2月7日の給食若草ポテト コーンポタージュ 牛乳 一口メモ 今日のチキンピザトーストは鶏肉、玉ねぎ、マッシュルーム、ピーマン、ケチャップでピザソースを作りました。食パン全部がおいしく食べられるように、食パンの隅々までソースを塗るのがポイントです。 ピザが生まれたのはイタリアですが、世界で一番ピザを食べている国はどこか知っていますか?答えはアメリカです。アメリカの学校の給食はピザが定番で、子供が集まるパーティーには必ずと言っていいほどピザが出されます。 ピザトーストは日本でピザが高価だった頃に、東京の喫茶店でもっと気軽に食べてもらいたいとメニューに登場したのが始まりだとされています。 5年生 岩井移動教室3日目 その1検温をした後、シーツや枕カバー、布団カバーをはずして、きれいにたたむ作業を行いました。シーツをひいたりたたんだりする経験は、家庭ではあまりないかもしれません。一人でたたむより、友達と一緒に行うことですばやくきれいにたたむことができます。宿泊学習での貴重な経験の一つです。(写真上) その後、布団をたたんでから荷物整理をしました。大きなバッグの中は、昨日買ったお土産も入り、パンパンになりました。自分たちの荷物を全て廊下に出し、部屋の掃き掃除をしてきれいにしました。(写真中) 朝食後、8時半から閉校式を行いました。3日間お世話になった宿舎の方々にしっかりあいさつをしてバスに乗り込みました。(写真下) ちょうど閉校式をしている時に、3日間見ることのなかった太陽が出てきました。岩井海岸の向こうには、伊豆大島が見えます。たくさんのベルデの職員の方々に見送られて、千葉市科学館に向けて出発しました。 5年生 岩井移動教室2日目 その5実際、カレーライスはとてもおいしく、次々とお代わりをする子が後を絶ちませんでした。 そして、夕食の後は「肝試し」がありました。館内を暗くし、5人ずつのグループで決められたコースを歩いていきました。途中、研修室の奥に置いてある「お札」を取ってくるルールになっていました。 私も途中でカメラを構えて隠れていましたが、大声で怖くないと叫んでいる子ほど怖がっているということがよく分かりました。これから就寝準備です。今日もぐっすり眠れそうです。 5年生 岩井移動教室2日目 その4財布におこづかいを入れ、子ども達がお店の中に入っていきました。海産物や特産品のびわを使ったお菓子、さらには千葉県ならではのピーナッツ系のお菓子類がたくさん並んでいました。 しかし、子ども達の目をまず引き付けたのは、かわいいぬいぐるみやキーホルダーです。たくさんある中から、どれにしようかとみんな悩んでいました。家族へのお菓子のお土産も含めて、予算内に買えるかどうかを計算しながらレジに向かっていました。 5年生 岩井移動教室2日目 その3どう猛な動物というイメージのシャチですが、鴨川シーワールドに来ると、なんとかわいらしく見えることでしょう。トレーナーの人たちの合図にきちんと従って、バッシャンバッシャンと大きなジャンプで観客席に水を振りまいていました。また、トレーナーの人たちとの信頼関係もすばらしく、背中に乗せて移動したり、口先に乗せて泳いだりするウルトラ技を披露していました。 8列目に座った子ども達は、約束通り水がかかったようです。 5年生 岩井移動教室2日目 その2入口のところで、最初にクラス写真を撮りました。家族で訪れて、この場所で写真を撮ったという方も多いのではないでしょうか。(写真上) お昼の集合場所と時刻を伝え、行動班ごとにグループで館内を見学することになりました。珍しい魚や生き物に歓声を上げながら、どんどん奥へと進んでいきました。いろいろな種類のクラゲが見られるコーナーでは、水流に乗って回遊するクラゲに、思わず吸い込まれそうになりました。(写真中) 10時からベルーガのショーがありました。ベルーガは、北極海周辺の海に住んでいる全身が白いイルカの仲間です。飼育員の合図で頭を動かしたり、マイクに向かって声を発したりして、とても賢い動物であることがよくわかりました。(写真下) 2月6日の給食人参シリシリ アーサ汁 冷凍パイン 牛乳 一口メモ 独自に食文化が根付いている沖縄には、他の都道府県では見かけない郷土料理がたくさんあります。今日はそんな沖縄県の郷土料理の献立です。 