1月16日の給食サワラの西京焼き キャベツのおかか炒め きりたんぽ汁 牛乳 一口メモ 「きりたんぽ」は、秋田県の代表的な郷土料理の一つです。今日は、このきりたんぽを汁に入れました。 昔、炭焼きや狩りをして、山にこもる漁師さんから「きりたんぽ」が生まれたと言われています。持ってきた杉の木で作った串に、ご飯を細く巻きつけて、炭火でこんがりと焼きました。それを、山で仕留めたキジや山鳥、近くで採れた山菜、きのこなどとともに煮込んだことから、きりたんぽが使われるようになりました。 「きりたんぽ」の「たんぽ」とは、槍の刃を覆う部分のことです。棒に巻き付けた形がそれに似ていることから「たんぽ」と呼ばれ、さらに鍋に入れる時に切って入れたことから、「切りたんぽ」となりました。 1月15日(月)今日は、1校時に5年1組の授業観察をしました。理科の「電磁石の性質」の学習をしていました。乾電池の回路を使った学習は、まず3年生で「電気の通り道」という単元がありました。豆電球を使って、電気を通すものや通さないものを中心に学習しています。また、4年生では「電池のはたらき」という単元がありました。電流の強さや向きを変えて、モーターの回り方や回転の速さを比較したりしてきました。 さらに磁石については、3年生で「じしゃくのふしぎ」という学習をしてきています。磁石につくものとつかないものを調べたり、N極とS極の性質を確かめたりしました。 5年生の電磁石の学習は、それらの学習を基に、実験を通して学習を深めていきます。1組では、「電磁石のはたらきを強くするにはどうしたらよいだろうか」というテーマから、2つの予想で実験を考えました。(1)乾電池の数を増やす (2)コイルの巻き数を増やす・・・今日は、まず乾電池が1個の場合と2個の場合とで、電磁石の力がどうなるのかを確かめました。 電磁石と乾電池の間に検流計(電流計)をつなぎ、電流が電池の数でどう違うのかが分かるように回路をセットしました。検流計は、4年生の実験でも使用してきています。(直列では、電池の数が多いほど電流が大きくなるということも学習済みです。)電磁石の強さを調べるために、実験セット内に入っていた小さな釘を使いました。電池1個と2個とで、それぞれ何個ずつ釘をくっつけることができたかで結果を記録しました。(写真上) 結果は、わずか1〜2個の差でしたが、電池を2個直列につないだ方が電磁石のはたらきが強くなることが分かりました。(実験の方法を工夫することで、もう少し分かりやすい結果を得ることができます。) ところで、5年生の理科の教科書P146に、「電磁石の性質を利用したかぎ」というコラムがあります。学校の門に設置される「電気錠」というもので、電流を入れると電磁石のはたらきで施錠する仕組みです。実は、旭町小の正門は、すでにこの電気錠になっています。設置したのは、今から20年近く前のことでした。校内のスイッチを入れると施錠され、インターホンで人を確認したら解除するようになっています。ただし現在は、夜間のみ電気錠を使用しています。 6年2組の教室で、タイムカプセルに残す思い出を作成していました。先日の学校公開の時にも行っていたように、タブレットを使って写真などを取り込みながら作っています。 各自が作成したものをプリントアウトし、先生が保管して8年後(子ども達が20歳の頃)にみんなで見ようということになっているようです。学校ホームページを見ながら、1学期の武石移動教室の思い出などを振り返っていました。(写真中) 5校時に、1年2組で算数の研究授業がありました。先週の木曜日に、1組で「たしざんと ひきざん」の学習単元に入ったことをお伝えしました。今日の研究授業は、その次の時間(教科書P114〜115)の学習場面でした。 先週もお伝えしましたが、算数ブロックを使ったり図に描き表したりして考えさせることが重要になります。初めに、「5にんが いちりんしゃに のっています。いちりんしゃは、あと3だいあります。いちりんしゃは、ぜんぶで なんだいありますか。」という問題が出されました。5人が一輪車に乗っているということから、使われている一輪車が5台ということになります。そこにあと3台あるわけですから、式は「5+3=8(台)」となります。異種の数量を同種の数量に置き換える…というところがポイントになる問題です。先週同様、1年生が理解できるように授業展開していくところが、教師としての腕の見せどころでした。 