音楽朝会子供によっては、幼稚園や保育園で歌ったことがある思い出の歌でもありますが、小学校の音楽の教科書にも取り上げられていて、本校の児童も毎年3年生になると歌っています。子供たちはこの歌が大好きで、何回歌っても飽きません。 今回、6年生を送る会の全校合唱曲として6年児童が選んでくれました。6年生を送る会は来週の火曜日に行われます。今日の音楽朝会では、この歌を全校で歌いました。楽器の演奏は5・6年生の音楽委員会児童が担当しました。 いろいろな場面でたくさんお世話になった6年生に向けて、すてきな歌声と演奏が体育館に響き渡りました。 調理実習(5年生)今回のポイントは、「水加減」と「火加減」です。子ども達は鍋をよく見ながら、調理しました。焦げることも水っぽくなることもなく、思った通りに炊き上がりました。おいしく食べられて大満足の子ども達でした。 ぜひ、ご家庭で炊飯器を使った調理に挑戦してみてほしいです。 2月22日(木)父を死に追いやったクエを求めて、一人前の漁師になろうと与吉じいさに太一は弟子入りします。立派に成長した太一は、いつかついに海の中で瀬の主のクエに出会います。しかし太一は、もりを打つことをやめてしまいました。・・・物語の一番のクライマックスであるこの場面をどのように解釈したらよいかということは、6年生にとって、とても難しい読み取りの課題になります。そこには、「人間と自然との共生」が大きなテーマとなっていて、題名の「海の命」がヒントとして浮かんできます。 作者は立松和平さんです。自然派思想と、人間らしさへの回帰を強く感じさせる物語を多く残した人でした。6年生の廊下には、立松和平さんの「〜の命」シリーズの本が展示してあります。(山の命、川の命、田んぼの命…など) ところで、1組では今日からこの物語の学習に入りました。今日、提示された学習のめあては、「太一のモノローグを創ろう」でした。そのための手立てとして、「考え方…会話や行動、描写を関連づけて」、「身につける力…物語の全体像をとらえ」、「表現…『太一のモノローグ』で太一の生き方を伝えよう」ということが黒板に示されていました。 指導しているのは、本校の新人育成教員をしている先生です。普段は1年生の教員の指導をしていますが、時々校内の若手教員の指導にも携わってもらっています。先日までは、5年生の「大造じいさんとガン」の単元を指導していただきました。ベテラン教員が率先して授業の進め方を示すことで、多くの若手教員の力になっています。(写真上) 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。金属の温まり方を学習し、さらには水の温まり方についても実験をして確かめてきました。今日は、2組の子ども達が「空気の温まり方」についての実験をしていました。(写真中) 空気の温まり方を調べるために、まずビーカーの中に線香の煙を入れて、アルミホイルで蓋をします。次に、インスタントカイロをビーカーの下に置き、そこを熱源として中の空気の温まり方(対流の様子)を調べます。…というように、教科書には、「インスタントカイロ」を熱源として使う実験が示されています。今日は、カセットコンロの火でビーカーを熱していました。しかし、煙の対流がなかなか見えにくかったようです。(横から光を当てたり、示温シートを使うと分かりやすい。) 空気は、温まった空気が上の方に行き、次第に全体へと対流していくという温まり方をします。石油ストーブのような昔の暖房器具があると分かりやすいかもしれません。部屋の中の天井付近と床近くの温度を、時間を追って測ってみると、温度の違いがはっきりするはずです。 5年生は、算数の時間に「正多角形と円周の長さ」の学習をしています。1組の教室では、円周が直径の何倍になるのか、実際に測定して求める活動を行っていました。 スズランテープや乾電池、プリンカップなど、円筒形をしているものを各班に渡し、それぞれの直径と円周(周りの長さ)を測っていきました。円周は巻き尺を使って測り、直径は定規を正確に当てながら求めました。(写真下) 測定値を基に、「円周÷直径」を計算します。すると、「3.1」という数字が多く出てきました。つまり、円周は直径のおよそ3.1倍になるということが分かりました。最後に先生から「円周が直径の何倍にあたるかを示す数値を「円周率」と言い、「3.14」を使うということを教わりました。 