7月14日の給食沢煮椀 牛乳 一口メモ 暑くなっていると、アイスクリームや冷たくて甘い飲み物をとる機会が多くなります。のど越しがよいので、ついつい食べ過ぎたり、飲みすぎたりしてしまいがちです。 アイスクリームには、約大さじ3杯分の砂糖が含まれています。また、コーラなどの炭酸飲料のペットボトル1本には、大さじ6杯分も砂糖が含まれています。もしも、アイスクリームと甘い飲み物を一緒に食べたら、大量の砂糖をとっていることになります。 砂糖のとり過ぎは、肥満や虫歯の原因になります。甘いものは、量や回数に気を付けて、おやつの時間を楽しむようにしましょう。 ユニセフ募金
7月7日(金)、8日(土)、10日(月)の3日間、代表委員がユニセフ募金活動を実施しました。
代表委員会の子供たちはこれまで、募金によってできることをポスターに描いて掲示したり、支援が必要な子供たちが世界中にたくさんいることをユニセフ集会で呼びかけたりしてきました。 今年度は3日間の募金活動で、44,867円集まりました。募金にご協力してくださりありがとうございました。 7月13日(木)そして、翌日(土曜公開の日でした。)は、一晩水につけておいたダイズを観察しました。水を吸って大きくなり、クリーム色をしているものの、見た目は枝豆のような感じです。(枝豆はダイズを未熟な状態で収穫したものなので、もともとは同じものです。) 今週に入り、ビーカーの中で発芽が始まりました。白い根が出始め、今日は子葉(豆の部分)が少し緑色になってきた様子を確認することができました。もう子ども達は気づいています。大豆を発芽させることで、「もやし」ができるということをです。今後2学期以降は、ダイズからできる製品などを調べて、さらに学習を広げていきます。(写真上) ところで、スーパーに売られている「もやし」は、どのように作られているのかご存知でしょうか? いろいろな豆を使ったもやしの種類があるようですが、一般に売られているもやしは、「緑豆(りょくとう)」を使っています。一方の「大豆もやし」は、先端に1センチくらいの豆が付いていて「豆もやし」とも呼ばれています。軸が太く短めで、もやしのシャキシャキ食感とともに、豆の歯ごたえや風味が味わえます。そして何よりも、普通のもやしに比べて「大豆イソフラボン」が含まれているという違いがあります。大豆イソフラボンは、骨の成分の維持に役立つはたらきがあるため、中高年の女性にはありがたい食品と言えます。 一週間後に1学期の終業式があります。1年生の教室でも、学期末のまとめの学習が始まりました。算数の授業では、4月から5月にかけて、数を数えたり数字を書いたりする勉強をしてきました。算数ブロックが大活躍の毎日でした。そして6月から7月にかけては、「あわせて いくつ ふえると いくつ」のたし算の学習と、「のこりは いくつ ちがいは いくつ」のひき算の学習をしてきました。1年生が1学期に習う算数のうち、一番重要な学習内容と言えます。 たし算もひき算も、まだ繰り上がりや繰り下がりはありません。(10までのたし算・ひき算)1年生の教室では、「計算カード」が登場し、算数ブロックに替わって大活躍中です。最初のうちは、指計算機を使って答えを出す子が多いですが、毎日練習するうちにすぐに答えが言えるようになります。計算カードは、すばやく暗算で答えが出るようにするためのものです。とにかく繰り返し練習することをお勧めします。(写真中) 計算カードは、夏休み中も宿題になっているのではないでしょうか。夏休みの40日間、計算カードをやるとやらないのとでは、ずいぶん違ってきます。というのも、2学期には繰り上がりや繰り下がりのあるたし算・ひき算の学習が出てきます。さらに、2年生になると筆算を習い、暗算がすらすらとできることが必須となり、新しい学習に入っていきます。また、時間を計りながら計算カードに挑戦することで、学習への意欲づけと根気強さを身につけさせることにもつながります。 2年生の教室では、はがきの書き方についての学習をしていました。学年で郵便局に申し込み、低学年用の手紙の書き方のテキストを送ってもらいました。(さらに、全員に官製はがきももらいました。)2組では、テキストを使って暑中見舞いの文面の指導が行われていました。また、8月7日までに出す手紙は「暑中見舞い」で、それ以降は「残暑見舞い」になるということも学びました。 