シシジューシーの「シシ」は豚肉、「ジューシー」は炊き込みご飯という意味です。今日の給食では角切りの豚肉、細切りの昆布、人参を入れました。柔らかくなるまで煮た豚肉がおいしいです。 人参シリシリの「シリシリ」はせん切りという意味です。すりおろす時の「すりすり」という音から「シリシリ」と言われるようになったそうです。沖縄県の人はこのシリシリを作るためのシリシリ器がある家が多いそうです。 アーサ汁は「あおさ」という海苔がたっぷり入ったすまし汁です。 2年生のお芋掘りや生活科の授業でもお世話になっている区内の農家さんより、楽しい人参を頂きました。2本の人参が仲良く大きくなっています。今日は17キロとたっぷりの人参をシリシリ用にせん切りにしました。(写真2、3枚目) 昨晩から降っていた雪の影響で給食の食材の納品が心配でしたが、無事に給食が提供できました。たくさんの人々の協力のおかげで、給食が提供できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。 5年生 岩井移動教室2日目 その1今朝の岩井は曇りです。夜中はかなり風雨が強かったのですが、ようやく収まりました。しかし、気温は低いままの一日になりそうです。 6時半から体育館で朝会を行いました。東京に大雪が降ったことを伝えたら、子ども達はびっくりしていました。今朝もみんな元気そうです。今のところ、発熱や体調不良の子はいません。 7時から朝食です。宿舎での朝食は、セルフ方式です。一列に並んで、自分の食べたいものや食べられる量を考えてお皿に取っていきます。(ただし、栄養のことも考えて)宿泊学習をしていると、寝ることと食べることの大切さをいつも感じます。 今日はこれから、鴨川シーワールドに向かいます。 5年生 岩井移動教室1日目 その6最初の種目は、「ぞうきんがけリレー」でした。ぞうきんをバトン代わりに、体育館を往復します。なれない態勢に、みんな息を切らせてぞうきんがけを行っていました。勝ったのは1組でした。(写真上) 次の種目は、長なわでした。クラス対抗で、何回跳べたかを競い合いました。なわの回し手と跳ぶ側が、息がぴったりそろわないとうまく続きません。今度は2組が勝ちました。(写真中) 最後の種目は、ドッジボールでした。体育館を広々と使い、勢いのあるボールが飛び交いました。ドッジボールも2組が勝利しました。(写真下) レクレーションの後は、9時の消灯をめざして準備を進めました。興奮気味の子ども達は、果たしてすぐに眠れるでしょうか。ちょうど低気圧が通過中のようで、外は風雨がかなり強くなっています。 5年生 岩井移動教室1日目 その5館内はとても暖かく快適です。部屋に入ると、さっそく布団をひき始める様子が見られました。子ども達は、うれしくて仕方がないといったところでしょうか。お風呂に入って温まり、部屋ではカードゲームを楽しむ姿が見られました。(写真中) 夕食は、みんなお腹がすいていたのか、よく食べていました。ご飯やみそ汁をお代わりする子がたくさんいたほどです。(写真下) 5年生 岩井移動教室1日目 その4まず、見本として4種類の模様のつけ方を見せてもらいました。ネットに入れて染める方法や、ジャバラ折りにして模様をつける方法、花火やウロコのような模様になるものもありました。どれも素敵で、子ども達はずいぶん迷っていたようです。 白い綿のハンカチを様々な方法で畳んだり縛ったりして、いよいよ藍染めの原液の中に入れました。40〜45度に温めた深緑色の液に入れます。しばらくして取り出したハンカチは、緑色に染まっていました。それをすばやく広げ、空気に触れさせていくと・・・みるみるきれいな藍色に変化していくから不思議です。とてもきれいに染まったハンカチに、子ども達は大満足のようでした。 各自の藍染めは、ベルデに着いてから水洗いして干してから持ち帰ります。家庭に持ち帰ったら、漂白剤の入っていない洗剤で一度洗ってください。そして、陰干しをした後、低温のアイロンをかけるときれいに仕上がります。 5年生 岩井移動教室1日目 その3体験活動は、クラスごとに係の方から指導していただきました。自然体験の活動は、雨が降っていたため、大きなビニールハウスの中で話を聞きました。 大山千枚田は、急傾斜地に375枚もの田んぼがあり、日本の棚田百選にも選ばれている場所です。