算数の知識は、一方的に教師が教えればすぐに済みますが、実際に子ども達に確かめさせるところが大切です。 2月22日の給食タラのハーブパン粉焼き 押し麦のスープ いちご 牛乳 一口メモ 「タラのハーブパン粉焼き」は、タラにニンニク、パセリ、バジル、オレガノ、ローズマリーを混ぜたパン粉をのせて、オーブンで焼きました。ハーブの香りがして、とてもおいしく仕上がっています。 ハーブの種類は、数えきれないくらいたくさんあります。日本語では、「香草」や「薬草」などと呼ばれています。昔からの日本のハーブには、「しそ」や「ショウガ」、「山椒」などがあります。 ハーブは、魚や肉の臭みを消したり、食欲をアップさせるなどの効果があります。また、料理に彩りを加えたり、味のアクセントになったりもします。ハーブをうまく使いこなすことで、料理が幅広いものになります。 3年生 総合の学習「地いきのすてきを発信しよう」 アカオアルミ工場出前授業工場の方を講師としてお招きしました。アカオアルミ工場は旭町小学校の校区に隣接している大きな工場ですが、住んでいる地区が離れている子供たちにとっては初めて知るよい機会となりました。 なんと、ゴールドやかんマンもみんなの学習のために授業に参加してくれました。ゴールデンやかんマンのお話から、アカオアルミ工場は創業1947年という歴史があり、旭町小学校よりも10年近く前から今の場所でたくさんの製品を製造しているということが分かりました。また、一円玉もアカオアルミで製造していたそうです。 現在は、アルミニウムを原材料としたスプレー缶や口紅のケース、薬のチューブに関わる製品を製造されているそうです。さらに、海外へのアルミニウム製品の輸出や海外事業としてワインや食品の輸入も手がけるようになっていると学びました。世界とつながる事業をされつつ、工場直売のような地元に根ざした販売も続けていらっしゃることが分かりました。 3月に工場直売のイベントがあるそうです。旭町小学校の子供たちも、きっとおうちの方と一緒に訪れるのではないでしょうか。地域にこんなにすてきな工場があることを、ぜひたくさんの人にお話ししてほしいです。 2月21日(水)現在の小学校の学習指導要領において、プログラミング教育が柱の一つになっています。これは、プログラミングのための新たな教科ができたのではなく、各教科での学習の中で指導することになっています。プログラミング的な思考を育むことは、今までの小学校教育の中にも無数に含まれていました。その中でも、必修化されているものの一つに6年生のこの単元があります。 MESHは、ソニー株式会社が開発した、さまざまな機能をもった小さな「電子タグ」です。USBメモリを一回り大きくしたような形状で、タブレット上のアプリでプログラミングを体験することができます。画面上に並んだアイコンを動かしてプログラムを作り、そのまま実物の電気回路に結果が反映されます。 今日は、いろいろなセンサーのうち、明るさセンサーや人感センサーを使ってプログラミングを行いました。「暗くなったら電気がつく、明るくなったら電気が消える」、「人が来たら電気がつく、人がいなくなったら電気が消える」というプログラミングは、日常の様々なところの電化製品でも使われています。子ども達は、タブレットの画面上でプログラムを組み、実際にLEDが点灯・消灯するかを確かめていました。(写真上) 3年生は、総合の学習の時間に「地域のすてきを発信しよう」という学習をしています。今日は、地域にある工場を代表し、アカオアルミ工場の方々に出前授業をしていただきました。 アカオアルミは、旭町3丁目に本社工場があります。昨年度は直接工場に行って見学をさせていただきましたが、今年は人数制限がかかったため出前授業という形になりました。 創業が1947年5月ということなので、今年で77年目になります。つい何年か前までは、1円玉の素になるアルミ片を製造していました。現在も様々な製品の原料となるスラグ素材をたくさん作っています。スラグ素材は、圧延板を金型で打ち抜いて製造するアルミ片です。いろいろな会社から注文が入り、それに合わせた形状を作って出荷しています。 工場内は、アルミの原料を溶かす工程(鋳造)と、アルミの板に延ばす工程(圧延)、そして丸く型抜きする工程(特品)の3つの部門に分かれているそうです。動画を使いながら、分かりやすく説明していただきました。(写真中) また、アカオアルミでは、フランスとの交流も積極的に行われているようです。