本校の算数の授業では、自力解決してから意見交流のラウンドタイムを行うようにしています。しかし、自力解決でつまづいてなかなか前に進めない子も多くいるものです。そこで、先生が戸惑っている子を前に呼び、ヒントを与えていました。黒板でブロック操作を途中までやって見せ、続きは自分の席で行うように支援をしていました。(写真下) たくさんの先生たちが授業を見に来ていたので、いつもの1年2組と違った緊張感が見られました。 1月15日の給食レモドレサラダ いちご 牛乳 一口メモ いちごの表面にあるつぶつぶは、いちごの種のように見えます。これは種なのでしょうか? 答えは、×です。いちごの果実は赤い部分ではなく、種のように見えている「細かいつぶつぶ」のところです。私たちが食べている赤い部分は、「花托(かたく)」と呼ばれています。花托は、果実を育てるためのフカフカの布団のような役割をしています。果実のようで果実でない、いちごのようなものを、本当の果実に対して偽の果実という意味で、「偽果(ぎか)」と呼びます。 いちごは、おいしいだけでなく、免疫をアップしてストレスから体を守るビタミンCを多く含んでいます。風邪をひきやすい季節のデザートに、ぴったりな果物です。 1月13日(土)1年生の教室では、1校時に国語の授業がありました。「たのしいな ことばあそび」という学習でした。「まと」の上に「と」をつけて「とまと」となるように、ある言葉に一文字を増やして別の言葉に変身させる言葉遊びをしていました。教科書では他に、「さら」の間に「く」を入れて「さくら」、「さい」の下に「ふ」を増やして「さいふ」の例が載っています。 ワークシートには、「たい」、「いか」、「たき」の3つの言葉が書いてあり、それぞれに文字を足して別の言葉を作る問題がありました。最初のうちは「う〜ん」と考え込んでいた子ども達でしたが、周りの子が「たいこ」、「たいや」、「たいつ」…と言葉を見つけ始めると、競い合うようにいろいろな言葉を考えだしていました。(写真上) 1年生の国語の学習では、年間を通して「ことばあそび」の単元が組まれています。1学期には、4月に「『あ』で始まる言葉を集めよう」のように、ひらがなを意識させる言葉遊びがありました。また、全てのひらがなを学習し終わった7月には、ランダムに並んだひらがなの中から、縦横斜めに物の名前を探す言葉遊びをしています。さらに10月には、早口言葉を楽しみました。 言葉遊びは、使うものは言葉のみで特別な道具がいりません。ルールもシンプルで、いつでもどこでも、みんなで気軽にできる楽しい遊びです。さらにそのシンプルなルールの中に、子ども達の発達をうながす重要な要素がしっかりと詰め込まれています。 まず、言葉遊びによって、語彙力や表現力を身につけることができます。子どもは、周りの大人や友達から新しい言葉を聞いて使える言葉を増やしていくため、言葉遊びからの情報は重要です。また、思考力や発想力が育つとともに、コミュニケーション力も培われていきます。 「『さい』という言葉の始めに一文字を付け加えたら、どんな言葉ができるでしょう?」と聞かれて、子ども達はどう考えると思いますか? 「やさい」と答える子が多いです。言葉をよく知っている子は、「かさい(火災)」と答え、さらには「くさい」や「ださい」などの言葉も出てきます。 3年生の3学期の総合の学習では、自分たちの地域の安全マップづくりを中心に活動していきます。今日はその導入として、東京都の都民安全推進部で紹介している地域安全マップづくりの動画を見ながら学習をしていました。(写真中) 地域安全マップづくりは、子どもが自ら通学路等を点検して「犯罪が起こりやすい場所」(誰もが「入りやすく」、誰からも「見えにくい(見られにくい)場所」)を地図に表す作業を中心に行います。さらにそこから、子どもに「犯罪が起こりやすい場所」を判断する力を身に付けさせ、危険な場所には近づかないようにする意識を育んでいきます。 子ども達にとって「安全」というと、「交通安全」を真っ先に思い浮かべるかもしれません。今回の学習では、さらに「犯罪被害に遭わないための安全」という視点をもたせて学習を進めます。今後は、実際に校外に出て危険箇所を探す活動も取り入れていく予定です。 4年生は、社会科の時間に「染め物のさかんな新宿区」の学習をしています。東京都における伝統工芸について学習する単元です。