道徳地区公開講座 6年3組授業

 今日は道徳地区公開講座で、「この胸の痛みを」という教材の学習をしました。価値項目は「広い心で」です。

 教材のあらすじとしては、私、由希、朝実は3人で仲の良い女子のグループでした。けれど、由希が私と朝実にお互いが悪口を言っていたと伝え、仲が悪くなるように仕向けます。私は一人になってしまいましたが、隣の席の男の子に「気になるなら本当の気持ちを聞いてみたら?」と言われ、朝実に何が悪かったのか聞くことにしました。話をすると由希が仕組んだことなのだと分かり、怒った朝実は「由希のことを無視しよう。」と提案してきます。私はそのまま無視し始めますが、一人で教室にいる由希の姿を見て胸が痛みます。この胸の痛みとは・・・。

 子どもたちはこの教材を読み終えたとき、何とも言えない顔をしていました。きっと今までのことを思い出していたのではないかと思います。同じような経験をした、もしくは見たことがある子が多くいるのだと思います。そして、これは今後もきっと起こりうることだと思います。だからこそ、自分事として考えることができたのではないかと感じました。

 「無視しようよ。」と言われた時、私には様々な気持ちがあったということをみんなで確認し、その後私と由希はどのような話をすると思うか考えました。「謝って仲直りする。」という意見と「あなたが悪い。」と伝えるという意見が子どもたちから出ました。反対の意見には見えますが、両方とも自分の考えをきちんと伝えることで、お互いの気持ちを理解することができるのではないかと考えました。また許せるときと許せないときの違いは心の器によるのではないかとも気付くことができました。
 
 今回の学習を通して人の心の器の大きさは時と場合によっても変わることにも気付きました。人と関わる上で喧嘩は起こるものだと思います。許せないということでも、もしかしたら何か理由があるのかもしれない、理由を聞いたら少し自分の心の広さが変わるかもしれない、そう考えながら生活していってもらいたいと思います。

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