はがきを出す相手は、親戚の人などを想定していて、住所を家の人から学校に伝えてもらうことになっています。田舎にいるおじいちゃん、おばあちゃんに、突然暑中見舞いのはがきが届くことになるので、びっくりするかもしれません。でも、ていねいな文字や心のこもったイラストが描いてあれば、成長を喜んでくれることでしょう。子ども達は、本番のはがきに書くのを楽しみにしているようです。(写真下) 児童集会(ジェンカジャンケン集会)曲に合わせて踊りながら、笛の合図で近くの人とジャンケンをします。勝った人が先頭に、負けた人がその後ろに続いて列車のようにつながっていきます。 全校で、体を動かしながら児童集会を行うのは3年ぶりのことで、集会委員の子ども達が丁寧にルールを説明しました。(写真上) 曲が始まると、たくさんの友達と楽しみながらジャンケンをして、どんどん長い列になっていきました。(写真中・下) 1学期の集会は、これで最後でした。集会委員の子ども達は、今日の反省を2学期の集会に生かせるように、気持ちを高めていました。 7月13日の給食じゃこサラダ ビーンズスープ 牛乳 一口メモ 今日のビーンズスープには、インゲンマメや大豆、グリンピースの3種類の豆が入っています。豆とトマトの組み合わせは、相性ピッタリでおいしいです。 給食にはよく豆料理が登場すると感じている人がいるかもしれません。給食では、肉、野菜、魚、卵、海藻、乳製品、豆類、きのこなどの様々な食材をバランスよく使用するというきまりがあります。そして、食材の中でも豆類には、成長に必要なたんぱく質、カルシウム、ビタミンなどの栄養素が多く含まれています。そのため、豆類は給食に登場する回数が多いというわけです。 給食では、スープやカレー、サラダなどの他に、細かくみじん切りにしてハンバーグなどにも入れたりして、豆類をとる工夫をしています。 練馬区立美術館 鑑賞活動(4年生)開催中の展覧会「植物を歩く」の鑑賞活動ではワークシートに記入しながら、作品の中から植物を見つける活動を行いました。子供たちはワークシートに見つけた作品の絵をスケッチしたり、作品から感じたことを言葉で書き留めていました。「この絵が一番すき」と呟きながら、作品の前に立ち止まり夢中でスケッチする姿もありました。 また、普段は見られないバックヤードの見学も行いました。美術作品に触れて学ぶ貴重な体験となりました。 セーフティ教室(3,4年生)3・4年生には、万引き防止についてお話ししていただきました。旭町小学校の子どもたちの生活でも、公園でサッカーボールやおもちゃが落ちていることがあるのではないでしょうか。そんなとき、どう行動しているでしょう。 「人の物と自分の物を分けて考えること」の大切さを考えさせました。また、「お前もやれよ。見張っといてやるから。」と万引きに誘われたとき、どう行動できるでしょうか。映像資料を見て、一人一人が「万引き防止」についてよく考えたようです。「落とし物を自分のものにしない」、「やらない! とことわる」など、それぞれが意見をもつことができました。 7月12日(水) その22組では、養護教諭も授業に入り、「思春期の体の中で起こる変化」の学習をしていました。体は年齢に伴って変化し、体の発育・発達には個人差があること、思春期になると体つきが変わり、初経や精通が起こったりすることなどを指導しました。(写真上) 当初、小学校では、高学年(5,6年生)のみに保健の領域がありました。3,4年生に保健の授業が入ってきたのは、平成10年(1998年)からのことです。ですから、25年前までは、今日の4年生の指導内容は5年生で教えていたことになります。現在の子ども達の体格や社会情勢から考えると、今後はもっと早い時期に指導すべき内容なのかもしれません。 5年生は、図工の時間に「瞬間コレクション」という作品に挑戦していました。タブレットを使い、遠近法の効果を生かしたり、身の回りにある物の興味深い瞬間を見つけて撮影し、作品にしていきます。 子ども達は、グループに分かれてどんな作品にするかを考えました。また、ぬいぐるみやプラレール、フィギュアなどを用意してきて、撮影に向けた準備を進めてきました。廊下に出て撮影をしている子ども達を見ていると、試行錯誤を繰り返しながら協力して作品づくりに取り組む様子が、とても楽しそうでした。タブレットをどう使うか、道具と人物との距離をどの程度にするかと、頭と知恵を寄せ合いながら話し合っていました。 