東京から最も近い棚田としても有名です。まず、その棚田の秘密について教えてもらいました。大山千枚田の稲は、ほぼ雨の水だけで育てられているのが特徴です。蛇紋岩からできた粘土質の土が広がっているため、水がしみこみにくくなっているそうです。 また、この近くに現れる野生の動物の写真を見せてもらいました。ノウサギ、サル、イノシシはもちろん、シカやキョンまで姿を見せるそうです。さらにそれらの動物の骨や角、毛皮を見せてもらいました。ヘビの抜け殻を興味深そうに触っていた子もいました。 2月5日の給食小松菜入り卵焼き ごぼうとさつま芋の甘辛揚げ 具だくさんみそ汁 牛乳 一口メモ 今日の「ごぼうとさつま芋の甘辛揚げ」は薄く切ったごぼうに片栗粉をまぶしてカリカリに揚げて、揚げたさつま芋と醤油、砂糖、みりんなどで作った甘辛いタレに絡めて作りました。パリパリのごぼうがとても美味しいメニューです。 ごぼうは独特の香りと食感が楽しめる野菜で、煮物や汁物、サラダなどの多くの料理に使われていますが、ごぼうを食用にしている国は日本だけということを知っていましたか?初めてごぼうを食べたと言われている中国でも、食材としてではなく、薬草として用いていたそうです。 クイズです。ごぼうはある花の仲間なのですが、その花とはどれでしょう? (1)アサガオ (2)キク (3)ユリ 答えは(2)のキクです。ごぼうの見た目からは想像つきませんが、同じキク科の「あざみ」という花によく似たとてもきれいな花を咲かせます。 5年生 岩井移動教室1日目 その2まだ雨が降っていなかったため、クラスごとに集合写真を撮りました。展望台の下のほうには、アクアラインのトンネルを掘った大きなドリルの歯がオブジェになって展示してありました。たくさんの海鳥に見送られて、いよいよ千葉県に向かいます。 館山自動車道に入ったところで、ついに雨が降り始めてきました。 5年生 岩井移動教室1日目 その1移動教室の朝は、いつもの登校時刻よりもかなり早いことが多いです。しかし今回の5年生の移動教室は、いつも通りの登校時刻でした。そのため、出発式の様子やバスに乗り込むところを全校の子ども達に見てもらうことができました。校庭に大型バスが入ってくるのは移動教室の時だけなので、こういう光景もなかなか見たことがなかったはずです。 校舎の窓から手を振ってもらい、また2年生の子ども達には校庭に出て手を振ってもらいました。こういう移動教室の出発もいいものです。 バスは、中台から首都高速に入りました。1号車のバスの中では、とても賑やかなバスレクが始まりました。最初の休憩場所の海ほたるをめざして、バスは順調に進んでいます。 2月2日(金)1校時に、4年2組が校庭で体育を行っていました。「折り返しベースボール」というベースボール型のゲームの授業でした。旭町小では、ベースボール型のゲーム領域の運動を3年生以上に指導しています。ボールは少し大きめの柔らかいものを使っています。プラスチックのバットで打ちますが、投げたボールを打つのが難しいので、ボールをティーの上に置いてバッターが打つというルールです。 他にも、打ったボールを捕ったらファーストに投げるのではなく、守備位置(フラフープが何か所か置いてある)にボールを戻したところでバッターがアウトになるというルールがあります。バッターは、三角コーンが1塁と本塁の近くに置いてあり、アウトになるまで塁間を往復します。三角コーンをタッチした回数が「得点」になります。それ以外にも、ゲームをしながらルールの工夫を重ね、クラス全員が楽しめる運動にしていきます。(写真上) 今週月曜日の全校朝会で、大谷選手から届くグローブの話をしました。先日、区から役所に届いたという連絡がありました。来週木曜日の合同校長会で配布されることになっています。そのための大きな袋を用意するように言われています。(私が受け取ってきます。) 2月の第二土曜公開日(来週の10日です。)に、臨時で全校朝会を入れました。(本日、公開日のお知らせを配布しているのでご覧ください。)体育館で8時20分から朝会を行い、グローブの披露をします。また、各クラスからグローブの使い方の意見を聞いたところ、圧倒的に多かったのが「キャッチボールをしてみたい」でした。