直売会では、フランスから取り寄せたジャムやお菓子、ワインなどを販売しているそうです。次回の工場直売会は、3月9日(土)に行われるとのことでした。 せっかく学区内にある工場なので、実際に目で見て学習することが大切です。今回は、学年全体の人数制限がかかり、工場見学ができませんでした。来年は、クラスごとに日程を分けて、直接工場に行って見学ができるようにしたいと思います。 北校舎1階(児童玄関を入って左側)に、立派なお雛様が飾られました。旭町小には昔からお雛様がなかったので、どこかから譲ってもらえないかと思っていたところでした。先週、本校の主事さんが、家にあったお雛様を学校に運んできてくれました。 「だいぶ昔のお雛様だから…」と言っていましたが、その方が長年にわたり大切にされてきたという気持ちが人形から伝わってくるものです。休み時間に集まってきた子ども達は、一体一体の人形を食い入るように見ていました。(写真下) 最近は住宅事情もあり、なかなかこれだけ大きなお雛様を飾ることは難しくなってきているのではないでしょうか。2週間ほどの出番ではありますが、整然と並べられたお雛様は久し振りに並べてもらったようで、どこかホッとした表情に見えました。 2月21日の給食じゃこふりかけ 筑前煮 野菜のごま酢和え 牛乳 一口メモ クイズです。筑前煮は、別の名前でも呼ばれていますが、それは次のうちのどれでしょう? (1) がめ煮 (2) まめ煮 (3) しめ煮 答えは、(1)のがめ煮です。筑前煮は、福岡県の郷土料理です。福岡県の北部は、「筑前の国」と呼ばれていたことからこの名前がついたとされています。鶏肉や野菜などのいろいろな材料を使うので、「寄せ集める」という方言の「がめくりこむ」から「がめ煮」と呼ばれています。 筑前煮は、具だくさんで栄養バランスのよい料理です。今日は、鶏肉やにんじん、たけのこ、こんにゃく、里芋、干ししいたけ、ごぼう、さつま揚げ、いんげんの9種類の具材を使っています。 2月20日(火) その2「ちいさなちいさな めにみえない びせいぶつの せかい」は、イギリスの科学絵本です。私たちの身の回りにいる、目に見えない小さな微生物を取り上げた内容です。人の暮らしとの関わりや、自然界での大きな役割についても紹介しています。その不思議な世界をのぞき込むようにつけられた音楽が、とても印象的に響いてきました。 「きょうは なんのひ?」は、両親の結婚記念日をお祝いしようとする子どもの気持ちが描かれた絵本です。次々と手紙をたどっていくと、最後に素敵な贈り物が…親子の温かな心の交流が、朗読と音楽とで表現されていました。 今日、参加してくれたたんぽぽの会のメンバーは、7名でした。それぞれに専門の楽器があります。フルート、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、ファゴット、サクソフォンです。(もう一人は、ジャズボーカルの専門です。)公演日に都合のつく学生で組織するため、日によっては違った楽器編成になります。それをリーダーがまとめ上げ、当日に備えています。 また、ピアノや打楽器、効果音等もみんなで分担するとともに、朗読も重要になります。絵本の朗読のすばらしさは、「おはなしコンチェルト たんぽぽの会」の伝統です。たんぽぽの会がスタートしたのは、14年ほど前のことでした。国語を専門とする元小学校の校長先生が、学生たちを指導したことから始まりました。その後、私が着任した学校に毎年来てもらうようになりました。学生たちは、卒業すれば当然入れ替わっていくわけですが、初期の頃の精神は変わらず受け継がれています。 子ども達の笑顔を見て、きっと学生たちもこの活動を続けていこうという気持ちが高まったことでしょう。 2月20日(火) その13校時は、低学年への公演でした。最初に、「メヌエット ト長調」の演奏がありました。この曲は、バッハの作品として有名でしたが、現在ではペツォールトという人が作曲したとされています。(「ラヴァース・コンチェルト」として、ポピュラーソングにもなりました。) 低学年のプログラムは、「スイミー」と「おおきなかぶ」、「ずーっと ずっと だいすきだよ」でした。どれも1,2年生の国語の教科書に載っているお話です。スクリーンに本のタイトルが出るたびに、「知ってる、知ってる。」という声が聞こえてきました。ところが、たんぽぽの会の公演を通してお話を聞くと、また違った印象になるから不思議です。