この「瞬間コレクション」は、スマートフォンのカメラ機能でも手軽にできるので、インスタグラムなどのSNSを通じても広く行われています。それだけに、子ども達の制作意欲が格段にアップしていました。ガムテープを使い、遠近法で人物が中に入った写真など、楽しい作品がたくさんできました。(写真下) ところで、西本喜美子さんという写真家をご存知でしょうか? 「自撮りおばあちゃん」として、YouTubeでも人気になったアマチュアカメラマンです。72歳で写真を習い始め、ゴミ袋に入った姿を自撮りするなど、個性豊かな作品が広く知られた方です。私もホームページ用の写真を撮るのが趣味の一つのようになってしまいましたが、カメラを構えるのは面白いものです。 セーフティ教室(1、2年生)光が丘警察の方々にお話を聞きたりDVDを見たりして、連れ去り防止について学習しました。「いかのおすし」の約束や知らない人に声をかけられても側に行かずに逃げること、留守番の時の安全な過ごし方などを学びました。 子供達は真剣に話を聞き、これからの生活に生かしていこうという意識が高まりました。 とうもろこしの皮むき(2年生)最初に、とうもろこしについてのクイズがありました。 1.とうもろこしは、朝、昼、夜のいつ取ったものがおいしいか。正解は、朝です。 2.とうもろこしを取るとどのようなことが起こるか。正解は、熱くなるそうです。これ は、なかなか正解者がいませんでした。 3.実の数とひげの数は、どちらが多いか。正解は、同じです。 子どもたちは、どんどん皮をむいていきました。一人2、3本のとうもろこしの皮をむきました。ひげもきれいに取っている子とそうでない子、その子その子の性格が出るなぁと感じて面白かったです。 給食のとうもろこしは、いつも以上に美味しく感じました。お家でも、とうもろこしの皮むきに挑戦してみてください。 1年生 図工(絵の具の使い方)クレヨンで5つの風船を描き、その中を絵の具で塗る学習を行いました。初めての絵の具に興味津々で、よく話を聞きながら楽しそうに取り組んでいました。 7月12日(水) その1最初に、栄養士さんからとうもろこしについての説明がありました。根こそぎ1本いただいた株の見本を見せて、畑でどのようにとうもろこしがついているのかを確認しました。とうもろこしは、雄花と雌花が分かれてついています。てっぺんに咲いているのが雄花で、実の部分が雌花です。結実して実がふくらむと、雌花の先のひげ(めしべ)が茶色くなってきます。栄養士さんの話では、めしべの数ととうもろこしの粒々の数は一緒なので、ひげがたくさん出ているものはたくさん実がつまっているとのことでした。また、収穫するととうもろこしから熱が発生するそうです。そのため、農家ではすぐに収穫したとうもろこしを冷やすようにしています。熱は、もぎ取った傷口をふさぐために、とうもろこしの成分が移動することで生じます。そのため、とうもろこしは収穫後からすぐに鮮度が落ちてくると言われています。とにかく、収穫したて、その日のうちに食べるのが一番です。 「家でお手伝いしているから知ってるよ。」と言っていた子も、皮とひげをていねいにむいていくのには苦戦していました。中学校の分もあるので、次々と皮むきをしなければなりません。給食に出てきたゆでたてのとうもろこしの味は、2年生にとって、さらに格別な味わいになりました。(写真上) 今日のとうもろこしは、「ゴールドラッシュ」という品種でした。日本で一番なじみのあるとうもろこしの品種です。粒の皮が薄く、甘みの強いおいしさは、生で食べられるほどのおいしさです。品種改良に長い期間かかったようですが、糖度の高さもあり、またたく間に人気の品種になりました。 6年生は、家庭科の時間に「手洗いの洗濯」の学習をしています。1組では、洗濯の基本的な手順や方法を身につけるために、実際に手洗いで行う洗濯実習に取り組みました。 洗いおけに水と洗剤を入れ、汚れている部分を中心にもみ洗いやつまみ洗いをしてきれいにしていきます。また、汚れを取った後は、すすぎ洗いも行うとともに、干し方についても学んでいきました。家庭では、洗濯機がほとんどやってくれています。しかし、衣服にシミがついたり、特別な汚れがついてすぐに落とさなければならない時は、手洗いが必要です。 教科書には、さらに洗濯物を「取り込む・たたむ」ところまで書かれています。