9月19日の給食山賊焼き 野沢菜炒め 粕汁 牛乳 一口メモ 今日の献立は、「長野県の郷土料理」になっています。 「山賊焼き」となっているのに、鶏のから揚げだったのでびっくりしたかもしれません。「山賊焼き」とは、長野県の郷土料理の一つで、鶏の一枚肉をタレに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げた料理です。名前の由来は諸説あるようですが、山賊は物を「取り上げる」から、鶏を揚げる料理を「山賊焼き」と呼ぶようになったと言われています。 「野沢菜炒め」は、野沢菜漬けを炒めた料理です。野沢菜は長野県でたくさん作られており、大きくなると1mほどに成長する野菜です。11月頃に収穫して、漬物に加工されます。ご飯によく合う副菜です。 トヨタ オンライン授業(5年生)トヨタ自動車が工夫していることとして3つ紹介されました。1つ目は、「まちがえない工夫」です。様々な種類の自動車を一度に生産しているので、お客さんの注文に合う自動車になっているか確認しながら作業していることが分かりました。 2つ目は、「働きやすい工夫」です。車の下は暗いので、部品が見やすくなるように、LED照明がつけられています。また、床を黄色に塗ることで車の下でも明るく、作業しやすくなっていることが分かりました。 3つ目は、「高い品質をたもつ工夫」です。1本のラインで組み付けているので、作業が遅れたりまちがえたりするとその後に影響します。必ず、所定の作業内容は所定の場所で終わらせるために、リーダーに手伝ってもらうことが分かりました。 その他にも、トヨタ自動車が取り組んでいるSDGs・トヨタ自動車の歴史などについても教えていただきました。街中で見かけるたくさんの自動車が、どのように生産されているのかが学習でき、子ども達は目を輝かせていました。 9月15日(金)「桁が1つ増えただけ」と思われがちですが、子どもにとっては大きなハードルがそこにはあります。2学期の今回の単元では、十の位に繰り上がっるだけでなく、百の位まで繰り上がったり(たし算)、百の位から順に繰り下がってきたり(ひき算)と、思考が複雑になってきます。また、1か所でもミスがあると答えが違ってしまい、どこで計算ミスがあったのかを探すのも大変になります。 1組では、位をそろえてひき算の筆算を書くことや、一の位から順に計算していくことを確認していました。(写真上)2年生の算数は、2学期以降から学習内容が急に難しくなります。2学期後半には、かけ算九九や単位換算などが出てきて、つまずくところが様々あります。どれもこれからの学習の基礎となる大切なものばかりなので、どこでつまずいているのかをしっかりと見守ってあげることが大切になります。 5年生は、社会科の時間に年間を通じて日本の様々な産業について学習します。先日から日本の工業についての内容に入り、「自動車の生産にはげむ人々」の学習をしています。 今日は、自動車工場で毎日たくさんの車が組み立てられている仕組みを、産業ロボットの観点から考えさせていきました。多くの作業工程の中で、産業ロボットが使われているメリットと人の手による作業の必要性についての話し合いをしました。(写真中) 5年生は、以前は社会科見学で自動車工場に行ったものでした。30年前は日産村山工場、20〜10年前までは川越のホンダや群馬のスバルに見学に行きました。工場に行って生産ラインを実際に歩いてみると、産業ロボットがいたるところで使われていることが分かります。特に溶接の行程では、四方八方からロボットの腕が伸びてきて、何百か所もある溶接場所に一気に火花が飛ぶ様子が見られます。 子ども達の話し合いからも出てきましたが、ロボットによって危険な作業から人手が解放されます。さらには、重い仕事や塗装のような大変な作業等、ロボットに頼ることで生産性が上がることにつながります。一方で、人間が必ずかかわる必要のある仕事も存在します。部品の微妙な位置合わせや、取り付けの力加減などが求められる精密なねじ締めなどは、人手作業の代表例です。以前、自動車工場に行った際、フロントガラスの取り付けは、職人の目で確認しながら行われなければならないと説明を聞いたことがありました。 5年生は、社会科見学として自動車工場に行かなくなりました。と言うよりも、行けなくなったと言った方が正しいかもしれません。