5月9日(木)今まで6〜8の数について、具体物の算数ブロックを使って考えてきました。数が増えるにつれて、合成分解の組み合わせも増えてきます。今日の「9」について考える際も、算数ブロックが大活躍していました。9は、「1と8」、「2と7」、「3と6」、「4と5」のように分けられます。この4つの組み合わせと考えがちですが、子どもにとっては「1と8」と「8と1」は別物です。ということは、9の合成・分解は、8通りもの組み合わせがあることになります。担任の先生が、子ども達の座席を回り、ていねいに個別指導をしていました。(写真上) 1年生の学習が始まり、ちょうど1か月が経ちました。先生の指示で机上の算数ブロックを動かすことができている子は、合成分解についての理解も早いようです。「話をしっかり聞くことから学習が始まり、学力向上の第一歩である」ということは、どの学習場面を見ていても感じられます。あさっては、今年度最初の土曜学校公開日です。教室の後方から参観されると、「聞く」ということがどれほど重要なことか、きっとお分かりいただけるのではないかと思います。 5年生は、国語の時間に「春の空」という学習をしています。2年生以上の国語の教科書には、「春夏秋冬」に応じてそれぞれの季節の言葉を学ぶ単元が設定されています。5年生では、気象に関する言葉を知るとともに、古文などに記された言葉の響きやリズムに親しむ内容が載っています。 教科書には、「春はあけぼの。…」で始まる清少納言が書いた「枕草子」が紹介されています。清少納言は、「春は明け方がよい。」としました。次第に明るくなっていく明け方の光景が、生き生きとしたリズムで記されています。2組では、きちんと音読をして暗記するようにさせていました。文語が含まれていますが、たった2行なので子ども達はすぐに覚えてしまいます。教科書の写真から、清少納言の表現した「やうやう(ようよう)白くなりゆく山ぎは(わ)」が感じ取れると良いのですが…。(写真中) 次のページには、春の気象に関する言葉が載っています。「春風」、「風光る」、「うららか」、「春昼(しゅんちゅう)」とありますが、子ども達はどれだけ日頃の感覚をこのような言葉に表すことができるでしょうか。改めて日本語は美しいなと思わされます。 4校時は、図工室で3年1組の授業観察を行いました。「ビーンズハウス」という立体作品を制作する最初の授業場面でした。 まず、先生が子ども達全員に、あるプレゼントを一人ずつ手渡していきました。目を閉じて手の中に入れてもらい、まずはその感触から、どんなものなのかを想像しました。小さな楕円形のものがころころと両手の中に感じられます。みんなで一斉に手を開いてみると、白い花豆が1粒ずつ配られたことが分かりました。(写真下) さて、ここからが重要な図工の学習です。「全員が手にした花豆は、『ビーンズくん』です。これから、ビーンズくんの住む家を作っていきます。どんな家にしようか考えながら作りましょう。」と、学習テーマが伝えられました。 まず、花豆にペンで顔を描き入れました。目と口を入れるだけで、1粒の花豆に命が吹き込まれたようになります。そして子ども達は、ビーンズくんにとって居心地の良い家を作ってあげようと考えを巡らせていきます。 家となる土台の木や、壁や屋根にするボール紙の材料、そしてボンドやはさみなどを用意し、制作が始まりました。家を2階建てにしたり階段をつけたりと、子ども達のアイデアは次々と生まれてきます。導入の仕方を工夫することで、図工の時間も子ども達の意欲がグンと向上するということが伝わってきました。 5月9日の給食フレンチサラダ コーンポタージュ 牛乳 一口メモ 今日のコーンポタージュは、牛乳ではなく豆乳を使って作っています。牛乳とは違う豆乳の甘味が感じられるコーンポタージュになりました。 豆乳は大豆から作られていますが、どのように作っているのでしょうか? (1) 大豆そのままをぎゅっとしぼる (2) 大豆を細かく粉のようにしてから水に溶かす (3) 大豆を水に浸してからすりつぶし、水を加えて煮詰めた汁をこす 答えは、(3)です。豆乳にするまでには、たくさんの工程があることが分かります。豆乳も牛乳も、それぞれ栄養価の高い食材なので、給食では両方ともバランスよく料理に取り入れています。 5月8日(水) その2不審者役の教員が校内に入り、子ども達の見えないところで訓練がスタートしました。出会った主事さんが用事を聞いても不審な行動をとるばかりなので、インターホンで職員室の副校長先生に伝えました。職員室では、警察に連絡をするとともに、すぐに全校に放送を入れました。