夏休みも近いので、洗濯物を干したり、取り込んでたたんだりするところまでをお手伝いのひとつに加えてみてください。(写真下) 7月12日の給食ししゃもの南蛮漬け 生揚げの味噌汁 とうもろこし 牛乳 一口メモ 今日のとうもろこしは、1校時に2年生が皮むき体験をしたものを使っています。とうもろこしの皮は何重にもなっていて、ひげもついていてきれいにするのは大変です。でも、2年生のみなさんは、とても上手にむいていました。 今日届いたとうもろこしは、練馬区の農家で作った「ゴールドラッシュ」という品種です。収穫したてのとうもろこしは、一味違います。新鮮でおいしいとうもろこしを味わうことができました。 今日は、1階の給食室前に、とうもろこしの茎を展示しました。根っこからてっぺんの雄花まで、とうもろこしの全体が分かるようになっています。子ども達の背丈と比べてみると、その大きさにびっくりします。 7月11日(火)練馬区立美術館は、中村橋の駅の近くにあります。毎年1月に、連合書写展や連合図工展の会場になっているため、よく訪れる場所です。しかし、普段行っている美術展として足を運ぶのは、私にとっては今回が初めてのことでした。と言うよりも、美術館に行くこと自体がとても久し振りのことでした。大学生の頃、海外の有名な美術館から運ばれてきた絵画展を見に行った覚えがあります。長い行列の先にあったゴッホやモネの作品を見て、「これぞ本物!」と感動しました。その後は、仕事柄、子ども達の作品展はよく見てきましたが、本格的な美術作品の鑑賞をする機会がありませんでした。 美術館に到着後、学芸員の方から今回の美術展「植物と歩く」の説明を聞きました。館内は3つの展示室に分かれていて、プロローグ「植物の観察」から1章「花のうつろい」、2章「雑草の夜」に分かれています。それぞれの見どころを話してもらいました。また、学芸員の方が作ったワークシートが配られ、そこに書かれた花の名前を探しながら鑑賞したり、心に残ったことをメモするようにとの指導がありました。(写真上) 「植物の観察」では、今話題の牧野富太郎の植物画や、実際の植物標本が展示されていました。牧野富太郎の植物画は、1枚の紙に花や茎、葉の形、さらには地下の根や球根の様子まで、全てが描かれています。ヒガンバナの作品を見てびっくりしました。あのヒガンバナ独特の花の形とおしべ・めしべが、滑らかな曲線で芸術的に描かれているのです。また、球根から伸びる根の絡みぐあいも、植物画でありながら一つの芸術に見えてくるから不思議でした。 当時の牧野富太郎は、自分の絵が後世で、まさか美術館(それも自身が住んでいた練馬区の)に飾られるとは思ってもいなかったでしょう。同じプロローグの部屋には、水彩画で描かれた植物画がいくつかありました。子ども達は、「写真みたいだね…」と話していましたが、私にとっては写真よりもリアルで立体的に見えました。 「花のうつろい」の展示室では、様々な色鮮やかな花の絵が並んでいました。油彩で描かれたバラやヒマワリなどの力強い絵もあれば、日本画風の優しい色合いの絵もありました。(写真中)また、最初に学芸員さんが紹介してくれた「ミズバショウ」をモチーフにした絵もありました。説明を聞いてから実物を見たので、ミズバショウが抽象的なデザインとして変化した絵の数々を興味深く見ることができました。 他にも、メゾチントやリトグラフなど、様々な技法を使って描かれた作品を見ていく楽しさも味わえました。子ども達から、「作品によっていろいろな表現があった」、「作者それぞれに特徴のある描き方があることが分かった」という感想がありました。まさにその通りで、だから絵は面白いのです。旭町小では、今年の11月に展覧会があります。一人一人の個性を発揮する場が展覧会です。4年生の子ども達にとって、すばらしい鑑賞機会になりました。(写真下) 今日は、展示室の鑑賞とバックヤード見学を30分ずつ、クラスを交代して実施しました。バックヤード見学では、美術館の地下にある作品倉庫を見せてもらいました。大型の金庫のような扉を開けると、たくさんの美術作品が箱に入って並んでいました。一年中一定の温度と湿度が保たれた、厳重な保管庫になっていました。 今回の「植物と歩く」の美術展は、先週の日曜日から始まり、8月25日(金)まで開催されています。今日は平日にもかかわらず、多くの一般客が来ていました。近くにお出かけの際は、ぜひ訪れてみてください。