スクリーンに映し出される絵と朗読、さらにその場面に合わせた音楽が特別な効果を生むからです。スイミーでは、効果音を表現する楽器がいくつか登場しました。後で、子ども達にその楽器の紹介もしてもらいましたが、みんな興味津々だったようです。 「おおきなかぶ」では、先生たちも登場しました。おじいさん、おばあさんの他に、孫娘と犬、猫、ねずみ役が次々と現れて、みんなで一緒にかぶを引き抜くことになりました。そこで、子ども達も参加して応援します。楽しいリズム打ちと、「うんとこしょ、どっこいしょ」というかけ声をかけながら、みんなで応援しました。 「ずーっと ずっと だいすきだよ」は、ちょうど1年生が国語の時間に取り掛かり始めている教材です。(ちなみに、国語の教科書では、「ずうっと、ずっと、大すきだよ」という表記です。)この物語は、言葉に出して気持ちを伝えることの大切さを描いています。音楽の効果もあり、ちょっとしんみりとした気持ちで終わりました。 最後に、楽器の紹介をしてもらいました。それぞれの楽器の音を聞かせるためにメロディーを吹くと、自然に歌声がし始めました。子ども達にとって、目の前で生演奏が聴けるということは、心に響くすばらしい経験だったのでしょう。 作ってあそぼう(2年生)その中で、「びっくりへび」という牛乳パックと輪ゴムを使ったおもちゃを1年生と一緒に作りました。2年生は、1年生が楽しく作れるように準備をして、優しく教えてあげることをめあてにして今日を迎えました。 1年生みんなが作り終えた後、自分の「びっくりへび」で一緒に遊びました。1年生が、「楽しく作れました。」「2年生が優しく教えてくれてうれしかったです。」と感想を言ってくれたので、2年生も笑顔で活動を終わることができました。 2月20日の給食春雨スープ スイートポテト 牛乳 一口メモ 「ルーローハン」とは聞きなれない料理ですが、台湾料理の一つです。 まず、豚肉をしょう油と砂糖などで甘辛く味付けします。そこに、八角やシナモン、山椒などをミックスした五香粉(ウーシャンフェン)という中国を代表するスパイスで独特の香りをプラスして、ご飯と一緒に食べる料理です。一緒に卵や青菜を乗せたり、ご飯と別々に盛り付けたりと、地域によって様々な食べ方があります。台湾には、ルーローハンを出すお店がたくさんあって、台湾の人々にはとてもなじみのある料理だそうです。 今日は、子ども達が食べやすいように、少しアレンジしています。台湾の味が楽しめると思います。 登校班会議前半・後半に分かれて2部制で進めました。前半は、現班長が司会をつとめ、1年間の振り返りをしました。良いところと直したいところを話し合い、最後に今まで班を引っ張ってくれた6年生に向けて、お礼の気持ちを伝えました。後半は、新班長が司会進行をつとめ、来年度の並び方や役割を確認しました。 多くの班は、明日から新班長が先頭になって登校します。少しずつ新学年としての自覚をもち、安全に登校してほしいです。 お忙しい中、ご来校いただいた現地区委員・新地区委員の保護者のみなさま、ありがとうございました。 校長先生との会食会(6年生)お話のテーマは、「将来の夢」や「中学校で頑張りたいこと」です。6年生の子ども達は、お話ができるように、心の準備をしてから会食会に参加しました。 行く前は少し緊張気味の子もいましたが、「思っていたより楽しかった!」「もう1回行きたい」と安心した顔で教室に戻ってきました。校長先生と話す機会が多くないだけに、貴重な経験になったようです。 2月19日(月) その2教科書には、図工の時間に作った小物入れについて書かれた文章が参考に掲載されています。そこには、なぜその作品を選んだのか、「紹介したい理由」が詳しく書かれています。子ども達は、その書き方を参考にしながら文章を考えていきました。(写真上) 国語の時間では、縦書きで書くのが普通です。もちろん、国語のノートも縦書きです。しかし、この単元では「横書き」の作文例になっています。他の学年でも、時々国語の単元に横書きの題材が登場する場合があります。これは、「文章を書く」ということが、様々な教科で活用される場合を考えてそのようにしているのだと思われます。例えば、今回のような作品の紹介文は、図工の時間や総合の学習などで扱われることが考えられます。そのため、横書きが適しているということなのでしょう。 5年生は、来週火曜日のお別れ給食会に向けて準備を進めています。3,4校時に体育館で6年生を送る会が行われた後、続けてお別れ給食会があります。