シンプルな料理、目玉焼き。これまで数えきれないくらい作ってきましたが、数年前に目からうろこの話を聞きました。それまでは、熱したフライパンに卵を落として少し火を入れた後で、少量の水を入れて蓋をしていたのです。しかし、ある料理番組でシェフが「水を入れてはいけない。水っぽくなる」と言っていたのです。「白身に含まれる水分で十分」だと。そこから、水は入れず、火加減を調整して作るようになりました。少し時間はかかりますが、確かに水っぽさがない、味の濃い目玉焼きができます。シンプルだからこそ、少しの工夫でかなり変わりますね。興味がある方は、ぜひ試してみてください。