(大人500円、小学生は無料です。) 7月11日の給食パリパリサラダ フルーツポンチ 牛乳 一口メモ 今日のスパゲティは、たっぷりのトマトとナス、豚ひき肉を使ったソースを作りました。 トマトは、昔は鮮やかな赤い色から、毒があると言われていました。そのため鑑賞用、つまり見るだけの植物として育てられていました。しかし、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトには健康によい成分がたくさん含まれています。 また、昆布やかつお節、しいたけに含まれているうま味成分は特に有名ですが、実はトマトにもその「グルタミン酸」がたっぷりと含まれていることが分かっています。イタリアでは、トマトソースは日本で言う昆布やかつおの出汁のように、いろいろな料理に使われています。 7月10日(月) その2今日は、校庭に出ただけでジリジリと日差しの強さを感じました。また、ニイニイゼミの鳴き声があちこちからステレオゲームのように聞こえてきます。さらに、ヒマワリやマリーゴールドなどの夏の花が、暑さに負けずに咲いていることにも気づきました。 今朝の情報番組で、浅草寺で行われている「ほおずき市」のニュースを見ました。江戸時代の頃から、7月10日に一番乗りで参拝したいという人が増え、前日の9日から参拝者で賑わうようになったそうです。そこで、7月9日と10日は「四万六千日のご縁日」として広く知られるようになり、浅草寺のほおずき市が始まったとされています。境内に約100軒のほおずきを扱う露店が並び、たくさんの人で賑わっているようです。 旭町小にも、毎年ほおずきが見られる場所があります。1年生の昇降口前に、カイズカイブキ(常緑の樹木)の生垣があり、その下草に紛れてたくさん生えています。かき分けて調べてみると、まだ緑色のほおずきの状態でした。まだ熟していないようですが、来週くらいには朱色に近い提灯のようなほおずきが見られることでしょう。 1組の子ども達に教えてあげると、「ピーマンみたいのがなってる。」と言っていました。(写真上)袋のような部分は、ほおずきの「萼(がく)」にあたります。中には丸い実があり、これを使って遊ぶことができます。爪楊枝で穴を開けて中身を取り出し、息を吹き込むと風船ができます。また、それを口に含んで音を鳴らすこともできます。小さい頃、私の母がよくやって見せてくれました。何度挑戦しても自分にはできませんでした。 2年生は、算数の時間に「時計を生活に生かそう」という学習をしています。1年生の算数では、「何時」と「何時半」、あるいは「何時何分」の時計の読み方(時刻)まで学習済みです。2年生では、さらに時刻と時間の概念や、1時間=は60分間であること、午前と午後の意味、さらに1日=24時間であることについても学んでいきます。 時刻と時間の概念は、日常的に使っているものの、2年生にとっては難しい内容です。「時刻」が「時が流れていく中でのある一点」を指す言葉であるのに対して、「時間」は「時のある一点から別の一点までの間」を示す表現で幅があります。時刻と時間の具体的な違いは、「〇時」や「〇時〇分」が時刻であるのに対して、「〇分間」や「〇時間」が時間ということになります。 しかし、大人でも時刻と時間を混同して使っている場合が多く見られます。「今の時刻は何時?」と言うべきところを、「今の時間は何時?」とよく言っています。あるいは、「次に、3分間ゆでます。」と言うべきところを、「次に、3分ゆでます。」と「間」を省略して話してしまうことが多いものです。つまり、日本語として間違えて使っても意味が通ってしまうので、さらにややこしくなっています2年生の算数の時間では、数直線や模型の時計を使いながらこの単元を学習していきます。(写真中) 1年2組の教室で、絵の具の道具を初めて使った図工の授業がありました。今まで、クレヨンや色鉛筆を使って色をぬってきましたが、いよいよ絵の具を使って絵を描くようになっていきます。 まずは、水入れやパレットの使い方や、絵の具のチューブから色を出す方法の指導がありました。今日は、画用紙に風船を描き、絵の具を混ぜないで1色ずつぬる練習をしました。黄色や赤、青と、自分の好きな色の絵の具をパレットに出し、筆でぬる楽しさを味わいました。また、どの程度水を含ませると色の濃さが変わるかということにも気づかせていきました。