たてわり班の教室に行き、1〜6年生で一緒に給食を食べ、一年間お世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えます。 2組では、当日、自分のたてわり班の6年生にプレゼントとして渡す「メッセージカード」の準備をしていました。昨年までは色紙にまとめていましたが、一人あたりの書くスペースがかなり限られていました。また、低学年の子にとっては、小さな文字で書くのが大変でもあったので、メッセージカードに変更しました。1〜5年生が一人ずつ6年生に向けて書いたメッセージと、5月の全校遠足で撮った集合写真を一緒に綴じ込んであります。自分の班の6年生に気持ちよく受け取ってもらえるように、表紙をきれいに飾り付けて仕上げていました。(写真中) 5年生はこの他にも、お別れ給食会での司会進行をします。その時の役割分担を決めたり、班のみんなで行うゲームを考えたりもしています。6年生を送る会も含めて、来週は5年生が先頭に立ってがんばる姿がたくさん見られそうです。 5年生の3学期の家庭科では、ご飯と味噌汁を作る調理実習があります。今日は、1組がご飯の炊き方の実習を行っていました。 まず、米を量ってから洗う作業を行いました。教科書には、「軽くかき混ぜながら、3回くらい水をかえて洗う。」と書いてあります。昔は「米を研ぐ」ことを指導していました。しかし近年は、精米技術が進歩したことにより、お米の表面にぬかはほとんど残らなくなりました。ですから、昔のようにしっかりと研ぐ必要はなくなり、力を入れずに「洗うように研ぐ」方が、ご飯がおいしく炊けるようになりました。そのため、教科書でも「洗う」という表現になったのかもしれません。(しかし、最初に入れた水は早めに捨てないと、ぬかのにおいがついてしまうので要注意です。) 家庭科室にはガラス製の鍋があり、いつも5年生はこの鍋を使っています。ご飯が炊けていく様子を観察しながら火加減を調節することができるためです。沸騰してきたら火を弱め、水分が引くまで弱火を保ちます。最後は、火を消してから10分ほど蒸らして完成です。 どのグループもとても上手に炊けていました。炊き立てのご飯をしゃもじでほぐし、各自が用意した茶わんによそっていきました。最初はなにもかけずに、白米のおいしさをじっくり味わいました。(写真下) 各家庭では、炊飯器でご飯を炊くことがほとんどだと思います。しかし、米を量り取ったり洗ったりすることは、もうできるようになりました。ぜひご家庭でも、進んで手伝うようにさせてみてください。 2月19日の給食ししゃものピリ辛焼き はりはり漬け 鶏つみれ汁 牛乳 一口メモ 今日の給食は、カルシウムが豊富な食材であるししゃもを使った献立です。 ところで、「骨貯金」という言葉を知っていますか? 実は、一生分の骨の量は、十代の時にもう決まってしまうと言われています。骨は、日々「壊す」と「作る」を繰り返しています。そして、十代までに作られた骨の量が一生分の骨の量となり、大人になってから増やそうとしても難しいとされています。そのため、十代のうちにたくさんの骨貯金をしておくことがとても重要です。 今の子ども達は、骨貯金がしっかりできる年代です。ぜひカルシウムが豊富な食材をしっかり摂って、骨貯金がたくさんできるようにしていきましょう。 2月19日(月) その1・・・来週火曜日に、「6年生を送る会」があります。1か月後に旭町小を卒業していく6年生のみなさんを全校でお祝いするとともに、今までの最高学年としての活躍に感謝の気持ちを伝える会です。「6年生を送る会」は、3学期に全校で行う行事の中で、最も大切な取り組みです。 今、「6年生に感謝の気持ちを伝える会です」ということを話しました。「感謝」というのは、「人からしてもらったことに対して、ありがとうという気持ちをもってお礼を伝えること」を言います。では、その感謝の気持ちを伝えるには、具体的にどのようなことをしたらよいのでしょうか? まず大切なのは、「ありがとうございました。」と言葉で伝えることです。それも、きちんと心のこもった「ありがとう」が言えることが大切です。他にも、品物をプレゼントするといったことも感謝の気持ちを表すことになりますが、もっと大切なことがあります。何だと思いますか? それは、感謝の気持ちを態度で表すことです。最近の例で言いましょう。先日、5年生が岩井移動教室に行きました。3日目の朝、宿舎の前で閉校式がありました。