(写真下) 新宿区の神田川沿いや妙正寺川沿いには、染め物の工房がたくさんあります。染め物の関連産業を調べると、300件を超えるほど今も残っています。高層ビルの多い新宿区のイメージがありますが、なぜ染め物の工房がたくさんあるのでしょうか? それは、江戸時代の始めまでさかのぼります。 全国から集まる商人や物流の中心だった江戸の街は、その時代の流行の中心でもありました。日本橋には呉服店が点在し、その流行がすぐに浅草や神田の染屋に注文されたそうです。明治時代に入ると、浅草や神田が繁華街となり、行き場を失った染屋は神田川をさかのぼり、早稲田や高田馬場あたりに大きな工場を建てたそうです。その後、工房や関連産業が進出して染め物の街となった…ということです。 4年生の社会科の教科書として使っている「わたしたちの東京都」では、「東京染小紋」の製作工程が詳しく紹介されています。型紙を作って色を染め…という工程が写真入りで説明されていますが、いくら詳しい説明を聞いても実物を見なければ分かりません。そこで、24日(水)に、東京染小紋の職人さんに来ていただき、染色体験の授業を受けることになりました。東京都に残る伝統工芸を直接学ぶ貴重な体験になるでしょう。 書き初め(3年生)3年生にとっては、初めての毛筆での書き初めです。去年まで教室で書いていた硬筆とはまた違った緊張感がある中で始まりました。冬休み中にたくさん練習してきたことが、子どもたちの姿勢や表情からよく伝わってきました。書く前に空書きをしてイメージをつかんだり、書いたものをお手本とじっと比べたりして、真剣な様子が見られました。 一人一人が力を出し切ることができたようで、自分の作品を持ってくる時の誇らしげな表情がとても印象的でした。22日(月)から「校内書き初め展」が始まります。ぜひ、お子さんと一緒にご来校ください。 書き初め(1年生)書き初めは、書き方鉛筆の持ち方や文字を書く姿勢、文字のバランスなど、一つ一つを意識して取り組みます。全員が全力を尽くそうと、集中して真剣に取り組む姿が見られました。 一生懸命取り組んでいた様子から、校内書き初め展が今からとても楽しみになりました。 1月12日(金)学期の始めに、いつもあいさつ運動を実施しています。3学期は、2月に5年生が分担してあいさつ運動を行う予定です。今後も、しっかりあいさつができる子ども達を育てていきます。 今朝は、月1回実施しているボランティアの方々による読み聞かせがありました。1月に合わせて、お正月や雪に関する絵本が多く取り上げられていたようでした。 2年2組の教室では、「おぞうにくらべ」という絵本(宮野 聡子 作)の読み聞かせをしていました。「行事とたべものよみきかせ絵本」シリーズの一冊です。 お正月、おばあちゃんの家へ行ったきみちゃんは、いろいろな雑煮に出会いました。野菜がいっぱいの雑煮もあれば、しょうゆ味の雑煮、魚が入っている雑煮など…。どの家にも、受け継がれてきた大切な味があるということが分かる内容でした。・・・家庭や地域によって、雑煮の材料や味つけはいろいろです。分かりやすく優しいイラストで描かれた絵本でした。(写真上) さらに日本全国に目を向けると、雑煮の種類は様々なようです。雑煮に使う餅にも地方の特色があり、切り餅のところもあれば丸餅を使う雑煮もあります。また、あんこの入った餅を雑煮に使う地方もあります。 冬休みに田舎に行った子は、それぞれの雑煮の違いを感じたことでしょう。私は新潟生まれなので、子どもの頃は「雑煮」という言葉にふさわしいくらいいろいろな食材の入った田舎風の雑煮で育ちました。結婚を機に、違ったタイプの雑煮が味わえるようになり、それはそれで楽しいものです。 1年1組の教室で、図工の学習が行われていました。「凧に絵を描こう」という学習で、生活科の昔遊びで使用する凧を画用紙代わりにして絵を描いていました。生活科の教材として購入した凧は、「スーパーカイト」という名前が付いていています。絵を描く本体の部分は、不織布でできています。クレヨンを使って、思い思いの絵を描いていきました。 電車や動物の絵を描いた子や雪だるまを描いた子もいて、とても楽しそうでした。どの子も大きく描けた絵に大満足のようでした。今後は、本体に足をつけ、糸を結んでから校庭で飛ばす予定です。(写真中) 給食後、昼休みに入ったところで、1月の避難訓練がありました。