隠語を使って南校舎1階に不審者が来たことを伝えると、各教室のドアがすぐに施錠されることになっていますそして、男性の教員がさす又を手に現場に向かいます。 さす又を持っていますが、不審者を取り押さえるのではなく、警察が来るまでの時間稼ぎをします。また、児童のいる場所からなるべく遠ざけるようにします。5分ほど経過し、警察が到着したという想定で訓練を終わりにしました。 雨が降り始めたこともあり、その後の指導は放送で伝えました。不審者対応の訓練は、教職員の対応の仕方を練習する避難訓練です。しかし、授業中に放送が入った場合は、非常時という意識をもつことが大切です。きちんと放送を聞き、先生の指示に従うようにします。 練馬区では、門に電子錠を設置する工事を進めています。今年度中には全小学校に電子錠が付くことになります。旭町小には、かなり昔から電子錠が設置されています。現在は、機械警備中の夜間に使用しています。昼間の時間帯の施錠については、今後区の通知があれば検討する予定です。 よく、学校公開で人が出入りしている時の安全について、心配される声を聞く場合があります。それだけに、必ず名札を着用して校内に入るようにしてください。また、たくさんの大人がいることで、子ども達を守ることができます。公開日には、多くの保護者の方々に来ていただくことが学校の安全につながります。 あさがおの種まき(1年生)話をよく聞いて、1つ1つ手順を間違えないように丁寧に取り組みました。特に、種の上にふんわり土をかけている時には、「芽が出るように優しくかけよう。」「土が重くないかな。」とにこにこして行う子ども達の姿が見られました。 これから毎日、あさがおに水やりの世話をします。芽が出るのをみんな楽しみにしています。 5月8日(水) その11校時に、2年2組の授業観察を行いました。「ひき算のしかたを考えよう」という算数の単元における「ひき算の筆算」の学習場面でした。筆算は、2年生になって初めて習います。4月にたし算の筆算を指導し、2桁+2桁で繰り上がりがある場合まで教えました。ひき算でも同様に、2桁同士の筆算について学んでいきます。昨日までは、繰り下がりのない場合の筆算でした。たし算の時と同じく、位をそろえて筆算を書き、一の位から順に計算することを学習しています。 今日の学習課題は、「空位や欠位のある場合の筆算」でした。「36−26」や「36−32」、「36−2」のように、筆算にした場合に一の位が0になったり十の位に0を入れない場合の計算です。まだ繰り下がりはありませんが、昨日までの筆算とちょっと違う計算になると、子どもは必ず迷うものです。 発表タイムになり、電子黒板のところに出てきて自分の考えを発表していた子ども達がとても立派でした。昨日までの問題との違いをしっかりとらえるとともに、クラス全体にとても分かりやすく説明していました。普段から発表の仕方や聞き方をきちんと指導しているということがよく分かる授業でした。ただし、授業の改善点もいくつかありました。担任には、後でしっかり伝えておきました。(写真上) 1年生がアサガオの種まきをしました。毎年、この時期に恒例となっている光景です。校庭に学年全員が集まり、真新しい鉢に培養土を入れました。全てアサガオの栽培セットで購入したもので、種や元肥と後から使う折り畳み式の支柱までついています。 先生の説明を聞きながら、一つずつ確実に種まき、水やりまで行っていきました。アサガオの種は、小さなビニール袋に7粒ずつ入っていました。人差し指の第一関節を使い、培養土に7つ穴を開けてから、ていねいに1粒ずつ種をまきました。(写真中) 水やりは、家庭で用意してもらった500mlのペットボトルに黄色いシャワーヘッドをつけた「マイジョーロ」を使います。種まきをした鉢は、各教室の外(校庭側)に並べてあります。明日の朝から、登校後せっせと水やりをする1年生の姿が見られることでしょう。 階段を上がった2階の掲示板前に、2月に大谷選手から送られてきたグローブを展示することにしました。昨年度、練馬区の各学校にグローブが届いたのは、2月上旬のことでした。全校朝会で紹介するとともに、各クラスの代表児童と先生たちとでキャッチボールをしました。また、6年生から順にクラスに回していき、全員に触らせたり体育館でキャッチボールをしたりしました。その後、一旦校長室に置いてありましたが、眠らせておいても意味がありません。大リーグでホームランを打つなど、相変わらず大活躍の大谷選手に注目してもらうためにも、子ども達に触れてもらう機会をもつことにしました。なお、今後は投てき板を使って壁あてのキャッチボールをするなど、グローブのさらなる活用方法を検討していく予定です。