、嬉しく思いました。 練習よりも、本番の方が大きな声で発表することができました。感謝の気持ちをもって臨むことができたからだと感じています。 6年生を送る会(4年生)呼びかけでは、台詞の担当になった児童は、一つ一つの言葉の意味をしっかり考えながら発表しました。全員で合わせるところは、礼の仕方まで気持ちを意識して、何度も練習しました。運動会の表現で培ってきたこともあり、素晴らしい呼びかけとなりました。来年度は、5年生として卒業式に参加しますが、今から楽しみです。 合奏「ソーラン節」は、音楽の授業中にも学習してきました。それ以外にも、希望する楽器の担当になることや苦手なリコーダーを完璧にして本番に臨みたいという思いから、休み時間も使って友達と練習を積み重ねる姿が見られました。 たてわり班活動等、6年生から学んだことに感謝するとともに「来年度から高学年になる。」という気持ちで力を十分に出し切った「送る会」。また一歩成長できたと感じられました。 6年生を送る会(5年生)今まで6年生と一番長く関わったのが5年生です。いつでも6年生の背中を追いかけてきました。5年生は今年から委員会活動が始まり、何をするのか分からないとき、6年生が優しく教えてくれました。当番を一緒にするとき、教室まで声をかけに来てくれる6年生もいました。いつも支えてくれた6年生へ、感謝の思いが伝わる内容になったと思います。 現在、たてわり班や登校班では、5年生が主体となって活動を進めています。6年生の立派な姿を思い出しながら、進級に向けて頑張っていきます。 6年生「6年生を送る会」6年生は合奏「僕らまた」に合わせ、合唱も披露しました。練習当初は気持ちが合わず、合唱が乱れることもありました。しかし、練習を重ねるにつれて気持ちも高まり、口を大きく開けながら歌える児童が増えていきました。 6年生の子供たちとは「きれいに歌うことや演奏することの前に、相手に伝わる歌い方、演奏の仕方、そして表情をつくることを目指そう」と指導してきました。下級生には「手本となる最高学年の姿」、参観にいらした保護者の方々には「成長した自分の姿」を見せることを目標に取り組みました。 本番では、演奏をしながら歌う子や、声を枯らしながらも一生懸命に歌う子もいて、この演奏にかける思いが伝わってきました。卒業まで、残す登校日もあと17日。卒業に向けてラストスパートが始まった一日でした。 2月27日(水)全校児童が体育館で待っている間、2階の渡り廊下では、1年生が6年生に手作りのペンダントをプレゼントしていました。6年生に喜んでもらおうと、クラフト粘土に絵の具で色を付けながら、一生懸命作ってきたペンダントです。6年生の表情が一気に笑顔になりました。 代表委員の司会で、6年生を送る会がいよいよ始まりました。ペンダントを首にかけて、6年生と1年生が手をつなぎながら花のアーチをくぐって入場してきました。6年生がステージ前のひな壇に座り、それを取り巻くように他の学年が並びました。(写真上) 6年生を送る会の一番の見どころは、何と言っても各学年の出し物です。3学期に入ってから、どの学年も出し物の構成を考え、練習をしてきました。特に今回は、音楽的な内容の出し物に挑戦した学年が多く、音楽専科と連携して取り組んできた様子がよく分かりました。「感謝の気持ちは、成長した自分たちの姿をしっかり見せることで伝えよう。」と話してきただけに、内容もさることながら、発表態度まできちんと練習してきたことが伝わってきました。 1〜5年生の出し物が終わった後、集会委員会による「全校ゲーム」がありました。ゲームは、「猛獣狩り」を行いました。リズムに合わせてダンスを踊りながら、動物の名前の文字数に合わせて仲間を集めるゲームです。今回は、「6年生が必ず入ること」というルールになっていたため、体育館中大騒ぎをしながら楽しめました。 次に、6年生から5年生への「引き継ぎ式」を行いました。代表児童が前に出て、マーチングの指揮杖とたてわり班セット、そして校旗の引き継ぎをしました。旭町小では、毎年6年生から5年生に全校の前で引き継ぎ式を行っています。旭町小の伝統を引き継ぐ意味合いがあり、4年生以下の学年の子ども達が見守っているということも重要ポイントです。先ほどまでの全校ゲームの賑わいがうそのように、体育館がしんとした厳かな雰囲気になりました。(写真中) プログラムの最後は、6年生のお礼の出し物です。「僕らまた」の合奏とボーカルをミックスした出し物は、小学校でのいよいよ最後の学年発表として、在校生の心に刻まれたことでしょう。 今日は、続けて「お別れ給食会」も行いました。たてわり班ごとの教室に集まり、みんなで一緒に給食を食べました。たてわり給食は、7月と12月にも行ってきています。この一年間、全校遠足やたてわり班遊び、たてわり給食を通じて、子ども達はすっかり仲良しになりました。 給食を食べた後、5年生から6年生に「メッセージカード」をプレゼントしました。全校遠足で撮った班の写真と、たてわり班全員のメッセージを綴じて、5年生が作りました。