バス代の値上がりと、近場に見学できる工場がないためです。来週5年生は、オンラインでトヨタの自動車工場の見学をすることになっています。とても楽しみです。 5年生は、音楽の時間に「ルパン三世のテーマ」をリコーダーで練習しています。2学期に入って取り組み始めた曲のようですが、もうすでに全曲をスラスラと吹ける子がたくさんいました。今後は、他の楽器にも挑戦していき、合奏曲として仕上げていきます。(写真下) この「ルパン三世のテーマ」は、甲子園球場での高校野球の応援歌として長年の定番になっています。アニメ自体は、もう40年以上前から放送されてきましたが、その音楽はとても印象的であり、色あせないすばらしいものがあります。 9月15日の給食マーボナス 中華コーンスープ 牛乳 一口メモ 旧暦の9月「9日、19日、29日」の「9」のつく日は、「三九日(みくんち)」と呼ばれています。この日にナスを食べると、病気にならないという言い伝えがあります。9月はナスが一番おいしい時期なので、積極的にナス料理を楽しむようにしましょう。 クイズです。昔、「夏の実」と呼んでいた野菜は、次のうちのどれでしょう? (1) ナス (2) きゅうり (3) トマト 答えは、(1)のナスです。ナスは昔から人気の野菜で、1200年くらい前から食べられていたそうです。最初は、夏にとれる実なので「夏の実」と呼ばれていました。それが次第になまって「なすび」となり、短くして「ナス」になったと言われています。 9月14日(木)公園で自由に遊んでいる子を見て、「幼稚園や保育園の子はいいな。戻りたいな。」と誰もが思うのではないでしょうか。しかし、今の小学校生活をよく考えてみると、毎日新しい勉強をして、新しい発見の日々を送っているのです。勉強の難しさや失敗の数々に、ついつい過去の生活をうらやましく思ってしまいがちです。授業の後半では、「自分達の学校生活をもっと楽しくするためには、どうしたらよいだろう」ということを考えさせていきます。(写真上) 2校時に、6年生が体育館でマーチングの練習に取り組んでいました。1学期から、クラスごとに音楽室で楽器練習に取り組んできましたが、いよいよ運動会に向けての学年練習が始まりました。 校庭での練習に入る前に、体育館で全員の音合わせはもちろんのこと、おおよその動きを覚えていきます。曲目は、「史上最大の作戦」、「八木節」、「新時代」の3曲です。子ども達には、曲ごとにそれぞれの楽器がどのように移動するのかを示した図が配られています。マーチングは、その場にとまって演奏するのとは違い、常に様々な方向に向きを変えたり進行方向に進んでいったりして全体の隊形を変化させていきます。学年全員で音を合わせるとともに、足並みをそろえ、間隔をそろえ、心を合わせることが大切です。これから3週間の練習で、どのように完成していくのか楽しみにしていたいと思います。(写真中) 中休みに、校庭でリレーの練習がありました。先日、3年生以上のリレーの選手が集まり、1回目の顔合わせ会をしています。今日から、さっそくバトンパスの練習が始まりました。今日は、5,6年生のみで練習しました。リレーの練習のある日は、中休みを内遊びにしています。 リレーの選手は、短距離走の記録を基に、各学年から選抜しています。3,4年生は赤組2人、白組2人ずつ(それぞれ男女各1人)、5,6年生は赤組4人、白組4人ずつ(それぞれ男女各2人)選ばれています。旭町小のトラック1周は120mですが、リレーの時は100mの周回コースを引きます。1人1周ずつ走り、4色対抗(赤組…赤と黄色チーム、白組…白と青チーム)で、計6周を競い合う予定です。 中高学年リレーは、運動会当日の最後の競技になっています。選手たちの力強い走りで大いに盛り上がることでしょう。 児童集会「この絵は何でしょうか集会」集会委員の子ども達と先生方の絵を描く様子から、何の絵を描いているのかを当てる集会です。どの学年でも分かるような問題を考えて、みんなが楽しめるように工夫をしました。体育館に笑顔があふれ、楽しみながら活動することができました。 集会委員の子ども達は、次回の集会に向けてさらに意欲を高めた様子でした。 9月14日の給食鯖の文化干し焼き ひじきサラダ かぼちゃの味噌汁 牛乳 一口メモ 今月の給食目標は、「味わって食べよう」です。