(写真下) 保護者の皆様も、今週土曜日の学校公開の際に、ぜひ手に取ってご覧いただければと思います。また、掲示板には、始業式・入学式や1年生を迎える会、そして先日の離任式の写真資料も掲示してあります。 5月8日の給食豚肉の甘辛味噌炒め 具だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ 今月の給食目標は、「食事のマナーを身につけよう」です。食事のマナーを守るということは、クラスのみんなが気持ちよく過ごせるようにという「思いやり」にもつながります。給食の時間がもっと楽しくなるように、マナーを守って過ごせるようにしたいものです。 今日は、配膳の仕方について確認します。ご飯が左、汁物が右側になっているでしょうか? これは、配膳の基本です。ご飯を左側に置くことで、スムーズに食事を進めることができます。子ども達には、トレーの中で正しく食器が置かれているように指導しています。 ご家庭ではどのように配膳をしていますか? ご飯と汁物の位置は、地方によって違う場合もあります。 学校たんけん(2年生)2年生は、連休前から学校にはどんな部屋があるのかを調べたり、実際に回る部屋の前に行って説明の練習をしたり、同じグループの1年生の名前を覚えたりと、準備を進めてきました。 本番は、緊張しながらも、ゆっくり丁寧に部屋の説明を行っていました。廊下の歩き方や声の大きさにも気を付けて学校を案内する様子から、2年生が今までよりもさらにお兄さんお姉さんらしく見えました。 終わった後は、「1年生と仲良くなれてよかった。」「学校のことがさらにわかった。」と充実した表情で感想を伝えてくれました。これからも1,2年生と交流を深めて、さらに仲良くなってほしいと思います。 5月7日(火)普通の植物では、土を用意して種をまけばよいのですが、稲の栽培は特にこの部分に違いがあります。田植えをするまでの準備が必要です。まず、種もみを1週間ほど水につけて発芽させる「芽出し」作業があります。種もみが発芽するには、日々の平均気温を足した累積温度が100度になることが条件となっています。水につけてもなかなか発芽しない場合は、水温を高くするか暖かい部屋に置く必要があります。また、種もみは発芽に酸素が必要なので、毎日新鮮な水に取り替えてあげることも重要です。 この連休中、日本全国大渋滞が発生しました。多くの人たちが観光地に出かけ、混雑に疲れながらも休日を楽しんだことでしょう。しかし、ほとんどの稲作農家の人たちにとって、田植えの重要な時期がちょうどこのゴールデンウイーク中でした。私の住んでいる埼玉県川島町では、あちこちで田植え機が忙しそうに動き回っていました。 農家の人たちは、3月下旬にはこの芽出しの作業を始めています。そして、ビニールハウスなどを使って丈夫な苗を育てて、4月下旬の田植えに備えてきました。5年生がこれから芽出しをしたとして、バケツに田植えができるのはいつ頃になるのでしょうか。 一方、5年2組では、「日本の国土はどこまで?」という社会科の学習をしていました。日本は島国であるだけに、狭い国土の割に排他的経済水域の占める面積がとても大きくなっています。それだけ一つの島が国土に含まれるかどうかで、漁業に大きく影響することになります。 5年生の社会科では、日本の領土について、さらにはいわゆる領土問題についてはっきりと記載されています。まず、北方領土についてです。「太平洋戦争後、ロシアが不法に占領し、そこに住んでいた日本人は強制的に退去させられ、今にいたっています。」と書かれています。 また、島根県の竹島が韓国に不法に占拠される状態が続いていることや、沖縄県の尖閣諸島に対して中国が自国の領土であると主張していることが詳細に説明されています。(写真中) 高学年の社会科では、日頃からニュースをよく見て関心を高めておくことが大切です。5年生の日本と周りの国々との関係や、6年生が現在学習している政治に関する内容は、日々のニュースの中でよく目にする情報です。 主事室前に、来校者用の受付があります。いつも主事さんが、学校に咲いている花々を上手に花瓶に生けて飾っています。先週からは、中庭のバラが花瓶に入るようになりました。旭町小には、ピンクと赤の大輪のバラがあり、今年も美しい花が咲き始めました。人があまり入らない中庭で咲いているよりも、花瓶に生けて多くの人の目につく方が、どれだけバラの花も幸せなことでしょう。近くの教室から出てくる1年生の子ども達の目にもとまり、心を和ませてくれています。