6年生が、少し照れくさそうにお礼のあいさつをしていたのが印象的でした。(写真下) 一日を通じて、6年生の卒業を祝う気持ちが高まると同時に、それぞれの学年の成長をしっかり感じ取ることができました。 2月27日の給食野菜とコーンのソテー ぶどうゼリー 牛乳 一口メモ ドライカレーは、日本独特のカレー料理の一つです。チャーハンのように具とご飯を炒めてカレー味にしたものや、今日のようにひき肉と細かく切った野菜をカレー味にしてご飯にのせて食べるものの2種類があります。どちらも普通のカレーと大きく違うのは、その名の通り、水分が少ないことです。 今日は、みじん切りにした大豆をたっぷり加えて作りました。そうすることで、栄養価がアップするとともに、食感に変化が出ておいしくなります。また、甘味を出すために、みじん切りのレーズンもかくし味に入っています。 カレーは、食材や作り方など、アレンジが楽しい料理です。オリジナルカレーを考えてみるのも楽しいですね。 2月26日(月) その2絵の具セットを使うのは、久し振りのことのようでした。最初に、動画を子ども達に見せて、絵の具の基本的な使い方の復習から始めました。水入れに入れる水の量や、水入れの「部屋」の使い方、絵の具をパレットに出す量、筆につける水の加減…と、1年生に分かりやすい動画がYouTubeにあるようです。(便利な時代になりました。) 描いている絵は、もうすぐ入学してくる新1年生のための学校紹介として掲示されます。みんなで手分けをして、この一年間の思い出の絵を描いています。クレヨンで人物などを描いてあったので、今日の絵の具は背景を塗るために使いました。2時間かけて、絵の具とクレヨンを使った素敵な絵に仕上がりました。(写真上) 3校時に、6年1組で保健の授業がありました。「飲酒の害」についての授業でした。6年生の保健領域では、「病気の予防」について学習をします。その中でも、喫煙・飲酒・薬物の害について詳しく学んでいきます。薬物は絶対にいけないものですが、喫煙や飲酒については、身近な大人が日常的に体に取り入れているものです。どうして未成年が体に取り込んではいけないのか…ということを保健の時間に学びます。 まず、多量の飲酒によって、体にどのような影響が出るのかということについて学習しました。「脳が縮む」「肝臓の病気になる」「胃の病気になる」「血圧が高くなる」「糖尿病になる」「がんになる」等々…次々と恐ろしい影響があることが教科書にも書かれています。ただし、これは「毎日多量に摂取した場合」であり、さらに「長期間続けた場合」のことです。また、その人の体質にもよります。しかし、健康に良くないことは明らかであるのと、未成年者では少量でも健康を害するということはしっかり覚えておかなければなりません。(写真中) 加えて、薬物やタバコ同様に、飲酒には「依存性」があるということが恐ろしさの一つになっています。教科書では、飲酒による事件や事故が社会問題になっているということにも触れています。 5年生は、家庭科の時間に「食べて元気! ご飯とみそ汁」という学習をしています。先週のご飯の炊き方の実習に続き、今日は1組が味噌汁を作る実習を行いました。 味噌汁の味の決め手は、何と言っても「だし」です。各ご家庭では、どのようにだしを取っているでしょうか? 子ども達に聞いてみると、「だしの素を使っている」という子がほとんどでした。手軽に作ることができるので、とても重宝します。 調理実習では、きちんとだしを取るところから始めます。(教科書では煮干しを使う例を紹介していますが、今日は昆布を使っていました。)具材は、豆腐とわかめを入れました。これも教科書には様々な具材(大根やネギ、油揚げ)を使った調理例が載っています。具材を煮込んだ後は、味噌を溶き入れて完成です。子ども達は、本格的にだしを取って作った味噌汁を大切そうに味わっていました。(写真下) 味噌汁は、日本食にはなくてはならない汁物です。子ども達には、だしのおいしさがわかる大人になってもらいたいものです。また、味噌汁にはいろいろな具材が使われ、季節や地方によって無限にそのバリエーションがある、すばらしい文化とも言えます。ぜひ家庭でも、煮干しを使ってだしを取らせたり、包丁を使って他の具材を使ったりという経験をさせてみてください。 2月26日の給食サバの文化干し焼き 千草和え 味噌けんちん汁 牛乳 一口メモ 今日の魚は、「サバの文化干し」です。文化干しとは、魚の干物の種類の一つを言います。 昔は、魚の干物は木箱に入れるか、新聞紙に包んで売られていました。ある会社が、干物をセロハンで包んで売ったところ、見た目がきれいで画期的な商品となりました。当時の言葉で表すと「文化的」であったので、「文化干し」と言われるようになったそうです。 今では、セロハンを巻いた干物や冷風乾燥した干物全般のことを「文化干し」と言っています。このように、干物の作り方には様々な方法があります。 |
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