宿舎の方々に3日間お世話になったことに対して、「ありがとうございました。」と言葉で感謝の気持ちを伝えました。次に、態度で感謝の気持ちを示します。それは、移動教室が終わってからも、5年生のみなさんが毎日学校生活にしっかり取り組むことで伝わります。岩井の宿舎の方々にとっては、3日間の宿泊で得たことをもとに、学校に戻ってからもがんばっているんだなということが伝わり、何よりもそれが一番うれしいはずです。 感謝の気持ちを態度で表すことについては、2年生のみなさんにも関係する場面が最近ありました。2年生は、生活科の学習で自分の生い立ちについて調べています。家の人に小さかった頃の写真を用意してもらったり、インタビューをしたりして、昔の自分のことをまとめています。自分の成長に気が付き、同時に育ててくれた家の人に感謝する気持ちが大切であるということも分かってきました。「今までそだててくれて、どうもありがとう。」と言葉で伝えることも大切ですが、自分の態度で示すことがもっと重要です。つまり、学校生活も家庭での生活においても、「自分でできることは自分でやる」とか「苦手なことにも挑戦していく」というように、立派な態度に変えていくのです。そのようにがんばる姿を見たら、きっと家の人はうれしい気持ちになるでしょう。それが感謝の気持ちを伝えるということなのです。 さあ、全校で行う「6年生を送る会」まであと1週間です。学年で出し物の準備を進めていく頃になりました。自分たちの出し物をしっかり練習し、一人一人の成長が分かるように態度で示すようにしてください。見ている6年生のみなさんに、「立派に成長したな」と思ってもらえるような出し物にしていきましょう。それが本当の感謝の気持ちを伝えることにつながります。 一方、6年生のみなさんもお礼の出し物があり、しっかり練習しておくことが大切です。当日は、全校児童の他に、校内全ての先生方や6年生の保護者の方々が見に来ます。6年生の出し物を通じて、体育館に集まった全ての人たちに感謝の気持ちをきちんと伝えてください。つまり、態度で示すということです。みなさんのがんばりに期待しています。・・・ 続いて、先月行われた練馬区連合書写展に出品された子ども達の表彰を行いました。書き初め作品が選ばれた子は、全校で21名いました。名前が呼ばれ、返事をしてステージ前に整列しました。代表で6年生の子に賞状を渡しました。 あいさつ運動(4年生)「大きな声で」「相手の目を見て」「自分から」あいさつすることを意識して取り組みました。最初は小さい声でしたが、慣れてくると自分から大きな声であいさつをすることができました。 実施後、子供たちから「みんながあいさつを返してくれて嬉しかった。」「またあいさつ運動をやりたい。」「これからもあいさつをがんばろうと思った。」等の感想が聞かれました。あいさつ運動を通して、達成感や意欲につながったようです。あいさつをすることの良さに気付けたので、これからもあいさつをがんばってほししです。 保護者の皆様、あいさつ運動の日に遅れないように早めに家から送り出していただき、ありがとうございました。 2月16日(金)3年1組の教室では、「ねえ、どれがいい?」(ジョン・バーニンガム 作 松川 真弓 訳)という絵本の読み聞かせをしていました。絵本には、いろいろなタイプのものがあります。じっくり黙って聞くお話もあれば、ページをめくるたびに子ども達の反響がすごいものもあります。「ねえ、どれがいい?」は、断然に後者のタイプの絵本です。 「もしもだよ、きみんちのまわりがかわるとしたら…。どれがいい?」、そう言って男の子が提示するのは、3つの選択肢です。「大水に浸っている家」と、「大雪にうまっている家」と、「ジャングルに囲まれている家」です。どれも大変なことになっているようなので、どれがいいかと迷ってしまいます。他にも、ジャムだらけになるのと、水をかけられるのと、泥んこになるのと、どれがいいでしょうか。挙句の果てには、「ヘビにまかれる」のと、「サカナにのまれる」のと、「ワニにたべられる」のと、「サイのしたじき」とでは、どれがいいでしょうか? ついに子ども達は「え〜っ!」となります。 次々に「どれがいい?」と迫られますが、どれも究極の選択というか、ほぼ全部がイヤなものばかりという提案になっています。ですから、「どれがいい?」と聞いているところにこの絵本のおもしろさがあるのです。作者のユーモアが感じられる内容で、昔から読み聞かせでよく使われてきた絵本です。 