(写真下) 4月の気温が高かったこともあり、各地のバラが早めに見頃を迎えつつあるようです。昨日、埼玉県鴻巣市にあるバラで有名な庭園に行ってきました。バラ祭りは今週の土曜日からの予定でしたが、もうすでにほとんどの株が満開に近い状態でした。バラは、品種によっては四季咲きのものもありますが、何と言ってもこの時期の花が最高です。 近所の家の玄関先に、昨日からたくさんのビニール傘がくくり付けてあるのを見かけました。せっかく咲いた花を雨から守るためです。その気持ちは、痛いほどよく分かります。 学校たんけん(1年生)1年生は、2年生に学校の中を案内してもらい、どこにどんな教室があるのか、どんな部屋があるのかを知ることができました。 1年生は、2年生の説明をしっかりと聞きながら校内をたんけんしました。分かりやすく丁寧に説明してもらっていました。3月まで1年生だった2年生が、すっかり頼もしいお兄さん、お姉さんになっていてびっくりしました。 「2年生のお兄さん、お姉さんが優しくしてくれたので、楽しかったです。」「いろいろなところの説明がよく分かりました。」などと、1年生は感想を話していました。 立派な2年生をお手本にして、1年生もたくさんのことを学んでほしいと思います。 5月7日の給食野菜オムレツ ベジタブルスープ 牛乳 一口メモ 「野菜オムレツ」は、卵に具材の玉ねぎ、じゃがいも、にんじんなどを混ぜて、オーブンで焼きました。今日は、ケチャップをつけて食べるようにしています。 クイズです。今日のオムレツを作るのに、どのくらいの卵を使っているでしょうか? (1) 300個 (2) 450個 (3) 550個 答えは、(3)の550個です。調理員さんが一つ一つ手で卵を割って、殻が入らないように溶いた卵を網でこしてから調理しています。 給食室で使用した卵の殻は捨ててしまいますが、マヨネーズを作る会社では再利用しているそうです。卵の殻はカルシウムが豊富なので、高齢者用の食事やベビーフード、麺やスナック菓子などに使用されています。また、チョークやタイヤの原料としても卵の殻が使われているそうです。 5月2日(木) その2花のアーチをくぐって5人の先生方が入場すると、大きな拍手と歓声がわき上がりました。どの先生方も、旭町小の子ども達を大切に育て、指導されてきました。直接担任として指導されていなくても、たてわり班や委員会、クラブ活動等で様々なかかわりがあったはずです。多くの先生たちで子どもを育てているところが学校であると、改めて感じることができます。 代表の子がステージに上がり、作文を読んだり花束を渡したりしました。そして、お一人ずつお別れの言葉を話していただきました。(写真上) 続いて、全校の子ども達で、感謝の気持ちを込めて校歌を歌いました。「風うつくしい丘」の思い出の校歌が、離任された先生方の心にいつまでも残るようにと大合唱になりました。(写真中) 最後に、学年ごとに花道をつくり、「せんせい さようなら」の歌を歌いながらお別れをしました。高学年の子どもの中には、涙ぐんでいた子が何人かいました。運動会や音楽会など、またいつか離任された先生方に成長した姿を見てもらう機会があります。学校の先生は、何よりも子ども達の成長した姿を見ることを一番の楽しみにしているのです。教員としての喜びは、後からじわじわとやってくるものです。(写真下) 音楽朝会離任式では、毎年「校歌」と「先生さようなら」の2曲を歌っています。1年生は離任式には参加しませんが、音楽朝会なので上の学年の子供たちに混ざって、一生懸命に「校歌」を歌っていました。 2年生から6年生までの児童にとって、今日の「校歌」は離任された先生方と一緒に歌う最後の「校歌」です。それぞれに特別な思いをもって歌おうとしているのが伝わってきました。「先生さようなら」は、離任された先生方のお名前を入れて歌います。今年度は5人の先生方が異動されているので、5番までの歌になりました。離任式でしっかり歌えるように、音楽の授業の中で繰り返し練習してきました。子供たちの思いが届くことを祈っています。 5月2日(木) その1これは小学校ならではの文化でしょうか。小学校では、昔から毎日用意するノートとして、連絡帳の他に自由帳があります。高学年ではタブレットが連絡帳代わりとなりつつあるので、今では自由帳のみ全学年共通で使うノートになってきています。特に低学年では、自由帳が重宝しています。それは、子どもにとっても先生にとってもです。課題が早く終わった子は自由帳、給食の準備を待っている間に自由帳、雨の日の休み時間は自由帳…と、ちょっとした時間に自由帳があると便利です。 