長かった黙食の給食が終わり、やっと向き合って楽しく会食しながら食べられるようになりました。大勢の友達と食べる給食は、とてもおいしく感じられます。 しかし、おしゃべりに夢中になっていて、まだ食べ終わっていないのに、気づけば「ごちそうさま」の時間になっていたなんてことになりやすいものです。「いただきます」をしたら、今日はどんな給食か、中にはどんな食べ物が入っているか、どんな味がするかなど、まず今日の給食に注目することが大切です。 そして、よく噛んで味わっているうちに、ご飯はだんだん甘く変化していきます。さらに野菜もよく噛むことで、中に閉じ込められたうま味成分をしっかり感じることができます。 9月13日(水)教科書には、公園の地図が載っています。女の子が友達に電話で待ち合わせ場所を伝えているのですが、「ばら園の前をしばらく行ったら、右に曲がって。そこにあるベンチで待っているよ。」という説明をしました。しかし、道が2本あったりベンチがあちこちにあったりして、待ち合わせ場所が定まりません。自分だったらどういう言葉で説明するだろうか、と考えさせる学習です。(写真上) 一方、友達の説明をメモを取りながら聞き、理解するという「聞くこと」の学習でもあります。「話すこと」と「聞くこと」は、セットで大事な学習となります。2年生の子ども達は、自分なりにきちんと相手に分かるように説明することができるでしょうか。また、自分の家から学校までの道のりをきちんと分かりやすく人に説明することができるでしょうか。 1年生は、生活科の時間に校庭で秋をさがす学習をしています。1組の子ども達が探検ボードを手に校庭に出て、見つけた生き物をカードに記録していました。校庭の周りを歩いていると、いろいろな生き物に出会うことができます。校庭西側の学年園から鉄棒〜三角すべり台の後ろまでのフェンス際は、雑草が生い茂っていることもあり、バッタやテントウムシを見つけることができます。 また、校庭東側の果樹園は、ちょっとした雑木林のようになっているので、たくさんの生き物の住みかになっています。柑橘系の木には、よくアゲハチョウが卵を産み付けるために飛んできます。 「あっ、カメムシだ!」と男の子が叫びました。指をさした方を見ると、アンズの幹に背中に斑点模様のある「クサギカメムシ」がとまっていました。幹の色に擬態しているのに、子どもはよく見つけるものです。続けて「あっ、カナヘビ!」…今度は幹の元の草むらを指さして言いました。さらに草むらをかき分けて探していると、「カエルだ!」という声が…。 手のひらにのっけたのは、全身茶色いヒキガエルでした。3〜4cm位なので、春に中庭の池に生まれたオタマジャクシから成長したカエルかもしれません。周りの子ども達が寄ってきて、「いいな」、「さわらせて」と臆することなく手を伸ばしてきました。旭町小の自然環境の良さに感謝です。(写真中) 昼休みに、応援団の第1回目の顔合わせ会がありました。先週から今週にかけて、どのクラスも赤組と白組が決定しています。(走力が均等になるように教員が決めています。) 応援団は、4年生以上の子ども達で組織します。各クラス赤組と白組からそれぞれ2名ずつ(男女各1名)、4名選出されました。4年生以上は2クラスずつ3学年あるので、応援団は合計24名(赤12名、白12名)です。 今日は、まず6年生の中から団長を決めました。赤組から2名、白組から3名立候補し、その中からみんなで決めました。団長の役を立候補するのもそうですが、4年生以上の全てのクラスで、応援団を決めるのが大変なほどたくさんの子が手を挙げていたそうです。全校のために、自分からやろうとした子ども達の気持ちを大切にしたいと思います。(写真下) 9月13日の給食ヤムウンセン アップルポテトパイ 牛乳 一口メモ 今日は、タイ料理の献立です。ガパオライスは、タイでは日本で言うカレーのように、みんなに親しまれている料理の一つです。「ガパオ」とは、タイのハーブ、「ホーリーバジル」のことです。日本でよく使われている「スイートバジル」と比べると、香りがワイルドでスパイシーなのが特徴です。今日の給食では、手に入りやすいスイートバジルを使い、鶏ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、たけのこをナンプラーという調味料で味付けして作りました。 ヤムウンセンは、レモン汁がポイントのタイ風の春雨サラダです。