今月からは、予告なしで避難訓練を行うことになっています。今日は、地震が発生した場合の訓練でした。 緊急放送は、職員室から副校長先生が行っています。まず、緊急地震速報の耳障りなチャイムを放送で流しました。続けて、「地震です。地震です。大きな地震が起きました。…」と、緊迫した声で伝えました。その時私は、職員室の窓から校庭で遊んでいた子ども達の様子を見ていました。放送が入るとともに、驚いた様子で遊びをすぐやめ、校庭の中央に集まり始めました。1年生の玄関前では、低学年の子ども達がなわとびをして遊んでいましたが、すぐに気が付いてみんなが集まっている方向に走り始めました。校庭に出て遊ぶ子が多いだろうと、あらかじめ先生方がたくさん校庭にいたこともありますが、みんなしっかり「自分の身は自分で守る」という行動を取ることができて立派でした。(写真下) その後、校舎内にいた子ども達も校庭に避難し、人数確認を行ってから全体指導をしました。話をした内容は、まず元旦に起こった能登半島地震についてのことです。たくさんの人たちが亡くなり、今も多くの人が避難生活をしています。いつどこで起こるか分からない自然災害のために、日頃からの備えが大切であるということを話しました。 また、2日に起こった航空機事故についての話もしました。旅客機には、400名近い人たちが乗っていましたが、全員無事に非難することができました。それは、乗客が指示をきちんと聞いて行動したことと、日頃の訓練をしっかり行っていた乗務員のおかげでした。学校の避難訓練も同じです。毎回、全員が真剣に行うことが大切であると伝えました。 書き初め(6年生)6年生は「将来の夢」の4文字を書きました。「将」の文字のバランスや「の」を書くときの筆遣いに苦戦している子もいましたが、2学期の練習や冬休みの宿題の成果を出そうと、一画一画を大切に書いていました。 校内書き初め展で、子ども達の頑張った成果をぜひご覧ください。 あいさつ運動
1月10日(水)から12日(金)の3日間、代表委員会を中心にあいさつ運動が行われました。
12日(金)は、豊渓中学校の生徒も参加して行いました。初日よりも最終日の方が格段にはっきりとした声であいさつが返ってくるようになりました。 素敵なあいさつが増えてきたところです。代表委員会を中心に、継続して呼びかけていきます。きちんとあいさつができる児童を増やしていきたいです。 書き初め(4年生)担任が、初めに国語科や社会科の授業で出てきた「伝統行事」の学習と関連づけ、書き初めの意義や歴史について話をしました。何のための学習なのかを十分意識した後、子供たち一人一人が姿勢を正し、新たな気持ちで心を落ち着かせて半紙に向かいました。 「とめ」「はね」「折れ」「結び」等を意識しながら、一筆、一筆丁寧に書いていました。また、書いている時間は集中し、書き終わって終了時刻を待っている時間も他の友達のことを考え、一言もしゃべらずにいました。その様子から、子供たちの新年に向かおうという気持ちを感じることができました。 2学期と冬休みに書き初めの練習をしましたが、その成果も出ていたようです。令和6年のさらなる飛躍が楽しみです。 1月12日の給食肉じゃが 白菜のゆず風味 オレンジ(あいか) 牛乳 一口メモ 肉じゃがは、肉とじゃがいもと野菜を煮込んだ煮物料理です。各家庭でも、定番の料理となっています。使う肉は、関西では牛肉、関東では豚肉が使われることが多いようです。今日の給食では、豚肉を使っています。 じゃがいもに関するクイズです。次のうち、じゃがいもと同じ仲間の野菜はどれでしょうか? (1) かぼちゃ (2) ナス (3) さつまいも 答えは、(2)のナスです。じゃがいもは、ナスやトマト、ピーマン、唐辛子などの野菜と同じ「ナス科」の植物です。ちなみに、かぼちゃはウリ科です。同じ芋でも、さつまいもはヒルガオ科、里芋はサトイモ科です。 書き初め(2年生)8文字×4行の用紙に、一文字一文字丁寧に書きました。昨年に比べて、みんなじっくりと落ち着いて取り組むことができました。 また、名前は一人一人違いますが、文字の大きさやバランスを考えて書きました。 どの子も素晴らしい作品に仕上がっています。 1月11日(木)「竹とんぼを見たことはあったけど、やったことはない。」という子が多かったようでした。軸棒を両手でこするようにして回転させるだけで、竹とんぼはスイスイと気持ちよく空に舞い上がっていきます。