絵を描いている子がほとんどでしたが、熱心にアルファベットを書いている子もいました。英語の習い事に行っているのでしょうか。また、お母さんとの会話に使っている子もいました。好きな勉強や給食について、自由帳を通じてやりとりしているようでした。文字を読んだり書いたりと、勉強にもなりそうです。 1年生の様子を見ながら、「自分は子どもの頃、自由帳にどんなことを書いていたのだろう?」と、かなり昔の記憶をたどってみました。かすかに覚えているのは、迷路を書いていたことです。また、国語や算数のノートを忘れた時によく使っていた覚えがあります。やっぱり自由帳は、子どもにとっての必需品です。 2年生の子ども達が、来週火曜日に行う学校探検の練習をしていました。当日は、1年生の子ども達を連れて校内のいろいろな場所を案内します。2年生と1年生のグループは、これから実施していくたてわり班の組み合わせでメンバーを組んでいます。2年生2人に対して1年生が2〜3人になります。 すでに学校探検に行く部屋の前には、2年生の先生たちで色別のシールが用意してあります。1年生を連れてきて、最初にその部屋の説明をします。その後、カードにシールを貼ってあげるのが2年生の役割りです。(写真中) まずは2年生の本人たちが、案内する部屋をきちんと回ることができなければなりません。北校舎や南校舎を行ったり来たりしながら、全ての部屋を回ることでさえ大変そうでした。また、シールを集めることに夢中になってしまい、説明がおろそかになって先生に注意されていた子もいました。1年生に喜んでもらえるように、2年生の子ども達が張り切ってがんばる姿に期待したいと思います。 6年生は、国語の時間に「春のいぶき」という学習をしています。「立春」や「穀雨」など、春にまつわる二十四節気の意味を知るとともに、それぞれの言葉が季節の移り変わりを知らせる語句であることを学ぶ単元です。また、春を表す言葉を使った俳句づくりを通して、自分の伝えたいことを明確にできる力を育てていきます。 教科書には、二十四節気のうちの春に当たる6つの語句が載っています。立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨です。2週間前の19日(金)からは、「穀雨」の時期に入っています。穀雨は、「あらゆる穀物を潤し、育てる恵の雨」と考えられてきました。その名の通り、昨日は結構な量の雨が降りました。でも、今度の日曜日(5日)には「立夏」を迎えます。暦の上では、もう夏になります。 1組では、春の季語を入れた俳句づくりが行われていました。カードに清書し、俳句にちなんだイラストを入れて完成させます。廊下に掲示するようなので、来週土曜日の学校公開の際にご覧ください。(写真下) すでに廊下には、担任の先生が作ったお手本俳句が掲示してありました。「青空で 優雅に泳ぐ こいのぼり」・・・今日の夜、俳句を査定する番組がありますが、この俳句に対して夏井先生はどのように評価するでしょうか。助詞の「で」が気になると指摘されるか、中七の表現がいかにも凡人と言われてしまうか…。しかし、こいのぼりのイラストはとてもよく描けています。 5月2日の給食小松菜とひじきのナムル 中華風スープ ぶどうゼリー 牛乳 一口メモ 5月5日の端午の節句は、男の子の健やかな成長を願う行事です。こいのぼりや五月人形を飾ったり、邪気をはらうといわれるショウブを浮かべたお風呂に入ったりします。また、柏餅やちまきを食べたりする習慣もあります。ちまきは、中国から伝わったもので、もち米やもちを竹の皮で包んだ料理です。 今日の給食では、少し早いですが、「こどもの日」にちなんだちまきの中身である「中華おこわ」を作りました。具材には、豚肉やたけのこ、コーン、干ししいたけが入っています。いつものお米にもち米を混ぜて炊いているので、もちもちとした食感でおいしくなっています。 2年生 あさがおの種のプレゼントお兄さんお姉さんとして、初めて1年生と交流するということで、緊張しながらもとても張りきっていました。 さらに来週は、1年生をつれて学校を案内する学校探検があります。本番にむけて一生懸命準備に取り組んでいるところです。今日の姿を見て、学校探検での活躍がとても楽しみになりました。 5月1日(水)ですから昨年度までに、「8時30分に家を出て、8時45分に学校に着いた。かかった時間は何分間ですか。」、「午前8時に学校に着き、午後3時に学校を出た。学校にいた時間は何時間ですか。」といった内容を学習してきています。さらに、午前や午後、「10分前」や「20分後」といった表し方も学んできました。 