タイは暑い国なので、香辛料やスパイスなどを上手に使っていて、食欲が出る料理が多いのが特徴です。暑い日がまだまだ続きますが、タイ料理を食べて元気に過ごすことができるようにしていきます。 9月12日(火)実際にホタルを見たことがあるという子が多かったようです。旭町小の近くで、ホタルを見ることができる場所があるでしょうか? 天然のホタルが自生する場所は、街灯の届かない静かできれいな水辺です。川底に砂や砂利があり、餌となる巻貝の一種のカワニナがいる緩やかな清流に多く棲みつきます。さらに、周囲には産卵できる水苔と、さなぎになるための土草がある場所でなければなりません。都会では、なかなかこういう条件に恵まれた場所は少ないのではないでしょうか。 ホタルの生涯は、約1年です。そのほとんどが幼虫期で、生まれてから10か月間は水の中に生息しています。さなぎになるために陸に上がり、土の中で40〜50日間を過ごします。そしてやっと成虫として飛び立ちますが、羽化して10日ほどでその一生を終えます。そんなホタルの生育について話を聞くと、ますます自然を大切にしようという気持ちになるものです。 2校時に、教育アドバイザー訪問の授業観察がありました。若手の教員を育成するために行われている取り組みです。今日は、教育アドバイザーの道山先生(前任の校長先生です)に3年2組の国語の授業を見ていただきました。 3年生は、国語の時間に「山小屋で3日間すごすなら」という学習をしています。「子ども探検隊として、3日間山小屋で過ごすことになりました。普段子どもだけではできないことをして、自然とふれあうなら、どんな物を持って行きたいですか?」という問いかけがあり、持ち物のきまりとして、「食料、水、着替え以外のもので、グループで5つまで持っていけます。」という条件です。 グループ内で話し合いをして意見をまとめる「対話」の学習です。グループごとに話し合い、どんな意見を出し合い、上手に話し合いをまとめることができたでしょうか。「星を見たいから望遠鏡を持っていこう」、「みんなで楽しむために、花火を持っていこう」、「虫を捕まえるなら虫取り網が必要だよ」…と、いかにも自分たちで山小屋に泊まるかのような気持ちで話し合いが進んでいきました。どのグループも、活発に話し合い活動が行われ、上手に意見を出し合っていました。普段からよく話し合い活動に取り組んでいることがうかがえました。(写真中) 2年1組で、夏休みの自由研究の発表会を行っていました。欠席していた子を待っていて、今日までかかってしまったようです。クラスごとに自由研究にも個性が出るもので、発表を見ているとおもしろいなと思います。2年1組は、割りばしでっぼうや戦国時代の武将について調べた研究、レゴを使った作品がたくさん見られました。 子ども達の作品や研究の中から、いくつかを紹介します。・・・「友だちの名前を調べてみた」…日本人の名前(苗字)に着目し、どんな名前が多いのかを調べました。1位が佐藤、2位が鈴木、3位が高橋のようです。さらに、クラスの友だちの名前が全国で何位なのかを模造紙にまとめました。全国でも珍しい名前の子がいたようです。「万華鏡」…ペットボトルを利用して、小さな鏡を3枚組み合わせて作ってありました。さらに、説明が難しいのですが、万華鏡の中に入れるオブジェクト(キラキラと動く模様)はカセット式になっていて、いろいろなパーツを取り替えて楽しめるようになっています。覗くたびに新しい出会いがある万華鏡です。「宇宙にある惑星」…太陽系の惑星の模型を作りました。実物の惑星の大小比にしているので、地球が小さくて木星や土星が大きいことがよく分かります。色も上手に塗ってありました。(写真下) 50m走 計測(2年生)
50m走のタイム計測を行いました。