…という先生のお手本を見て、どの子もやる気満々で始めました。 ところが、大人にとって簡単な操作でも、2年生の子ども達にとってはなかなか難しそうでした。両手のひらをこすり合わせるという動作は、普段あまりやらない動きです。竹とんぼがすぐに落下してしまう子がほとんどでした。 竹とんぼは、少し斜め前に向けるようにして構えます。両手で竹とんぼを挟むようにして持ち、左手を動かさずに、まず右手を手前にずらして引きます。この位置から、今度は左手をそのままにして右手を強く押し出します。すると、竹とんぼが回転するとともに、勢いよく上に飛び出していきます。 私も少しやらせてもらって、子ども達のつまづきが分かりました。まず、回転させる方向が逆だとすぐに墜落します。右手を押し出さずに、左手で竹とんぼを回転させている子がいました。もう一つは、竹とんぼを飛ばそうと、投げるようにして前に放っている子が多く見られました。竹とんぼは、強く回転させるだけで自然に飛び上がっていきます。 何度もやっているうちに、竹とんぼがちょっと上に上がるようになります。さらに続けていくうちにコツがつかめ、うまく飛ばすことができるようになります。昨日、パラアスリートの浦田さんが言っていました。「できない」とあきらめるのではなく、どうすればできるかを考えながら挑戦し続けることが大切です。(写真上) 1年生は、算数の時間に「たしざんと ひきざん」の学習をしています。たし算とひき算については、1学期に始まり、2学期には繰り上がりや繰り下がりのある場合の計算を学んできました。今回の単元では、たし算やひき算の式を図から考えて求めることがポイントになります。 1組で学習していたのは、「きしゃに12にん のっています。みかさんは、まえから5ばんめにいます。みかさんのうしろには、なんにんいますか。」という問題文でした。これまでは、問題文の言葉を手掛かりに「たし算」か「ひき算」かを考えていました。「ふえると」や「あわせて」は「たし算」、「のこり」や「ちがい」は「ひき算」など、問題文の言葉から判断して式を立ててきました。しかし今回は、問題文の内容をきちんと文章と図の両方から理解していく必要があります。 1組では、算数ブロックを使って考えていきました。汽車に乗っている12人を表す12個のブロックをまず並べます。次に、みかさんを表す「前から5人目」のブロックを白色に変えました。求めるのは、「みかさんの後ろには何人いますか」なので、白色の後ろに7個のブロックがあることから答えが分かりました。(写真中) 式は、「12−5=7」となりそうです。しかし、今までのひき算との違いは、12(人)と5(番目)という数字の単位が異なっているところにあります。この場合、「5番目」という順序数を「5人」という集合数に置き換えて考えさせることが重要になります。1年生の子どもに「順序数」とか「集合数」などという言葉を言っても分かりません。そこをどう子ども達に理解させるかが、教師の腕の見せ所です。 本来この単元は、2月の学習内容です。来週月曜日に、1年2組で研究授業があるため、単元を入れ替えて学習を進めています。 6年2組の担任の先生が、子ども達一人一人の発表をタブレットを使って動画に撮っていました。この動画は、2週間後にある保護者会で見てもらうためのようです。卒業を2か月半後に控えた6年生が、どんなことを伝えようとしていたのでしょうか・・・。サプライズ的なものかもしれませんので、詳細については控えさせていただきます。(写真下) 今回は、一年間最後の保護者会で、さらに小学校最後の集まりでもあります。他の学年も含めて、日頃の子ども達の様子がよく伝わるような保護者会となるように、先生方が計画をしています。また、ちょうど校内書き初め展の期間中に保護者会を設定しています。皆様のご参会をお待ちしております。 書き初め(5年生)2学期の終わりや冬休みの宿題などで、何度も練習を重ねて当日に臨みました。5年生は、筆順や文字の左右の組み立て、文字の大きさや穂先の動きに注意して書きました。 宮城道雄の「春の海」をBGMにして、新年の雰囲気を味わいながら書き初め会を行いました。 クラブ見学・体験前半と後半のグループに分かれて、来年度やってみたいクラブの見学をしたり、活動に参加して体験をしたりしました。「どんなクラブに入ろうかな」と迷っていた子供たちは、実際の活動を見ることで入りたいクラブがはっきりとしてきたようです。