(写真下) 絵の具の道具は、これから小学校の6年間でずっと使っていくことになります。そして、図工の学習で最もよく使う道具です。片付けの仕方まできちんとできるように、ひとつひとつ教えてもらっていました。 7月10日の給食鶏肉のきのこソース 三色サラダ 青菜と豆腐のスープ 牛乳 一口メモ 「鶏肉のきのこソース」は、オーブンで焼いた鶏肉に、マッシュルームやしめじ、えのきなどのきのこを入れたホワイトソースをかけて作りました。 クイズです。日本で一番食べられている肉は、次のうちのどれでしょうか? (1) 豚肉 (2) 鶏肉 (3) 牛肉 正解は、(2)の鶏肉です。年間で、1人あたり約13kgも食べられているそうです。以前は豚肉が1位でしたが、2012年頃から鶏肉が一番食べられるようになりました。鶏のから揚げや焼き鳥など、鶏肉を使う人気の料理が多く、日本の食卓には欠かせない食材と言えます。 外国語活動(2年生)
2年生の各教室で、外国語活動の授業を行いました。
今回の学習は、「色」についてでした。「Red」や「Blue」など、日常会話の中で使われていることが多いためなのか、子供たちはよく知っていました。歌に合わせて体を動かしたり歌ったりして、楽しく学習することができました。 7月10日(月) その1
今日の全校朝会は、体育館で行いました。「自由研究をがんばろう」というテーマで話をしました。各ご家庭でも、夏休みの自由研究にどう取り組むか、ぜひ話題にしてみてください。
・・・真夏を思わせるセミの声が聞こえるようになってきました。毎日30度を超える暑い日が続いています。そんな中、目標をもって水泳指導をがんばる姿や、1学期のまとめの学習に一生懸命取り組む姿が見られます。暑いのは誰でも同じです。汗を拭いたり水分補給をしたりするなどの健康管理を自分でしっかり行うことはもちろんですが、暑さに負けない体をつくっていくことも大切です。 さて、みなさんが楽しみにしている夏休みがもうすぐやってきます。1学期の学校生活は、今週5日間と来週3日間の合計8日間を残すのみとなりました。来週の木曜日に1学期の終業式があり、翌日の金曜日から8月31日まで、42日間の長い夏休みが待っています。そこで、夏休みに入る前に、「どんなことをしよう」とか「どんなことをがんばろう」という計画や目標をしっかり立てておくことが大切です。 夏休みの課題として、どの学年にも夏休みならではの宿題が出されるはずです。「夏休みならではの」というのは、長い夏休みだからこそ取り組める自由研究のような宿題です。自由研究ですから、自分でやりたいことを決めて、自由に取り組んで良いのです。「わあ、楽しそう」と、夏休みに入る前までは誰もが思います。でも、何をしようかという計画をあらかじめ考えておかないと、夏休みに入ってからなかなか取り組むことはできません。 いくつか自由研究の例を紹介します。図工が好きな子は、絵を描いたり工作をしたりという作品作りに取り組むことができます。夏休みならではの作品にするのであれば、お店でよく売られている工作キットを買って作るのではなく、材料や作り方を工夫した自分独自の作品ができるとよいですね。また、高学年の子は家庭科の学習を活かして、手芸作品を作ったり調理実習に挑戦したりすることもできます。調理実習は、レシピをまとめたり調理の様子を写真に撮っておいたりすると立派な作品になります。 その他にも、生き物が好きな子は、植物や昆虫、動物について調べたり、観察記録をまとめたりすると夏休みならではの立派な研究になります。あるいは、社会科の発展的な学習として、地域や世界のこと、歴史について調べることもできます。家族で旅行に行く機会があれば、旅行先の地図やパンフレットを集めて、旅行記を作ると思い出に残る自由研究ができます。 夏休みが終わって2学期が始まったら、各クラスで自由研究の発表会をします。さらに、教室や廊下に展示して、全校で「夏休み作品展示会」を行う予定です。隣のクラスや他の学年の作品をお互いに見合うようにします。さらに夕方にも公開し、家の人たちにも作品展示会に来てもらうようにします。 自由研究に一生懸命取り組み、すばらしい作品になったとしたら、きっとこの夏の思い出の1ページになることでしょう。家の人にヒントやアドバイスをもらいながら取り組んでも構いません。見た人に、「すごいな。時間をかけてがんばったんだな。」