3年生では、時間についてより深く理解させる内容になっています。「家を8時に出て30分歩くと、何時何分に学校に着きますか。」、「家を7時45分に出て、学校に8時10分に着きました。かかった時間は何分間ですか。」など、日常生活の中で必要となる時刻や時間を求める問題になっています。さらに午後の7時を19時と表す「24時間表記」についてや、分より短い時間の単位として「秒」についても学習していきます。(写真上) 時間は「量」ですが、これまでに学習してきた長さやかさと違って、視覚的にとらえることが難しい量と言えます。そこで、具体的な時計の図や数直線を使って考えさせていきます。しかし、その時刻が目盛りになって書かれている数直線を理解させるのも難しい内容と言えます。これだけ盛りだくさんな学習量でありながら、4時間扱いの単元です。しかし、ここで理解できなかったとしても、日常生活の中で少しずつ時刻と時間の概念を培っていけるようにさせたいものです。「9時に寝て朝6時30分に起きたら、何時間寝られる?」とか、「30分テレビを見て40分ゲームをしたら、合計でどれくらいになる?」と子どもに聞くなど、生活の中で時刻や時間を意識させていくことが大切です。 4年生は、国語の時間に「春の楽しみ」という学習をしています。2年生以上の学年では、季節の言葉に触れる国語の単元として年間4回ずつ(春夏秋冬)配置されています。そして4年生では、各季節の行事を取り上げ、「〜の楽しみ」という単元名になっています。 教科書には、「行事は、地域によって行い方や時期が違います。みなさんの地域では、春になるとどんなことをしますか。」と書いてあります。そして、3月には「ひな祭り」、4月は「お花見」、5月は「八十八夜」と「こどもの日」が載っています。おもしろいなと思ったのは、お花見のイラストのところに「花いかだ」という言葉が書いてあることです。「花いかだ」とは、散った桜の花びらが水面に浮かび、連なって流れている様子をいかだに見立てた言葉です。すてきな言葉ですが、「いかだ」という語句から説明してあげなければ4年生には難しいかもしれません。(写真中) 5年生は、算数の時間に「直方体や立方体のかさの比べ方と表し方を考えよう」という学習をしています。初めて体積の単位について知り、立方体や直方体の体積を計算で求める方法について学んでいきます。また、立方センチメートルの他に立法メートルの単位についても学習します。 今日の5年生は、「容積」についての学習をしていました。(写真下)入れ物の内側の長さを「内のり」と言い、体積と同じように縦×横×高さで求めることができます。さらに、「1リットル=1000立方センチメートル」と「1ミリリットル=1立方センチメートル」であることについても学習しました。ということは、縦、横、高さが10cmの立方体の容積が牛乳パック1本分ということになります。そう考えると、なんとなく1リットルが少なく感じられるから不思議です。 5月1日の給食油揚げのチーズ入り肉詰め焼き 大根きんぴら 実だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ 油揚げは、大豆が変身した食べ物の一つです。大豆は、すりつぶしたり加熱したり、発酵させたりすることで、様々な食品に変身します。大豆が姿を変えた大豆製品は、豆腐や油揚げ、納豆、味噌、しょう油など、15種類以上もあります。 油揚げは、豆腐を薄く切ってから水気を切った後、油で揚げて作ります。給食では、油揚げを料理する前に、一度ゆでて余分な油を落とす「油抜き」という作業をしています。そうすることで、調味料がしみ込みやすくなり、ジューシーに仕上がります。 今日は、油揚げをカリッとさせるために、油抜きはしていません。ひき肉とチーズなどを油揚げに詰めて、オーブンで焼き色がつくまで焼いてあります。 4年生 図工「わたしの木」まず、校庭の木をスケッチしました。木の幹を触って触り心地を感じてみたり、木の根や葉など植物のつくりをじっくり見て、さまざまな木をスケッチしました。 身近な木についての理解を深めた後、描いてみたい形や色で自分だけの木を描き始めました。想像上の木についてイメージを広げたり、リアルな表現を追求したり、自分が描きたいテーマを見つけながら描いています。着色は、絵の具づくりから行いました。粉絵の具や砂、ボンドなどを混ぜて、自分だけの絵の具をつくって描いています。 「話を聞いてくれる木」や「虹色の木」など、様々な発想の広がりが見られました。 |
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