どのクラブも、見学にいった子供たちは、とても意欲的に活動していました。 1月11日の給食サバの香味焼き ひじきのピリッとサラダ かぼちゃの味噌汁 牛乳 一口メモ 子ども達は、苦手な食べ物が出てきたらどうしているでしょうか? 全く手をつけずに残している子がいるかもしれませんが、一口でもいいので食べるようにさせたいものです。 味覚とは、味を感じる感覚のことを言います。様々な食材や料理の味の経験を積むことで、味覚が次第に育っていきます。初めは苦手でも、食べ慣れてくると段々とおいしく感じるようになります。また、苦手だったものが、成長とともに「食べてみたらおいしかった」という場合もあります。 好き嫌いがないということは、食事がさらに楽しくなり、健康のためにも大事なことです。まずは一口からチャレンジさせていきましょう。 体育朝会まえとび・かけあしとび・あやとび・うしろとびの跳び方や、なわの束ね方と持ち方について、全員で確認しました。 なわとびは、一生懸命跳ぼうとすればするほど手が上に上がっていき、なわにひっかかってしまいます。子ども達は、腰の横で回すことやわきをしめること、足の裏はべたっと全てつかないことなどを学びました。また、なわはぶらぶらさせるのではなく、束ねて持って移動することも学び、校舎に戻るときにも気を付けて移動できました。 あやとびでは、なわとびが得意な先生からコツを2つ教わりました。なわはグーで持つのではなく、グッドサインの手の形で持ち手の端の方を持つこと。なわをクロスさせるときには、手のひらを後ろに向けて、おへその前くらいの高さですること。子ども達はよく話を聞いて取り組んでいました。 昨日の放課後、家でなわとびの練習をするからなわとびを取りに来たという子に会いました。たくさん練習すればすれほど、跳び方も安定していきます。3学期は、なわとび旬間とリズムなわとび週間があり、なわとびに取り組む機会が多く設定されています。たくさんなわを跳んで体を温め、子ども達の「できた!」が聞ける3学期になるように、全校でしっかり取り組んでいきます。 6年生「笑顔と学びの体験活動」
1月10日(水)に、「笑顔と学びの体験活動」として「ゴールボール」の体験学習を行いました。パラリンピック種目であるゴールボールのルールや醍醐味、競技の面白さを学ぶことができました。パラリンピアンであるお二人の講師の先生をお招きし、競技のことだけでなく、障害に関わることや競技と出会った経緯に至るまで、細やかにお話をいただきました。
実際の体験を通して、視覚に障害をもった方々が、どれだけ音を大切に行動しているかが理解できました。また、競技そのものの楽しさを味わい、プレイするだけでなく観戦も盛り上がりました。 最後に講師の先生方より、「どんな困難にも立ち向かい、挑戦していくこと」「どんなこともポジティブにとらえ、その状況を楽しむこと」の大切さを教えていただきました。 これから夢を追っていく子供たちにとって、貴重な学習の時間になったことと思います。中学校への意欲につなげていきます。 1月10日(水)1組では、机を後ろに下げて、まずみんなでこま回しに挑戦してみました。学校には、生活科の学習用にたくさんのこまが用意してあります。中には初めて挑戦する子もいたようです。最初にポイントとなるのが紐のかけ方です。こまにしっかり巻きつけなければなりません。そして、こまの持ち方と回し方のコツがあります。何度もやりながら覚えることと、上手な人のお手本を見ながら学ぶことが一番の上達法になります。 毎年1年生に、こま回しの達人が現れます。とっても上手な子がいて、みんなの前でこまを回し、回ったこまを紐ですくい取って手のひらにのせる技(手のっけ)を披露していました。クラスの友だちから大拍手です。(写真上) その後、みんなでこま回しの練習をしている時も、紐のかけ方をいろいろな子に教えてあげていました。さなかせら「こま回しの先生」です。聞いてみると、区民館に行ってこま回しを覚え、家でもたくさん練習をしてきたそうです。得意技があるということはとてもすばらしいことです。1組では、こまの次にみんなであやとりにも挑戦しました。あやとりの時にもその子が大活躍だったようで、「6段はしご」の技を軽々とやって見せていました。 来週金曜日に、5年生に方言の授業があります。その時に講師として来ていただく説(せつ)先生は、こま回しの達人です。