と感じてもらえるようなすばらしい自由研究をめざしましてください。どんな作品が集まるか、大いに期待しています。・・・ 7月8日(土)1校時に、6年1組で「手品師」という教材を使った道徳の授業がありました。6年生の道徳の授業に、昔からよく使われてきた有名な資料です。この教材は、道徳の内容項目の「正直、誠実」を主題としたものです。・・・大劇場のステージに立つことを夢見て、日々腕をみがいていた手品師が、ある日しょんぼりしている男の子に出会います。手品を見せてやることにより、その男の子は元気を取り戻し、次の日も手品を見せることを約束しました。その夜、大劇場に出るチャンスがあることを知らされた手品師は、大劇場のステージに立ちたい気持ちを捨て切れずに悩みます。そして次の日、たった一人の小さなお客さまを前にして、次々とすばらしい手品を演じるのでした。・・・手品師の心の葛藤を示しながら、最終的には少年との約束を守った「誠実な」手品師の姿が道徳的に描かれています。(写真上) 道徳の資料は、よく考えて作られたり編集したりされています。この資料に関しては、「自己犠牲を助長する教材」と批判的なことが言われる場合もあります。しかし、曲がった見方をせずに、素直に教材と向き合って子ども達に指導したいものです。 2年生の各教室では、発表会形式で授業が行われていました。1校時には、生活科の学習で取り組んできた「めざせ 生きものはかせ」の発表会がありました。今まで、自分の関心のある生きものをタブレットで写真や動画に撮り、詳しくその生態について調べてきました。電子黒板に調べた生き物を映しながら、前に出て一人ずつ発表をしていきました。 両クラスとも、いろいろな生き物について調べていたのでびっくりしました。また、発表会を通して、友達の調べた生き物に対する関心をお互いに高めることにもつながりました。 家で飼っている生き物(ウサギやカメ、セキセイインコなど)を発表した子がいました。動画を見て、「かわいい〜」とか「私も飼ってみたい…」という声が聞こえてきました。また、近くの公園などで見つけた生き物について調べた子も多かったようです。アリやダンゴムシ、クワガタ、カナブン、カナヘビ…中には、ヤモリの写真を見せながら発表していた子もいました。昨年、学校でもヤモリを見かけました。さらに、最近では珍しいタマムシについて発表した子もいました。聞いてみると、上練馬公園にいたそうです。旭町小の周りには自然がいっぱいあり、様々な生き物と出会うことができます。(写真中) 3校時に、6年生のキャリア教育「先輩から学ぼう」という授業がありました。講師として、20年前の卒業生の近藤君に来てもらいました。学校だより(7月号)にも書きましたが、私が担任をしていた頃の卒業生と20年振りに出会い、先月からダンスクラブの講師をしてもらっています。そのご主人も当時の卒業生で、現在弁護士の仕事をしています。そこで今回は、弁護士のご主人の仕事を中心に、6年生への授業をお願いしました。 最初に、弁護士の仕事について、子ども達に分かりやすく話してもらいました。弁護士というと、「裁判所で弁護をする仕事」というイメージがありますが、それだけではなく、様々な仕事があることが分かりました。「トラブルの相談」、「離婚や相続の相談」、「会社の成長のサポート」、「海外企業との契約」…最近はドラマにもなるほど弁護士がカッコよくクローズアップされていますが、仕事は多岐にわたり、大変な職業なんだと改めて分かりました。 また、弁護士になるには人の気持ちが分かることが大切であり、そのためには子どもの頃からの様々な経験が重要であるという話もありました。きっと、他の職業も同じだと思います。子どものうちに多くの経験を積んでおくことこそが、将来の職業につながるとともに、人や社会の役に立っていくことになります。 近藤君は、私が高学年の担任をしていた時の隣のクラスの子でした。小柄で比較的おとなしく、ピアノが得意な子でした。音楽会の合奏や歌の伴奏の時には、たいていピアノの前にいた記憶があります。授業の最後に、6年生の子ども達の前でピアノを弾いてくれました。子どもの頃から習っていたピアノを生かして、音楽クリエーターとしても活躍しているほどです。「自分が好きなことを中心に、どんどんいろいろなことにチャレンジしてほしい」と語ってくれた言葉は、6年生に向けた卒業生からの大いなる励ましになりました。(写真下) |
|