6月4日(月)の献立今日は人気の献立きなこ揚げパンです。揚げパンはコッペパンを油でさっと揚げてきなこやココアをまぶして作ります。 きなこは大豆を煎って皮をむいた豆を粉にして作られます。きなこはその色から『黄なる粉』がもとになってできた言葉です。粉にすることで消化がよくなり、大豆の栄養をしっかりとることができます。栄養がたくさん入っているのでプロのスポーツ選手も牛乳に溶かして飲むなどして積極的に食べている食品です。 6月1日(金)の献立今日の卵焼きには切り干し大根が入っています。切り干し大根とは、大根の乾燥品のことです。秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにし、広げて天日干しします。太陽の光を浴びることで糖化されて甘味が増し、栄養価も増します。同量の大根と比べると、骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、貧血を予防する鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍にもなります。また、食物繊維も豊富で肌をきれいにしてくれたり、おなかの中で膨らんで少量でも満腹感が得られるため肥満解消にも効果を発揮します。 5月31日(木)の献立黄金焼きとは、魚や肉を焼き仕上げに卵黄を塗った料理のことで、見た目が黄金色に見えることから名付けられました。給食では鮭の切り身に味噌とマヨネーズをあわせたソースをからめてオーブンで焼いて作りました。味噌とマヨネーズが食欲をそそる味つけになっています。 鮭は身が赤い魚ですが、赤身ではなく白身に分類されます。タンパク質やビタミンA、ビタミンD、DHAなどが豊富です。 5月30日(水)の献立清見オレンジは日本の温州みかんと外国のトロビタオレンジをあわせてできた新しいかんきつ類です。みかんの甘味とオレンジの香りを受け継いで、果汁が多く甘い果実になりました。 清見という名前は最初に作られた静岡県清水市にある清見潟と清見寺というお寺からつけられたそうです。清見オレンジはその甘くおいしい果肉から、他のかんきつ類の交配にも使われます。たとえば、清見オレンジとポンカンを合わせて「デコポン」や「はるみ」などのかんきつ類が作られています。 5月29日(火)の献立今日のハンバーグには塩麹が入っています。塩麹とは麹に塩と水(または酒)を加えて発酵させた日本の調味料です。食品のデンプンやタンパク質を分解してうまみや甘みを引き出してくれたり、肉を漬けると柔らかくしてくれたりする効果があります。ビタミン類も豊富にふくまれていて、代謝を助け疲労回復効果もあります。今日はハンバーグに豚肉・鶏肉・豆腐・塩麹を使ったのでやわらかく仕上がりました。和風のたれと一緒に食べてください。 5月25日(金)の献立今日は明日の運動会に向けた運動会応援献立です。 豚カツの「かつ」と勝負に勝つの「かつ」をかけてカツ丼にしました。通常カツ丼は卵でとじますが、給食では1つ1つ作ることができないのでご飯にカツをのせてその上に卵とじをかけて食べてください。果物は疲労回復効果のあるクエン酸の入ったかんきつ類です。しっかり食べて、明日の運動会で実力をだしきれるといいですね。 ※今日の果物は元々「なつみ」の予定でしたが、なつみの入荷が終了してしまったため「甘夏」に変更になりました。 5月24日(木)の献立ポタージュはフランス語で「フランス料理のスープ全般」のことをさす言葉です。日本ではスープ類のうち、濃いとろみのあるものをポタージュ、薄い澄んだものをコンソメと呼んでいます。 今日のポタージュには牛乳と一緒にミキサーにかけた白いんげん豆が入っています。白いんげん豆とは、大福豆や白金時豆など白色のいんげん豆のことをさします。食物繊維やビタミンB群、カルシウムが豊富です。今日は豆をそのまま食べるのではなくルゥに混ぜていますが、豆の味がわかったでしょうか? 5月23日(水)の献立小玉すいかはふつうのすいかと比べて少し小さい種類のすいかです。大きいすいかは夏が旬ですが、小玉すいかは5月からおいしく食べられます。しゃきしゃきとした食感と甘みのあるみずみずしい果汁が持ち味です。水分の量が多いので夏の水分補給にぴったりで夏バテ予防にもなります。冷蔵庫や冷水でよく冷やしたすいかは甘みが強く感じられます。塩をふると、味の対比効果によって甘みがさらに強く感じられます。家で食べるとき試してみてください。 5月22日(火)の献立今日は5月が旬のかつおを使った献立です。春に出回るかつおは「初がつお」(のぼりがつお)と呼ばれ、脂肪が少なく、エネルギーが控えめなのが特徴です。逆に秋に出回る「戻りがつお」は脂ののりがよく、高エネルギーです。どちらもビタミンB群が多くふくまれ、からだの機能を正常にしてくれる働きがあります。 かつおには特有のくさみがありますが、今日のようにしょうがと合わせたり一度揚げたりすることでくさみをとることができます。 5月21日(月)の献立今日は長崎県の郷土料理です。鎖国時代日本で唯一の開港地として外来文化を受け入れ独自の文化を育てた長崎は、料理にもいろいろな外国の味が取り入れられています。 ちゃんぽんは中国の影響を受けて長崎で生み出された料理です。本来はちゃんぽん麺という長崎県で作られている麺を使用しますが、給食では普通の中華麺を使用しました。 浦上そぼろは長崎県で生まれたきんぴらのような料理で、「そぼろ」は方言で「粗い千切り」という意味があります。 