50mを全力で駆け抜けるのには、かなりの体力が必要となります。体力がもたなかったり、ゴールの手前で気が抜けて失速してしまったりした子が多かったです。また、となりを走る友達のことを気にしてばかりで力いっぱい走れなかった子も多くいました。 速く走るためには、最初から最後まで全力で走り抜ける必要があります。運動会までに、50mをスタートから最後まで走り抜けられるように指導していきます。 9月12日の給食擬製豆腐 具だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ こぎつねご飯は、きつねの好物とされている「油揚げ」をたくさん入れて作る混ぜご飯です。今日は、こぎつねの耳のように、油揚げをかわいらしく小さめの三角に切りました。油揚げをサッとゆでてから、煮汁で煮ているので、味がよく染みてジューシーでおいしく仕上がっています。 日本では、油揚げを入れたうどんのことを「きつねうどん」と呼ぶなど、きつねの好物は油揚げと昔から伝えられてきました。このように言われるようになったのには、様々な由来があるようです。 実際のきつねは、油揚げが好物ではないようです。しかし、きつねは肉食に近い雑食性なので、油揚げもおいしそうに食べるそうです。 初めての80m走(3年生)1・2年生の間は50m走に取り組んできましたが、3年生になって運動会の徒競走では80mに取り組みます。自分の走り始めたコースを最後まで走りきることに加えて、トラックのコーナーをうまく曲がりながら走るところが醍醐味です。 どの子もやる気いっぱいに取り組みました。スタートラインにはキリリとした表情が並び、2学期が始まって一番真剣な顔を見られた気がしました。これからも練習を重ねていきます。運動会当日は、どうぞどの子にも熱い声援をお願いいたします。 9月11日(月) その2子ども達は、種を入れておくビニール袋を手にしていました。夏休み中から種とりをしてきたようで、すでに黒い粒々の種がどっさりととれている子もいました。これからは、毎日登校後に水やりをするとともに、種があるかどうかをよく確かめながらお世話をしていくことになります。(写真上) その頃、1年2組は図工の授業をしていました。「みんなで旭町商店街をつくろう」というテーマで、粘土遊びの授業でした。パン屋さん、果物屋さん、ケーキ屋さん…いろいろなお店があることを想像させ、一人一人が好きなお店屋さんになって品物を粘土で作ります。全員の作品が集まると、すてきな旭町商店街ができあがるというわけです。 おもちゃやさんや、動物を作って「ペットショップ」にしていた子がいました。しかし、子ども達はやっぱり食べ物屋さんに関心が強かったようでした。アップルパイを作ったり、ハンバーガーを作ったり、さらにはおいしそうなネタがのったお寿司を作ったりと、旭町商店街はグルメなお店ばかりになりました。 箱から取り出した四角い粘土が、子どもの発想で様々なものに変身するのですから、粘土遊びは子どもにとって楽しい時間です。幼稚園や保育園の頃から粘土遊びは行われてきたはずです。幼児教育にとっても、粘土で遊ぶということはとても教育的な意義があります。 まず、想像力や発想力が身につきます。また、手先が器用になるとともに、集中力が身につきます。そして何よりも、五感が刺激されて感覚が豊かになります。丸めたりちぎったりすることで伝わる、粘土の固さや手の感触は、子どもの成長に欠かせない触覚を発達させるのでしょう。私はさらに、子ども同士の会話が豊かになることを挙げたいと思います。粘土遊びをしながら、周りの子ども達ととても楽しそうにおしゃべりをする姿が見られるからです。(写真中) 今週から、運動会の練習日程が始まりました。体育館や校庭の使用を学年ごとに割り振り、来月7日に実施する運動会に向けた学年練習の時間を確保していきます。 今日は、3校時〜6校時に3〜6年生の練習割り当てがありました。3年生は校庭で80m走のタイム計測を行いました。4〜6年生は、体育館で表現(ダンス)の練習をしていました。 4年生は、「花笠音頭」に挑戦します。花笠音頭は、山形花笠まつりのために考案された民謡です。「めでた めでた〜の〜」というメインの歌に続いて、「ハ〜ヤッショ マカショ」という掛け声が入ります。実際のお祭りでは、浴衣姿の女性が花笠を手に踊る様子が有名です。一方、小学校の運動会で踊るのは、「わらび座」の民舞バージョンになったものが主流です。腰をしっかり落とし、豪快に笠を左右に振ります。 4年生は、あらかじめ踊りのリーダーを募り、事前に休み時間を使って特訓をしていました。今日の練習では、先生と一緒に前に出て、お手本として踊っていました。子ども達が手にしている「笠」は、学年でまとめて購入しました。昔は段ボールとガムテープで作ったものでしたが、今は運動会用品でお手軽価格で購入することができるので便利です。