5月2日(木) その2花のアーチをくぐって5人の先生方が入場すると、大きな拍手と歓声がわき上がりました。どの先生方も、旭町小の子ども達を大切に育て、指導されてきました。直接担任として指導されていなくても、たてわり班や委員会、クラブ活動等で様々なかかわりがあったはずです。多くの先生たちで子どもを育てているところが学校であると、改めて感じることができます。 代表の子がステージに上がり、作文を読んだり花束を渡したりしました。そして、お一人ずつお別れの言葉を話していただきました。(写真上) 続いて、全校の子ども達で、感謝の気持ちを込めて校歌を歌いました。「風うつくしい丘」の思い出の校歌が、離任された先生方の心にいつまでも残るようにと大合唱になりました。(写真中) 最後に、学年ごとに花道をつくり、「せんせい さようなら」の歌を歌いながらお別れをしました。高学年の子どもの中には、涙ぐんでいた子が何人かいました。運動会や音楽会など、またいつか離任された先生方に成長した姿を見てもらう機会があります。学校の先生は、何よりも子ども達の成長した姿を見ることを一番の楽しみにしているのです。教員としての喜びは、後からじわじわとやってくるものです。(写真下) 音楽朝会離任式では、毎年「校歌」と「先生さようなら」の2曲を歌っています。1年生は離任式には参加しませんが、音楽朝会なので上の学年の子供たちに混ざって、一生懸命に「校歌」を歌っていました。 2年生から6年生までの児童にとって、今日の「校歌」は離任された先生方と一緒に歌う最後の「校歌」です。それぞれに特別な思いをもって歌おうとしているのが伝わってきました。「先生さようなら」は、離任された先生方のお名前を入れて歌います。今年度は5人の先生方が異動されているので、5番までの歌になりました。離任式でしっかり歌えるように、音楽の授業の中で繰り返し練習してきました。子供たちの思いが届くことを祈っています。 5月2日(木) その1これは小学校ならではの文化でしょうか。小学校では、昔から毎日用意するノートとして、連絡帳の他に自由帳があります。高学年ではタブレットが連絡帳代わりとなりつつあるので、今では自由帳のみ全学年共通で使うノートになってきています。特に低学年では、自由帳が重宝しています。それは、子どもにとっても先生にとってもです。課題が早く終わった子は自由帳、給食の準備を待っている間に自由帳、雨の日の休み時間は自由帳…と、ちょっとした時間に自由帳があると便利です。 絵を描いている子がほとんどでしたが、熱心にアルファベットを書いている子もいました。英語の習い事に行っているのでしょうか。また、お母さんとの会話に使っている子もいました。好きな勉強や給食について、自由帳を通じてやりとりしているようでした。文字を読んだり書いたりと、勉強にもなりそうです。 1年生の様子を見ながら、「自分は子どもの頃、自由帳にどんなことを書いていたのだろう?」と、かなり昔の記憶をたどってみました。かすかに覚えているのは、迷路を書いていたことです。また、国語や算数のノートを忘れた時によく使っていた覚えがあります。やっぱり自由帳は、子どもにとっての必需品です。 2年生の子ども達が、来週火曜日に行う学校探検の練習をしていました。当日は、1年生の子ども達を連れて校内のいろいろな場所を案内します。2年生と1年生のグループは、これから実施していくたてわり班の組み合わせでメンバーを組んでいます。2年生2人に対して1年生が2〜3人になります。 すでに学校探検に行く部屋の前には、2年生の先生たちで色別のシールが用意してあります。1年生を連れてきて、最初にその部屋の説明をします。その後、カードにシールを貼ってあげるのが2年生の役割りです。(写真中) まずは2年生の本人たちが、案内する部屋をきちんと回ることができなければなりません。北校舎や南校舎を行ったり来たりしながら、全ての部屋を回ることでさえ大変そうでした。また、シールを集めることに夢中になってしまい、説明がおろそかになって先生に注意されていた子もいました。1年生に喜んでもらえるように、2年生の子ども達が張り切ってがんばる姿に期待したいと思います。 6年生は、国語の時間に「春のいぶき」という学習をしています。「立春」や「穀雨」など、春にまつわる二十四節気の意味を知るとともに、それぞれの言葉が季節の移り変わりを知らせる語句であることを学ぶ単元です。また、春を表す言葉を使った俳句づくりを通して、自分の伝えたいことを明確にできる力を育てていきます。 教科書には、二十四節気のうちの春に当たる6つの語句が載っています。立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨です。2週間前の19日(金)からは、「穀雨」の時期に入っています。穀雨は、「あらゆる穀物を潤し、育てる恵の雨」と考えられてきました。その名の通り、昨日は結構な量の雨が降りました。でも、今度の日曜日(5日)には「立夏」を迎えます。暦の上では、もう夏になります。 1組では、春の季語を入れた俳句づくりが行われていました。カードに清書し、俳句にちなんだイラストを入れて完成させます。廊下に掲示するようなので、来週土曜日の学校公開の際にご覧ください。(写真下) すでに廊下には、担任の先生が作ったお手本俳句が掲示してありました。「青空で 優雅に泳ぐ こいのぼり」・・・今日の夜、俳句を査定する番組がありますが、この俳句に対して夏井先生はどのように評価するでしょうか。助詞の「で」が気になると指摘されるか、中七の表現がいかにも凡人と言われてしまうか…。しかし、こいのぼりのイラストはとてもよく描けています。 5月2日の給食小松菜とひじきのナムル 中華風スープ ぶどうゼリー 牛乳 一口メモ 5月5日の端午の節句は、男の子の健やかな成長を願う行事です。