当日はクラスの代表の子になりますが、グローブのお披露目の後、子ども達にキャッチボールをする機会も設ける予定です。ということで、全校朝会の様子もぜひご覧いただけたらと思います。 続いて2校時に、4年2組の授業観察がありました。国語の「つながりに気をつけよう」という授業が行われていました。主語と述語との関係や、修飾と被修飾との関係などについて見直し、伝わりやすい文章表現について考えさせる学習です。 「女の子は必死で走る弟を追いかけた。」という書き方では、必死で走っているのが女の子なのか弟なのかが分かりません。どちらにもとれる表現です。「女の子は、」と読点を打つと、弟が必死に走っていることになります。一方、「女の子は必死で、」と読点を打つと、必死なのは女の子であることがはっきりします。あるいは、「女の子は、走る弟を必死で追いかけた。」と言葉を入れ替えることもできます。(写真中) 他にも教科書では、一文が長い文章をいくつかの文に分けることで、読みやすくなるという例題が載っています。読点の打ち方や、長い文を分けて読みやすくするなど、大人にとっても大切な文章作成上のコツを学習していきます。「文は人なり」と言います。文章には、書き手の思想や物の見方、価値観などが表れます。だから、文章を見れば書き手の人となりが分かるということです。読みやすい文章、伝わりやすい文章となるように、私も日々努力します。 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。熱の伝わり方に着目して、金属や水、空気が、それぞれどのように温まっていくのかを実験で確かめる学習です。 1組は、理科室で水のあたたまり方の実験をしていました。まず、ビーカーに入った水をカセットコンロの火で温めると、どのように温まっていくのかを予想させました。前時では、金属の温まり方の実験をしています。金属は、熱源から近い方から次第に熱が伝わっていきました。では、ビーカーの水も下から順に温まっていくのでしょうか? それを調べるために、ビーカーの水にサーモインク(示温インクとも言う)を溶かして実験をしていました。サーモインクは、水の状態では青色をしていますが、温度が高くなって40度を超えるとピンク色に変化します。火を着けてからじっと待っていると、まずビーカーの底の方の水がピンクになりました。さらにしばらくすると、水面が一面にピンク色になりました。その数秒後、ビーカー内全体がピンク色になりました。・・・つまり、「底の方で温まった水が上の方に行き、次に全体に回って行く」という温まり方であることが分かりました。(写真下) 最近のお風呂は、沸かしたばかりの湯舟は全体が同じ温度になっています。しかし、一昔前のお風呂は、風呂桶を使ってよくかき混ぜてから入ったものでした。知らずに入ると、「あちちっ…」となりました。上が熱くて下の方が冷たいお風呂だったのです。温められた水(お湯)は上の方に行くということを、身をもって感じたものです。 2月2日の給食イワシの梅煮 大豆の青のり揚げ すまし汁 牛乳 一口メモ 今日は、「節分の献立」です。節分は、「季節を分ける日」のことです。連日寒い日が続きますが、暦の上では冬から春になります。 節分には、ヒイラギの枝にイワシの頭を刺して、玄関にかけておく風習があります。これは、イワシのにおいで鬼を寄せつけないようにするためや、ヒイラギの葉先のトゲで目を突かれて鬼が逃げ出したという伝説から始まっています。また、大豆を歳の数だけ食べると、一年間健康で幸せに過ごせるとも言われています。 今日の給食は、そのような節分にちなんで、イワシと大豆を使っています。イワシの梅煮は、朝早くからじっくりと煮込んでいるので、骨まで食べられるようになっています。すまし汁には、鬼の顔のかまぼこが入っています。節分メニューを食べて、体の中からも鬼を退治できるようにします。 2月1日(木)低学年の子ども達は、音読が大好きです。授業の中で何度も声に出して読む活動を繰り返しているうちに、内容をとらえた音読が声に表現されるようになっていきます。また、友達の音読を聞くことで、感覚的に読みを深められるということもあります。ですから、低学年の子どもの音読には、「自分が理解するための音読」と、「相手に伝えるための音読」があるということになります。昔から、「読み・書き・そろばん」という言葉がありました。