「カクカクめいろ」(1年生 1時間)紙の端からスタートして線の形や色を十分に楽しみます。余白には、様々な絵が絵が描き加えられていき、子どもが感じたイメージの世界が広がっていきます。 「ルーレットであそぼう」(1年生 工作)「マス」と「コマ」を学び、「マス」として矩形に切った色紙を並べていって道をつくり、「ふりだし(スタート)」と「あがり(ゴール)」をつなぎます。 途中には大きな「マス」をつくり、その場所のイベントを考えて書き込みます。 様々な大きさや色の紙の組み合わせや道の形を楽しみながら考えることで、造形的な見方や表し方を学びます。 また、イベントの内容やルールを考えることを通して、自分の思いやイメージを言葉で伝える力が育ちます。 「おかしなきっさ店」 遠近法を使って 4年生画用紙の上下に半円、または台形を描き、それを縦線2本でつなぎます。 T「よくみて!ほーら……部屋の中に見えてきたでしょ。」 C「あっほんとだ!部屋みたい。」 こんな具合に、部屋の奥行きをシンプルに表現する方法を学びます。 先生のお友達が山道をドライブ中に見つけた不思議なカフェ「ジャングルカフェ」のお話を聞いた後、「もし、こんなカフェがあったら面白い」という話題で盛り上がりました。 「UFOカフェ」「地獄カフェ」「恐竜カフェ」などユニークなカフェのアイデアが出て楽しかったです。 その後、自分が考えた「おかしなカフェ」を想像して、その室内を遠近法で描きました。テーブルや椅子、お客さんなどは来週描き加えます。 さてどんなカフェが出てくるでしょう。楽しみです。 「ひっつきマンのアスレチック」(2年生 工作)磁石が鉄の部分につくことを遊びながら、発見したり驚いたりしたことを表現する動機(モチベーション)にしてつくっていきます。積み上げたり組み合わせた木片にくぎを打った木片を貼り付けていくことで、磁石の人形は横向きに立ったり、逆さにぶら下がったりできるようになり、アクロバティックな雰囲気を楽しむことができます。 「ゆめのけいたいでんわ」(1年生 工作)「ネコ」「おばけ」「パンダ」「恐竜」「電車」……いろいろな相手を想像しました。 「その人たちに電話できる携帯電話を想像してつくってみよう!」 矩形に切った段ボール板を2つつないだだけの簡素な想像の携帯電話なのですが、1年生の子供たちは想像力豊かです。イメージだけで想像の相手に電話をして、架空の会話を楽しむことができます。 すごいですね〜!! 形を楽しむ (5年生)単純に、道のつながりや形の面白さを楽しみながら「版」をつなげていきます。ここでは具体的な意味のある形や文字のようなものにしないで、色や形の面白さだけで楽しんでいきます。抽象表現の入り口としての題材です。 「マグネットマジック」の攻略本をつくる(4年生)「鑑賞」のアイテムとして「攻略本」をいっしょにつくって、自分の作品の魅力を文字化し、言語的な活動と結びつけています。 「カラフルランタン」完成 (5年生)5年生がつくった「カラフルランタン」を暗くした理科室に置いて鑑賞会です。こうやってたくさんのランタンが並んでいると、またひと味違った雰囲気になって美しいです。 世界都市農業サミットの会場に展示予定です。 「カラフルランタン」(5年生)土曜の学校公開日の3時間目には理科室に作品を並べて鑑賞会をしたいと思います。 『ぶんぼうぐの城』(6年生 工作)この題材は領域で言うと「工作」ですが、この作品のように、絵の具で描いた色や形の装飾や、用途だけではない立体的な要素も含んでいます。これは、「工作」という括りの中でありながら、絵画の要素や立体の要素を含んでいる題材となってます。 粉絵の具を使う (1年生)本校の粉絵の具は教材用のものを使っています。 粉絵の具は、単なる「色を塗る道具」ではなく、「色を表現する活動」の材料となります。子供は、カップに感じるままの色を加えていき、自分がイメージした色をつくって表現していきます。 絵の具を混ぜることをおっくうに感じる子供も、粉絵の具を使うとすすんで混色を楽しむようになります。 