昨年、5年生への授業が終わってから1年生の教室に行き、こま回しの指導をしていただきました。きっと今年も1年生に指導していただけると思います。お楽しみに…。 4年1組で、「花さき山」の物語を使った道徳の授業がありました。「花さき山」は、斎藤隆介が書いた物語として有名です。(滝平二郎が切り絵を担当した絵本は、特に有名です。)「感動、畏敬の念」を指導する資料として、4年生の道徳の教科書に載っています。(写真中) 「畏敬の念」とは、美しいものや気高いものに感動する心をもつことです。道徳の授業の中でも、これを指導するのはとても難しいものです。「感動」を教えるには、感動させるのではなく、感動を生む心について考えさせなければなりません。「なぜ心が動くのか」、あるいは「なぜ美しいと思うのか」、その本質的な部分を考えていく活動が道徳になります。 花さき山に咲いている花は、村の人がやさしいことをしたら咲きます。そしてその優しさとは、「あやの妹への優しさ」と「双子のお兄ちゃんの弟への優しさ」でした。共通するものは、「人を思う心」であると気づかせ、自分の生活の中で人を思う心がはたらく時について考えさせていきます。 3,4校時に、6年生を対象として「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」が行われました。これは、東京都で進めている取り組みで、昨年度までは「子供を笑顔にするプロジェクト」として実施されていたものです。今年度は名称を変更し、スポーツや芸術分野等、様々な体験活動を都内の小中学生に届けようということで行われています。そこで旭町小では、パラスポーツの「ゴールボール」を体験するプロジェクトを行っていただくことになりました。 ゴールボールは、視覚に障害のある人を対象に考えられた球技で、パラリンピック特有の種目になっています。1チーム3人の選手が、鈴の入ったボールを転がすように投げ合い、相手ゴールにボールを入れて得点を競う競技です。今日は、パラリンピックにも出場された2人の選手に来ていただき、講演会とゴールボールの体験を行いました。 浦田 理恵選手は、2008年の北京大会から2020年東京パラリンピックまで出場されました。ロンドンパラリンピックでは金メダル、東京パラリンピックでは銅メダルを獲得されています。また、工藤 力也選手は、東京パラリンピックで5位入賞の他に、2年前にアジア大会で優勝されています。 後半は、3人1組で行うゴールボールを実際に体験しました。目隠しのゴーグルを着けると、真っ暗で何も見えません。足元のライン(紐を埋め込んだテープなので、手や足の感覚で分かるラインになっています。)を頼りに、ボールを投げる方向を考えなくてはなりません。また、守る側は、ボールが転がった時の音を聞き分けて体を倒し、ゴールにボールが入らないようにブロックをします。(写真下) 実際にゴールボールを体験することで、視覚に障害がある方々の苦労や、もっている感覚を研ぎ澄ますことの大切さが分かってきました。お2人とも、成人してからほとんどの視覚を失われています。目が見えなくなった時の絶望感は、計り知れないものがあったことでしょう。しかし、そこからゴールボールと出会い、「できない」ではなく「どうしたらできるか」と考えたそうです。「無理と思うのではなく、やってみなければわからない」と、常に挑戦することが大切であると語っていただきました。 1月10日の給食青のりポテトビーンズ いちごミルクゼリー 牛乳 一口メモ 学校生活の中で、給食を楽しみにしている子が多いことでしょう。そんな給食で食中毒などの事故が起こらないように、給食作りにはたくさんのルールが決められています。 (1)給食に使用する食材は、50g以上を専用の冷凍庫で2週間保管しています。何か問題が起きた時には、この食材を検査して、原因を特定するためです。 (2)使用する野菜や果物は、3回以上洗浄してから使用しています。 (3)調理中は、温度計を使って食材の中心までしっかり過熱されたかを確認するようにしています。 (4)こうしてできあがった給食は、子ども達が食べる30分前までに校長先生が食べて、安全な給食かを確認してもらっています。 このように、給食は難しい衛生管理の下で作られています。 |
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