(写真下) 9月11日の給食チリコンカン カラフルソテー 牛乳 一口メモ 食事の前には手洗いをしていると思いますが、指と指の間までしっかり洗っているでしょうか? めんどうだからと、指先だけさっと水で流すような手洗いをしていないでしょうか? これでは洗っていない部分が多く、手洗いをしていないのとほとんど変わらないことになってしまいます。 石鹸で手のすみずみまで洗うように習慣づけさせたいものです。アルコール消毒をする時には、手に水分が残っていると効き目が弱まってしまいます。しっかりとハンカチで水分を拭きとってから、アルコール消毒をするようにします。 特に、今日の献立のように手で持って食べるパンの時は、手洗いをしっかりするように、学校でも指導していきます。 9月11日(月) その1・・・雨のためにプールに入れなかった学年もありましたが、先週で今年度の水泳指導が終わりました。1学期は天気が良く、毎週のように水泳指導が行われました。また、夏休み中に学校のプールによく通ってがんばっていた子がたくさんいました。さらに、検定を受けてどんどん級を上げた子も多かったようです。1年生から5年生までのみなさんは、来年また旭町小のプールでがんばりましょう。 6年生のみなさんは、先週水曜日に連合水泳記録会がありました。自分のベストタイムを更新するために、真剣な表情で、全力を出して泳いでいました。しかし、水泳記録会に出場した6年生の中には、「水泳があまり得意でないな」、「はっきり言って水泳は苦手だな」という子が少なからずいたはずです。それでも、きちんと水着を用意してきて記録会に参加していたのは、当たり前のことのように思えながらも、とても立派なことです。 昔、6年生の担任として水泳の指導をしていて、こんな思い出があります。クラスに、水泳をとても苦手としていた男の子がいました。水泳がある日は、水着やカードを用意してきていても、たいてい「気持ちが悪い」と言ってプールサイドで見学をするような子でした。バタ足で少し泳ぐことはできましたが、息継ぎをすることができず、すぐに水の中で足をついて立ってしまいます。そこで、水泳記録会に向けて、夏休みに特訓しようということになりました。家の人にお願いして、夏休みの水泳指導になるべく参加させてもらいました。25mを泳ぎ切ることはできませんでしたが、何回か水泳指導に参加することができました。 夏休みが終わり、2学期が始まりました。水泳記録会の前の日は、また「お腹が痛い」だの「気持ちが悪い」だのと言って、プールを見学しました。そして記録会の当日を迎えました。「また見学するのかな」とか、「もしかしたら、学校を休んじゃうのかな」と心配しましたが、ちゃんと水着に着替えて25mの自由形に出場しました。数メートル泳いで足をつき、また泳ぎ始めて足をつき…の繰り返しでしたが、時間がかかってもゴールまでしっかりと泳ぎ切りました。応援していた仲間から、大きな拍手がわきました。 その子は、水泳だけでなく算数の勉強も苦手な方でした。でも、記録会に出場したのをきっかけに、算数もがんばるようになりました。きっと今頃、立派な社会人になって活躍していると思います。 さて、みなさんも水泳に限らず、「苦手だな」とか「いやだな」と思う学習が1つや2つあるのではないでしょうか? そんな時、どうしていますか? 誰だって、得意なこともあれば苦手なこともあります。得意なことをどんどん伸ばしていくのも大切ですが、苦手なことに挑戦していくというのは、さらに重要なことです。苦手なことにきちんと向かっていくところに、人としての成長があるのだと思います。・・・ 続いて、保健・給食委員会からの連絡がありました。ハンカチ・ティッシュ調べを行うことのお知らせでした。(写真) 9月9日(土)1校時に、2年生は生活科の「秋をさがそう」という学習をしていました。(写真上)今年は猛暑が続き、秋のことを勉強するにはまだ早い感じですが、教科書の絵を使いながら秋探しをしました。猛暑と言えば・・・今年の東京の夏は、練馬区が一番暑かったそうです。猛暑日(最高気温が35度以上の日)が練馬区では26日もありました。 ところで、生活科の教科書には2ページにわたって街の人々の生活の様子が描かれています。その中から「秋」を探して発表し合いました。子どもは、細かいところまでよく気がつくものです。八百屋さんに「まつたけ」が売られていることを発表した子がいました。