「またまた ねえ、どれがいい?」という続編の絵本も出ているようです。きっと、ますます選ぶのに迷ってしまう選択肢が出てきて、子ども達が大いに沸く内容になっているのでしょう。写真は3年1組の様子ですが、お行儀が悪いのではなく、本に夢中になっている姿ととらえてください。(写真上) 1年1組で、図工の授業がありました。「1年間を振り返って、学校の思い出を絵に描こう」という学習でした。1年生としての学校生活を振り返り、学習や行事で心に残った場面を絵に表現します。描き始める前に、4月に入学した頃から最近の様子までを振り返り、どのような取り組みがあったかを、みんなで出し合いました。 全校遠足やこども動物園に行ったこと、光が丘公園にどんぐり拾いに行ったことなど、校外学習がありました。また、運動会や展覧会、プール、なわとび、昔遊びなど、たくさんの学校行事や学習で取り組んだ思い出もありました。 多くの思い出の中から1つ選んでクレヨンで描いていくのですが、なるべくいろいろな場面の絵ができるように、子ども達から希望をとって調整していきました。というのは、完成した絵は、4月から入学してくる新1年生に向けた掲示物として利用するからです。「今度旭町小に入ってくる1年生に、みんなの絵を見てもらうよ。学校で楽しいことがたくさんあるんだなと思ってもらえるように描こうね。」と、意欲づけをしてから画用紙を配りました。(写真中) 3年生は、国語の時間に「コンピュータのローマ字入力」という学習をしています。3年生は、9月にローマ字の学習を行ってきました。その時に学習したことを利用し、活用する力をつけるのが今回の学習です。ローマ字の学習が4時間扱いであったのと同様に、今回も2時間扱いと大変少ない指導時間です。ちょうど3年生では、様々な授業でよくタブレットを使っています。ローマ字入力に慣れることで、タブレットの操作がより素早くできるようになります。2組では、タイピングソフトを使って、みんなで楽しみながら練習をしていました。(写真下) ローマ字には、訓令式と呼ばれる日本式のローマ字と、ヘボン式のローマ字があります。ヘボン式は、日本語表記をラテン文字表記に転写する際の規則で、日本で最も多く用いられているローマ字です。しかし、国語の教科書では、訓令式を教えることになっています。簡単に違いをお伝えすると、訓令式では、「si(し)」「ti(ち)」「tu(つ)」と書きますが、ヘボン式では「shi」「chi」「tsu」と表記します。ただし、パソコンではどちらで入力しても大丈夫なようになっています。 困るのが、「じ」と「ぢ」を入力する場合です。「zi」でも「ji」でも「じ」と入力されます。「ぢ」を入力したい場合は、「di」と打たなければなりません。同様に、「づ」は「du」です。また、「を」は「wo」、「ん」は「nn」というルールも、ローマ字入力で覚えておく必要があります。 ちなみに…私は、30年前のワープロ世代の人間です。最初からひらがな入力で行ってきたため、現在もそのままです。(ひらがな入力でも、とても速いです!) 2月16日の給食和風キャベツバーグ 白菜のスープ みかん 牛乳 一口メモ ご飯とおかずをどんな順番で食べていますか? 「好きなものは最初に食べる」、「最後までとっておく」など、人それぞれに食べる順番のこだわりがあるかもしれません。しかし、ご飯とおかずを交互に食べることで、どちらもよりおいしく食べることができます。 おかずは、ご飯と一緒に食べることでおいしくなるように味付けしてあります。ですから、おかずばかり食べていると、味が濃く感じられることがあるかもしれません。逆にご飯ばかり食べていると、味がたんぱくなので、ご飯が進まないことが考えられます。そのため、ご飯とおかずを交互に食べることで、両方をよりおいしく食べることができるのです。 また、食べ物の味をよく味わえるように、よく噛んで食べることも重要です。 たてわり班遊び今回は、5年生が計画した初めての遊びです。事前にしっかり準備ができていたので、計画通りに進行することができました。自信をもった表情で班のみんなをまとめる5年生の姿が頼もしく、異学年で楽しく遊ぶことができました。 卒業が近づいている6年生と一緒に過ごせる時間も、あとわずかです。5年生はお別れ給食やロングたてわり班遊びに向けての準備も少しずつ進めています。 |
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