こいのぼりや五月人形を飾ったり、邪気をはらうといわれるショウブを浮かべたお風呂に入ったりします。また、柏餅やちまきを食べたりする習慣もあります。ちまきは、中国から伝わったもので、もち米やもちを竹の皮で包んだ料理です。 今日の給食では、少し早いですが、「こどもの日」にちなんだちまきの中身である「中華おこわ」を作りました。具材には、豚肉やたけのこ、コーン、干ししいたけが入っています。いつものお米にもち米を混ぜて炊いているので、もちもちとした食感でおいしくなっています。 2年生 あさがおの種のプレゼントお兄さんお姉さんとして、初めて1年生と交流するということで、緊張しながらもとても張りきっていました。 さらに来週は、1年生をつれて学校を案内する学校探検があります。本番にむけて一生懸命準備に取り組んでいるところです。今日の姿を見て、学校探検での活躍がとても楽しみになりました。 5月1日(水)ですから昨年度までに、「8時30分に家を出て、8時45分に学校に着いた。かかった時間は何分間ですか。」、「午前8時に学校に着き、午後3時に学校を出た。学校にいた時間は何時間ですか。」といった内容を学習してきています。さらに、午前や午後、「10分前」や「20分後」といった表し方も学んできました。 3年生では、時間についてより深く理解させる内容になっています。「家を8時に出て30分歩くと、何時何分に学校に着きますか。」、「家を7時45分に出て、学校に8時10分に着きました。かかった時間は何分間ですか。」など、日常生活の中で必要となる時刻や時間を求める問題になっています。さらに午後の7時を19時と表す「24時間表記」についてや、分より短い時間の単位として「秒」についても学習していきます。(写真上) 時間は「量」ですが、これまでに学習してきた長さやかさと違って、視覚的にとらえることが難しい量と言えます。そこで、具体的な時計の図や数直線を使って考えさせていきます。しかし、その時刻が目盛りになって書かれている数直線を理解させるのも難しい内容と言えます。これだけ盛りだくさんな学習量でありながら、4時間扱いの単元です。しかし、ここで理解できなかったとしても、日常生活の中で少しずつ時刻と時間の概念を培っていけるようにさせたいものです。「9時に寝て朝6時30分に起きたら、何時間寝られる?」とか、「30分テレビを見て40分ゲームをしたら、合計でどれくらいになる?」と子どもに聞くなど、生活の中で時刻や時間を意識させていくことが大切です。 4年生は、国語の時間に「春の楽しみ」という学習をしています。2年生以上の学年では、季節の言葉に触れる国語の単元として年間4回ずつ(春夏秋冬)配置されています。そして4年生では、各季節の行事を取り上げ、「〜の楽しみ」という単元名になっています。 教科書には、「行事は、地域によって行い方や時期が違います。みなさんの地域では、春になるとどんなことをしますか。」と書いてあります。そして、3月には「ひな祭り」、4月は「お花見」、5月は「八十八夜」と「こどもの日」が載っています。おもしろいなと思ったのは、お花見のイラストのところに「花いかだ」という言葉が書いてあることです。「花いかだ」とは、散った桜の花びらが水面に浮かび、連なって流れている様子をいかだに見立てた言葉です。すてきな言葉ですが、「いかだ」という語句から説明してあげなければ4年生には難しいかもしれません。(写真中) 5年生は、算数の時間に「直方体や立方体のかさの比べ方と表し方を考えよう」という学習をしています。初めて体積の単位について知り、立方体や直方体の体積を計算で求める方法について学んでいきます。また、立方センチメートルの他に立法メートルの単位についても学習します。 今日の5年生は、「容積」についての学習をしていました。(写真下)入れ物の内側の長さを「内のり」と言い、体積と同じように縦×横×高さで求めることができます。さらに、「1リットル=1000立方センチメートル」と「1ミリリットル=1立方センチメートル」であることについても学習しました。ということは、縦、横、高さが10cmの立方体の容積が牛乳パック1本分ということになります。そう考えると、なんとなく1リットルが少なく感じられるから不思議です。 5月1日の給食油揚げのチーズ入り肉詰め焼き 大根きんぴら 実だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ 油揚げは、大豆が変身した食べ物の一つです。大豆は、すりつぶしたり加熱したり、発酵させたりすることで、様々な食品に変身します。大豆が姿を変えた大豆製品は、豆腐や油揚げ、納豆、味噌、しょう油など、15種類以上もあります。 油揚げは、豆腐を薄く切ってから水気を切った後、油で揚げて作ります。給食では、油揚げを料理する前に、一度ゆでて余分な油を落とす「油抜き」という作業をしています。そうすることで、調味料がしみ込みやすくなり、ジューシーに仕上がります。 今日は、油揚げをカリッとさせるために、油抜きはしていません。ひき肉とチーズなどを油揚げに詰めて、オーブンで焼き色がつくまで焼いてあります。 4年生 図工「わたしの木」まず、校庭の木をスケッチしました。木の幹を触って触り心地を感じてみたり、木の根や葉など植物のつくりをじっくり見て、さまざまな木をスケッチしました。 身近な木についての理解を深めた後、描いてみたい形や色で自分だけの木を描き始めました。想像上の木についてイメージを広げたり、リアルな表現を追求したり、自分が描きたいテーマを見つけながら描いています。着色は、絵の具づくりから行いました。粉絵の具や砂、ボンドなどを混ぜて、自分だけの絵の具をつくって描いています。 「話を聞いてくれる木」や「虹色の木」など、様々な発想の広がりが見られました。 |
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