5月18日(金)の献立今日のごはんには『きび』という雑穀をまぜて炊いています。きびは米や小麦が育ちにくい土地でも栽培でき、短い期間で育ちます。鉄やカルシウム、マグネシウムなどのミネラルや食物繊維が豊富で、日本人に不足しやすい栄養素がとれる健康食品として注目されています。 きびはほかの雑穀とくらべてコクや甘みがあって食べやすいので、お米と一緒に炊くほか、団子やもちにして食べられたりします。きびだんごは昔この「きび」を使って作っていたことから名付けられました。今ではほとんどもち米で作られています。 5月17日(木)の献立ジャーマンポテトとは、ジャーマンがドイツ、ポテトがじゃがいもという意味のドイツの家庭料理です。ゆでたじゃがいもをベーコンや玉ねぎと一緒に炒めて、塩こしょうやバターで味付けをして作ります。給食ではじゃがいもを揚げてマヨネーズとしょうゆで味つけした少し和風のジャーマンポテトです。ジャーマンポテトという名前は外国語のようですが、実は日本独自でつけられたもので、ドイツでは「ブラートカルトッフェルン」(ブラート=焼く、カルトッフェルン=じゃがいも)という名前で呼ばれています。 5月16日(水)の献立「ポム」はフランス語で「りんご」という意味があり、ヨーグルトポムポムはリンゴを使ったヨーグルトケーキのことをさします。1970年代に料理研究家のマドモアゼルいくこさんという方が本で紹介して以来、たちまち人気のお菓子になったそうです。ヨーグルトで作るので、普通のケーキと比べてとてもヘルシーです。また、卵の泡立てなどが必要なく、材料を混ぜ合わせて焼くだけなので簡単に作ることができます。 5月15日(火)の献立さばはマグロやアジと並んで世界的に消費量の多い魚です。焼き魚や煮魚、しめさば、お寿司などいろいろな食べ方ができます。缶詰にしたり、さば節にしたりなど加工して食べられることもあります。青魚の一種で、頭の働きをよくしたり血液をさらさらにしたりする効果のあるDHAやEPAが多くふくまれています。 今日は白味噌や八丁味噌、砂糖、みりんなどでつけこみ、ごまと一緒に焼きました。味噌の味付けがごはんともよくあいますよ。 5月14日(月)の献立キーマカレーはインド料理のひとつで、ひき肉を使ったカレーのことです。『キーマ』はヒンディー語で細切れ肉やひき肉を意味します。インドではヒンドゥー教やイスラム教の宗教上の理由から、牛や豚のひき肉は使用せず、羊や鶏のひき肉を使用することがほとんどです。日本でのキーマカレーの始まりは杉並区阿佐ヶ谷にあったお店だといわれています。 今日は日本独自の豚肉を使用したキーマカレーにしました。 5月11日(金)の献立今日は世界の料理献立、タイです。 ガパオライスは日本語でいうと「バジル炒めごはん」のことです。材料を炒め合わせてナンプラーやオイスターソースで味付けします。トムヤムクンはトムは煮込む、ヤムは混ぜる、クンはえびという意味で、世界3大スープの1つとされています。(3大ですがあとブイヤベース・ボルシチ・フカヒレスープの3つがあります)強い辛みと酸味のある独特な味のスープです。どちらもクセの強いナンプラーを使用しますが、給食では食べやすい味にしています。 5月10日(木)の献立山菜ごはんにはわらびとぜんまいの2種類の山菜が入っています。山菜は春から夏の初めにかけてとれる季節の食材です。野菜と同じようにビタミンやミネラル、食物繊維をたくさんふくんでいます。ぜんまいやわらびは若い芽を食べるので、植物が生長するためのパワーがつまっています。 山菜には苦みやあくがありますが、この成分の多くは体を健康に保ってくれる大切な成分です。苦手という人もがんばって食べてみましょう。 5月9日(水)の献立はちみつトーストは食パンにバターとはちみつを混ぜたものを塗ってオーブンで焼いて作ります。はちみつはハチが花の蜜から採取したもので、自然界で一番甘い蜜といわれています。80%が糖分、20%が水分で、ビタミンやミネラルなどの栄養もたくさんふくみます。昔から体にいい食べ物としてよく食べられているほか、ケガの治療やうがい薬、口内炎の治療などにも使われてきました。はちみつの賞味期限はとても長く設定されていますが、はちみつの強力な殺菌効果のためです。おいしくて体にもいい、理想的な食品ですね。 5月8日(火)の献立コロッケは元々フランス料理の「クリケット」からきたといわれています。クリケットは、「クロッケー」というスポーツに使う道具に形が似ていることと、フランス語でカリカリしたものという意味の「クロッカー」から名付けられたそうです。 今日のコロッケは通常のコロッケと少し違います。丸く成形せずすくって食べること、また揚げずに焼いて作っていることです。家庭でも手軽に作れるということで近年話題になっています。形はいつもと違いますが、ちゃんとコロッケの味がしたでしょうか? 5月7日(月)の献立今日の果物はメロンです。メロンは網目があるネットメロンと網目がないノーネットメロンにわけられ、赤い果肉の夕張メロン、黄緑色のアンデスメロンやプリンスメロン、白色のホームランメロンなどさまざまな種類があります。網目は、メロンが大きくなるにつれて外の皮が割れていき、その割れ目を埋めるために果汁がしみ出して固まることで自然とできあがります。きれいな網目のメロンほど値段が高くなっています。今日のメロンはアンデスメロンで、網目があり果肉が黄緑色をしています。 |
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