「読む」ことは、全ての学習の基本となっています。 この物語は、登場人物の行動描写が中心となった文章で書かれています。そのため、人物の行動から場面の様子をとらえさせ、心情について想像を膨らませながら読み味わうのに適しています。物語の柱となっているのは、「たぬきのいたずら心」と「おかみさんとたぬきの心の交流」です。時にはたぬきになり、また時にはおかみさんになりながら作品の世界に浸ることができます。糸車に心ひかれて毎晩訪ねてくるたぬきの気持ちや、そんなたぬきにいつの間にか親しみとかわいらしさを感じるようになるおかみさんの気持ちが温かく表現されています。さらに、そういう物語を一生懸命音読する1年生の姿から、一層心が穏やかにさせられるものです。(写真上) 5年1組で「最後のコンサート チェロ奏者・徳永兼一郎」という道徳の授業がありました。「精一杯生きる」とはどういうことかを考えさせる「生命尊重」の学習でした。 NHK交響楽団の首席チェロ奏者として活躍した徳永兼一郎氏の実話をもとにした資料が教科書に載っています。がんで亡くなる直前まで演奏を続ける徳永氏の姿が描かれています。自分の体が思うように動かなくなっても、ホスピスでのコンサートを目標にして、お世話になっているみんなに喜んでもらいたいという思いで練習を再開しました。死を目前にした人の気持ちを考えるのは難しいことですが、「精一杯生きる」とはどういうことかを子ども達に考えさせていく内容になっています。 授業の後半に、「にっぽん点描」というNHKの番組で放映された「チェロ 徳永兼一郎 最期のコンサート」の一部を視聴していました。末期がんで下半身が不自由になり、それでも車椅子でホスピスでのコンサートに臨む姿が映し出されていました。弟の徳永二男氏のバイオリンとともに、メンデルスゾーンの三重奏曲を演奏していました。道徳の教科書には「最後の」と書いてありますが、NHKの番組では「最期の」という字を使っています。このコンサートの1か月半後、兼一郎氏は帰らぬ人となりました。(写真中) 3校時に、図工室で授業観察を行いました。3年2組が、「のこぎりと木となかよし」という学習を行っていました。小学校では、3年生で初めてのこぎりを使います。その最初の授業場面でした。 安全面のために、様々な工夫がなされていました。まず、図工室の机が別室に運ばれていて、教室を広々と使えるようにしてありました。また、のこぎりの種類や部分の名称をきちんと教え、のこぎりの持ち方や運び方の指導もしっかり行われていました。 のこぎりを使ったことがある子は3人いましたが、ほとんどの子は今日が初めてのようでした。さらに、「のこぎりを使うのが怖い」と感じている子がたくさんいて、活動場所にも先生が配慮しながら授業をしている様子がうかがえました。 学習のめあては、「のこぎりで気持ちよく木を切ろう」でした。気持ちよく切れれば、のこぎりの歯が正しく木に当たっているはずです。なかなか切れなかったりした場合は、姿勢や歯の当たり方がうまくいっていないということになります。 まずは木を切ってみようということになり、片足を木片に乗せて、あて木を使ってのこぎりを使い始めました。最初は恐る恐るのこぎりを引くので、切るのに時間がかかります。何度もグループの子と交代しながら、やっとのことで1つの木片ができあがり、大喜びしていました。 新しい道具も、正しい使い方をきちんと教えてあげることで、子ども達はすぐに上達していきます。のこぎりの角度や力の入れ方(手前に引く時に力を入れる)も上達してくるでしょう。(写真下) 2月1日の給食わかめとツナのサラダ いちご 牛乳 一口メモ 2月の給食目標は、「給食のルールを守ろう」です。給食をおいしく、楽しく、気持ちよく食べるために、守らせたいルールがあります。 (1) 給食の前に、しっかり手を洗っていますか? (2) 食べ物や作ってくれた人に感謝の気持ちを込めて食事のあいさつをしていますか? (3) 食器の置き方、箸の持ち方は正しくできていますか? (4) 姿勢よく、よく噛んで食べていますか? (5) 協力して準備、片付けができていますか? 給食を楽しくおいしく食べることはとても大切ですが、給食を通して食事のマナーもしっかり身につけていけるように指導しています。 