ケーキ屋さんのショーウィンドウに「モンブラン」が並んでいるのを見つけた子もいました。モンブランは一年中あるように思いますが、秋と言えば栗です。発表するたびに、私も近くの子の教科書をのぞき込んでみました。メガネがないと見えないほどのモンブランでした。 3,4年生と6年生の教室では、自由研究の発表会がありました。教室の前に出て、自分の作品を一人ずつ発表していました。保護者の参観もあり、とても緊張している様子がよく伝わってきました。一生懸命取り組んだ作品を、どのように説明するかということも重要です。あらかじめ原稿に書いて練習させていたクラスもあったようです。 校内を行ったり来たりしていたので、全ての発表を見ることができませんでしたが、印象に残った自由研究を紹介します。6年生の発表で、「スピーカーの仕組み」という研究がありました。Bluetoothのスピーカーを分解して、中の仕組みを調べた研究でした。中には、コイルや磁石が入っていることが分かり、さらにそれらの働きを詳しく調べてまとめてありました。(写真中) 何でも分解してみたくなる気持ち…よく分かります。私も小学生の頃、手当たり次第にガラクタを分解して中の仕組みを確かめたものでした。電池やモーターを分解したこともありました。乾電池は、中から真っ黒な炭のようなものが出てきたのでびっくりしました。(良い子は絶対マネをしてはいけません!)一方のモーターは、スピーカーと同じくコイルと磁石が出てきました。それも、銅線がぐるぐる巻きになっているコイルと強力な磁石でした。 2校時は、全クラスとも防災の学習を行いました。「東京防災」の冊子やホームページを使って授業をしていたクラスが多かったようです。また、指導内容は、学年の発達段階に合わせて行われていました。 東京防災には、阪神淡路大震災における建物の被害の写真が載っています。大きなビルの1階部分がつぶれて、建物全体が傾いてしまった写真です。(写真下)この他にも、火災が発生している写真もありました。阪神淡路大震災が起きた頃は、区内の学校に勤務していました。当日の朝、学校に着いてから、職員室のテレビで高速道路が崩れている映像を見てびっくりしたのを覚えています。映画のような世界が現実に起こっていることにショックを受けました。 3校時に、4年振りとなる引き渡し訓練を行いました。多くの保護者の方々が学校に来ている状況でしたが、放送をしっかり聞いて動いていただき、感謝申し上げます。また、子ども達も、いつも通り真剣に実施していました。備えあれば憂いなしです。 9月8日(金)1年2組では、「はしれ、ゴールのむこうまで!」という絵本の読み聞かせがありました。ちょうど来週から運動会に向けた練習日程が始まるので、とてもタイムリーな読み聞かせでした。(写真上) 作者は、くすのき しげのり さんです。小学校の教員を26年間勤めていた経験のある方で、代表作の「おこだでませんように」は、私の大好きな絵本の1冊となっています。子どもの繊細な心の動きを、力強く、そしてユーモラスに絵本に表しています。子ども達だけでなく、全ての大人へのメッセージとして、読む人の心を動かし続けています。 「はしれ、ゴールのむこうまで!」は、そうた君という男の子と校長先生との物語です。何でも子ども達と一緒に行う、いつも絶好調の「ぜっこうちょうせんせい」は、運動会の練習にも熱心です。1年生に、速く走るコツを教えてくれました。でも、クラスで一番足の遅いそうた君は、練習になかなか力が入りません。校長先生は、「ゴールはまだ途中だと思って、ゴールの向こうまで走るんだ。」と励まします。運動会当日、徒競走でやっぱりビリになってしまい、そうた君は落ち込んでしまいました。そこに、先生たちが出る「呼び出し競争」がありました。校長先生は、1年生のところにやって来て、そうた君の手をつかんで走り始めました。・・・自分もこういう校長でありたいなと思いつつ、同じようなことをしたら、きっと「一人だけをかわいがってる…」と批判されそうです。 運動会の定番ソングをご存知でしょうか? よく応援合戦で歌われる「ゴーゴーゴー」という曲です。この曲が歌われるようになって、もう20年以上経つでしょうか。今週は、音楽室からこの曲を練習する元気のよい歌声が、よく聞こえてきました。 コロナ禍で3年間運動会がなかったので、2,3年生も初めて習う曲です。今日は、2年生にとって2学期最初の音楽の授業日でした。