「カラフルランタン」2回目 (5年生)廊下の照明を消して、暗いところでどんな具合に光るのかを試しながら、次に行う工夫を考えていきます。試行錯誤を繰り返しながら、自分の好きな明かりを工夫して表現しています。 「場の設定」について金づちを手にして、角材にくぎを打ちたくなりませんか。 子供たちは、きっと、何も指示しなくても、勝手にくぎを打ってしまうでしょう。 これは子供の「こうしたい」「したくてたまらない」という気持ちを引き出す仕掛けです。こういう場をつくっておけば、「角材に金づちでくぎを打ちましょう」といわなくても活動の意図が通じて、余計な指示や指導を必要としなくなります。図画工作では、こういう自然に「やりたくなる」気持ちを引き出しながら授業を行っています。 事前に創造的な「場」を設定することによって、子供から必然的に湧き上がる意欲や発想が生まれ、主体的で意欲あふれる活動が行われることになります。 「カラフルランタン」 (5年生 工作)この題材の大切なところは「つくりつくりかえる」ことが容易にできることにあります。 内側からカラーセロハンやお花紙、黒いシルエットをセロハンテープで貼っていきます。いくらかできたら暗い廊下に行って試してみます。加えたいものや変更したいものがあれば、色や形を付け加えたり、貼ったものを剥がせばよいのです。 ここでは試行錯誤が何度も繰り返され、自分の考えたことや感じたことをすぐに試すことができます。 「キューブのせかいのまじょのしろ」の魔女たち(1年生)この題材では、「魔女(あるいは魔法使い)」が重要なイメージの核になっています。一番最初に、好みの木片にクレヨンで顔を描いて「魔女」としています。低学年の想像力は素晴らしくて、これだけで単なる木片は魔女に変身します。 土台となる板の上で、この魔女を遊ばせているうちに、木片を積んだり並べたりしているものが、次第に怪しげで不思議な魔女の城へと発想が広がっていくのです。 「子供の発想でしょ」と見くびってはいけません。ほとんどの大人たちは、積まれた木片に壮大なお城を想像したり、クレヨンで顔を描いた木片に怪しい呪文を語らせたり魔法を使わせたりすることができないのですから。 高学年と電動糸のこぎり (「ぶんぼうぐの城」6年生)手軽に複雑な曲線が表現できますから、手でひくのこぎりではできなかった装飾的な表現や細かい細工も可能になります。 6年生にもなるとこの工具を自在に使うことで、思いつきや感覚を生かした木材加工ができるようになっています。 くぎ打ちで楽しむ 「くぎちゃん」 (3年生 立体)「くぎちゃん」は、顔や手足などがくぎだけでできています。大小様々なくぎからつくりたい表情に合わせてくぎを選び、間隔や方向を考えながらくぎを打っていきます。 背の高さや顔つき、ポーズの異なるくぎちゃんをたくさんつくって、後に「くぎちゃん学芸会」を表現しようと思います。 初めての絵の具 (1年生)できれば、絵の具セットを単なる「色を塗る道具」にしたくはありません。「材料や作品をステキに変えるスゴイ魔法」をかけられるものとして伝えます。 薄汚れた木片でも、絵の具を使えば石にもなるし水にもできる。 たった12色の絵の具のチューブでも、混ぜれば色は無限につくれる。 こんなスゴイ道具を手に入れたんだよ、と。 「みんなの『まじょのおしろ』も、絵の具を使えば頑丈なコンクリートにもできるし、炎で守らせることができる。これって魔法だよね〜。」 「ようせいたちのかくれんぼ」 (2年生 鑑賞)モニターで写真を見ながら隠れた妖精をみんなで探して楽しみます。見つけた妖精は、どこに隠れていたかを「言葉」で説明します。指で指し示すのではなく、見たものや見つけたものを言葉で表現することで、鑑賞の大切な力である言語能力が育ちます。 「アスレチックマン 平面バージョン」 (6年生)図工の時間を使って、6年生が校門から校舎に続く「プロムナード」を飾る垂れ幕状の作品をつくりました。細長く切ったビニールに白の養生テープを貼って、オリ・パラに関連した「運動する人」を表現しています。 |
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