1月31日(水)3年生は、社会科の時間を通じて、練馬区の学習をしてきています。バスの中から見える景色の全てが勉強になりました。光が丘のマンション群を抜けると、笹目通りに入りました。谷原の交差点には、大きな歩道橋がありました。ガイドさんが自転車も通れる歩道橋であることを伝えると、みんな下からのぞき込むように見入っていました。目白通りに入り、左手にガスタンク、右手にベジフルセンターを見ながら区役所に向かいました。 区役所に着くと、エレベーターで一気に20階の展望室に行きました。練馬区だけでなく、関東平野を見渡すことができるすばらしい景色が待っていました。快晴の天気に感謝です。北側には、さっき通ってきた光が丘団地や清掃工場の煙突、さらには埼玉副都心の建物が見えました。東側にはスカイツリーやサンシャイン60、南側は新宿の高層ビル街、横浜のランドマークタワーまで見えました。さあ、西側には富士山が…と思いましたが、残念なことに霞んでいて見えませんでした。暖かい空気がよどんでいたためです。この時ばかりは、「寒い日であったら…」と思いました。(写真上) 続いて、バスに乗ってJA東京あおば(石神井支店)に行きました。場所は、石神井公園のすぐ近くにあります。最初に、スライドを見ながら説明を聞いたり、クイズに答えたりしました。「JA」は農業協同組合のことですが、様々な事業が行われているという説明がありました。農業の指導や農作物のイベント事業、種や肥料・農業機械の販売、農産物の直売、さらには信用事業(金融関係)もあります。 後半は、3つのグループに分かれて見学をしました。野菜の直売所では、農家の人の名前が明記してある新鮮野菜がたくさん並んでいました。ブロッコリーや大根。ニンジンなど、どれも色つやが良く、とてもおいしそうな野菜でした。他にも、トラクターやキャベツの碑、肥料が置いてある倉庫などを見せてもらいました。(写真中) 次の見学場所の石神井ふるさと文化館では、3学期に学習している練馬区の歴史や昔の道具について、たくさん学ぶことができました。2階の展示室では、練馬大根を干してたくあん漬けにする実物大の樽がありました。私の背をはるかに超える高さの樽です。何万本にもなる練馬大根をこういう樽に入れて、 たくあん漬けを作ってきた歴史があります。 昔の道具が展示してあるコーナーでは、洗濯板や昔のアイロン(火のし)、行灯(あんどん)の説明をしてもらいました。さらに奥の部屋に行くと、タイムスリップしたような不思議な空間が待っていました。昭和30年代後半の街を再現した展示場です。ちゃぶ台のある一家だんらんの部屋を見ることができたり、ガス式の炊飯器や魔法瓶が置いてある台所、脱水ハンドルのついた洗濯機を見ることができます。私には「懐かしい!」と感じるものばかりですが、子ども達には一つ一つ説明してあげなければ分かりません。 たばこ屋やラーメン屋さんの店先も再現され、「ザ・昭和」といった感じがします。子ども達は、ラーメン屋のメニューを見てびっくりしていました。中華そば…50円、カツ丼…80円、餃子…30円と書いてありました。「安い!」と子ども達は言っていましたが、時代とともにお金の価値が違います。(写真下) さらに企画展示室では、「ねりまコレクション」と題して、文化館に収蔵されている昔の道具が公開されていました。竹を編んで作った様々な道具や、初期の人生ゲームなど、興味を引かれるものばかりでした。 最後は、隣りに建っている「旧内田家住居」を見学しました。区内に昔あった住居をそのまま移築し、中に入って見学できるようになっています。土間を上がって囲炉裏がある板の間に座り、大きな梁(はり)がある家の造りについて説明してもらいました。広々とした客間を中心にした書院造りの間取りになっていて、昔の家はこんな感じだったなと懐かしい感覚が蘇ってきました。私の母の実家が、昔はこのような造りの家でした。 ふるさと文化館で案内をしてくださった吉羽先生は、元小学校の校長先生です。最後に吉羽先生から宿題をいただきました。今日帰ったら、家の人にふるさと文化館で見てきたことを伝えるという宿題です。子ども達は、どんな物についてどのように話をしたでしょうか? |
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