歌の本に載っている歌詞を見ながら、1〜3番までを練習していました。(写真中) 歌の初めに「フレー、フレー、赤(白)組、フレフレ赤(白)組、ゴーゴーゴー!」というフレーズが入ります。「ゴー」のところで片手を上に挙げて、気合いを込めます。1番は赤組の歌になっていて、「ぼくらは輝く 太陽のように〜」で始まります。途中、「ゴーゴーゴー 赤 赤 赤」のところでまた片手を突きあげます。2番は白組の歌で、「ぼくらは白い稲妻だ 突き進む光の矢〜」で始まり、同じように「白 白 白 ゴーゴーゴー」で手を上に挙げます。そして3番は赤白一緒に歌って盛り上がります。 この応援歌がすばらしいのは、赤と白の歌の旋律がそれぞれ違うところです。それであるのに、3番で同時に歌うとなぜか見事に一緒にそろい、バランスが取れるのです。ご存知ない方は、ぜひYouTubeで聞いてみてください。絶対に運動会当日はこの歌で盛り上がること間違いなしです。 実は、旭町小にはそれとは別に「運動会の歌」があります。開会式で、音楽委員会の伴奏で歌います。こちらの歌は、以前の音楽専科が作詞作曲した歌です。ということで、開会式と応援合戦と、2種類の運動会の歌を当日お楽しみください。 1年1組の教室で、夏休みの自由研究発表会がありました。昨日の2組に続いて、1年生らしい作品がたくさん集まりました。手芸作品や紙粘土で作ったものなど、電子黒板に拡大して映すと、「すご〜い」とか「かわいい〜」、「おいしそ〜」という声が聞こえてきました。(写真下) そのような中からいくつかの自由研究を紹介します。「尾瀬のかんさつノート」…尾瀬に行った時の高山植物や生き物の写真と説明があり、山登りをした様子も書いてあります。家族旅行の記録としてもすばらしい作品になっていました。「ガラクタザウルス」…フォークや洗濯ばさみ、ペットボトルのキャップなど、身近なものを接着剤でくっつけて恐竜が出来上がりました。銀色の塗料が吹きつけてあり、メタリックな感じが素敵です。「うどん作り」…粉をこねて家族でうどんを打った様子が写真と説明でよく伝わってきました。おいしかったことでしょう。他にも、クワガタやセミ(羽化の様子)の生態をまとめた作品も夏休みならではという感じがしました。 ところで、(写真下)のおにぎりが気になるのではないでしょうか。おにぎりの形をした貯金箱です。てっぺんからお金を入れて、海苔をはぐるとちゃんとお金を取り出すところも作ってあります。 私の家でも、昔(だいぶ昔のことですが…)上の子が1年生の時に、貯金箱を自由研究にしたことがありました。下田の海で貝殻を集めてきて、紙粘土を使って作りました。仕上げに絵の具で色を付けさせたのですが、色塗りの仕方が雑で、ついつい夜中に筆を持って塗り直してあげました。親バカでした。 9月8日の給食菊花蒸し 菊入りすまし汁 牛乳 一口メモ 明日、9月9日は「重陽の節句」です。中国では、奇数を陽数と呼んでいます。そして、9という大きい陽数が2つ重なっているので「重陽の節句」と言われ、お祝いをするようになりました。 「重陽の節句」は、菊の花が主役です。これは、昔、菊の花には長生きをさせてくれる力があると伝えられていたからです。菊をながめ、菊の入ったお酒を飲んで長生きを願います。 「菊花蒸し」は、白い菊に見立てた料理で、肉団子を細切りにしたシュウマイの皮で包みました。「菊入りすまし汁」には、菊の花びらと菊の形をしたかまぼこが入っています。 歯みがき指導(3年生)まず始めに、パワーポイントを見ながら、虫歯や歯肉炎という歯の病気の原因が歯垢(プラーク)であるということを学びました。この歯垢を顕微鏡で見てみると、動いているという話にかなり衝撃を受けたようです。 次に、この歯垢を取り除くために”正しい歯磨き”が大切なことを学びました。一人一本歯ブラシをもらい、どのように磨くのか手を動かしながら確かめました。 授業の終わりには、「ばい菌が生きていることに驚いた。」「虫歯は勝手になくなるわけではないから、予防としてきちんと歯みがきをしていきたい。」という感想が聞こえてきました。 歯ブラシのほかに、歯みがき調べワークシートと染め出しの錠剤を配りました。ぜひお家で一緒に取り組んでみてください。 |
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