子どもたちだけで遠足に出発した1年生。ところが、途中で風雨が強くなり、雷も激しく鳴り始めました。子どもたちは不安になり、一つにまとまって風雨を耐えます。そこへ現れたのは、雷の子どもたちでした。雷の子どもたちは人間とは違って、雨だと遠足に行き、晴れだと遠足は延期になるのだそうです。人間と雷の子どもたちは、すっかり打ち解けて仲良くなって遊び始めました。そこへ、大きな雷の音。なんと、子どもたちは夢を見ていたのです。お母さんに起こされた子どもたちは、元気に遠足に出かけたことでしょう。1年生の元気のよさ、一所懸命さが感じられ、心がほっこりとする舞台となりました。